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前作から10年。えっ? そんなに経ちました? という感覚しかない。。
昨日、鑑賞したこちらを。
観るものの想像力を大いに発揮できる映画です^^;
あるいは
人によっては爆睡を誘う映画。
詳しくはここで
HP
Story
注: マイナー系映画だと思いますが
完全ネタバレなので鑑賞予定の方はご注意ください。
"川辺の慣習では、父親を亡くした息子は黒い魚を捕まえ
それを香炉に入れ、餌を一切与えない。
そうして、魚が死んだ日、父の魂は安らぎを得る"
父を亡くしたガオ・チュンは
父の跡を継いで古びた貨物船「広徳号」の船長になった。
ある日、上海の港で
若くもなく生活に疲れている風情にもかかわらず妙に惹かれる女性を双眼鏡で眺めていたが
ルオ(顧客)の依頼で、シアン、ウー・シェン、
そして「黒い魚」と共に江陰へ。
移動中、ガオが機関室で見つけたのは
父が1989年にしたためた「長江図」と題した詩集だった。
ルオから江陰で預かった荷は
違法取引で得たものらしく公安に見つかるとまずい。
それを長江上流まで運ばなければならない。
リスクを背負わされたガオは請負額を増額させる。
その江陰では
上海で見かけた女性とも遭遇する。
名前をアン・ルーといった。
二人は束の間の情を交わし
その後、ガオは南京、小洲へ。
すると
そこにもアン・ルーはいた。
そして
次の港、萩港にも。。
二人は銅陵、和悦洲の廃墟の地を共に歩く。
◆
黒い魚を捕って2か月
餌も与えないのに、いまだに生きている。
それを嫌悪するウー・シェン
ガオは香炉から魚を網に移し、ロープに繋ぎ河の中へ沈める。
その船を河岸から眺めるアン・ルー。
しかし、ガオは気づかない。
アン・ルーは叫ぶ。
「ここは私の長江よ」
◇
次の寄港地ボンザー、小狐山。
ここは下流と中流の中間地点。
ここから遡る船は潮を推進力にできない。
ここでのアン・ルーは
寺で修業中だった。
一方
ガオは黒い魚を放そうとするウー・シェンと揉めるが
河から引き上げた網に、その魚はいなかった。。
次にアン・ルーが現れたのは
鄂州、観音閣。
ガオの父が残した詩集を手にしている。
観音閣の窓越しにガオの船が通り過ぎていく。。
船は宣昌、三游洞を過ぎ
上海から23日目には三峡ダムに入った。
そして
ズ帰、巴東、巫山と進むが彼女はどこにもいない。
ある夜、
船底で不思議な声を聴いたシアン。
「積荷は魚一匹だけだった。それを放した。
船長に責任はない」
そうメモを残しシアンは姿を消す。
◇
次にガオが彼女を見たのは豊都、鬼城。
そして、江安、渋崗。
船で河岸の彼女を追い座礁してしまうが
彼女の視界にはガオはいない。
すると
ふとした瞬間に船は動き出し
川底から姿を現した大きな魚らしきものが
静かに遠ざかっていく。
その後も船はずっと遡っていく。
ある日
その舳先に立つガオは、前を行く船をじっと見つめている。
見覚えのある、その船の
船尾に立っているのはアン・ルーだった。
一緒に乗っている男が彼女に詩集を手渡した。その男はガオと生き写し。
彼女は舳先に立つガオに気づき驚くが
ガオは何かを悟った。
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