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2020年01月29日

冷凍食品業界の歴史

今年はオリンピックも開催され、盛り上がりを見せる食品業界でもありますが、冷凍食品業界にとっても記念すべき年です。


冷凍食品が世に出て、100年の大きな節目になります。ちょっとずれますが、昨年は日本冷凍食品協会が設立されて50年。これは無理やりですかね。


ほんの40年前(自分は生まれたか生まれていないかの瀬戸際)は「冷凍食品」というと新参者という立場で、まだまだ品質的な部分にも不信感があったころだったと思います。


そんな冷凍食品は、食品産業でも中枢を占める重要産業となっています。生産高は160トン。しかも調理冷凍食品が9割を占める付加価値産業と言えるでしょう。


素材型から調理食品型へと転換させた業界努力の証でしょうね。


調理加工度が高いのは、イコール生活者の不満や要望にこたえてきた証拠であり、前処理や調理の手間を省き、廃棄部分の無い食品、そして保存性に優れ、作りたての再現力が高い!


こんな便利な冷凍食品が普及しないわけはないですよね。


先に述べた100年ですが、1世紀の年月をかけて現在の姿があるわけで、食品メーカー各社の数々の試練や失敗がここまでの進化に繋がったのだと思います。


時代は超高齢化となり冷凍食品にもソフト食などのカテゴリがずいぶん増えてきました。次の100年はどんな進化を遂げるのか?この業界でお仕事をさせていただいているわけですので、多少なりともその進化の過程に加われるように精進していきたいと思います。


1月も終わろうというのに、年頭のあいさつ的な日記でした!
タグ: 冷凍食品
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