児童相談所の職員になるには、どういう資格や条件が必要なのか
調べてみた。
その結果を見て、唖然とした。
非常にハードルが高いのだ。
これでは、児相の人員不足問題は、簡単には解消されない。
児童養護施設の児童指導員になるためには、下記の5つの方法があります。
?@大学で心理学・教育学・社会学・社会福祉学を専攻、
?A大学で教員免許取得、
?B専門・短大で保育士免許を取得(もしくは国試一発)
?C児童指導員養成校を卒業
?D社会福祉士・精神保健福祉士資格取得
最近の傾向として、大学を出た後、社会福祉士の専門学校で資格を取得してから、児童養護施設に勤める方が増えています 。私の施設でも社会福祉士を持っていると、 月5000円の手当て が別途支給されます。
児童養護施設では、近年、児童指導員の他に、専門職と呼ばれる職員が多くいます。たとえば、家庭支援専門相談員(FSW)や、里親支援専門相談員、心理担当職員、自立支援コーディネーターなどです。ぜひ、いまから自分がなにを児童養護施設でしたいのか。考えて、調べてみてください。厚生労働省HPに、「社会的養護の現状と課題」、「児童養護施設の運営指針」があります。これを見てみるとよいでしょう。
どうだろう?
これを見て、自分でなろうとする人がどれだけいるだろうか?
志高く、チャレンジしてくれる人もいるだろうが、その手当てが
5000円である。
安い! という感じしか受けないのは、私だけだろうか?
この職業は、他人を相手にする仕事である上に、命にも
関わる仕事である。
人の人生を左右する可能性も、非常に高い職業なのである。
にもかかわらず、手当てが5000円ポッキリとは、あまりにも
軽視した処遇ではないか?
その専門性から、高級官僚並みとは言わないが、それに匹敵するくらいの
処遇があってもおかしくはないと思える。
保育園などの保育士にしても、給料が安すぎるのではないだろうか?
「国の宝」である子どもたちを育てる職業である。
「国の宝」である子供たちを救う職業である。
最高の待遇があってもおかしくはないだろう。
職員たちのモチベーションを保つ意味でも、待遇改善が
緊急の課題であると思える。
BY いいとこどり
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