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2015年06月07日

068.マスエフェクト

Mass Effect (マスエフェクト) (「ボーナスディスク」同梱)



 おはようございます。あるへです。

 海外では斬新かつ緻密なゲームデザインで絶賛された作品ですが、我々日本人にとっては若干敷居が高く、それを乗り越えることでじわじわとその深みにハマる、滑らかな舌触りのコクのあるチーズのような……何が言いたいんだ私は(笑)。
 詰まるところ、するめのような固さがあるわけではないのですが、少し臭みの強いチーズをまったりと味わうような良質なゲームなのです。

 私もこの作品をプレイしたのはXbox360がまだまだ初期の時代でして、Xboxユーザーなら絶対押さえておくべきRPG、との噂からあまり深く考えずに購入しました。
 そして実際プレイしてみると、やはり驚かされたのはとんでもない量のSF用語、そのマニアックさでした。序盤、チュートリアル的な戦闘をちょいちょいこなすと、後はスペクタクルなムービーを堪能しつつ、中核都市シタデルに赴き、このゲームの醍醐味である豊富な会話を楽しむことになります。

 しかし、この時の私はまだPS2から脱皮したての純日本産ゲームプレイヤーでした。いつまで経っても会話会話の連続、たまに戦闘が入ったかと思いきや序盤は割とあっさりやられます。何か調べるごとに逐一コーデックスが更新され、ちょっと気圧されつつマニアなSF解説を読む……。
 ということで、実は疲れてしまいました。私がこのゲームの楽しみ方を理解しきれていなかったのが原因ですが、序盤の牛歩のような展開に合わせることができなかったのです。ムービー部分に関しても、かなり壮大で、ドラマチックな演出なのですが、爽快感や瞬間的な迫力、というものとは少し違いまして、こちらもまた、ゲーム部分のようにリアルさ、壮大さ、銀河スペクタクルを実感できるまでにプレイヤーの準備が必要になります。
 いわゆるスロウスターター。

 触って数時間ではなかなか慣れるのはきついですが、数日間じっくりとプレイしていると、ずぶずぶとハマっていくんですね。

 主人公・シェパードは銀河中が認める生ける伝説スペクターだから、というのも勿論ですが、自分で作った顔の主人公がムービー中活躍し、本物の声で全てのNPCたちと会話しますから、その存在感がとてもはっきりしています。
 お気に入りの仲間を連れ立って新たな惑星に降り立ち、銀河レベルの壮大なクエストをこなしていくと、ただの便利設定なだけじゃない、「自分はスペクターである」という実感をひしひしと感じます。

 現在マスエフェクトは1、2、3とリリースされていて、同じ時間軸の中で順番に繋がっています。つまり、1で下した重大な決定が、2や3にも引き継がれ、自分だけの銀河の歴史を作れるという壮大なコンセプトになっています。
 マスエフェクトやるなら全部揃えろ、というのがファンから未プレイ者への熱い要望であり、3をやるならまずは2を、2をやるなら当然1はプレイしておくべき、というのは私も強くお勧めしたいです。

 様々なNPCとリアリスティックな会話を楽しみ、自分だけの歴史を作る。SFマニアにはたまらない銀河事情を網羅したコーデックスを集め、想像の海に浸る。想像とストーリーの融合が美味な本作ですが、ゲームプレイ部分でもきちんと遊べる仕様になっています。

 まずはRPG要素。XPなどレベルの概念があり、スキルポイントを振ってキャラクターを強化していきます。ですので、序盤こそ敵の攻撃であっさり死にますが、スキルが整ってくるにつれて面白くなってきます。低難易度だとわりと脳筋プレイで片がつきますが、難易度インセインともなると、終盤は結構きつかったです。
 このインセインをプレイして初めてわかるのですが、マスエフェクトシリーズ(あるへ、3は未プレイです)は戦闘バランスにかなり拘っていると思います。歯ごたえがありますよ。強化クローガンの体力には泣かされました。

 また、驚くべきことにマスエフェクト1にはハクスラ要素が混ざっていまして、装備品の収集が楽しいです。あくまで要素であって、やりこむには物足りないと思いますが。

 主人公が選べる職業(コンバットクラス)も数種類あり、どれもが一長一短を持ち、それぞれに得意とする戦い方、銀河での生き抜き方があります。たとえばソルジャーですと、どんな武器も使いこなせ、防御力も高いと長所がはっきりしており、アデプトの長所であるバイオティックパワー(=魔法)は一切使えません。
 この役割のはっきりしたクラス制のお陰で、気分を一新してのニューゲームもかなり新鮮な気持ちで始められます。

 シェパード少佐はもちろん偉い人なので、仲間たちに簡単な指示を出すことも出来ます。「あそこでカバーしろ」「あいつにコレを使え」などですね。きちんと操作できれば仲間もとても頼りになります。

 こういった事情から、実績コンプリートには本編をサイドクエ等込みでじっくり三周以上する必要があるのですが、私はあまり苦痛には感じませんでした。

 最後にマスエフェクトの隠れた魅力、本当の楽しみは「惑星探索」にあるのではないでしょうか。
 辺境の、人も住めないような過酷な環境の惑星に、本当に降り立てます。あたり一面、何にもない凹凸ばかりの地表を、専用車MACOを駆って、資源調査するわけですが、この荒涼感、寂寥感が素晴らしいです。一見きつそうな斜面を、MACOでぐりぐりと踏破していく達成感も見逃せません。宇宙の、それも片隅の惑星に降り立ったんだな……っていう宇宙旅行感がたまりませんでした。
 しかも、降りられる全ての惑星はどれもオリジナルの風景を持っています。見るからに人の住めなさそうな岩のむき出した惑星、かと思えば一面緑豊かな穏やかな風景、しかしそこは人には有害な微生物がいるために住めないのだ、とか、あるいは実際テラフォーミングが完成していて僅かながら人の暮らしているところ。と、思いきや何かしら事件が起こっていたり……。
 何もなさそうな平和な惑星だと思って悠々と走っていると突然地面から巨大なワームが飛び出して、喰われたり(あっという間ですよ)。

 自分や味方の強化にはある程度こなしておくのがベターな惑星探索ですが、本筋とは関係がないとは言っても、ついついやりたくなるほどの求心力があります。

 是非ともシェパードのキャラメイクをじっくりと、納得がいくまで作りこみ、この広大な銀河を旅し、壮大な物語を感じて下さい。最終盤の展開で、いつもしかめっ面だったシェパード少佐が「にやり」とする時、きっとあなたの口角も釣りあがってますよ(笑)。

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