通勤時間にドラマや映画を見ていたのだけれど、気がついたらApple Musicで過ごす時間が圧倒的に多くなり、Huluとのダブル料金負担がきつく感じ始めたからだ。解約するまでの間は、日米の映画・ドラマをかなり見ていた。
とは言っても、たぶん観賞の6〜7割は「24-TWENTY FOUR-」だったと思われる。シーズン1〜8までで、その日一日24時間のできごとがリアルタイムで進行していく。各シリーズ1時間×24回あり、リデンプション(シーズン6と7の間にある挿話?)が2時間だから、合計194時間にも及ぶドラマ。主人公のジャック・バウアーとテロリストとの飽くなき戦いが延々と繰り広げられている。このテーマが一貫していて、そういう意味では飽きそうなものだけれど、上院議員の暗殺計画に始まり、核爆弾や生物兵器、神経ガス等々、超ド級のテロが続き、次の犠牲者は誰なのか、誰が裏切者なのか、どのような展開になるのかまったく予想がつかないので、どんどん話に引き込まれて行ってしまう。そして、主人公のジャック・バウアーがカッコ良すぎる。
予想がつかないところも面白いのだけれど、シーズン1〜8まですべて見てしまって、結果がわかっている状況で再度シーズン1から見直してもやはり面白い。見るたびに伏線とか細かいところに気がつくようになり、それも楽しみとなっていく。字幕版を見ていたので、ついでに英語のヒアリング力もついてくる。自分は4回も見直した。CMがカットされているから、実際1本あたり45分だとしても1シーズン18時間、8シーズンで144時間。4回見たとなると600時間弱となる。一ヶ月近くをこのドラマとともに過ごしたことになる計算だ。Huluを解約するときも、最後まで心残りだったのがこの「24-TWENTY FOUR-」だ。最近、新しいシーズンも追加されたようで、主人公はジャック・バウアーじゃないみたいだけれど、機会があれば再度入会して観賞したいと思う。
なお、同じHuluで見た他の映画で、園子温監督の「冷たい熱帯魚」と「地獄でなぜ悪い」、それから沢尻エリカ主演の「ヘルタースケルター」は面白かった。Apple Musicの場合もそうだけれど、定額制サービスって、店頭だと買ってまで見ようと思わない作品と出会うことができて、それが意外に面白い場合があるから、本当にいいですね。
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