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2020年11月13日

仏事 報恩講の準備 仏具磨きは重労働だ

butugu.JPG



私の家は浄土真宗で、年末も近付き報恩講の準備の時期になった。例年だと12月に中旬から下旬に行っていたのだが、今年は11月に行う事になった。




報恩講は親鸞聖人の命日、旧暦の11月28日であるため、11月頃に行われることが多いらしい。(今更ながら私自身知らなかった)そのため、報恩講は1年のうちで一番重要な仏事である。←これは知ってます。


そういえば、報恩講(「 ほんこさん 」と呼んでいる)では床の間に親鸞聖人の掛け軸をかけるのが定番であった。これも意味のある事だったんだ。


先日、お寺で報恩講が行われた。それとは別に家でも報恩講をむかーし昔から行っている。
この点は何でかなー?ご縁さん(住職)にも聞きずらいのでずっと疑問のままなのだが。
shinran.JPG


今年は10月に私、11月に母、父と立て続けに足を怪我したりしている。
私自身は小屋の片付け中に釘を踏み、母は自転車に乗って家の前で転んで打撲、父は元々手足が不自由なのにドアのカギを締めようとして転んで打撲。3人とも医者に言って治療したり、レントゲン、MRI検査など大事(おおごと)になってしまった。








そんな事もあって、いつもよりも早めに、念入りに準備をする事にした。

まずは掃除から


まずは、散らかり放題の2部屋、仏間と客間を掃除。ついでにサーバー室(たいそうな言い方だが、実際は物置部屋)の一部を掃除。


その後、仏壇の中のものをすべて、外へ出し、仏壇を掃除した。
うちの仏壇には、どこか穴が開いているのか、ネズミの糞がたくさん ころばっている

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水ぶきできそうな黒い部分は濡れ布巾(ふきん)掃除した。布巾はネズミの小便のせいか まっ茶色 になった。
本当の 抹茶(まっちゃ) は茶色ではなく 緑色 だが(笑)


仏具のお磨き物


仏壇には、金箔の貼ってあるもの、金の塗料の塗ってあるもの、真鍮製の物がある。
金箔や金の塗料の厚さはものすごく薄いので、水拭きをすると、すぐに剥がれてしまうので注意が必要だ。


真鍮製の物はそんなことは気にせず、力を入れて磨ける。
専用のクリームを塗って真鍮の表面に付いた錆び(酸化膜)を磨きとる。
クリームの名前は 「 ペンギン  メリナチューブ 」と書かれている。

migaki.jpg



私の調べた限りでは、今は販売されていないような感じである。
代わりになりそうなものとしてはPIKAL(ピカール)とかALBON(アルボン)と言う商品が使えそうである。







時間をかけて、磨けば磨くほど輝いてくれる。
これも修行のひとつだと思って磨きまくった。しかし、すぐに飽きてくる。





延べ2日、4、5時間ぐらい磨いただろうか。

磨く前(before)     磨いた後(after)

migaki-before.JPG
migaki-after.JPG



真鍮磨きは結構重労働だ。





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butudann.JPG


合掌


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