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確かにダラダラやってもね〜

 「練習を50%の力でしかやらないのなら、試合で100%の力を出せる訳が無い!」子供達に対して使うには、厳しい言葉なんでしょうけど・・・そう言う所も確かにある様な気もします。

 かつて鹿島の選手達は、練習でのゲームの方がキツイって言っていました。

 試合の方が全然楽だったんだそうです。

 鹿島の強さの秘密の1つは、ここにあったんでしょうね。



 試合の中にあっても 平常心を保つ 為には、練習でも試合と同等のプレッシャーを受け続ける事って確かに大事なんです。

 ただ、これだって、闇雲にプレッシャーだけを掛け続ければ良いのかと言うと、正直分かりません。

 プロでは無いですからね・・・子供達は。(^^;

 子供達のレベルに応じたプレッシャーを段階的に・・・と言う方が良いのでしょうね。



 いきなり、厳しいプレッシャーを掛けられても、子供達も困惑してしまって・・・やりたい事の半分も出来ないでしょうからね。

 そう言う事が続けば、子供達の ヤル気を折る 事にも繋がって来そうですよね。

成功体験 どころの騒ぎでは無くなって来てしまいます。(^^;

 ただ、やはり ダラダラ とやるのでは、上達は期待できませんからね・・・その辺のサジ加減は正直難しいんだと思います。



 少年団の様に、子供達のレベルにばらつきがあり過ぎれば尚の事、負荷の掛け方も皆一様で良いのか・・・と言う問題もあったりするのですよね。

 指導陣の悩ましい所なんだと思うのです。

 その為に、 色々と工夫を凝らして 練習メニューを考えている方も大勢います。

 私もなるべく、同じ位の力の子達が一緒に練習出来る様に、それでいてレベルアップも図れる様な工夫は考えてはいますが・・・上手く行っているのかどうかは、もう少し時が経たないと分かりませんかね。(^^;



負けん気の強い子供 なら、どんな相手にでも ヤル気全開 で挑んで行けるのでしょうけど、そう言う子ばかりではありませんからね。

 勝てるかもしれない・・・って思える相手と、やりたいんだと思うのです。

 その時、初めて100%の力を出してみようって思えるんだと思うのですよね〜。

 負けそう・・・とか、勝てる訳無い・・・って思う相手には、中々全力でぶつかってみようなんて思えないんですよね。



 それが、ダラダラやっている様に見えてしまう正体の1つなんだと思うのです。

 勿論、そればかりでもないのですけどね。

ヤル気はあるのに全力を出せない 子達は、そう言う物なんだと思うのです。

 それじゃダメだよ・・・って意見もある事は分かるのですけどね〜現実は、そう言うものなんですよね。



 私達も息子達と練習を一緒にしていた頃は、やはり段階を追って負荷を上げていった気がします。

 最初から大人が全力でやったら、子供達は 早々に諦めてしまう でしょうからね。

 相手が大人であっても、勝てるかも知れない・・・って思わせる程度の手の抜き方はしてましたかね・・・やはり。

 でも、最後の最後でやっつける・・・ 汚い大人のやり口 です。(笑)



 それも、4年生辺りになった頃には、もう手加減も殆ど要らなくなってましたけどね。(^^;

 その位にもなれば、向こうも慣れたもので・・・一歩も引かなくなって来ます。

 気を抜けば、大人の方が負けてしまう様なシーンも出て来るのですよね。

 この辺も、勝てるかも知れない・・・って思える様になって来たからなんだと思うのですよね〜。

 そして、勝てれば嬉しいのです。

 で、又次も・・・とか、違う人にも・・・とかって気になるんですよね。



 練習で100%の力を出させる事って、思っているより全然難しいんですよ・・・本当に。

 とにかく、 夢中 にさせられないと先ず無理なんじゃないかと思うんですよね。

 何とか全力でやらせようと 怒鳴り散らす 様な事をしても、その時だけで終わってしまう事の方が多い様に感じられます。

 だから、毎回怒鳴り散らさないといけなくなるんですよね。(^^;

 私達が学生の頃は、多くの指導者がそんな感じだった様に思います。

 だから、嫌になっちゃうんですよね。(^^;



 次第に、 叱られない程度に ちょっと頑張ってみる・・・位になって来てしまうのです。

 でも、それすら通り越してしまえば、 叱られてもやらない ・・・になってしまうんです。(汗)

 叱られる程度で済むなら、そっちを選ぶよ・・・って慣れてしまうと本当にそうなってしまうんですよね。

 子供ってそう言うものなんだと思います。

 ある意味、逞しいんですけどね〜。(笑)



 練習で全力を出させる為には、やはり何らかの工夫をしないと難しいのだと思うのです。

 集中して取り組める様な面白さが無いと、中々・・・面白い 遊びに飢えている 子供達を夢中にさせる事って出来ませんよね。(^^;

 ただ、パスをするだけ・・・ただ、ドリブルするだけ・・・みたいな練習じゃ、やはり食い付いては来てくれませんよね。

 そこに、多少ゲーム性を持たせるのも手なんでしょうけど、飽きさせない様にもう一捻りしないといけない気がします。



 J下部みたいな 意識の高い子達 ばかりが集まっている訳ではない、少年団なんかではね〜こう言った工夫がどうしても必要なんですよね。(汗)

 指導する側もそう言った工夫をしないといけない訳ですから、大変なんだとは思うのですけど・・・ 知恵を絞って 頑張って貰いたい所ですよね〜。

自分がやってみて面白い って思える様な練習を考えられると良いのかなって思うのです。

 一緒に子供達の中に入って、実際にやってみると分かるかなって思うのですよ。

 これが、1つの 指針 として役立ちそうな気はします。

 子供達に「やれっ!」て言うだけでも、「一所懸命やってくれない・・・」って嘆いているだけでもダメって事なんでしょうね・・・。(^^;

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