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理琉(ワタル)
自閉傾向の強い広汎性発達障害。鬱病から再起後、低収入セミリタイア生活をしながら好きなスポーツと創作活動に没頭中。バスケ・草野球・ブログ/小説執筆・MMD動画制作・Vroidstudioオリキャラデザインに熱中。左利き。 →YouTubeチャンネル
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2019年12月01日

【オリジナル歌詞】『がんばるきみへ』

きみは弱くなんかない 決して間違ってなんかない
こんな風に弱音こぼせること それがきみの強さ

街の慌しさに 飲み込まれてしまってもなお
涙ひとつ見せず 誰かのため がんばってるきみへ

  こんな僕を頼ってきてくれて 本当に本当にありがとう
  励ますことくらいしかできないけど きみが心から笑顔になれますように



社会の常識だとか 果たすべき役割だとか
守れないからと落ち込む必要なんてないさ

きみはもう充分 周りに幸せ運んでる
だから僕はあえて言うよ がんばらなくていいから

  汗を拭き 誰かのためと願う ひたむきなその姿が眩しくて
  遠く遠く離れた場所で 僕は そんなきみと出逢えたこと 誇りに思うよ



  こんな僕を頼ってきてくれて 本当に本当にありがとう
  これからもずっとずっと祈ってる きみが心から笑顔でいられますように




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「何気ない優しさが、一生の救いになることがある」
そんな実感から書いた歌詞。



数年ぶりに再会した友人が、僕にこう言ってくれた。

「私が落ち込んでいたとき、励ましてくれましたよね。
 あのときの嬉しさは今でも忘れていませんよ。」


僕はこのことを忘れてしまっていた。

でも友人にとっては、
この頃のやり取りがずっと励みになったと言ってくれた。

「何もない自分でも、人を助けられるんだ。」

そう教えてくれた友人に感謝している。



⇒過去作品
【オリジナル歌詞】『優しいきみへ』

【オリジナル歌詞】『キセカエ人形』





posted by 理琉(ワタル) at 02:06 | TrackBack(0) | 歌詞

2019年11月30日

【オリジナル歌詞】『明日が来る奇跡』

どうしようもないことが 立ち塞がるばかりで
どれだけ僕が無力か思い知った

それでもこの世には 消えていい命なんて
一つもないと頑なに信じたい



TVニュース 今日もどこかで戦争が起き
罪も無い人が巻き添えにされてる
恐怖に怯える夜 光の見えない朝
迎えるために僕ら 生まれたんじゃない

どうして大切な命 奪い合うの?
憎しみ合い殺し合うために僕ら 生きてきたんじゃないだろう

  もしも僕らを作った神さまがいるとしても
  争い 負の感情ぶつけ合いなんて 望んでるはずないさ
  正義や平和なんて かざすつもりはない
  ただ大切にしよう 明日が来る奇跡を



今日も新聞一面 悲しい記事ばかり
いじめ 自殺 心締めつけられる
追い込まれ絶望しても 命を絶つことしか
選べない社会って一体何だろう?

僕だけの力じゃどうすることもできない
わかっていても叫ばずにはいられない 何とかしたいと

  何気なく生きてる今日 何となく迎える朝は
  誰かが本気で生きたかった 待ち望んでた朝だから
  世界を変えようなんて大口叩けない
  ただ大切にしよう 明日が来る奇跡を



  西の空 綺麗な夕日 まどろみ溶けてゆく
  明日もこの空拝める保証なんて どこにもないから
  悔いのない1日を過ごせてありがとう
  ただ大切にしよう 明日が来る奇跡を




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⇒過去作品
【オリジナル歌詞】『権力という虚像』

【オリジナル歌詞】『色恋シゴト』



posted by 理琉(ワタル) at 02:08 | TrackBack(0) | 歌詞

2019年10月05日

【オリジナル歌詞】『帰りたい場所』

紺碧の空の色映した 青白く輝く雪原
足跡1つな無いその上 1人寝転がって夢を見る

自分の鼓動だけが やけに大きく聞こえる
そびえ立つ雄大さに ただ息を呑み 見とれるだけ

  額縁に飾ってある 幼い頃の写真は
  願っても叶わない永遠を その笑顔に閉じ込めて
  変わらない しわくちゃな微笑み 今年もまた
  出逢えてよかった ここが僕の帰りたい場所



ほのかな薪の香り 古ぼけた薪ストーブも
階段のきしむ音も モノクロに彩られてく まぼろし

  あと何度その微笑みに 巡り逢うことができるだろう
  願っても叶わない永遠を それでも祈ってしまう
  蝦夷富士の峰にかかる 真っ白な雲の彼方
  青空吸い込まれ 辿り着く未来 重ねる



  額縁に飾ってある 幼い頃の写真は
  願っても叶わない永遠を その笑顔に閉じ込めて
  変わらない しわくちゃな微笑み 今年もまた
  出逢えてよかった ここが僕の帰りたい場所




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⇒過去作品
【オリジナル歌詞】『命の物語』

【オリジナル歌詞】『ハイイロノソラ』





posted by 理琉(ワタル) at 00:01 | TrackBack(0) | 歌詞

2019年09月25日

【オリジナル歌詞】『ただいま』

冷たい部屋のドアを開ける 呟く「ただいま」 寂しく響き
吐息だけが微かにそよぐ 灯りを点けてヒーター入れる

この街で一人でいることに やっと慣れてきたけれど
時々恋しくなるんだ あたたかい家のドア開ける瞬間が

  「ただいま」「おかえり」 そんなさりげない一言が
  どれだけ嬉しかっただろう 「おかえり」の無い家路 一人



窓から漏れる灯りをよそに 足早に迫る夕暮れ時
笑顔溢れる家族連れと すれ違うたび寂しさ募る

「おかえり」が返ってくると 思わず微笑んだあの頃
時々戻りたくなるんだ 「ただいま」と言える明るいあの家に

  「ただいま」「おかえり」 そんなさりげない一言に
  どれだけ救われただろう 「おかえり」の無い家路 一人



  「ただいま」「おかえり」 ひとり心の中呟いて
  明日も頑張るからね 灯りを消して眠りに就く




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⇒過去作品
【オリジナル歌詞】『色恋シゴト』

【オリジナル歌詞】『優しいきみへ』




posted by 理琉(ワタル) at 00:51 | TrackBack(0) | 歌詞

2019年05月04日

【オリジナル歌詞】『存在が罪』

自分の存在そのものが罪だと感じたことはあるかい
馬鹿げてる 自虐的にも程がある 被害妄想だと嘲笑ってどうぞ

「貴方はあまりに自己中心的」「わがままな奴を発表する」と吊し上げ
生まれてからのほとんどの時間を こんな風になじられ続けて過ごしてみなよ

  大人に頼らなければ生きていけない中で 否定と罵倒に晒されて
  それでも自分はかけがえのない価値のある存在と
  思い続けられるならば どうぞ嘲笑えばいいさ

  そうだ10年後の君にもう1度 同じ問いかけをしに来るから 気長に待ってて
  「自分はここにいてはいけない いることを許されない」
  「存在しているのが罪だと感じたことはあるかい?」



自分の存在そのものが 罪だと感じたことはあるかい
そんな極端な考え方自体 思い付いたことすらないと驚くかい

何があってもここだけは この人だけは 無条件で自分の味方になってくれる
そんな心の拠り所がどこにもないまま 1人で全て抱えて過ごしてみなよ

  誰も信じられない これ以上傷付きたくない 安全な場所はどこにもない
  押し寄せる自己否定感と無力感の波に 呑み込まれずにいれたら どうぞ嘲笑えばいいさ

  そうだ10年後の君にもう1度 同じ問いかけをしに来るから 気長に待ってて
  「自分はここにいてはいけない いることを許されない」
  「存在しているのが罪だと感じたことはあるかい?」



素直な気持ちを拒まれ 自分を殺し役立ち 生き延びてきた後遺症
君はもう自由 あいつらの陰 幻に心を支配される悪夢は終わったんだよ

  だから今の君に今度は こんな問いかけをしてみるから 気楽に応えて
  「このまま自分を責め続けて 刷り込まれた罪悪感に従い
   自己卑下を繰り返す生き方でいいのかい?」




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⇒過去作品
【オリジナル歌詞】『だったら産マナイデヨ』

【オリジナル歌詞】『命の物語』


posted by 理琉(ワタル) at 18:26 | TrackBack(0) | 歌詞

2019年04月22日

【オリジナル歌詞】『秋風の手紙』

元気ですか? こちらはもうすっかり 秋風が涼しくなってきました
君を失ってから 心に空いた穴を 埋めようともがいて 何も変わらないまま

後悔しなかった日なんてない 忘れようとしても 秋が深まるにつれて
美しく染まる紅葉の紅さが 思い出を彩ってしまう 何度でも

  どれだけ悲しませたかさえ 今の僕には知る権利も無い
  だけどいつか胸を張って 君に逢いたいなんて厚かましい願いさえ
  消せないんだ この胸の中ずっと 秋風そよぐ青空見上げて



自転車並べ 走った田舎道には 今でもあの花は 咲いていますか?
降り注ぐ雨音が 冷たい風運ぶたびに 冬の足音は聞こえてますか?

あの頃に戻りたいと願っても 二度とは叶わない 振り返らず歩きたい
流れ落ちる秋雨に頬寄せて 思い出を消し去ってくれと願うけれど

  君がくれた思い出を胸に 僕は今を生きていくよ
  忘れることなんてできない 鮮やか過ぎる二人で過ごした日々
  月並みな台詞だけど伝えたい 君に逢えたから今の僕がいるよ


  どれだけ悲しませたかさえ 今の僕には知る権利も無い
  だけどいつかどこかで逢えたら 胸を張って一言だけ
  月並みな台詞だけど伝えたい 君に逢えたから今の僕がいるよ




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⇒過去作品
【オリジナル歌詞】『結婚教信者』

【オリジナル歌詞】『セピア色の約束』




posted by 理琉(ワタル) at 17:02 | TrackBack(0) | 歌詞

2019年04月05日

【オリジナル歌詞】『社会不適合者』

音の無い暗い部屋の中で1人 明かりも点けず考えていた
今日も耳に飛び込んで来るのは 「現実を見ろ」という聞き飽きた台詞の大合唱

わがままな大人のご機嫌取りと 理不尽な罵声に晒されて
それでも何かを見出そうと 足掻いて疲れ切って一日が終わる

  こんな事するために僕は生まれて来たのか
  ”大人”という虚しい称号 得るためだけの人生なのか
  夢を語るたび「そんなの無理だ」と非難する奴らに従う事が
  立派な社会人だと言うなら 僕は不適合者で構わない



世渡り上手 そうやって上に行く ずる賢くしたたか そうやって蹴落とす
自分らしく生きようとする度 「非常識」だの「わがまま」だの烙印を押される

優しい者 正直者が馬鹿を見る そんな事が正当化されていいのか
心を捨てて磨り減らしてまで生きて 一体この世界で何を得られるというのか

  これからも建前と常識に縛られていくのか
  いくら考えたって結局 この世界で生きてくしかないのだろうか
  ならばこんな考えを持つ事に そもそも意味なんてあるのだろうか
  夢や希望を語る者の居場所が無い世界なんて まっぴらだ



失ってはいけないもの失ってまで 手に入れるべきものはあるのか
こんな事ぐだぐだ考えてる僕は ”大人”と呼ばれる者達から 無駄だと嘲笑われているのか

  理不尽な事に耐えて「仕方ない」と目を閉じていいのか
  それができない者は社会人としてなってないと言われるのか
  偽りと不条理ばかりがまかり通る世界に希望は有るのだろうか
  こんな綺麗事ばかり叫ぶ僕は はみ出し者なのか…



  こんな事するために僕は生まれて来たんじゃない
  ”大人”という虚しい称号 得るためだけの人生なんてどうでもいい
  夢を語るたび「そんなの無理だ」と非難する奴らに従う事が
  立派な社会人だと言うなら 僕は不適合者で構わない




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⇒過去作品
【オリジナル歌詞】『願い』

【オリジナル歌詞】『虚(から)のコイビト』



posted by 理琉(ワタル) at 15:41 | TrackBack(0) | 歌詞

2019年04月03日

【オリジナル歌詞】『青函トンネル』

「あの青函トンネルは 自分が掘ったんだよ」と
いつも得意げに話してた 僕のじいちゃん

自分は学校に行けなかったから 子どもには絶対に学校へ行ってほしい
そんな思いで じいちゃんは働き続けた

  礼儀には厳しかったけど いつも優しく迎えてくれた
  潮風の香る砂浜 青い屋根の家 僕の思い出



ある日 先生が慌ただしく走って来て伝えた
「じいちゃんが危篤」 幼い僕は戸惑うばかり

慌てて駆けつけたけど 一足遅かった
お別れも言えないまま じいちゃんは旅立った

  学費を稼ぐため炭鉱にも青函トンネルにも行った
  そんな過酷な日々が じいちゃんを蝕んだ

  ただ子どものため ただ大切な人のため
  じいちゃんの立派な人生は 僕の誇りだよ



だから僕は青函トンネルを通ると いつもこう思うんだ
「僕のじいちゃんが掘ったんだよ」と




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⇒過去作品
【オリジナル歌詞】『結婚教信者』

【オリジナル歌詞】『きみらしく』




posted by 理琉(ワタル) at 01:40 | TrackBack(0) | 歌詞

2019年03月28日

【オリジナル歌詞】『セピア色の約束』

  1. 歌詞
  2. 制作背景

1.歌詞

子どものころ お正月の楽しみといえば ばあちゃん家で1年に1回の行事
僕の身体より大きな古いウスとキネ 2人で力いっぱいついた

おいしそうにお餅をほおばる僕の顔を ばあちゃんは嬉しそうに見ていた
その顔を見た僕も自然と笑顔になり 心から幸せだった

  大人になり街に流され いつしかばあちゃんとも疎遠になり
  楽しかった思い出が セピアに色褪せたことさえ気づかずに



そんなある日 僕の携帯が鳴り響いた ばあちゃんが危ないという知らせだった
病室で再会 衰弱したその姿で 僕のこと見て 涙こぼしてた

次の日 ばあちゃんは遠い世界へと逝った 僕を待っていてくれたのかな
あの古ぼけたウスとキネは 静かに眠り もう二度と使われはしないかな

  僕はばあちゃんに何ひとつ 孝行してあげられなかったから
  今さらもう遅いかも知れないけれど 天国のばあちゃんへ叫び続ける

  ありがとう ありがとう のどがつぶれても叫び続けたい
  いつか僕もそっちに行ったなら きっと また一緒に餅つきしようね…



近くの保育園 横切ると 懐かしいにおいが
楽しそうな笑顔で…


2.制作背景

僕が大学生のときに他界した
祖母との思い出をつづった歌詞。



僕は幼い頃から、すでに親との確執があった。

「自分に攻撃的で、無関心な親は外敵だ」
そう思い、僕は家族の前では能面のように無表情だった。

祖母の前でも、笑顔になるのは心の中だけだった。



僕は祖母に孝行できなかった。
孝行とは 「祖母に笑顔をほとんど見せられなかった」 こと。



⇒<You tube メッセージへのアレンジ版>


⇒過去作品
【オリジナル歌詞】『だったら産マナイデヨ』

【オリジナル歌詞】『A』
posted by 理琉(ワタル) at 00:58 | TrackBack(0) | 歌詞

2019年03月25日

【オリジナル歌詞】『冬空』

今年もあの季節を迎える ビルの隙間 そよ風 目に沁みる冬空
往き過ぎる人波 寂しげな背中 1人眺めては うつむく

  悲しい別れが来てから何年 時が過ぎたの 一体
  今の僕にできる事 それは幸せ願う事 この空の彼方へ



都会の雑踏は忙しなく 緋色の空 滲んで 訪れる夕闇
帰路急ぐ人波 連れられた夜が 長く伸びた影を 消し去ってゆく

  雲が夕日に溶けてく あの頃と同じように 揺れて
  きみの幻 消えない ずっと 真っ直ぐ顔上げた 人混みの中で



  空は綺麗で残酷だね 哀しいくらいに青く澄み切って
  二度と届かない きみの街へと 繋がっているんだから

  雲が夕日に溶けてく あの頃と同じように 揺れて
  きみの幻 消えないけれど 顔上げて見上げた空 明日も日が昇る




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⇒過去作品
【オリジナル歌詞】『結婚教信者』

【オリジナル歌詞】『権力という虚像』



posted by 理琉(ワタル) at 19:27 | TrackBack(0) | 歌詞
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