ひとつは自分から出す方法。衣食住が充ちていて、健康的かつ規則的な生活が出来ている人は、自分の中に自然とエネルギーが溜まっていきます。これを必要に応じて能動的に取り出せるんだと思います。「よし、頑張るぞ」とか「もう一息!」、「嫌な仕事だけど、やらなきゃならないから」、そう言って本当に出来る人を尊敬します。
もうひとつは他人からもらう方法。「頑張れ」と言われて頑張れる人は、どちらかというと上記の気がします。ここで言う他人からもらう、とはもっと自然です。
たとえば、道を歩いていて自分の進行方向、少し先ではしゃいでいた子どもが転んだとします。どうしますか?
勿論、助け起こすのが正解でしょうし、あえて手を出さないのも正解です。気にする素振りを見せつつ……もし自分が子どものいる方ではなく、そこで角を曲がるつもりだったらどうでしょう。自分の予定を変更してまで、子どもへと駆け寄るでしょうか? わざわざ近づいて手を差し伸べようとしたのに、「大丈夫ですから」などと言われて拒否されたら、あるいはすぐ近くに母親がいて自分の助けなど要らなそうであったならば、まあ、気にする素振りを見せつつアクションは取りませんよね。
多くの人はそうなんじゃないでしょうか。今の時代、少し寂しいですが、それが普通です。今あげているのはやる気の問題であって、倫理が云々ではありません。
ではこの状況で、隣に恋人や家族が一緒に歩いていたらどうでしょう。友達でもいいです。自分のすぐ近くに親しい人がいることによって、少なからずアクションを起こすためのハードルが下がるんじゃないでしょうか?
普段ならこんなことしないけど、なんか今日は手を貸そうという気がした、とか、そんな感じです。あまり、周りの目や自分自身の、行動開始へのプロセスに関与せず、気分で行動してしまうのではないでしょうか。
とは言っても、私が感じていることですので、根拠があったり学説があったり、心理学がどうとかいうものじゃないです。
で、鬱の人、というのは、自分自身を見つめあらゆる物事に対して必要以上に過去、現在、未来を想起し、自虐の念に囚われ、反省を繰り返していますから、実際、もう体の中に溜めてあるエネルギーはありません。空です。
鬱を経験したことがない人は、鬱の人の気持ちを理解、実感することは非常に難しいです。ですから、残された共感力で何とかその人を助けたいと思うあまり、「頑張れ」とつい言ってしまうのですよね。
鬱という病気が一般に認知されるようになって「頑張れ」という言葉が禁句だということはよく知られるようになりました。
鬱になった人だって、人を解さないはずがありませんから、言われた「頑張れ」が悪意のないものだとは100%理解しています。
そんな鬱病患者でも、どげんかせんといかん、時はあります。そんな時、彼らが実際にどう乗り切るかはわかりませんし、私なんかよりも更に重症な人は、もしかしたらそういう時は潰れてしまうのかもしれません。
私はこんな時、妄想します。布団に横になって心を落ち着けて、どげんかせんといかんシチュエーションをシミュレートしながら、とてもハッピーな理想的な展開へと繋げていきます。
「本当にこんな風にうまくいったらいいな」とか「どうせうまくいかないよ」とか様々なことを考えながらも、こういう時はこうしよう、ああしよう、考えているうちに興奮して眠れなくなることもありましたが(笑)。
とりあえず、私の鬱はそう考えることが出来るくらいには落ち着いているので幸いなのですが、この思考法は「期待すると裏切られた時ダメージが大きい」と言われるように、諸刃の剣です。
実際、そうやって勇気とやる気を振り絞って臨んだ面接に失敗し、絶望の底に叩き落されたこともあります。
日本人の面接って独特ですよね。お互い、相手を気遣い、笑い合って、意気投合しているように見せかけて、にっこりと慇懃に「不採用」の出口を通らせるんですから。
何が言いたいかわからなくなってきました(汗)。
私はがんばりませんってことなんですが……。
ブログの更新は切らさないようにしたいです。でも、毎日更新とか縛りは作りたくないです。今のところ、レビューしなきゃならないゲームがたくさんあって、毎日毎日「レビュー書かなきゃ」と気持ちが逸ってしまって、ゲームプレイや他のことに手がつかなくなったり、精神が不安定になったりと忙しかったので、つまりこの記事は読んでくれる人、よりも自分自身に言い聞かせるために書いたのでしょうか(?)。
やりたくないならやらない。がんばらない。
鬱じゃない、若い頃もそうやって生きてきましたから、何も変わらないじゃないかと、そんな生き方をして来たからこうなったのではないかと、私の悪意が囁いています。そんなの無視です。
頑張りたい時に頑張ればいいのです。自然にその気にさせてくれる誰かがいれば、幸せですね。
もともと金策のために立ち上げたブログですが、今はレビューしたいゲームがたくさんある、過去にプレイしたXbox360作品を(ほぼ)全てレビューするという使命(笑)がありますから、お金に関してはほとんど考えていません。
レビューを書くことによって私自身救われているというか、なんとか持ち直しています。
今は、このレビュー記事が、誰かのゲーム購入のきっかけになればいいなー、とそう思っていつも書いてます。
字が密集してて読みにくいとは思いますが、こればっかりはごめんなさいね。ゲーム中毒と同時に、私、文字中毒ですから(笑)。
ではでは。さっさとレビュー挙げます。
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