2015年07月08日
8人制と11人制の違いを考える(2)
得点シーンが増えた・・・そう感じている方も多いのかと思います。
しかし、それはちょっと違います。
8人制だから・・・と言う訳では無く、チームの力の差が原因なのです。
実際、力の差の殆ど無いチーム同士の試合では、1点を争う試合が非常に多くなっています。
この辺は、11人制でも8人制でも同じだと言えます。
もう1つ、 『ロングパス』の多用と得点の関係を指摘する声もありますが・・・この点も、実際ロングボール使って前線へ一機にボールを運んだとしても、それが得点に結び付く様なシーンは実はそれ程多くは無い様に思います。
この辺も11人制と大差は無さそうです。
逆に、 『ワンタッチ』もしくは 『ツータッチ』での 『ショートパス』を繋ぐ本数は増えた様に思います。
フィールドの狭さと、ボールに対する寄せの早さが、 『球離れ』の速さを誘発している様です。
この辺は、ボールを比較的持たせてくれる11人制と違う点と言えます。
更に、多対多の局面より、1対1の局面に成り易いのも8人制の特徴と言えそうです。
その為、攻守共 『1対1での強さ』が非常に強く求められます。
特にゴール前、又両サイドでこう言うシーンが非常に目に付きます。
守備をする場合には、粘り強い(しつこい)守備が出来ないと、後ろに誰もいない・・・なんて事は、普通に目にしますよね。
こうなってしまう原因には、やはり 『運動量』の多さが挙げられますかね。
ゲームを通して、非常に運動量を求められてしまう8人制ですから、時間と共に運動量が落ちて来てしまいます。
味方のフォローに回る事が次第に難しくなってきてしまうのですね。
終始これが出来るチームはやはり強いと言えます。
11人制でも似た様な事は言えますが・・・実際に両方やってみると分かるのですが・・・8人制の方が、時間は短いとは言え非常にタフなゲームと言えます。
この辺を、 『交代自由』のルールを上手く使って、バックアップ出来るのも8人制の特徴なのですが・・・バックアップメンバーが充実していないとそれも出来ません。
交代3人が11人制の原則ですから、8人制の利を活かした試合運びが出来る事が望ましいのですが・・・この辺もチーム事情故に、活かされていないチームも多いのです。
GKが非常に目立つのも8人制の特徴でしょうかね。
ワンサイドゲームで無い限り、GKのボールタッチ回数も11人制と比べると多い気がします。
それだけ、シュートが飛んで来たり、ゴール前での攻防が多いと言えるのかと思います。
その他のフィールドプレイヤーもボールを触る(プレイ)回数は増えている様に思います。
『消極的なプレイ』をしていない限り、ゲームから全く消えてしまうプレイヤーは少ないのかと思います。
この辺は、11人制よりも試合に参加している感を得られているのではないのでしょうかね。
最後に、8人制では、 『ドリブル』が思いの外効きます。
フィールドが狭いと言う事もありますが、2〜3人抜く事が出来れば、直ぐにゴール前までボールを運べてしまいます。
ドリブルの得意な子が1人いるだけで、試合を支配する事が場合によっては出来てしまったりします。
こうして考えてみると・・・8人制は、11人制よりも 『個人戦術』のレベルの高さが要求されるスポーツだと言えるのかと思います。
分り易く言えば、個人の力量(上手い下手)がもろに出てしまう恐ろしいスポーツであると同時に、その力量が試合の流れや展開、結果に直結してしまうと言っても言い過ぎでは無い様にも思えます。
まぁ、平たく言えば・・・ 『誤魔化しの効かない』スポーツなのです・・・8人制サッカーって・・・。
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しかし、それはちょっと違います。
8人制だから・・・と言う訳では無く、チームの力の差が原因なのです。
実際、力の差の殆ど無いチーム同士の試合では、1点を争う試合が非常に多くなっています。
この辺は、11人制でも8人制でも同じだと言えます。
もう1つ、 『ロングパス』の多用と得点の関係を指摘する声もありますが・・・この点も、実際ロングボール使って前線へ一機にボールを運んだとしても、それが得点に結び付く様なシーンは実はそれ程多くは無い様に思います。
この辺も11人制と大差は無さそうです。
逆に、 『ワンタッチ』もしくは 『ツータッチ』での 『ショートパス』を繋ぐ本数は増えた様に思います。
フィールドの狭さと、ボールに対する寄せの早さが、 『球離れ』の速さを誘発している様です。
この辺は、ボールを比較的持たせてくれる11人制と違う点と言えます。
更に、多対多の局面より、1対1の局面に成り易いのも8人制の特徴と言えそうです。
その為、攻守共 『1対1での強さ』が非常に強く求められます。
特にゴール前、又両サイドでこう言うシーンが非常に目に付きます。
守備をする場合には、粘り強い(しつこい)守備が出来ないと、後ろに誰もいない・・・なんて事は、普通に目にしますよね。
こうなってしまう原因には、やはり 『運動量』の多さが挙げられますかね。
ゲームを通して、非常に運動量を求められてしまう8人制ですから、時間と共に運動量が落ちて来てしまいます。
味方のフォローに回る事が次第に難しくなってきてしまうのですね。
終始これが出来るチームはやはり強いと言えます。
11人制でも似た様な事は言えますが・・・実際に両方やってみると分かるのですが・・・8人制の方が、時間は短いとは言え非常にタフなゲームと言えます。
この辺を、 『交代自由』のルールを上手く使って、バックアップ出来るのも8人制の特徴なのですが・・・バックアップメンバーが充実していないとそれも出来ません。
交代3人が11人制の原則ですから、8人制の利を活かした試合運びが出来る事が望ましいのですが・・・この辺もチーム事情故に、活かされていないチームも多いのです。
GKが非常に目立つのも8人制の特徴でしょうかね。
ワンサイドゲームで無い限り、GKのボールタッチ回数も11人制と比べると多い気がします。
それだけ、シュートが飛んで来たり、ゴール前での攻防が多いと言えるのかと思います。
その他のフィールドプレイヤーもボールを触る(プレイ)回数は増えている様に思います。
『消極的なプレイ』をしていない限り、ゲームから全く消えてしまうプレイヤーは少ないのかと思います。
この辺は、11人制よりも試合に参加している感を得られているのではないのでしょうかね。
最後に、8人制では、 『ドリブル』が思いの外効きます。
フィールドが狭いと言う事もありますが、2〜3人抜く事が出来れば、直ぐにゴール前までボールを運べてしまいます。
ドリブルの得意な子が1人いるだけで、試合を支配する事が場合によっては出来てしまったりします。
こうして考えてみると・・・8人制は、11人制よりも 『個人戦術』のレベルの高さが要求されるスポーツだと言えるのかと思います。
分り易く言えば、個人の力量(上手い下手)がもろに出てしまう恐ろしいスポーツであると同時に、その力量が試合の流れや展開、結果に直結してしまうと言っても言い過ぎでは無い様にも思えます。
まぁ、平たく言えば・・・ 『誤魔化しの効かない』スポーツなのです・・・8人制サッカーって・・・。
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この記事へのコメント
>「良い選手を見つけたけりゃ、大会観に来い!!」って…(笑)
これ、その通りだと思います。(^^)b
実践でどの程度出来る子か、やはり真剣勝負の場で見て欲しいかな・・・とは思います。
どのチームにも、確かにエースと呼ばれる存在がいて、チームを引っ張っているのだと思いますが、少々天狗気味の子も目に付きますかね。(^^;
井の中の蛙、大海を知らず・・・のままでは、やはり上は目指せませんから、トレセン制度もそう言った点では、自分を知る事が出来ると言う利点はあるのかと思います。
まぁ、もっともそう言う子は、自分の失敗でさえも人のせいにする傾向がありますが・・・。
自分の事を棚に上げても、周囲に発破を掛けると言うのもキャプテンシーを発揮するのに必要な事なのかも・・・。(笑)
うちの監督もトレセン制度の在り方が気に食わないようで、この数年トレセンへの参加は見合せているそうです。
「良い選手を見つけたけりゃ、大会観に来い!!」って…(笑)
でも最近大会へ行くたび、子どもたちが井の中の蛙になっているような気がしてます。世の中には凄い奴がたくさんいますからね。
親としては、色々な経験をさせてあげたいなぁ〜と、少し感じてます。
指導する側にしても、未だ手探りな状態です。
シンプルに育成にだけ力を注ぐのなら、それなりの指導の出来る方も多いのだと思います。
しかし、試合での結果を求められると、勝つ為のサッカーを教えないといけなくなってしまいます。
そうすると・・・頭を抱える事になってしまうのですね。
GK間のボールの往復は、良く目にします。
いっその事、パントキック禁止にしたら?何て思う時もあります。(^^;
少年団では、なかなかキメの細かい指導と言う物が出来難い現状があります。
それでも、トレセンなんかに選ばれれば、多少なりとも上の世界を垣間見る事は出来ます。
現状、底上げもその辺が限界でしょうか。
ですから、消えて行く金の卵もかなりいるのだと思います。
もったいない話ですが・・・トレセンと言う制度が、子供達の今しか見ていない事とチームからの推挙に頼っている点に問題がありそうです。
トレセンも、スカウト枠なんてのがあっても面白いのかなとは思います。(笑)
息子の監督もユース年代の強豪校で指導経験がありますが、口癖のように難しいとボヤいてます。
ショートパス主体のスタイルを取り入れると、2番手3番手以下の選手がそろう少年団では、必ず技術的な問題や運動量と理解力という問題に突き当たりますね。
逆にロングボール主体の個人の走力にだけ頼るようなスタイルだと、上のカテゴリーへ行った時に確実に行き詰まるのは見え見え…
先日、走力自慢のワントップ同士の試合を見ましたが、キーパーからキーパーへのダイレクトキックの応酬…6往復してました…あれはちょっとひどい。
8人制への移行は、経験値を増やすという狙いがあったと聞きましたが、私の感じる限り子どもの能力の差がはっきりし過ぎて、適応出来ない子どもが多いような気がします。
どちらも一長一短で、指導者の苦労がよくわかります。選手が揃わない少年団のような環境で、指導者が試行錯誤することで底辺の底上げが出来ると信じたいです。