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今日は雨天で日差しはないけれど、むわっ~とします。
プランターのミント類はへたってますが
ミニ薔薇はずーっと春から咲き続けていてスゴイ🌹
シシウドのお話しをしますが
過去ブログと重複する部分もあります。
良かったらお付き合いくださいませ。
セリ科
山地で多く自生する大型多年草
茎葉がウドに似て硬そうなので
イノシシの食料に適した植物だと考えられて
この名がつけられたとか。
昔から販売されている
「伊吹百草」(入浴剤)のひとつです。
生薬名
独活(どっかつ)
根を使います。
◇
秋(10月頃)に根を掘り取って縦割りにし陰干をする。
ほとんど干しあがった頃に
数時間だけ日干しにして完全に乾燥させます。
成 分
パルミチン酸(脂肪油)他、
クマリン、オストール、フェルラ酸など
精油成分の中に
ラクトン類
、 クマリン誘導体
などの
光毒性成分含む
薬 効
発汗・解熱・頭痛
よく乾燥した根20g(1日量)を煎じ3回に分けて服用。
リュウマチ・神経痛・冷え性
乾燥した根300gを袋(木綿など)に入れ
水のうちから浴槽で沸かして薬湯とする。
クマリン(ポリフェノール)は血流を促進しむくみを改善
フェルラ酸(ポリフェノール)はシミ予防が期待できるので
入浴剤としても魅力的ですね。
過去ブログで米ぬかオイルでも触れましたが
美白作用と肌再生が期待される成分に
近年注目のγ-オリザノールがあります。
フェルラ酸はその構成成分でもあるそうです。
また
アルツハイマーの予防にもなるのではと
期待されているらしいです。
◇
さて
アロマテラピーで使われる似た植物の精油は
同じセリ科の
アンジェリカ・ルートやアンジェリカ・シード
これらのアンジェリカ属に
注意すべきはことは光毒性(下線)です。
シシウドもお仲間ですね。
シシウドの精油は市販されてませんが
(推測です^^;)
これらの精油をアロマテラピーで使用後は
数時間、使用箇所には紫外線をお避け下さいね。
◇
伊吹山の山頂付近で見かけたシシウドは
人間の背丈ほど。
他の場所では2m以上にもなるようですね。
シシウドという紛らわしい名前ですが
ウドと付いていても
ウドはウコギ科
の植物なので別物です。
ウドも生薬ですが、シシウドの代用品とされたり
他の生薬とブレンドされていたり
色々な種類が市販されているらしいので
「シシウド」をお探しの時にはご注意を。
◇
では、また。
何気に気になる。。
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