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理琉(ワタル)
自閉傾向の強い広汎性発達障害。鬱病から再起後、低収入セミリタイア生活をしながら好きなスポーツと創作活動に没頭中。バスケ・草野球・ブログ/小説執筆・MMD動画制作・Vroidstudioオリキャラデザインに熱中。左利き。 →YouTubeチャンネル
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posted by fanblog

2024年03月02日

【オリジナル小説・PV】『スマホさん、ママをよろしくね。』制作背景

オリジナル小説: 『スマホさん、ママをよろしくね。』
PV動画を作ってみました。

この小説と、PV動画の制作背景を紹介します。

  1. 制作した動画
  2. 作品の概要
  3. 制作の所感

1.制作した動画




2.作品の概要


3.制作の所感

本作は、
スマホネグレクトされた子どもの気持ち
を訴えたくて作りました。

・親が本当に
 子どもよりスマホが大事だったかどうかはわからない

⇒けれど、幼い子どもの主観では
 「親は自分よりスマホが大事なんだ」と感じた

⇒スマホに夢中になる親を見て、子どもはこう思った
 「あぁ、誰も自分に興味ないんだ」
 「自分を作り出した親さえも」

⇒子どもは親を諦め、誰の助けも期待しなくなる
 現実を諦め、スマホの中へ引きこもる

こうした 「親からの精神的ネグレクト」 が、
他人への興味や痛みに無関心な人を生んでいると思います。

僕は歩きスマホをする人が嫌いですが、彼らは
「愛情不足の痛みを仮想世界で癒さずにいられない人」
とも感じています。



僕自身、
子どもに無関心な親のもとで育ちました。

おそらく、両親ともに中〜重度の発達障害 です。

・自分がこだわるものにしか興味を持てない
・空気読みや他人の気持ちの想像が難しい

という特性があるので、
子どもの心に無関心なのは仕方ないです。
(※受けた傷を許すつもりはありません)

話が通じない親には”心の実体”が存在しないのではないか。

なので
スマホネグレクトとは事情が違いますが、

親からの精神的なケアを受けずに育つ苦しみは
理解しているつもりです。




そして、
幼少期に「親から見捨てられた」と感じた傷を
大人になってから埋める作業は困難を極めます。

僕はその作業6年目ですが、
ようやく怒りの2割くらい手放せた程度です。

生まれ直しができない以上、
もうどうやっても傷は埋まらないと覚悟しています。

だから僕は、1人でも多くの人が
スマホネグレクトの重大さに気づく材料を
投下したかったんです。


薄い板1枚で得られる快楽は、
ときに人1人に一生消えない傷をつけます。




⇒他作品
【オリジナル小説・PV】『反出生の青き幸』制作背景

【オリジナル小説・PV】『どんな家路で見る月も』制作背景

2024年03月01日

【オリジナル小説・PV】『どんな家路で見る月も』制作背景

オリジナル小説: 『どんな家路で見る月も』
PV動画を作ってみました。

この小説と、PV動画の制作背景を紹介します。

  1. 制作した動画
  2. 作品の概要
  3. 制作の所感

1.制作した動画




2.作品の概要


3.制作の所感

引っ越して間もない頃、
 いつも通りの1日を終えて家路についた。

 「引っ越し前の家ではいろいろあったなぁ」

 などと思い出に浸りながら歩いていたら、
 無意識に引っ越し前の家に向かっていた。


という経験はありませんか?
僕は昨年、引っ越した直後にありました。



僕は最寄り駅から自宅まで、
月を見ながら歩くのが好きです。

「きれいだなぁ」
「今日は満月?いや、少しかじられてる」

ぼんやり考えながら家に近づくと、
その家での思い出が次々に浮かんできます。

それが引っ越し前の家路だなんて
気づかないまま。




主人公にも同じように引っ越してもらい、
月を見ながら家路についてもらいました。

もし主人公が引っ越した家が、
大好きだった元カレと同棲していた家だったら?

もし主人公が
間違えて引っ越し前の家に帰ってしまったら?

彼女は
月を見ながら歩く家路で何を思うのでしょう?



僕の引っ越しは、
離婚からちょうど5年後でした。

失敗したこと、傷つけたこと、学んだこと、
それらが詰まった部屋を去るときには、
こみ上げるものがありました。

けれど新しい家路で見る月は、
変わらずにきれいでした。


月はこれからも
いろんな人の傷を映しながら
そこにあるんでしょう。

本作では、そんな引っ越しと月夜の
切なさを感じてもらえたら嬉しいです。



⇒他作品
【オリジナル小説・PV】『反出生の青き幸』制作背景

【オリジナル小説・PV】『雪の妖精 待ち焦がれ』制作背景

2024年02月27日

【オリジナル小説・PV】『反出生の青き幸』制作背景

オリジナル小説: 『反出生の青き幸』
PV動画を作ってみました。

この小説と、PV動画の制作背景を紹介します。

  1. 制作した動画
  2. 作品の概要
  3. 制作の所感

1.制作した動画




2.作品の概要


3.制作の所感

本作は、主人公が
『子孫を残さない人生を目指す物語』 です。

根底には、主人公の生い立ちから生まれた
「反出生主義への肯定的な気持ち」があります。

・子孫を残したくない主人公
・子孫を残せと迫る”由緒ある”主人公の家系
・子孫を残せないアンドロイドの親友たち

この3者の苦悩を通じて、

「子孫を残すことは誰にとっても幸せか?」

問いたくて作りました。



主人公の両親は、
名家の家系存続のトラブルの中で
不幸な人生になってしまいます。

それを見てきた主人公は思います。
「不幸になる子孫を再生産したくない」

一方、アンドロイドの親友たちの苦悩は
生殖能力を持たないこと、主人公と正反対です。

「子孫という形で未来へ希望を託すことができない」

※アンドロイドの苦悩については、柴田昌弘先生の名作マンガ
『グリーン・ブラッド』 を参考にさせていただきました。



僕自身、反出生主義に肯定的です。

幼少期から親子関係で
悲しい思いをすることが多かったので、

「あんな思いをする人間を再生産したくない」
「だから生殖能力を失いたい」


と思っています。

もちろん、生きていて良かったことはたくさんありますが、
「親に愛されなかった」という思いが勝ってしまいます。

「苦しみの方が多いなら、生まれない方がマシ」
そう思う僕は、生物の本能だけで見れば ”エラー個体” です。



だからこそ
「子孫を残さなくても誰かの希望になれる」
ような生き様に憧れます。

現実では、自分は生殖能力のないアンドロイドになれない。
それなら一代生物のつもりで、人生を精一杯に生きたい。

本作が「子孫を残さない幸せ」について
考えるきっかけになれば嬉しいです。



⇒他作品
【オリジナル小説・PV】『ツンデレという凶器』制作背景

【オリジナル小説・PV】『彩、凛として空、彩る』制作背景



2023年11月01日

【オリジナル小説・PV動画】『ツンデレという凶器』制作背景

オリジナル小説: 『ツンデレという凶器』
PV動画を作ってみました。

この小説と、PV動画の制作背景を紹介します。

  1. 制作した動画
  2. 作品の概要
  3. 制作の所感

1.制作した動画




2.作品の概要


3.制作の所感

「ツンデレの先に幸せな2人はいるの?」

本作はそう問いたくて書きました。



「気弱な男子と、幼馴染みのツンデレ女子」

これは幼馴染みでなくても、
ラブストーリーの王道設定の1つでしょう。

長く一緒に過ごす仲なら、本当は優しいことや、
ツンの裏にある好意に気づく機会はあります。

悪い人じゃないことも、
照れ隠しが行きすぎているだけなことも理解できます。



それでも、
僕はうつ病を患った1人として確信しています。

人間の心は脆いです。
人間はとても弱い生き物です。


どんなに筋骨隆々な人でも、
言葉の槍を数ヶ月、数年と刺され続けたら、
心なんて簡単に壊れます。

いくら親しい間柄でも、
好意の裏返しで罵倒し続けたら?
相手の心を傷つけ続けたら?

それでも2人が一緒にいるのは、
片方が耐えてようやく成立しているとしたら…。

その未来には、
幸せに寄り添う2人はいるのでしょうか?

「どうして…もっと早く…素直に…。」

そうやって、
相手を壊した後悔を引きずって生きる結末に
ならないでしょうか?



本作が
「素直になれなかった未来は明るいか?」
を考える一助になれば嬉しいです。



⇒他作品
【オリジナル小説・PV】『Sounds of reincarnation』制作背景

【オリジナル小説・PV】『Memory Snow』制作背景

2023年08月02日

【オリジナル小説・PV動画】『Sounds of reincarnation』制作背景

オリジナル小説:
『孤独の果てに自由あり』
のPV動画を作ってみました。

この小説と、PV動画の制作背景を紹介します。


  1. 制作した動画
  2. 作品の概要
  3. 制作の所感

1.制作した動画




2.作品の概要


3.制作の所感


本作は、

名著: 『自由からの逃走』

の内容を、ストーリー形式で伝えたくて書きました。



人は
「自由になりたい」
「支配されたくない」
と願うにもかかわらず、

なぜ、
ときに自分から自由を捨てて
何かに服従したがるの?


『自由からの逃走』では、この疑問に
中世以降のヨーロッパの歴史を通じて答えています。



自由⇒自分のやりたいようにやる
だとしたら、

自由⇒孤独で何の保証もないもの
です。

成功した前例も、
みんなと同じという安心感もありません。

人が自由を捨てるのは、
その孤独に耐えられないときです。

安心するため、
自分を押し殺して”多数派”や”絶対的権威”に服従します。
そのウラには貧困や戦禍、宗教対立があります。




現代の日本は恵まれています。

(今のところ)戦争に行かなくていいし、
コンビニも病院も完備です。

(建前では)多様性が受け入れられ、
1人でも生きていけます。

それぞれ好きにやればいいはずなのに、
我慢して、まわりに合わせている人が多いと感じます。

それは
自由になる⇒”みんなと違う”ことが怖いから
ではないでしょうか。

自由の不安に耐えるくらいなら、
不自由の不満を甘受した方がマシ


だから自分の本音を抑え、
”みんなと同じ”を演じている んじゃないでしょうか?



「窮屈な現状を変えるためにどうすればいいか」
「少しでも自由になるためにどうすればいいか」

本作が少しでも、自由な人生について
考えるきっかけになれば幸いです。



ーーーーーーーーーー



⇒他作品・MMD動画
【オリジナル小説・PV動画】魔王魂『捩花(ネジバナ)』制作背景

【オリジナル小説・PV動画】『It’s my Life』制作背景



2023年06月19日

【オリジナル小説・PV】『It’s my Life』制作背景

オリジナル小説:
『彩、凜として空、彩(かざ)る』
のPVを作ってみました。

この小説と、PV動画の制作背景を紹介します。

  1. 制作した動画
  2. 作品の概要
  3. 制作の所感

1.制作した動画




2.作品の概要

  • 使用曲
    『It’s my Life』

  • 楽曲提供
    t.tamさま

    楽曲ダウンロード先(フリー音楽素材)
    DOVA-SYNDROME

  • 動画制作期間
    3週間

  • Vroid衣装提供
    BOOTH

  • 使用した動画編集ソフト
    「AviUtl」
    「MikuMikuDance(MMD)」
    「VRoid Studio」

  • 使用したフリー画像素材サイト
    「ニコニ・コモンズ」

3.制作の所感

作品執筆のきっかけは
子どもの希望や才能を、
本人以外の邪魔で潰されることへの怒り
です。

・社長子息、令嬢だから
 将来は会社を継がせる

・企業同士の政略結婚で
 業務提携を強化

・親が果たせなかった夢を
 子どもを利用して叶えようとする

こういう、
「親にコントロールされる人生を子が受け入れて精進する」
場面を見るたび、疑問に思っていました。



「それ、本当に本人(子ども自身)の希望?」
「親の希望と同一視するよう洗脳してきたんじゃない?」
と。



それに気づいても親に逆らえず、
不本意な人生を送る子どもを、僕は見たくないです。

だから主人公には、
親の鳥カゴをぶち壊す ”凜とした意志” を貫いて、
人生の空を彩ってほしいです。

自分の人生は、
自分がやりたいことをするためにあるから。



ーーーーーーーーーーー



⇒過去作品・MMD動画
【オリジナル小説・PV】『Memory Snow』制作背景

【オリジナルMV】魔王魂『捩花(ネジバナ)』



⇒過去作品・オリジナル小説
【短編小説】『スマホさん、ママをよろしくね。』 全4話

【短編小説】『ツンデレという凶器』 全3話

2023年04月12日

【オリジナル小説・PV】『Not alone』制作背景

オリジナル小説:
『いのちの電話と、聞き上手』
のPVを作ってみました。

この小説と、PV動画の制作背景を紹介します。

  1. 制作した動画
  2. 作品の概要
  3. 制作の所感

1.制作した動画




2.作品の概要


3.制作の所感

ストーリーは、僕が「いのちの電話」に
電話をかけたときの実体験を元に作りました。


僕はいのちの電話に、

「話を聞いてもらうための機関に電話したのに、
 自分が勝手に聞き役になってモヤモヤした」

という形で救われました。

この経験から、
嫉妬やイライラだろうと、
その人の強い感情を呼び起こすことも命を救う行為

だと知りました。



命を救われる話は美談にされがちです。

 人生に絶望し「いのちの電話」にすがった
⇒相談員のあたたかさに感動し、救われた
⇒生きる希望を取り戻し、立ち直った

のような「美しい感動秘話」が人気になるでしょう。



ですが、 命の現場は泥くさいです。

誰もが「感動」「慈愛」「無償の愛」で
救われているわけではありません。

僕のように
「モヤモヤ」「イライラ」が
絶望を上書きすることもあります。

人によっては
「劣等感」「復讐心」を燃え上がらせ、
生きる糧にする人もいるでしょう。

感情に善悪はありません。

湧き上がる感情が何であろうと、
それは命を維持するために身体が必死で動いた結果です。

泥くさくても、腹黒くても、
燃え尽きた心に明かりを灯すこと。

それは立派な「命を救う行為」だと思います。





⇒過去作品・MMD動画
【オリジナル小説・PV】『Memory Snow』制作背景

【オリジナルMV】魔王魂『捩花(ネジバナ)』

【YouTube:自作MV17作目】魔王魂『Burning Heart』Short。



⇒過去作品・オリジナル小説
【短編小説】『反出生の青き幸』1 (全4話)

【短編小説】『夢色の川』前編 (全2話)

2023年03月06日

【オリジナル小説・PV】『Memory Snow』制作背景

オリジナル小説:
『雪の妖精 待ち焦がれ』
のPVを作ってみました。

この小説と、PVの制作背景を紹介します。

  1. 制作した動画
  2. 作品の概要
  3. 制作の所感

1.制作した動画




2.作品の概要


3.制作の所感

ストーリーのテーマは
『余命宣告を受けた幼馴染との恋模様』 です。


 <あらすじ>
幼少期から一緒にいて、
 同い年ながら兄や妹のように慕っていた

 いつしか恋心に変わっていることには、
 お互い気づいている

 けれど一緒にいることが当たり前で、
 伝えるきっかけがないまま病状は進行し…。


兄妹以上・恋人未満の2人の葛藤を、
少しでも感じてもらえれば嬉しいです。



ヒロインと死別する可能性を盛り込んだのは、
自分自身に「一期一会の大切さ」を言い聞かせるためでもあります。

死別も離別も、あっという間にやってくる。
 だから、会える今を大切にしよう。
 言葉にして伝えよう。


それは僕自身、
家族との絶縁から復縁した経験から、身に染みたことです。

幼少期、
親は、僕の話を聞く努力を、
僕は、親に意志を伝える努力を、
それぞれ放棄しました。

「気持ちを伝えない」ことの蓄積が、
 数十年の確執になることもある。

 たった一言のすれ違いが、
 今生の別れになることだってある。

 たとえそれが、どれだけ慕っている相手でも。


そう実感したからこそ、
作品を見返すたびに、自分への戒めになります。



それ以来、僕は誰かに
「ありがとう」 と言う回数が増えました。

気づくのが遅すぎたと、悔やむこともあります。

気持ちを伝えなかったばかりに、
離れていった人への罪悪感もあります。

もう、そんな後悔はしたくありません。
いま側にいてくれる人と、これから出逢う人には、
たくさん感謝を伝えようと思います。




⇒過去作品・MMD動画
【オリジナルMV】魔王魂『捩花(ネジバナ)』

【オリジナル小説・PV】魔王魂『ハルジオン』

【オリジナル小説・PV】魔王魂『彩を失くしたアメジスト(リメイク)』



⇒過去作品・オリジナル小説
『もう1度、負け組の僕を生きたいです』1

『いのちの電話と、聞き上手』前編


2023年01月25日

【オリジナル小説・PV】魔王魂『捩花(ネジバナ)』

オリジナル小説:
『心だに 君の際なられば 果報』
のPVを作ってみました。

この小説とPVの制作背景を紹介します。


  1. 制作した動画
  2. 作品の概要
  3. 制作の所感

1.制作した動画




2.作品の概要


3.制作の所感

テーマは 「身分違いに引き裂かれた恋」 です。

小説のタイトル
『心だに 君の際なられば 果報』
意味:「せめて心だけでも、あなたの側にいられたら幸せです」

理不尽な力に引き離されても
 心だけはいつまでも隣にいたい


そんな思いを表したくて作りました。



僕らは自由恋愛が普及した時代に生まれました。

だから、つい数十年前まで
「好きな人と結ばれる自由がなかった」 ことには
現実感が持てません。


きっと今でも「由緒ある家柄」の間では、
本人の意志が無視されているのでしょう。

「政略結婚」「当人の気持ち以外の要素での別れ」は、
とても理不尽で、許されざる行為だと思います。

ですが、それは
個人の幸せを尊重する現代特有の考え方
であることも自覚しています。



・つい最近まで、
 特に女性は1人で生きるのが困難だった

・だから家同士の決定でも、
 家族の一員になる以外に生きる道がなかった

そんな時代背景を考えるたびに思います。

今も昔も、
好きな人と結ばれない悲しみはどこへ向かえばいいんだろう 、と。


どれだけ多くの人が、
 この悲しみの行き場を見つけられないまま、
 無念の生涯を終えたんだろう。

 誰かの見栄や欲望、
 子どもを所有物扱いする親たちによって、
 どれだけ多くの恋の涙が消されてきたんだろう。


想像するたびに、胸が痛くなります。



「自由恋愛市場」「恋愛格差」
僕らはそんな、特殊な恋愛事情の時代に生きています。

家柄や身分の違い、政略結婚はどうしても、
遠くの出来事に思えてしまいます。

だからこそ、考える機会があっていいと思います。
「そんな理不尽な悲しみが生まれていいんだろうか?」 と。

その悲しみを背負って生きる人は、
身近にいるかもしれません。

そういう人に出逢ったとき、
その人の気持ちを理解する一助になれば嬉しいです。



⇒過去作品・MMD動画
【オリジナル小説・PV】魔王魂『ハルジオン』

【オリジナル小説・PV】魔王魂『彩を失くしたアメジスト(リメイク)』

【自作MV15作目】魔王魂『12345』Short



⇒過去作品・オリジナル小説
【短編小説】『涙まじりの煙』

【短編小説】『また逢いましょう、ホタル舞い降りる川で』1

2023年01月11日

【オリジナル小説・PV】魔王魂『ハルジオン』

オリジナル小説:
『また逢いましょう、ホタル舞い降りる川で』
のPVを作ってみました。

この小説とPVの制作背景を紹介します。


  1. 制作した動画
  2. 作品の概要
  3. 制作の所感

1.制作した動画




2.作品の概要


3.制作の所感

この小説は、自分自身の体験に想像を足して作りました。
登場人物の名前や設定は変えています。



振り返っても、
本当にかけがえのない体験だったと思います。


スクールカースト下位で、恋愛に無縁だった自分が、
幸せな初恋ができたなんて夢のようでした。

あのとき、遠くの大学へ逃げる選択をしたことは、
僕にとって一生の財産になりました。



同時に、僕は今でも
「初恋補正」 のかかった当時を引きずっています。

未練がましいのかもしれません。
当時の記憶も、初恋だから余計に美化されているでしょう。

10年以上経った今、作品として残したのは、
自分の中で区切りを付けたかったからだと思います。


「人生は続く、過去ばかり見ているわけにはいかない」
 「もし再会できたとしても、あの頃には戻れない」


ようやく、それを受け入れる心の準備ができたのかな…。
決意が揺らいだら、自分で書いた小説とPVを見直すことにします。



また、ホタルを見に行きたいです。
また、夏の「一の坂川」へ行きたいです。



⇒過去作品・MMD動画
【オリジナル小説・PV】魔王魂『彩を失くしたアメジスト(リメイク)』

【自作MV15作目】魔王魂『12345』Short

【自作MV17作目】魔王魂『Burning Heart』Short



⇒過去作品・オリジナル小説
【短編小説】『いま、人格代わるね。』前編

【短編小説】『シアワセの薄い板』前編
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