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2019年05月22日

先生になりたくない?  〜競争倍率低下は、大問題〜

2000年以降、教職員採用試験の倍率が、急落しているようだ。
その上、これから「定年退職者」が大量に出てきて、教育現場は
「火の車」になりそうである。

そりゃあそうだなあ・・・。 昨今の教育界の問題を見れば
「先生になりたくない」と思うのもわからないではない。

「多忙な教職」学生敬遠、公立小の採用倍率低迷…教委「質の低下」に危機感
5/22(水) 12:15配信 読売新聞オンライン
先生1.JPG
先生2.JPG

公立小学校教員の採用試験で競争倍率が低迷している 。文部科学省の調査では、2018年度(18年春採用)試験の全国平均は過去20年で最低の3・2倍(前年度比0・3ポイント減)。19年度も同様の傾向が続いている。 ベテラン教員の大量退職に伴い、採用者数が増えているほか、長時間労働が問題化している教職を学生が避け、民間に流れている状況もうかがえる。 (教育部 山田睦子)


でもさあ、先生って職業は、夢がある職業なんだよ。
子どもたちが成長する姿を、まじかで見られるんだよ。

この国を背負って立つ人材を、育てることが出来るんだから・・・。
こんな「遣り甲斐のある」職業は、他にない。

金や待遇では測れない価値があるんだけどなあ・・・。
(先生ではありませんが・・・)



民間企業に志望変更

 受験者数の減少の背景には、 ▽学生に多忙な教職を避ける傾向がみられる▽景気回復で採用者数を増やした民間企業に学生が志望変更している ——こともあげられる。

 教員養成系の東京学芸大を今春卒業した男性(22)は教員採用試験を受けず、人材サービス会社に就職した。 教育実習などで「朝7時から夜8、9時まで働いても、勤務に見合った給料で報いられていない実態」を知り、志望を変えた。

 文科省の調査では、国立の教員養成系大学や教員養成系学部を卒業した後、 教員以外になる人の割合は、13年卒の17・1%から18年卒は24・5%に増加した。

小学校では、いじめなどへの対応のほか、20年度から英語の教科化やプログラミング教育の必修化も控え、教員の負担は増している。



確かに「忙しい」職業ではある。
子供たち相手だと、「予定外」の出来事も多いでしょう。
これから負担もますます大きくなってきます。

でもさ、それだけに「遣り甲斐」を感じませんか?

人生、選択に迷ったら、厳しい方を選べ」と、誰かも言っていた。
誰だっけ???   忘れました。    WWW


先生方の「働き方改革」は、喫緊の重要課題になっています。
また、公務員であっても、先生は「聖職」であり、他の公務員とは
質が違います。

何でもマニュアル通りやれる職業ではない。

それを「マニュアル通り」にやらせようとするから、弊害が起こるんです。
子供たち相手に、決まったやり方なんて、通用しません。
「現場対応」が非常に重要な職業でしょう。

「いじめや虐待」にしても、現場での対応を間違えるから問題が起こるんです。

競争が無くなる分、そういう「現場対応力」を持った人材が
集まらなくなることが、私には怖い。

そういう人材は、民間でも欲しいからだ・・・。


学生諸君! どうか、志を高く持ってほしい。


     BY いいとこどり




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