SNSは詐欺師にとっては格好のWebサービス
なんでか?
例えば、行列が良い例になります。
行列がたくさんできるスイーツの店とまったく人が並んでいない店ならどっちに入りますか?
並んでる方 ですよね。
つまり、 サクラをたくさん雇って店に並んでもらえば、その店にお客さんが一時的にたくさん入るってことです。
まあ、実店舗で普通の商売をしている人にとっては、一時的にたくさんお客さんが来ても本当においしくなければリピートがないので、それで終わりなんですが。
これはSNSにおいても同じことです。
SNSでは、つながっている友達が多かったり、いいねがいっぱい押されていたりすると、それだけで「大丈夫」と判断し、書いていることすべてを信じてしまうひとがいます。
これは危険です。
SNSは実店舗とは違い、被害にあうと更にたちが悪いです。
いったん店に入れば出られないようにする、つまり個人情報を抜き取ろうとしたり、有料のショップにログインしたから
金銭を支払わなければ法的措置に出ると脅したり、常識を逸脱したことを言い出します。
インターネット上なので、相手は見えません。訴えたくても後の祭りです。
証拠は残りにくいですし、犯罪者の逃げ道はたくさんあります。
Instagramの事例
最近話題になっている人気のSNS、Instagramでも個人情報の売買に関する詐欺がありました。
2014年には、偽のアカウントが作成され、自分は宝くじ当選者で、フォロワーになってくれたら当選金を1000ドルずつあげると主張するユーザが現れました。
結果、たくさんのフォロワーを集め、小切手を送るから0.99ドル払ってって。
そんなうまい話はないはずですが、0.99ドルでもしかしたら1000ドルもらえるかもしれんし、ということで払っちゃった人もいたようです(シマンテックの公式ブログ http://www.symantec.com/connect/ja/blogs/instagram-1 より)。
他にもギフトカードをプレゼントする有名ブランドを装ってフォロワーを集めたりしたようです。
そんなやり方で個人情報を収集し、たくさん集まったら、そのアカウントをフォロワーごと売ってしまう。昔からあるいわゆる名簿業者のように。
なので、フォロワーが多いから大丈夫なんて、 全然あてになりません 。
どうやって気を付けるか
とにかく、悪い輩はどうにかして金銭を得るためにあれこれ考えてだましにかかってきます。
なので、できることとしては、以下のようなことになります。
・ むやみに知らない人とつながらないこと
・ フォロワーが多くても、書かれている記事の内容をよく読んで疑わしいものは素直に信じない
・ 知らない人には絶対に送金はしない
・ 知らない人に個人情報を聞かれても答えない
...と書いていると、これ、普通に小学校なんかでよく言われてたことですよね。フォロワーとかは抜きにして。
ついついインターネットは顔が見えなかったりするから、自分のことも見えないし大丈夫という軽い感覚があるんでしょう。
そんなで、簡単に個人情報をパラパラばらまかないように気を付けましょう。
引っかかってからでは、後悔しか残りませんよ!!
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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