必ずお読みください!
もう何日だったか忘れてしまったが、ヒラタケ後半戦、例年よりだいぶ量が少ないものの、まずまず順調である。
↑きもちわるい道に発生してたヒラタケ
↓同じ。でもこっちのはあまりにも巨大であまりにも真っ白で、ちょっと気持ち悪くて収穫は見送った。
↑もう出ねえだろうなーと思ってた気持ち悪い道メインのホダ木、今度こそ打ち止めっぽい
↓ヒラタケではない。色合いはシモフリシメジだけど、ヒラタケが生えてる木に生えてた不明種。前回「ヤナギマツタケに似てる」といったやつに似てる。傘色は違うけど。でもヤナギマツタケはこの時期には出ないはず・・・
↑2本目のホダ。第2弾がやっと出たか。ちょっと小さいなーと思って、翌日まで待つことにした。これが土曜、翌日が日曜だったので誰か持ってくかなーとは思ったが・・・
↓翌日。ほとんど成長に変化はなかった。たぶんだいぶ冷え込んできた関係で成長が遅くなっているのではないか。
↑こんな感じ。手前のちっこいのはちょっと前まで「シメジ」としてスーパーで売られていたサイズのヒラタケ
↓いつもこんな感じで収穫してます。これでだいたい2kgちょい。
ヒラタケの色は、芦毛馬が好きな私にとっては好きな色である。ただ、およそ華やかさには欠けるなぁと思う。ひゃっはー!!!状態のときにヒラタケ画像だらけのこのページを見ると、カームダウンの効果は高いかもしれない。でもヒラタケを生で見るのは危険。ヨロコビと食欲が増してひゃっはーも加速するだろう。
で、ここからは「気分をザワつかせたい人」におすすめのお話。山の恐怖である。今回も現実的な恐怖。
上画像のように、ヒラタケ後半戦にいそしんでいたときに、これは起こった。といっても、この前載せた一連の「腹立つできごと」よりもちょっと前に起こった恐怖。
ちょうど「腹立つ」のときに黄色い暴走バカ車に襲撃されたのと同じ、林道で最も大きなカーブで目の当たりにした。「腹」のときにも少し触れたが、そこに雌鹿の亡骸があった。いや、おそらく雌鹿なのだと思う。はっきりは見ていないが、かなり大きな茶色の動物の頭部が、大きなカーブにしつらえられたガードレールの向こうに覗いていた。
胴体は見えなかった。だから根拠に基づいてはっきりと雌鹿と断定したわけではない。でもあれが雌鹿でなかったら・・・じゃあなんなんだよという新たな疑問&恐怖が浮上するので、消去法で雌鹿ということにしなければならない。話がややこしくなっちゃうんでね。
ではなぜ雌鹿の胴体が見えなかったのか、そして雌鹿としても差し支えないのか・・・ここに今回紹介する「恐怖」の本質がある。ちょっと考えてみてほしい。みなさん、どうして雌鹿のような大型獣の胴体が見えなかったと思いますか?
恐怖ではあるけれど、ホラーではないので「雌鹿の頭部だけが落ちていた」というわけではない。胴体はほぼ間違いなくそこにあったのだ。でも、それが見えなかったのである。なぜか・・・そのとき、私は雌鹿の胴体とはまったく異質のものをしっかりと見ていたのだ。
まさに「恐怖」であった。そろそろ答えが見つかったと思うので種明かしすると、実は、とんでもねえ数の「鳥」が雌鹿の胴体があるはずの場所に群がり、もそもそもそもそもそもそもそもそ・・・とうごめいていたのだ。私は思い出していた。ガキのころ偶然テレビでみてトラウマになった、ヒチコックの「鳥」を。
私は「しーらない。なにもみーえない」と念じながらその脇をすり抜けようとしたが、カーブのRが小さい(曲率が大きい)くせに勾配も非常に急である。私がいくら知らぬ存ぜぬを貫こうとしても、車のエンジンが「はいはい鳥のみなさーん、車が通りますよー!!!」と大声で唸りやがったので、鳥の数羽が飛び立った。
釣られて10羽くらいのカラスとやたらデカイ茶色の鳥2羽くらいが舞い上がった。もう「鳥」と「オーメン2」というトラウマ2部作を同時に思い出さざるを得ない状況は避けられなかった。誰もいない山の中で・・・こんなのカオスのどん底である。意味わかんねえわもう。
あのデカイ茶色(鳥のほう)はなにか?何年も、毎日のように山に入っているが、見たことがない。ここらでみかける鳥の最大の種はカラスである。次いでオオタカと思われる種。一瞬オオタカかとも思ったが、オオタカにしてはデカすぎる。オオタカとはいうけれど、意外と小さい鳥である。まあタカだからね。ワシじゃないから。
トンビかなぁとも思ったが、このへんにトンビがいるなんていう話は聞いたことがない。とすると、可能性があるとすればフクロウだろうか?フクロウなら、季節によってはこのあたりでほうほうと鳴くことがある。でもフクロウってあんなにでけえのか?カラス2羽分はゆうにあったぞ。私の車を先導するように遊弋飛行していたが、鳥にしてはやたらとケツがでかく見えた。
ところで雌鹿はなぜあんなところで死んだのか——思ったよりも話が長くなりそうだ。
雌鹿と思われる大型獣の死についての考察および、そのことに関係するまた別の恐怖についても後日言及する。
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