2017年04月27日
ダイアゴナルラン
『 ダイアゴナルラン (diagonal run)』って、言葉があります。
私が、子供達にしつこく言っている事の1つなんですが・・・。
ダイアゴナル (diagonal)とは、『対角線の』とか『斜めの』とか言う意味です。
つまり、 斜めに走る と言う事なんですが・・・中々試合中に見る事が出来ません。(汗)
子供達は、皆一様に 縦と横 には動けるのです。
しかし、この動き・・・守備する側からすれば、非情に単純な分かり易い動きです。
おそらくですが・・・子供達の頭の中には、 ポジション に対する強い意識があるのだと思います。
自分の 持ち場を離れる 事を嫌がっている様にも見えますか・・・。
この辺は、ちょっと頭の 柔軟性 が足りないのかな・・・って思う所です。
もしかしたら、持ち場を離れた事を酷く叱られた事があるのかも知れませんね。(^^;
そう言う経験が、 自由な発想 を押さえ付けてしまっているのだとしたら・・・非情に残念です。
守備の時は、持ち場に返る事も大事なんですが・・・攻撃の時は、 相手の嫌がる動き をして見せる必要があります。
その1つが、ダイアゴナルランだと言えますかね。
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今は、 ゾーンディフェンス が主流ですから、 マーク も 流動的 に行なわれます。
そして、そこにこそ 狙い目 があるのですよね。
誰が、マークに就くのか・・・一瞬混乱させる事が出来るのが、斜めへの動きでもあります。
ギャップ (人と人との間、門とも言う)で受ける時には、良くダイアゴナルランが使われますかね。
スピードを殺す事無く、ボールの出し手を視界に入れながら前に向かって走る事が出来る利点があります。
中から外へ、外から中へ・・・こう言った動きが増えれば、増える程守備がし難いと言えますかね。
マークの受け渡し もスムーズに行かない事も多いのです。
守備陣を引き付ける事が出来れば、そこに スペース が生まれます。
そのスペースを有効に使えれば、チャンスも増えて来ますよね。(^-^)b
そう言う動きが子供達には足り無いと言えます。
もっと、守備のし難い攻撃をして行かないと・・・ねぇ?
斜めに走って、ボールを呼び込む練習って余りしないのでしょうかね。
ボールは斜めに出るのですがね〜人は斜めに中々動いてくれませんよね〜。(^^;
縦と横にしか動けない・・・将棋で言えば『 飛車 』ですよね。(笑)
相手陣内に入っても、成って裏返っても『 竜王 』ですよ・・・斜めには1マスしか動けない・・・そう言う制約はサッカーには無いのですがね〜。
もう少し自由にフィールドを動ける様にならないとね〜サッカーが 窮屈 過ぎますよね。
ダイアゴナルラン・・・出来ている様で、出来ていない・・・簡単そうで、難しい・・・子供達にとっては、そんな動きなんでしょうね。(^^;
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