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wna

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2023.05.31
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テーマ: 旅行記(484)
カテゴリ: 旅行



去年はかなり遅い梅雨入りでしたが
今年は平年より早く3日前に梅雨入りしました。


今日は少し肌寒いけれど
そのうち、ムシムシした日々がやってきますね。








本日も旅行記の続きとなります。







出雲そばをいただいた「八雲庵」の場所は
塩見縄手なので


そこから一番近い堀川の「 ふれあい広場」 から
遊覧船に乗船してみました。








                                              出典 堀川遊覧船HP



私たちはフリーパス券を持っていたので
無料ならば乗ってみよう~という軽いノリでした。

乗船前に少しお勉強していたら
もっと楽しい体験になっただろうと思います。


なので


乗船予定の方はHPで
船頭さんたちのお話しをチェックされると良いかも。

美味しそうな地元情報もあります。スマイル




ふれあい広場の乗船場は


松江堀川地ビール館 ​と隣接しています。








これからの季節、ビール好きさんには良いところかも。



コースです。







私たちは約50分の通常コースに乗りました。








堀川には17の橋が架かっているらしく

趣も形も色も様々でしたが






橋の下を行く時には気が付きませんでしたが

保全されて日が浅そうな木造の橋を渡る時は
つんと木の良い香りがしていました。






出発前、船上で少しだけ
練習させられることがあります。



それは


低い橋桁(4か所)
の下を通る時の​身のかがめ方。


船の屋根が下りてくるので
それに合わせて前かがみになる必要があります。



​まず最初に身をかがめた橋は
「うべや橋」


低いし暗いし船もぶつかりそうな幅の狭さ。​




その後、 京橋のカラコロ広場乗船場 を過ぎ


左手のアジサイの群生を過ぎると
(シーズンはとても美しいらしい)

​​​

普門院橋 が見えてきます。

一番低い橋桁 とのことで、
ここは、うつぶせに近い状態で通過しました。


その右手には普門院、

​​


その橋を過ぎた左手には

小泉八雲の物語「小豆とぎ橋」 にちなんだ​

女幽霊 のレリーフがこちらを見下ろしてます。

(スミマセン、写真は撮りませんでした。^^;)



普門院橋を過ぎると
左手に 松江城 が見えてきます。






​  宇賀橋(木製)







この橋を抜けたら左に曲がって 内堀へ


次にくぐるのは ​北惣門橋​

江戸時代の橋をそのまま再現したらしい。





出典 japan travel



この辺りは塩見縄手というところで

松江歴史資料館や






武家屋敷などがそばにあります。




しばらくすると
内堀突き当りの大手町乗船場が見えてきます。


そこからUターンし
お堀の石垣と美しい新緑を眺めながら進みます。






この近くのどこかの石垣の

下から2番目の石に
五芒星 を見ることができるらしい。


残念ながら、
私には確認できませんでしたが


安倍晴明時代からの
安全祈願 のおまじないのようです。


なんでも、

お堀の石垣は築城当時から
一度も改修工事をしたことがないのだとか。




凄いです。







お堀の写真が少なく​て
かなり、わかりづらかったですよね。



実際は

もっと多くの写真を撮るつもりでしたが

「堀に落としたら大変ですよ」
と注意されましたし、​

(いくつかのポイントではOK)


屋根は低くて視界も遮られ、

船内も座ったまま移動禁止なので
(左右のバランスをとるため)
チャンスをたくさん見逃してしまいました。



でも


次はもう少し上手くこなせるかなと思っています。

(次があるのか疑問ですが)



この堀川めぐり、退屈かもと思っていましたが、
50分はあっという間でした。



サギ、鴨、亀の他に

運が良ければ、
あの美しいカワセミを見ることができるとか。


春夏秋冬、四季折々の風景を楽しめそう



雪をかぶった松江城を見ながら
船の炬燵に入ってのお堀廻りも良さそうですよね。








下船後、次に向かったのは上の写真の


​松江歴史資料館​






資料館のロビーは、靴を脱いで上がります。


ここに来たのは

資料館にある「きはる」で
お抹茶と和菓子をいただきたかったから。


入館は有料ですが
こちらもフリーパスが使えてラッキーでした。





                             出典 松江資料館HP




日本庭園の見えるお座敷でティータイム。





松江城の天守閣を眺めながら云々・・とは聞いていましたが


確かにね、見えますけど


その見え方が可愛らしいというか、面白くて
笑ってしまった^^;




オーダーしたお抹茶セットです。





紫陽花を模したお菓子が涼しげで美しい

小さな落雁もついてきました。



後で気が付いたのですが


このお菓子を作っていらっしゃるのは
松江和菓子研究家の伊丹二夫氏で
現代の名工と称される方でした。


黄綬褒章受章
厚生労働大臣賞「現代の名工」受賞
フードマスター
農林水産大臣賞受賞


とのこと。


松江で有名な彩雲堂ご出身なんですね。




美味しいお菓子がいただけてラッキーでした


ご参考まで









​​


その後は

資料館で見識を深めることも考えましたが
街歩きをしたかったので
少し買い物などをしながらそぞろ歩き・・・


といいますか

道に迷っていたともいえますが^^;


地元の方に道を聞きながら
京橋辺りをウロウロしました。


でもね

17時を少し回ってはいたけれど
日曜日ということもあり

老舗が多い地区はほぼ ​閉店​ しておりまして

二日目も満足できる買い物はできず
またも ​買い物難民​​ に。^^;

​​


すると

カラコロ広場に出てきたので



そうそう
​​近くに
カラコロ工房
があったはず、​


確か、工芸品があったり
和菓子作り体験もできたのでは?

と期待したのですが



まさかの


​大規模改修工事中​


​​oops!! ​​ ​​​


街歩きに関しては行き当たりばったりだったので、
自前チェックが甘かった。。





                           出典 カラコロ工房HP




カラコロ工房の建物は有形文化財で

建築家の長野宇平治氏の設計、
昭和13年、日本銀行松江支店として建てられたとのこと。


その後は

増築や改築を繰り返し
2000年に 「匠の館」 として開館。




カラコロ工房



工事は6月上旬頃に終了予定、
リニューアルオープンが楽しみですね。



ウロウロするのも疲れてきたので


少し早いけれど
宍道湖の夕陽を見に行くことにしました。


カラコロ工房前のバス停から
レイクライン(写真のレトロなバス)に乗って


島根県立美術館へ





                               出典 島根観光情報サイト





​いや~  もう、素敵です。​



まるで、宍道湖と融合したかのように
すんなりと自然環境と調和したデザインですよね~​


思わずため息ものの美術館でした。

気になったのでチェックしてみると
設計したのは福岡県出身の菊竹清訓氏。


1950年代に
あの石橋美術館(福岡県久留米市)を
設計された方だったのですね。







こちらも常設展にはフリーパスで入れましたが
私たちはお庭を散歩することに。



左手に嫁が島が見えます。








夕陽鑑賞コースの遊覧船が出港していったので(右)
夕陽が見れるのかどうか微妙でしたが

期待して待ちました。







お庭のウサギたちにもほっこり。




いつのまにか
遊覧船は島陰に消えていってしまいましたが、
良いスポットがあるのかな。



さて


まもなく日没の19時04分を迎えます。




夕陽はどうでしょう。







なぜにそこだけ雲があるの!


と言いたかったけれど

ピンク色に染まって
まあ、これも幻想的で良いかも。




その昔、​
宍道湖近くのホテルに泊まった時、

空が鮮やかな茜色に染まり
かなり衝撃的な美しさだったのを覚えています。


確か、季節は秋だったと思いますが、
あの鮮明な記憶に残る風景を

もう一度堪能してみたいものです。








ロビーで、まったりもいいですね。


ここは、フリーで入れますので

隣接のカフェもありますし
ご近所だったら常連になってしまいそう。








日没時間によって
作品鑑賞時間や閉館時間が変わるのも、

ここならではですね。







次回、機会がありましたら

もっと、じっくり見学させてくださいね~。







日没後、

バスで松江駅に戻り、閉店時間を少し過ぎていましたが
買い物をササーっと済ませ夕食へ。


すぐ近くに人気店があったので
行ってみました。




てまひま 根っこや


松江駅から徒歩1分くらい。スマイル



多分、こんなにふっくら艶々して

甘くて柔らかい
シジミを食したのは初めてかも。


写真では全く伝わらないと思いますが
酒蒸しのスープ、3杯分あって絶品でしたわ。







島根の黒毛和牛のローストビーフも






のどぐろのお煮つけも
美味しくいただきました。






他にも

前菜や肉厚のお造り、ご飯セットなどをいただき
おなか一杯に。



昔、松江を訪れた時は
「すずきの奉書焼」が地元のおすすめでしたが、


今は「のどぐろ」なんですね。


お土産も
のどぐろの加工品が圧倒的に多かったのが印象的でした。













2泊3日で足りるだろうと思っていた島根旅行でしたが
かなり見識が甘かったですわ。


友人とのおしゃべりが目的でもありましたが
魅力的な場所を発見してしまうと欲が出ますもの~。




さて

次は最終日の旅日記です。


よかったら、また寄ってくださいね。スマイル





















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Last updated  2023.06.01 00:33:15
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