少年サッカーを見守るブログ

オフサイドって・・・何？（その２）

　前回は、「オフサイドポジション」と言うものに簡単に触れました。

　「オフサイドポジション」にいるだけでは、オフサイドの反則とはなりません。

　では、どういう時に反則となるのでしょうか？

　大まかに言うとオフサイドポジションでプレイしようとした場合・・・って事になりますが、この辺が非常に分かり難く定義されていて、パパさん審判員の頭の痛い所となってます。(T_T)

　要点だけまとめると、以下の様になりますか・・・。

　※　ボールをコントロールしようとする意思を見せたと判断された場合。
　※　相手チームのプレーヤーに干渉したと判断された場合。
　※　オフサイドポジションにいる事で利益を得たと判断された場合。

　これでもまだ分かり難いですね。（汗）

　もう少し詳しく見てみましょう。

　ボールに触れたらオフサイドです。が、触れようと近付くだけでもオフサイドとなります。ボールをコントロールしようとする意思とはこの様な場合を指します。逆に、その意思を見せずにいればオフサイドにはなりません。

　又、相手チームのプレーヤーが視線や動きを妨げられたり、動きに惑わされたりした場合、干渉したとみなされます。要するに、相手チームのプレーヤーがオフサイドポジションにいるプレーヤーによって不利益をこうむった場合がこれにあたります。

　更に、ボールが跳ね返ったりしてオフサイドポジションしいるプレーヤーの所に来た場合、そのボールをプレイすればオフサイドとなります。相手側チームのプレーヤーに当たって跳ね返って来たボールでも同様です。これが利益を得たとみなされます。

　上記、反則が発生するタイミングも決まっています。味方のプレーヤーがボールに触れた、又はプレーした瞬間にオフサイドポジションにいるプレーヤーに適用されます。

　特に多いのは、パスされた瞬間にオフサイドポジションにいてボールを受けようとした時ですね。

　これから試合の観戦をする時には、こんな所も注意しながら見てみると熱いですね。

投稿者： yellow10 ｜03:16 ｜ママのためのルール講座｜コメント(0) ｜トラックバック(0)

2013年09月18日

オフサイドって・・・何？（その１）

　サッカーを観戦していて最も分かりづらいルールがオフサイドでしょう。

　プレーしている子供はもちろんですが、審判をしているパパさん達の中にも曖昧な理解の方が多いのもこのルールです。

　何回かに分けてこのルールを見て行きたいと思います。このルールさえ分かればサッカー観戦を更に楽しむ事ができるでしょうし、お子さんとのサッカー談義もレベルアップする事間違い無しです！

　先ず、オフサイドとはどの様な反則か？と言うと・・・簡単に言えば「待ち伏せの禁止」と言った所でしょうか。

　サッカーは紳士なスポーツと呼ばれるスポーツですから、卑怯なマネはさせてくれません。

　想像してください。ゴール前でずーっと待っていれば得点のチャンスは各段に上がりますよね。以前のサッカーではこう言う事が許された時代もあったようですが、これでは面白みに欠けてしまいます。何より、ゴールキーパーが可哀想です。

　どのスポーツでもそうですが、簡単に点が入るスポーツはありません。わざと点を取る事が難しくなるなる様にルールで縛りを加えてあります。そうする事で、試合はより面白くなるのですね。

　で、オフサイドを知るためには、先ず「オフサイドポジション」と言う物を理解しなくてはいけません。これは、次にあげる３つの条件を同時に満たしている場合に「オフサイドポジション」にいると判定されます。

　※　ボールより前にいる。
　※　相手チーム陣内にいる（つまり、半分より相手側ゴールに近い位置）。
　※　相手チームの後方から２人目より前にいる（つまり、自分の前に相手チームの選手が１人しかいない・・・多くの場合、相手チームのゴールキーパー）。

　これが「オフサイドポジション」の大まかな定義です。理解できましたか？

　が、「オフサイドポジション」にいるだけでは反則ではありません。では、どうなると反則となるのでしょうか？

　続きは次回に・・・。