木村大作監督・撮影の「散り椿」という時代劇です。
原作は葉室麟の同名小説。
監督・撮影の木村大作さんは、黒澤明監督が「用心棒」を撮っていたころから活躍されている方で、元々は撮影監督(黒澤監督の頃は助手)です。
21世紀になってからは、自ら監督・撮影して作品を作っています。
木村さんの画は、なんといっても望遠です。望遠レンズは遠くのものをただ拡大するのではなく、そのレンズ特性によって、画面に圧縮効果が出ます。非常に「映画的」な画面になるのです。うまく扱うのが難しいんですけどね。
少し前に、角川映画の「復活の日」を見たのですが、この撮影も木村さんでした。
知らずに見ていたのですが、終盤にすげえ画がバンバン放り込まれていたのは、やはり木村さんの仕事でしたか。恐れ入りました。
写真が好きな方は、木村さんのお仕事をチェックするとよろしいですよ。
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