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2018年07月23日
スペイン巡礼記 ?@ プロローグ パンプローナからフランス人の道を歩き始める
Pilgrimage in Spain ?@ Prologue : Start walking French Way from Pamplona【4.2011】
目覚めると、そこはスペインだった。
人々が静かに身支度をする音が大きな建物の中で反響しながら耳に入ってくる。うっすらと目を開けると、ぼんやりとした暗がりの中に金網が浮かび上がった。
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目覚めると、そこはスペインだった。
人々が静かに身支度をする音が大きな建物の中で反響しながら耳に入ってくる。うっすらと目を開けると、ぼんやりとした暗がりの中に金網が浮かび上がった。
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2018年07月25日
スペイン巡礼記 ?A 1日目:散々な初日 何とかクレデンシャルをゲット!
2018年07月26日
スペイン巡礼記 ?B 2日目:いきなりの山越え
Pilgrimage in Spain ?B Day 2 : Across the mountain【4.2011】
Pamplona パンプローナ 〜 Uterga ウテルガ
(16.1km)
「ペルドン山 770メートル Alto del Perdon 770m」
翌朝、懐かしい日本食をお腹いっぱい食べる夢から醒めた私は、パンプローナの街から歩き始めた。
古い修道院を巡礼者のために改装したベッド数140の巨大なアルベルゲは、ヘアピン一つ落としても花瓶を割ったような音がしそうにひっそりとしていながらよく響くので、ひそひそ声も重なると交響曲の重低音がずっと続いているかのようだった。
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Pamplona パンプローナ 〜 Uterga ウテルガ
(16.1km)
「ペルドン山 770メートル Alto del Perdon 770m」
翌朝、懐かしい日本食をお腹いっぱい食べる夢から醒めた私は、パンプローナの街から歩き始めた。
古い修道院を巡礼者のために改装したベッド数140の巨大なアルベルゲは、ヘアピン一つ落としても花瓶を割ったような音がしそうにひっそりとしていながらよく響くので、ひそひそ声も重なると交響曲の重低音がずっと続いているかのようだった。
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タグ: パンプローナ
2018年07月27日
スペイン巡礼記 ?C 3日目:ロルカの快適な宿
2018年07月28日
スペイン巡礼記 ?D 4日目(1):身体が故障し始める
Pilgrimage in Spain ?D Day:4 My body begins to break down【4.2011】
Lorca ロルカ 〜 Villamayor de Monjaldin ヴィラマヨール・デ・モンハルディン (18.4km)
「膝の痛み Pain on my knee」
快適なロルカの宿を8時半に出発し歩き始めるとすぐ、右足の膝裏にカクンと激痛が走るようになった。夕べは平気だったのに、この痛みは一体何なのだろう。
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Lorca ロルカ 〜 Villamayor de Monjaldin ヴィラマヨール・デ・モンハルディン (18.4km)
「膝の痛み Pain on my knee」
快適なロルカの宿を8時半に出発し歩き始めるとすぐ、右足の膝裏にカクンと激痛が走るようになった。夕べは平気だったのに、この痛みは一体何なのだろう。
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2018年07月29日
スペイン巡礼記 ?E 4日目(2):痛恨のミステイク!
Pilgrimage in Spain ?E Mistake of the deep regret!【4.2011】
「魅力的なオーナー Attractive owner」
見惚れるほど美しい景色の中、汗まみれになってようやく私はヴィラマヨールの村に辿り着いた。
山の中腹というよりは、ほぼ頂上にあるその小さな村に平らな場所はなく、アルベルゲの前のだだっ広い広場のような場所さえも斜めに造られていた。
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「魅力的なオーナー Attractive owner」
見惚れるほど美しい景色の中、汗まみれになってようやく私はヴィラマヨールの村に辿り着いた。
山の中腹というよりは、ほぼ頂上にあるその小さな村に平らな場所はなく、アルベルゲの前のだだっ広い広場のような場所さえも斜めに造られていた。
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2018年08月02日
スペイン巡礼記 ?F 4日目(3):忘れられない宿
Pilgrimage in Spain ?E Unforgetable Albergue 【4.2011】
「贅沢な午後 The luxurious afternoon」
さて、約5キロ1時間も余計に歩き、その後洗濯を終えてもまだ時間は午後の4時。
太陽は頭上に燦々と降り注ぎ、長距離を歩いた巡礼者たちは日向のテーブルでビールをあおって延々とお喋りする。
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「贅沢な午後 The luxurious afternoon」
さて、約5キロ1時間も余計に歩き、その後洗濯を終えてもまだ時間は午後の4時。
太陽は頭上に燦々と降り注ぎ、長距離を歩いた巡礼者たちは日向のテーブルでビールをあおって延々とお喋りする。
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2018年08月27日
スペイン巡礼記 ?G 5日目:試練は続く
Pilgrimage in Spain ?G traials are going on 【4.2011】
Villamayor de Monjaldin ヴィラマヨール・デ・モンハルディン 〜 Torress del Rio トレス・デル・リオ (20.2km)
「いびきガール A girl with terrible snoring」
翌日トレス・デル・リオの宿は、約30人ほどの大部屋。たいていの巡礼者は、長い距離を歩いて疲れているので、集落に着いて最初に出てきたアルベルゲに入る傾向があるので、大部屋でも満室になってしまう。
また、予定日より10日近くも早く生理がきてしまい、体調不良も甚だしく気分はかなり沈んでいた。
大部屋というだけで「失敗したなー…」と落ち込んでいた私にさらなるショックが!
なんと、前夜の豪快な鼾エビガールと、またしても同宿になってしまったのだ。部屋に入ってきた彼女と目が合い、「よっ!」といった感じで頷かれ、思わず笑顔を返したものの、それはかなり引き攣っていたに違いない…
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Villamayor de Monjaldin ヴィラマヨール・デ・モンハルディン 〜 Torress del Rio トレス・デル・リオ (20.2km)
「いびきガール A girl with terrible snoring」
翌日トレス・デル・リオの宿は、約30人ほどの大部屋。たいていの巡礼者は、長い距離を歩いて疲れているので、集落に着いて最初に出てきたアルベルゲに入る傾向があるので、大部屋でも満室になってしまう。
また、予定日より10日近くも早く生理がきてしまい、体調不良も甚だしく気分はかなり沈んでいた。
大部屋というだけで「失敗したなー…」と落ち込んでいた私にさらなるショックが!
なんと、前夜の豪快な鼾エビガールと、またしても同宿になってしまったのだ。部屋に入ってきた彼女と目が合い、「よっ!」といった感じで頷かれ、思わず笑顔を返したものの、それはかなり引き攣っていたに違いない…
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スペイン巡礼記 ?H 6日目:ヤンとの出会い
Pilgrimage in Spain ?H Day:6 Encounter with Jan 【4.2011】
Torress del Rio トレス・デル・リオ 〜 Logrono ログローニョ (20.4km)
「久々の都会へ To the big city after a long absence」
睡眠をたっぷり取ったからか、6日目は足の痛みも引き、比較的順調に距離を稼ぐことができた。
そして今日は、ホテルに泊まると決めていた。
5日間アルベルゲに泊まってきたが、昨日から生理痛がひどいので、身体のためにも一人でゆっくりしたかったのだ。
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Torress del Rio トレス・デル・リオ 〜 Logrono ログローニョ (20.4km)
「久々の都会へ To the big city after a long absence」
睡眠をたっぷり取ったからか、6日目は足の痛みも引き、比較的順調に距離を稼ぐことができた。
そして今日は、ホテルに泊まると決めていた。
5日間アルベルゲに泊まってきたが、昨日から生理痛がひどいので、身体のためにも一人でゆっくりしたかったのだ。
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2018年09月27日
スペイン巡礼記 ?I 7日目:スペインのアコモ事情と孤独な夜
Pilgrimage in Spain ?I Circumstances of Accommodation in Spain & a lonely night【4.2011】
巡礼7日目:Logrono ログローニョ 〜 Navarrete ナヴァレッテ (13km)
「スペインのアルベルゲに物申したい!
I want to say something to Albergue in Spain! 」
6日目、ヤンに出会った夜は出発したパンプローナ以来の都市、ログローニョで初めてアルベルゲではなくホテルに泊まった。
60ユーロというアルベルゲに一週間は泊まれる程の高額だったが、バルセロナを出て以来6日ぶりのシングルルーム、しかもバスタブ付き、という快適で静かな部屋で5日間の疲れを癒したのだった。
が、快適さを一度知ってしまった後の揺り返しというのか、7日目はたった13キロの行程が今まで以上にキツく感じられた。
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巡礼7日目:Logrono ログローニョ 〜 Navarrete ナヴァレッテ (13km)
「スペインのアルベルゲに物申したい!
I want to say something to Albergue in Spain! 」
6日目、ヤンに出会った夜は出発したパンプローナ以来の都市、ログローニョで初めてアルベルゲではなくホテルに泊まった。
60ユーロというアルベルゲに一週間は泊まれる程の高額だったが、バルセロナを出て以来6日ぶりのシングルルーム、しかもバスタブ付き、という快適で静かな部屋で5日間の疲れを癒したのだった。
が、快適さを一度知ってしまった後の揺り返しというのか、7日目はたった13キロの行程が今まで以上にキツく感じられた。
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2018年09月29日
スペイン巡礼記 ?J 8日目:ナヴァレッテで出会った小さな天使
Pilgrimage in Spain ?J Day:8 A tiny Angel 【4.2011】
巡礼8日目:Navarrete ナヴァレッテ 〜 Najera ナヘラ (18km)
「私のもとに天使がやってきた夜
The night An Angel came to me」
巡礼で最も厳しいのは体力ではなく、コミュニケーション不足による精神的ダメージだ。
夕べ楽し気にテーブルを囲む人々で賑わうキッチンの隅で目を伏せ、耳にはウォークマンのイヤホンを挿してまるでインヴィジブルな存在ででもあるように日記を書いていた私の隣りに、突然一人のおばさんが座ってバゲットを食べ始めた。
何となく嬉しくなって私も今朝ホテルから失敬してきたマフィンを取り出して食べることにした。飲み物は道中泉から汲んだペットボトルの水だ。
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巡礼8日目:Navarrete ナヴァレッテ 〜 Najera ナヘラ (18km)
「私のもとに天使がやってきた夜
The night An Angel came to me」
巡礼で最も厳しいのは体力ではなく、コミュニケーション不足による精神的ダメージだ。
夕べ楽し気にテーブルを囲む人々で賑わうキッチンの隅で目を伏せ、耳にはウォークマンのイヤホンを挿してまるでインヴィジブルな存在ででもあるように日記を書いていた私の隣りに、突然一人のおばさんが座ってバゲットを食べ始めた。
何となく嬉しくなって私も今朝ホテルから失敬してきたマフィンを取り出して食べることにした。飲み物は道中泉から汲んだペットボトルの水だ。
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スペイン巡礼記 ?K 9日目:コワモテ親父
Pilgrimage in Spain ?K Tough-looking uncle 【4.2011】
4月9日(巡礼9日目)Najera ナヘラ 〜 Ciruena シルーニャ (15.5km)
「巡礼者を突き動かすもの What makes pilgrims go forward」
ナヴァレッテで母親のようなおばさんに会った後、歩くのをもうやめたいという気持ちは不思議にもきれいさっぱり消えていた。
おばさんの好意を無にした分、最後まで歩くのだという気持ちが芽生えていた。それが、いろいろと世話をやいてくれたおばさんへの礼儀である気がした。
彼女は4回目の巡礼だと言っていたが、何を思って、何のために、サンティアゴ・デ・コンポステラを目指していたのだろう。
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4月9日(巡礼9日目)Najera ナヘラ 〜 Ciruena シルーニャ (15.5km)
「巡礼者を突き動かすもの What makes pilgrims go forward」
ナヴァレッテで母親のようなおばさんに会った後、歩くのをもうやめたいという気持ちは不思議にもきれいさっぱり消えていた。
おばさんの好意を無にした分、最後まで歩くのだという気持ちが芽生えていた。それが、いろいろと世話をやいてくれたおばさんへの礼儀である気がした。
彼女は4回目の巡礼だと言っていたが、何を思って、何のために、サンティアゴ・デ・コンポステラを目指していたのだろう。
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2018年10月07日
スペイン巡礼記 ?L 10日目:これぞカミーノ!幸せな道
Pilgrimage in Spain ?L Day:10 This is Camino! Happy road 【4.2011】
4月10日(巡礼10日目) Ciruena シルーニャ 〜 Viloria de Rioja ヴィロリア・デ・リオハ (20km)
「サント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサーダへの浄化の道
The road of purification to Sant Domingo de la Carsada」
シルーニャからサント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサーダへの5.5キロは素晴らしい道のりだった。
シルーニャの村を抜けるとすぐに道は緑の丘の間を縫うように進み始めた。霧が出て辺りを覆い、幻想的な異空間を作り出していた。前後を歩く人の姿も見えず、時おり視界に入る遥か向こうの山並みは神々しく、どこまでも果てしなく続くかのような緑の谷間。
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4月10日(巡礼10日目) Ciruena シルーニャ 〜 Viloria de Rioja ヴィロリア・デ・リオハ (20km)
「サント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサーダへの浄化の道
The road of purification to Sant Domingo de la Carsada」
シルーニャからサント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサーダへの5.5キロは素晴らしい道のりだった。
シルーニャの村を抜けるとすぐに道は緑の丘の間を縫うように進み始めた。霧が出て辺りを覆い、幻想的な異空間を作り出していた。前後を歩く人の姿も見えず、時おり視界に入る遥か向こうの山並みは神々しく、どこまでも果てしなく続くかのような緑の谷間。
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スペイン巡礼記 ?M 12日目:男性と二人きりで泊まる...
Pilgrimage in Spain ?M Day:12 Stay in a room with a man alone... 【4.2011】
4月11日(巡礼11日目)Viloria de Rioja ヴィロリア・デ・リオハ 〜
Villafranca Montes de Oca ヴィラフランカ・モンテ・デ・オカ (20.5km)
4月12日(巡礼12日目)Villafranca Montes de Oca ヴィラフランカ・モンテ・デ・オカ 〜 Atapuerca アタプエルカ (18km)
「ヒルの森を駆け抜けろ!
Run through the forest of the leech!」
今日は雨が降りそうな分厚い灰色の雲が空を覆い、3日間太陽が顔を出していないので冷えもことのほか厳しい。
暑すぎるのも困りものだが寒すぎると手がかじかんだり居場所がないためにベッドに入る以外何もできないのと、夜中の寒さに震えて眠らなければならないのがつらい。震えながら眠ると体に力が入ったままなので、翌朝の疲れが半端ないのだ。
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4月11日(巡礼11日目)Viloria de Rioja ヴィロリア・デ・リオハ 〜
Villafranca Montes de Oca ヴィラフランカ・モンテ・デ・オカ (20.5km)
4月12日(巡礼12日目)Villafranca Montes de Oca ヴィラフランカ・モンテ・デ・オカ 〜 Atapuerca アタプエルカ (18km)
「ヒルの森を駆け抜けろ!
Run through the forest of the leech!」
今日は雨が降りそうな分厚い灰色の雲が空を覆い、3日間太陽が顔を出していないので冷えもことのほか厳しい。
暑すぎるのも困りものだが寒すぎると手がかじかんだり居場所がないためにベッドに入る以外何もできないのと、夜中の寒さに震えて眠らなければならないのがつらい。震えながら眠ると体に力が入ったままなので、翌朝の疲れが半端ないのだ。
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2018年10月20日
スペイン巡礼記 ?N 13日目:エスコートされてブルゴス入り
Pilgrimage in Spain ?N Day13: Arrive at Burgos escorted by Jan【4.2011】
4月13日(巡礼13日目) Atapuerca アタプエルカ 〜 Burgos ブルゴス (21.5km)
「第1ステージの終わり The end of the first stage」
パンプローナからサンティアゴ・デ・コンポステラまでの 707,5キロ を私は、ブルゴス、レオンという大都市を区切りとする3つのステージに分け、パンプローナからブルゴスまでの 222,5キロ を 第1ステージ 、レオンまでの248,5キロを第2ステージ、そして終点サンティアゴ・デ・コンポステラまでの236,5キロを第3ステージとした。
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4月13日(巡礼13日目) Atapuerca アタプエルカ 〜 Burgos ブルゴス (21.5km)
「第1ステージの終わり The end of the first stage」
パンプローナからサンティアゴ・デ・コンポステラまでの 707,5キロ を私は、ブルゴス、レオンという大都市を区切りとする3つのステージに分け、パンプローナからブルゴスまでの 222,5キロ を 第1ステージ 、レオンまでの248,5キロを第2ステージ、そして終点サンティアゴ・デ・コンポステラまでの236,5キロを第3ステージとした。
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タグ: ヤン ブルゴス
北の道巡礼、始めます。〜カタール航空でマドリッドへ飛ぶ〜
The Camino Del Norte : Start walking The Northern Way
〜Fly to Madrid by Qatar Airways 〜 【4.2018】
今回の旅の航空券はカタール航空。
2018年4月17日22:20、成田を出発してから中東カタールのドーハを経由してスペイン、マドリッドまで合計24時間20分のフライト。4時間50分という乗継時間は、ハイ・グレードと噂のドーハ・ハマド国際空港で快適に過ごした。
I used Qatar Airways this time. I took off from Narita at 22:00 on 17th April, and total fright time is about 24 hours to Madrid in Spain via Doha in QATAR.... Tired
ドーハ空港内、中央にはシンボルの黄色い巨大なクマさん
International airport in Doha was new and confortable.
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〜Fly to Madrid by Qatar Airways 〜 【4.2018】
今回の旅の航空券はカタール航空。
2018年4月17日22:20、成田を出発してから中東カタールのドーハを経由してスペイン、マドリッドまで合計24時間20分のフライト。4時間50分という乗継時間は、ハイ・グレードと噂のドーハ・ハマド国際空港で快適に過ごした。
I used Qatar Airways this time. I took off from Narita at 22:00 on 17th April, and total fright time is about 24 hours to Madrid in Spain via Doha in QATAR.... Tired
ドーハ空港内、中央にはシンボルの黄色い巨大なクマさん
International airport in Doha was new and confortable.
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2018年10月21日
スペイン巡礼記 ?O 14日目:第2ステージの始まりでヒトメボレ
Pilgrimage in Spain ?O Day14: The beginning of 2nd stage and Love at first sight【4.2011】
4月14日(巡礼14日目)Burgos ブルゴス 〜 Rabe de las Calzadas ラベ・デ・ラス・カルサダス (11.8km)
「人がいない! Nobody is there!」
昨日ブルゴスを発ち、ほとんど巡礼者どころか一般人にも会わないまま、約12キロ先の小さな村でアルベルゲに入った。
何かと親切なおばさんの営むB&Bのように居心地の良いそのアルベルゲには結局、私一人が泊まっただけだった。夜中一時間ごとに隣りの教会の鐘が時を告げるたびに目を覚まし、一人で快適だったはずなのによく眠れなかったので、これ以降私は教会の近くのアルベルゲは避けるようになった。
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4月14日(巡礼14日目)Burgos ブルゴス 〜 Rabe de las Calzadas ラベ・デ・ラス・カルサダス (11.8km)
「人がいない! Nobody is there!」
昨日ブルゴスを発ち、ほとんど巡礼者どころか一般人にも会わないまま、約12キロ先の小さな村でアルベルゲに入った。
何かと親切なおばさんの営むB&Bのように居心地の良いそのアルベルゲには結局、私一人が泊まっただけだった。夜中一時間ごとに隣りの教会の鐘が時を告げるたびに目を覚まし、一人で快適だったはずなのによく眠れなかったので、これ以降私は教会の近くのアルベルゲは避けるようになった。
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スペイン巡礼記?P 16日目:この壁の向こうにどんな景色が待っているのだろう
Pilgrimage in Spain ?P Day16:I want to know what kind of view is over there 【4.2011】
4月16日(巡礼16日目)Hontanas オンタナス 〜 Boadilla del Camino ボアデリャ・デル・カミーノ (26km)
「初めて日本人に出会う
For the first time I met Japanese on Camino 」
巡礼は一期一会の連続だ。
40日間に一体どれだけの人と出会っては分かれることを繰り返したのだろう。人生を短時間で早送りして見たように、様々な人々が私の傍らを通り過ぎていった。
昨日クレイという、私が最も会いたいと思っていたイギリス人と、二度とないめぐり逢いのチャンスをフイにした私は、オンタナスという谷間の村のアルベルゲに泊まった。
緑色のパッチワークの中に一本続く白い巡礼路が急降下したとき、不意に眼下に出現したオンタナスはすり鉢状の谷底に位置する小さな集落だ。
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4月16日(巡礼16日目)Hontanas オンタナス 〜 Boadilla del Camino ボアデリャ・デル・カミーノ (26km)
「初めて日本人に出会う
For the first time I met Japanese on Camino 」
巡礼は一期一会の連続だ。
40日間に一体どれだけの人と出会っては分かれることを繰り返したのだろう。人生を短時間で早送りして見たように、様々な人々が私の傍らを通り過ぎていった。
昨日クレイという、私が最も会いたいと思っていたイギリス人と、二度とないめぐり逢いのチャンスをフイにした私は、オンタナスという谷間の村のアルベルゲに泊まった。
緑色のパッチワークの中に一本続く白い巡礼路が急降下したとき、不意に眼下に出現したオンタナスはすり鉢状の谷底に位置する小さな集落だ。
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2018年11月06日
スペイン巡礼記?Q 18日目:心を乱すヤンとの再会
Pilgrimage in Spain ?Q Day18: Reunion with Jan disturbing my heart【4.2011】
4月17日(巡礼17日目)Boadilla del Camino ボアディリャ・デル・カミーノ 〜 Villalcazar de Sirga ヴィラルカサール・デ・シルガ (19.5km)
4月18日(巡礼18日目)Villalcazar de Sirga ヴィラルカサール・デ・シルガ〜 Ledigos レディゴス (28.5km)
「ヤンとの再会 Reunion with Jan」
見知らぬ女性に「ハイ、Izumi!」と肩を叩かれたのは、ギラギラと照りつける太陽の下、果てしなく続く麦畑の中のまっすぐな一本道をひたすら歩いている時だった。
驚いて振り向くと、そのショートカットの女性の数歩後ろには、トレードマークの黒いカウボーイハットをかぶったあのヤンが、少々照れ臭そうに俯いて笑っているではないか。
ヴィラルカサール・デ・シルガの町を出た頃の朝日
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4月17日(巡礼17日目)Boadilla del Camino ボアディリャ・デル・カミーノ 〜 Villalcazar de Sirga ヴィラルカサール・デ・シルガ (19.5km)
4月18日(巡礼18日目)Villalcazar de Sirga ヴィラルカサール・デ・シルガ〜 Ledigos レディゴス (28.5km)
「ヤンとの再会 Reunion with Jan」
見知らぬ女性に「ハイ、Izumi!」と肩を叩かれたのは、ギラギラと照りつける太陽の下、果てしなく続く麦畑の中のまっすぐな一本道をひたすら歩いている時だった。
驚いて振り向くと、そのショートカットの女性の数歩後ろには、トレードマークの黒いカウボーイハットをかぶったあのヤンが、少々照れ臭そうに俯いて笑っているではないか。
ヴィラルカサール・デ・シルガの町を出た頃の朝日
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2018年11月13日
スペイン巡礼記?R 19日目:雨のサアグン、心細さはどこから来るのか?
Pilgrimage in Spain ?R Day19: Rain in Sahagun , where this helplessnes comes from? 【4.2011】
4月19日(巡礼19日目)
Ledigos レディゴス 〜 Sahagun サアグン (16km)
「雷雨のサアグンで足止め
confinement in Sahagun because of the thunderstorm」
翌日、なぜ私はたった16キロのサアグンで止まってしまったのだろう。
朝から雲がどんよりと空を覆い、薄暗い一日だった。
ただでさえ落ち着かない気持ちを、雨がちの天気がさらに憂鬱にする。
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4月19日(巡礼19日目)
Ledigos レディゴス 〜 Sahagun サアグン (16km)
「雷雨のサアグンで足止め
confinement in Sahagun because of the thunderstorm」
翌日、なぜ私はたった16キロのサアグンで止まってしまったのだろう。
朝から雲がどんよりと空を覆い、薄暗い一日だった。
ただでさえ落ち着かない気持ちを、雨がちの天気がさらに憂鬱にする。
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