本日は名(迷?)作XBLA作品「スプロージョンマン」および続編「Ms.スプロージョンマン」のレビューです。
すぷろーじょん、なんて日本語的に語呂が悪くてB級臭がぷんぷんですが、そこんところ製作者もちゃんと心得ていまして、B級なりにシンプルイズベストを極めたところ、B+か人によってはA級にまで進化した、という、とりあえず誰にでもお勧めできる愛すべきバカゲーです。
Xbox360製品情報: スプロージョンマン
Xbox360製品情報: ミス スプロージョンマン
操作はとっても簡単。左スティックでキャラを動かして、いずれかのボタンで爆発するだけ!
基本的にこれだけの操作でシングル50、マルチ50のステージを渡り歩く、渡り歩かせる力のある横スクロールアクションゲームです。
スプロージョンマン(=エクスプロージョンマン)、つまり爆発男が自身を爆発させることで反発力を生み、ステージ中を縦横無尽に飛んだり跳ねたりしながら攻略していきます。
このシンプルでありながらぶっ飛んだアイデアが、おバカな雰囲気のステージともよく合いまして、没頭できます。
ただし、タイミングアクションですので全編通してストレス発散に良いかというと、少し厳しい面があるかもしれません。
たしかに、タイミングを覚えてすんなりと攻略できればとても気持ちいいでしょうが、割とシビアなアクションゲームという側面を持っていますので後半のステージは高難易度だと思います。
ランダム性は低く覚えゲーの部類ですので、初見殺しが多く、繰り返しの練習でうまくなるはずです。
文章で読むより絶対にプレイした方がわかりやすいですが、シンプルなジャンプアクションのクセにまるでテーマパークアトラクションのようなステージ構成はシングルプレイだけでも十分に面白い、遊ばせる内容なのですが、そうなるとやはりマルチプレイはその数倍面白いと言わざるを得ません。
私はオンラインではなくオフラインで、妹と二人で遊びましたが非常に面白かったです。二人のキャラを同時に爆破させて、その反発力で遠くの足場に飛び移る、など、シングルとはまったく違う、マルチ用のステージがシングルと同じ量用意されているので、この手のジャンルのゲームとしてはかなりボリュームが多い方ではないでしょうか。
この協力必須のアクションが、きちんと意思疎通できないともどかしいところもすごく良いのですが、行き過ぎると友情崩壊ゲームになってしまうのでご注意を(笑)。
何度か妹と喧嘩しましたさ……。
以上がスプロージョンマンの概要ですが、続編のミス・スプロージョンマンも目に見えた変化というのは特にありません。
前作よりも目で楽しませるバラエティ豊かなステージ構成、相変わらずのステージ量、シングルとマルチで内容が違う、やっぱり協力プレイが楽しい、という感じでしょうか。
前後どちらかの作品を楽しめたならば、同じノリでもう片方もまったく問題なく楽しめるはずです。
接待プレイにもぴったりですね。まずは体験版をどうぞ。
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