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仏高速鉄道TGVを悩ます型破りなライバル 低価格を武器に新興企業が攻め込む 東洋経済オンライン 小佐野 カゲトシ 「ライドシェア」に警戒感を抱く仏高速鉄道TGV 米国の「Uber」に代表される、一般のドライバーが自家用車で他の利用者を運ぶ「ライドシェア」。タクシー業界の反発なども含め、世界各国で話題を呼んでいるサービスだが、欧州では自家用車の「相乗りサービス」が急速に普及し、鉄道のライバルとして無視できない存在になりつつあるようだ。 今年7月上旬に日本で初めて開催された、国際鉄道連合(UIC)の「世界高速鉄道会議」。高速鉄道を保有する各国の国鉄・鉄道会社首脳がこれまでの経過や現状を説明する中、フランス国鉄(SNCF)のギョーム・ペピCEOは、航空や新しい自動車交通などの急速な発達と、利用者が料金に対して敏感になってきたことを挙げ、高速鉄道は「反撃を始めなければならない」と述べた。 「TGV」の名で知られるフランスの高速鉄道の総延長は2000km超のネットワークを誇り、新しい路線では日本の東北新幹線「はやぶさ」と並ぶ世界最高速の時速320kmで走行する。その高速鉄道の新たなライバルとなる「新しい自動車交通」とは、ライドシェアだ。英国の鉄道業界専門誌「レールウェイ・ガゼット・インターナショナル」2015年3月号の記事はフランスの例を挙げ、ライドシェアがすでに長距離鉄道輸送を脅かす存在になりつつあることを報じている。 記事で取り上げられているのはフランスの新興企業「Bla Bla Car(ブラブラカー)」だ。同社はフランスをはじめ、イタリア、ドイツなど欧州のほかインドやメキシコなど19カ国でライドシェアのサービスを展開し、会員数は2000万人にのぼる。主な対象は長距離移動の利用者で、平均移動距離は330kmという。 同社のサービスでは、相乗りをできるほかの利用者を探してくれる。自家用車を持つ会員は、自分が移動する日時や行程、乗れる人数などを登録する。相乗りしたい会員は出発地・目的地などから自分と合う車を検索し、ドライバーと連絡を取って決定する。料金はシステムが人数と距離に応じた燃料消費量などを算出して「割り勘」のように提示し、ドライバーは価格調整もできるものの、ガソリン代などの必要経費を上回る「利益」は出ない仕組みだ。欧州を格安に旅行するバックパッカーなどには「ヒッチハイクの有料ネット版」とも呼ばれているようだ。 ブラブラカーのサイトでTGVの幹線ルートであるパリ―リヨン間を検索してみると、平均30ユーロ(約4000円)台の料金が並び、中には22ユーロ(約3000円)といった料金の車もある。一方、TGVの予約サイトを見ると、2等標準運賃は65.60ユーロ(約8900円)。フランス国鉄をはじめ欧州の鉄道は航空機のように時間帯などで価格が変動する料金システムのため、35ユーロといった安い料金を設定している列車もあるものの、平均的にはライドシェアのほぼ倍の料金がついている。 記事によると、2014年下期のフランス国内の長距離旅客輸送シェアのうち、ライドシェアの割合は2%近くに達しているという。一方、EUの統計局ユーロスタットのデータによると、2013年の同国内の旅客輸送に占める鉄道のシェアは9.4%だ。同国でのライドシェアサービスは年率40~60%で成長を続けているといい、鉄道に影響を及ぼすレベルに近づいているといえる。 フランスの高速道路の最高速度は時速130kmで、時速160~200km程度で走る在来線長距離列車と競合するのはうなずける。だが、スピードでは車を圧倒するはずのTGVにも無視できない影響があるという。 記事によると、● その理由は料金の安さや「自宅近くから乗れる」「時間が自由」といった点だけでなく、フランスの鉄道網の構成にあるという。同国の鉄道はパリを中心に放射状に広がっているため、地方の主要都市間を移動する場合もパリを経由したほうが早いケースが多いが、車なら両都市間をダイレクトに行き来でき、結果として早く目的地に着けるためだ。 実際、新たな交通手段の躍進を裏付けるかのように、TGVを運行するフランス国鉄長距離部門の2014年の収益は前年比で1.1%減少。景気の低迷など他の要因もあるものの、在来線中長距離輸送の収益はTGVよりさらに落ち込み、前年比で3.6%減った。同社は2015年の見通しについても「厳しい状態が続く」としており、その理由の一つとして「原油価格の下落に伴うLCC(格安航空)やライドシェアとの競争激化」を挙げている。 フランス国鉄もこれらの交通機関への対抗策を打っており、2013年には最安運賃10ユーロ(約1350円)をうたう格安高速列車「ウィゴー(Ouigo)」の運転を始めた。運行開始から約1年で利用者数が250万人を突破するなど成績は好調で、今後は路線の拡大も計画されている。7月の「世界高速鉄道会議」に出展していた同社のブースにも「ウィゴー」の列車が大きく描かれており、力を入れていることがうかがえた。鉄車輪式の従来鉄道で世界最速となる時速574.8kmの記録を持つ「高速鉄道大国」は、スピードの追求から価格競争への転換を余儀なくされているようだ。 日本にも長距離移動のライドシェアサービスは存在し、遠方でのライブ参加などといった、いわゆる「遠征」などで利用されているようだ。だが、● 格安の高速バスから新幹線まで、さまざまな価格帯の公共交通網が発達し、信頼性も高い日本では、まだ一般に幅広く利用されるまでには至っていないのが現状といえる。 だが、今後高速鉄道の建設が計画されている新興国などでは、公共交通の整備が進まず、車の相乗りが珍しくない国も少なくないだろう。そして、すでにLCCが飛び交っている国も多い。 世界初の高速鉄道として新幹線が開業してから半世紀。高速鉄道は中・長距離において航空機よりも利用しやすく、高速道路を走る車よりも速く、大量の乗客を低コストで運べる乗り物として世界各地に広がってきた。だがここにきて、● 低料金を売りにしたLCCや、● 安さと時間や発着地の自由さがあるライドシェアが鉄道の地位を少しずつ脅かしつつある。今後の高速鉄道の成功には、● スピードだけでなく「料金」が大きなファクターとなってくるだろう。 ―――― 感想 ――――この頃、海外だけでなく、国内旅行にも興味を持ちだしているのでこの話題は、面白かった確かに、日本では、・ 高速バスが低料金 新幹線の半額以下・ LCCも、かなり、発達中だが、オプションという意味で、このライドシェアも、日本で、もっと発達すればいい、と思う一番いいのは、無料のヒッチハイクだがこの歳と、地位がある身(オイオイ)では、むずかしいしかし長距離トラックの運転手も、過酷な条件だと聞くアルバイトとして、乗客を低料金で乗せる制度をこのシェアライド的に作ったらどうだろうトラック会社が、邪魔をするか?(笑)
2015.08.05
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メモ KJ法KJ法は、文化人類学者の川喜田二郎(東京工業大学名誉教授)がデータをまとめるために考案した手法である。KJは考案者のイニシャルにちなむ。データをカードに記述し、カードをグループごとにまとめて、図解し、論文等にまとめていく。共同での作業にもよく用いられ、「創造性開発」(または創造的問題解決)に効果があるとされる。川喜田は文化人類学のフィールドワークを行った後で、集まった膨大な情報をいかにまとめるか、試行錯誤を行った結果、カードを使ってまとめていく方法を考え、KJ法と名付けた。またチームワークで研究を進めていくのに効果的な方法だと考え、研修方法をまとめ、『発想法』(1967年)を刊行した。それ以降、川喜田が企業研修や琵琶湖移動大学などで指導を行い、普及を図った。次第にKJ法の名称も一般化し、企業研修や学校教育、各種のワークショップなど様々な場面で広く用いられるようになった(大学で経営工学などを専攻すると、カリキュラムの中で集中的に取り上げられることもある)。フィールドワークで多くのデータを集めた後、あるいはブレインストーミングにより様々なアイディア出しを行った後の段階で、それらの雑多なデータやアイディアを統合し、新たな発想を生み出すためにKJ法が行われるのが一般的である。多くの断片的なデータを統合して、創造的なアイディアを生み出したり、問題の解決の糸口を探っていく。プロセスそのものは川喜田の著作に明確に記されており、一見シンプルで容易にみえる。しかし、プロセスの随所で細かい注意が必要であり、実際に使いこなすためには訓練が必要である。○ KJ法の進め方KJ法は4ステップからなる。カードの作成1つのデータを1枚のカードに要約して記述する。(※1枚に1つのデータだけ。複数書き込まない。)グループ編成数多くのカードの中から似通ったものをいくつかのグループにまとめ、それぞれのグループに見出しをつける。図解化(KJ法A型)叙述化(KJ法B型)様々な用途に合わせて色々なサイズのカードが用意されている。 ―――― 私の意見 ――――KJ法は、私が現役のとき、川喜多氏の著作や作業の実例を解説した本などを読みながらときどき、使って見たが個人では、なかなか使いこなせない手法だと思ったそれも当然で、KJ法はやはり、小規模集団で、ホワイトボードなどを使って、みなが協力し、意見を出し合い、図解・叙述化し、集団で仕上げる事で、成果が出る手法だ一個人が、ひねくり回しても、難しい個人ベースでは、梅棹氏の「こざね法」の方が、ハンディーだろうただし、アウトプットは、かなり、性格の違うものになる今思うと・ 梅棹氏・ 川喜多氏には、私なりに非常に重要な影響を受けたと思う特に、思考方法などの面に於いてかも知れない
2015.08.04
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上海市場 規制強化に投資家そっぽBloomberg News(ブルームバーグ):世界で最も流動性が高い株式市場という称号 を中国が失った。売買停止の銘柄が続出したことに加え、当局が売りを 規制する手段を取り、投資資金の流出を招いた。 本土の証券取引所の1日当たりの売買代金は、過去30日間の平均 で2020億ドル(約25兆円)相当。7月初め時点は2880億ドルだった。中 国株の売買代金は7月8日までの約1カ月間、米株式市場を上回ってい たが、現在は米市場を720億ドル相当下回っている。 上海総合指数は今年の高値から29%下落。本土の証取は数百社の株 式の売買停止を容認した。当局が空売り規制やアルゴリズム取引の調 査、大規模な売り注文への警告と次々と措置を講じていることで取引は 今週に入って一段と減少した。 東北証券の唐亜韞アナリスト(上海在勤)は「最近の当局の措置 は、間違いなく投資家に悪い印象を残すだろう。中国市場への当局の介 入は過剰で、一部の機関投資家は長期的に参入を渋るかもしれない」と 述べた。原題:China Dethroned as World’s Most Liquid Stock Market After Curbs(抜粋) ―――― 感想 ――――そりゃあ、そうだろう昨日、私が、書いたとおりだ株価が下がっても、売り逃げを許され無い市場なんて怖くて投資できるわけがない大失敗だよ
2015.08.04
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有名人の英語力ランキング その2 ―――― 記事 ――――○ 続いて、スポーツ界を見ていこう。圧倒的な支持を受け7位につけたのは、プロゴルファーの宮里藍だ。「留学経験はないんですが、彼女の英語はかなり綺麗な発音です。それに文法もしっかりしていますね。スポーツ選手のなかには通じればいいやという感じで崩した英語を話す人が多いんですが、彼女はそれがない。インタビューに対しても、きちんとした文章で回答をしています」(ハイディ氏)「世界を舞台に戦っていくんだという覚悟をもって、相当勉強したんだと思います。大人になってから英語の勉強を始めても、どうしても日本語の訛りはとれないものなんですが、彼女はあまりそれを感じさせない。きっと、沖縄出身というのも良かったんじゃないかな。沖縄は米軍基地があるので、アメリカのテレビも映るし、ラジオも流れている。留学経験がないとはいえ、小さい頃から英語に馴染みがあった。それが彼女の耳の良さと相まって、上達の手助けをしたんだと思います」(デーブ氏)----alex99藍ちゃんは、頭もいいし、マナーもいい立派だと思う○ ハリウッド俳優はクール!英会話教材「スピードラーニング」のCMで、「英語が話せるようになった」と語っている石川遼はどうなのか。「アメリカの大会に出場し、スコアを大きく崩してホールアウトしたことがありました。試合後の囲み取材で、海外の記者たちは『今日のプレーはひどかった』、『メンタル面の成長が見られない』とかなりきつい口調で次々に質問を浴びせましたが、遼くんはまったく堪えていない様子だった。しかしあとで聞いたら、堪えていないのではなく、英語がわかっていないだけだったんです。本人も『僕はそんなに英語はわからないんで大丈夫です』と言っているようですし、あまり英語は得意じゃないと思います」(ゴルフジャーナリスト)----alex99石川遼君日本語で話している内容から判断すれば、地頭は、いいと思うだが、アメリカで、ゴルフで生存競争を戦っているのに英語が、未だそういうレベルであるのは、問題だな英語うんぬんではなく、彼の考え方がおかしいと思う英語をしっかりしたものにして、プレー等の中で、ハンディを負わないようにすべきでそれは、プロ意識だと思うのだがなお、スピードラーニングなんて、敢えて言うが、インチキだよ語学というものは、そんなに、甘いものや、おまへんで~(笑)聞き流すだけで、英語が上達するなんて、無い無い!英語ネイティブの赤ん坊だって、両親など周囲の人とのコミュニケーションの中で英語を習得して行くもの----20位のイチローは、まさしく現地で英語を磨いたひとりだ。「日本だと無口でクールな印象がありましたが、英語ではユーモアを感じさせます。----alex99つまり、日本人をバカにして居る、ということでしょ?(笑)----元同僚のケン・グリフィー・ジュニアの殿堂入りを祝うメッセージを送る際には、『I know you don't like Yankees but, I hope you will accept my congratulations』(君がアンチヤンキースなのは知っているけど、僕の祝福を受けてよ)と皮肉っぽく語って笑いを誘っていました。日本語での会話を想像してもらえばわかりますが、笑いを取るというのは高度なコミュニケーション力が必要。その意味で、イチローはかなりレベルが高いと言えます」(ハイディ氏)----alex99オイオイ!イチローって、米国へ渡って、もう、何年になるの?2001年からだから、15年だよ!15年有れば、ネイティブ・レベルになってもおかしくないそれなのに、こんなレベルの会話と、ごく普通レベルのユーモア?で評価するなんてハイディ氏、ゴマすりだね~(笑)----語学もプレーも自信満々というイメージがあるサッカー日本代表の本田圭佑の英語力は、「一般の大学生と変わらないレベル」という意外な評価だった。「ヒヤリングはそこそこできるようですが、発音や文法はさっぱりですね。自信を持って喋るので、日本人にはうまく見えるかもしれませんが、あれではネイティブには伝わらない。ただ、現在の彼の主戦場はロシアですから、まだ英語の勉強はさほどしていないのかもしれません。必要がなければ英語はできるようにならない、その典型例ですね」(ハイディ氏)----alex99これは、予想通り?(笑)私は、正直、彼の英語能力については、少し聞いただけなので、よくわからないだけど、それほど悪くない印象を受けたけれどな~----最後にタレント部門から、英語がうまい人を紹介しよう。真田広之氏と渡辺謙氏、ハリウッドで活躍する二人の俳優が、やはり高順位にランクインした。「お二人とも大人になって渡米したわりには、驚くほど発音がいい。ただ、渡辺謙さんに関して言えば、あと20%くらい発音が良くなればいいかなと思います。普段英語しか聞かない外国人からすれば、まだ少し聞きとりづらいところがあるんです。しかし難しいのは完璧すぎると日系人と変わらなくなってしまうということ。それでは『日本人の俳優』を起用する意味がなくなってしまう。そういう意味ではある程度日本人特有のクセを残しておくべきかもしれない。どこまでそれを調整するかは非常に難しい課題ですね」(デーブ氏)----alex99デーブ、おかしなことを言ってるね日本人のクセを残した英語が個性になる?それは、結果論で先ず、ほぼ完璧な英語能力を身につけたあとで状況に応じて、もし必要なら日本人英語的にしゃべればいいだけの話しじゃ無いか言ってる内容がおかしいよ----究めようとすれば奥が深い英語。私たちがうまいと思っている有名人が、海外で恥をかいている、というケースが意外にあるのだ。----alex99「私たちがうまいと思っている有名人」って(オイオイ)それは、あなたの、個人的な思い込みと英語能力の欠如って言うだけの話でしょ?(笑)
2015.08.04
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【環球異見】中国・上海株乱高下 中国紙「市場救済策の失敗ではない」 FTは「株価は市場に任せよ」… 産経新聞 中国・上海株式市場が乱高下に見舞われている。市場全体の値動きを示す上海総合指数は7月下旬、約8年5カ月ぶりの下落率を記録した。ギリシャの財政危機が落ち着きを取り戻す中、中国の実体経済の悪化を懸念する声が広がり、その動向を国際社会が注視している。中国では市場の混乱を抑制するかのような報道もあったが、欧州やアジアでは政府の過度な市場介入に警鐘を鳴らす論評が相次いだ。 ◇ □環球時報(中国) ■市場救済策の失敗ではない 中国共産党機関紙、人民日報の傘下にある環球時報は7月28日付で、「下落は国家による“救市(市場救済策)”の失敗を意味しない」との見出しで、証券アナリストら専門家5人の見解を伝えた。 上海株式市場が27日、約8年5カ月ぶりの規模となる8・48%もの暴落を記録したが、政府主導の株価下支え策が不十分だったとする個人投資家の不満が、政府に向かわぬよう牽制(けんせい)したとみられる。 専門家の一人は、「国家による株価安定策によって上場銘柄の過半数が通常の取引に戻ったほか、市場の流動性が回復した」として“救市”効果を評価した。 別の専門家は「投機的な株価操作に対する調査が行われている」「米国が金利引き上げ局面に入っている」「投資家の心理作用だ」などと背景を説明した。 28日付の広東省紙、21世紀経済報道も「市場のリスクは下降した」との社説を掲載するなど、中国紙は市場混乱を抑えたい政府の思惑をこぞって代弁した。 上海と広東省深センの2カ所にある中国証券市場では、市場参加者の80%は9200万人を超える個人投資家とされる。手持ちの何倍もの資金を銀行から借りて株式売買を行う「信用取引」が急速に広がる中での相場下落で、負債が一挙に膨らんでしまった投資家も少なくない。 問題は、株式市場にはリスクが存在するとの常識を無視し、「相場下落は政府が必ず救済してくれる」と甘い考えにひたる未熟な個人投資家が大半を占めることにある。 そうした個人投資家の歪(ゆが)んだ不満が、社会不安につながらないかという中国政府の懸念が、“言い訳”とも読める中国紙の報道に反映されたようだ。 中国政府寄りの香港紙、文匯報はさらに強気だ。28日付の論評で、「今回の事態は下げ相場への回帰ではなく、上げ相場への調整で、基礎は動揺していない」との見方を強調した。(上海 河崎真澄) ◇ □フィナンシャル・タイムズ(英国) ■株価は市場に任せよ 英紙フィナンシャル・タイムズは7月28日付で、「中国の株式市場は、自らの水準を自分で見つけなければならない」と題する社説を掲載し、「政府が決めた株価ブームが中国の計画の一部であってはならない」と強調、株価はあくまで市場に任せるべきだと主張した。 社説はまず、中国政府が株価下落を食い止めるため、市場に介入してから3週間で株価が再び暴落し始めた点を重視。「中国政府はいま、憂鬱な選択に直面している。さらに市場を下支えして深みにはまるか、それとも仮面がはがれ落ちるのに任せるかだ」と切り込んだ。これは、「中国の為政者たちがこれまで直面する必要がなかったジレンマだ」と断じた。 社説は、株価の上昇で国有企業は自己資本を充実させて債務を減らし、個人投資家は保有財産を増やすはずだったと説く。株価上昇で、習近平国家主席は「市場に対する決定的な国家の役割」を宣伝することもできたはずだった。だが実態は、「消費拡大どころか、国が保証する利益を熱狂的に追い求める人の財布から資金を引き出す手段として機能した」と指摘した。 社説はさらに、「最も大きな痛手は心理的なものだ」と力説した。「中国政府は長年、経済を誘導することができたが、自らの力の限界を認めざるを得なくなるだろう」と予測。景気が減速する中、経済の信頼感に対する深刻な打撃となる可能性があるとの懸念を示した。中国政府がその場しのぎの介入を長く続けるほど、市場原理に基づいた金融市場への転換という計画はさらに先送りされ、人民元の国際化に向けた取り組みにも影響が出るという。 最後には、「仮に株価が低迷し、消費者心理に打撃を与えても、中国は株価を買い支える以外に需要を喚起する手がある」とし、さらなる介入には反対の姿勢を示した。そして、「投資家はこれから落ち着かない数週間を迎えることになる」と警告した。(ロンドン 内藤泰朗) □ビジネス・タイムズ(シンガポール) ■モラルの危機招いた 上海株の急落は、中国との経済関係が深まるアジア各国の株式市場にも大きな影を落とした。アジアの代表的な株価指数が軒並み下落する中で、アジアの金融センターの一角を占めるシンガポールの英字経済紙、ビジネス・タイムズは7月28日付で、「中国株式市場に必要なのは、より軽い規制だ」と題する社説を掲載。政府の介入による株価下支えの弊害を訴え、市場の自律的な調整機能を重視することが、金融市場の健全な発展に必要だと主張した。 社説は、中国当局の積極的な介入にかかわらず、27日の上海株式市場が約8年5カ月ぶりの下落率を記録したことについて、今後の展開や影響を思い切って予想するよりも「ふさわしい見方がある」と指摘した。上海市場の代表的な株価指数である上海総合指数は、2013年から今年6月までに2・5倍に上昇した。その一方で、下落が続いた6月12日から7月8日までの3週間余の低下は32%にすぎないとし、長期的なデータを踏まえた冷静かつ客観的な対応が必要だと訴えた。 一部の投資家は、株価急落の影響が株取引をしていない中国の一般市民にも「心理的な影響」を与えると警告した。だが、社説はこれに反論する形で、国営メディアによる株式購入の熱心な推奨、空売りの禁止といった形の介入は、「強硬な手段だった」と評価した。また、株価が一定の幅で下落すれば政府が介入して下支えするとの理解を投資家に与え、「モラルの危機」を作り出したと批判。中国政府の対応は、海外投資家からは支持されないと忠告した。 ただ、大型倒産を防ぎ、金融システムを安定させるため、中央銀行が利下げで市場に流動性をもたらした伝統的な措置は、「適切だった」と支持した。そして、中国の株式市場は「あるべき水準に自律的に到達させるべきだ」として、中国政府が株価急落から学び、市場への「不干渉」的な政策へ転換することに期待を込めた。(シンガポール 吉村英輝)
2015.08.03
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こう言う記事があったので、私の感想を挟みながら、読んで見たい ―――― 記事 ――――2013年10月02日(水) 週刊現代 「有名人の英語力」ランキング 実は誰が一番うまいのか 最近めっきり増えてきた「英語自慢」の有名人たち。素人にはみんなうまく見えるが、プロから見ると違いは一目瞭然だった。本当の英語力をもった有名人は誰なのか。はじめて明らかになった。----alex99「素人にはみんなうまく見える」だなんていくら何でも、そんな事はあり得ないよこの記者、よほど、英語がダメと見える----● 彼女の英語はエクセレント! IOC総会で、日本人だけでなく世界が驚いたのは、高円宮妃久子さまのスピーチだった。彼女の英語力について、『日本人の英語』の著者で、明治大学教授のマーク・ピーターセン氏は言う。「久子さまの英語は、語彙が豊かで内容にインテリジェンスが感じられるだけでなく、発音もネイティブ以上。品格のある完璧なクイーンズイングリッシュと言えます。彼女の英語は、間違いなく日本一です」----alex99私も、そう思うあの五輪招致委員会でのスピーチは、当初は、妃殿下の予定は無かったのだというしかし、パーティーでの妃殿下の人気のすごさに目を付けた日本側が妃殿下にお願いして、急遽、スピーチにたってもらったというもの時間もなくて、妃殿下自身が英語もフランス語も、ご自身で、原稿を起こしてのものだというのだからあの気品に満ちた、しかも素晴らしい内容のスピーチあり得ないほど、妃殿下の能力はすごいそれに、私は、フランス語はわからないが、英語は、明らかにアッパーの、上流階級の、悔しいが、いくら真似ようとしても真似られないレベルのものだそれに、あの容姿、自然ににじみ出る品位と威厳以前から思っていたのだが、妃殿下には、知的なセクシーさがある妃殿下こそ、本当に、どこに出しても恥ずかしくない、素晴らしい人だ日本一は、間違い無いこのマーク・ピーターセン氏は、米国中西部出身のフルブライト留学生日本では、英語教育で超有名人とは言っても、米国人で庶民英語の品位では、妃殿下に、ボロ負けだろう(笑)----伝統ある皇室のなかに、一番の英語の達人がいたことは意外な事実だ。最近は、一見英語がうまい有名人が増えたように思える。しかし彼らの英語は、久子さまのように、本当にネイティブたちの心に届いているのか?本誌は今回、本当に英語がうまい有名人は誰か、徹底的に調査した。前出のマーク氏は、英語の優劣の基準をこう語る。「日本人の多くは、英語は日本語に比べて表現が少なく、ストレートに物を言う言語だと思いがちです。しかしそれは大きな間違いです。ネイティブのなかにもうまい下手は当然ありますが、教養のある人ほど、婉曲的な言い回しをする。----alex99米国人が、そう言うかい?(笑)RP英語なら、そうも言えると思うが----英語は、世界一難しいといってもいいほど、膨大な語彙量や複雑な文法のある言語なのです。----alex99英語の語彙量が膨大なことは確かだが文法が複雑か?どうか?は、複雑なところだ(笑)単純なようで奥深い文法体系、というところだろうか?「格」や「性」が、未だ、やたらに幅を利かせている他の旧弊な印欧語に比較すると、文法的に、洗練的に単純化された部分がある言語だ古臭い部分を、そぎ落とした、いうべきかな?スラブ語、特に、ロシア語やポーランド語には、そういう、古い言語の残滓のようなものが、未だに、盲腸の様にへばりついているただ、それが、広い心で見れば(笑)、語学のキックや、余韻・深み、味わいになっているとも癒えるのだが---- だからこそ、喋れるだけで英語がうまいとは言えません。正しい発音や文法、強弱のリズム。さらに、場面にあった言葉の選択。加えて度胸と愛嬌。それらがあって、初めて英語がうまいと言えるのです」ーーーーalex99そんなの、英語に限った事じゃ無い---- この基準をすべて満たしているのが高円宮妃なのだと、テレビプロデューサーのデーブ・スペクター氏も言う。「久子さまの英語は『うまい』ではなく『美しい』です。皇室の方々は様々なイベントで外国に行ってらっしゃいますから、皆さんうまい。しかし、そのなかでも久子さまは別格です。彼女のスピーチを聞いて心を打たれたIOC委員も大勢いたと思います」ーーーalex99私も、しびれた(笑)----都知事(猪瀬氏)はちょっとファニー 早稲田大学などで英語講師を務めたことのあるハイディ矢野氏もこう続ける。「(妃殿下は)『L』と『R』の区別や『TH』など、日本人には難しいとされている発音も、こうして評価を下すのがおこがましいほど素晴らしかった。内容もご自分で考えたようですから、当然文法や語彙力も完璧です」 高円宮妃の他にも、総会でのスピーチで評価を高めた有名人がいる。意外というのは失礼か、安倍晋三首相だ。「発音は甘いところがあるとはいえ、内容は完璧でした。幼い日に見たオリンピックの美しさを語るときは感嘆を込めて、招致を訴えかけるときは力強く、と表現の使い分けもできていた。当然事前に内容は考えてきていたと思いますが、本番で原稿を読む素振りは一切見せませんでした。なかには内容を咀嚼しきれず、原稿を棒読みしてしまう人もいるが、安倍さんはそうではなかった。練習の成果が感じられた」(マーク氏) プレゼンの直前まで、原稿を熟読していた安倍首相。「努力賞」で10位にランクインした。----alex99これは、ほめすぎだし、五輪招致委員会でのスピーチは、ゴーストライターが協力したのが常識だろうこの時は、ボロが出なかったが例の米国議会演説では、完全に、そのプアな実力(笑)が、わかってしまった---- 安倍首相とは対照的に、国際舞台で英語の拙さを露呈してしまったのが、東京都知事の猪瀬直樹氏だ。「(猪瀬全都知事は)発音もジェスチャーも不自然で、聞いていた外国人は相当の違和感を覚えたと思います。たとえば、『Dynamic』の発音にしてもそうです。本来なら『a』にアクセントを置くんですが、彼は『i』につけてしまった。肩に力が入り過ぎたのか、非常に簡単な英単語の間違いが目立ちました」(ハイディ氏) 猪瀬氏は招致活動の一環で訪れたロンドンから帰国する際、ツイッター上で「I am frying back to Tokyo」と投稿してしまったこともある(正しくはflying)。「猪瀬さんほど下手な人は滅多にいないですよ。たぶん彼は、基礎英語がわかっていても、理解力があっても、どうしても発音がうまくいかない人。日本人にとって一番不利なのは、文法やリスニングではなく発音なんです。日本にもいるじゃないですか、何十年も日本に住んでいるのに、一向にカタコトが直らない外国人。それだけ日本語の発音には独特のものがあるということです。 今回のプレゼンにしても、ネイティブの先生がついて、何日も缶詰になって練習したんですよ。でもその先生も、『これ以上はうまくならない』と匙を投げてしまった。しかし、中途半端にうまいよりも、思い切り下手なほうが印象に残る。今後は『日本一英語が下手な知事です』といったネタを取り入れていくくらいの気持ちでいるべきだと思います」(デーブ氏)----alex99猪瀬氏、日本語でしゃべるときは、苦虫をかみつぶしたような表情で、重々しくしゃべるのに、英語になったとたん(英語になっていないのだが)(笑)まるで、漫才師のように、百面相をして見せたり、小さく猿のようにジャンプしたり(笑)私の持論だが、人間は、しゃべる言語によって、人格が変わってしまう(笑)その点典型だった(笑)---- 一方で、「英語は技術だけではない」と証明したのが、プレゼンのトップバッターを務めたパラリンピアンの佐藤真海氏だ。「英語自体は典型的なジャパニーズイングリッシュで、発音などの間違いが多く見受けられました。しかし、それを補って余りあるだけの情熱的なスピーチだった。足を切断した時の話をするときの苦しそうな表情や、スポーツの力で救われたことを語る笑顔は決して演技ではできないものでした。真摯な姿勢が伝わること。それが最も重要なのは、どの言語でのスピーチでも同じです。 ネガティブに受けとめられる可能性のある震災の話題は避けるというのが、日本の招致委員会の方針でした。しかし、被災地である岩手県気仙沼市出身の彼女は、招致委員会が作成した原稿に、自分で震災の内容を書き加えてプレゼンに臨んだと聞いています」(ハイディ氏)----alex99これは、私も、同感心を打つスピーチで、英語がうまい下手、そういう次元を越えていたその点で、実に、見事だった----社長はプアイングリッシュ では続いて経営者にも目を向けてみよう。「英語の社内公用語化」などを打ち出す会社は多いが、当の社長たちは本当に英語が喋れるのか? 経営者のなかでトップの6位にランクインしたのは、楽天の三木谷浩史社長だ。「彼は公の場で使うべき英語をわきまえている点が素晴らしい。たとえば、外国特派員協会でのスピーチで使った、『I was touched up on』(少しだけ触れる)というフレーズ。これは日本人が滅多に使わない知的な言い回しです。彼はそういった言葉をところどころに交えて、海外でも十分に通用する英語を披露していた」(通信社記者)----alex99私は、彼の英語を少しだけ聞いたことがあるような記憶があるのだが(笑)留学経験がある割には、それほどの発音ではなかったようなそれに、上記の様な、ネイティブならではの表現も、用意したスピーチなら、ライターの手が入っているだろうし、彼独自のアドホックな英語か?は、決定、じゃないだろう個人的な印象では、私、彼のずるそうな表情が好きじゃない(笑)野球の樂天イーグルスでは、選手起用まで口出しをして、田代コーチがたまりかねて辞任したばかり祖父は、創価学会の大物---- ソフトバンクの孫正義社長も10位につけた。「孫さんの英語は、ネイティブのように綺麗な発音ではありません。しかし高校を中退して単身アメリカへ渡り、それこそ死に物狂いで勉強して身につけた英語は本物。孫さんはアメリカ留学時代、試験の際に『この問題は日本語なら必ず解ける』と感じ、辞書の貸出と時間の延長を州知事に直接電話交渉し、要求をのませたという経験がある。このように日本人特有の照れを見せず、積極的に話すことで、どんな場面でも通用する英語を身につけたんだと思います」(ハイディ氏)ーーーーalex99言い方次第だな~(笑)要するに英語能力はあるが、発音が悪い(笑)ということなんでしょ? その他にも、パナソニック社長の津賀一宏氏も18位と高評価だ。「『eco』をそのまま、『エコ』(正しくはイコに近い)と発音してしまったり、日本人的な発音が丸出しではある。しかし、婉曲や比喩を多く用いた喋りには知性が感じられる。台本を持たずにあれだけの内容を話せるのは、かなり勉強している証拠です」(ハイディ氏)ーーーalex99ジャパグリッシュだが、スピーチの内容に知性がある、ということだろ?----一方で、一度も名前が挙がらなかったのが、楽天と同じく英語の社内公用語化を推し進めてきたユニクロ・柳井正社長だ。名前が挙がらない理由は単純、「柳井氏の英語を聞いたことがない」から。あるユニクロ関係者が明かす。「柳井さんの英語はブロークンイングリッシュです。文法も発音もめちゃくちゃ。だから、社外はもちろん社内でも英語で話すことはありません。ニューヨークやロンドンといった旗艦店で挨拶をすることはありますが、原稿を丸読みするだけです。英語でのインタビューなども、必ず通訳を連れて行って日本語で回答します。 柳井さんは非常に合理的な考え方をする人ですから、英語はただの道具だと思っているんです。経営者である自分はその道具を使う側。だから英語は喋れなくていいという理屈です」----alex99英語も、ユニクロ(笑) ―――― その2 その3 と続く ――――
2015.08.03
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あまりにも有名な「こざね法」あるHPからの引用― ― ― ―整理・分類法の中では圧倒的にKJ法が有名ですので、今回は、あえて次に有名な「こざね法」をご紹介しましょう。こざねとは、「小札」と書き、鎧を構成する最小単位の部品を指します。この「小札」を半分ずつ重ねながら連結して板状にし、鎧を作ります。魚の鱗(うろこ)をイメージすると分かりやすいですね。こざね法とは、まさにこの鱗のように紙切れを用いて進めていきます。<こざね法のステップ>1.紙切れにキーワードと内容を要約した文章を書いていきます。2.キーワードを元に、関連性のありそうな紙切れをまとめます。3.まとめられた紙切れを論理的に並べ替え、ホッチキスで留めます。(これがこざね法の由来ですね)4.ホッチキスで留めた「こざね」同士の関係をつけながら、さらに並べていきます。こざね法にせよKJ法にせよ、組み替え作業が発生するため、アイテム/データ/コンテンツを、カードにする点が共通です。一説では、「KJ法」は、この「こざね法」を元に作られたのではないか?ともされています。さて、気づいた方もいらっしゃるかもしれませんが、この「こざね法」、名前は知らなくても普段からよくやっているのでは?はい。オフィスツールである「付箋」が普及したことで、このカードを作りやすい環境ができたため、「こざね法」と名乗らずとも、似たようなアプローチで議論するケースが増えているのが現状です。■こざね法の活用シーンと注意点こざね法は、主に文章の整理をするときに用いることができます。得られたインプットを元に、章節構成を考えるには、ピラミッド構造を用いるようにしてこの方法を用いることになります。さて、そんな「こざね法」を実施する上での注意点を紹介しておきます。1.1枚1項目に収める2つ以上はいっているとグルーピングするときに困ることがあります。必ず1枚1項目にとどめるようにしましょう。もし複数言いたいことがあれば、関係整理はその後で行えばよいので、複数枚作成しましょう。2.見出しをつけるカードには分かりやすい見出しをつけましょう。さらに、グルーピングした「こざね」にも見出しをつけましょう。カードの組み換え/並べ替えを頻繁に行うため、この見出しが目印となって、作業を進めやすくしてくれます。3.内容が分かる文章で書く項目(見出し)だけだと、間違って捉えてしまい、間違ったグルーピングをしてしまう可能性があります。見出しだけでなく、中身の文章も書くようにしましょう。ある程度分かる範囲で大丈夫です。4.柔軟に組み替えを行うしっくりこないと思ったら、グルーピングを柔軟に変更しましょう。一旦作ったグループに固執するとなかなか次に進められず、時間だけが過ぎていくということになりかねません。むしろ柔軟に組み換えすることで、より良いグループを見つけられます。早速、みなさんも手元に準備した付箋を使って、発想したアイデアの山を整理・分類してみましょう。■最後に今回は番外編第1号ということで、「整理・分類法」をご紹介しました。より多くのアイデアが出たとしても、しっかりグルーピングされずに、バラバラ目の前にあるだけだと、適正な評価は難しいです。● そこでグルーピングが重要なわけですね。(以下省略) ―――― I意見 ――――「KJ法の方が圧倒的に有名」と、この人は書いているが、そうでもあるまいそれに、KJ法の発明者、川喜多氏は、梅棹先生の弟子だし、KJ法は、こざね法の改良型に過ぎない梅棹先生については、私は、いろいろ語ることが多いのだが主に、その探検に関してだが若い頃、山岳部だった私は、ワクワクして、先生の「モゴール族探検記」などを読んだものだ----こざね法は、梅棹氏の古典的名著「知的生産の技術」で提唱した下記の3つの内の1つ私も、かなり、影響を受けた1 こざね法2 カタカナタイプライター3 京大式カード商社の伊藤忠が、カタカナを社内文書に採用したのは梅棹氏の影響があったのか?これは、あまり有効とは言え無かったしローマ字でのテレックスの方が、よほど実用的だったただし、1 こざね法3 京大カードは、ブームになったし、いわゆる知的生産術ブームを巻き起こしたと思う私も下記の情報カード3種を利用して、情報収集に努めた・ 京大式カード・ 5 X 3 カード・ 名刺型カード中でも主に使用したのは、京大式カードオフィスの自分の席の通常のキャビネの横に自分で購入したB6カード(京大式カード)コンテナーを設置して中東プラントプロジェクトのあらゆる情報を収集した情報源は、主に、中東プラントの専門情報誌・MEED(MIDDLE EAST ECONOMY DIGEST)および日経記事、それに人脈による情報その後、このキャビネットは、米国での起業に伴って米国へ送り今は、米国で放置状態(だろう)このごろ、英単語や興味のある事象・海外旅行情報などを整理するのにこの情報カードを、また、利用し始めているPCでの情報は、一応、情報として集まってもなにか、しっかり掌中に把握したという実感が無いそれに比べて、情報カードに書き込んだ情報は自己満足を伴って(笑)実に、収まりがいい愛でることさえできるのだ米国に残留孤児として老いてきてしまったB6カードコンテナー今、日本で購入すると、十万円以上するのだ今度、米国に行った際には、日本に返送しようかとは言え、小さいながらも、下記のコンテナーは購入した・ 京大式カード・ 5 X 3 カード・ 名刺型カードカードが貯まって行くのが楽しくてたまらない今、中心に据えているのが・ イタリア旅行に備えて、イタリアのリーズナブルなホテル情報・ 英単語・ 知的用語
2015.08.03
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レジリエンス (心理学)レジリエンス(resilience)は「精神的回復力」「抵抗力」「復元力」「耐久力」などとも訳される心理学用語である。心理学、精神医学の分野では訳語を用いず、そのままレジリエンス、またはレジリアンスと表記して用いることが多い。「脆弱性 (vulnerability) 」の反対の概念であり、自発的治癒力の意味である。概要レジリエンス(resilience)は、元々はストレス (stress) とともに物理学の用語であった。 ストレスは「外力による歪み」を意味し、レジリエンスはそれに対して「外力による歪みを跳ね返す力」として使われ始め[1]、精神医学では、ボナノ (Bonanno,G.) が2004年に述べた「極度の不利な状況に直面しても、正常な平衡状態を維持することができる能力」という定義が用いられることが多い[2]。 1970年代には貧困や親の精神疾患といった不利な生活環境 (adversity) に置かれた児童に焦点を当てていたが、1980年代から2000年にかけて、成人も含めた精神疾患に対する防衛因子、抵抗力を意味する概念として徐々に注目されはじめた。具体的に解りやすい例がPTSDである。 1995年のアメリカの論文には、アメリカ人の50% - 60%がなんらかの外傷的体験に曝されるが、その全ての人がPTSDになるわけではなく、PTSDになるのはその8% - 20%であるという。 2006年の論文では、深刻な外傷性のストレスに曝された場合、PTSDを発症するのは14%程度と報告されている。 では、なる人とならない人の差は何か、というのがこのレジリエンスである。チャーニー (Charney) は2004年に「アロステイシス(allostasis)」という概念を提唱し、それを構成する要素としてコルチゾールに始まり、セロトニンを含む11の生理学的ファクターをあげている。 しかし、レジリエンスは生理学的ファクターだけではない。 2007年にアーミッド (Ahmed) が、目に見えやすい性格的な特徴を「脆弱因子」と「レジリエンス因子」にまとめたが、そこで特徴的だったことは「レジリエンス因子」は「脆弱因子」のネガではないということである。 「脆弱因子」を持っていたとしても、「レジリエンス因子」が十分であればそれが働き、深刻なことにはならない。 その「レジリエンス因子」には「自尊感情」「安定した愛着」から「ユーモアのセンス」「楽観主義」「支持的な人がそばにいてくれること」まで含む。国内では小塩真司らによる研究もあり、レジリエンスは「新奇性追求」「感情調整」「肯定的な未来志向」の3因子で構成され、また苦痛に満ちたライフイベントを経験したにも関わらず自尊心が高い者は、自尊心が低い者よりもレジリエンスが高いとする。以上レジリエンスを構成する要素は多く、かつ極めて複雑な相互関係を持つ。 また、生得的なものからその人自身によって獲得されるもの、感じ方や考え方まで含む。
2015.08.03
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かんべえの不規則発言、より滋味深い内容なりかんべえさんの文章を読んでいると、視野が広くて余裕があって、心地よい前のめりの伊藤洋一氏の文章とは、かなりの差中国については、まさに、こうだろうな、と思う私が入社したときの部長が東亜同文書院の卒業生だったな~入社祝いに上海料理レストランに招待してくれた― ― ― ―<7月27日>(月)○霞山会の午餐講演会の講師を務める。テーマは「AIIB設立と日本の対応」。慣れたネタではあるのですが、なにしろ「日本と中国を見つめて1世紀」、東亜同文会の流れをくむ霞山会であります。中国語が全くできないこのワシが、チャイナウォッチャーの錚々たる方々を前に一席ぶつのであるから、われながらいい度胸である。こんな風にして、またちょっとだけ生来の鈍感さに磨きがかかったような気がする。○世間一般で語られている中国とは、「戦略的」で「したたか」で「挙国一致」で、しばしばアメリカや日本を出し抜いてカラカラと大笑いしているような「悪辣」で「外交上手」な印象があります。ただしよくよく見ていくと、意外と思慮は浅いし、作戦は詰まってないし、しょっちゅう路線は変更するし、あちこちで顰蹙を買っているし、政治家の足の引っ張り合いは激しいし、役所間の縄張り争いも熾烈だし、ときどき「お宅はそんなんで大丈夫なんですか」と突っ込みを入れたくようなところもある。○問題は日本側が変に意識してしまっていて、中国は心底怖いと思っていることではないかと思います。でも、彼らのやることが成功するのは面白くないから、「ほーら、失敗した」と言いたくて仕方がない。だから株価が下がると、「これで中国はバブル崩壊だ」と大喜びしたり、「日本にも影響する」などと大騒ぎしてしまう。AIIBにしても、「日米が孤立している」と言ったかと思うと、「習近平が赤っ恥をかいた」みたいなことを言ったりする。そんな大騒ぎすることないですって。○同様な歪みはアメリカウォッチングにもつきものでありまして、そんなわけないのに「貧困大国」みたいなことを言いたがる人がいる。要するに自分に対する自信のなさの裏返しでありますよね。そういう点で、NHK出版新書の新刊『アメリカのジレンマ 実験国家はどこへ行くのか』(渡辺靖)はいい本でしたよ。相手を等身大に見る、というのは意外と難しいことであります。
2015.08.01
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