アイトラッカーという装置なのですが、その人の眼の動きを追跡して、物やパソコンの画面のどの部分をどれくらいの長さ見たのかというデータを記録します。
このデータを分析すると、例えばWebページなら、 人々がそのページのどの部分の一番よく注視したかというのがわかります 。その結果に合わせて、コンテンツの内容を変えていけば、より効果の高いWebページとなります。
で、先日東京ビッグサイトで開催された展示会「第5回 IoT/M2M展」で、トビーテクノロジーという会社が、この技術を利用した 「Tobiiグラス」 というメガネを紹介していた。
トビーテクノロジーは、アイトラッキング分野では大手だそう。
「Tobiiグラス」にはカメラとマイクが搭載されていて、「Tobiiグラス」を使った人がどの部分に注目して作業をしたかを記録した映像を無線LAN経由で送信し、モニターなどでそれを見ることができるということです。
ということは、 昔気質の職人さんは説明しないで、「見て習え」という方にこの「Tobiiグラス」を着けてもらえば、説明なしでもある程度はコツがつかめるかもしれません 。
※イメージはこんな感じですかね
ちなみに、職人さんのすべてが頑固に教えてくれないのではなく、単に寡黙だったり、コツを説明するのが難しいというのも「見て習え」には含まれているんじゃないでしょうか。
一時、大手企業さんが世代交代でいろいろと頭を悩ませていましたが(今は解消しているのでしょうか?)、町工場でも同じような問題がありますので、世代交代問題にも一役買ってくれるかもしれません。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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