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ゆうすけ
銀河大計画別館の管理人。 「銀河大計画」は、1993年から細々とやっている同人誌です。 ゆうすけが書いたネタや没ネタなどを、別館で細々と掲載します。どうぞよろしく。 アイコン卵酒秋刀魚さん。

2023年10月29日

秋の収穫祭(芋掘り)

2023年の10月もまもなく終わりですが、いまだに半袖です。
とはいいながら、季節は秋なので、いろいろと収穫があります。
本日は日曜の朝から芋掘りでした。
もうじき90歳になる両親が河川敷の畑で野菜を作っているのですが、夏の猛暑にも負けずに野菜が育ちました。
うん、育ちすぎたね。
芋がですね、品種が分からないのですが、驚くぐらいデカいのです。片手で持てないぐらい。
赤ん坊の頭部ぐらいある。サツマイモを植えたのは二畝分程度でしたが、売るぐらい獲れました。
IMG_0261(1).JPG
本日の収穫物 サツマイモ
掘るときに鍬でぶった切った芋が複数。
芋掘りあるある、ですね。

あまりに巨大になりすぎて、皮がはちきれている芋もあって掘るのが大変でした。
TVニュースで幼稚園児が芋掘り体験をする映像をこの時期よく見ますが、コドモが手で掘れるように、蔓や葉っぱを刈り払って、芋を傷つけないよう鍬で軽く掘り起こすのが大変なんです。
芋を掘っている途中で、ネズミの親子が土中から脱出していきました。
母ネズミに子ネズミが3、4匹くっついていて、ダッシュで逃げて行った。
畑に穴を掘って芋を食べて暮らしていたようです。河川敷は雉とかタヌキとかアライグマとか、いろいろ出没します。母親はツチノコも見たことあると言っていた。マジかすげえな。

芋掘りは1時間程度で終了しました。
芋を軽自動車に満載して帰還。実家にほとんど置いてきたけど、老人が1シーズンで食える量ではないね。
収穫を終えた畑には、こんどは玉ネギが植えられる予定です。
玉ネギはけっこう保存がきくので良いかな。

2023年10月23日

シロ茶さん巻き爪になる

猫を5匹飼っている管理人です。
猫は人間よりはやく成長して老化を迎えるので、日々の観察が大事です。
最近、シロ茶さんの観察をサボったせいで、巻き爪になっているのを見逃しておりました。
シロ茶さん、ごめんね。巻き爪が肉球に喰い込んで出血していました。
IMG_0823 (編集済み).JPG
巻き爪.jpg

「巻き爪」というのは人間にもありますが、猫の場合は写真のようにアンモナイトみたいな爪になって、肉球に喰い込んだりします。痛いです。
猫の爪は玉ねぎのように内側から新しい爪が出来てきて、爪を研ぐことで外側の古い爪がスポッと取れたりします。爪とぎはとても大事なお仕事なのですが、高齢猫になると爪を上手く研げなくなったり、サボるようになります。そうすると古い爪が抜けずにどんどん肥大化してゆくのです。
とくに前足の親指、というか狼爪は、爪とぎがかからない位置にあるので巻き爪化しやすい箇所です。

シロ茶さんは前足に二箇所も巻き爪があったので、急いで獣医さんに行って、処置をしてもらいました。
巻き爪および他の爪のカットと抗生物質処方で2500円でした。ご近所の獣医さん、じつはけっこう安いんです。
猫を飼っている方は、ときどき猫の爪を切ってあげてください。
もしも巻き爪になっていたら、自分でも処置可能ですが、できれば獣医さんに行った方が安全です。
猫も10年以上生きていると、もうシニアの仲間入りですよ。
posted by ゆうすけ at 20:01 | TrackBack(0) | ペット

2023年10月19日

株は知らないうちに育つ

管理人のゆうすけです。
仕事ばかりしているのでとくに話題が無いのですが、管理人はときどき自分の資産を洗い出しています。
預金通帳などを確認しながら、自分の資産を数えるわけです。
なかなかいやらしい趣味ですが、たまにこういうことをしておかないと(できればドキュメントに残して)、いきなり事故や病気で死んだ場合、家族がものすごく困るからです。
困るほど金があるのかと聞かれると、「ノーコメント」ですが、株や外貨預金もあるのですよ。

ということで、株ですよ。
新型NISAがもうすぐスタートかな。
じつは株の取引はずっと前からやっているくせに、NISAをやっていない。馬鹿ですね。
株でもうけた場合、20%を国が勝手に持っていくので覚えておいてください。
NISAはそのピンハネを免除してくれるうれしい制度です。やらない理由がない。
株は短期的には勝ったり負けたりですが、長期的に保有していると、思いのほか増えます。

具体例で言うと、管理人が2018年現在で保有していた株式は340万円ほどでしたが、2023年現在では890万円になっています。もちろん銘柄は入れ替わったり買い増ししたりしていますが、なんかやけに増えている。
しかも、ちゃんとした企業は毎年配当を出してくれるので、けっこう嬉しい。
これを読んでいる若い方は、できれば早いうちに株式投資について勉強・実践したほうが良いです。
博打みたいなものだと思う人もいますが、ちょっとちがう。博打みたいな売り買いも出来ますけどね。
最初はたぶん豪快に失敗すると思うけど、小額から始めて、お気に入りの銘柄を見つけてください。
株は知らないうちに育つのです。
タグ: 株式投資 NISA

2023年10月12日

JAFはスクーターのトラブルでもOK

10月も半ばになって、朝晩はちょっと寒くなりました。
管理人は毎日の通勤にスクーター(原付)を使っているので、最近はウィンドブレーカを着ています。
もっと寒くなると分厚い防寒ジャケットに変わりますが、今の時期がけっこう危ない。
何がというと、鍵の閉じ込めです。インロックとかインキ—とか呼称される、よくあるトラブルです。
車でやらかすケースが多いのではないかと思います。
最近は物理的なカギではないスマートキーが主流ですが、電池切れだとインロックする恐れがあります。

管理人が本日やらかしたのは、スクーターのインロックです。
スクータの多くは、シートの下が収納スペースになっていて、ヘルメットや荷物を入れられるのですが、これが実は危ない。
駐輪場で、鍵を抜いてウィンドブレーカのポケットに入れ、さっと脱いで何気なく丸めてヘルメットと一緒に収納スペースに入れて、シートをバタンと閉じると、はいアウト。
こういう場合、その場では気付かず、しばらくしてからふいに気付いて焦ることがあります。
管理人は、小一時間してから他の荷物を出し忘れたことに付随して思い出しました。
「うわ、やっちまった」
全く予期しない事故ではないので、ものすごく取り乱したりはしないけど、じわりと冷や汗が出る。
自宅が近ければスペアキーを取って来て、即、解決なのですが、自宅まで10kmある。
「自力でこじ開ける」「近くのバイク屋を探す」「家族にスペアキーを持参してもらう」「解錠屋さんをよぶ」
いろいろと考えましたが、最善手だろうと思ったのは「JAFをよぶ」でした。
管理人は現在の車に替えてからずっとJAF会員です。年会費を4000円、延々と払っているのです。
「いままで一度もロードサービスを使っていないので、せっかくだから呼んでみるかな!」
などと考えて、電話してみました。ちなみにJAFは車のトラブルはもちろんですが、バイクやスクーターでも対応してくれます。
JAFに電話して、受付のお姉さんにトラブル内容と場所、名前と会員番号を告げると、15分ぐらいで来てくれるとのこと。
仕事をしながら待っていると、見慣れた青い車がやってきました。
jaf01.jpg
JAFの車。
1回でもお世話になると、会員で良かったと思える。
自動車保険でロードサービスが附帯しているものもあるので、自分が加入している保険のサービスは把握しておきましょう。

JAFの人に状況を説明して、あとはヨロシクといってお任せしました。
その後数分でシートのロックが外れて、めでたくカギを取り出すことができました、というのはウソです。
実際は2時間半ぐらいかかりました。
最初は1人で来ていたのが、気が付くと車が1台増えて、人数も2人になっている。
スクータのカウルとか、ステップの蓋とか、ほとんどバラされている。
すっげえ大仕事になっている。
でも自分にできることは何も無いので、お昼ご飯を食べて、おとなしく待っていた。
正午過ぎにようやくロック解除に成功し、伝票にサインして終わりました。代金は無料ね。
JAFにぜひ入りましょう、という話ではないけど、何事にも保険はあったほうがいいよねというお話でした。
これに近い話で、管理人は自転車用の保険にも入っていて、それは自転車を運ぶロードサービスが附帯しています。
50kmまで無料で運んでくれるサービスがあるのです。
じつはこれも使ったことがある。
しかも50kmギリギリまで。
いろいろお世話になっておりますよ。

2023年10月08日

自費出版とか出版相談会とか

管理人のゆうすけです。三連休ですが天気が悪いですね。
以前このブログで同人誌の原価計算とか自費出版について書いたのですが、世の中にはわりと「自分の本」を出してみたい人は多いようです。
管理人が購読しているローカル新聞には、ほぼ毎日「出版相談会(参加無料)」の広告が載っています。
終活としての自分史や書き溜めたエッセイ、郷土史、旅行記、小説、詩集、絵本など、いろいろと本にまとめてみたいというご要望はあるようです。
管理人は同人誌を数十年発行しているので、こういう気持ちはよく分かります。
全然悪いことじゃないし、創造的な趣味は人間の特権だと思います。

ただ、こういったものを「出版社」にご相談すると、けっこうなお値段になります。
ざっくり言うと、100万円ぐらい。
これを高いと思うか否かは、その人次第です。管理人的には、うん、高いなって思いますね。
そういう吝嗇(りんしょくと読む。ケチの意)の人は、「出版社」ではなく「印刷会社」に相談します。
ネットで調べるわけです。ネット印刷のいちばん安いお店を。だいたい10分の1ぐらいで済みます。

ただし、ネット印刷については「版下まで全部自分で作る」というのが条件です。
版下って何じゃろ、という方には向きません。印刷会社がやってくれるのは、印刷と製本だけです。

ということをなぜ書いているかというと、じつは身内で「出版相談会」に原稿を持ち込んだモノがいるのです。
誰あろう、管理人のオヤジ殿です。
昭和ひとケタ生まれの相当な高齢者です。退職後に海外旅行に行きまくったので、その旅行記を本にまとめたいらしい。いちおうワープロを使って書いた原稿は出来ている。
貰った見積もりが90万円。うーん、高いな。
親父から相談を受けた際に、咄嗟に「オレがなんとかしてやらあ」という軽率な言動をしてみました。
まだ正式に注文していなかったので、ひとまず出版社にはお断りを入れてもらうようにして、本は「自費出版」で出すことにしました。
原稿はあるわけですから。ものすごい量が。A4横書きで100枚以上。
そして現在、海よりも深く後悔しています。

原稿はあるのですが、データで保存されているのが半分ぐらい。残りのデータは消失?したらしい。
いちおうプリントアウトしたものは残っているので、OCRで復活させてみたりとかしています。
データについても書式がバラバラで、なぜかExcelで作成した原稿もある。さすが昭和ひとケタ。
内容については口を出さないつもりですが、ざっと読んだ限りでは「修学旅行の作文」みたい。
テーマの統一とか、文体の工夫とか、読者への配慮とか、一切なし。うむ、潔し!

ものすごく面倒な作業ですが、製作費として前金で10万円貰ってしまったので、なるべく安く作って、余ったお金で焼肉でも食べに行こうと思います。
親孝行は死ぬ前にやっておけってヤツかな。
posted by ゆうすけ at 16:31 | TrackBack(0) | 同人誌

2023年10月01日

悲しみのイレーヌ

管理人のゆうすけです。
8日に1回宿直があるので、土曜の場合は土曜に仕事してそのまま宿直室で泊り、日曜の朝に交代して帰宅となります。月曜からは仕事なので、休みなく2週間連続で働いている感覚です。
未明に大雨が降ったので、起きて対応していたので、猛烈に眠いというか、お疲れです。

宿直の間はどこへも行けないので、せっかくだから読書をすることが多いです。
ということで、この週末に読んでしまったのが「悲しみのイレーヌ」
異様な手口による連続殺人事件を追うミステリです。

kanasiminoire-nu01.jpg
「悲しみのイレーヌ」
ピエール・ルメートル著
文春文庫 2015年刊

以前このブログで書いた「その女アレックス」の前作です。
パリ警視庁のカミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズ(3部作)の1作目にあたります。
シリーズ順に書けば、?@「悲しみのイレーヌ」、?A「その女アレックス」、?B「傷だらけのカミーユ」となります。

管理人は2作目の「その女アレックス」から読んでしまったので、じつはこの話の結末は知っていました。
そのうえで、あえて読みました。予想通り、というか、予想以上につらい読書体験でした。
じつはこの小説の読者の過半数は、同じようなつらい経験をしているはずです。
なぜならば、日本での出版順序が?A→?@→?Bだったから。
何がつらいのかは書きませんが、なんかタイトルでネタバレしてますね。あまりうまい邦題ではないと思います。
原題は「Travail Soigne(丁寧な仕事)」。ピエール・ルメートルはフランス人の作家なので、フランス語です。原題の意味は、読めば分かるのですが、この犯行計画についての的確な表現です。
未読な方は、必ず?@?A?Bの順に読むことをお勧めします。
ミステリ小説で、かなり猟奇的な犯行が出てきますので、そういうのが苦手な方はご注意を。

さて、この先は別の映画に関係したことを書きます。
ネタバレになりますので、この小説と以下の映画を知らない方はここまでね。

「セブン」という、デビッド・フィンチャー監督が撮ったサスペンス映画のことです。
ブラッド・ピットとモーガン・フリーマンが刑事役で出ている映画です。すげえ恐ろしいアレね。

あの映画のラストは、あまりにも有名だと思います。
追い詰めた犯人と対峙する刑事役のブラッド・ピット。そこになぜか荷物が届く。
ブラッド・ピットに届けられた見知らぬ箱。その箱の中身は・・・。
映画の中では、箱の中身を写したショットは無いのですが、観客によっては「見た」という幻覚を持つ人もいます。
一般的にはその中身は「殺された奥さんの生首」だとされています。
ブラッド・ピットはそれを見てしまい、逆上して犯人を射殺する。
・・・というラストですが、管理人が友人と話して、意見が一致した内容は、少し違います。
箱の中身は、奥さんの生首ではない。
それでは普通の殺人で、刑事が逆上するレベルではない。
では何が入っていたのか。
・・・それはおそらく、妊娠していた奥さんの胎内から取り出した胎児だろう。
管理人と友人は、そのように思ったわけです。
それぐらい異常で、インパクトがないと、ブラッド・ピットは発狂しない。
「セブン」はそういう映画なのです。

それで、この小説ですが。皆さん、そういう小説を読みたいですか。
管理人的には一切お勧めしませんが、もしも貴方がそれを求めるならば、それは与えられるでしょう。
現実の崩壊感、というものを味わうミステリの傑作です。

悲しみのイレーヌ (文春文庫) [ ピエール・ルメートル ]

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