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2021年04月30日

448.NieR: Automata

NieR:Automata Strategy Guide ニーア オートマタ 攻略設定資料集 ≪第243次降下作戦指令書≫



↑ONEディスクはないみたいなので設定資料集的な。

 おはようございます。あるへです。
 本日はこちら「ニーア:オートマタ」のレビューです。

 昔、本作の前作にあたる作品についてレビューしてますね。確認のために読み返したのですが、このブログを立ち上げてから時間も経っておらず、記事の書き方も固まってない時期のものでした。一言で言うとめちゃくちゃ恥ずかしい(笑) まぁ、最近の書き方も気持ちばかりが先に立って、口調も曲がってて恥ずかしいですけどね。

 ただ、前作でも、本作でも言いたいことはまったく変わってません。他に類を見ない非常に珍しく、野心的で、かつひねくれていて、でもそれゆえに愛おしく、陰鬱なストーリー展開とは裏腹にゲームプレイではこれ以上にないくらいに熱くドラマチックに魅せてくれる、最高の一品だと思いますよ。

 やっぱりね、本作は起承転結起伏があって、終盤にかけて加速する疾走感と伏線回収からのどんでん返しが面白いので詳しくは語れませんが、この空気感はなんとも言い難いです。
 ぶっちゃけこの世界で「ただ生きるだけ」なら、さして難しくはないと思うんです。自然は豊かで空気も澄んでいて動物がいる、川や海には魚も住んでいる。
 でも、そこで何か、人間の社会的な本能のような何かを、望んでしまうと、途端に世界が牙を剥く。どんなに小さな希望であろうと、望みであろうと、幸せを得ようとすると、それがまるで天罰かの如く手痛いしっぺ返しとして返ってきてしまうんですよね……。
 それが辛い。それこそがニーアとDoDの世界。

 前作のレビューでも言った通り、ニーアシリーズのBGMは唯一無二の神BGMです。あらゆるシチュエーション、全ての楽曲が一つ一つ神懸っています。ナニコレ(笑) あんなに奮い立つBGMのタイトルが「オバアチャン」って……あなたが神か、さもなきゃサイコパスか(笑)
 そんなこともあって一度起動したら問答無用で世界観に引き込まれます。そして救いの見えない真っ黒な澱のようなものが溜まった世界の中でもやもやした何かに対してあがくんですよね。
 その様が美しいってことでもあるんですけど、この空気に呑まれたら大変なことになります。何が言いたいって、本作を遊ぶときは、部屋を明るくして心身ともに健康な状態で遊びましょうってことですよ。

 逆に、戦闘やアクションに関してはかなり楽しいです。爽快感が違いますね。機械生命体を倒したときのドカーンっていう爆発がかなりクセになって、ゲーム内NPCのセリフを借りるならまさに「よしっ」ってなります。同時にアクションに対するレスポンスもよく、さすがベヨネッタのプラチナゲームスというべきか、ウィッチタイムみたいなシステムもあって無双感を味わえます。
 ただ個人的に不満なのは前作でも同様に、レベル至上主義であり、こちらのレベルが足りていなければ敵は恐ろしく硬い理不尽な敵に、適正から上回ればボタン連打で事足りるヌルゲーへと変貌してしまい、なかなか手に汗握るちょうどいい歯応え、というのを感じにくい仕様なんですよね。
 やはりボス戦などはセリフの応酬や合間に挟まるムービー、BGMが段階的に盛り上がったりして非常に熱い演出をしてくれるだけに、かなり残念ではあるんですよね、個人的に。

 BGMで思い出したけど前作で味を占めたのか本作ではそのBGMの扱いに非常にこだわってるのが素晴らしいです。その場所のキーポイントとなる場所に近づくにつれ、ベースのBGMに演奏する楽器が加わったり、特にコーラスが自然に混じってくるのが、もう何度も言うようだけどまじでやばい。そのコーラスも、たとえば元の文章をローマ字にして逆さから読んだような意味のない発声の羅列で、まさに声そのものを楽器の一つとして扱っているので、意外とね、ずっと聞き続けても疲れないんですよね。
 コーラスはやはり力がある反面、聞く方も疲れるんですよ。そこに意味が込められているとなおさら。
 嬉しいことに前作で使われた曲が多数、本作でも流用されているのでもう聴くだけで涙出てくる。逆に、いじわるな感想を言えば、あれ? オリジナルは少ない?

 ああ、そうそう。本作に関してどうしても納得のいかない事柄が一つあるんです!
 これも口を酸っぱくして言ってるように、本作には前日譚というか、世界観を同じくする前作として「ニーア:ゲシュタルト」「ニーア:レプリカント」という二つの作品があります。レプリカントは今度リマスターで出ますよね。この記事が揚がる頃には発売されてるかな。
 内容は全く同じです。主人公となるニーアが父なのか、兄なのか、その違いだけです。イメージで言うならポケモンの別バージョンみたいな感じ。
 なのにですよ!? 本作のアーカイブ等で語られる前作のエピソードはレプリカントがベースなんですよ!! まるでゲシュタルトが黒歴史扱いです。これにはモノ申したい。やっぱり刷り込みというか、私がこの世界観に初めて飛び込んだのはニーア:ゲシュタルトなんです。ニーアと言ったらおっさんなんです。あれは父が娘を想う物語なんです。兄弟愛じゃあ全然しっくりこないんですっ!
 それがね、許せん……。誰か、わかってくれる人いない?

 話が逸れましたが、このゲームがどういったものか、というのは割と人の受け取り方で変わってきます。だいたい、好きな人は私のように愛が膨れ上がって神格化するんですが、一方で、本作は「変な」ゲームでもあります。素直に何かさせてくれない、というか。
 すっごいひねくれてるんですよね。メタ発言(世界観を壊すようなものではなく、さりげない感じで)はもちろんのこと、アクションRPGかと思っていたら唐突にかなり本格的なシューティングが始まったり、サウンドノベルが始まったり、カメラがぐりんと固定されて見下ろしだったり横スクになったり。ステージデザインもなかなかひねくれていて、宝箱やらクエスト目標やら、ちょっと機転を利かせないと到達できなかったり、チュートリアルでさえ説明が簡素で、実は記載されている以外にもかなりのアクション操作が隠されてるんですよ。
 その中の一つに「ポッドを撫でる」という動作があって。
 PS4だとどうやらコントローラのタッチパッド部分をぐりぐりすると良いらしいのですが、はて、Xboxではどのように操作するんでしょう? 一度だけね、まぐれで撫でたんですよ。機能はあるはず。でもそれからどうやっても再現できませんでした。

 さっきさらっと言ったようにレベルの高い低いが難易度に直結する割には、メインストーリーを追っていたら明らかにレベルの高すぎる敵が突然出てきて為す術もなく叩きのめされたり……。初見一周目で黄金ロボはきっと何かの間違いかと思うはず。

 これらの演出はニーア及びドラッグオンドラグーン経験者には馴染みの仕掛けかもしれませんが、本作が初めてという人には、ゲームとしての世界観を認識し、そこに腰を落とすまでにかなり翻弄されることになり、しばらく取っ掛かりの掴みにくいゲームになるかもしれませんね。

↓熱い熱いBGM。よーく聴くと、動画序盤は普通バージョン、建物に入ってしばらくしてから楽器を少なくしてトーンを落とし、デカいロボとの戦闘開始でコーラス参入!



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