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↓一日一回ポチリと応援よろしくお願いします。↓にほんブログ村オマーンで車の事故に遭い、警察署で不当な(?)罪を着せられ、孤軍奮闘する羽目に。これまでの経緯については、以下をご参照ください。オマーンで車の事故に巻き込まれたときの話 https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/202103040000/ オマーンで車の事故に巻き込まれたときの話 - 入院編 https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/202103050000/ オマーンで車の事故に巻き込まれたときの話 - 警察署編https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/202103080000/さて、警察署では納得のいかない判決を下されましたが、金銭面での負担が一切ないことが分かった途端に元気を回復した私。友達が入院している病院へと飛んで帰り、次にすべきことは車の手配。この時点で友達は打撲だと診断されていますので、痛みがあるのは仕方がないと考えました。それで退院することに。レンタカー会社に連絡をし、別の車を持ってきてもらうことにしました。待ち合わせ場所まではタクシーで行ったと記憶しています。2台目の車は同じ三菱のパジェロでしたが、かなーーり古いバージョン。↓こんな感じ。多分1990年版みたいな。「古っ!!」と思ったのですが事故を起こして車をボコボコにした身からすると、特に文句は言えない立場(笑)。というわけで、この車で出発です。もちろん新しいナビをつけるように要請しました。とはいえこの時からは携帯の GPS を使っていた記憶も…。ちょっと記憶があいまいです。友達は痛みを抱えての移動でしたので、今回行く予定だったワヒバ砂漠とスールはあきらめ、マスカットに戻ることにしました。こんな道を延々と走り、マスカットへ向かいます。ちなみにオマーンの道路はだいたいこんな感じ。事故が起きた道路もこんな感じ。何度も言うようですが…こんな道路で前方の車に正面から激突するって、前方不注意としか言いようがないのでは? ブツブツさて首都のマスカットは広いので、1泊は Ruwi 地区に、もう1泊は Matrah 地区に泊まることに。マスカットで何をしたかはまた別の機会にアップするとして、今日は在オマーン大使館の対応についてフォーカスします。友達はもともと私より4日ほど先に帰国する予定でした。友達を空港に送っていった後でしたが、私がホテルに帰ってきたときに、携帯電話が鳴ります。旅行中に誰かからの電話を受けることは珍しいので、誰だろう? と思いながら電話に出ますと「オマーンの日本大使館です」! え? 「事故は大丈夫ですか?」と聞かれて狐につままれたよう。ええええ? んんんん? なぜ私の電話番号を知っている? というか、なぜ私が事故ったことを知っている?大使館に来れますか? と聞かれたのでタクシーで向かうことに。というのもレンタカーは、友達を送っていったときに空港で既に返却していましたので。大使館につくと、ナカノさんでしたか、ナカハシさんでしたか、そんな名前の男性に出迎えていただきました。事故のいきさつや警察署での不当な(?)扱いについて報告した後、お話を聞くところによると、事故が起きたあとに病院または救急隊員から大使館に連絡が入ったそうです。邦人が事故に巻き込まれてけがをしていると。大使館には友達の名前と私の「キムラナオコ」という名前が伝わりました。そしてキムラナオコはアラビア語を話しているという情報が伝えられたようです。実は私たちは今回のオマーン旅行にあたって、外務省の「たびレジ」などのシステムに登録していませんでした。たびレジについては、こちらをご参照ください。https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html それで大使館のほうでは、現在オマーンを旅行している邦人で当てはまる名前が見つけられませんでした。ところが過去のたびレジ(?)の記録から、ヨルダンに滞在している「キムラナオコ」という人物をオマーン大使館のほうで見つけます。実はこの時私はすでにドイツに住んでいたのですが、居住地変更をしていませんでした。ハハハ(汗)。アラビア語を話せるという人物なら、このヨルダンに住んでいるキムラナオコに違いない! と確信したオマーン大使館はヨルダン大使館に電話をかけます。「ヨルダン在住のキムラナオコさんという邦人がオマーンで事故に遭いましたが、ヨルダンのキムラナオコさんの連絡先は分かりますか?」と。ヨルダン大使館のほうは、「いや、木村さんなら確かドイツに移っていますよ。ヨルダンにはもういないので連絡先は分かりません」。ここでオマーン大使館は困った。連絡の取りようがない。今どこにいるか何をしているのか、安否確認ができない。でもオマーン大使館はそこであきらめずに、インターネットで私のブログを見つけます。そう、この「月の砂漠ーヨルダンから」です。そしてこのブログから、私の公式のホームぺージ https://picturesque-jordan.com/ にたどり着き、そこから私の携帯に連絡をしてきたのです。なんと涙ぐましい努力!でもすごいのは、それよりも前に、事故の翌日の早朝に大使館から車を走らせ、なんと私たちが1泊入院した病院に日本人のスタッフと通訳のアラブを派遣していたのですって! ところがこの病院はマスカットから4時間ほどの距離。ですから彼らが病院についたときには私たちは意気揚々と既に病院を後にして、マスカットに向かっていたのです…。残念ながら行き違い。病院のほうでは、いや、彼女たち既に退院してますよ、と伝えるしかなく、この人騒がせな邦人2名は雲隠れ…。この行き違いが生じた後、オマーン大使館は私を探し出すことに執念をかけてくださったようで、ヨルダン大使館のほうに先ほどの電話をかけたようです。というわけで…見も知らない私たちのために、涙ぐましい努力をしてくださっていて…ちょっと、いや、かなり感動しました! 大使館の方曰く、英語も通じない・日本語も通じないという中東の環境では、普通だったら日本人の方は路頭に迷ってしまうので、邦人を見捨てるわけにはいかない、なんとしてもヘルプの手を差し伸べなければ、と使命感に燃えてくださっていたようです。でも私はアラビア語が話せるので、大使館に助けを求めるなんていう発想すらありませんでした。警察署の修羅場もアラビア語ですべて対応しましたが、よく考えれば、アラビア語が話せなければ太刀打ちできない状況ではありました。そうか、こういう時は大使館が助けになってくれるんだ~と、その存在意義を初めて悟ったわけです。遅いっちゅうに…。というのも、実はヨルダンでは大使館に対する不信感のほうが大きかったのです。私がとあるヨルダン人の執拗なストーカー的な嫌がらせに遭っているときも、「プライベートなことには関係しません」と我関せずの態度でした。日本でもよくあることですが、ストーカーまがいの行為って、被害者が窮状を警察などに訴えていてもあまり対応してもらえず、結局大きな被害が出た後で「すみませんでした」というパターン。これを海外で、しかも中東のヨルダンでされたらたまったものではありません。この時は、外務省に直接直訴してやっと、(それでも普通以下の対応)を取ってもらえました。この話はいつかまた機会があればできるかと思います。ですから、私にとって大使館というのは存在意義があまりない所でした。でも、オマーンのこの一件で大使館に対する見方が180度変化した私。赴任スタッフによって全然違うんですね。オマーンの大使館に赴任しておられる日本人の方々は、大使を筆頭に、自身もオマーンをこよなく愛する方々で、日本とオマーンとの懸け橋になりたいという熱い思いを抱いておられました。こういう人が大使館に勤めておられると心強い。外務省も、こういう熱い人たちだけを赴任させてほしいです(笑)。そんなわけで、オマーン大使館の汗と涙の邦人救出作戦のお話でした。その節は本当にお世話になりました。そして旅行の時にたびレジへ登録することはとっても大切! トルコではしっかり登録しております。中東での旅行はやっぱり専用車が安心! 一日一回応援よろしく~↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村↓自宅でちょっとリッチなカフェタイム↓ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201908240000/ 資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201910120000/ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2-3名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人男性がおりますが、違法操業者となります。さらに詳しくお知りになりたい方はお問い合わせくださいませ。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2021.03.12
↓一日一回ポチリと応援よろしくお願いします。↓にほんブログ村オマーンで車の事故に遭い、入院する羽目になったことを先回の記事で書きました。これまでの経緯については、以下を参照されたし。オマーンで車の事故に巻き込まれたときの話 https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/202103040000/ オマーンで車の事故に巻き込まれたときの話 - 入院編 https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/202103050000/ お呼び出しがかかり、事故の翌日に病院から警察署に出向きます。残念ながら、警察署の外観などは写真に収めていませんでした。さて警察署の中に入ると、制服に身を包んだ沢山の警官がうようよしています。もちろんすべてオマーン人。そこで軽い会話をしながら待つことしばし。すると20代半ばのように思える若造が一人入ってきました。制服は着ておらず、オマーンの伝統衣装に身を包んでいます。 こんな感じ。この若造が入ってきた途端、制服の警官たちはさっと立ち上がりピシッと敬礼。私も一応のろのろと立ち上がりましたが、いったいこの人誰? という怪訝そうな顔をしていたと思います。この若造、顔に締まりがなく、少しにやにやしていてワガママそうな眼つきをしています。コネ持ちの若者によくある傲慢なタイプ。そしてアラブの中でも私が一番嫌いなタイプ。多分、父親が警察署のトップなのでしょう。アラブのコネ世界を象徴するかのような警察署。そしてこの若造が私に聞き取りを始めます。でも実際は聞き取りなんてものではありません。彼の中ではすでに答えは決まっているかのよう。つまり私が悪いということです。衝突の写真を見せましたら、すぐに一言、「アナタが100%悪いね」。えええええーーーーーーーーっ?ここでもう一度、事故後の写真をお見せしましょう。↓こちら相手の車。紛れもなく正面から突っ込んだ様子が分かります。よけた様子もありません。 ↓こちら私の車。Uターンをしている途中でぶつかられたので、車の後部座席の損傷が一番ひどいです。おさらいです。事故の様子はこんな感じ。で、これは私が100%悪いのだと。この若造曰く、「アナタがあの場所にいなければ事故は起きなかったから」。ええええええーーーーーっ、それが理由?? どんな理由????? そりゃあ Uターンしていた私も悪いです。でもUターン禁止区間ではありませんでした。それに正面衝突したあの車、前方をよく見ていれば正面から突っ込むなんてことなかったんと違うん? 減速もせず猛スピードでぶつかってきましたよ。なので私が100%悪いってことはないでしょうよ。100%悪いってことは相手に一切非がないってことです。それはどう考えてもあり得ない!!! 相手が前方をしっかり確認していれば、私がいることはすぐに分かったはず。だって直線の太い太い道路でしたから。などと言っても、通じない。若造は続けて、「あの車を運転していたのは父親で鼻の骨を折る大けがや。他に奥さんと子供5人が乗っていた。可哀そうに、こんな事故に遭って。だからあなたが悪い」。なんという身内意識! オマーン人は悪くなく、悪いのは外国人。そしてこの判断、現場検証などには基づいていません。彼の感情だけで決められてる。これや! これなんや! アラブ世界では外国人は本当に不利なんです。これで私にオマーン人のコネでもあれば、話は全く違います。でも私は単なるツーリスト。私が100%悪いということは、相手の治療費、車の損傷など全てにかかった費用を私がカバーするということ。「この判決に不服がある場合は、この件は裁判所に持ち込まれる。3か月先かもしれないし、もっと先かもしれない。それまでオマーンにいないといけないね。もし自分が100%悪いと認めるなら、この件はこれにて終了。ファイルを閉じる」と。な、な、な、なんですと。裁判に持ち込んでも、弁護士代などがかかるだけで勝算の見込みはありません。しかも、いつ始まるとも終わるとも分からない中東の裁判を待つことなんてできません。ヨルダンに住んでいた私は、中東での裁判がどのようなものか知っています。学校の事務室のようなところで、のらりくらり発展性のない「審議」がなされているのが現状。ですから裁判所を利用するのは単なるヒマ人だけ。通常の人は無駄な時間をかけたくないので、お金で解決するか、示談で終わらせます。でも私が100%悪いって認めると、どう考えても自分に不利になりそうです。第一、相手の治療費や車の損害の全額負担ですよ。ど、どうしよう…でも選択の余地はありませんでした。だって私がその場で100%の非を認めないと解決しないんですから。なので、しぶしぶながら認めることに。でも納得できない! しかし、これが中東の現実。コネがないとこんな風に扱われるのです。中東で事故なんて起こすもんではありません!その時点では保険がどの程度カバーするかなどまだ分からなかったので、私の頭の中は計算機と化し、どれくらい払うことになるのかそんなことだけを考えていました。値段によっては破産やな。もう人生終わったようなもんや…。この時ほど茫然として顔の血がサ―――ッと引いたことはありません。その後、警察署の別室でサインか何かをさせられ、相手の治療費などに関する話を聞くことに。私の件を担当していた別のオマーン人が茫然自失・顔面蒼白の私に少し同情してくれたみたいで、レンタカー会社に連絡をとってくれました。保険でどのくらいカバーされるのかなど。多分、あの生意気なインド人ではなく、オマーン人のオーナーに直接電話をかけたようです。そして判明した事実が、私が入っていた保険は事故に関わる全ての費用を補償するというもの! つまり私は一銭も支払う必要がないということです! ああ神様! 心底ほっとしました。保険というものは、高額でも絶対に入っておくべき! というわけで、納得できない判決を下されてショックでしたが、金銭面での負担がないということが分かったので、心は晴れ晴れ(現金な奴。笑)。神様に感謝しつつ、友達が入院している病院へと帰ったのでした。さて次回は、私がこの修羅場で孤軍奮闘しているときに在オマーン日本大使館は何をしていたか…。「その時大使館は? 編」となります。中東での旅行はやっぱり専用車が安心! 一日一回応援よろしく~↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村↓お見舞い・ちょっとしたギフトに↓ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201908240000/ 資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201910120000/ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2-3名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人男性がおりますが、違法操業者となります。さらに詳しくお知りになりたい方はお問い合わせくださいませ。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2021.03.08
↓一日一回ポチリと応援よろしくお願いします。↓にほんブログ村先回のブログで、オマーンで車の事故に遭った話をいたしました。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/202103040000/ 衝突の直後、私は数分間気を失っていました。でも衝突の瞬間にはいろいろなことが頭によぎっていました。「あかん、絶体絶命や! このままオマーンで死ぬんだろうか。母を見送っておいて良かった…(この年に母をガンで亡くしていました)。人生で思い残すことはないはず…」といったもろもろの断片的な回想。その後はっと目を開けると、もう辺りはすっかり真っ暗になっていて、私の車の周りにガヤガヤとたくさんのオマーン人が集まっています。あちこちから「Sister! Sister!」という呼びかけ。これ、オマーン特有なんですよね。オマーンでは「sister」と呼びかけられることが多い。これはアラビア語を英語に直訳したものだと思われます。アラビア語では特に知らない相手にでも「私の兄弟(اخي)」「私の姉妹(اختي)」という呼びかけを使うことがよくあります。さて友達は意識がもうろうとしていたのでコミュニケーションが取れなかったのですが、ありがたいことに血は流れていない様子! 「痛い~痛い~」と言っていて可哀そうでしたが、私たち二人とも生きている! この時ほどホッとしたことはありません。私のほうは海外での事故ということもあり、とにかく証拠写真を収めないと…後から不利にならないためにも写真を撮らなきゃ! ということがまず頭に浮かんでいて、周りに集まったオマーン人たちをかき分け、とにかく写真を撮りました。↑こちら私たちに激突してきた車。相手のほうが被害が大きかった…。オマーン人たちはとても親切で、まぁすごい垣根ができていて皆がそれぞれいろんなことを叫んでいました。「私は大丈夫です! でも私の友達が怪我をしているみたい」と説明。オマーン人たちは助手席のドアを開けようとしますが、ぶつかられた衝撃でドアの形がいびつになっていて開けることができません。結局、みんなで寄ってたかってドアを全て取り外してしまいました。もう事故車で廃車になるほどボコボコでしたが、ドアを取り外されたことにショックを受ける私…(笑)。この時点で保険がどこまでカバーするかなど全く分かっていなかったので、とにかく私の頭の中は混乱状態でした。そうこうしている間に救急車が到着。自分たちが今どこにいるかもわからないまま、そして車がどうなるかも全く分からないままとにかく救急車に乗り込みます。多分この時点でレンタカー会社には事故の連絡を入れていたはず。先回の記事でも書きましたが、オマーンではオマーン人と接することはまずありません。オマーンはとにかく出稼ぎ労働者の国。ですからレンタカー会社も電話に出るのはインド人。私はアラブとの付き合い方は分かりますが、インド人との付き合い方はよく分かっていません。このレンタカー会社では、とにかく生意気なインド人が窓口になっているので、イライラすることこの上なし。友達は一夜入院することになり、夜も遅くなっていましたので、私も病院で一夜を明かすことに。病院では友達の骨には何の異常もなく単なる打撲だと診断されました。担当してくれたのはエジプト人の男性ドクター。ナース(看護士)のことは覚えていませんが、もちろん外国人でした。↓これが病室。↓病院での食事。夜と朝の分…だったか朝と昼の分だったか…。ちょっと記憶があいまいです。病院での食事もインド風ですよね? インド人が人口の半分を占めていると思われるオマーンでは、インド料理を食べることのほうが多いのです。さて、骨には異常がなく単なる打撲と診断された友達。この後オマーン滞在はまだ2-3日ほど残っていましたので、首にコルセットを付けたままの観光。この時点で私が心配だったのは友達のむち打ちのほう。私のほうはバックミラーを確認していたので、衝突されると分かっていました。ですから無意識でしたが、体は瞬間的に衝突に備えていました。でも友達は予期せず突然にものすごい衝撃に遭っていたので、むち打ちの症状が出ることは確実に思えました。そして日本に帰ってから友達が病院に行ったところ、肩の骨にうっすらとひびが入っていたということ。かなりの痛みがあったようなので、やっぱり! オマーンの病院はやっぱりあてにならない。エジプト人のドクターもあかんやん! この肩の骨のひびは、シートベルトをしていたために起きたようです。衝突の瞬間にシートベルトががっちり働いたため。でも、シートベルトをしていなかったら、フロントガラスを割って外に放り出されていたかもしれません。さて海外での車の事故…これ、一体どうなるんだろう? と手続きが全く分からない状態でしたが、翌朝に警察署に呼び出されます。レンタカー会社を通しての呼び出しだったのかよく覚えていませんが、多分そのはず。病院からタクシーに乗って警察署に向かいます。ほとんど一睡もしていないし、これからどんな風に物事が進むかも全く分かりませんでしたので、かなり不安でした。でも「火事場のくそ力」という言葉がある通り、こういう時ってもうやるしかないので、なぜかすごい力が湧いてくるんですよね…アドレナリン大放出!警察署では驚きの事態、さすがここはアラブの国! というシチュエーションに遭遇します。長くなりましたので、いったんここで切りたいと思います。中東での旅行はやっぱり専用車が安心! 一日一回応援よろしく~↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村↓お見舞いに喜ばれるかも↓ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201908240000/ 資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201910120000/ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2-3名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人男性がおりますが、違法操業者となります。さらに詳しくお知りになりたい方はお問い合わせくださいませ。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2021.03.05
↓一日一回ポチリと応援よろしくお願いします。↓にほんブログ村懐かしのオマーン…。オマーン旅行の様子をアップせずに途中で終わっていたことに気づきました。実は今日のこの記事は、ジャバル・シャムスの観光をした後の話 (https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201608190000/) になります。5年近く前の話や! すみません…。なお、このオマーンのグランドキャニオンと呼ばれるジャバル・シャムスのトレッキングについては、私の公式ホームページ Picturesque Levant のほう(https://picturesque-jordan.com/oman/grand-canyon-jabal-shams-trekking-hiking/) で詳しくアップしておりますので、ご関心のある方はお読みくださいませね。↑懐かしのジャバル・シャムス。さてこのジャバル・シャムスの観光後、私達はついに車の事故に巻き込まれることになります。そもそも初めから全く役に立たないナビに振り回されていました。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201608060000/ で、なんで空港で SIMカードを買って携帯の GPS を使わなかったのか今もって不明…(笑)。多分、ヨルダンで車を運転するのと同じ感覚でいたのが悪かった。ヨルダンは国がとても狭いので、目的地の方向さえ分かっていれば正確な道路が分からなくても着いてしまう。さらにアラブがするのと同じように、道中で誰かに道を聞けば絶対にたどり着けます。でもオマーンではこの方法は全く役に立たないということを身をもって体験することになります。さてジャバル・シャムスから次の目的地に向かっていた私達。でもナビが全く役に立ちませんから、結果的にやみくもに走ることに。さらに悪いことに、オマーンで出会うのはほとんどが出稼ぎ労働者。地元のオマーン人にはほとんど遭遇しません。ですからお店やレストランで道を聞きたくても、アラビア語が通じない。さらに英語も通じない(ド田舎で働いている出稼ぎ労働者はマスカットなどで働く労働者とは異なり、ほとんど英語を話しません)。つまりコミュニケーションが取れない。こうなるとお手上げです。ヨルダンではどこに行ってもアラブがいるので、車を停めて聞きさえすれば、あっちだこっちだと道を教えてくれるのです。さらにオマーンには、道路での行き先案内が非常に少ない。特に田舎に行けば行くほど案内の看板はほとんどありません。ですからナビが役に立たないとなると、方向すら分からなくなります。だんだん日が暮れてくる。オマーンの道路は田舎に行けば行くほど街灯もほとんどない。しかも車はすごいスピードでぶっ飛ばしているので、非常に危険。予約したホテルたどり着くなんてほぼ不可能に思えました。そんな時に事故は起きました。オマーンの道路の幅は一般的に非常に広いのですが、事故が起きたのは、そんなだだっ広くて中央分離帯などがない道路。道路の真ん中でUターンをしようとした私。後ろから車は来ていませんでしたし、反対車線にも車は走っていません。反対車線の遠ーーーくに車のヘッドライトが見えましたが、すっごく遠かったので、Uターンをする余裕は十分あるように思えました。ところが、車をUターンさせるためにハンドルを大きく切って反対車線に車体が入った時に、バックミラーに移ったのは…真後ろに迫った対向車! ちょうど下の絵のような感じです。まだ遠くにいるはずの車がなんで真後ろに???!!! と思ったのもほんの一瞬、次の瞬間にものすごい衝撃! 対向車が猛スピードで体当たりしてきたのです! 黄色の線は私がUターンした線。赤いのは対向車が走ってきた線。まさに一瞬の出来事で、息を飲んだ瞬間に爆音と大きな衝撃! 私の車は大きくスピンして円を描いて、元来た道路のほうへぶっ飛びました。ちなみに私が借りていた車は三菱の大きなジープ。車高も高く、かなり大きな車。そんな車が衝撃でくるくる回転して吹っ飛んだんです。衝突の直後、たぶん数分間だと思いますが私は気を失っていました。はっと目を開けたときは私の車の周りにオマーン人がたっくさん集まっていました。衝突は後ろから助手席のほうにかけてだったので、ドライバーの私は無傷だったのですが、助手席の友達は衝撃をもろに受けた形になり、肩の骨にひびが入ることに…。友達は衝突後のことを覚えていないと言っていますが、「痛い~、痛い~」とうわごとのように繰り返していました。死んでもおかしくない事故。セダンだったら死んでいたかもしれません…。その時の車の写真です。私が運転していたパジェロ。ボコボコです…。その後、救急車が来て友達は入院、私は翌日に警察署に出向いて事故のレポートをして…などなど、旅行中にはありえない出来事ばかり。これにより私は初めてオマーン人と密に接することになります。出稼ぎ労働者なぞはいないコテコテのアラブの世界へと引きずり込まれます。詳細については、次回のブログで書きたいと思います。いやぁ、本当に本当に大変な旅行でした。その後の私、海外での車の運転がトラウマになったことは言うまでもありません…。中東での旅行はやっぱり専用車が安心! 一日一回応援よろしく~↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村↓オマーンにはこんな風に性能の良いカーナビはない…↓ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201908240000/ 資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201910120000/ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2-3名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人男性がおりますが、違法操業者となります。さらに詳しくお知りになりたい方はお問い合わせくださいませ。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2021.03.04
5月も中盤に差し掛かり、GW気分はすっかり抜けてお忙しくされている方が多いかと思います。イスタンブールの今年のお天気はなかなか手ごわく、まだ寒い日があったり雷雨だったり…でも全体的にはとても気持ちの良い青空です。ラマダン中ではありますが、昨日の日曜日はお友達の家のバルコニーでブランチをいたしました。さて、オマーンの視察旅行の完結編、ここに! https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201904280000/ 最終日のフライトまでの時間、まずはレンタカーの洗車とガソリン補給をします。それからスルタン・カーブース・モスクに出かけることに。レンタカーの洗車はとても混んでいて、30分くらいは待ったと思います。待合室でオマーン人のおっちゃんとしばしの会話。その後やっと洗車が終了して、いざスルタン・カーブース・モスクへ! と意気揚々と出かけたのですが、なんと午後には閉まってしまうとな! ガチョーン…またしても外観のみで終わってしまったスルタン・カーブース・モスク。団体さんも来ていましたが、彼らも外観のみ。固く閉ざされた門に張り付いて中を少しでも見ようと必死な私たち…(笑) ああ、中に入りたい…スルタン・カーブース・モスクは余計な飾りはありませんが、とても洗練された美しいデザインです。次回こそ…3度目の正直になることを祈りつつ…今回は外から中を覗き込むだけで終了。↑石の美しさが存分に引き出されたシンプルかつ洗練されたモスク。私のお気に入りの一枚になりました。さてそんなわけで、スルタン・カーブース・モスクを泣く泣く後にした私たちは空港へ向かいます。ここで私は大きなミスをしてしまいまして、冷や汗をかく思いをいたしました。エアポートホテルに1泊を取っていたのですが、これは何と搭乗券がないと入れないというホテル。つまりトランジット専用のホテルだったのでした。私のフライトは翌日の朝でしたので、搭乗券はなく…さらになぜかオンラインでチェックインができず…、結局空港内で10数時間を過ごすことに(笑)。友達4名は別のフライトですでにそれぞれの行先へ向かっています。私一人でマスカット市内まで戻ってもいいのですが、せっかく空港に来たのにタクシーで行き来するのも面倒くさい。ホテルに直接連絡して返金もしてもらえましたので、腹をくくって空港内で一夜を過ごすことに。でもこれがなかなか! 新しいマスカット空港はとても快適で、フードコートは24時間空いていますし、人が多くないので空いている席を独占してかなりリラックスできます。↑新しくてピカピカのマスカット空港。オマーンの良いところは人が多すぎないことですね。人酔いせずに済みます。というわけで…マスカット空港での滞在はとても快適でした! さ、そんなわけでオマーン視察旅行を無事に終えてイスタンブールへ帰ってくることができました。私を魅了してやまない国オマーン。すでに次回のオマーン入りの話も出ています。オマーン旅行のネックは移動手段。レンタカーが一番楽ですが、海外での運転に慣れておられない方にはちょっと敷居が高いかも。一人旅行の場合、一人でレンタカーするのもちょっと敷居が高い。とはいえ南部のサラーラでは、私一人でレンタカーしましたけど(笑)。なので運転手の確保さえできれば、あとは全てスムーズに行くオマーン旅行。旅行会社の専用車の場合、快適ではありますがとても高いんですよね…。オマーンはヨーロッパではかなりメジャーな観光先になっているようですが、日本ではまだ認知度が低いのが現状です。物価が非常に高いので、タクシー代もそれなりにかかることから個人で快適に旅行しにくいというのがネック。今後もう少し改善されることを願います。それでもオマーンはとても素敵な国です。ぜひ次回の旅の行き先候補にオマーンも含めてくださいね!オマーンに関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランに付属する旅行会社とも関係がありません。類似のキャッチフレーズが無断で使用されていたり、「Picturesque-Jordan」や「月の砂漠」という名前が使用されていたりすることが報告されています (いずれも同一人物による) が、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2019.05.13
やっと肌寒さから解放され、初夏並みのお天気が続くイスタンブールです。相変わらずイチゴを貪欲にほおばる日々…(笑) プリップリ(?)のイチゴちゃんです。さてGWが始まりました。本日からヨルダン入りされる方も多いと思います。ぜひぜひご旅行をお楽しみいただければと思います。日本でいうGWはトルコにはありませんので私はこの時期どこにもお出かけしませんが、中東をご旅行中のお客様の予定に合わせて自分も動いている気分になりたいと思います。そして2019年1月のオマーン視察旅行の完結編をここに。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201904160000/ オマーン人の友達とお食事をした翌日はオマーン滞在最終日。この日は別のオマーン人女性とブランチをする予定。このオマーン人女性というのは、彼女がメキシコにいる時にメキシコ人の私たちの友達に出会っていて、そのメキシコ人の友達が「オマーンに行くんだったら、こんな人がいるよ」と紹介してくれた方。何とも不思議な縁で、オマーンでお会いすることができました。↑こちらがブランチの様子。昨日のオマーン人の友達もこの日に会ったオマーン人女性もそうですが、非常にインデペンデントでビックリ。自分たちでトルコやメキシコに旅をしてしまうような女性たちです。さらにこの日に会ったこのオマーン人女性は38歳で独身。といっても離婚した可能性もありますが…(さすがに突っ込んでは聞きませんでした。笑)。トルコにいるシリア人の女性たちの中にはいまだに16歳17歳で結婚していく子達も多く、アラブ女性がインデペンデントでいるのは本当に難しい。経済力もあるのでしょうが、それにしてもシリア人女性の多くが「若くして結婚して子育てに追われる」…というだけの人生を歩んでいるのが現実。それ以外の人生なんて考えもつかないし、あり得ないと思っている。なので、たまたまかもしれませんが、知り合ったオマーン人女性がこんな風にインデペンデントな姿を見てとても嬉しく思いました。さてこの日に注文したのはアラビック・ブレックファスト。せっかくオマーンにいるんだからオマーニー・ブレックファストが良いと思ったら、なんとオマーニー・ブレックファストとはつまるところインド風のブレックファストなんです。今回の旅ではもうインド料理にアレルギーが出るほど見たくも聞きたくもないという状況に陥っていましたので、即座に却下。という訳で…インド色がないブレックファストでオマーンの旅を締めくくります。アメリカ人の友達いわく、アメリカの彼女の住むエリアではインド料理はそれなりに値が張るので、オマーンで毎日毎日インド料理を食べれて幸せだった!と。いやぁ~、わたし的にはもうええわーーー。オマーンから帰ってきて3か月ほど経ちますが、イスタンブールでもインド料理懐かしいと思いませんね。 そしてこちら、オマーンのパン。ほのかな甘みがあり、しっとり油分があり….パン好きではない私でも「美味しい!」と思えたパンでした。さてオマーン人の友達と別れを惜しみながら、この後1人の友達を空港まで送ります。その後私たちのフライトまで少し時間があるので、私たちは市内へ戻り、レンタカーの洗車とスルタン・カーブース・モスク観光をすることに。今回で完結編にする予定でしたが、長くなりましたので最終章は次回に回したいと思います。ではでは、GWを皆様それぞれお楽しみくださいね。オマーンに関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランに付属する旅行会社とも関係がありません。類似のキャッチフレーズが無断で使用されていたり、「Picturesque-Jordan」や「月の砂漠」という名前が使用されていたりすることが報告されています (いずれも同一人物による) が、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2019.04.28
4月も半ばに入りましたが、イスタンブールではまだまだ肌寒い日が続いていて、すっきりとは晴れません。春がないまま初夏に突入しそうな勢いです。多分、去年もそうだったんですよね~。春は本当に短くて、安定した温かさになったと思えばすぐにカンカン照りになるという…。さて、GWを前にした忙しい時期。皆様も旅のご準備にお忙しいのではないかと思います。2019年のオマーン旅行をこの辺でしっかりと完結させなければ。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201903060000/ で終わってしまっています。どの旅行もブログ上で完結させないまま、別の旅行記をアップするというこの癖、あきませんねぇ。というわけで…2019年1月のオマーン視察、いよいよ完結に近づきます。この日ニズワからマスカット入りした私たちは、まずマトラスークでお買い物。オマーン式シエスタ(お昼の休憩時間)にもろにかち合ってしまいましたが、スーク内には営業しているお店もちらほらあり。働いているのはインド人のみ。オマーン人はもともと働きものではない上に、お昼は数時間お昼寝でもするのでしょう。ほとんど見かけません。さて、今回オマーンのスークで買うものは決まっています。↓こちらが戦利品。フランキンセンス(樹脂状のもの)とフランキンセンスと一緒に焚くBakhoor (バホール) と呼ばれる香り付きの木片(?多分)です。フランキンセンスは白っぽい方が食用。ガムのように食べることができるんです。右側の茶色っぽい方の樹脂は燃やすためのもの。白っぽい方のフランキンセンスは純度が高い高品質のものなので、高級なんですよ! 我が家にフランキンセンスの香りが戻ってきました! お客様を迎える日の前日などにフランキンセンスを焚いておくと、家じゅうがほんわりと香りづけされます。まぁこの香りのよいこと…。友達にも好評の香りです。オマーンでは街中でもすれ違うオマーン人からも、思わず振り返りたくなるような素敵な香りが漂っているんです!さて、オマーンについての先回の記事では、マスカットでオマーン人の友人宅を訪問したと書きました。ところが話に花が咲きすぎて写真を撮り忘れていました…。友達の家でティーをいただいた後、モールとオマーンのスイーツのお店に連れて行ってもらいました。モールでは写真を撮りませんでしたが、オマーンのスイーツのお店では唯一写真を撮っておりました! こちらがオマーンの有名な伝統銘菓「ハルワ」↓ハニーハルワ、ローズウォーターハルワ、サフランハルワなどなど…味付けがそれぞれ異なります。試食ができるようになっています。私はサフラン味が気に入りました! アラビックコーヒーのサービスも。このハルワですが、粘り気がありまして…日本のお菓子で言いますと「ういろう」みたいな感じです。でも、ういろうよりもう少しソフトです。そしてスパイスが効いた甘さ。けっこう虜になってしまうかも! ただし友達は買っていましたが、私は買いませんでした。第一に重たいこと、それから私は甘いものはあまり好きではありませんので…試食程度で満足です。この後、Al Mouj Muscat Marina という海沿いのちょっとリッチなエリアでお食事をしまして、この夜はクタクタになって帰宅。そのままベッドにダイブイン‼ でした。この Al Mouj Muscat Marina に行ったのは夜の21時くらいでしたが、オマーン人だらけ!。外国人は見かけませんでした。オマーン人の家族連れがうじゃうじゃおりました。ラマダンでもないのに、こうして夜を中心に彼らは活動を開始するようです(笑)。それにしても、アラブで賑わっているのに…あれ? 不思議なことに、全く騒がしくありません。みんなひそひそと会話をしていて、ギャーギャーと騒がしい集団に全く出会いませんでした。前から感じていましたが、やっぱりオマーン人って他のアラブとは全く違う。そしてタバコを吸っている人が極端に少ない。普通アラブが集まれば、もう他の人のことなんて気にもしません。所かまわず大きな声を張り上げるのもアラブですし、ほぼ100%が喫煙者。でもオマーン人はそうではないんですね…。不思議なオマーン人。さて明日の朝は、これまたオマーン人の別の友達と朝食にお出かけの予定。それから市内観光を少しして、いよいよ私たちは帰途につきます。名残惜しいですが、今回はアメリカ人4名と一緒だったので、疲れもした(笑)。一人旅に慣れている私には、若いノリノリのアメリカ人(しかもオマーンはみんな初めて)と1週間行動することが結構負担だったような気がします。ハハハ。では次回のブログが2019年のオマーン視察完結編になりそうです!トルコに関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランに付属する旅行会社とも関係がありません。類似のキャッチフレーズが無断で使用されていたり、「Picturesque-Jordan」や「月の砂漠」という名前が使用されていたりすることが報告されています (いずれも同一人物による) が、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2019.04.16
3月に入って急に春めいてきたイスタンブールです。とはいえ油断はできません。まだ風は冷たし。三寒四温が続くと思いますので、急に薄着をしないように気を付けたいと思います。しかし、3月ですね! 待ちに待った春の季節です。さてブログの更新ができない間も1日に1000件などアクセスしてくださっていたようで、大変ありがとうございます。オマーン旅行の続きをアップさせていただきます。オマーン旅行も終盤。残すところ2日間。ニズワからマスカットへ向かいますが、道中で見かけたオマーンの風景を少しご紹介したいと思います。どの場所で撮ったのか少し定かではありませんので、順番がまちまちになっているかと思います。悪しからず。↑こーんな岩山がドドーーンと現れたり…↑こちらはニズワだったかと思います。ハイウエイに出る前のニズワ市内。↑道中でたくさんモスクを見かけます。オマーンのモスクはデザインも様々で見ていて楽しい。 ←こちら中東ではよくある標識。ラクダ注意‼ フレンドリーな山羊オマーンの風景を楽しみながらビュンビュン飛ばします。そしてついにマスカットへ。マスカット市内に入ると車の量もぐっと増えます。とはいえ、下の写真では空き空きの道路ですね。どうしたことか…。多分夕方になるにつれて車の量が増えてくるのだと思います。マスカットで目指すのは、マトラスーク。ここでフランキンセンスを購入します。マトラスークはランチタイム(あるいはシエスタ?)の間は数時間お店が閉まります。13時から16時くらいまで…。これかなり不便ですよ。ちょうどマスカットに着いたのが13時過ぎ。どうやって時間をつぶしましょう。でも一応スークの中に入ってみると、営業しているお店も。インド人スタッフが働いています。オマーン人がぐうぐうと眠っている間もインド人はきっちり働いています。ここでゲットできたフランキンセンスについては、次のブログでご紹介いたします。さて、マスカットは海に面したオマーンの首都。車を停めて海沿いを歩きます。海沿いの街って素敵ですよね~。イスタンブールも海沿いの街なのですが、ゆっくり海沿いを歩くことってないなぁ。。。トルコの冬はかなり寒いので、気候がよくなったらイスタンブールでも海沿いをゆっくり歩いてみたいものです。さて、そんな感じで無事にマスカット入り。この日の夜はオマーン人の友達の家にお邪魔したあと、一緒にモールを巡る予定。さすがアラブですから、直前まで予定が決まらないという…アレンジが少し大変でしたが、無事に会うことができました。その様子は次のブログで紹介させていただきますねー。オマーンに関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan-月の砂漠ツアー」や「月の砂漠ツアー」という名前で開設されている Facebook 等のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2019.03.06
オマーン旅行の続きです。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201902120000/ ジャバル・アフダルで沈みゆく太陽を見た翌日、旅の終着地点マスカットへ向かいます。が、その前にニズワにあるスークへお出かけしていたのでした。ニズワのスークは小規模なので、実際には何も買うことはありませんでした。今回の私のオマーン旅行の主要な目的は、視察もありますが、実はフランキンセンス樹脂を買うこと。2年前に買ったフランキンセンスが底をついていたので、買い出しが必要です。というわけで、まずはニズワスークを物色。スークとは市場のことで、規模はそれぞれ違いますが、それでもかなり広範囲のエリアにわたって商店がずらっと立ち並ぶ商業地区。アラブ世界では欠かせない存在。スパイスやアラブ食器や雑貨など、ありとあらゆるものが手に入るのもスークの特徴。それから、地元のアラブが買い出しに来るのもこのスーク。スークに足を入れると、アラブ世界に来た! という実感がわく瞬間でもあります。わたし的には見慣れてしまってあまり感動を覚えなくなってしまったのですが…。というわけで今回載せる写真は全て、友達が撮ったもの。アラブ世界をまだそれほど見ていない友達が撮った写真、彼女たちの感動が表れていて素敵です。↓ ニズワスークに取り付けられた威風堂々とした扉。夜になるとスークが閉じられます。↓ こちら、手前と向こう側の扉を同時に撮ったもの。なんともアラビアンな風情が出た素敵な写真です。オマーン人のおっちゃんもいい雰囲気ですね。さて、このニズワスークはニズワ・フォートの周辺にあります。フォートとは要塞のことで、敵の侵入を防ぐ目的で建てられたもの。実はニズワは、イスラム初期のころに首都だった場所でもあるのです。ニズワフォートはニズワ最大の見所でもあり、中に入ると敵の侵入を防ぐためにありとあらゆる仕掛けがしてあることが分かります。お時間のある方はぜひお入りくださいね。さてこの後はいよいよマスカットへ!オマーンに関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan-月の砂漠ツアー」や「月の砂漠ツアー」という名前で開設されている Facebook 等のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2019.02.19
今回のオマーン視察ツアーも終盤。マスカットに向かう前に最後に立ち寄る行き先はニズワにあるジャバル・アフダル。ジャバルとはアラビア語で「山」という意味で、アフダルとは「緑」という意味です。ジャバル・アフダルは標高2000メートルを超える山で、四駆でしか山の中に入ることができません。山のふもと付近で車の種類をチェックされます。とはいえ運転が難しいわけではなく、普通車でも行けないことはない感じ。でも四駆が義務付けられています。ですから、オマーンでレンタカーをされる場合は初めから四駆にされておかれるのが一番でしょう。さて、今回は高級ホテルの Alila Hotel ではなく家具付きのアパートメントホテルで1泊することに。色々惜しかったこのホテルなのですが、可能性は十分に秘めています。でも Tripadviser などでの評価がそれほど高くないこともあってか宿泊客は私たちしかおらず、うーーーん、工夫すればよいホテルになるのにな…と残念でした。このアパートメントホテルについては、気が向いたときにでもアップいたします。良心的な価格で泊まれるので、値段的にはお勧めであります。さて今回はもうトレッキングなどはしたくないというアメリカ人のブーイング(?)を受けて、トレッキングなし。チッ、残念です。ジャバル・アフダルでトレッキングしないのなら何をするの? ということになります。ホテルのファシリティが整っているならホテルで過ごすのもありますが、私たちのホテルはそれほど高級ではありませんし…。でもサンセットサイトがとても近かったので、サンセットの鑑賞に行くことに。あ、ランチはもちろんインド料理で。もうこの辺りになってくると、インド料理なんて見たくも聞きたくもないという心境です(笑)。オマーン旅行をお考えの方がおられましたら、本当に要注意ですよ。あっちでもこっちでもインド料理祭ですからね。↑ジャバル・アフダルにはサンセットサイトが幾つもありますが、こちらはそのうちの1つ。春の時期、雨が降った後には岩山がすべて緑に覆われて、息を呑む美しい景色に変わるのだとか。それを見るために、オマーン人たちもジャバル・アフダルへは休暇を使って来るようです。私たちはこの後、別のサンセットサイトへ移動します。↑こんな岸壁に座って夕日が落ちるのを待ちます。 絶壁や~。高所恐怖症ではありませんが、高さに足がガクガクしますので、岩の上を這いずって移動(笑)。そして日が沈み始めます…。日が完全に落ちて暗くなるまで、私たちは岩の上でじっとしていました。サンセットって本当に素敵ですね…。↑こんなジャンプの写真を撮ってみたり。若い子たちと一緒だと、こうなります(笑)。ジャバル・アフダルは標高が高いので、日が沈むとともにぐっと冷え込みます。雪が降ることもあるそうです。なので急いでホテルに帰ります。ホテルではガンガンに暖房をつけて寒さをしのぎます。という訳で…私の大好きなジャバル・アフダル観光はこれにて終了。次回はトレッキング好きで体力がある友達と来ないといけません。オマーンのトレッキングはまだまだ未整備なので、健脚であることが必須。私がトレッキングの魅力に惹かれたのは、イギリスに住んでいた20代前半の頃にイングランド北部を転々としながらトレッキングをしたとき。かれこれ20年ほど前…‼ 1人旅でしたが、外国人がほとんどいないようなところで、ローカルの人たちに交じってトレッキングをしました。携帯もGPSも全くない時代でしたので、無造作に書かれた手書きの地図だけを片手に。今から思うとようやったな…という感じです。あの頃から冒険好きな傾向はあったのかも。。。さて、ジャバル・アフダルの後はいよいよ首都マスカットへ! 旅の締めはやはりマスカットで。オマーンの秘境に関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan-月の砂漠ツアー」や「月の砂漠ツアー」という名前で開設されている Facebook 等のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2019.02.12
オマーン情報の続きです! さてオマーン東部に位置するワヒバ砂漠。砂漠を満喫するには、やはり砂漠でのキャンプ。ワヒバ砂漠にもキャンプ場が幾つかあります。今回私たちが泊まったのは、Arabian oryx camp(アラビアン・オリックス・キャンプ)。ホームページはこちらになります→ http://www.oryx-camp.com/でも本命は「1000 nights camp」だったんですね~。ところがこのキャンプ場が満室で泊まる部屋がなかったのです…。それで泣く泣くこちらのオリックス・キャンプに宿泊することに。キャンプの雰囲気はこんな感じです。↓ 周りは緩やかな砂丘に囲まれ、キャンプ場は平地に建てられています。↑テント前の風景。このキャンプ場で良かったのは、トイレが各テントに併設されているところ。黄色で囲んだ部分がトイレです。↓ トイレの中はこんな感じで、シャワーもあります。↑テント内の様子。赤の矢印の部分からトイレにアクセスできます。ですからプライバシーも保たれ、気持ちよくトイレを使用できます。この点は非常に良かった!その他の点は、ヨルダンのワディラム砂漠にも何度も泊まっていますので、特段目新しいことはありませんでした。このオリックスキャンプの夕食はブッフェ。ハイシーズンで、サウジなどの湾岸エリアからも、オマーン国内からもたくさんのアラブがキャンプ場に泊まりに来ていました。夕食の後は、ベドウィンによる余興があります。しかしこれが盛り上がらない…(笑)。多分盛り上がっていたのは、私たち5人のガールズたちだけだったでしょう…。というのもベドウィンたち、恥ずかしそうに照れながら演奏しています。プロではないので仕方ないのですが…せめて1曲くらいは楽し気に自分たちだけでも盛り上がってもらいたいものです。ところで、オマーンの砂漠ではこの余興でのみベドウィンたちを目にするといっても過言ではない。オマーン全体に言えることですが、ローカルのオマーン人に接することができる機会はとてもとても少ない。オマーンの産業はインド人などの出稼ぎ労働者で成り立っています。ですから、どこに行ってもインド人とインド料理だけは目につきます。それは仕方ないことなのですが、せめて砂漠ではベドウィンたちがもっと活躍してほしい。ここは彼らのテリトリーであるはずなのに、すべてインド人にまかせっきりというのはちょっと惜しい。という訳で…オマーン旅行ではかなり意識しないと、インド人とインドなまりの英語で会話し、インド料理だけを食べる…なーーんてことになりかねません。私たちはオマーン人の友達がいましたので、マスカット滞在中にローカルのオマーン人の自宅に招いていただき、オマーン人との交流を楽しみましたが、そうでもなければオマーンでオマーン人に触れる機会はほぼないといっても良いでしょう。これ、絶対に惜しいですね! ヨルダンにいらしたお客様の旅行記で、確かドバイかアブダビ在住の方でしたが、ヨルダンではローカルのアラブが第一線で活躍しておりたくさん接したことがすごく心に残る楽しい思い出になったと話してくださったことがありました。オマーン隣国のアラブ首長国連邦(ドバイ・アブダビ)でも、日常的に目にするのはほぼ出稼ぎ労働者で、ローカルのアラブと接する機会はほぼないようです。これ、ほんとーーーに惜しい! 湾岸エリアのアラブ達、ちょっとレイジー(怠惰)過ぎ! もっと表に出て自分たちの国をしっかり支えていかねば! というわけで、ちょっと愚痴っぽくなりましたが…(笑)、確かにヨルダンやエジプトではローカルのアラブと接する機会がたくさんあって、異文化に直に接することができかなり楽しいかもしれません。砂漠に関していえば、オマーンの砂漠もいいけど、やっぱり私はワディラムの砂漠が一番好き! ワディラムの赤い砂漠は、岩がボコボコ突き出ていて、本当に月面のような異世界。ワディラムのような砂漠は世界でも例を見ないのではないかと思います。さてワヒバ砂漠での1泊の後は、ニズワへと移動します。ニズワといえば、かの有名なジャバル・アフダルがあるところ! https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201606040000/ ここは以前の視察ツアーで視察済みですが、ジャバル・アフダルのことをすっかり気に入った私、オマーンに行くなら何度でも絶対に含める行き先です。次のブログ記事ではジャバル・アフダルの様子をお伝えしまーす。オマーンの秘境ツアーに関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan-月の砂漠ツアー」や「月の砂漠ツアー」という名前で開設されている Facebook 等のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2019.02.07
本日金曜日はお目覚めも良く、昨日のような嘔吐もありませんでした。決戦は来週の木曜日! 何も起きなければ良いのですが…。イスタンブールの今朝は昨日と打って変わって晴れ晴れとした青空で始まりました。オマーンの空を思い出させます。いつも真っ青なオマーンの空…。トルコで曇天が続くと懐かしいです。本日はオマーン東部のワヒバ砂漠をフィーチャーいたします。オマーンにあるのは砂漠だけではない。山あり川あり谷あり海あり…自然の多様性に恵まれたオマーン。とはいえ、砂漠も欠かせない観光地。ではオマーンの砂漠を一緒に探検いたしましょう!ワヒバ砂漠のキャンプ場については別途でアップいたします。このキャンプ場からのお迎えがお待ち合わせ場所までやってきますので、そこまでレンタカーで移動します。ワヒバ砂漠の入り口にあたる Al Wasil (アル・ワシル)という場所でお迎えを待ちます。今回は四駆を借りている私たち。砂漠内にも自分たちで入る予定です。というのもキャンプ場によりますと、キャンプ場へのアクセスは砂漠を運転したことがない素人でも超簡単! ということ。ほんまか? でもかなり言い切っていましたので、ほな挑戦してみよかということで話がまとまっていました。さらにもしキャンプ場からの送迎車を利用するなら、ジープ1台当たり35リアルかかります。100ドル近い値段。四駆をせっかく借りているので、やっぱり自分たちで運転しようということになりました。さて、お迎えの車が来ていよいよ砂漠内へ入ります。運転する友達も緊張気味。そして悪い予感は的中! このお迎えのジープ、ぶっ飛ばすぶっ飛ばす! 自分たちは慣れているからもしれませんが、私たちの四駆は砂とわだちに足を取られ、縦横にスライドしてガタガタと揺れます。どんどん見えなくなるお迎えのジープ…。おーーーーい! 友達も必死にスピードを出しますので、もう四駆が倒れるのではないかという恐怖に襲われる私たち。お迎えベドウィンには素人やって何度もゆうたのに! 全く分かっていません。そんなこんなで走ったのは20分くらいでしょうか。キャンプ場についた私たちの形相はかなり歪んでおりました…。ワヒバ砂漠↓キャンプ場は平地に建てられていますが、周りは緩やかな丘に囲まれており、砂丘の上からはブイブイというジープの音が聞こえてきます。↓これが噂(?)の砂漠をかっ飛ばすタイプのジープツアー。↓拡大してみましょう。斜面を駆け下りたり駆け上ったり(?)、静かな砂漠にジープのブイブイという音だけが響き渡ります。これ、絶対に乗りませんよ! というわけで、友達3名はジープツアーに参加し、私ともう一人はラクダ乗りのサンセットツアーに参加しました。↓友達が乗っているのがお母さんラクダ。私が乗っているのは娘ちゃんラクダ。ラクダ隊を率いるのはお父さんラクダです。3匹で移動します。↓丘を幾つかポックリポックリ越えた後、頂上でサンセットを待ちます。↓ラクダ引きに「ジャンプ!」と言われたので飛ぶ私たち。私の後ろに置いていた荷物が写っていて残念!そんなこんなしている間に、サンセットタイムです。砂漠に落ちてゆく太陽はいつ見ても美しいですね…↓太陽をバックにこんな写真を撮ってみたり。とても素敵なサンセットタイムでした。そのころ友達とは言えば…ジープツアーで大絶叫中! 楽しかったらしいですが…私は爆走タイプのジープツアーはどうしても気が乗りません。サンセットツアーの間、じっと待つラクダ隊。ラクダ君、どうして君たちには砂漠がそんなに一番似合うんだい? ところで一番手前のラクダ(雄)にはクツワがかけられていますが、これは彼が狂暴なためなのか、食べてはいけないものを食べるのか、理由がよく分かりませんでした。でもこのお父さんラクダ、確かにちょっとワルって顔をしています。さてサンセットツアーを終えてキャンプ場に帰ったころには辺りはかなり暗くなっていました。この後キャンプ場で夕食とベドウィンの余興があります。キャンプ場については、別の記事でアップさせていただきます。オマーンに関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan-月の砂漠ツアー」や「月の砂漠ツアー」という名前で開設されている Facebook 等のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2019.01.26
さてオマーンの旅行記に戻ります。友達と合流したオマーン1日目はまさに秘境探検で終了。2日目の本日向かう先は、オマーンの別の秘境と称されるワディ・バニ・ハーリド(Wadi Bani Khaled)です。朝から期待も高まりますが、友達は昨日の秘境体験でけっこうぐったり。20代なのに、けっこう体力ないんですよね~。旅行を通じてアラフォーの私が一番元気だったような気が(笑)…。というわけで、今日はあんまり歩きたくない、という友達の意向を優先。極力歩かない方針で出発です!さて滞在先のスールからワディ・バニ・ハーリド(Wadi Bani Khaled)までは、車で1時間50分くらいの距離。スール近く(車で30分くらいのところ)にワディ・ビン・ハーリドと呼ばれるところもあり、ややこしいです。レンタカーで移動される皆様はお間違えの無きように…ワディ・バニ・ハーリド(Wadi Bani Khaled)に着きました! こちらは昨日の Wadi Shab(ワディ・シャーブ)と違って、車を停めたところから徒歩で10分くらいの場所にもうワディがあります。入ってそうそう、リゾート地という感じ。↓すでに人が泳いでいます。ワディ・バニ・ハーリドの入り口からそう遠くないところ↓ちょっとした喫茶店みたいなものもあり、ワディ・シャーブよりかなり観光地されています。人もかなり多い! こちらの方が知名度が高いからでしょう。でも私たちはさらにさらに奥へと足を進めます。こちらのワディもかなり奥行きがありますので、ずんずん遠くに進めます。そして、オマーンの美しい自然の典型! 白い岩とエメラルドグリーンの水のコントラストがやはり息を呑むように美しい。↓こんな風に岩を登ったり降りたり。昨日のワディ・シャーブで靴はウォーキングシューズである必要があると分かっていますので、今日はみんな準備万端です。でもワディ・シャーブより数段歩きやすいです。こんな景色がかなり続きます。今回はハイシーズンであり、しかも知名度が高い観光地ということで、まぁ人の多いこと! 昨日と同じように泳げる場所を探します。友達は、今日は歩かない、泳ぐのみ! と決めているので、今日はそうそうに水の中へドボン! でも昨日より気温が低いこともあり、水温はかなり冷たかったです。という訳で…私は水の中には入りませんでした。水に入らないという選択をして最終的に正解でした。というのも、この日の午後に生理になりました…。という訳で私は友達が泳いでいる間、岩盤浴をしてリラックス。太陽はさんさんと照っているのに、岩は結構冷たくてひんやり。この日はワディ・バニ・ハーリドしか予定を入れていませんでしたので、友達にはゆっくり水に入ってもらいます。寒い寒いといいながら、ずっと泳いでいる友達…。そういうところはさすが若い!さて、このワディ・バニ・ハーリドですが(昨日のワディ・シャーブも含めて)、トイレのような場所がありません。いえ正確に言いますと、ワディ・バニ・ハーリドには入り口付近に公衆トイレがあります。でも奥へ奥へと入るとなーーんにもありません。友達はトイレに行きたくなり、結局水の中で用を足したとのこと! あーーー、入らなくてよかった(笑)。でもこういう人多いと思います。これは…オマーン政府に早急に対策を練っていただかねば。さて2つのワディを体験しての感想は…今日行ったワディ・バニ・ハーリドはかなり観光地化されていますので、ワイルドさを味わいたい方はワディ・シャーブがお勧め。でもかなりワイルドなので、オマーンのワディの雰囲気をちょっと味わいたいだけ…という方にはワディ・バニ・ハーリドがお勧めです。ワディ・バニ・ハーリドも十分美しいです。ただしアドベンチャー体験はできません。アドベンチャー好きな方には、ワディ・シャーブを断然お勧めいたします! もちろん2つのワディに行っていただけるのが一番ですが…。日本人の方はバックパッカーでもない限り、ご旅行のお日にちがかなり限られる方が多いので、ワディは1つに絞っていただく必要のある方が多いかもしれません。ま、オマーンは日本人にとってはまだまだバックパッカーの国ですので…お時間のある方も結構いらっしゃるかもしれませんね そんなわけで、オマーンのワディはゆっくりと時間をかけて訪れていただきたい場所です。急ぎ足では風情が失われますのでね。そしてそれなりの装備でお出かけください。ウォーキングシューズ(ワディ・シャーブではウォーターシューズも!)は必須です。お水などもしっかり持ってお出かけください。さて明日はいよいよオマーン東部のワヒバ砂漠に出かけます! ヨルダンの砂漠には年間を通して何度も足を運びましたが、オマーンの砂漠は初めて。友達にとってもオマーンのハイライトは砂漠! 乞うご期待ください。オマーンに関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan-月の砂漠ツアー」や「月の砂漠ツアー」という名前で開設されている Facebook 等のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2019.01.23
さてオマーン秘境探検の続きです。オマーンを代表する秘境といっても過言ではない Wadi Shab(ワディ・シャーブ)。入り口からは想像できない美しい風景が私たちを魅了します。それにしても、ワディに豊かに流れる水の美しいこと! ドクターフィッシュもたくさん生息しています。↓奥へ奥へと足を進めると、おや、人が泳いでいます。遊泳禁止などの表示もありませんので、どこでも自分が気に入った場所で泳げます。しかし岩山から飛び込みでもしない限り、水面に到達するのはむずしそうですよ。そんなわけで、岩山を登ったり降りたり引き返したりしながら、荷物を置いて泳げる場所を探します。水面へのアクセスが比較的簡単なところにはすでにツーリストがたくさんいて、荷物を置きっぱなしにして泳いでいます。私たちも歩いて汗びっしょりになっていますので、早く水の中に入りたい。でもこのワディ(谷)は奥へ奥へとさらに続いている模様で、一体終着地点はどこなのかも気になります。引き返してくるツーリストに何度か聞き込みをしてゲットした情報は、終着地点には洞窟があること。岩山を登っていくと洞窟を上からは見ることができること。でもその洞窟内には歩いては到達できず、泳ぐしかないこと…です。この時点で友達はもう泳ぎたくて仕方がないので、さっさと諦めて水の中へドボン!でも私は根性だけは人一倍ありますので、ここまで来たら洞窟をどうしても見たい! という訳で、まずは一人で岩山を登り洞窟まで行ってきました。フム…確かに。かなり高い場所からではありますが、洞窟らしきものが見えます。↓ この写真では、洞窟は奥のほうにあるので写っていません。しかしむちゃ高いやん! 足がゾクゾク。滑ったらどうなる? と勝手に想像して恐怖心をあおっておりました(笑)↓友達が泳いでいるのは赤い丸で囲んだ方角(それも赤で印した場所よりかなりずっと先)。そこから洞窟までウネウネと流れる川を泳ぐ必要があります。かなり水が深く足がつかない箇所も多々あるそう。それでも、まぁ15-20分くらい泳いだら着く感じの距離です。泳ぎには問題ありませんので、泳ぐことにしました。友達のいるところに戻って、希望者を募ります。結局私を含めて3名が挑戦することに。この川ですが、確かに深いところもあります。でも洞窟に到着するには、途中で川が途切れていて、石ころだらけの岩地を徒歩で数分移動する必要もあり。裸足の足に小さな石ころが強烈に痛い! どのツーリストも叫び声をあげるほど(笑)。水着に靴下を履いているツーリストなどもいて笑えました。私たちは裸足でイテテ、イテテと叫び声をあげながら、へっぴり腰で進みます。はたから見ると滑稽な風景でしょうが、歩いている本人たちは必死ですよ。数分が数十分にも思えますが、何とか歩き終えまして…また川の中へ入ります。こうしてようやく洞窟にたどり着きました。もうその洞窟の美しいことと言ったら…。言葉では表現できません。でも泳いで移動しているために、カメラを持っておらず、写真は一切なし(涙)。洞窟の中は…本当にイタリアの青の洞窟みたいな感じで(行ったことはありませんが。笑)、洞窟内に差し込む光が洞窟内の水を幻想的なブルーに照らしあげます。人工的にライトアップしてる? というくらい透き通る美しい光です。この洞窟内では、岩山にロープが垂らしてありまして、さらに上のほうに行けるようになっています。しかし岩山からは水が絶えず囂々と流れ落ちていまして、これを登るには相当の筋力が要りますで!女性で挑戦している人はいませんでしたが、根性だけはある私…やはり挑戦してしまいました。何度か登ろうとして失敗しましたが、見ていたとある男性が「ここに足をかけるんだ」と登り方を教えてくれまして、無事に岩を伝って上に登ることができました。達成感この上なし! でも…写真が撮れなかった…。今度は絶対にカメラ持ち込みで来ます! この神々しい洞窟内を写真に収めるためにだけ、ワディ・シャーブには絶対また来ますよ。というわけで、とにかく体力を使いまくったこの日の探検はこれにて終了。スールにあるホテルにチェックインしまして、友達はベッドにダイブイン‼ アメリカからの移動ですから、時差もありますからね… ところで忘れないうちに書いておかなければならないこと…。オマーンの秘境であるワディ探索に欠かせないのは、ウォーターシューズです。以前のブログ記事でヨルダンの観光(といいますか、ワディムジブ観光)に欠かせないものとしてウォーターシューズを挙げましたが、ここオマーンでも必須! https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201309050001/ お忘れなく!明日はオマーン秘境の第2弾である「Wadi Bani Khaled(ワディ・バニ・ハーリド)」を探索予定です。毎回の事ながら、オマーン面白過ぎます。秘境第2弾のレポート、乞うご期待くださいませ。オマーンに関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan-月の砂漠ツアー」や「月の砂漠ツアー」という名前で開設されている Facebook 等のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2019.01.15
Bimmah Sink Hole の観光後に向かったのは Wadi Shab (ワディ・シャーブ)です。こちらもオマーンの大自然を味わえる稀有なスポット。この「Wadi」というのはアラビア語で「谷」という意味です。オマーンにはこのような谷(ワディ)がたくさんあります。切り立つ岩山に挟まれたワディには美しいエメラルドグリーンの澄んだ水がサラサラと流れていて、ここで泳ぐことができます。ヨルダンにも「ワディ」はたくさんあり、その典型がワディ・ムジブです(https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201007020000/ や https://picturesque-jordan.com/jordan-mujib/wadijib_1/ をご参照ください)。以前のお客様でこのワディ・ムジブでのウォータートレイルを「前代未聞のエンターテイメント」と適切に表現してくださった方がおられました。ムジブはそそり立つ岩山の間がとても狭く、シーク(細長い通路)を通って歩いていくようになっていますので、かなりそそられるエンターテイメント。オマーンのワディ・シャーブにはシークはなく、太陽の光を燦燦(さんさん)と浴びながら、広大な岩山を散策できるようになっています。まずは写真からどうぞ!白い岩山とエメラルドグリーンのコントラストが本当に美しいのです。岩山をよじ登ったり岩の隙間を縫って歩いたり…。歩くこと3、40分ほどでしょうか、道が悪いので良い運動靴は必須です。私自身はウォーキングシューズを履いていましたが、数名の友達はビーチサンダルを履いていましたので、ズルッと滑ったり岩山で四苦八苦したり…ちょっと大変でした。さてこうした絶景を見るにはワディ・シャーブの奥深くまで移動する必要があります。ワディ・シャーブの入り口からは想像できない絶景の数々が待ち受けています。まずワディ・シャーブの入り口付近では、対岸まで渡し船に乗る必要があります。往復で1リアル(300円ほど)。↓対岸に着くとボートを降りて、奥へ奥へと足を勧めます。トレッキングルートの目印などはありませんが、ツーリストがたくさんいるので大丈夫。といっても繁忙期を外すと、ルートの説明などがないのでちょっと戸惑うかもしれませんね。 船で対岸へ。ものの2分ほどで着きます。前にも書きましたが、オマーンでは観光業はまだまだ新しい産業。ですからツーリストの視点に立った観光はそれほど多くありません。知ってるんやったら来てもええけど、知らん人には別に教えへんで、みたいな…知る人ぞ知る秘境がたくさん。トレッキングルートなども説明もないので、ツーリスト同士で助け合う必要があります。今後いろいろと整備されていくと思いますが、整備されると立ち入り禁止になる場所も出てくることでしょう。今はツーリストの常識に任されているので、思い思いに楽しむことができるオマーン。ワディ・シャーブもここ最近ツーリストが増えているとはいえ、まだまだ知名度が低い観光地。ですからかなりワイルドです。このままでいて欲しいという気持ちと、整備されて欲しいという気持ちと…なかなか複雑であります。さて対岸から奥へと足を進めていきます。長くなりそうなので、ワディ・シャーブの中の様子については、次回のブログで詳しくご紹介いたします!オマーンに関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan-月の砂漠ツアー」や「月の砂漠ツアー」という名前で開設されている Facebook 等のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2019.01.15
オマーン2日目! 今日は4名のアメリカ人の友達と空港で合流して、レンタカーをします。そしてそのままオマーン東側へと移動の予定。今日こなす予定の視察現場は、シンクホール、それからワディ・シャーブであります。オマーン旅行の見所は、とにかく大自然を満喫するアクティビティが目白押しなこと。さ、今日から目いっぱいはじけますよ~。まずはオマーン観光の手始めとしてお勧めの "Bimmah Sink Hole (ビマ・シンク・ホール)" へ。そもそもシンクホールとは、突然地面が陥没して地表に大きな円形の穴があく現象のことだそうです。地盤の侵食などで地中の空洞化が進み、やがて地表を支えることができなくなって崩落するようです。ぽっかり空いた穴の部分に水が溜まり、自然のプールを作り出します。オマーン東部にあるこのビマ・シンク・ホールは、隕石が衝突したために形成されたともいわれているようですが…実際のところは、石灰岩が地中で溶けて上部を支えられなくなって、ドサッと落ちてしまったという自然現象なのだと思います。長ーい階段を降りて水面にたどり着きます。これは健脚の方でないと難しいですね…といいますか、オマーン観光は健脚であることが必須! + ウォーキング用の運動靴も欠かせません。さてこのシンクホールはいわば溜め池なのですが、水が澄んでいてとてもきれい。さらにここにはドクターフィッシュが住み着いていて、足の角質をツンツンつついて食べてくれます。私たちが到着した午前中は水がまだ冷たくて泳ぐ気にはなれなかったのですが、水にしばらく足を付けている間にこのドクターフィッシュが角質をきれいにお掃除してくれました! それにしても年始の時期はオマーン観光もハイシーズンで、どこに行っても観光客だらけ。まぁ…年末年始の時期はどこでもそうなりますわな。ビマ・シンク・ホールもすでにたくさんの観光客に占領されておりました。観光のハイシーズンを少し外すと、きっとこうした大自然を自分たちだけで満喫できるのでしょうが…。しかし、行く先々でイタリア人の団体客に出会ったのにはびっくり! どこもかしこもイタリア人だらけ。イタリア語があちこちで飛び交う中、私たちは次の目的地へと足を勧めます。次はワディ・シャーブへ‼オマーンに関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan-月の砂漠ツアー」や「月の砂漠ツアー」という名前で開設されている Facebook 等のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2019.01.14
実は現在マスカット空港におります。はい、視察ツアーは無事に終了いたしました! ツアー中、何もアップしてないやん! と突っ込まれそうですが、本当に毎日忙しかったのであります。帰宅後、頑張ってアップしたいと思います。今回はフライトが未明の3時であるために、マスカット空港のエアポートホテルに予約を入れておりまして、シメシメ、ゆっくり休もうと思っていたのですが…なんとこのホテルはトランジット専用のホテルで、搭乗券(Boarding Pass)がないと入れないことが判明! しかも空港に到着してから。「書いてあったでしょ??」と空港のインフォメーションで聞かれましたが、うーーーん、急いでブッキングしたからそんなん知りませんがな…。なんという失態‼でもインターネットのサイトから当日キャンセルを申し入れ、理由を説明したら、無事に全額返還されました。というわけで、空港でうだうだと過ごしております。マスカットの空港は混んでいないし、快適に過ごせるようになっていますので、あまり苦にはなりません。さてマスカット到着初日はホテルで荷物を預けて、朝10時からのドルフィン・ウォッチ・ツアーに出かけました。冬でも気温は25-27度ほどで快晴なり‼ とはいえこの日は普段よりは少し肌寒く、海の上で風をビュンビュン切って走る船に乗っていると寒かった。青い海がきれいです。ドルフィン・ウォッチ・ツアーのボートが一度にたくさん出発し、イルカの群れを見つけるとボート数台で囲みます。まぁしかし、ぶっ飛ばすことぶっ飛ばすこと! ボートから振り落とされそうになるほどぶっ飛ばすので、必至にしがみついていたら普段使わない胸の筋肉を酷使したようで、1週間経っても胸の筋肉が痛みます…。そんなこんなでしたが、見つけました! イルカの群れ! アップしてみますと…↓しかしイルカたちはものすごい勢いで次々にジャンプするので、肉眼で追うのが大変。シャッターを切るのも大変! 幾つも群れがあるようで、あちこちでイルカたちのジャンプを見ることができました。この後シュノーケリングもツアーに含まれていたのですが、この日は波が通常より高かったことでボート内が水浸しになり、私たち人間もずぶ濡れになりました。寒くてみんなブルブル震えるほど。しかもボートをぶっ飛ばしたかと思えば、今度は海の真ん中でエンジンを切ってゆらゆら揺れたりするので、私は船酔いしてマスカットの海にゲロゲロと吐く始末(ほんのちょっとですよ)。総勢10名ほどがボートに乗っていましたが、寒いし酔うしシュノーケリングはええわ~ということになり、シュノーケリングは取りやめ。2時間ほどのツアーで切り上げました。それでもマスカットの海は満喫できた…かな? うーーん、冬場は気温が25度前後とはいえ水は冷たいので、もうちょっと暑かったら良かったな~。また次回に。このドルフィン・ウォッチ・ツアーですが、シュノーケリングを含まない場合は15リアル(US$ 39)ほど。たくさん会社がありますので、いくつかの会社に問い合わせて値段や条件を検討できます。問い合わせへのレスポンスはどこも比較的早く、助かりました。オマーンの物価は高いのでこの値段は妥当かと思いますが、次回はエジプトなどでドルフィン・ウォッチ・ツアーをしてみたいです。多分オマーンの半額から3分の2ほどの値段でツアーができるはず。そんなこんなで始まったオマーン視察ツアー。かなり実り多い旅となりました。日本人は数名見かけましたが、オマーンで圧倒的に多いのはイタリア人のツアー客。それからフランス人。ヨーロッパ圏からのツーリストが多くて、アメリカやカナダからのツーリストはほとんどいない模様。中国人もあまり見かけませんでした。イタリア人のツーリストで目立ったのは小さな子供連れの家族。本当にたくさんの子供たちが来ていました! ではでは、できるだけ早いうちにオマーン情報を順次アップしていきたいと思います。遅ればせながら、2019年も宜しくお願い致します。オマーンに関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村ヨルダン・エジプト・イスラエルツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan-月の砂漠ツアー」や「月の砂漠ツアー」という名前で開設されている Facebook 等のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2019.01.07
↓一日一回ポチリと応援よろしくお願いします。↓にほんブログ村本日は知る人ぞ知る、オマーンの最高級の香水アムアージュ(Amouage) のご紹介。これは世界で一番高級な香水の1つといわれています。オマーン土産の代表といっても良いでしょう。でも…値段はかなり張ります。私の生活には変化が次々に起きるために、オマーン情報もアップしきれていないのですが、オマーンで買ってきたこのアムアージュの香水は時々つけています。ですからオマーンのことをブログにアップしなければ…という思いはいつも頭の片隅にあります。エジプト情報もアップしきれていませんし…うむ。そうこうしているうちに自分は現在トルコに住んでいるし。というわけで、こんな風にランダムにしか情報を流すことができませんが、お許しいただければと思います。さてこの Amouage はオマーン王室お抱えの香水のブランドで、カブース国王の命令によって 1983 年に設立されました。香水は伝統的な工法で作られており、値段が世界一高いならクオリティも世界一。最高級の乳香の産地でもあるオマーン。 乳香については、以前のブログでアップしたことがあります。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201606150000/さて、この香水はオマーン特産のフランキンセンス(乳香)をベースに、すべて天然素材が使われており、また調合から瓶詰めまでほとんどの工程は丁寧な手作業で行われているそうです。ひと言にアムアージュの香水といっても、香りは様々。びっくりするほどたくさんの香りの種類があります。詳しくはアムアージュの公式ホームページをどうぞ。http://www.amouage.com/fragrance/for-woman.html私自身は香水にそれほど強い関心があるわけではありませんが、海外、特にアラブ圏に住んでいるとどうしても付けざるを得なくなることがあります。香水と名の付くものはあちこちに溢れていますが、私としては「本物」の香りが知りたくて、オマーンではアムアージュの香水を買うことに決めていました。香水の香りには好き嫌いがかなりあると思いますし、香水が強すぎるとマナー違反。逆に「何この人?」と思われる。でも天然成分で作られているクオリティの高い香水なら、付けていても自分も他の人も不快にさせる香りではないであろう…と、そんなことも考えつつ…。アムアージュの香水はボトルの色も香りもさまざまで、とにかく買うときに悩む悩む。悩みに悩んだ挙句、店員さんに「どの香りが一番人気ですか?」 などという主体性のない質問までして、最終的に買ったのは Honour という香り。白いボトルです。確かに最高級品だけあって飽きがこない。ですからこのアムアージュを買って以来、他の香水はすべて処分しました。もともと香水フリークではありませんので、何本も持っている必要がないかな~と思って。香水はかなり高いのですが、もっと手軽にアムアージュの香りを楽しみたい場合は、お部屋用のフレグランスやクリームやシャワージェルといったお風呂グッズなども扱われているようです。トルコではまだ見かけたことがありませんが、アムアージュはヨーロッパにはかなり進出しているようです。町のあちこちで乳香のかぐわしい香りが漂うオマーン。この間トルコでたまたま出会ったアラブの家族から乳香の香りがふんわり漂っていたので、「あーこれは湾岸エリアからのアラブだな」と思ってお国を聞きますとオマーンからだということ。やっぱり~という感じでした。同じアラブでもヨルダンなどのアラブからはこの気品ある香りはしません(笑)。このアムアージュ…ご存知の方も多いかと思いますが、皆様も機会がありましたらぜひオマーン王室の気品あふれるセレブな香りを楽しんでいただければと思います。ちなみに私が次回狙っている香りは…Gold Woman です。まさにエキゾチックなアラブの香り。誰かくれんかのう??? 次回オマーンに行くことがあればぜひゲットしたい香りです。コロナ休暇の後は中東へお越しください! 一日一回応援よろしく~↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村↓自宅でちょっぴり贅沢。美味しそう~↓ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201908240000/ 資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201910120000/ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2-3名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人男性がおりますが、違法操業者となります。さらに詳しくお知りになりたい方はお問い合わせくださいませ。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2017.08.26
本日のドイツは冷え冷え。先週と同じく道路が凍結する…といわれています。来週はかなり気温が下がりマイナス10度になるとかならないとか…。いよいよやってきました! 冬本番。もうこんな日は家に引きこもって、熱いお茶でもすすりながら半冬眠生活をしたい! そんな日だからこそ、滞っていたオマーン南部のサラーラ旅行の続きを…。どの写真を見ても青空ですね。ドイツで青空が見れる日はいつの事やら…。さてさて、意気揚々とサラーラ東部の観光に向かった2日目。http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201612100000/ ターカ村にサヨナラして、次に行きつくのはサムハラムという観光地。これ、ここに来て初めて知りました。世界遺産に登録されている観光地の一つだったとは。以前のブログでも書きましたが、オマーンはサラーラには「乳香の土地」あるいは「乳香の道」として World Heritage (ユネスコ世界文化遺産) に 2000 年に登録された観光地が4つあります。サムハラムはその4つのうちの1つ。まずはサムハラムの場所を…。どこかのホームページからお借りました。地図の真ん中にある「Sumhuram」と書かれた部分がそうです。この内陸に切り込んだラグーンの部分は「Khor Rori (ホール・ローリ)」と呼ばれています。ですからこの観光地は、サムハラムともホール・ローリとも呼ばれます。この遺跡はまだまだ発掘途上なのですが、西暦前2世紀から西暦1世紀の間に特に栄えた港町 (町が実際に廃墟になったのは7世紀頃といわれています) だそうで、乳香の輸出がここから行われていたようです。遺跡では、バングラデシュからの出稼ぎ労働者がたくさん発掘作業を行っていました。この日の気温は30度。でも夏場よりはずっと作業しやすいのでしょう。埃まみれになりながら働いていました。さてこのサムハラムですが、遺跡内は車で移動する必要があります。徒歩では移動できない大きさ。入り口で入場料 2 リヤルを払った後はまた車に乗って遺跡内へ入っていきます。何が待ち受けるやら…というドキドキ感。そして、眼前に広がるのがインド洋と美しいラグーン。遺跡内には小さな博物館もあります。写真の撮影は禁止。冬でもとても暑いオマーン。博物館の冷房がとにかく心地よい。しばしここで休憩します。博物館の前には、小さな小川が人工的に作られていて水をたたえています。作業員と博物館のスタッフ以外は人っ子一人いないこの観光地…。野鳥や水鳥たちの貴重な住みかともなっています。小川の際にある木陰に座ってぼけーっと水の流れを眺めているだけでも、すごいリッチな休日。ここでピクニックもできそうです。次回はお弁当を持ってきてここで食べよう! と決意いたしました。木陰でお昼寝も良さげ。思わず居眠りたい気分に駆られながら、いかんいかん! まだまだ東部のメルバットに足を走らせなければ。ジャーナリストのマリアさんの立ててくれた日程では、サムハラムは午前中に制覇し、さらに東部のミルバットにお昼頃に着く予定。お昼はミルバットの魚市場で取れたてのお魚を調理してもらう、というプランでした。が、ここで思わぬ時間を取って、サムハラムを出たのはすでに13時あたりを過ぎていたような…。採れたてお魚のランチはこの時点であきらめることに。そもそも魚市場はお昼には閉まるそうで。サムハラムは、サラーラに来られたらぜひ訪れていただきたい観光地です。とにかく美しい。そしてスケールが大きい。とはいえ後日談ですが、乳香博物館に行ったときに、作りがサムハラムとほぼ同じことにあれ? と拍子抜け。サムハラムも乳香博物館も「乳香の地」として世界遺産にまとめて登録されている観光地で、オマーンも力を入れて整備しているところです。どちらも乳香の輸出を行っていた港だったということもあるのでしょうが、酷似した造りの観光地であることは確か。サムハラムはサラーラ2日目に行ったからこそ感動しましたが、乳香博物館を見た後だったらそれほど感動しなかったかも…? うーーん、まだまだ整備途上の観光地ですから、今後それぞれ多少の独自色を出してほしいものではあります。さてそんなわけで、次に目指すはミルバットであります。一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のアイコンをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan-月の砂漠ツアー」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2017.01.15
サラーラ2日目です。サラーラは本日も快晴なり。ああ、この青空! ドイツにいると無性に恋しくなるこのピーカン先回のブログでアップしたように、2日目は東部をまず制覇することに。これは、最終日に西部を回った時に「なるほど!」と納得。今から思うと、サラーラ9年目ジャーナリストのマリアさんは、本当に絶妙なスケジュール作りに貢献してくださったな、と…。最終日に行くほど難関(❓)が増しましたが、最終日に近づくほどオマーンでの運転の腕も上がりましたので(笑)。今回の旅は one of the best trips ever! (これまでで最高の旅の1つ) となりましたが、1つご不満だったこと…。それは一眼レフの調子が今一つだったこと…。ブツブツ。実は一眼レフを使うのは約1年ぶり。ドイツにいても写真を撮りたいというパッションを感じないんですねぇ。だからこの一眼レフの出番がなかったのです。でも1年以上眠らせていたせいか、ピントが合ってくれない。ジージーと音を出すだけでシャッターが切れない。本当に壊れてしまったのかと思いました。いや、実は本当に壊れている? でもだんだんとカメラも調子を回復してきたようで、旅も終盤に近付くほどシャッターが問題なく切れるようになりました。そんなわけで、ピンボケしている写真も多々あるかもしれません。これが一眼レフで撮った写真?? といわれそう…。私自身も非常に不満足なのであります。これは今後の課題といたしましょう。さて気を取り直して、東部の観光へお出かけです。今回の行程は…とにかく東へ東へと進むこと。Taqah(ターカ)→samharam (サムハラム)→Mirbat (ミルバット)と進んで行きます。片道74キロの道のり。まずは Taqah に差し掛かります。町の入り口で見かけたモスク ↓Taqah の浜辺 ↓それから…Taqah には小さなお城があるそうな…。これを見つけるのに一苦労。どこにも表示がありませんし、小さな町をぐるぐる回っても見つからない。とりあえず見かけたこの建物(↓)がお城かな…と思って登ってみるに、中に入れそうにもなく、野犬がたくさんいて早々に退散(笑)。後で地図で見ると、これは昔の城砦ということらしい。ここから見下ろす景色はなかなか綺麗でした。↓ 遠くに広がるのはインド洋。お城は見つかりそうもないので、あきらめようと思ったら、何とこの古い城砦の真横にチマッと立っていたのがお城でした。人が出入りしていたので、モスクかと思っていました…。なんせ看板もありませんので…。というわけで、Taqah 城へ入ります。入場料は 2 リアル(約630円)。↑ お城の中庭。外から見ると小さいのですが、中に入るとけっこう広い。そしてけっこう複雑な造りになっていて、小さな迷路のよう。オマーンのお城は、どれも同じような造りになっています。以前に行ったジャブリン城(http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201608170000/) の縮小版みたいなものでした。なのでオマーンに来られる方々は、ジャブリン城などのメジャーなお城を見られたら、小さなお城はとばされてもいいかも このお城で、カメラがジージーと音を立てるだけで全然動かなくなって…(涙)、強烈な日差しの中、悪戦苦闘していました。さて、次に向かうは Samharam (サムハラム)。いったいどこにあるのか分かりませんが、とりあえず Taqah を出て東へ東へと車を走らせることに。東部に関しては、メインの観光地に関しては表示もきちんと出ています。なので、初心者向きといえると思います。 ↓ おおっと! ラクダが道を横断してくる! ボケボケの写真ですみません。こんな光景、ヨルダンでも時々ありましたが…ヨルダンと比べるとラクダの数が圧倒的に多いですね。ヨルダンではヤギの群れが道路を横断することはありましたが…ここオマーンではラクダが道路を横断する確率がとても高い。さらに牛の群れも道路を横断します。こんな1匹のラクダなんて、序の口であることはすぐに分かりました。さてそんな感じで、ドライブ日和となったこの日…さらに東へと車を走らせていきます。一日一回応援よろしく! です。「乳香の土地」オマーンに関心のある方もそうでない方もポチッ、してくだされば嬉しいです~↓ 下の「ブログ村」のアイコンをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan-月の砂漠ツアー」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2016.12.10
押し寄せては引いていく囂々という波音を聞きながら眠りに就くサラーラでの毎日…。朝起きたら、インド洋がキラキラと朝日を浴びて波を打ち寄せています。この生活…絶対に恋しくなるッ‼ 数日なのに、もう1か月以上もいるような…そんな不思議なサラーラ。 さて、私が今回泊まることになったホテルは Booking.com などのメジャーなサイトにも一切出ておらず、たまたまどこかのインターネットサイトで見つけた少し得体の知れないホテル…。このホテルについては、別途でアップしたいと思います。このホテルで初日に出会ったヨーロッパ人の女性。それがマリアさんというベルギー人のジャーナリストでした。何とマリアさんは9年間このサラーラに、そしてこのホテルに住み続けているという…。その間に3冊のサラーラに関する本を出版し、そのうちの1冊は地元の学校で子供たちを教える教材としても使用されているという。サラーラに魅せられて9年。もうサラーラのプロですね。このマリアさんとの出会いによって、サラーラ視察の旅が非常に実り多いものになったことに本当に感謝しています。そんなマリアさんについては、彼女のホームページをご参照ください。彼女が書いた本をオンラインで買うこともできるようです。https://mariastories.com/about-me/さて、サラーラでの過ごし方については全く白紙の状態。とりあえず1日目のホテルを押さえ、レンタカーだけは全滞在期間押さえました。その他のことに関しては特段何も決めず、気の向くままにサラーラを回る…そんな適当な旅こそが思いがけない出会いと満足のいく結果を生み出してくれるんですね~。旅は人生と同じ。思ったようにはいかないものです。だからガチガチに詰め込まず、奇想天外を楽しむ! さてサラーラ2日目は、サラーラ東部を回ることに。サラーラ東部を制するものはサラーラを制する! というマリアさんのアドバイス (そんなことはヒトコトも言っていないと言われそうですが、東部を先に進められたのは事実。笑) をもとに、まずは東部へお出かけです。一度オマーンで事故に遭っている私ですから、今回はとても慎重に慎重に…。朝早くに出発し、暗くなる前にホテルに帰る、を徹底しています。毎朝6時半起き‼ 普段ではあり得ません(笑)。さて、サラーラにある幾つかの観光地は「乳香の土地」あるいは「乳香の道」として World Heritage (ユネスコ世界文化遺産) に 2000 年に登録されています。シルクロードの時代に栄えたオマーンの遺跡群がサラーラ (ドファール地域) に点在していて、それらをひっくるめて「乳香の土地」となっています。このブログでも、この「乳香の土地」に含まれる3つの観光地をご紹介していきたいと思います。4つ目の観光地は少し遠くて…今回は足を延ばすことが難しい模様 さてサラーラ滞在も残すところ2日間となりました。インド洋にお別れをいうのは寂しいのですが…あと少し楽しみたいと思います。では次回は東部の代表的な観光地をご紹介いたしまーす!一日一回応援よろしく! です。「乳香の土地」オマーンに関心のある方もそうでない方もポチッ、してくだされば嬉しいです~↓ 下の「ブログ村」のアイコンをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan-月の砂漠ツアー」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2016.12.08
マイナスの世界から、気温30度の世界へ! 現在オマーンは南部の都市サラーラに来ております。本日サラーラ空港に降り立ちました。ブーツにフリースとダウンを着込んで…(笑)。さすがに暑くて耐えられず、車の中で早速夏服にお着換えしました。↑ こちらがサラーラ空港。とても新しくて、ピカピカしていてホテルのようなこのサラーラ空港。でも利用客は本当に少ないですね…もったいない。観光のローシーズンなのかと思いきや、ホテルの責任者が説明するには、通常はこの時期でも部屋は満室なのだそう。でも今年は、ISの影響やヨーロッパの経済不況❓やら何やらで…ツーリストの数はかなり少ないようです。もったいなーい。IS の影響も何年も続いていますね…。もともと知名度がそれほど高くないオマーン。IS などとは無関係なのですが、もともとの知名度の低さも手伝って、観光業界はなかなか難しそう。でも本当のオマーンは、治安の心配も全く要らない隠れた観光の名所。私のドイツ人の友達の中には12月に1週間ほどホリデーを取る人たちもいます。でも行先といえば、デンマークやら北海(North Sea)やら…。なんでわざわざ寒いところに行くねんろ…。聞いてみましたところ、「一日中サウナにいるからいいねん」だと。そんなん私にとってはホリデーでも何でもありません! やっぱり私は中東へ。この強烈な日差しと暑さが心地よい! …と感じるのは年を取った証拠なんでしょうか。老後は、極寒のドイツなんかではなく温かい国に住みたい(笑)。さて、今回も性懲りもなくレンタカーをする私。 今回借りたのは普通車です。まだブログにはアップしていませんが、実は前回のオマーン旅行で車の事故に巻き込まれた私…。今回迷いましたが、でもやはりレンタカーしてしまう。足がないとにっちもさっちもいかないのが中東です。というわけで、いざサラーラ市内へくりだします。サラーラの良い点は、首都のマスカットなどとは違って車の量が少ないこと。マナーも少しばかり良いような気がします。まぁちんたら走っているので、後ろから「はよ行け」とクラクションを鳴らされるのはいつものことですが…。これはドイツでも同じですから(笑)。さて今回私の滞在先となるのは、インド洋に面したホテル。人生で初めて見るインド洋…。波の音を聞きながら眠りに就くこの心地よさ。し・あ・わ・せ~。というわけで、実質上の滞在は5日間ですが、サラーラの魅力を体感してまいります。先回のオマーン旅行も走りしかアップしきれていませんが…サラーラの方も順次アップしてまいります。とりあえずは到着のご報告まで。気温30度の「冬」を楽しみたいと思います。一日一回応援よろしく! です。オマーン王国に関心のある方もそうでない方もポチッ、してくだされば嬉しいです~↓ 下の「ブログ村」のアイコンをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan-月の砂漠ツアー」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2016.12.05
今回のオマーン旅行の目的は…オマーンの壮大な自然を満喫する、というコンセプト。なので、ジャブリン城などはほとんどおまけのような観光先。ところがどっこい、その見ごたえに感動しました。http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201608170000/ そんなジャブリン城に別れを告げ、次なる私たちのディスティネーション (目的地) は、ジャバル・シャムス!このジャバル・シャムスについては、インターネット上で調査する段階で色々と相反する情報が飛び交っていました。日本語ではほとんど情報がありませんので、英語で色々と情報を集めていたのですが、ジャバル・アフダルとジャバル・シャムスが同じ山だと言われていたり、この2つの山は隣同士であたかも徒歩で移動できるような感覚で書かれていたり…フム…。これはもう行ってみるしかないか、と。しかもジャバル・シャムスはオマーンで一番高い山らしい。標高が3000メートル以上あるそうです。ジャバル・シャムスの情報がインターネット上では限られていたので、こうなったら現地で聞き込みするしかない。ジャバル・アフダルに泊まった時にジャバル・シャムスについて尋ねてみたら、「うーーん。私やったら行かない。行くの、すっごい大変やで」と言われたり、あるいはバハラのホテルのオーナーには「いや、別にそんな大変なことないで。ちょっと整備されてない道があるけど、そんなん大丈夫大丈夫」と言われたり…オマーン人の中でも評価の分かれるジャバル・シャムス。さてその全容はいかに…?というわけで、未知の世界へ出発! やはり聞いていた通り、初めは整備されていた道がやがて未整備の道に切り替わります。でも要所要所に案内表示は出ていますので、少し安心。この未整備の区間がけっこう長い。崖っぷちを対向車がやって来たり…などヒヤッとする場面もありました。でも未整備とはいえ、道は道なので…とにかくグルグルと回りつつ山の上へ登っていく感じ。時々、かなり陥没したところもありましたが、まぁ走れない道ではない。四駆は必須に思えますが、ジャバル・アフダルと違って「四駆でないといけない」という規制はないそう。まぁでもここを普通車で走ろうという無謀者はまずいないやろうと思われます。あと数年もすれば、この未整備の道は整備されると思われます。今、整備の途上らしい。観光客呼び込みのために、少しずつ準備されている段階です。1時間半から2時間ほどかけて登ったでしょうか…。やっとジャバル・シャムスの頂上付近にたどり着きます。頂上付近に近づくと、また道がアスファルトで整備されていて、すごく走りやすい。やって来ました! 山の頂上。宿泊先にいったんチェックインした後は、「オマーンのグランドキャニオン」と評されるスポットへ出かけます。確かに…壮大なスケール!!! グランドキャニオンはアメリカだけに限らず!友達の写真を拝借。↓こちらは、グラントキャニオンを上から覗き込んだ様子。岩の割れ目は、アラビア語では「シーク」と呼ばれています。ヨルダンでも、ぺトラのシークだったり、ムジブのシークだったり…鋭く切れ落ちた崖と崖の割れ目(シーク)は、典型的な中東の風景。中東でしか見られません。オマーンでもこのシークの中を歩いていくトレッキングができるそうです。ほうほう! トレッキングと聞いて私の目は輝きます。こ、これは絶対に行かねば! というわけで、翌日はオマーンのグランドキャニオンの中をトレッキングすることで決まりっ! 翌日に備えて早くに休みます。それにしてもジャバル・シャムスは、やはり下界とは違って涼しい…。夜になると風がびゅんびゅんと吹き始め、気温もぐっと下がります。やっぱり山の上って、夏の避暑地ですよね~。ではでは、次回はこのグランドキャニオンのトレッキングの様子をご報告しまーす。一日一回応援よろしく! です。↓オマーンに関心のある方もそうでない方もポチッ、してくだされば嬉しいです~↓ 下の「ブログ村」のアイコンをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/2220000/
2016.08.19
さてさて、ガックリきたバハラのホテル (http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201608110000/) に別れを告げ、次に私たちが向かう行先は…ジャブリン城です。バハラ・フォートとこのジャブリン城は車ですと15分くらいしか離れていません。私たちの泊まったホテルからも車で10分ほど。前方にこじんまりしたお城が見えてきました。 やって来ました、ジャブリン城。正面入り口この日は金曜日だったので、午前中で観光地は閉まってしまいます。私たちはこのジャブリン城に行った後にバハラ・フォートに行く予定だったのですが、このジャブリン城がけっこう面白くて、見ごたえがあったので、かなり長い時間ここで過ごしてしまいました。この日も44-45度の灼熱…。受付には誰もおらず、ん? お金払わないで入りますで~と思っていたら、やる気のない背の低いおっちゃんが、どこかからちょこまかと走り出てきて、ちゃっかり入場料とられました(当たり前か…)。そして驚いたことに、このジャブリン城にはオーディアガイドがあり、何と日本語もあるのです! すごい充実! しかもその日本語の案内がとても丁寧で分かりやすく、ジャブリン城についてかなり詳しく説明してくれました。あっぱれ、オマーン! ヨルダンになんてオーディアガイドがある観光地はありませんし、まして日本語でなんて期待できそうにもありません。不思議なところで進んでいるオマーンでした。 砂漠の中に立っているジャブリン城の窓から外を眺めます。このジャブリン城は、 Bil-arab bin Sultan という支配者によって1675年に建てられたそうです。当時は夏の避暑地的な宮殿として建てられたのだとか。彼の家族も一緒にここに住んでいたので、このお城にはたくさんの部屋があります。当初は軍事目的で建てられたお城ではなかったようですが、不審者や敵の侵入に備えた造りには一応なっているようです。たとえば、この支配者の部屋に通じる階段には仕掛けがしてあって、階段の一部が空洞になっています。そのために、人が登ってくると音がします。この音で、上階に上がってくる人がいることを知ることが出来ました。 上の階から下を見下ろしますもちろん、敵が侵入して来たら、グツグツに煮えたぎったデイツ(ヤシの実)のシロップ❓ を上からぶっかけたり…などが出来るようになっていたようです。それから、ジャブリン城で面白いのは天井の装飾です。支配者はよく客人を接待したり謁見したりしますが、客人を通す部屋にもいくつか種類があり、客人の立場などに応じて通される部屋が違ったようです。天井の装飾は目の形をしており、なぜ目の装飾なのか2つの理由があったらしい。1つは忘れましたが、もう1つの理由は、「神の目」がこの部屋や人を見張っているというような意味合いもあった…というようなことがオーディオガイドで言われていました。ちょっと記憶があやふやです。また各部屋は、灼熱の砂漠でも涼しさを保てるような工夫がなされており、風が入ってきて気持ち良かったです。こじんまりとしたお城ですが、お部屋の数が多く、迷路のようでした。かなり見ごたえのあるジャブリン城。トリップアドバイザーなどでもこの地域の観光地としては一番人気があるようです。オマーンに来られたらぜひ見ていただきたいお城です。ただし私たちは世界遺産のバハラ城を見る時間がありませんでした…。何度もその前を通ったのに、結局外観だけで終わってしまった…。金曜日の観光は時間の制限がありますので、あまりお勧めできませんね。さ、閉まってしまったバハラ・フォートを恨めし気に横目で見ながら、私たちが次に向かうのは…オマーンのグランドキャニオンと呼ばれるジャバル・シャムスであります! 一日一回応援よろしく! です。↓ジャブリン城を見たい!と思われた方もそうでない方もポチッ、してくだされば嬉しいです~↓ 下の「ブログ村」のアイコンをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/2220000/
2016.08.17
またまた寒い日々に舞い戻ってしまったドイツ南部です。本日の気温は最高気温が17度。最低気温は10度なり。ブルブル…。この寒さは明日も続きそうです。ささ、そんな寒さを吹き飛ばすかのように、灼熱の国オマーンについてアップさせていただきます。ポンコツのナビをレンタカー会社からあてがわれて散々な目に遭った私たち…。http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201608060000/ 普通なら30分くらいで着く距離を5時間も砂漠を迷走させられ、死ぬ思いをしてたどり着いたバハラのホテル。 このバハラのホテルがまたガックリさせられるホテル。そもそもバハラにはホテルのオプションがありません。ですから今あるホテルたちは法外な値段を取っています。法外といっても違法なのではなく、単にホテルのオプションが少ないことと、オマーンでは観光は産業として非常に新たな分野なので、ホテルの基準もあいまいで、経営者が好きなように値段を設定している、という状態。今回泊まったホテルも、設備・サービス的には2星。でも4星並みの値段を取っています。1泊US$ 90ほどしたかと思いますが、ヨルダンでは2星でももうちょっとましな設備をしている…と思う。となると、このホテルは1星並みか。しかし高すぎる! そんな訳で仕方なく支払いましたが、リピートは絶対にありませんね。しかしこのホテルのオーナーはとても親切で、英語も堪能で、とてもスマートでした。彼が私たちに手書きの地図を渡してくれ、今後の目的地に着くことが出来るように懇切丁寧に教えてくれました。しかもこの地図が何と正確だったこと!地図が読める・書けるということ自体、驚きだったのに、その正確さにはさらに驚かされました。オマーンに来て、ヨルダンで培われた「アラブとは」という固定概念が根底から覆される事実に多々遭遇…。地図が読める・書けるという時点で、オマーン人は他のアラブと異なるようです。だって、私の知っているアラブは地図は読めない。実際に、日本在住歴15年以上のエジプト人、アルモーメン・アブドーラさんが「地図が読めないアラブ人、道を聞けない日本人」という本を出版してはりますやん! ですから、アラブは地図が読めないというのは単に私の固定概念ではなく、事実なんです。http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201102200000/ でもオマーン人は違う。何だか・・・オマーンって本当に面白い国。 さ、そんなバハラにせっかく泊まったので、まぁ一応街並みでもご紹介しておきましょう。 ホテルから見たバハラの様子。そうそう、このぼったくりホテル(値段はぼったくりとしか言えません)、なぜかエレベータだけはすっごい豪華でした。床の装飾の綺麗なこと。そして、エレベータの行き先階ボタンもかなりのハイテク。液晶のディスプレイ画面のようになっていました。 エレベータが凝っている割に、お部屋は超古ぼけていて、家具はすべて骨董品のようだったが…これはオーナーの趣味なのか、単にケチっているだけなのか… よぅ分からない、一貫性のないホテルであったことは確かです。いずれにしても、その値段のゆえにリピはなし! そんなこんなで、このホテルには別れを告げ、バハラ観光へと出かけていきます。5月のオマーンは暑い! そしてこの砂漠の都市バハラは超暑い! 容赦なく照り付ける太陽と44度ほどの気温に頭がくらくらしつつ、めげずに観光に出かけます。あ~、その暑さが懐かしいドイツ南部の今日この頃であります。一日一回応援よろしく! です。↓暑い夏に耐えておられる方もそうでない方もポチッ、してくだされば嬉しいです~↓ 下の「ブログ村」のアイコンをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/2220000/
2016.08.11
更新が滞っていたオマーン旅行についてのブログ。久しぶりに更新できます! さてオマーンで記念すべき初トレッキングを終えた私たち(http://http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201607010000/)。次なる目的地は、砂漠にあるバハラという都市。どんな街だかさっぱり分かりませんが、世界遺産に登録されているバハラ城塞(バハラ・フォート)などを翌日に観光する予定でしたので、とにかく宿を取りました。トレッキングを終えてジャバル・アフダルを出たのはもう午後遅くになってから。出来るだけ早くバハラに着きたい! ナビにバハラのホテル情報を入れて、意気揚々と出発! ジャバル(山)をグングンと時間をかけて下っていきますと、出口付近の警察のチェックポイントに差し掛かります。四駆以外は入れないジャバル・アフダル。この警察のチェックポイントで車の種類がチェックされます。でも帰りは簡単。誰も私たちを止めませんので、そのまま素通りして、ジャバル・アフダルにはこれで本当にサヨナラ。また次回ね!さて、ジャバル・アフダルからニズワに出て、バハラに向かいます。でも走れども走れどもつく気配がない。ナビによると数時間で着くはず。でも走っても走っても到着までの時間が変わらない。そのうちあたりは真っ暗になり、道路には街頭もなく、ただただ真っ暗の道をひた走る。ほんまにオマーンって広いなぁ! などと言いながら、ただただ車を走らせる。周りは真っ暗で何が何だか分かりませんが、砂漠を突っ切る道で、目印もなければ人っ子一人いない。外は夜になっても40度以上で、窓を開けようものなら熱風が吹き込んできます。3時間ほど走ったところで、絶対にこれはおかしい! ナビがどうも間違っているに違いない! と思い始めました。だって、どんなにオマーンが広い国とはいえ、ニズワとバハラがこんなに離れているわけない。でも人に聞こうにも誰もいないし、辺りは真っ暗だし、私たちの頼りといえば、この変テコなナビだけ…。そうこうしているうちにガソリンも減ってきて、こんな砂漠のど真ん中でエンコしたら熱さで死ぬわ…と不安になり始めました。次にガソリンスタンドを見つけたら、絶対に停まってガソリン補給とバハラへの行き方を確かめよう! という事になりました。そしてやっと見つけたガソリンスタンド。これでガソリンは補給できるけど…従業員はインド人。労働者としてオマーンで働いているインド人は車も運転しないだろうし、バハラへの行先なんて知らないやろうな…と思いつつ、一応尋ねてはみましたが、やはり何ともよぅ分からん返事。あーーー、これではもうバハラへたどり着く術がない…と頭を抱えたときに、オマーン人らしき若者たちが乗った車がガソリンスタンドに入ってきました。希望の光!!! それでこのオマーン人の若者たちに「バハラにどうやって行ったらいい?」と聞くと、ここから1時間半くらい離れてるよ、という返事。な、なぬ? そうか、やっぱり~。おかしいのはこのナビ! 一体ここはどこなの!!!??? こんなに何時間も走らせた挙句に今どこにいるのかすら分からない! このナビ、実はレンタカー会社で借りた時からうさん臭かった。だって、ジャバル・アフダルの5星の Alila Hotel と入力してもそんなホテルはない、と出る。レンタカー会社の説明によると、このホテルは新しいから、まだナビには入っていない、という事。でもこのホテルは営業開始からもう2年も経っている。しかもとても有名。そんなホテルが入っていないなんて…? とふとかすかな不安が頭をよぎったことは確かでした。でも、それ以上深く考えることなく(そして考えたとしてもオプションは他になかったので)、このナビを借りて出発していたのでした。実際、Alila Hotel には地元のオマーン人の案内でたどり着きましたし、このナビは最初から役に立っていなかった。役に立っていないどころか、今回は砂漠のど真ん中の訳が分からない場所に連れてこられて…‼ この時点で、くっそー、このナビ! レンタカー会社! と怒りが沸き上がってきたのは言うまでもありません。でも、ここではとにかくバハラのホテルにたどり着かないと、灼熱の砂漠で立ち往生してしまったらどうしようもありません。どうしよう…と固まっていると、このオマーン人の若者たちが「俺たち、そっち方向へ向かう途中だから、後に付いて来ていいよ!」と言ってくれました。ああ神様! この素晴らしいオファーに飛びつくしかありません。半泣きで「ありがとう!」と伝えて、早速2台連なって出発。でも…またかすかな不安が頭をよぎっていました。オマーン人はスピード狂。信号もない真っ暗な道をかっ飛ばす車をたくさん見てきました。オマーンでは交通事故の割合が非常に高い、ということはインターネットで事前に仕入れていた情報。この若者たち…かっ飛ばすんじゃないだろうか。付いて行けるか❓ そんな不安はあっという間に本物になり…。灼熱の砂漠を猛スピードでかっ飛ばす若者たち。ギャーーーー! 付いて行けない! 私の目は夜行性じゃない! アラブの目が夜行性であることはヨルダンでも感じていました。さらに悪いことに、レーシック手術をした私の目は夜の運転にすっかり向かなくなっていて、街灯があっても見えにくいことこの上なし! それなのに、オマーンの真っ暗な道を130キロとかでぶっ飛ばせと言われても…もう人生で初めての恐ろしい体験でした。とにかく回りは一切見えない! 先に走る車の小さくなっていくバックライトだけが頼り…。しかも長時間のドライブでヒートアップした車は、キンコンキンコンと警告音を発し始める…。彼らは私が付いてこなかったら、200キロほどでもかっ飛ばしていたことでしょう。でも私がちんたらしているものですから、130キロくらいには手加減してくれた様子。それでも私には自殺行為…。あー思い出すだけでも怖い。覚えていることは、必死で祈っていたこと。どうか無事に着けますように…とそれだけを呪文のように心で叫んでいました。余りにも私が遅いので(あくまで彼らの基準からしたら、ですよ)、途中で若者たちが車を止めて、「運転代わるから」とまたまた素敵な❓オファーをしてくれたのですが、このレンタカーは私の名前で借りているので、私以外の誰も運転できません。万が一事故にあった場合、運転手が私でないと大変なことになります。「問題ない!」と請け合う彼ら。でもここは絶対に譲れない。しかも車はヒートアップして警告音を出しているので、これ以上スピードを出せば完全に壊れてしまうかもしれない。そんなこんなで、砂漠の道で立ち往生している外国人に関わることになったこの若者たち…ごめんなさいね。でも私たちにとっては君たちだけが頼りなんだよ、見捨てないで~と、心でまた叫んでいたことは言うまでもありません(笑)。幸い、この若者たちは本当にいい子たちで、まぁ外見はちゃらちゃらしていましたが、しっかりと私たちをバハラのホテルにまで送り届けてくれました。その後、見返りを要求することもなく、「バーーイ」と爽やかに去っていった若者たち3人組…。ありがとう!!!で、ホテルにクタクタになって22時ごろにたどり着いた私たち。ジャバル・アフダルを出てから、5時間以上経過。そして…ホテルのオーナーによると、ニズワからバハラまでは25分で着くんだと(怒)‼!!!!! ふざけるな~、このナビ! レンタカー会社! クレーム入れてやるぅぅぅ! と怒り心頭。心身ともにクタクタだったので、その日はとにかくベッドにダイブイン。あーーー、オマーン旅行でのレンタカーはいろんな意味で大変やなぁ…。明日からが思いやられる…とつぶやきながら、深い眠りに落ちていく私だったのでした。この後、さらに大変な試練が待ち受けているとも知らずに…。オマーン珍道中、まだまだ続きますよ~。一日一回応援よろしく! です。↓海外ではレンタカー派の方もそうでない方もポチッ、してくだされば嬉しいです~↓ 下の「ブログ村」のアイコンをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/2220000/
2016.08.06
さて目印のないオマーンのトレッキングコースを歩くこと数十分…。折り返し地点からは、いよいよこのトレッキングの醍醐味、ワディ(乾いた谷底)を歩き始めます。オマーンのトレッキングコースには目印がない、と書きましたが…これは正確な表現ではありません。要所要所にサインがあります。でも、ここぞ! というところにはない…。ま、これはヨルダンも同じか。今後はもうちょっとツーリストの立場にたったコース案内を期待します。でもそんな難点、特に大したことに見えなくなるくらい、オマーンでのトレッキングは最高!まずは、ワディで出会う生き物たちの一部をご紹介。 オマーンのワディ(谷底)は枯れきっておらず、豊かに水をたたえていて、植物や生き物たちの大切な生息地となっています。お花が咲き、青い蝶々がヒラヒラと舞い、赤いトンボが行く先々で出迎えてくれ、カエルたちの挨拶も受けました。なんだかこの世にいるとは思えない不思議な世界が目の前に広がります。 中東ではよく見るキョウチクトウこのワディから見る景色は中東そのもの。ヨーロッパではこんな景色、見られません。ゴツゴツした岩山と緑のコントラスト。そびえ立つ岩山は一見すると生物のいない荒涼とした世界。でもワディに降りると、そこには水が豊かに蓄えられており、植物が生き生きと育って生き物たちが自然の営みを繰り広げています。雄々しさと繊細さが絶妙に組み合わさったのが中東の風景。これぞ、私が愛着を抱いてやまない「絵のような風景(picturesque)」なのであります。さて、岩から岩へとピョンピョン飛び移り、水に濡れないようにしながらワディをひたすら歩きます。「ここがいよいよ終着?」と思うたびに、例の目印がどこまでも続くので、それに従って進みます。いったいどこまで? というくらい目印が続く…ワディの奥へ奥へと深く入っていきます。かなり歩いた果てに、「このコースに終着なんてないのかも」とそろそろ諦め始めた頃…おやっ?? これまでと違う形の目印が… こ、これはもしかして終着のサイン??? …と思った瞬間、眼前には息を呑む美しい風景が。なんと、私たちはワディの源流にたどり着いたらしい。岩山を伝って流れ落ちる雨水が鉄砲水のようになってこのワディに注ぎ込み、囂々(ごうごう)とした水が勢いよくこのワディを流れていたのでしょう。源流の部分は、ちょうど貯め池のようになっていて、緑が繁茂しています。このオマーンの風景は、これまでの中東生活では見たことがない…それはそれはとても美しい風景でした。私はこの素晴らしい景色に呆気に取られて、しばし茫然と立ちすくみました。コースの終着にふさわしい貫禄! これは絶対に終着まで来ないと見れない風景です。来てよかった~! と心から思いました。こんな達成感は久しぶり! いやぁ、素晴らしいコースでした。でもこの終着まで辿り着く人がいったい何人いるのでしょう? なかなかの難関コースです。この素晴らしい景色をもっとたくさんの人に見てほしい! このコースがもっと整備されて、トレッキング初心者でも目印を頼りに進んで行けるようにして欲しい! と思いました。オマーン政府、頑張ってくださいね~。そんなわけで、オマーン初のトレッキングはこれにて終了。あとは歩いてきたワディを戻っていくだけ。帰り道は迷うことなくまっすぐ進むのみ。ちなみに…あまりいらっしゃらないとは思いますが、このコースを万が一歩いてみたいと思われる方のために…、コースの始まりの目印はありませんが、この看板が目印です。この看板を見たら、この付近からコースが始まると思ってください。このトレッキングで相当歩いた私達はぐったりと疲れ果て、ホテルまで徒歩では帰ることができず…オマーン人の兄ちゃんの運転する車をヒッチハイクしてホテルまで送り届けてもらったのでした。私の友達はこのコースにというより、ヒッチハイクで乗せてもらったオマーン人の兄ちゃん二人連れがあまりに格好良かったので、オマーン人ってハンサム!!!! と興奮しておりました(笑)。確かに彼らはアラブの中でもかなり整った顔をしていた…かな。疲れていて覚えてな~い。でもとっても紳士だった。そんなわけで、終わり良ければ全てヨシ。オマーンでのトレッキングは最高! オマーンに来てよかった! と思えた瞬間でもありました。皆様もオマーンに来たら、ぜひトレッキングに挑戦してくださいね~。さあ、記念すべきオマーン初のトレッキングは終了しましたが、オマーン珍道中はまだまだ続きます。一日一回応援よろしく! です。↓トレッキング好きの方もそうでない方もポチッ、してくだされば嬉しいです~↓ 下の「ブログ村」のアイコンをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/2220000/
2016.07.01
さてオマーン旅行の続きと行きましょう~! オマーン2日目は、オマーンで初のトレッキングに挑戦する予定。Alila ホテルの受付には、トレッキング専門のオマーン人の爽やか青年がいて、コースを説明してくれる。コースを携帯のカメラで写します。↑ 緑で囲んでいるのが、私たちの泊まった Alila ホテル。トレッキングのコースのスタート地点は黄色の小さいまるで印をつけたところ。ホテルからコースのスタート地点までは1本道なようですし、オマーン青年もとても簡単なコースであるかのようにサラサラと説明する。このスタート地点から、地図の右側にある ”SIRAB(シラブ)” という村まで歩くコース。SIRAB 村には昔々の家々があって、今はだれも住んでいない廃墟になっているそう。この SIRAB 村が折り返し地点。オマーン青年の説明を受けながら、私はすっかりこのトレッキングコースは簡単なものだと思い込んでいました。ツーリスト向けのはずだから、まぁ2時間もあれば帰ってこれるはず。オマーン青年も簡単なコースだと言っているし。ヨルダンでかなりトレッキングしてきた身にとっては、”ちょろい” コースのはずでした。…というわけで、意気揚々と出発した私達。ホテルを出て、指示通り左に折れます。それから1本道を進んでコースのスタート地点にたどり着くはず。 道にはヤギさん達。ところが…歩けども歩けどもコースのスタート地点らしきものは見当たりません。そういえば…ホテルからコースのスタート地点まで何キロなのか聞くの忘れた…。もしかして地図では近そうに書いているけど、実はすっごい遠いのだろうか?? 多少不安になりながら、目を凝らしてコース地点らしきものを探します。かなり勾配のきつい坂道を下ってきたので、今更ホテルに戻るわけにもいかない…。でもコースがどこから始まるかさっぱり見当が付きません。目印もなし。人に聞こうにも、人っ子一人通りません。コースのスタート地点を探すだけで約1時間くらい経過したかも…。もうこりゃあかん! オマーン初のトレッキングはあきらめるか…と思い始めた頃、やっと車が通りかかります。猛スピードでかっ飛ばしてきましたが、思いっきり手を振って車を止めます。運転手のオマーン人のおっちゃんと…後部座席には娘さん達でしょうか、ぎゅうぎゅう詰めになった数人が私たちを興味津々に眺めます。「中国人か?」と聞かれたので「ちゃうちゃう、日本人‼」と答えて、SIRAB に行きたいんだと伝えます。オマーン人のおっちゃんは一言、「乗りな」と私たちに荷台に乗るように指示します。荷台に乗るか乗らないかのうちに車は急発進し、私たちは荷台でバランスを取るのに必死。荷台で振り落とされそうになってギャーギャー騒ぎながら数分走ったところで、おっちゃんは車を止めて、ここから歩くんだ、と舗装されていない道を指します。 「ほんまに…?」と疑心暗鬼になりながらも、降ろされたところから歩くしかありません。でもコースの始まりのサインもないし…ほんまに合ってるん?? …そんな風に不安になりながらもテクテク歩く私達。そんなところで、あ! 目印がやっと見つかりました! ホテルのオマーン青年が言っていた。コースには要所要所に赤と白と黄色の目印があるから…と。これだ~。ということはこの道で合っているということ。急に元気が出てきます。 それにしても、コースの始まりに目印がないって…どういうこと?実はオマーンでは、観光産業は非常に新しい分野。オマーンでは石油が採れますので、石油関係の産業がこれまで国を支えてきました。でもこの石油もあと55年もすれば枯渇するといわれています。そのため、オマーンは観光産業を国の主要産業とするために国を挙げて取り組み始めているところ。でもなんせこの新しい分野での経験は不足しています。だからトレッキングコースも整備されきっていない…コースの始まりに目印がない、なんて序の口。観光分野ではまだまだ発達途上のオマーンでこれから数々の苦難? に直面するなんて、この時点ではまだ知りませんでした…。さて、道が正しいと分かってからはウキウキ気分で歩きはじめます。オマーン初のトレッキング、どんなコースなんでしょうか。右手側を見下ろすと、確かにワディ(谷)があります。水はほとんどなくて枯れたワディ(谷)ですが、オマーン青年から説明された通り。地図のコースと反対方向に進んでいるようですが、道があっているようなので、気にせず。そうこうしているうちに、むむっ? 家の形をしたものが見え始めます。お? これが廃墟…? ということはこれが Sirab 村?? どうやらこれが確かに SIRAB 村のようです。昔々は人々が住んでいて賑わっていたんでしょうか。今はすっかり廃墟となっています。ということは、ここが折り返し地点。ここからもと来た道を歩いて帰ることもできますが、それではつまらない。別に面白くもなんともない単なる1本道でしたし…。せっかく来たんだから、ワディ(谷)を歩かないと! オマーンにもヨルダンにも「ワディ」と名の付くところがたくさんあります。山があれば必ず谷(ワディ)がある。こうしたワディはトレッキングにぴったり。ヨルダンでも「ワディ・ダーナ・トレイル」など、枯れた谷底 (ワディ) を歩くコースがたくさんあります。http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201308100000/ こうしたワディには昔々は水が囂々(ごうごう)と流れていたと思われますが、今では枯れているか、水があってもチョロチョロといった程度。とはいえ、枯れている谷底…といっても表面上だけで、実は地中には水がまだあります。だからワディには色々な植物が生え出ていて、おもしろい。このワディ(谷底) を歩くのが中東でのトレッキングの醍醐味なんです。そんなわけで、私たちもワディへ降りる道を探します。しかし…また目印もなければ、道もない! どうやってワディへ下れと…? 何で目印がない??? でもここであきらめるわけにはいきませんから、足元にゴロゴロ転がる石に足を取られながらも、ワディに何とか降りようと挑戦します。これはヨルダンで歩いたどのコースよりも難関かも…。目印がないことが最大の難点。コースが見つからずに諦めちゃう人も絶対にいるはず。惜しいね~オマーン。目印は必須ですよ。地元のオマーン人には何でもないコースでも、ツーリストの立場に立ったコース作りをしないとー。というわけで、滑ったり引っかかったりしながらも何とか下の谷底にやっとこさ辿り着きました。このワディが素晴らしかった! ヨルダンのワディはほぼ枯れていますが、オマーンのワディは水を豊富にたたえています。このワディでのトレイルの様子は次回にご紹介します。オマーンでのトレッキングを一言でまとめますと…絶景が見れますが、むっちゃ難関! まだ整備されていない野生のままのコースなのです。でもそれが返って良いのかも…はまりそうな予感です(笑)一日一回応援よろしく! です。↓トレッキング好きの方もそうでない方もポチッ、してくだされば嬉しいです~↓ 下の「ブログ村」のアイコンをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/2220000/
2016.06.26
まだまだ梅雨のお天気が続行中の日本…。雨は嫌いではありませんが。こんな湿度ですから、私の深刻なドライアイはかなり改善されている模様。ヨルダンでは、ドライアイに悩まされました。http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201203240000/ ドイツもかなり雨が多いので、ドイツにいる間にドライアイがかなり改善されたのかもしれません。あのカピカピ感はしばらく味わっておりません。今の目下の悩みは涙が多すぎて溢れること…先日かかった眼科医によると、なんでも涙点が詰まっているらしい "(-""-)" 目をいじりすぎて、ついに涙点が詰まった模様! ちなみに涙点プラグはとうの昔に抜けています。なかなか難しいもんですね~。ささ、そんな話は置いておいて…。今日のブログは、数回に分けてご紹介しているオマーンの5星Alila Hotelの最終回です。オマーンに来たら絶対に泊まってほしいこのホテル。ジャバル・アフダルという山の頂にあります。このホテルでのお食事について少し触れたいと思います。夕食は…豪華でしたが、疲れていたので正直言ってあまり味を覚えていない…量が半端じゃなく多かった。その日は疲れ切っていたので、ベッドにダイブイン‼ して、翌朝はスッキリと目覚めました。夢に見たジャバル・アフダルでの宿泊でしたから、朝ゆっくり寝ているのがもったいない…というわけで早々に起き出して、朝から雄大な山の景色をじっくりと楽しみました。実はこのホテルでは、朝6時からヨガのクラスが開かれています。インドネシア人の女性がインストラクター。私も体のストレッチがしたかったので、クラスに顔を出そうと思っていたのですが…朝6時には起きれんかった。朝の散策を終えると、もうお腹はぐうぐう空いていますので朝食に。お外でいただきます。 中東ではフレッシュジュースが美味しい!ここAlila Hotelでも、3種類のフレッシュジュースが出されました。オレンジジュース、ザクロジュース、パイナップルジュース。どれも絞り立てです。ザクロジュースはヨルダンでもよく自分で作って飲んでいた懐かしい味。早速いただきます。 朝食はブッフェ形式で。どれも美味しそう…卵料理はオーダーを取りに来てくれて、好きな調理法を選べます。どれも美味しかったので、お腹いっぱいいただきました。結局私達は朝11時過ぎまでダラダラと朝食を楽しみまして…この日はトレッキングに行く予定にしていて、その後バラ園などを見ながら午後早めにはホテルを出発する予定にしていたのですが…1日のスタートがすでに遅れている私達なのでした。バカンス気分を盛り上げてくれるジャバル・アフダルのAlila Hotel、とぉーってもお勧めです。さて、お次はいよいよオマーン初のトレッキングへ。そう、私の趣味はトレッキングなのであります。ヨルダンでも保護区に出かけてはトレッキングを楽しんでいました。ここオマーンは、ヨルダンを上回るトレッキング大国(と勝手に思っている私)! まだまだ人間の手が加えられていないオマーンの大自然を満喫しようではありませんか。というわけで、次回はオマーンでのトレッキングの様子をお伝えいたしま~す。一日一回応援よろしく! です。↓読んで下さったらポチッ、で応援してくださいね~↓ 下の「ブログ村」のアイコンをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。中東の事を皆様にもっと知っていただきたいので、ぜひぜひ応援お願いします。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/2220000/
2016.06.19
日本は蒸し暑いですね~。梅雨時の湿気…こうなってくると、オマーンの乾燥した山々の気候が懐かしくなってきます。それからこうした湿気に伴って出てくるのは蚊! 蚊には乳香がよく効くらしい。…というのはオマーンで仕入れた情報。今もオマーンで買ってきた乳香を焚きながら、蚊を退治しつつ乳香の異国情緒あふれる香りを楽しんでいます。さてオマーン初日に訪れたジャバル・アフダルは標高2000メートルの山。山のてっぺんは、カラッとしていて湿度が少ない。気温は25-28度くらいありましたが、下界の44度に比べると比較にならないほど涼しい! そんな乾燥した山の頂にある5星ホテル ”Alila Hotel” について何回かに分けてレポートしています。さて今日は、このホテルのファシリティの幾つかと高原の植物のご紹介といきましょうか。↓ まずこの美しいプールを見てください。山の頂でプールに入るなんて爽快すぎる! 私達は今回は予定がみっちり詰まっていたのでプールには入りませんでしたが、このプールはホテルのゲストなら誰でも利用できます。気持ちよさそ~。次回はぜひここで泳ぎたいっ。それから下の写真は、足浴? 用のプール。あるいは子供用??? ちょっとジャグジーっぽいですが、お湯ではありません。 足だけポッチャン。 上の写真はプールサイドの様子です。水の中に入らなくても、ここで寝そべっているだけで気持ちが良いですね。ちょっとゆっくり読書とか。 室内のプール。ま、こんな感じで Alila Hotel にはとてもくつろげる空間がいっぱい。ホテルの探索だけでも楽しい。こんなホテルに連泊してゆったりと過ごすバカンスもいいですね。でもそこは私、典型的な日本人。一か所にとどまってゆったりとしたバカンスなんて…私の人生でしたことない(笑)。憧れではありますが。いつかそんなホリデーを過ごせる日が来るのだろうか…。それから標高2000メートル級の山にある植物をちょっとご紹介~。乾燥地帯で育つ植物ですから、ヨルダンにある植物と似ています。 葉っぱが少し分厚い多肉植物。 これは何でしょう…お花もカサカサしてます。 それからとっても可愛い手毬のような植物。アザミ科でしょうか。白い花が宙にふわふわ浮いているようなキュートな植物です。こんなお花たちがあちこちに咲いていました。先回お伝えしたように、ジャバル・アフダルはバラの産地としても有名。ホテルの敷地内にもバラがあちこちで咲いています。もうバラの季節は終わりかけだったようですが、きっとシーズン真っ最中のときは美しいでしょうね~。さてさて次回のブログでは、Alila Hotel でのお食事をご紹介します。ところで先ほど乳香を焚いている…と書きましたが、乳香の難点はその煙。家にある空気清浄機は煙を感知して、乳香の香りを吸い取ってしまう(笑)!それから清浄機には「pm 2.5」と表示されます。いやいや、これは「pm 2.5」ちゃいますねん~。蚊取り線香代わりなんです。それに乳香の香りを吸い取らないで~と一人で騒いでいます。ではでは、皆様もこのうっとおしい梅雨を楽しく乗り切ってくださいね。一日一回応援よろしく! です。↓ポチッ、してくださいね~。↓ 下の「ブログ村」のアイコンをポチッと押してください。皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/2220000/
2016.06.12
さて、山の頂にある豪華5星ホテル Alila Hotel の続き~。このホテルまでのアクセスについては、先回のブログでアップさせていただきました。http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201606040000/ 山脈を越えてやっとたどり着いたこのホテル。アラブ流のおもてなしを受けて、案内されたお部屋は、こーーんな感じ。まずは Alila Hotel からもらった写真で全体像をどうぞ。 マウンテンビュー・ルームの全体像。多分マウンテンビュー・ルームは Alila ホテルの中では一番安いお部屋。でも私にはこれで十分ですよ~。今回はホテルの公式サイトから、直前オファーでかなりリーズナブルなお値段でお部屋を押さえることができました。でも直前ではお部屋が空いていないこともありますし、予定した日に泊まれないことも。なので、皆様には事前にきちんとお部屋を取っておかれるようにお勧めいたします。さて、お次はバスルーム。まず、バスルームはとっても充実‼ 下のようなバスタブありバスタブ派ではなくシャワー派の人には、シャワー室も別についています(下の右側の写真)。 バスルームが広々していると幸せ~な気分になります。私はバスタブでゆっくりとお風呂を楽しみました。このバスタブは、石造り。石造りのバスタブに入ったのは初めて。なんだか新鮮でした。↓ それから、ベッドとソファ。テーブルの上にはおもてなしが。ヨルダンでは普通、こうしたおもてなしはスペシャルゲストのために準備されますが、私たちのようなごくごくフツーのゲストにもきちんと準備されていました。オマーンって太っ腹‼コテージの外には、バルコニーがあってソファが置かれています。夕日や朝焼けを見ながらここでゆーっくりティーをすするのもいいですね~。Alila ホテルのお部屋の家具や装飾はとてもシンプルですが、質がとても良いものばかり。非常に重厚感があります。お部屋の家具は黒を基調にしており、白っぽい (あるいはグレーがかった?) 石とのコンビネーションが絶妙です。とても落ち着けます。前にも書きましたが、1泊ではもったいな~い。またホテル全体に、バラをモチーフにしたデコレーションが施されています。ホテルのフロントはこんな感じ。↓ ホテルのスタッフと一緒に写真を撮りました。このホテルには、オマーン人はもちろんの事、チュニジア人、インドネシア人、インド人などなど…あらゆる国籍のスタッフがいます。パレスチナ系ヨルダン人のマネージャもおりました! ここでヨルダン人に会えるとは(笑)。ホテルのスタッフが仲良く生き生きと働いている様子が何とも言えず爽やかでした。通常、外国人労働者への扱いを通してその国の様子が垣間見れます。私は行く先々で出会う外国人労働者に、オマーンってどんな国? 働いていて幸せ? などなどインタビューしました。驚いたことに、オマーンで働く外国人労働者のほぼ全員がこの国での待遇に満足しています。少なくとも私が出会った人たちは。彼らが口をそろえて言うのは、オマーン人がいかに良い人たちかということ。今回、場所を替えホテルを替えてあちこち移動しましたので、かなりの数の外国人労働者に会うことができました。ですから、これはかなりすごいことだと思います。すごいぞ、オマーン‼ 初日からオマーンにはびっくりさせられてばかりでした。この「びっくり」は最終日まで続きます。オマーンって、知れば知るほど魅力的な国~。オマーン珍道中、まだまだ続きます。一日一回応援よろしく! です。↓ポチッ、してくださいね~。↓ 下の「ブログ村」のアイコンをポチッと押してください。皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/2220000/
2016.06.08
オマーンのマスカット空港に着いてからまず向かった観光地は、ジャバル・アフダル。アラビア語で「緑の山」と呼ばれています。この山の頂には、Alila Hotel という外資系の5星ホテルがあります。初日の夜はこの豪華な5星ホテルに泊まりま~す。1泊4-5万ほどするこのホテル。バックパッカーもどきの私にはかなりの大奮発です! Alila ホテルを経営するのは Alila Hotels and Resorts という会社。本社はシンガポールにあるらしいですが、このグループが大規模にホテル展開しているのはインドネシア。オマーンにも進出したこのホテル、目の付け所がさすがに違うね! オマーン観光にはもはや欠かせないホテルとなっています。このホテルのホームページはこちら→http://www.alilahotels.com/jp/jabalakhdarまずはホテルの全体像をどうぞ! さて、このホテルにたどり着くには、難関(❓)を突破する必要があります。まず問題になるのがアクセス。標高2000メートルを超える山の上にありますし、四駆が絶対に必要。というのも、このホテルがあるジャバル・アフダルへ入るには、警察のチェックポイントを過ぎないといけません。このチェックポイントでは車が四駆かどうかが確認されます。四駆ではない車は通ることができません。げげっ! そんなに大変な道なの?? と一瞬青ざめますが…実はそんなに大した道ではありません。ホテルまでの道はすべて整備されていますので、基本的にとても走りやすい。カーブもありますが、日本の山道ほどクネクネしていませんし、道が広い! なので、日本でクネクネ道を運転されたことがある方なら、まず問題ないでしょう。でも時々かなりの急こう配がある。さらにその急こう配がけっこう続く。これは…やっぱり四駆じゃないと上には進みそうもありません。難関その 2 は、道がよく分からないという難しさ…。1本道やし大丈夫! …と思っていたら、ちゃうやん! 道が二股に別れている所も多々あり、ン?んん? ということになってしまう。さらにこの山道には人っ子一人いない。対向車や後続車も来るには来ますが、数は非常に少ない。なので、どっちへ折れたらいいのか分からなくなります。私達は幸運なことに、ローカルのオマーン人に助けられ、ホテルまで先導してもらえました。でも山脈を幾つか越えていきますし、人があまりに少ないので、もしかして騙されてる?? 変なトコロに連れて行く気?? という不安に少しかられなかったわけではありません…(笑)。オマーン人をまだよく知らなかったので(苦笑)。オマーン人をよく知った今は確信を込めて言えます! オマーン人は超親切! 騙したりしませんから、安心してください ま、そんなこんなでしたが、親切なオマーン人に助けられてホテルに無事到着~!! 見てください、このゴツゴツした雄々しい山々っ↓Alila ホテルはこうした山の頂の一つにあり、四方八方がマウンテンビューです。↑ 今回私たちが泊まったのは、マウンテンビューのコテージ。1泊ではもったいないですね、本当に。ここはできたら2泊したい。でも私たちはもちろん1泊です。予算がね…(笑)。初日に大奮発してしまうと、後から貧乏旅行一色になりますからね。ハハハ。ご予算に余裕のある方は、ぜひぜひ2泊してください。さて、ホテルに着いたらまずアラブ式のおもてなしを受けます。チェックインの前に、ナツメヤシとアラビックコーヒーをいただきます。このナツメヤシはオマーン産で、小ぶりで甘―い。それから、アラビックコーヒーは、何とまろやかな味!ヨルダンでは飲んだことがない味です。なんと、コーヒーに使用しているのは、ローズ・ウォーターなんですって。道理で! 上品で優しい味。私はヨルダンのアラビックコーヒーが苦手。酸味が強くて、水っぽくて、どうも好きになれない。ちなみにアラビックコーヒーは、中東の日常生活で飲まれている濃い濃いターキッシュ・コーヒーとは異なります。アラビックコーヒーは、お祝いの席や正式な場で提供されるコーヒー。オマーンのアラビックコーヒーは何とも言えず、美味しい! 何度もお代わりさせていただきました。おじちゃん、アリガトね。アラビックコーヒーにローズウォーター…と書きましたが、このジャバル・アフダルは実はローズ(薔薇)の産地としても有名だそうです。高地の気候(乾燥・適温)がバラの発育に適しているんでしょうね。ジャバル・アフダルのバラの特徴は、その丸みのあるプックラした形と素晴らしい香り。ホテルから数十分行くと、バラのプランテーションがあり、ジャバル・アフダルで採れたバラから作られたローズウォーターが売られているのだそう。今回は時間の関係で行けませんでしたが、次回はこのバラ園にぜひ行きたいものです。ジャバル・アフダルと Alila ホテルについて語ることはたくさんあります。1つの記事では収まり切りませんね~。というわけで次回にも続きます。最後に、ジャバル・アフダルから見た夕焼けの写真をどうぞ~。次回は Alila ホテルのお部屋やファシリティについてご紹介しますね。一日一回応援よろしく! です。↓ポチッ、してくださいね~。↓ 下の「ブログ村」のアイコンをポチッと押してください。皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/2220000/
2016.06.04
じゃじゃ~ん! 今回降り立ったのはオマーンの首都マスカットにあるマスカット空港。さて、いよいよオマーン旅行の始まりです。実はオマーンは私と深い関係がある国でして…。数年前にもオマーン行きを計画しては実現せず…というわけで、今回やっと念願かなって降り立つことができた悲願の国なのであります。とはいえ、オマーンの旅行のお手配は以前からしておりまして…お客様をお送りしてはいました。でも私のオマーン行きは今回が初めて。ワクワクドキドキ。GWのすぐ後でしたので、飛行機は行きも帰りもガラガラ。利用したのはカタールエアでしたが、日本⇔カタール間はびっくりするほどお客さんが少ない。行きも帰りも3席分を伸び伸びと占領して、体を伸ばして横になり爆睡でした。ヨルダンからは3時間強のフライトで着くオマーンも、日本からは遠いですね。やっと到着。し、しかし暑い!! 5月の気温は32-35度ほどと読んでいましたが、実際には40-44度! ぎょえ~。これ知ってたら、この時期に来なかったかも…笑。というわけで、マスカット空港を出たらまずこの気温40度の洗礼を受けます。息ができない~。とはいえ、空港内も車内もレストランも、とにかくどこに行っても冷房がガンガンに効いていますから、外が44度でも実際にはOKでした。オマーン観光に適した時期は10月から2月だということ。冬の時期のオマーンの気温は、場所にもよりますが平均は25度くらいだそうです。私たちが旅行した5月はすでに夏の時期に入っており、4月から9月辺りは超暑いのだそう。いや~、今回はその暑さ、身をもって経験しましたよ。 さてオマーンではレンタカーでの移動。今回予約していたのは、三菱のパジェロです。そう、オマーンでレンタカーをするなら4駆がお勧め。…といいますか4駆じゃないと入れない観光地もあるので、仕方なくなんですけどね。特に山間部を走る場合、4駆かどうか警察のチェックポイントがあるところも。私自身は4駆を運転するのは初めて…しかもオマーンでっ! でも4駆は必須です。ところでこの4駆を借りたことが凶と出たか吉と出たか…また後のブログでアップいたしますが、私たちはオマーンで事故に巻き込まれることに…でも結果的には、この4駆のお陰で命拾いをした…のでしょうね。とはいえ、オマーンの一般的な道路は下のように整備されています。↓ 道路は広々。↓ 中には舗装されていない道路もありますが、これはジャバル・シャムス(太陽の山)と呼ばれる観光地に行く場合。ジャバル・シャムスに行かなければ、舗装されていない道路を走ることはそうそうありません。私達の初日の宿泊場所は、山は山でもジャバル・シャムス(太陽の山)ではなく「ジャバル・アル・アフダル」(緑の山)と呼ばれる山。この山の頂上には、リッチで luxurious (豪華) な5星ホテルがあるのです。一世一代の大奮発!! で、私もこのホテルに泊まることに。オマーンには山あり川あり海あり砂漠あり…半端じゃないスケールの雄大な自然が私たちを待ち受けています。私たちの日程では、まずオマーンの山々を制覇してから砂漠→海へと移動してゆく予定でした。ということで、初日はかの有名なジャバル・アル・アフダルへ、いざ出発です。一日一回応援よろしく! です。↓ポチッ、してくださいね~。↓ 下の「ブログ村」のアイコンをポチッと押してください。皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/2220000/
2016.05.26
日本は一部で梅雨入りしたとか…。そんなさなか、私は40度を超す暑さの国におります。私が今回出かけた場所は…グランドキャニオン‼ でもアメリカではありません。グランドキャニオンはアメリカだけに限らず! 残念ながら写真ではそのスケールは全く伝わりませんが…。さて私のいる場所はどこでしょう?? ヒントは…アラビア海です。分かった方はスバラシイ‼ 当ててくださっても景品は当たりませんが、惜しみない拍手を贈らせていただきます(笑) 私のいる場所については、次回の記事でアップさせていただきますね。とりあえずは終盤に近付いた旅を楽しみたいと思います。一日一回応援よろしく! です。↓ポチッ、してくださいね~。↓ 下の「ブログ村」のアイコンをポチッと押してください。皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/2220000/
2016.05.17
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