’六道輪廻’という言葉があり、バラモン教での教えでこの世での行いにより来世で天界、人間界、修羅界、畜生界、餓鬼界、地獄界という六つの世界の何れに行く道をたどるかが決まると言う事らしい。このルーティーンから離脱するための教えが仏教だが、お釈迦様が亡くなって2400年の時を経て、またインド→中国→日本と場所を変えながら宗派が分かれそれぞれの説がある。
自分としては最近写経をしてて、「’六道輪廻’とは自分の心の状態を言っていて、このルーティーンから離脱するための教えが仏教」という思うようになった。六つの心の状態を以下とすると
・天界…欲望が満たされた状態→永続しない
・人間界…悪縁のなかで自分磨き続けなければいけない状態→サボると悪い方に転がる
・修羅界…自分と他人を比べてしまう状態→弱者を軽んじ強者にへつらう
・畜生界…理性が働かない状態→考えなく弱い者をいじめる
・餓鬼界…欲望が満たされない状態→必要以上に欲しがる
・地獄界…八方塞がりの最低の状態→思い通りにいかず取り乱す
それぞれの心の状態が各自にもある筈で、これらから離脱するには達観する事。メタ認知。般若心経も「色即是空空即是色」のフレーズでいえば、「いづれ死ぬんだから目先の事に執着すんな」でも「生きてる今を大事にしろ。他にヤル事あるだろ。」と言ってる気がする。
2024年07月20日
2024年07月18日
写経の筆の手入れ
写経といえば、その後の手入れだが以前は筆も硯も水でバシャバシャと洗っていた。でも洗面所も墨で汚れるし、硯も乾くのに時間がかかる。筆は開いちゃって収まりが良くない。それでテッシュペーパーを畳んで濡らしてその上で筆を拭いて墨を少し抜き、そのティッシュで硯も拭く程度にしていた。これもテッシュペーパーも水に溶ける奴もあるので今ではウェットティッシュに変えて筆の墨抜きに繰り返し使っている。
筆は使用後に水分で拭いて墨を少し抜かないと、乾いて固まるので固いのを無理に解すのを繰返してると痛みが早くなる気がする。硯は拭かないとオリ(というか屑)の様な物が出て来て筆に付くので滑らかに書けない。しかし硯を拭かないでこのオリの様な物を上手く墨に擦り込めば墨を擦る時間が大幅に短縮される気もする。現在工夫中である。
筆は使用後に水分で拭いて墨を少し抜かないと、乾いて固まるので固いのを無理に解すのを繰返してると痛みが早くなる気がする。硯は拭かないとオリ(というか屑)の様な物が出て来て筆に付くので滑らかに書けない。しかし硯を拭かないでこのオリの様な物を上手く墨に擦り込めば墨を擦る時間が大幅に短縮される気もする。現在工夫中である。
2024年07月17日
写経の筆
今写経で使っている筆は”さんらく”と言う名前で穂の材料が”羊毛、馬毛”でも少し高いグレード。ディスカウント店でも500円台の筆。高いだけあってこの筆がこれ迄の中で一番使い易い。今の所は写経を30枚くらい書けてるがチョット毛が抜けて来た気がする。
この前に使っていたのが”のどか”という穂の材料が”ポリエステル”で300円台の筆。こちらは15枚位迄。周りの毛からチビてきて穂に偏りが出来て上手く書けなくなってきた。
その前が”錦筆”と言う名前の穂の材料が”馬毛・山うさぎ毛・羊毛”で100円台の筆。こちらは1枚で嫌になった。山うさぎ毛の影響か筆が広がり過ぎて写経の文字がまともに書けない。
”弘法は筆を選ばず”というが自分はせめてこの500円台の筆を使いたい。それ以上は違いが判らない気もする。
この前に使っていたのが”のどか”という穂の材料が”ポリエステル”で300円台の筆。こちらは15枚位迄。周りの毛からチビてきて穂に偏りが出来て上手く書けなくなってきた。
その前が”錦筆”と言う名前の穂の材料が”馬毛・山うさぎ毛・羊毛”で100円台の筆。こちらは1枚で嫌になった。山うさぎ毛の影響か筆が広がり過ぎて写経の文字がまともに書けない。
”弘法は筆を選ばず”というが自分はせめてこの500円台の筆を使いたい。それ以上は違いが判らない気もする。
2024年07月09日
2mmの墨は墨汁に溶けた
厚さ2mm迄減ってた墨の上で水を足し擦ってて割れてしまった件、写経のたびに水を足し墨で擦っていくと粉々になって消えて行ってしまった。無駄なく使いきってしまった満足感。屑の様なオリが残ってたが、これも水を足し墨で擦っていくと無くなった。
2024年06月23日
墨にお疲れ様
写経で擦っている墨が2mm(2x8x20mm←元は82x8x20mm)迄薄くなって、指で押さえて擦る事が出来なくなったので新しい墨で上から押して擦ってたのだけど、今朝この厚さ2mmの墨は擦ってる最中に水を吸うと反り始めて割れてしまった。このまま擦っていく中で粉々になって墨汁になっていくのだなあ。この墨はちゃんと使い始めて実質7年くらいだったか。写経で300枚くらいかなあ。ありがとう。お疲れ様。
2024年06月21日
墨の高さが2mmになった
写経で擦っている墨が2mm(2x8x20mm←元は82x8x20mm)となった。当初の82mmから指で摘まんで擦り、摘まめなくなった4mm位になると指で押しながら擦ってた。しかし昨年末位に指先が擦った墨汁に浸かる様になったので新しい墨をおろしたが、新しい墨とは別にこの4mmの墨もこのまま捨てるのは勿体ないなあと思い、時々この4mmの墨を硯に置いて水滴を3〜4滴垂らしてその上から新しい墨を持って墨を擦る事もしていた。そして昨日測ると2mmになった。2mmの墨の上で新しい墨がスベるとピチャっと墨汁が飛び散るので擦るのに注意が必要。このまま続けてれば0mmになり無駄も0になる。
2024年01月11日
筆の穂先がチビて来た
先月の頭におろしたばかりの毛がポリエステル製の筆だが、穂先の外周がチビてきているのに気がついた。
まだこの筆では写経を13枚しか書いてない。穂先の内側までチビてしまったら交換時か。15枚くらいまで行けるかなあ!?
まだこの筆では写経を13枚しか書いてない。穂先の内側までチビてしまったら交換時か。15枚くらいまで行けるかなあ!?
2023年12月15日
新しい墨をおろした
写経で擦っている墨が4mm(4x8x20mm←元は82x8x20mm)となったところで新しい墨をおろした。新しい墨は385円だった。これ迄、指先で擦ってたが持つ所が82mmもあるので手に余る感じ。水滴を8滴垂らして墨をタップリ擦って写経してみたが、やっぱり半紙の場合は水分の調整が難しくと滲みが出る。次回は5滴くらいで十分水分を調整して書いてみようと思う。
2023年12月11日
墨が無くなってきた
写経で擦っている墨が82mmあったのが5mmとなって擦るのが難しくなってきた。写経は般若心経で20行あるが水滴3滴で4〜5行書く。3滴垂らして墨を擦る。最初は82mmあったので指で摘まんで擦っていたが、墨が減って摘まめなくなると指で押しながら擦る。5mmを切ると墨に指が触れる様になり指が墨で汚れる。
この墨は写経を始めて2本目。写経の和紙は約100枚x3冊だったので約150枚/墨1本(=300枚/墨2本)という勘定になる。筆は5本目を使っている。まあ、筆の消耗の方が早いか。。
いづれにしても、次の墨の準備をしないといけない。
この墨は写経を始めて2本目。写経の和紙は約100枚x3冊だったので約150枚/墨1本(=300枚/墨2本)という勘定になる。筆は5本目を使っている。まあ、筆の消耗の方が早いか。。
いづれにしても、次の墨の準備をしないといけない。
2023年12月05日
半紙に写経してみた
先日に買った半紙に写経してみた。難点は今までの和紙と比べて下記3点。
1)墨が薄いと滲む(にじむ)。 よって、写経の前に試し書きをして墨の滲みを確認する必要がある。
2)紙厚が厚く手本が見えにくい。 墨で紙が波打ちが大きく尚更見えにくい。
3)やっぱり幅方向が狭い。 最初から判ってた事であるが▼27mmは大きかった。キツキツになる。
今回買った半紙を使い切るのが来年の末頃!?とすると、1年を通して評価してみようと思う。梅雨時は湿気を吸うかも知れんし、夏とかは汗も垂れるかも知れんし。
1)墨が薄いと滲む(にじむ)。 よって、写経の前に試し書きをして墨の滲みを確認する必要がある。
2)紙厚が厚く手本が見えにくい。 墨で紙が波打ちが大きく尚更見えにくい。
3)やっぱり幅方向が狭い。 最初から判ってた事であるが▼27mmは大きかった。キツキツになる。
今回買った半紙を使い切るのが来年の末頃!?とすると、1年を通して評価してみようと思う。梅雨時は湿気を吸うかも知れんし、夏とかは汗も垂れるかも知れんし。