裏庭のおしゃべり

裏庭のおしゃべり

PR

Free Space

Calendar

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

wna

wna

2017.08.17
XML
カテゴリ: ハーブ


 今日は雨天で日差しはないけれど、むわっ~とします。
プランターのミント類はへたってますが
ミニ薔薇はずーっと春から咲き続けていてスゴイ🌹

シシウドのお話しをしますが
過去ブログと重複する部分もあります。
良かったらお付き合いくださいませ。

attachment1
  prof.summer's webgarden


  シシウド

Angelica pubescens

   セリ科
山地で多く自生する大型多年草

茎葉がウドに似て硬そうなので
イノシシの食料に適した植物だと考えられて
この名がつけられたとか。

昔から販売されている
「伊吹百草」(入浴剤)のひとつです。

生薬名
独活(どっかつ)

根を使います。





秋(10月頃)に根を掘り取って縦割りにし陰干をする。
ほとんど干しあがった頃に
数時間だけ日干しにして完全に乾燥させます。


成 分
パルミチン酸(脂肪油)他、
クマリン、オストール、フェルラ酸など

精油成分の中に
ラクトン類 クマリン誘導体 などの
光毒性成分含む


薬 効

発汗・解熱・頭痛
よく乾燥した根20g(1日量)を煎じ3回に分けて服用。


リュウマチ・神経痛・冷え性 
乾燥した根300gを袋(木綿など)に入れ
水のうちから浴槽で沸かして薬湯とする。

クマリン(ポリフェノール)は血流を促進しむくみを改善
フェルラ酸(ポリフェノール)はシミ予防が期待できるので
入浴剤としても魅力的ですね。

過去ブログで米ぬかオイルでも触れましたが
美白作用と肌再生が期待される成分に
近年注目のγ-オリザノールがあります。
フェルラ酸はその構成成分でもあるそうです。

また
アルツハイマーの予防にもなるのではと
期待されているらしいです。




さて
アロマテラピーで使われる似た植物の精油は
同じセリ科の
アンジェリカ・ルートやアンジェリカ・シード

これらのアンジェリカ属に
注意すべきはことは光毒性(下線)です。
シシウドもお仲間ですね。

シシウドの精油は市販されてませんが
(推測です^^;)
これらの精油をアロマテラピーで使用後は
数時間、使用箇所には紫外線をお避け下さいね。




伊吹山の山頂付近で見かけたシシウドは

人間の背丈ほど。

他の場所では2m以上にもなるようですね。

シシウドという紛らわしい名前ですが
ウドと付いていても
ウドはウコギ科 の植物なので別物です。

ウドも生薬ですが、シシウドの代用品とされたり
他の生薬とブレンドされていたり
色々な種類が市販されているらしいので
「シシウド」をお探しの時にはご注意を。





では、また。




何気に気になる。。












お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2017.08.17 18:32:55
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: