全26件 (26件中 1-26件目)
1
一昨日のエントリーで、この10年間ほどの期間に予想される大災害・大災難というものを列挙してみた~~~~~~~~~1) 米国のサブプライム・ーンに端を発した世界経済低迷による恐慌2) 新インフルエンザの地球規模の爆発的流行による大量の死者発生、およびそれに起因する社会構造の崩壊および世界恐慌(国連などによる保証付き?の予言である)3) 日本を襲ういくつかの大地震による大量の死者発生と社会基盤の破壊4) 地球温暖化による人類の生存条件の悪化(人類の破滅にも繋がりかねないほど深刻)5) 人口爆発に伴う民族間・国間の仁義なき資源争奪世界戦争6) イスラエル対アラブおよびキリスト教社会対イスラム教社会の相互憎悪によるエンドレスな対立・宗教戦争と、9.11のような大規模な想定外のテロリズム~~~~~~~~~もちろん、これは今のところ私が個人的に考えているだけのものだが、あるいは同時に、多くの人が、部分的に、このなにがしかを共有している不安でもあるだろうこの内の1)の、現在の世界同時株安による世界恐慌の可能性は、あり得るのだが、敢えて無いものとしてもいいと妥協してもいいと思う致命的なものではないかも知れないし、一時的なものかも知れない世界各国の協調によって、立ち直るかもしれないしかし2)の新インフルエンザの世界的大流行は、恐らく避けられないだろうというのも、鳥インフルエンザが変異して、全く免疫の無い新インフルエンザになって世界中に蔓延して大量の死者を出すというのは、数十年の間隔を経てくり返す、科学的な、医療的な「必然」だからであるインフルエンザの遺伝子はDNAでは無くて、恐ろしいスピードで変異をくり返すRNAという遺伝子であるから、変異を食い止めることがむずかしいのである過去も「スペイン風邪」「アジア風邪」「香港風邪」という大量殺人インフルエンザがジェイサイドをくり返している「スペイン風邪」(名前だけは「風邪」といっても、その実態は風邪ではなく新インフルエンザだが)は、第一次世界大戦の戦死者約100万人の約3倍の約300万人の死者を出しているこのために、第一次世界大戦が終了したと言われているほどである世界大戦どころではなかったのである現在のグローバルな人口過密な世界なら、その被害は何倍になることか?わずかにある希望は、現在、変異をくり返して強毒性の、しかも人の間で強い感染力を持つ新インフルエンザが発生する前に、医学的な遺伝子操作的な大発明があって、その変異を食い止めるか、または変異しても弱毒性の感染力の弱いウイルスに変身させてしまうことができるか?という所だろうと思うが、それは僥倖を待つようなものかも知れない~~~~~~~~~いずれにしても、あえて「経済」だけに絞って考えてみても1) 世界同時株安からの世界恐慌2) 新インフルエンザによる社会機能の崩壊による世界恐慌3) 日本の大地震による世界的経済のダメージ4) 地球温暖化のためのCo2削減による世界経済の停滞これらの世界経済に対する恐ろしいダメージの可能性をひとつずつ積み重ねてゆくと、その積み重ねられたものは、少なくとも「全人類を襲う世界的不況」というものにほぼ100%に近い、どうしても避けられない、 inevitable unavoidable なものである、またはそれに限りなく近い、ということを指し示していると思う少なくとも、私はそう思う~~~~~~~~~こういう事ばかり書く私を、とんでもないデマを流す男だと思う人もいるだろう人を不安に陥れるだけの人間だという人が多いだろうしかし、これは客観的な、科学的な、予見ではないだろうか?もし異論があれば、ぜひ感情的にではないコメントをいただきたいと思う私も考え直してみたいそれに、これが「現実味のない、ただの悪夢だ」となれば、「それほどひどいことにはならない」ということであれば、私が間違っているのであれば、私もうれしい本音である~~~~~~~~~ただ、もし「そうだな!」と思ったり、「同意!」したりする人は、次に、どうしたら個人的な被害をミニマムに抑えることができるか?ということを、今からよく考えるべきだろう世界的な不況になれば、失職の可能性も大きいだろう「富裕層」でもない、「年金生活者」でもない、そんな人びとが失職しながら、どう生きて行けばいいのだろうか?新インフルエンザや大地震が発生すれば、人的被害は確実に大量に発生するし、社会機能のマヒが一時的にせよ避けられないだろう第二次世界大戦のような日本が世界戦争に巻き込まれるという可能性は敢えて提示していないそれでも、限りある個人的な能力・資産では、耐えきれないほどの難事に立ち向かわなければいけない~~~~~~~~~ここが大切だと思うのだが、○ action plan を持つということ、、今こそ今こそつまり、計画を立てて、それを実行することだと思う実行してもかならずしもうまく行かないかも知れない「妙案」などはじめから無いのかも知れないなかなか、個人で出来ることでは無いとも思うしかし、考えて考えて、人事を尽くすということだ自分自身のため、家族のためなのだ~~~~~~~~~人間の前頭葉の、今まではマイナスに働いた、殺し合いに使われた「生存のために未来を読む」「計画を立てる」機能を、今こそ働かせる時だと思う長い人類の今までの世紀とは異なり、今世紀はイタリアのサッカーチームではないが、とにかく「守り」に全力を尽くさなければいけない世紀だと思うそこに、われわれのわずかな勝機も見えるかも知れない~~~~~~~~~新インフルエンザ問題や大地震の問題については、個々に、単独に論じられているしかし、まだ、これらを「総合的な、集合的な」「今世紀に特有な」問題としてとらえた「問題意識」を私は寡聞にして知らないだれも声高に言い立てていないようだしかし、集合的な難問になったからこそ、個々人の、同時に全人類の、生存の危機なのだこれは、「だれも助けてくれない」ことなのだこれが、「自己責任」だろう楽天には似つかわしくない話題かも知れないそれに、こんな大げさな、重い事を書いて、この責任はどうなるのだ?という不安もある書かなければ良かったことかも知れない
2008.01.31
コメント(4)
新型インフルエンザで想い出したのだが、日本では風邪というと医者が必ず抗生物質を与えるこれはおかしい(と思う)以下、私の理解している範囲でこの問題について書いてみよう~~~~~~~~~風邪シンドロームは、薬200種類ほどあるウイルスが原因の急性上気道炎のことである(らしい)鼻、咽喉、上気道の粘膜に侵入して炎症を引き起こす一連の風邪ウイルスによって引き起こされる感染症を指す(らしい)これに対して、A型やB型などのインフルエンザによって引き起こされる急性呼吸器感染症だが、ふつうの風邪とはちがって、全身的症状が特徴このように風邪もインフルエンザも、それぞれのウイルスによって引き起こされる。ウイルスというものを退治するためにはワクチンが必要なのだが、風邪のウイルスというものは(インフルエンザのウイルスとちがって)無数にある上に、症状も重くないし、毎年少しずつ変異するものだから、対応するワクチンなど製造できないのであるだからワクチン無しの対処とならざるを得ず、身体に備わった免疫細胞などの働きによってウイルスが排除されるこれが通常の、風邪にかかり、風邪が治る過程である抗生物質というものは抗菌性で、つまり細菌をやっつけるものであるウイルスに対しては、なにもできないだから、風邪だという患者に対して、抗生物質を処方する日本の医者は、おかしいまあ、風邪の中には少数だが細菌性のものもあるらしいだからといって、耐性を持ってしまうかも知れない抗生物質を処方するというのはおかしいし、理解できない抗生物質と一緒に医者は解熱剤を与えるが、これもおかしい発熱というのは、身体が侵入してきたウイルスと闘う際に、熱に弱いというウイルスの弱点を攻めて免疫細胞を有利に使用という自然の摂理らしいだから、免疫細胞がウイルスと闘う二・三日の間は少なくとも解熱をしない方がいいはずであるだから風邪にかかったら睡眠と休息をとって、身体を温かくして、うまいものでも食べて、卵酒でも飲んで(外国にもエッグノッグという卵酒のようなものがあるらしい)、会社なんて少しやすんでしまえばいい(と思う)西欧医学の綜合感冒薬には必ず解熱剤が入っているから、療法にかなった適当な漢方薬でも飲む方がいいのではないだろうか?日本では風邪にかかったら風呂に入らない方がいいと言うが、欧米では反対に風呂に入った方がいいという多分、日本の家屋では風呂上がりの後、すきま風で冷えてしまうのが経験的にいけないのだと思うそれに対して欧米では部分暖房では無いから、風呂にはいることによって新陳代謝が良くなって風邪からの回復が早くなる・・・のだろうと思う
2008.01.30
コメント(2)
いやがられているのは承知しているのだが(笑)、新型インフルエンザについて人類の危機だと思って、参考になりそうな本を買ったので、おすすめを紹介したいa) H5N1型ウイルス襲来 新型インフルエンザから家族を守れ! 岡田晴恵 角川書店b) パンデミック・フルー新型インフルエンザ Xデー ハンドブック 岡田晴恵 講談社c) H5N1 強毒性新型インフルエンザウイルス日本上陸のシナリオ 岡田晴恵 ダイヤモンド社d) 新型インフルエンザ・クライシス 外岡立人 岩波書店e) インフルエンザ危機 河岡義祐 集英社この他に、注文中のもう一冊があるf) 強毒性新型インフルエンザの脅威 岡田晴恵 藤原書店一応、ザッととばし読みではあるが読んでみたので、どういう本なのか? どの本がおすすめか?を書いてみよう ~~~~~~~~a) H5N1型ウイルス襲来 新型インフルエンザから家族を守れ! 岡田晴恵 角川書店~~~~~~~~~■ 楽天ブックスでの紹介【内容情報】(「BOOK」データベースより)世界中がその出現を警戒する新型インフルエンザ。飛行機による大量輸送時代の今、発生すれば数日間での世界的大流行は免れないだろう。さらに強毒性ウイルスH5N1型で出現すれば、日本はじめ世界中で莫大な人数が死亡、大量の罹患者が発生し、社会・経済に未曾有の混乱を招き、“21世紀の世界恐慌”発生の可能性も。出現は時間の問題といわれる今、想定される新型インフルエンザの全貌をつかみ、その予防と危機を乗り超えるための備えを解説する。 【目次】(「BOOK」データベースより)第1章 鳥インフルエンザがやってくる…。第2章 海外で新型インフルエンザ発生。第3章 とうとう国内で新型インフルエンザ発生!第4章 家族が新型インフルエンザにかかった…!?第5章 大流行。そして…。/新型インフルエンザなんでもQ&A 【著者情報】(「BOOK」データベースより)岡田晴恵(オカダハルエ)共立薬科大学薬学部大学院修士課程修了。順天堂大学医学部大学院博士課程中退。ドイツマールブルク大学医学部ウイルス学研究所留学。国立感染症研究所ウイルス第3部研究員。医学博士。専門は感染免疫学、ワクチン学、ウイルス学。新型インフルエンザについての警鐘を鳴らすため、多彩なメディアにて活躍著者の岡田晴恵さんは、この他に b) c) f) と、なんと4冊の著者である実は、この他にも一・二冊あるはずである国立感染症研究所ウイルス第3部研究員専門は感染免疫学・ワクチン学・ウイルス学もちろん、ネットで必要な情報は入手できる素晴らしいサイトもあるしかし、一冊はこのような本を買って読むべきだと私は思うネットでの「読書」?は落ち着かないが、買った本ならじっくり読める私の意見では、この本は良書である新型インフルエンザとはどういうものか? またそれが日本上陸した場合、個人としてどのような具体的な対策をしたらいいのか?そういう一般人の疑問に答えてくれる本として、この本が一番だと思う過不足無くコンパクトに必要な情報が提供されている~~~~~~~~~同じ著者の b)も、ほぼ同様の内容だが、a)の方が情報量が多い~~~~~~~~~やはり同じ著者の C) は、新型インフルエンザが日本上陸したというシミュレーションを小説仕立てにしたものであるa) や b) を読んで基礎知識を得た上で、さらに迫真のドラマとして感じてみたいという人にいいだろう~~~~~~~~~d) 新型インフルエンザ・クライシス 外岡立人 岩波書店小樽市立保健所所長である筆者が、世界のインフルエンザ・ウイルス情報を独力で収集し、最新情報を提示するもの■ 楽天ブックスでの紹介○【内容情報】(「BOOK」データベースより)このブックレットでは、この一年半にわたって追ってきた世界の鳥インフルエンザ情報をまとめて紹介する。 【目次】(「BOOK」データベースより)第1章 鳥インフルエンザと新型インフルエンザ/第2章 大正七年の新型インフルエンザ/第3章 H5N1鳥インフルエンザの世界的拡大/第4章 新型インフルエンザはいつ発生するか?/第5章 抗インフルエンザ薬とワクチン/第6章 パンデミック・インフルエンザ対策/第7章 新型インフルエンザに罹った場合の対策/第8章 医療機関は新型インフルエンザに対応できるか ○【著者情報】(「BOOK」データベースより)外岡立人(トノオカタツヒト)1944年生まれ。1969年北海道大学医学部卒。医学博士。北大医学部小児科学教室で血液学、免疫学、感染症学を研究。関連論文多数。1979年から1981年まで、ドイツのマックス・プランク免疫生物学研究所で基礎免疫学研究。2001年4月から小樽市保健所長。2005年1月よりホームページ「鳥及び新型インフルエンザ海外直近情報集」主宰。また作家としての活動もしており、1997年に「さきがけ文学賞」受賞。以後、講談社などから小説集を発行。「関西文学」他の同人誌にも多くの小説を発表している~~~~~~~~~e) インフルエンザ危機 河岡義祐 集英社ウイルス研究者がインフルエンザ・ウイルスの歴史や研究の現場について楽しそうに語った本対策ハンドブックとは趣が異なる本人もあとがきで、出版社に時節柄インフルエンザ危機という題名にされた?ことについて、本意ではないような事を書いている
2008.01.28
コメント(10)
新年早々だが、今年は「守り」に専念しようと決めた日本の国民は、なぜかほとんどその危険性に気づいていない(らしい)が、今年から10年間は、正に turbulent decade 「激動の10年」「 乱気流の10年」 とでも言うべき、未曾有の大災難・大災害の襲来がいくつも予想されるいや、 decade and half 15年かも知れないそれらは、私の個人的なものもあるが、全人類的なものもあるもし、それらの大災難・大災害の、ひとつにでも負け」たら、私たちはみな、生命を失うか、ほぼ全財産を失うことになりかねないだから、今から対策を立て、私なりに人事を尽そうと思うのだが、果たしてうまく対抗できるのか?自信が無いだから、はじめから「守りに徹する!」と決心した方が、未練が無くていいと思うのだその可能性のある大災害・大災難を列挙してみよう~~~~~~~~~1) 米国のサブプライム・ーンに端を発した世界経済低迷 恐慌の可能性も2) 新インフルエンザの地球規模の爆発的流行による大量の死者発生、およびそれに起因する社会構造の崩壊および世界恐慌3) 日本を襲ういくつかの大地震による大量の死者発生と社会基盤の破壊4) 地球温暖化による人類の生存条件の悪化5) 人口爆発に伴う民族間・国間の資源争奪世界戦争6) イスラエル対アラブおよびキリスト教社会対イスラム教社会の相互憎悪によるエンドレスな対立・宗教戦争とテロリズム科学技術・医学の進歩によるプラス面は大きいだろうが、この直近の未曾有の大災害には、なかなか対抗できないこのような状況を今の日本人は、どの程度、把握しているのだろうか?「杞憂」だと思うのだろうか?~~~~~~~~~いつも定住者・農業者であう日本人の弱点は危機管理であるConsistanntな危機意識・問題意識が希薄なのである尻に火がついて、差し迫った生命の危機に直面した時のみ、「火事場の馬鹿力」を出すが、それ以外では「なんとかなるさ」「これまで通りでいいさ」ですまして、毎年変わらない「農業暦」を日めくりしながら、「昼のいこい」などをラジオで聴きながら、水産農業通信員などの季節便りを聞きながら、「気候が変わる」とか「外敵が襲来する、とかという創造力の圏外で、田植えを、草むしりをするのである前頭葉が退化して、未来をプロジェクトする能力が無くなっているもとより運命・自然条件に対して受け身で、火事場の馬鹿力で作り上げた明治日本や、農作業N同様にやってみたら成功した工業生産大国などの成果は、もう食いつぶしてしまった今の日本人は、「先を」「将来を」「未来を」見通す能力が無いのだから、ただただ働き者の労働者プラスという風情なのである遊牧民・狩猟民族の視界は移動につれて変わる緑豊かな草地もあれば、不毛の砂漠を通過もする味方も現れれば、敵も現れる定住者の視界の中の変化は、穏やかな四季の移ろいだけである今日は「腹立ち日記」である
2008.01.27
コメント(10)
英語のブラッシュアップ数十年も「放置プレー」状態にしていた(笑)英語と、また少し「関係」を持ちたくなった私の英語のレベルは、それほど高くない海外ビジネスで、なんとか通用するぐらいのレベルであるそれはそれとして、今回は、英語といっても「リスニング」だけである読み書きにはもう、興味がない死、日常生活においては、ニーズもほとんど無いしゃべる方は、native speaker の相手がいないこのごろ、ふと思いついて、ケーブルTVのCNNやBBCをながめていると、案外、リスニングが出来るので、うれしくなったのであるやはり英国英語の方が楽だがこれからは、音声切り替えスイッチを「英語」にしておく(つもり)~~~~~~~~~CNNやBBCはニュース中心だから、その内容も予め知っていたり、見当が付いたりで、理解が容易だニュースチャネル以外のチャネルでは、例えば【DISCOVERY チャネル】【HISTORY チャネル】【NATIONAL GEOGRAPHIC チャネル】などがあるこれらのチャネルを日本語の音声で聴くより、英語の音声で聴く方がシャープに、的確に理解できる(ような気がする(もちろん、わからない単語・知らない単語も多いのだが)日本語の同時通訳を聴いても、どうもスッキリ理解できない日本語というのは、英語のような【キリッと簡潔で、ピンポイントの的確さ】という表現が苦手な、「あいまい」な表現しかできない言語なので、こうなるのであるもちろん、日本語のあいまいさも詩歌に於いて独特の魅力になるのではあるがもうひとつ、ある英語はその言語的特性として、重要な部位からトップ・ダウンに表現する新聞記事の構造なども、同じように、最重要な部分をトップの見出しにして、次に中見出し、さらに小見出しと来て、本文となる多重構造になっている情報の消化に最適の構造であるそれに対して日本語は、それと反対に、重要でない、いわば「枝葉末節」の部分から表現し始める言語であるだから日本語では、結論がどうなのか?は、文章の最後にならないとわからないダラダラと彦伸ばされたあげくに、最後でロジックの逆転もありうるのである英語と日本語のどちらが我々の脳に、スッと入ってくるか?自明の理である~~~~~~~~~NHKの夜のニュースには、英語の二重音声もある日本の「べた」なニュースを二重音声の英語の方で聴くと、日本語の聞き慣れた時事用語が英語に変換されただけで、「なるほど!」と、「プチ」感激することが多いそれに、ひとつの言葉を日本語だけでなく、英語でも頭に入れておけば、頭脳のトレーニングになる老化防止である(笑)~~~~~~~~~ただ、日本語と英語では、構造的にも、表現センス的にも、発想的にも、非常に異なる今は全く読まないが、ジャパン・タイムズに限らず日本で発行されている英字新聞の英文は、言語的なミスを犯してはいないものの、どうしようもなく日本人的英語で、ああいうのをあまり読まない方がいいと思う
2008.01.25
コメント(10)
調べてみたら、私はこの新型インフルエンザに関して、日記を書いている2005/11/06付けの日記である二年以上前の日記だから、今からすれば、情報に誤りもあるだろうし、私の考え方もおかしいかもしれないしかし、それはそれで事実である読み直すために【復刻日記】とする~~~~~~~~~【復刻日記】■ もし新種インフルエンザが日本国内で大流行すれば、戦争並みの経済損失2005/11/03付けで 「日経記事をネタに、投資の先読みをしてみよう」という日記を書いたが、その中で「鳥インフルエンザ」についてこう書いた。 ~~~~~~~~■ 新型インフルエンザに備えマスク・うがい薬 相次ぎ予防商品鶏肉の調達先を多様化 中国・タイ → ブラジルもし、鳥インフルエンザの人から人への感染が、一年続けば、GDPを一兆4千億円押し下げる個人消費や海外出張・旅行などに支障が出るもし日本で感染が出れば、株価にも極めて大きな影響が必至で、経済的な大きな動きが出ることになる。「鳥インフルエンザの株価に及ぼす影響の予測」というテーマで、日記を書こうかな?ほんの一例だが、映画や野球などスポーツ観戦なども大打撃特に阪神の風船飛ばしは禁止!(笑)旅行・観光もダメ。外出関係は全部ダメ。日本と米国のどちらで先に感染者が出るか?で、円安?ドル安?スイングが決まると思う。 ~~~~~~~~残念ながら、この情報は正確ではなかった、充分でもなかったので追記する。2005/11/17の日刊ゲンダイに似た記事があるが、ゲンダイの記事は、新聞記者独特の流し書き?調で、情報量も少なく、明晰な書き方ではない。こういうテーマは、文科系の新聞記者といえども、理科系的に、論文的に書いて欲しい。情報の補足も充分して欲しい。そう言う種類の情報なのだから。 ~~~~~~~~「鳥インフルエンザが大流行した場合、日本の名目GDPを、一兆6千億円引き下げる」と第一生命経済研究所が発表した。しかし実は、これは「鳥インフルエンザ」が「日本国内で大流行した場合」のシミュレーションではなかった。かってのSARSの場合と同様、「日本国内では何もなかったが東南アジア・中国などで大流行した場合」のもの。それにこの「鳥インフルエンザ」という表現は不正確で話にならない。人が鳥インフルエンザに感染すると言うこと自体が異常なのだが、それにしてもまだこの段階で止まってくれていれば、全世界でもせいぜい数百人の死者を出すだけだ。本当に恐ろしいのは、その先に段階だ。鳥インフルエンザは現在、鳥から人間に感染するという段階だが、人間の体内に入ったウイルスが、本来の宿主である鳥以外の人間という異常環境に反応して、新しいウイルスに突然変異する可能性がある。つまり、このウイルスがこれが「人から人へ」の感染という新しい(恐ろしい)ウィルスに変わると、本当に恐ろしいことになる。新種に生まれ変わったウイルスは、従来のウイルスとは異なるわけだから、人類はこれに対する免疫を持たない。未知のウイルスだから、ワクチンも製造できない。製造しだしても、時間的に、量的に間に合わない。この新ウイルスに思うがままに暴れられて、致死率は極めて高くなる。過去の世界中で数十万・数百万の死者を出したスペイン風邪とかは、この経緯をたどったものだ。厚生省は、この新型ウイルスのインフルエンザが日本国内で流行した場合、約64万人の死者がでると予測している。64万人ですよ!中規模の「市」が死に絶える数だ。この場合の経済損失は・・・日本国内の有業者6322万人の半分が半年間、外出を控えれば、一日5974円の支出が127日分消える。合計20兆4千億円。半年間ではなく、一年間とすれば40兆8千億円。名目GDPが、8%も下がる。これは戦争並みの経済損失らしい。日本の経済機能が止まると言ってもいい。だからあのブッシュさえ、新種インフルエンザ対策用に、71億米ドルを緊急歳出するよう議会に求めている。日本の対策はまだハッキリ目に見えてこない。○ これも、日本円のリスク要因だと思う。○ 防疫産業・製品が株式の話題になるだろう。
2008.01.24
コメント(10)
今回も、前回引用した「新型インフルエンザ・クライシス」からの引用WHO新型インフルエンザ流行段階区分 2005年12月~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~■ 流行前期○ フェーズ1新型インフルエンザウイルス(新型亜型株)は、人に心材していないかって、人に感染し、人でのインフルエンザ流行を引き起こしたウイルスが動物に存在している可能性はあるが、それがさらに変異して人に新たにインフルエンザウイルスとして感染する可能性は低い○ フェーズ2新型亜型株は人に存在していないが、動物で感染を起こしており、それが人に感染する可能性が高い■ 流行危険期○ フェーズ3人での新型亜型株の感染しかし、あったとしても動物との濃厚接触時のみで、人から人への感染は無し○ フェーズ4人での小さな集団感染発生がみられるしかし、いまだに地域内に限られており、ウイルスはそれほど人には適合していないことが示唆されている状態○ フェーズ5人での大きな集団感染発生がみとめられるが、いまだ発生は地域内に限られているウイルスは人への適応力を増しているが、完全には人への感染性を獲得していないことが示唆されている状態■ 流行期○ フェーズ6ウイルスが人への感染性を完全に獲得し、人の間で容易に感染が広がっている状態~~~~~~~~~私は、現状はフェーズ3だと思うのだが、どうなのだろうか?これが今、一番知りたいことであるこの本、および他の類書で、最新の鳥インフルエンザ情報を読んでから追記する予定
2008.01.23
コメント(2)
遙 銀河さんにならって、私もこれからペンデミックを勉強し、みなさんに知らせたいと思うこういう場合、自分で調べる人間と、人が調べたものを読む人間に別れる私は、自分で調べる方だが、本件に関しては科学的医学的知識が無いだから、すでに人が調べて本に著したもの、またはネットなどで発表したものを書き写すだけであるただし、間違ったことを先走りして書いては大変なので、出展を明記し、慎重を期したいまずは、どんなインフルエンザがあるかである~~~~~~~~ ~~~~~~~~「新型インフルエンザ・クライシス」 外岡立人著 岩波フックレット No.682より引用人インフルエンザの分類~~~~~~~~~~~■ A型インフルエンザ カモなど多くの鳥類が自然宿主として体内に保有し、その株は理論上、百数十種類におよぶ □ 現在流行している株とその初発時期を示す 全て新型インフルエンザとして初発した ○ 香港型 H3N2(1968年) ○ ソ連型 H1N1(1977年) □ 過去に流行して、現在はみられない株 ○ アジア型 H2N2(1957年) ○ スペイン型 H1N1(1918年) 変異して病原性が衰弱した子孫がソ連型 □ H5N1鳥インフルエンザ 現在、世界的に家禽や野鳥の間で拡大している「鳥インフルエンザ」 家禽や人間との濃厚接触で、人にも感染する 人の間で感染を明確に起こすようになると、「新型インフルエンザ」の範疇に入れられる 欧米ではH5N1インフルエンザとよばれ、新型インフルエンザはパンデミック・インフルエンザ、米国ではスーパー・インフルエンザとよばれる■ B型インフルエンザ 人しか感染しない 通常、春先に小流行するが、A型ほど症状は重くならない 大きく分けて、山形系続株とビクトリア系続株があり、その下に多くの亜型が存在している 近年は、山形系続株の流行が主だったが、昨シーズンの米国ではビクトリア系続株の流行がみられた■ C型インフルエンザ 人しか感染しない 症状は軽く、流行もまれ ~~~~~~~~これでみると、現在、その爆発的流行が懸念されている鳥インフルエンザはA型に属する過去、大流行して多数の死者を出したインフルエンザもA型である○ スペイン風邪○ 香港風邪○ アジア風邪このうち、スペイン風邪は弱くなってソ連型として生存しているアジア風邪はもうみられない香港風邪も、まだ存在しているが、これも弱くなってのであろうと推測する ~~~~~~~~明日は、このH5N1鳥インフルエンザがどの段階にあるのか?そこを調べてみようそうすれば、直近の危機なのか? 少しは時間的な余裕があるのかがわかるはずであるこういう調べ物の日記は、一度書いても、その内容を読みながら、なんども書き換えとなりそうである
2008.01.23
コメント(7)
少し前に、鳥インフルエンザというものが発生し、世界中の恐怖を煽ったあれはあれで、なんとか沈静化したのかと思っていたが、そうではなかったのである逆に、人類史上、有数の大危機が迫っている恐らく一億五千万近くが死亡するだろうといわれる、鳥インフルエンザによるパンデミックである~~~~~~~~~■ 【パンデミック】 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』パンデミック(pandemic)とは、世界的な流行病に対する医学用語。ある感染症が世界的に流行することを言う。感染爆発、あるいは汎発流行。 これに対して感染症が一部地域で、あるいは散発的に流行することは「エピデミック(epidemic)」、「地方流行」と呼ばれる。歴史的なパンデミックとしては、14世紀にヨーロッパで流行した黒死病(ペスト)、19世紀から20世紀にかけて地域を変えながら7回の大流行を起こしたコレラ、1918年から1919年にかけて全世界で2500万人(4000~5000万人という説もあり)が死亡したスペイン風邪(インフルエンザ)などがある。現在の世界は、航空機などの輸送機関の発達によりパンデミックが起こりやすい体制になっているため、検疫を行うなどして感染症の流入を防ぐ対策がとられている。近年東南アジア諸国で発生している高病原性鳥インフルエンザウイルスH5N1型による鳥インフルエンザにより、現在でもパンデミックが起こる恐れがあり、世界保健機関が途上国を中心に対策を立てている。日本では、厚生労働省を中心に地方自治体が対策をとっている。~~~~~~~~~これは恐らく地球温暖化より早く来るであろう、人類の危機である戦慄すべき内容だが、生存者となりたいのなら、下記のサイトの記事を読むべきだと思う■ パンデミック 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』■ パンデミック Google 検索■ スペイン風邪 アジア風邪 香港風邪 Google 検索~~~~~~~~~これに加え、リンクの遼 銀河さんの、最近の6つのエントリーを、ご許可を得て、リンクするこれも必読である■ 強毒性鳥インフルエンザによるパンデミック■ 鳥インフルエンザパンデミックに備える ■ 鳥インフルエンザパンデミックに備える その2■ 鳥インフルエンザパンデミックに備える その3 ■ 鳥インフルエンザパンデミックに備える その4■ 鳥インフルエンザパンデミックに備える その5
2008.01.22
コメント(18)
昨日に続いて、英国関連これも本当は【復刻日記】なのだが、少しリライトしておいた~~~~~~~~~「英語の冒険 Adventure of English」メルヴィン・ブラッグ(Melvyn Bragg) 著アーチストハウス発行 角川書店発売1,800円新刊書として買った本だ。めちゃめちゃ面白い本だ・・・、と言っても、まだ全部は読んでいないが。表紙の扉のところに書かれている下記の言葉が、この本の内容を要領よく説明していると思う。~~~~~~~~~【「英語」は、悪魔のようにイングランドに現れた。5世紀に海を越えてやってきたゲルマン人の戦士によってもたらされ、激しい暴力のもと、この地に根づいた言語だったのだ。しかしその間も、ウェールズ、オランダ、インド、中国・・・ ・・・と英語は世界を一周し、その家庭でラテン語、サンスクリット語、アラビア語、中国語をはじめ何十もの言語を次々と吸収し、世界一の言語へと発展していった!最初は15万人にしか話されていなかった英語が、どのようにして15億人が使う言語になったのか?「英語」が語る、スリルと興奮、波瀾万丈のドラマに彩られた冒険物語~~~~~~~~~イギリスには、もともと原住民がいたらしいが、その人間がどんな民族だったかはよくわかっていない。一説によると、イベリア人というイベリア半島にすむ民族が住んでいたという。つまり今のスペイン人・ポルトガル人に近い人々だろうか?それから、ケルト人がやって来て、ローマ軍がやってきて、さらにローマ軍の傭兵だったゲルマン人がやって来て、やがてゲルマン人達はケルト人(ブリトン人など)を征服し、蹴散らし、海の彼方に蹴落とした。イギリスの一番いい場所であるイングランドを自分のものにした。ケルト人はウェールズ・アイルランド・スコットランドなどに追いやられ、中でもブリトン人は海を隔てたフランスに逃げていって、ブルターニュ(ブリトン)という地域に定住し、昔、自分たちが居住していた英国を「グレイト・ブリトン」と呼んだ。だから、ウェールズ・アイルランド・スコットランドの言葉は、ケルト系の言葉だ。昔はウェールズの先端のコーンウォールにもコーンウォール語があったが、もう死語となっている。英国のゲルマン人達は、サクソン人・アングル人・ジュート人・フリースランド人などがいて、それぞれのゲルマン方言を使用していた。オランダの北海に面する工業地帯フリースランドから来た、フリースランド人の言葉が今の英語の起源になったようだ。今でもフリースランドの基本語彙は英語に非常に酷似しているという。私は欧州にいた頃、衛星テレビで北欧の映画を時々観ていて、デンマーク・ノールウェイ・スエーデンなどのゲルマン系北欧語の英語との近似ぶりに驚いたことがある。英語は、ノルマン人に征服されてからフランス語などが混入して、洗練されているが、北欧語は、ヴァイキングの昔からの原始的?なゲルマン語といった語感。英語からラテン語系の語彙を抜いて、語彙を短くシンプルにしたような感じである。これは、チェコ語とポーランド語との関係にも言えると思う。チェコ語は長い間使用されないままだったので、ラテン語などを吸収する段階が無く、スラブ祖語の姿をより多く残していると思う。例えば犬のことをポーランド語で「ピエス」というが、チェコ語では「ピス」と無骨に発音する。つまりポーランド語は「i」の代わりに「ie」とダブる母音を入れて語感を柔らかにしている。~~~~~~~~~この他に、8世紀頃からヴァイキングが英国を侵略し、特にデンマークからのデーン人が強力で一世紀ほどの間に、英語にいろいろの影響を与えた。この頃の北欧語はまだあまり分化していなくて古北欧語(古ノルド語)と呼ばれていた。この古北欧語は英国の主に東海岸の各地方の村々に入り込み、村々の独特の方言を作った。ノルマンの英国征服もあった。ノルマン・フレンチはもともと北欧のバイキングだったのだが、フランスに定着した。その彼らが三世紀にわたって英国に君臨した。法律・政治・戦争・食生活関係など1万ものフランス語が英語に入り込んだという。以前書いたことだが、食生活での英語とフランス語に当時のノルマン人と被征服者のアングロサクソンの立場がうかがえる。例えば英語話者は家畜の世話をしていた。。ox(雄牛)もcow(雌牛)も本来の英語。フランス語話者がテーブルで食べる調理された肉はフランス語でbeef(boef)と呼ばれた。同じように英語のsheep(羊)がフランス語のmutton(羊肉)になり、calf(子牛)がveal(子牛肉に)、deer(鹿)がvenison(鹿肉)に、pig(豚)がpork(豚肉)に。いずれも英語が動物を、フランス語がその肉を指している。アングロサクソンは働く人、ノルマンは食べる人・・・である。~~~~~~~~~1986年、東インド会社にいた英国人判事で、アマチュア言語学者のサー・ウィリアム・ジョーンズは、インドのアーリア人の聖典ヴェーダの言葉として少なくとも紀元前二千年までさかのぼることができるインドの古典語サンスクリットを詳細に研究した結果、サンスクリット語がインド・ヨーロッパ語族(印欧語族)に属するという驚くべき事実を発見した。(サンスクリット語はいわば文語で、パーリ語が口語にあたるようだが、仏教の経典などはこの両方で書かれていたようだ)欧州の言葉は、ほぼすべて印欧語だが、例外としてバスク語、エストニア語、フィンランド語、ハンガリー語などがある。バスク人は謎の民族と呼ばれる。どうも今の欧州の民族が欧州に来る以前から欧州に住んでいた欧州の原住民らしい。クロマニオン人の直系の子孫とも言われている。エストニア語とフィンランド語は、同じ語族に属するする。ハンガリー語はフン族の一派であるマジャール族の言葉で、おおざっぱに言えばトルコ語に近い。ハンガリーという名前自体、フン+ガリーで、フン族の背景を物語っている。~~~~~~~~~この本では、こういう説明がなされている。■ 【今から四千年以上前にインド平原のどこかで、その土地の言語が移動を始め、それがやがて英語となったのだ。】これはちょっと粗っぽい、英語視点の表現だが、要するに印欧語の祖語がインド平原にあって、それが拡散して印欧語族を作り上げた・・・、と言うことだろう。~~~~~~~~~以前、BBCの製作した番組を見ていたらこういう部分があった。画面はアフガニスタンの、ポロ競技の原型となったという「ブスカシ」という競技を映している。この競技は、子ヤギの死体を騎馬の2チームが奪い合い、自分のゴールに入れるというもの。ポロではこの子ヤギがボールになっている。私の考えだが、このポロからホッケー競技が生まれたのではないだろうか?騎馬ではなく、徒歩でのポロがホッケー。もちろん、ホッケーからアイス・ホッケーが生まれているが。このアフガニスタンやカザフスタン、トルクメニスタンなど、【スタン】のつくユーラシア大陸中央部の国々は騎馬遊牧民の国で、名馬の産地。千里を行く天馬としょうされた【汗血馬】もこの辺の産馬だという。★ 『馬の世界史』 本村凌二(もとむら・りょうじ) 講談社現代新書1562 2001年 272頁 こんな本を読んだ。本書は馬が人類史に与えた影響、馬が人類に与えた速度と支配権の拡大を強調していて、私としては目からウロコだった。馬は人類の交信、統治範囲などに空前絶後の影響・変化をあたえ、馬なくしては、人類の発展は限定的だったかもしれないと説く。もう一方は軍事面で、馬にひかせた戦車は革命的な兵器となり、これを取り入れた国々が覇権を握って世界帝国を建設したというもの。【英語の冒険】の一部の記述、【今から四千年以上前にインド平原のどこかで、その土地の言語が移動を始め、それがやがて英語(印欧語)となったのだ。】【馬の世界史】の記述、ユーラシアの騎馬遊牧民族の馬は、人類の交信・統治範囲を拡大した。この二つの相互関係にお気づきだろうか?BBCの番組で言われていたことは、この地域の印欧語の祖語が、馬という革命的な交信・統治範囲を拡大する手段にのって、世界に(主に欧州方面に)拡散して、今の印欧語族の優位性を築いた・・・、そう言う話だ。~~~~~~~~~しかし印欧語の欧州への移動・拡散については別の意見もある。やはりBBCの番組で見た、地質学的説明である。昔、黒海は単なる大きな湖だったのだが、地中海の海水が上昇して黒海に大量に注ぎ込み、黒海は内陸の海となった。もともと湖時代の黒海沿岸に住んでいた人びとは移動を余儀なくされ、西へ、欧州へ拡散して、印欧語を伝えた。どちらが正しいかは、歴史の謎だと思う。 ★ ★ ★ ★ ★ ★当時、このオリジナル本文に対していただいたコメントや、私のレスをここにコピペしよう。~~~~~~~~~二代続く世界の覇者が英語を母国語としている alex99英国は初めこそローマの一属州でしたが、フランスが世界の覇者である時代が終わると、やがて数多くの植民地を持つ世界に冠たる大英帝国になり、文化的にもシェークスピアを初めとする偉大な文人を持った。植民地を持つことは、その国の言語の普及に絶大な効果がある。インド・オーストラリア・ニュージーランド・アフリカ諸国・ハワイ・フィリピン・シンガポール・香港・カナダ・・・。さらに英国の相続者である新大陸アメリカが、英国のあとを継いで、膨大な人口を持つ英語話者の国を構築して、単独覇者となった。ハリウッド映画・ジャズの影響、インターネットでの寡占状態。みな英語に有利な状況ばかり。語学的に言えば、いろんな言語を吸収して非常に豊かな言語になったこと。文法的に格変化を廃して、その代わりに前置詞を使用することによって、文法が非常にシンプルになった。語順と前置詞の知識があれば、(本当は熟語・成句が難しいが)外国人にとって習得が非常に容易な言語になった。~~~~~~~~~alex99ノルマン支配下のイングランドの言語構造は、ノルマン人はフランス語、教会関係者はラテン語、イングランド人は古代英語、の三層だったようです。英国の植民地の例で言えば :新大陸(アメリカ・オーストラリアなど)は、英国人が植民者の中心でしたから、英語の世界になったのは当然でしょう。インドは他民族・他言語の国ですから、共通語としての英語がむしろ原住民のインド人側にとっても有用だった。~~~~~~~~~alex99そうです、アイスマン。彼は5千年前の人間ですねとすると、シュメールの時代ですねその頃、欧州ではどんな言葉が話されていたのか?興味深いところです欧州の印欧語は民族と同じで、大別して :○ ロマンス語族(つまりラテン語系)○ ゲルマン語系(ドイツ語・北欧語 英語も古代英語がゲルマン系)○ スラブ語系(ロシア語・ポーランド語・チェコ語・クロアチア語・など)当時はもう、こんな系統に別れていたのでしょうか?バスク語だけは欧州の先住民で、周囲の言語とは影響し合っていませんから、当時からあまり変わらず・・・ではないかと思います。
2008.01.21
コメント(6)
★★復刻日記】なぜ英国の皇太子は 『プリンス・オブ・ウェールズ』と呼ばれるのか?諸般の事情で今日も【復刻日記】【復刻日記】ばかりなのは、もちろん感心したことでは無いが、このところ時間が無いので、○ 「潔く書かないか」○ それとも、better than nothing ということで【復刻日記】この内、どちらかの選択となる ~~~~~~~~【復刻日記】なぜ英国の皇太子は 『プリンス・オブ・ウェールズ』と呼ばれるのか?■ そもそも英国は、イングランド、スコットランド、ウェールズおよび北アイルランドの四ヶ国から構成されている、連合王国(United Kingdom)です。正式名称はUnited Kingdom of Great Britain and Northern Ireland =グレート・ブリテンおよび北アイルランド連合王国。略して『英国』、『イギリス』または『ブリテン』。イングランドは北欧系・ゲルマン民族のアングロ・サクソンですが、その他の国はケルト系民族の国です。日本ではこのケルト系の三ヶ国の人々をも『イングリッシュ』と呼び勝ちですが、これは間違いです。『イングリッシュ』はイングランド人だけです。■ 日本には『堺はすべての始まり』という言葉がありますが、これは種子島に伝わった鉄砲の大量生産地にもなった自由都市・堺の先進性を指した言葉です。世界規模で言うと、英国が、ある種すべての始まりとも言える。産業革命・蒸気機関車その他の科学・産業・工業面は当然ながら、スポーツでもサッカー、ラグビー、テニス、バトミントン、卓球、ゴルフ、クリケット、ゲートボールの元になったクロッケー、・・・数え出すときりがありません(本当はここでちょっと止まってしまった)。だから、もともと四カ国で始めたサッカー、ラグビーが国際的になった時にそのまま四カ国の International Match 国際試合として残った。ラグビー・サッカーでのユニフォームの色・シンボルカラーは イングランド=白にバラの刺繍 スコットランド=紺 アイルランド=緑 ウェールズ=赤 ■ 英国のチャールズ皇太子は、『プリンス・オブ・ウェールズ』と呼ばれますね。なぜでしょう?ウェールズは上に述べたように、四ヶ国から形成される連合王国の中の一つの国にすぎません。連合王国の皇太子がウェールズのプリンスとは? なぜでしょう?今日はこのことを書いてみます。■ 映画俳優で、絶世の美女(だった)エリザベス・テイラーと二度と結婚した英国の男優、リチャード・バートンはウェールズの出身です。ウェールズの炭坑夫の息子です。私は仕事でウェールズによく行ったし、秘書の一人がウェールズ人だった。ウェールズは炭坑が中心産業だったんですが、もちろんさびれてしまって失業者だらけ、私のロンドン駐在時代は日本企業の工場誘致に必死でした。『ウェールズの山』と言う映画がありましたが、英国は日本と違って高い山も険しい山も無くて、ウェールズの山とは、私に言わせれば若草山の大きいようなもの。あそこではケルト語族のウェールズ語がまだ一部で現役。英語を話しても訛りは強い。バートンはよく訛りを矯正して、シェークスピア俳優になったもんだ。エリザベス・テイラーの伝記を読んで、その中で彼の私生活を知って、人間的には嫌いな男だけれど。 彼のお爺さんはなんとユダヤ系のポーランド人です。だから、バートンというのは、本名ではなくて、多分芸名でしょう。ウェールズ出身の有名人というと、歌手のトム・ジョーンズ、それに映画俳優のアンソニー・ホプキンスがいます。■ 世界的に有名な『プリンス・オブ・ウェールズ』は皇太子だけではありません。英国の戦艦の艦名でもありました。第二次世界大戦中、英国はシンガポールを基地とする強力な東洋艦隊を持っていました。日本軍は石油欲しさにマレー侵攻作戦を進め、これを阻止するために英国の東洋艦隊は主力2戦艦、プリンス・オブ・ウェールズ(Prince of Wales 以下 POFW と称す)とレパルス(Repulse)をマレー沖に急行させました。この動きを察知した日本海軍サイゴン航空基地では攻撃機を発進させ、昭和16年12月10日、急襲した攻撃機の魚雷・爆弾の命中の結果 POFW レパルス両艦は沈没しました。これがいわゆる「マレー沖海戦」です。マレー沖海戦は世界戦史上、エポック・メーキングなものでした。POFW は東洋艦隊の旗艦のみならず、英国が「不沈艦」と誇った世界最新鋭の戦艦。その不沈艦がレパルス共々撃沈された驚き(チャーチルは最大のショックだと嘆いた)もさることながら、それが戦艦同士の砲撃戦ではなく、航空機の雷撃でなされたことでした。それまでの海戦は巨大戦艦の巨砲でポンポン撃ち合うもので、「大艦巨砲主義」と呼ばれていました。それがこの海戦以来、各国は「航空勢力主力」へと転換しました。せっかくこんな歴史的な成果を世界に先駆けて上げた日本海軍は、その後航空主力への転換には成功せず逆に「大和」「武蔵」の超巨大2艦を建造して大艦巨砲主義を継続、大和級第3艦「信濃」建造中にようやく航空母艦に艦種変更しました。その上、大和級は第6艦まで建造中・または計画されていました。狩猟・遊牧では激しい状況変化に対応せねばならないが、農耕生活では十年一日、同じような農作の繰り返しで変化はありません。「農民体質日本人」の「方向転換・意志決定の遅さ」はDNAレベルのものでしょうかね?■ 炭坑町を舞台にしたジョン・フォードの名作「わが谷は緑なりき」もウェールズが舞台でした。「ブラス」も炭坑町ということなので、今日までてっきりウェールズと思っていたんですが、ヨークシャーでした。「ウェールズの山」と言う映画がありました。モデルのガースの丘はウェールズの首都であるカーディフの近郊にあるが、ロケは中部ウェールズだったようです。ガースの丘の頂上に登った人によれば頂上に実際に人造の小さな丘があるそうです。さて映画ではウェールズ人達がの丘を山にしようとしたのは「イングランドからウェールズに入る最初の丘だから誇らしい」としているようです。しかし私はこの丘が「ウェールズが国境でイングランド相手に幾度と無く激しく戦った象徴的な古戦場」であったからこそ、単なる丘では不足で山に昇格させようとしたのだと思います。イングランド(アングロ・サクソン)に対するウェールズ(ケルト)の敵意がいまだに尾を引いています。山岳戦についてはイングランドがウェールズをついに征服したときも、人々はスノードン山に立てこもり抵抗しました。ウェールズは平野のイングランドに比較すれば山地が多く、人々は「山岳民族」とされていたようです。我々から見れば「丘民族」とでも呼ぶところですが。スコットランドをのぞいて英国の最高峰はウェールズにあるスノードン山です。標高1085m。この山には山頂にまで至る狭軌のアブト式登山鉄道があり一両客車の豆蒸気機関車が走っています。私も乗りましたが、走ると言うより「あえぎながら登っている」のです。この蒸気機関車はいわゆるSLマニアの垂涎の的です。この蒸気機関車、約一時間で山頂まで登りましたが、私たちの眼下にはハイキング登山者が登山道を登っており約2・3時間で山頂に至るそうです。最高峰といえど、その程度の高さです。■ ウェールズはチューダー王朝のエドワード一世にに征服され過酷な統治を受けましたから、他のケルト人達、アイリッシュ・スコティッシュ同様、イングランドには強い反感を持っています。その反感をなだめようとイングランドは歴代の英国皇太子を Prince of Wales と呼ぶ事にしています。なんかウェールズを馬鹿にしているようですが、エドワード一世は身重の妻をウェールズで出産させて(エドワード二世)その子に Prince of Wales の称号を与え、つじつまを合わせています。この時 「A Prince of Wales who could speak no English ! 」と補足したそうですが、赤ん坊ならいくらイングリッシュの血筋でもまだ英語がしゃべれるわけがありません。しかし、またどうしたことか?ウェールズ人もこれを歓迎したと言います。実際には歓迎と言うより妥協・迎合でしょうか?Prince of Wales これが英国皇太子の正式名称です。Crown Prince というのはただ単に「皇太子」という意味です。それに Prince of England なる名称は存在しません。もっとも Prince の語義を研究社新英和大辞典でひいてみると『 4. 帝王を上にいだかない小国の統治者。公』。 日本ではモナコの王様と言われるモナコ公は 『The Prince of Monaco』 だそうです。意外にも『公』どまりで、『王様 King』 じゃ無いんですね。『5. ((古)) 王(King) 帝(Emperor) 君主(Sovereign)』。このあたりも該当ですね。それまでのウェールズの首長が『Prince of Wales』と呼ばれていたのは、つまり『ウェールズ王』だった訳です。「Wales」 とは、一時英国を占領していたシーザーのローマ軍団が「よそもの」と呼んだことに由来するとのこと。どっちがよそものでしょうか?それともアングロ・サクソンと区別してそう呼んだんでしょうか?もう逝去したマーガレット王女の離婚したカメラマンの前夫は「スノードン卿」という爵位をもらっています。もちろん一代呼称でしょうが、このへんもウェールズに気を遣っている感じですね?
2008.01.20
コメント(4)
日本経済新聞の同様版に<NIKKEI プラス 1>というページがある先週は<若く見える条件は?>というタイトルで、読者が選んだ条件ベスト10が並べられている今まで私は、年令よりずっと若く見られて来たので、どう見られるか?という事に関してはすっかり油断していたが、このごろはさすがに気になって来た年令相応ということを自分自身で感じることが多いのである私はそれぞれのポイントで、どうなのだろうか?自己採点もしてみた ~~~~~~~~■ 肌に張りがある~~~~~~~~~○女性の4割強、男性の3割が選んだという肌の張りなど、今まで意識しなかったが、私は大丈夫だろうしわなど全く無いし・・・二日酔いの時以外は肌色もいいらしい・・・と思うのが、きっと間違いなのだ(笑)■ フットワークがいい~~~~~~~~~○男女ともに3割が支持「行動力がある」と言うことを、こう表現するらしい私はこの言葉、あまり感心しない昔から、私の行動力は、「まあまあ」というところだろうか?果敢な、大胆な行動というものは、結果の評価がむずかしいそれでよかったのだろうか・もっとよく考えて、結局何もしなかった方が良かったのではないだろうか?(笑)典型的なのは、外貨投資とか、株の売買とか、そんな状況での行動力・決断である特にこのごろは、思い悩むのである(笑)「時間」というものを、「未来」というものを、「どう読むか?」人間の「存在の有様」や「様相」というものは、本当は、そんな条件によって、全くちがってきて、全くちがった道を、未知を、歩くのだと思う「行動」には、賢明な判断が伴わないといけないただただ「行動」ではダメであるアフリカから出発して、全世界に散らばり定住した人類の祖先達も、そういう「選択」と果敢な「行動」を絶えず要求されてきたのだろうと思うその結果如何が・・・、勝利者と滅亡したもの・・・という歴史になったのだと思う■ 新しいことに挑戦できる~~~~~~~~~○年代が上がるほど、選ぶ人が多い特に、意識してのことではないが、結果的には、最近、ゴルフとか、海外旅行とか、デジタルカメラとか、いわゆるひとつの・・・新しいことを始めているブログを毎日更新しているという事も、あるひとつの、「新しいこと」と言えるかも知れないただ、もっと「本格的な」挑戦というものもあるだろうと思うある「べき」だろうと思うそれはなんだろう?新しい事業・ビジネスを始めて見ることかな?株のデイ・トレイダーもいいかも知れない海外でのロングステイなどは、元商社マンで僻地への出張が多かった私にとっては、冒険・チャレンジでも無いしかし似たようなものだが、自宅を売り払って、大型トレイラーを買って、半定住型のキャラバン旅行をしてみたい日本でのトレーラー旅行はそれほど面白く無さそうなので、海外でやってみたい本格的な恋愛というのもいいかもしれない・・・とは思ったが、もうそれほどの情熱はない最近の私の女性とのつきあいを恋愛と思っている人が多いかも知れないが、それほどの事でも無い私は難易度の高い女性には情熱的になっただからふられることが多かった女性の方からアタックされると熱が冷める(例外もあるが)生まれつき狩猟本能が強いらしいそれが愛なのかどうか?恋の方なのかも知れない愛は自己犠牲だと思うが、恋は収奪だと思う■ 表情が生き生きとしている~~~~~~~~~○充実した気持ちの張りが表情に表れる外国では、英語の発音に留意するため口の周りの筋肉が大きく動くように心がけるまた表情が重要なコミュニケーション・ツールであるという意識もある欧米人とのつきあい表現にユーモアを込めたり、ジョークを飛ばすことを心がけるこんなところで、やや表情は豊かになっていたかも知れない私自身のことはさておき、このごろは、テレビで、若く美しい女性が、生き生きとして豊かで感じのいい表情を見せていたりすると、とれも魅力を感じるようになった特に「若く美しい女性」でなくても、原理的には同じように魅力を感じなければいけないのだが、生き生きした表情というものは、やはり年令に密接に関係していると思うさらに、感情にも連動していると思うあまり老成していない、はじけるような若さの表情というのは、感情の若さの反映でもある■ 好奇心が旺盛~~~~~~~~~○各年代で、女性が多く選んだ私は、この項には自信がある好奇心は非常に旺盛である新しいことや謎が好きである最近など、以前よりも旺盛かな?と自分で思うほどであるただ、新聞や雑誌は、以前ほど読まなくなったその内容が薄い、空疎だと低評価するようになったからであるその代わり、テレビを激しく(笑)見るようになったケーブルテレビを導入しているので、ニュース以外は一般のチャンネルは見ないほとんど見ないNHK教育やNHK BS 朝日BS・ディスカバリーチャネル・ヒストリーチャネルなどを中心に見る今年になって錆びついた語学のさびを取ろうと思い立ち、CNNやBBCを、なるべく英語で見ている(聴いている・・・かな?)報道番組・情報番組・文化教養番組、それも関心のあるテーマの番組はほとんど全て録画する録画済みの番組は、まず頭の部分を見てみて、じっくり見るべきものかどうかを判断する読書量も、昔ほどではないが、多い方だろう広告で興味を持った本は、ネット書店で買うそれに書店に立ち寄ると、どうしても買ってしまう芸能ニュースには興味が無い■ 話し声や笑い声が元気~~~~~~~~~○20~30代女性の約3割が選んだという私は、外では明るく振る舞うそれに酔っぱらうと、知らず知らずの内に声が大きくなるらしい笑い声もしかりである■ 目標や夢がある○それが日々の生活の原動力になるという結婚して、子供が育って、それでもなお、目標や夢がいっぱいあると言う人は、実際の所、そうはいないと思う種族保存の本能の目標は達成したし、結婚したことで夢は壊れたし(笑)もっと金が欲しいという目標や夢は、だれでも持っていると思うが、それ以外では何だろうか?健康はだれもが欲しいものだと思うが、これはどちらかというと守りの目標であって、本来の夢ではないと思う手段的なものだと思う私の若い頃の夢は、探検家になること、モダンジャズ・プレイヤーになること、ボクシングの選手になることなどだった夢の中でも、かなり夢度が高い(笑)それらのどれにも成れなかったけれど、世界中を旅行したので、探検家の夢は、半ば達成できたかも知れないボクシングも大学の体育課程で単位を取ったからいいとしよう夫婦げんかの際には、あまり役に立たなかったが(笑)アルト・サックス入門の本とCDを買ったので、まもなくモダンジャズ・プレイヤーにもなるはずである(笑)■ 歩き方が軽やか~~~~~~~~~○老化は足元から 歩くスピードが遅く、背中が曲がっていると年寄りに見えるから注意(70歳男性)私は山岳部の後遺症か?脊椎の一部がつぶれていて、極端に重いものを持ったりすると背骨が痛くなる先日も、重い粗大ゴミで背中を痛め、背中を真っ直ぐにした姿勢が取りにくいこの男性の言うように「年寄りに見える」状態である年寄りが鳥よりに見えて、どこが悪いんだ! とも思ったが、早く、治さないといけないしかし、この男性、自分が70歳になっていながら「年寄りに見えるぞ」などと、他人事の様に言うが、やはり70歳といえば、世間から見れば老人だろうただし、私が70歳になったら「70歳はまだ老人ではない」というだろう(笑)私の歩くスピードは、早い方だゴルフでスコアがよくない時の歩き方は、軽やかとはゆかない社交ダンスでも習おうか?ジャズ・ヴォーカルも習おうと思っていたのだが・・・■ 体型がスリム~~~~~~~~~○加齢と共に、体重は変わらなくても、身体の線は変わりやすい(45歳の女性)女性の身体の線は崩れやすいかも知れない(笑)(失礼)男はその点、筋肉さえ鍛えておけば、大丈夫(笑)私は身体の線には自信があるのだが(笑)、念のために、スポーツジムに入会しようスポーツジムの温水プールは「風呂がわりになる」という声が多いことでもあるし(笑)銭湯に行くのも、あまり好きではない銭湯で出自のわからない、卑賤の者どもと、肌を合わせる・・・、いや、同じ風呂にはいるのは、何となくいやなのである私が案外(予想通り?)差別主義者で高慢な人間であることがこれでわかるだろうと思う _| ̄|○ 深く反省■ 自分流にオシャレを楽しむ~~~~~~~~~○服装に流行をワンポイント取り入れる人が多い○自分流のオシャレは、自己表現のひとる(45歳男性)私は特に「オシャレ」というほどの意識は持って来なかったしかし、野暮な服装や「平凡なおじさん風」の服装はしたくない(平凡なおじさん 失礼しました)オシャレというほどの目的意識は持たないが、「センスがいい」「洗練されている」程度は意識する今の私は、今住んでいる町のダサイ男達の中では、洗練された方だと思う(得意の「自慢」である)アメリカに住んでいたせいもあって、普段はアメリカンカジュアル風で、サイズの関係で米国製のものを着用しているジーンズにモカシン・シューズかスニーカー昔はダサかった日本の男性用カジュアルも、今はユニクロなど、安価で結構いけるのであるイギリスにも住んでいたこともあって、フォーマル・ドレッシー系は、コート類を含めて英国製がほとんどである私のサイズは、センスのいいものを日本で買うことがむずかしかったので、出張や駐在でロンドンに立ち寄るたびに買ったからだ靴下はズボンと靴の色にコーディネートするブルージーンズなら水色のソックス背広などでは黒の靴下がほとんどマフラーというかショールというか、フォーマル系はカシミアの単色のものカジュアルは、このごろ、MISSONI のものを買う私はファッションに於いては保守的だったのだが、最近は女性の意見を取り入れてちょっと変わってきた以前なら MISSONI のマフラーなんて思いつかなかったはずだが、タオルケットを買ってからMISSONIに惚れたのである日本の男のファッションはダサイ女性は、まあ、なかなかではないかと思うし、外国の女性に較べて金のかかった服装をしていると思うしかしこれも、ブランドで着飾っているからであって、画一的で、本当に自分の個性を生かしたお洒落であるか?は疑問である■ 異性への関心を失わない○女性より男性で選ぶ人が多い○「100歳の知人曰く 色気と食い気が若さの秘訣」(66歳男性)30代・40代のころは、毎晩でも夜遊びをしても飽かなかった加齢と共にじょじょに異性への関心が薄れたり、無関心になってきたまあ、これは「自然」にまかせればよい例え女性がアプローチしてきても、自然にまかせればよい(笑)
2008.01.19
コメント(27)
昨日のエントリー「最近買った本」本日はその本を買った理由である走り書き?ではあるが、とりあえず<語学>■ 洗練された米語発音がビジネスを成功させる 村川久子 ごま書房~~~~~~~~~私としては「わが意を得たり」という主張の本であるほとんど読んだし、いずれ、この本に関してはブログで書きたいが、今は短評である米語か?英語か?はそれぞれの状況次第だろうしかし、オーラル言語においてのコミュニケーションは結局、声である声で言語を表現し、声で相手の表現を理解するその「声」とは、発音であるしかも「正確な」発音で無ければ、相手に伝わらない「正確な」発で無いものは、理解がむずかしいコミュニケーション・ツールとして欠陥品であるこれは、読み書きの英語において、スペリングが間違っていては、通用ないのと同様であるよく、「発音は日本式でいいんだ」という人がいるが大ウソであるそれは、自分だけがそう思っているだけで、相手に負担をかけている不思議な発音を一生懸命、聴き取ろうと努力してもらわなければならない相手は、不正確な発音を理解しようと、不必要な努力を払っているそれに、自分が正確な発音が出来ないと、相手の発音が把握できない自分が発音できない音は、リスニングが困難である「発音は日本式でいいんだ」というのは、もうこの人は正確な発音を身につけることは出来ないだろうという判断を下されていて、その上での慰めの言葉である妥協と憐憫の言葉であるそれを誤解してはいけないリスニングはむずかしいものだし限界があるが、発音はある程度の努力でほぼ正確に出来るものだと思う■ 日本語の面白さ 劉徳有 サイマル出版会~~~~~~~~~過日、NHK BSでの国際シンポジュームに出席した同氏の日本語と教養に魅せられて買った<未来予知>■ ジュセリーノ未来予知ノート ジュセリーノ ソフトバンククリエイティヴ■ 未来からの警告 ジュセリーノ予言集1 ジュセリーノ たま出版~~~~~~~~~何度も未来予知を当てたという、今、話題騒然?のジュセリーノの未来予知ノートであるおびただしい予知が述べられているはたしてこの男の予知が本物かどうかは現時点ではわからない私の個人的意見としては、眉唾だと思いただし、この述べられている予知のほとんどが自然災害である大暴風であったり、大地震であったり当たるか否かは別にして、あり得るものばかりであるだから、私としては、一種の警告として受け止めて、覚悟のほどを決めるため、また対策を考えるために購入してみたこういう未来の災害・大事件・大戦争を列挙した本は少ないから、ひとつの参考にはなるのである<アメリカン・フットボール>■ ウイニングフットボール コーチの為のフットボール入門 ポール"ベア”ブライアント タッチダウン■ 世界へアメリカンフットボール(上級)入門 坂井征人 タッチダウン■ アメリカンフットボール ルールまるわかり 高橋書店日本文化試論 副田義也 新曜社■ クォーターバッキング個人技術編 ベースボールマガジン社~~~~~~~~~以前から、かなり観ていたのだが、現在、アメリカン・フットボールにはまっている特に、ニューイングランド・ペイトリオッツの全勝がすごいと思う史上最強のティームかも知れないQB(クオーターバック)のブレイディーは、史上最高のQBかもしれないスポーツというものは、ひいきのティームが無いと、本当の興味がわかない私は現在、ニューイングランド・ペイトリオッツとブレイディーである<歴史>■ 日露戦争と「菊と刀」 歴史を見る新しい視点 森貞彦 東京図書出版会~~~~~~~~~菊と刀 日本文化の型 ルーズ・ベネディクト 社会思想社という本をすでに買っている「菊と刀」は歴史的名著である一言に言えば日本文化は「恥の文化」、欧米文化は「罪の文化」という発見をしているベネディクトは実に天才であると思う彼女は、非常な美人で、やはり高名なフランスの文化人類学者、レビ・ストロースとレズ関係であったという最近の私の興味は「日本」である■ 日韓歴史の理解 金容雲 白帝社~~~~~~~~~劉徳有氏と共に過日の国際シンポジュームに出席、やはりその学識に感心した<昔の赤坂のナイトクラブの歴史>■ コパ・カバーナ 石橋栄子 角川書店■ 赤坂ナイトクラブの光と影 「ニューラテンクォーター」物語 諸岡寛司 講談社~~~~~~~~~私の昔の想い出の中の超豪華ナイトクラブであるいずれまた、エントリーとしよう<ジャズ>■ はじめてのジャズ・アルト・サックス 緑川英徳 ~~~~~~~~~学生時代、テナーサックスを吹いていたことがある 直ぐ挫折したが やり直してみようかと思って、この本を買ってみた 模範演奏やマイナスワン演奏のCD2枚付き■ ジャズ喫茶 四谷「いーぐる」の100枚~~~~~~~~~昔なつかしいジャズ喫茶 モダンジャズ喫茶・ダンモ喫茶とも言う学生時代には、毎日、数時間もこもっていた<生物学>■ 生命と無生物のあいだ 福岡伸一 講談社~~~~~~~~~過日、エントリーとした<分子生物学>の本であるかの宮崎哲弥氏も絶賛であるので必読と・・・<ポートフォリオ>■ 内藤忍資産設計塾 外貨投資編 内藤忍 自由国民社■ 内藤忍の資産設計手帳のすすめ 内藤忍 ダイヤモンド社■ 地球温暖化で伸びるビジネス 日本総合研究所 東洋経済新報社~~~~~~~~~これから世界恐慌が到来する可能性もある投資の参考にしようと思う<時間論>■ 時間はどこで生まれるのか 橋元淳一郎 集英社~~~~~~~~~これも「目からウロコ」の本であるまだ読み始めなのに、目からウロコが落ちてしまったいずれ読後感を書こう<知的生産>■ 効率が10倍アップする新・知的生産術 自分をグーグル化する方法 勝間和代 ダイヤモンド社~~~~~~~~~グーグル検索術関係の本は、もうに三冊買ったのだが、自己流でじゅうぶんだったこれはどうか?一応、買ってみた<読書>■ 新書365冊 宮崎哲弥 朝日新聞社■ 一冊で1000冊読めるスーパー・ブックガイド 宮崎哲弥 新潮社~~~~~~~~~宮崎哲弥氏のお薦め本であるザッと読んでみて、この宮崎哲弥氏という男の読書力にあらためて驚嘆するしかも、彼の意見に、私はだいたい、動感してしまうだから、特定の個人を信用して彼の意見をうのみにする・・・ということはしない私だが、宮崎氏の意見だけは「うのみ」にして良さそうだと思うそれにいちいち自分で読書して、意見を構築するなんて、面倒じゃない?しかし、同時に困ったまたまた、買いたい本が一杯出てきた今でも4000冊の、そのほとんどが未読の本の群れが、私を待っているのに
2008.01.16
コメント(20)
最近買った本最近は、【復刻日記】作者になり果てているので恥をさらすようだが、最近買った本をアップ後で、これらの本を購入した理由を追記予定<語学>○ 洗練された米語発音がビジネスを成功させる 村川久子 ごま書房○ 日本語の面白さ 劉徳有 サイマル出版会<未来予知>○ ジュセリーノ未来予知ノート ジュセリーノ ソフトバンククリエイティヴ○ 未来からの警告 ジュセリーノ予言集1 ジュセリーノ たま出版<アメリカン・フットボール>○ ウイニングフットボール コーチの為のフットボール入門 ポール"ベア”ブライアント タッチダウン○ 世界へアメリカンフットボール(上級)入門 坂井征人 タッチダウン○ アメリカンフットボール ルールまるわかり 高橋書店日本文化試論 副田義也 新曜社○ クォーターバッキング個人技術編 ベースボールマガジン社<歴史>○ 日露戦争と「菊と刀」 歴史を見る新しい視点 森貞彦 東京図書出版会○ 日韓歴史の理解 金容雲 白帝社<昔の赤坂のナイトクラブの歴史>○ コパ・カバーナ 石橋栄子 角川書店○ 赤坂ナイトクラブの光と影 「ニューラテンクォーター」物語 諸岡寛司 講談社<ジャズ>○ はじめてのジャズ・アルト・サックス 緑川英徳 ○ ジャズ喫茶 四谷「いーぐる」の100枚<生物学>○ 生命と無生物のあいだ 福岡伸一 講談社<ポートフォリオ>○ 内藤忍資産設計塾 外貨投資編 内藤忍 自由国民社○ 内藤忍の資産設計手帳のすすめ 内藤忍 ダイヤモンド社○ 地球温暖化で伸びるビジネス 日本総合研究所 東洋経済新報社<時間論>○ 時間はどこで生まれるのか 橋元淳一郎 集英社<知的生産>○ 効率が10倍アップする新・知的生産術 自分をグーグル化する方法 勝間和代 ダイヤモンド社<読書>○ 新書365冊 宮崎哲弥 朝日新聞社○ 一冊で1000冊読めるスーパー・ブックガイド 宮崎哲弥 新潮社
2008.01.15
コメント(11)
全然時間がないので、また【復刻日記】である □□□□□□□□お聖さんの本に、こんな一節がある。----------------【大阪の日本橋は電気屋さんの多い通りだけれど、夜、プーラプーラと歩いていると、浮浪者が意外に多かった。電気屋さんが多いところは、段ボール箱なんかもたくさんある。寝袋ならぬ寝箱をぐあいよくつくってノーンビリと軒端に横たわっている。---------------- 思い出したことがある。商社の新入社員だった頃は、受渡部という部署に配属された。ここは営業経理部と船積部を兼ねた部で、新入社員は営業に回される前に、ここで基礎をたたき込まれる。・・・なんて、きれい事で、実際は使いベリしない若者を奴隷のようにこき使う部署である。特に船積み担当は大変だ。昔は東南アジアへの輸出には、その国の在日大使館の領事査証が必要だった。これは船が出港する前の通関の必要書類だ。これを急いで作成して、領事館に提出して、数日して受け取り、それを出向前の通関手続きに持ち込む。これが間に合わなかったら、船は出ない、煙も出ない。一日何百万円という(当時の金で)滞船料が発生する。新入社員としては、死んでおわびをするほか無い。(気持ちだけは)この査証に必要なINVOICEとPACKING LISTをタイプするのが大変な作業なのだ。これはプラント輸出の特殊事情と言える。プラントとは工場設備だから、これらの書類もとてつもなく大部のものになる。厚さ1センチにもなる大部のINVOICE/PACKING LISTを数部、作成しなければならない。タイプミスがあると練りゴムで消してまたタイプする。涙で文字が・・・、それほどではないが。しかし、このINVOICE/PACKING LISTが船荷のメーカーから、我々商社の船積み部に届くのが本当にギリギリの時間なのだ。二日間徹夜・・・なんて事もあった。毎日、11時に退社なんてザラで、9時に退社するときは、特別に理由を考えて「申しわけありませんが、お先に」と言って退社したものだ。だから、海外勤務になるまで、女の子とデートなんて余裕は無かった。大学でもデートは二回しかしたことのないオクテだったから、余計、縁遠いことになってしまった。だから、無事書類をあげた後は、バンザ~イとばかりに、夜の街に飲みに出かけた。新入社員の頃は、先輩や課長に連れて行ってもらわない限り銀座のクラブには行けなかったから、同期とは大学の頃の土地勘のある新宿で飲んだ。私の同期の親友は東大出だったけれど、バンカラ大学出身の私と気があって、いつもつるんで新宿でよく飲んだ。ある夜、そんなバンザイ状況で飲んだものだから、酔っぱらってしまった。歌舞伎町を歩いていると、女の子が地面に座っている。その頃、覚醒剤の使用が問題になっていた頃なので、この女の子も覚醒剤使用者か?と思った。何を思ったか(自分で言うか?)、私はその女の子に「ヤクをあげるから、私に付いてこない?」と声をかけた。もちろん、ヤクなんか持ってるはずはないのだが、何しろ酔っぱらっているのと、何しろ女の子が欲しい!という切実な本能でそう声をかけたのだ。酒とは恐ろしいものである(ひとごとか?)。「行くよ~」と女の子が応じてきた。やはり、私の鋭い観察眼はくもっていなかったのである。「じゃ、行こうか!」と、女の子と歩き出そうという時に、中年の女性に止められた。「あんた達なんて事をするのよ!」その女の子の手をひったくるようにして、その中年女性は消えていった。女の子の保護者なんだろうか?よくわからないが、とにかく、せっかくの獲物をさらわれたという冷酷な事実だけが、孤独な私たちに突きつけられたのであった。もっともヤクはもっていないのだから、例えあのままでも、なにも起こらなかったはずだが。しばらくブラブラしていて、都電も無くなった頃、一休みと、一軒の喫茶店に入った。大きくてはなやかな喫茶店だなと思った。気がつくと、数人の美女に囲まれていた。声をかけられる。その前と逆の状況だ。ヤクは持っているのかな?しばらくして、鷹の様な観察眼とミュージシャンの耳を持つ私はピ~ンと来た。【彼女たち】は、【彼たち】なのだ!足がゴツゴツしている。のど仏が出ている。声が野太い。いろいろあって、東大出はその中の一人に惚れられて、二人で消えていった。無念である。もう、独身寮に帰るにはタクシーに乗らなければいけない。しかし、独身寮は遠いところにあるから、高い。伊勢丹デパートの前を歩いていたら、段ボールをベッドに寝ている浮浪者がいた。その辺にも段ボールがあったから、私もベッドを作って寝た。カツカツ!!という音で目が覚めた。朝の通勤者たちが私の頭の近くを通る靴音だった。特にOLのハイヒールがやかましい。この音は実にうるさい。睡眠を妨げられながらも、なんとか、もうひと寝入りしてから会社に出勤した。「お 珍しく早いな!」事情を知らない課長が、遅刻常習者の私をほめる。東大出が、つかれた顔をして出社してきた。「彼女(?)のアパートを、出ようとすると泣かれちゃってさ~・・・」私も次回は試してみようか?と思った。
2008.01.14
コメント(25)
話し合う・議論する・ディベィトする・・・などのことから知識が増したり、問題意識が高められたりするのは当然であるブログ・日記を書いていても、いろいろメリットがあると思う以前書いた、私が考えるブログのメリットを再録(これだけに限らないが)(重複している)○ 自分の考えている混沌としたことが整理できる○ その結果、自分で納得できる○ 自己顕示欲を満足させることが出来る○ 欲求不満の解消ができる○ 書く際に、不十分な知識をネット検索などで補充することができる○ ネットフレンドを得ることが出来、孤独を癒される○ 日頃、これは今日書こうかな?という材料に注意するようになる○ その結果、さもなくば注意をしない事項に興味を向けるようになる○ ふだんは文章を書くことのない人間が、ある程度書き慣れるようになる○ 書くテーマに関して、結論めいたものを導き出すようになる○ 思考を文章化することにより、明確化できる○ 今までわからなかった「自分自身」という人間が、何となくわかってくる○ 書くことによって、自分なりの倫理・ルールを意識するようになる○ 自己矛盾を分析してみて、「ひとり人生案内」を自作自演することができる○ 今までの自分の限界が判り、その殻(から)を破る努力をするようになる○ リンク仲間の意見を参考にして、人間としての幅がひろがる○ 自分の良い部分が確認でき、self esteem 自分を尊重し、自信を得ることが出来る○ 自分自身に対して、良い友人になることが出来る○ 自分への自己評価が確定し、感情の振幅が少なくなる○ ぼんやりと思考しているとロジックが明晰にならないが、ブログに書き込んでいると、自衛上(笑)整理・明確化できる
2008.01.12
コメント(22)
昨日の私のエントリーに対して、Rinn さんからコメントがあって、それについて考えるところがあった結婚式の打ち合わせなどで、両家の両親がわがままほうだい、言いたい放題であると言うのだ。それは日本伝統の和の精神が欠如・崩壊しているからではないか?という話だ私はこのエントリーで、「論理的な主張をしないで、まあまあで済ませてしまう、予定調和の日本人社会」に不満を述べたのだが、それは昔の話であって、メーカーのお客様相談室や、病院や、学校に対する「クレーマー」という、伝統的な慎ましい日本人とは異なる、「怪物」が生まれつつあるらしい今まで「がまんの子」だった日本人が、その反動で、わがま放題の怪物になってしまったようなのだ私はその現場にいないので、論じるにも限界があるのだが、考えさせられる問題だと思うし、私の主張と、まともにはバッティングする問題なのかどうか? 少しは関係しているのだろうと思う今は、ちょっと時間が無いので、考える時間も、書く時間も無いので、時間が取れたら、考えたり書いたりしてみたいと思う
2008.01.11
コメント(12)
かなり前の【復刻日記】に書き足したもの日本人の特徴をちょっと誇張して書いたものだが、まあ、言いたいことは極論的に表現する方が簡単だからリライトしてみよう■ 「ツーカー」・「以心伝心」の世界は、日本だけだと言うことに気がつかない日本人は、「相互理解」の基盤のない外国ではからきし弱いこと~~~~~~~~~よく日本人は外国人の日本人感を異常なほど気にするという。外国人に理解してもらっているかどうかが気にかかるわけだただ、気にかかる割には、外国人に自分たち(日本人)を理解してもらおうとする努力をしているだろうか?私は、ほとんどしていないと思う。この辺が、日本人の特異性だと思う。日本の主張というものを真正面から言い立てることは少ない。気にかかる外国人の日本人感を是正することなく、抗議するでも無く、ただ「わかってくれないな~」、「日本人は誤解されている」と嘆くばかりなのだ。「そのうち、必ずわかってくれるよ」と思ったりする。~~~~~~~~~日本の社会に住むには雄弁術は要らない。ディベイト・論争術も要らない。「謙遜な態度」この一本槍でいいのだ。というのも、お互いが「よ~く理解し合っている」(少なくとも建前ではそうだ)、ツーカーの世界だというのが前提なのだ。「以心伝心」の世界なのだ。「あうんの呼吸」の世界なのだ。「いい! いい! な~んにも言わなくても、お前のいいたいことは、み~んな、わかってるよ!」という世界だからだ。お互いの相違点を浮き彫りにすることはしない。お互いの共通点だけを強調して安心しようとする。みんな同じ意見だ、同質だと思いこもうとする。出過ぎたマネはしない。「いや、まだ充分にわかっていただいているとは思えないから、私の説明を聞いて下さい」と言うと、「あいつは理屈っぽい男だ」と言うことになる。「俺にみんな任せておけばいいのに、いろいろ条件を付けて来るなんて、俺に反感でも持っているのか?」と思われたりする。欧米では、他人に自分の立場を論理的に説明できる能力は必須なのだが、日本でそれを濫用すると、「小難しいヤツ」、「大人げないヤツ」になりかねない。「目は口ほどにものを言い」と言う世界では、「口=言語」による表現力は、杉良の流し目ぐらいの機能しか持たないわけである。~~~~~~~~~つまり日本人はこのように、皮膚感覚的・非言語性コミュニケーションだから、その基盤となるところの「相互理解=ツーカーの世界」が絶対的に必要となる、前提となる。議論をするにも、まず基本的な「相互理解」という段階を踏んでから入る。一種の「地ならし」である。ハードルを下げるのである。真剣勝負を避けるのである。「刀狩り」をしてしまうのである。「角を立てない」ようにしてしまうのである。「まず理解してもらいたい」という欲求が先行するのである。これは逆ではないかと思うのだが・・・。きたんの無い意見を交換してから、段階的に相互理解へと進もうとするのが、世界標準だと思うのだが。~~~~~~~~~だから、実際のビジネスの打ち合わせより先に、接待が先行する。飲み屋で一杯飲んで、お互いにちょっと恥ずかしい部分を見せ合って、思い切ってちょっと(失礼)ギリギリのことを話してみせて、「肝胆相照らす仲」になれば、あとはスムーズな一本道が待っている。この段階までが商談の実質的な努力を必要とする部分で、この山を越せば、それ以降は細かい条件の微調整だけとなる。(誇張はしているが)~~~~~~~~~その「相互理解」という「プラットフォーム」が準備されていない世界での日本人は弱い。例えば外国人と交渉する場合には、初めからセットされた「相互理解」など無いから、四苦八苦することになる。「相互理解」という「談合」の一種の、甘い水の世界に慣れているから、相手の激しい舌鋒に、反論するロジックを用意していないから、黙り込むことになる。激しい利害が対立する論争で勝利をつかみとるような、「鋭い論法」や「ディベート技術」を持たないから、初めからあきらめムードでもある。~~~~~~~~~ちょっと、極論過ぎたかな?「お前は日本人じゃないのか?」と言われそうである。~~~~~~~~~ブログで議論していると、「(論争が)不愉快だ!」という人がサイドラインから、必ず出てくる。「ブログの読者を不愉快にするな!」というのである。「不満があるなら論争をせずに、黙っていろ」というのである。「空気をよめ」というのである。やはりブログでも、「議論」はいけないのである。感情先行ではない、まともな論争でもいけないのである。「融和」「予定調和」が最優先という論理が、ここでも支配しているのである。
2008.01.10
コメント(30)
以前の日記にちょっと手を加えてリライトした。20年以上前の事を書いている。今は様変わりだろうと思う。■ 白人の墓場 アラビア半島イラクの対岸のアラビア半島にあるアラビア湾沿岸のUAE(アラブ首長国連邦)諸国・クエート、それに半島の大部分を占めるサウジアラビアなどは、昔は白人の墓場と呼ばれた場所である。それでも今は、オイルマネーのおかげで、冷房もあるし、海水の淡水化工場から水も来る。その水で草木を育てているから、以前はあり得なかった大雨などが、ときどき降るようになって気候が少し変わってきたようだ。ロータリーにある花壇などには、小鳥が来て鳴いていたりする。しかしここは、基本的に高温と湿気の世界。暑さのピークの季節では輻射熱もあって温度は60度近く、湿度は常時100%なんかになる。季節といっても hot・hotter・hottest の三つの季節しかない地域だ。ある時、日本からの出張者が、「ちょっと散歩してきます」とオフィスを出て行ったが、まもなく顔面蒼白でヨロヨロと帰ってきた。近くのスーク(市場)へ行っただけなのに・・・である。やはり出張者がゴルフ上へ行き、たった5ホール目で倒れて救急車が来た。共に日射病。このゴルフ場とは、ラクダレースのレース場にあるもので、もちろんグリーンなどない。UAEからエジプトのカイロに出張することがあった。おかげでピラミッドを見ることが出来、大きな感動を得た。そのカイロからUAEに帰ってきた時、飛行機の出口に並んで扉が開くのを待っていた。扉が開いた瞬間、手の平に異変が起きた。瞬間に手の平がニチャッとしたのだ。何が起こったのかその時はよくわからなかったが、今まで着ないで乾燥していた手の平が、UAEの100%の湿気で瞬時にベタベタになったのだ。これにはおどろいた。同じ中東のアラブ世界でも、これほどちがうのだ。車のボンネットで簡単に目玉焼きが出来る。・・・とよく言われるが、試した馬鹿はいない。うっかり車のボディーに直接さわると飛び上がるほど暑い。フロントウィンドーに覆いをかけておかないと、いざ車を使おうという時に熱くてハンドルが持てない。今は冷房のタクシーが多いかも知れないけれど昔はほとんど無かった。田舎に行ってボロタクシーに乗ると大変だった。窓から熱風が吹き込んで来て顔が痛いほど熱い。暑いのをがまんして、窓を閉めてゆでだこのようになりながらがまんする。それでも窓を開けるよりはましだからだUAEの中で一番大きな国であるアブダビの首都はやはりアブダビという。隣はドバイで、近くの半島はカタールで、対岸の島はバハレーンである。そこから車で二時間ほどの場所にアル・アインという町がある。アル(AL)というアラビア語の定冠詞は、スペイン語に入ってエル(EL)になった。アルコール、アルミなどのアルは、このアルである。アインというのは泉という意味。つまりアル・アインはオアシスの街だ。泉町という感じだ。しかし、中東でオアシスというのは特別の場所だ。唯一そこで人間がまともに生きて行くことができる場所だからだ。水があって一応畑も耕せるし、ヤシの木からナツメヤシの実も採れる。この町というか村というか、この場所に住む人々は海岸に面した新興都市である首都のアブダビに住む人々とはちがって,、かなり昔のアラブそのままの見かけの人々が多い。顔は渋を塗った銅の様に日焼けして、ひからびて、しわは深い。日本の漁師顔を極端にしたようなものだ。歯は何本も抜けている。今まで裸足で歩いていたから、足はかかとなどがカチカチ二硬くて、ひび割れていて、靴など要らない状態だ。足=靴 状態なのだから、靴の上に靴は履けない。だから彼らはほとんどサンダル履きである。アブダビのあるお客さんと話していておどろいたことがある。彼はその温厚な落ち着いた立ち振る舞いもあって、当然私より年上だと思っていたのだが、聞いてみると年令は私よりはるかに若いのだ。この激しい気候の中で肉体的には早く年をとってしまっている。今は舗装道路も完備して、車で片道二時間ほどで行き来できるアブダビとアル・アインの間だが、彼の昔話を聞くとラクダで2・3日はかかったという。運悪く、途中で砂嵐などに遭った場合は何日もラクダと共に砂の中で過ごしたという。ラクダの鼻の穴はこんな場合に備えて自由に閉じることができる。アラブ人のあの頭巾も砂嵐の時に顔を隠すためにあるのかも知れない。砂嵐というのが北の方から拭いてくる季節がある。黄色い砂を含んだ季節風だ。空も何もどんよりとした黄色にけむり、昼間でも車がライトをつけて走る。数日続く。本多勝一氏の「アラビア遊牧民」を数十年前に読んだことがあるが、ラクダにはその年令別で呼び分ける名前が数十あると書いてあった。日本の出世魚の呼び名など、せいぜい四つぐらいだろう。それに日本人は魚の名前を非常に多く知っているが、欧米人など(専門家の魚屋はのぞいて)5つも知っていればいい方だと思う。マグロ・イワシ・サバ・タラ・サメ・・このへん止まりなのではないだろうか?(サメとフカはどう違うのだろうか? いつもこの疑問が気にかかる)魚と言えば、とてもおかしい想い出がある。このアル・アインの田舎道を歩いてオマーンへ行ったとこのことだ。オマーンという国は先頃サッカーで日本と対戦したのでおなじみだと思う。この国は古い国でシバの女王がいた国とも言われる。ポール・ニザンの「アデンにて」という本があるが、このアデンがある国だ。首都はマスカットでマスカット種の葡萄はここが原産だという。ところでオマーンはアブダビから相当離れたところにある国だ。車で数時間かかる。それなのに歩いていけるというのは不思議だと思うはず。実はこのアル・アインのとなりにオマーンの飛び地があるのだ。同じ一つのオアシスの中にオマーンの飛び地があるのだ。昔はオアシスしか価値が無かったから、オアシスだけが領地として認識されていたのだと思う。途中の茫漠たる砂漠など領地にしても意味がなかった。ただし今は石油などが出て、砂漠も重要になった。アラブ諸国の国境線はなにしろ砂漠だからハッキリしない。目印になるオアシスなどから線を引いた国境線が多い。オマーンとサウディ・アラビアなどもこの近辺で国境線争いで小規模だが戦火を交えている。ところで、オアシスの田舎道とは牧歌的だ。道は田んぼのあぜ道程度だ。その道の脇にオアシスの水を導いた泥で固めた水路があって、まあ言ってみればドブ程度だが、その中を透明な水がチョロチョロと流れている。その脇にはヤシの木が並木道としてパラパラと植わっている。民家は泥の壁で囲まれている。そんな道を歩いてオマーンに行く途中、あるオッサンとすれちがった。ちょっと汚い目のターバンを巻いていて、何か大事そうに濡れた新聞紙を手に持っている。チラッとみると中身は小振りなアジ程度の大きさの魚が数匹だ。このオアシスの池で取れたものだろうか?一度、バハレーンのオアシスで大きな深い池を見たことがある。子供たちが飛び込んで泳いでいたし、魚もいるらしかった。オマーンに行ったら、飛び地は本当に小さな村だった。小さな小屋の郵便局でオマーンの切手を買って、アブダビ側に帰ってきたら、また例の魚のオッサンとすれちがった。オッサンは歩きながら、今度は何か落ち着かぬ様子でブツブツ口の中でいいながら地面をきょろきょろ見ている。何をしているのだろうと思ったがそのまま行き過ぎた。しばらくした道に、一匹の魚が落ちているのを見つけた。ちょっと砂にまみれているが銀色に光っている。「ハハーン これだ!」と思った。オッサンは自宅?に帰って新聞紙を開いてみたところ、魚の数が一匹少なかったのだと思う。あわてて落とした魚を探しに来たのだ。オアシスでは魚は貴重品なのだろう。教えてやろうと思ったが、オッサンがすぐには見つかりそうになかったのでそのまま歩いた。おかしい気持ちもしたが、オッサンを可愛くも感じた。
2008.01.08
コメント(14)
禁止用語にじゃまされてアップできないので【復刻日記】にしようとしたら、これも禁止用語を含んだ日記だったらしい。楽天は独自の禁止用語を設定して検閲しているらしくい。しかし、そもそも禁止用語がどれなのかも教えてくれないのだ。バカらしくて、もう楽天はやめてやろうかとも思うが、他のブログでの状況はどうなのだろうか?~~~~~~~~~私は中東で暮らした数年があって、その当時はあまり好きになれなかった地域と人達だったが、もうあまり海外に出なくなった現在は、なんだか懐かしくなる。このごろはドバイが、一般人が観光で訪問する金満の夢の都として評判だが、当時のドバイは商人の街だったから他の湾岸アラブ諸国よりは開けた意識の国だったが、それでもまだまだアラブの特質が顕著だった。それに較べて、スンニ派の中でも厳しいワハブ宗の国、サウジアラビアは、絶対禁酒の国でもあり、外国人にはもっとも厳しい環境の国だった。そんなサウジの想い出のひとつを書こう。 □□□□□□□□【復刻日記】■ サウジアラビアの王女が男装しての恋の逃避行に失敗、処刑された広場を見下ろすホテルに宿泊したこと977年、サウジアラビアのある王女が処刑された。彼女は自分自身が王室の人間であること、および既婚者であるにもかかわらず、身分のちがう平民の男と恋に落ちて不倫関係となり、その上、男装して海外に逃亡しようとしたが発覚して処刑された。罪名は姦通罪だったと思う。なんでも処刑場に連れ出された二人は、すでに鎮静剤を大量に打たれて意識朦朧としていたという。王女は銃殺、男は斬首された。通常、アラブでのでの姦通罪の処刑は石打ち刑である。息が絶えるまで民衆に投石されるのだが、一方の罪人が王女だから、王室からの温情の特別処置だと思う。 ―――― ◇ ――――私はこの王女が処刑された街、ジェッダに何度も長期出張していたが、タクシーなどで事務所から宿舎へ帰る途中に砂地の広場があってその広場を取り巻くようにカフェテラスが並んでいる。この広場は「首切り広場」と呼ばれていて、処刑が行われる場所でもある。中東では処刑も娯楽の一種である部分がある。日本でも江戸時代の処刑場では、竹矢来の外は野次馬で一杯だったと言うことだ。ある出張でジェッダに入った時にはまともなホテルに空き室がなかった。仕方がないのでこの首切り広場に面したホテルに宿泊した。 ―――― ◇ ――――もともと昔の中東はどの大都市でもヒルトンぐらいしか外国人が宿泊できるまともなホテルが無く、しかしそこはいつも満員でなかなか宿泊できなくて、大変な苦労をした。その代わり、いったん宿泊してしまえば、少なくとも予約できた数日間は、何しろヒルトンだから豪華だった。少し時代が経ってヒルトン以外に、シェラトン・インターコンチ・その他有名ホテルが建設されたが、現地のホテルとは設備その他にあまりにも格差があって、ビジネスマンはみな一流ホテルに宿泊していた。おかげで私も一流ホテルの宿泊歴だけは、たいていの人よりは上だろうと思う。 ―――― ◇ ――――ただこのホテルは典型的なアラブの商人宿で、窓は小さいものが高い所にあるだけで、建物の外は強烈な陽光だが、ホテルの室内は薄暗い。監獄といってもいいような室内ではある。家具もベニヤ板の安っぽい洋服ダンスがあるだけ。中には針金のハンガーが二・三個ぶら下がっている。それに紅海沿岸は湿気もすごいから、ひどくかび臭い上に、あまりシャワーを浴びないアラブ人の汗だらけの、すえたような、苦いような体臭が鼻をつく。しかし、こんなホテルには慣れていたから、ベッドにドンと身体を投げ出したが、おどろいた。ベッドの底が抜けて、身体が沈み込んだ。みなの汗がベッドのスプリングを錆びさせて、ついに底が抜けたらしい。部屋の隅にもう一つある粗末なベッドで寝ることにした。しばらくしてベランダに出てみたら首切り広場が真下に見える。処刑は金曜日に行われると言うから今日は静かなようだ。その内にはてな?と思った。上にのべた王女の処刑の現場をカメラで撮影した英国人の記者がいた。かれは秘密裏にそのフィルムを英国に持ち帰り、その写真が雑誌や新聞に掲載された。この結果、サウジアラビア政府は英国政府に国交断絶の可能性を示唆し、大問題になった事件があった。この英国人ジャーナリストが秘かに撮影したのは、この首切り広場廻りのホテルの一つのはずだが、ひょっとしたらこのホテルかも知れないと思った。広場を見下ろす角度といい、広場からの距離といい、他に条件が合うホテルがなさそうである。 ―――― ◇ ――――もうひとつ王女の恋物語がある。場所はサウジアラビアではなくて、対岸の小島のバハレーンである。女性はバハレーンの首長の親戚の王女。男性は米海兵隊員。ショッピング・モールでお互いに一目惚れで恋愛関係に入ったと言うことだが、そんなことが果たしてあり得るのかな?私は個人的には疑問なんだが、事実とされている。バハレーンは小さな島国なのでバスに乗った経験はないが、サウジアラビアではバスの中が二つに区切られていて男女は七歳以下でも席を同じゅう出来ない。だいたい女性は黒いベールで顔を隠していて、見せてもいけないし見てもいけない。われわれはカラス天狗と呼んでいたが黒いマスクをかぶっている時もある。ただ、サウジの美女を近くで拝める秘密の場所がある。一流店の化粧品売り場だ。そこでは上流階級のお嬢様・奥様達がベチャベチャ、ピーチクパーチクとおしゃべりし、化粧品を試し塗りしながら鏡をのぞき込んでいる。日頃のたしなみの黒いベールで顔を隠すこともせずに・・・。彼女たちはさすが美女を集めたハーレムのDNAが生きてて美女ぞろいだ。黒髪に黒い瞳だから、イタリアの清純な女優さんと言ったおもむきだ。イタリアと言ってもゲルマンの血が混じる北イタリアではなくて、アラブの血が混じるいシチリア島で見た美女たちによく似ている。バハレーンの海兵隊員もきっと化粧品売り場で彼女を見そめたのだろう。イスラム法ではイスラムの女性と異教徒の男性の結婚は禁止されているから、私がイスラムに転向したら理論的にはこの美女達の一人との結婚も可能となる・・・。チラッとこういう考えが頭に浮かんだこともあったが、イスラムに改宗するまえに首をちょん切られたかも知れない。首まで地面に埋められて、石を投げられて惨死したかもしれない。やはり私の人生はこれでよかったのだ・・・。
2008.01.07
コメント(25)
NHKの「美の壷」はいつも見ています谷啓さんの洒脱な、都会的な、とぼけた味高橋美鈴アナウンサーの、優し~い、上品な美声大好きだよ~! 美鈴様!美鈴さんこそ「美の壷」だ旦那様なんか、消えちゃえ! ○| ̄|_ _| ̄|○ ○| ̄|_ _| ̄|○ _| ̄|○ 深く反省BGMとしてのモダンジャズが、なぜか古美術に絶妙にマッチするこんなすばらしい番組今までに無かったケーブルテレビのBBCの番組をのぞいてちょっとジャンルがちがうけれど最近の番組では(共に再放送)○ エミール・ガレ○ 魯山人がよかった大好きなので本当に天才だな~奇跡だな~天才というだけではなくて、これ以上ない至上の「美」というものを私に、濃~く感じさせてくれるちなみに私は陶磁器の美しさって外国で見る伊万里焼や九谷焼を除いてあまりわからないあまり感動しないそこそこじゃない~?そういう極私的人間です
2008.01.06
コメント(24)
私は楽天の異端派で、女性とのおつきあいとか、自慢とか、屁理屈とか、いろいろ書いて、他の人の真面目なブログの内容とは大違いだと思いますが、私の書くことが本当だとは思わないでください私は、生まれつき嘘つきで、夢想家で、書いている事、特に経験談はみんなウソですその点、よろしくね
2008.01.05
コメント(20)
私の旧友・朱鷺子さんのブログが、ますます面白い。読まなくてもいいお話、私の200話楽天の私のリンクさんが、次々に書き込んでいるま、どちらかというと年配の人が多いけれどそれに、みながすごく楽しそう年配の人ほど楽しそうまるで、遊び場のような雰囲気であるというのも、年配者の朱鷺子さんの、個人的な思い出話・昔話が、毎日、溢れるように出てきて、ものすごく面白いからだ。訪問者、特に年配者にとって、昭和の懐かしい話ばかりだからだ。中には、懐かしいと言うより、江戸時代の話か?と思うほど、古めかしい話は、ご先祖のちょっと横溝正史の世界を思わせるような伝奇的な話である。朱鷺子さんご自身の若い頃の話、ご両親の話、それにご先祖の話もある。それが皆、実話なのだ。(フィクションは書けない性格らしい)(笑)その上、朱鷺子さんHお茶目で、天真爛漫で、まるで昔の雑誌、少年倶楽部・少女倶楽部から抜け出てきたような、それでいて正直で温かい人柄である。性格がいいな~。私はネットでの旧友みたいなものだが、朱鷺子さんが、こんなに面白い人で、こんなに文章が書けて、こんなにも多くの語るべきエピソードを覚えている人だとは思わなかった。私など、高校以前のことは、霧がかかったような世界だ。ただ、朱鷺子さんがHNを「ときこ」に替えようとした時、私は<朱鷺子>がいいと進言した功績?がある。朱鷺とは、ニッポニア・ニッポンというラテン学名を持つ鳥で、一次は絶滅したと思われていた。少なくとも日本産の朱鷺は絶滅した。この朱鷺の羽根の色は<朱鷺色>といって薄紅色の、日本的な感じのする色である。こ~ゆ~貢献をしたものの、私の冗談が過ぎて、ときどき朱鷺子さんが瞬間湯沸かし器になる時がある。最近もやらかして、朱鷺子さんの猛爆を受けたので、このブログを書いた。これでご機嫌も、すぐなおるだろう。単純な人だから。あ、私、またやってる?防空壕に待避しよう。
2008.01.05
コメント(13)
ついでに、「新春」って、新暦の正月は真冬である。祭りごとは、旧暦でやれ! というのが私の主張である。季節感がちがうではないか?しかし、実際には、そうも行かないか?ただ、中国人や韓国人と同じように、旧正月だけはやりたい。今の正月もそのまま有効にするのである。正月が二度・・・もいいではないか?私の好きなおせち料理が二度食べられる。~~~~~~~~~私はおせち料理が大好きである。ヴァラエティーがあって、みんなおいしい!やはり、イクラ・数の子に箸が伸びがちだが焼き豚やロースハムといったお肉系もいいおにしめの野菜類もコントラストがつくのか?いつもより美味しいこれ以上私単独ではイメージが膨らませられないので、あるサイトからおせちのメニューの一例をコピーさせてもらう一の重 栗あん栗きんとん、田作、ままかり相生巻、紅かまぼこ、白かまぼこ、梅かざり、柿鳴門、紅鮭小川巻、青梅甘露煮、料亭松風、味付数の子、チョロギ、金柑甘露煮、海老さより手綱巻、紅鮭昆布巻、和三盆糖入丹波黒豆、あわび旨煮、前菜焼栗ニの重 合鴨スモークスライス、伊達巻、えび陣笠、鯛彩巻、海老新丈、花ちらしれんこん、龍皮巻、ゆず玉子、さわら西京焼、金時生姜、紅白たづな、華蓮、天豆寿司、子持鮎甘露煮、いか松笠、ぶり照焼、のし柿、梅生姜 三の重 海老芋煮、しいたけ煮、たけのこ煮、れんこん湯葉巻、れんこん煮、たたき牛蒡、青ふき煮、ねじり梅人参煮、松笠くわい煮、豊年もち、穴子八幡巻、青桃甘露煮、味付海老、小柱明太、味付いくら~~~~~~~~~正月が過ぎても、おせち料理を食べたくなる。どこかの店で、年中、おせち料理を売っていれば結構、売れると思う。なんといっても、おせち料理は日本料理の神髄であるし、日持ちもするし・・・。今年は、手違いもあったのだが、おせちのお重を三つも買い込んでしまった。来年はもっと買うぞ!と、恐ろしい?ことも目論んでいる。もっとも今年は、越乃寒梅を買わなかった。生活習慣病が心配で、おせちだけでもカロリーがあるのに、好きな酒を好きなだけ飲んでは大変である。私としては珍しく思いとどまって、おせちについてきた金箔入りの小瓶でがまんした。~~~~~~~~~昔は祖父母がつくってくれたおせち料理だが、近年はデパートの外商を通じて、名のある料亭のおせちを注文している。昨年話題になった吉兆のおせちも一度買ったが、値段が他の料亭・ホテルのものより五割方高い。まあ、それなりに美味しかったけれど。今年は、敢えて吉兆のおせちを買ってみようかと思った。ああいうトラブルがあったのだから、特別のおまけがつくか?と思ったのだが。(笑)今年は、時間が無くて、注文が遅れて期限を過ぎてしまった。仕方がないので、近所のスーパーで注文した。出来上がりを食べてみると、実質的で、コストパーフォーマンスが高い。つまり値段の割にお得なのである。厨房を持っているローカルなスーパーだから、自前の材料を生かして作るから割安になるのだ。来年もこのスーパーのものを注文しよう。その他にも・・・。~~~~~~~~~ところで<昭和の語り部><昭和の女稗田阿礼>朱鷺子さんが「おせち料理」というタイトルで二日連続書いている。http://plaza.rakuten.co.jp/tokiko6565/diary/200801020000/http://plaza.rakuten.co.jp/tokiko6565/diary/200801010000/読んでおどろいたのは、この人はおせち料理が「だいきらいだった」というのである!もう一度言うが!私はおせち料理が大好きである。おせち料理は日本料理の神髄であると思っている。こういう<おせち料理がだいきらい>などという非国民の女性に日本国籍を与えておいてもいいのかっ!! と思うほどである。まあ居住に不便だろうから、とりあえず国籍は許すが、毎日反省して欲しい。~~~~~~~~~昔の元旦は、神が来る日で、近所からも物音ひとつしなかった。本当に特別の日だったのである。全てものもが、前の年とはちがって見えた。正月二日から、そろそろ年賀の客が訪問してきたり、外ではたこ揚げやはねつきに興じる子どもの声が聞こえ始める。昔の正月と言えば、祖父母の家に行くのが楽しみだった。妹たちは着物に必ず白いウサギのえりまき、それに鈴のついてぽっこりを履いて行った。祖母の作ったおせち料理が一杯待っているし、お屠蘇も飲めるし、赤玉ポートワインも飲めるし、生ワインという実に酸っぱい白ワインも飲める。それに、祖母の読んでいた「オール読物」という文芸春秋社発行の小説の雑誌を読むのも楽しみだった。百人一首や花札で遊ぶのも楽しみだった。昭和は遠くになりにけり である。
2008.01.04
コメント(29)
「ゆく年くる年」を見ていたら新年になった。2007年である。しばらくして、腹がへったので、残っていた年越し蕎麦をまた食べた。もう一年、年越しをしたので、私だけ?一気に2009年である。(笑)■ 年末の紅白歌合戦。このごろは、チャンネルをザッピングするうちに、チラッと一二度、それも短時間みるだけの紅白。まあ、出場する歌手の半分以上を知らないとい世代の問題もあるが、どうも年々、つまらない番組に成って行くことは確かだろう。今年はSMAPの中居正広と落語家の笑福亭鶴瓶が司会をしているようだが、ほとんど見なかったくせにこう言うのもなんだが、ひときわつまらない雰囲気だったのではなかろうか。おか笑福亭鶴瓶の、あの「だらだらとした」(笑)ペースは、司会には「不適切」だと思うが、実際はどうだったのだろう?ずっと裏番組?の格闘技を見ていたのだが、チャンネルをちょっと替えてみたら、歌手が全て歌い終わって、「白組が勝つか? 紅組が勝つか?」の結果の発表がある・・・ という、とても緊張感のある!!瞬間に、たまたまチラッと見ることになった。すると中居正広が「勝ちたい!勝ちたい!」と絶叫していた。「勝ちたい」って、あんた~!紅白という番組が始まった数十年前ならいざしらず、この平成の時代に、「白組が勝つか? 紅組が勝つか?」ッて、つまり男が勝つか?女が勝つか?なんか、意味があるの???本気でそんなこと思っているの?大嘘でしょ?それに紅白って、もともと源氏と平家の色分けでしょ?・・・などと、やたらに文句を付けるところが、私らしい!?せっかくの新春を言祝ぐこともできないのである。
2008.01.02
コメント(12)
2008年の年頭にあたって、人生観が変わりそうである。というか、【やはりそうか!】と言うことでもある。爆笑問題の下記の番組が毎回、興味深い。その中で【生命とは何か?】という問題に関してのテーマ、本番組は見なかったのだが、年末にダイジェストで放送された短縮版を見たのだが、【目からウロコ】!!!だった。■ 今回の福岡教授によれば、私たち人間の体は分子レベルで観察すると、早い部分で数時間、遅い部分でも一年の間にすべて新しい分子に入れ替わってしまうという。私達の体は常に改修され続けているようなもので、食べることで得る様々な分子は体のあらゆる場所におくりこまれ、それまで体を構成していた分子と常に入れ替わりながら、また新たに体を築き上げて体を維持しているらしい。~~~~~~~~~最新科学とは、仏教と似かよっていると以前から感じていたが、本当にそうだ。キリスト教など、やたらにドグマをこねくり回した宗教とはちがう。【ゆく分子の流れは絶えずして またもとの命にあらず】こういう事なのである。人体に限らず、この世界の全てを分子・原子レベルで考えてみると、万物は流転するのである。万物が入れ換わるのである。今の私の身体を構成している分子は、一年もするとすっかり入れ換わり、他の生物または無生物を構成しているのである。我々は、常に我々自身と部分的なサヨナラをし続けているのである。われわれが、唯一無二の「自分」だと思っているこの【私】も、それほど【私】でもないのである。それは一瞬に過ぎないのである。祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響き有り。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理を顕す。奢れる人も久しからず、只春の夜の夢の如し。猛き者も終には亡ぬ、偏に風の前の塵に同じ。・ ・・なのである。仏教のおしえる通り、この世は無常なのである。反対に、われわれが死んでも、それほどのことでもないのである。分子レベルでは、他のなにかになっているからである。仏教の輪廻の考えも、馬鹿には出来ないのである。 □□□□□□□□■ 爆笑問題のニッポンの教養 2007年10月2日放送~~~~~~~~~■ 福岡伸一(分子生物学者)今回訪ねるのは、生物の細胞内で起こる分泌現象の研究や、狂牛病の感染・発症メカニズムの研究などで知られる気鋭の分子生物学者・福岡伸一青山学院大学教授。彼は、長年の研究生活を通じてある一つのテーマを胸に秘めてきた。「生命とは何か?」という根源的な問いがそれである。今年「生命」についての思索をまとめたエッセイがベストセラーになるなど、彼がたどり着いた生命観が今、日本中の注目を集めている。■ 福岡伸一(ふくおかしんいち)1959年生まれ。青山学院大学教授。細胞の分泌現象・細胞膜たんぱく質解析を専門とする分子生物学者。また狂牛病などに代表される伝達性スポンジ状脳症の代表的論客として知られ、その原因とされる「プリオン説」に異を唱えている。2005年講談社出版文化賞受賞。2006年第一回科学ジャーナリスト賞受賞。福岡伸一のホームページ「福岡研究室」はこちら。http://www.chem.aoyama.ac.jp/fukuokalab/ (NHKサイトを離れます)~~~~~~~~~■ 以下は、alex99が、サブノートした番組の一部の会話○福岡 食物が体内に入ったら、いったい、どうなっているのか?の実験をした。食べたものが体内にとどまっているのに、ネズミの体重は一グラムも増えなかった。もともと体内にあった分子は分解されて、今食べた物の分子と置き換わったこれを動的平衡と名付けた。○太田 食べ物の分子が、人間の身体の分子と入れ換わるのですか?○福岡 そうです。もちろん細胞が死ねば、新しい細胞が出来て、細胞の中身は入れ換わりますけれど、細胞は生きているままでも、細胞の中にある分子は、常に分解され、捨てられて、食べる食べ物の細胞の分子と入れ換わっているんです。だから、一年も経つと、私たちの身体は、もとあった原子や分子はすっかり入れ換わっているんです。去年の私と今年の私は、同じ私のように見えても、分子のレベルでみると、すっかり入れ換わっている。地球全体の元素の量というものは、実は、ほぼ一定で、それがグルグル廻っているのが地球環境で、ある時は太田さんで、ある時は田中さん、ある時はミミズ・・・。○ 太田そぅすると、みんな同じ材料で、こういう机も、先生も、おれも、カメラも、分子レベルでは、まTGたく入れ替えることが出来るということですか?○ 福岡そうなんです。それ(分子)が、ガ~っと流れているのが地球環境で、それがある一瞬、寄り集まって、太田さんを作っている、田中さんを作っている・・・、と言う状態が、生命現象なんですけれど・・。・○ 太田必ず昔は、なんかだったんだね、この身体は・・・。○ 田中単に生まれたと思うんだけれど、なんかの分子なんだ。○ 福岡そうなんです。それ(分子)が寄せ集まって来て、私達は固体だと思っているけれど、ガスなんです。緩やかに分子が集まっている状態で、要素が入れ換わりながらも、ある一瞬、形作っている効果が生命ということなんです。今、私の生命は途絶えても、私を構成していた分子は、また他の生物や無生物の間を、くぐり抜けて、廻ってゆく訳です。終わりにこういうテロップが流れる。ゆく分子の流れは絶えずして またもとの命にあらず~~~~~~~~~以下は、番組のHPの記事。■ 爆笑問題の対戦感想田中:あの・・・マウスで実験して、食べ物の分子が体の隅々までいきわたって、体の分子と入れ替わるっていうのは、ホントびっくりしましたね。へえっーって思いましたね。すごいこと考える人がいるんですね。太田:生物の本質が「分子の流れ」だとすると、じゃ、人間はただの媒体でしかないのかなって思っちゃうんですよね。地球のすべては、限られた分子の循環の中にある・・・ということでしたけれども、僕が思うに、宇宙全部が常に繰り返しなんだと思うんですよ。太田:宇宙が始まってからもう100億年以上たっているらしいけれども、今日の福岡先生の話を広げれば、もしかしたら、ビッグバンのときから宇宙全体の営みを担ってきた分子が今、俺の体を形作っているかもしれないわけですよ。ずっと昔に宇宙を作ったエネルギーと同じエネルギーが、この世に満ちている。ビッグバンを発生させたものがここにもあるわけですよ。おれたちはビッグバンを作った一つの要素から成り立っている ■ ディレクター観戦後記最先端の科学へ挑んだ今回ですが、内容は「世界の本質」を問う極めて哲学的なものとなりました。ご出演いただく先生方の研究室は、本当にその個性を反映しているなぁといつも思うのですが、福岡先生の研究室もまさにそうでした。入って最初に見えるのは、敬愛するJ.S.バッハの楽譜!その隣には、オランダの画家・フェルメールの名作「牛乳を注ぐ女」の絵ハガキ・・・。この他にも美しいものを存分に楽しもうとする福岡先生のセンスを思わせる様々なものが出迎えてくれます。常々「科学者にも文学が必要だ」と主張されている福岡先生の研究室は、いろんな時代の芸術家がそれぞれのやり方で表現した作品と現代科学の営みを、重ね合わせて見つめていることが感じられる場所でした。今この時だからできる科学者の表現を真剣に考えている・・・福岡先生は取材して最も強く感じたのはそのようなことです。もちろん、真剣に考えているからといって、先生がいつも机にかじりついている・・・という訳ではなさそうです。研究室を見渡してみると天井には仏・ブルゴーニュ地方のワイン畑地図、そして、ロッカーの上には大切に額に入れられた「チーズ博士認定証」が・・・。実は、福岡先生のインスピレーションが生まれるのは、大地の恵みが凝縮されたワインを堪能している瞬間なのかも!?しれません。■ プロデューサーの編集後記福岡先生の「全ては『文体』の問題」とのお言葉、実に印象的でした。同時に、フランスの批評家、ロラン・バルトの「零度のエクリチュール」を思い出しました。その背景に価値評価を含まない“零度”の文体は存在しない、もちろん、人はその決して到達することのない理想の“零度”を夢想するのだが・・・なんて、フランス思想がご専門の方、勝手な解釈であったらごめんなさい。おそらくは、その夢=文体は時代によって塗り替えられていくものだという福岡先生ご自身おっしゃるところの「諦観」が、私に正に“零度”を思い起こさせたのです・・・。素人の妄想、つまらぬ連想ゲームであればお許しください。Yディレクターの観戦記にも「科学にも文学が必要だ」という福岡先生のご発言がありましたが、もう一歩調子に乗って言えば、「科学こそ文学になってしまい、文学こそ科学になってしまう」際どい瞬間があるのではないでしょうか。あるいは、「科学的過ぎて、文学になってしまう」と言うべきでしょうか・・・。そうしたダイナミックな逆説に触れる瞬間こそ、この番組の醍醐味だと思います。■ あるブログのこの番組に対する感想のようなものが目にとまった。 本番組を見なかった私には、無視できないので、コピーしておく。 MO(SBZ)の日記生物が生物である理由試験管 たんぱく質+DNA+生理食塩水 電気ショックを与えても『生命と無生物のあいだ』 たんぱく質科学:Howを説明 Whyを説明1953年 DNA:2重螺旋構造生命:自己増殖だけでないシェーンハイマー:食べたものが体に広がる 新旧分子が置き換わる:動的平衡1年で入れ替わる 去年の私と今の私は入れ替わり-違う地球の分子量は同量 取替え可能 地球環境 循環 一瞬形を作っているにすぎない ガス 千の風<輪廻転生じゃん>川が好き地球46億年の歴史自己同一性 あの時の自分は死んだ 時間 命の一瞬は二度と来ない 一瞬の命 クローンはないエントロピー:生命に襲い掛かる 先回りして壊し創生 秩序を守るメカニズム全部が決められている せっかく生まれてきたなら逆らいたい お釈迦様の手の上かもしれないが キリスト・仏陀・マホメット-宗教も文化を創ってきた文体の問題:科学も一つの説明 中世には針の上で天使が踊れるか 未来から見て同じことだ起こるのでは? 唯一私たちができること:文体Styleでどう語るかにすぎない 諦観が必要ここにずっといる 学問→自由 規制から脱却 新しい概念
2008.01.01
コメント(30)
全26件 (26件中 1-26件目)
1