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一昨日噂のTFT(Thought field therapy 思考場療法)なるものを受けてきました。一言で言っちゃうとすれば、経絡上のつぼを2~3分軽く叩くだけで、様々な心理的苦痛を和らげる、というものです。ある程度いろいろな方から聞いて、少しは体験していたのですが、やはりその道のプロ、志の高い方から教わるとやっぱり違いますね!様々なメソッド、ボディーワーク、気功、整体…、も結局は指導者や実践者その人の生命場の影響(志向や活動、個性を含めた全般的なエネルギーの影響度)が一番大きいように個人的には思います。そして、橋本氏が指導される、TFTの優れたところは、メンタルブロックが解除できることだろう、と私は思っています。それも数分のタッピングだけで…。ところで私の場合、素晴らしいメソッドを受けたときに必ず起こるのが、「身体が緩む」「とろけるようにリラックスできる」ということです。以前体験したトレガーアプローチ、フォーカシングなども同様な感覚を受けましたが、TFTのアドバンテージは、数分で、しかもセルフケアが出来る、ということでしょう。最近の私は、様々なメソッドがあってもそのメソッドそのものは何でもOKで、要は理にかなったメソッドで、しかも指導者が素晴らしい志を持った方であれば、結果は非常に似通ったものになるな~、ということを痛感しているしだいです。つまり、このメソッド、やり方でないとダメ、というのは一切なく、何でもOK!っていう感じですね。ただし、これは多分、指導者、インストラクターとの相性もあろうかと思いますが、それもご縁とか、そのご縁を引き寄せる自らのエネルギーも影響していることでしょう。結局は指導者なり、自らのエネルギー、そしてその場に一緒に参加されている方々(のエネルギー)が相互に影響しあっている、ということですね。とお話が思わぬ方向に行っちゃいました。ともあれ、これからの時代は、心身、心と身体のつながりということの探求がより深まり、徐々に精神的なことへの価値の方にシフトしていっているのは間違いないでしょう。TFTの橋本氏がいま実践されているこの流れも、あくまでもTFTはきっかけでその先にまだまだ深いものがあるように思えてなりません。TFT自身もそうですが、時代は多くの人が気付かないところでじわじわと変わってきていますよね。今日は少し抽象的なお話になりました。ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
2004.08.09
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日本人の文化っていうのは、地べたに座る畳の生活がベースになっていますよね!だから、ハグやチュー(笑)が生活に根付いている欧米とは少し違った身体の構造が、その生活習慣から生まれることになります。例えば日本の挨拶では、お辞儀がありますが、あれも最近のお辞儀は頭を「ちょこん」っと下げる感じが主流かもしれませんが、本来は、「腰からゆっくりと上半身を折り、ゆっくりと戻す」っていう、まさに折り目正しい、とも言いかえられるものですもんね。という意味では、欧米の文化は、胸とか頭の文化とも言えるかもしれません。ともあれ、日本人が明治維新以降、欧米へ行った時、小さくても堂々としていたのは、もちろんそれぞれの人たちの志の大きさもさることながら、この腹がしっかりできていたからでしょう。でも、戦後、そして高度成長期以降、欧米志向の生活習慣は日本人の身体構造もじりじりと変えていっています。先述お話しました、正座が出来ない、とか、ベッドでないと畳の上に布団では起き上がったり、寝転ぶのでさえしんどい、という方は、やっぱり身体構造的に問題あり、というしかありませんね。着物がどうも似合わない、若い女性っていうのも生活習慣が昔とは全く変わってしまったからでしょう。いい、悪いというのではなく、そのような変化とか違いを追っかけると見えてくることがあります。歴史っていうのは、そのような変化・変遷を繰り返して、新しい時代、ウネリがまたはじまるんですよね。ただ、姿勢の乱れはホントに気になるんですよね。20代から足ががに股になって、背中が丸まっているって人が多いっていうのは…。そんな時代の流れを見ていると、何かこの「腰・腹」の文化に郷愁を感じるのは、年とってきた、ってことかなぁ。(笑)今日もご訪問いただき、ありがとうございます。
2004.08.05
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最近、ある整体の先生とご縁をいただいたのをきっかけに、身体を構造学的に見る、っていうことに非常に興味を持っています。なぜなら、現代の、とりわけ、若い人は街で見てても姿勢がかなり悪い人が多いですから…。もちろん若い人たちだけでなく、全体の(姿勢の悪い人の)絶対数も昔よりかなり増えているのでは、と思います。もちろんそんな統計はないので、あくまでも主観的な感覚ですが。これは、パソコンなどのオフィスワークなんかも影響しているのかもしれません。もっと大きく言うとすれば、戦後の洋風化、つまり畳の生活が減ってきていることも大きいでしょう。花火大会なんかで、着物を着ている女性をみてもどうも似合わないな~、という方は、背筋が丸まって、がに股みたいなパターンが多いようですよね。日本の伝統文化である着物も、生活の欧米化によって日本人が着てもどうもっ!?ていうのは悲しいですよね。ともあれ、姿勢の乱れは、骨格系のアンバランスをうみ、骨格系に歪みが出ると、今度は内臓系を圧迫し、病気の原因になったりします。単に、見栄えが悪い、外見がかっこ悪い、だけの問題で済まないのです。そして、悪い姿勢が長く習慣化し、定着すると根深い病気になるんですね。また、心身は繋がっていますので、自然の理にかなっていない、良くない姿勢が精神的な領域とも密接に関連するのは、前述の整体の先生に言わせても「間違いのない」事実のようです。日本の伝統文化とも言える、畳文化における正座は、日本人の身体構造的には非常に理にかなった姿勢だそうです。でも、身体が硬くなり、しなやかさを失った人は、正座も上手くできないですよね。あなたもよろしければ一度点検してみてください。丹田にドシッっと気が入り、自然な脱力の元でスッと正座が出来るかどうかを。もちろん、正座は何時間も出来るものではないですが、椅子に変な格好で座るよりかなり理にかなった姿勢なんですね。時には、正座して座卓で書き物なんていうのも、結構集中できていい仕事ができるかも…。今日もご訪問いただき、ありがとうございます。
2004.08.02
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暑いですね~。先日水飲み健康法でお伝えした内容に少し補足をしておきます。と言いますのも、この時期必要以上に身体を冷やしやすいからなんですエアコンがガンガン効いた部屋で、スイカやアイスクリームを食べると何とも言えない心地よさ、とその場では思うかもしれません。でも、本来夏は身体を冷やすためにスイカとか、なすび、また暑い国では、カレーとか、コーヒーを飲食するんです。ということは、本質的には、それで身体を冷やしているので、エアコンがプラスされるともっと身体は冷えちゃうんですね。もう少し厳密に言いますと、汗をかきながら、スイカを食べて、カレー食べながら、汗かいて熱を逃がすんです。ところが、冷たいものをエアコンの良く効いた部屋で摂ると、身体は冷え、汗は出ず、代謝が止まるんです。身体の自然の力が力づくで止められる、といった感じです。そんなこと普通は意識しないので、半ば無意識のうちに…。そしてその対策は、冷たいもの食べるときは、極力エアコンをかけない、もしくは設定温度を高くして飲食する。で、エアコンの効いたところでは、暖かいものを飲んだり食べたりする、ていうのを基本にするのがベストです。そして、これをやるのとやらないのでどこで差がつくかと言いますと、秋口に出てくる夏バテ、寒い季節になったときの身体の冷え、のところで大きな違いが出てくる場合が多いのです。とりわけ夏バテ防止には最適ですので、本当に身体第一、健康第一を目指す人は、そのときだけの気持ちよさに負けないでくださーい!夏はしっかり汗を書いて、身体の恒常性のバランスを取ることが大切なんですね!ということで、今日もご来訪いただき、ありがとうございます。
2004.07.30
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表題は、7月21日(水)の日経新聞の記事のそのものです。ご覧になられた方もいらしゃるかと思いますが、その事実内容は、「米厚生省が米国民の間で肥満が深刻な健康問題となってきたことを重視して、公的医療保険(メディケア)で深刻な肥満を病気として扱い、保険の給付対象とすることを決めた。」というものです。つまり、肥満が完全に病気として定義されたわけです。記事によると、『アメリカでは、二十歳以上の65%に当たる一億二千七百万人が「太りすぎ」とされ、うち六千万人が太りすぎが進んだ「肥満」、さらに九百万人が「深刻な肥満」だと推計されている』そうです。そしてさらに、『年間三十万人が肥満関連の病気で早死にしているとみられ』ているようです。日本でも最近、ダイエットには女性のみならず男性も結構取り組んでいらっしゃるようですが、身体の各種機能を働きやすくするためには、やっぱり肥満は良くないですよね。まぁでも、「わかっちゃーいるけど…」の世界でしょう。ただ、いつもお伝えしているように、健康とか健康づくり、健康への意識付けっていうのは、あくまでも「手段」であって、「目的」ではありません。与えられた肉体条件のもとで、健康な身体があって、健康な精神、心があって、はじめて世の中へのお役立ちが出来るわけですから、おろそかにしたくないものです。病院へ入退院を繰り返し、とか寝たっきりになってしまった後では、おいそれと健康回復をするのは難しいですものね。ということで、肥満でお悩みの方は、いま行っている習慣と違うことを一つだけやって見られることをここではご提案しておきます。ご自分が続けられそうな習慣を、一つ、例えば、週3回は生活習慣として、スイミングスクールに通って、○○m泳ぐとか、毎日朝は20分間トランポリンで遊ぶとか…。完全にスケジューリングに組み込むのです。あまり、苦しさを連想するものでなく、楽しく出来そうなものを選んでみてくださいね。きっと、やれば楽しい変化が得られるでしょう。Good luck!!
2004.07.26
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暑いですね~!でもみなさん、バテずに、元気にお過ごしのことだと思います。この時期、ついつい冷たいものを摂って、口当たりがいいもんで、「ゴクッゴクッ」と気付いたら水分のとりすぎになりやすいので、ご注意くださいね。それと冷たいもの、のお話のついでに、言っておきますと、この時期エアコン「ガンガン」で身体が冷えて、内臓諸機能の力もダウンして、新陳代謝が落ちやすかったりするんです。夜お風呂に入ったら、よく分かりますよね~。「おっ、身体冷えてるなー」って。この身体の状態を感じてあげるっていうの、ほんとに大切なんですよ。ところで、巷でますます流行っている、1日2、3L、水を飲む健康法ですが、これ身体に合わない人も結構多いのでご注意ください。一概には言えないのですが、特に身体が冷えやすい方は2Lも飲まない方が無難です。喉が渇いたときだけ、常温か温かい飲み物をゆっくり飲むのがベストです。大量に水を飲む健康法が合わない人は、例えば頭痛、むくみ、めまい、吐き気、などなど、個々の身体が弱い部分に症状が出ることがあります。これは実例をお話しておくと、■めまいや吐き気の起こる人の場合、水を飲みすぎることによって、胃液が薄まって、消化力が落ちる。■吐く。■そして胃の中の内容物が出たら、今度は胃の中にたくさん溜まった水分を出そうとして、もどす。■つまりもう胃の中には出るものがないはずなのに、溜まった水分が出るんですね。■で同時に、鼻水が出まくる。■下痢で水分が出る。何やっているかと言いますと、身体が溜まりすぎた水分を出しているわけです。実は、私の母がいつも夏場にメニエル氏病でダウンするのですが、毎年定期的に起こるので、「こりゃいかん!」とよくよく突き詰めると、水分のとりすぎでした。水毒と言われているやつですね。いくら人間にとって大切な「水」でも摂り過ぎると毒になるんです。で、めまい、とか、吐き気、食欲不振、むくみ、などなどが出てくるんですが、これは身体の正常な反応であり、必要があって身体が起こしている自然な反応でもあるんですね。母もそのことが、自分の身体感覚で自覚できたようで、今はチョビチョビ注意しながら水分摂取をしております。ハイ。そういう意味では、身体の働きって神秘的ですよね!よく言われるように、病気になったときも、その表に出てくる症状だけ見ても分からないんです。ということで、世間でいい、と言われていることでも、必ずしもあなたにとっても良い、とは限りませんのでご注意くださいね。常に自分の身体を信じ、対話をしていくことが大切だと思います。今日もご訪問いただき、ありがとうございます。
2004.07.22
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このところ、活人的に(笑)忙しく、楽天日記の更新が追いついてません。忙しいことは非常にありがたい、ことなのですが、もう少し更新頻度を上げたいところですね!そんな今日この頃ですが、実は本日(16日)終電に乗り遅れちゃったので、秘密の場所で朝まで仕事をやります。で、10分だけ日記を書くことにした次第です。ところで、冒頭のテーマですが、「やってはいけないこと」を最近やろうとすると、すぐにストップがかかるんです。例えば、ある仕事上のプロジェクトなんですが、どうも直観的にあまりいい匂いがしなかったんです。で、そのプロジェクトのミーティングへ出かけるときに、普段あり得ないような不細工なこけかたで、横断歩道の真ん中で路上の凸凹に引っかかって、「どてーん」とひっくり返っちゃったんです。両手の甲を酷く擦りむいちゃって、薬局へ駆け込むほどの血も出ちゃいました。実はその時点ではあまり意識してなかったのですが、そのプロジェクトはやはり雲行きがおかしくなり、どうも頓挫しそうです。(結果としては、別のプロジェクトが段違いに良い方向へ行けることになったので、私にとってはめちゃめちゃラッキーなお話なのです。)というような感じで、最近は結論が出るのが早く、とりわけ「やってはいけないこと」の場合、激しく「しるし」が出るんです。いいのか、悪いのかよくわかりませんが、痛いのはいただけないにせよ(笑)、有り難いことなんでしょうね。みなさんはそんな経験ありますか?と今日は、少し神がかったお話になりましたが、毎日暑いですので、健康管理にはご注意くださーい!今日もご訪問いただき、ありがとうございます。
2004.07.16
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昨日の続きをもう少しだけご案内してみます。長い生活習慣の中で、固めて、硬直してしまった箇所というのは、実は感じられなくなってるんです。ちょっと分かりにくいですよね。もう少し分かりやすく言うとすれば、感覚として、肩甲骨なら肩甲骨のその硬直した箇所を感じよう、と思っても、その肩甲骨のことがよく認知できないんです。これは人間関係に例えると、友だちでもしばらくお付き合いしないで、疎遠になった場合に、会話のリズムが合わなくなる。そんな例え方も出来るかもしれません。逆に言うと、自分の硬直箇所が自覚でき、そこに気とか、呼吸が入ると、その硬直箇所は少しずつ目覚めていくはずです。つまり、体操なんかをして痛くて伸びないところなどは、呼吸が入ってないところなんです。そして呼吸できず、ある種麻痺しているその箇所は、繰り返しになりますが、いつの間にか意識できなくなるんですね。よく体操教室なんかでは、形を真似ようとするあまり、呼吸が止まって、慌ててインストラクターが、「はい、呼吸してくださーい!」ということがありますが、これは、硬直箇所、眠っているところに呼吸を入れ、目覚めさせようとする場合も同じです。とりわけ、呼吸でも、身体を緩めるときには、「吐く」ということが大切で、緊張したときに声が上ずったりするのも、「吸う」ことが中心になり緊張状態が強まり、「吐く」ということが上手く出来なくなるから、身体がますます硬直するのです。今日の内容も少し難しいかと思いますが、要するに、身体を緩ませることと、息を吐くこと、が連動していることを理解し、実践いただければと思います。そして、特に仕事、デスクワークの時の座り方は先回の日記をご確認いただき、疲れやすい方はよくよく意識して対処いただければ、より仕事効率を追求できるかと思います。ちなみに、私自身も今朝つい先ほどまで、無意識のうちに肩が前のめりになり、丹田に力がない座り方をしていて、「どうも今日は調子悪いな!夏バテかな!?」と思っていたら、実は単に座り方がまずかっただけでした。こんな事実を見るにつけ、やっぱり日常の生活習慣の見直しと美容・健康っていうのは、大きな関係があるのだな、とあらためて痛感したしだいです。今日もご訪問くださり、ありがとうございます。
2004.07.11
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身体と心は一体ってよく言われますよね!でも、一体って言われたって片っ方はどうしても直接目に見えないわけで、現代医学では特に対象に出来ない部分です。目に見える身体の現象を見て、要するに現在の結果を見て判断するしかない、ということになっています。ところで、現代人は、昔の人よりも身体を使わないですむ文明生活(なぜかちょっと古めかしく感じますね。)の恩恵を受けて、多くの人が運動不足状態になっているのは間違いありません。特にパソコンに向かって長時間仕事をする人なんかは、かなり注意しないと慢性の病気の誘因になることでしょう。とりわけ姿勢の取り方と、中途で少し身体を動かすことが大切になってきます。その姿勢のポイントは、丹田の部分にぐっと自然な力が入り、お腹は少し前に出る感じ(同時に腰も前に出ます)、そして肩は前にのめらず、自然にぐっと開くことが大切です。イメージ的には弓がしなったような感じでしょうか。文字にすると分かりにくいのですが、上記姿勢では疲れ方がかなり違ってきます。加えて、多くの人は、身体の内側の筋肉がだんだん、弱くなって、蟹股気味になって来る場合が多いのですが、椅子に座った仕事でも、股をぐっと開いた形で腰をぐっと前に出すようにして腰掛けると、腿の内側の筋肉が伸び、上半身が緩むので、ちょっと女性は家の中くらいでしかできませんが、お試しください。でも今日の日記は文字では分かりにくい、ですよね!ともあれ、私も以前悪い身体の使い方で固めてしまった、身体の柔軟性を取り戻す体操を最近試してますが、やっぱり「身体と心は繋がっているなー」っていう実感をいただいてます。身体の柔軟性が上がると、心も軽くなるんです。ホントビックリしますよ!身体のケア、ってやっぱり大切ですよね。あなたもたまには身体のフレキシビリティーのチェックなどしてみてくださいね。そして驚くほど硬い箇所があったら、その箇所をよーく感じてあげてください。よくがんばってきたんだね~。「ごくろうさん!」って…。今日もご訪問いただきありがとうございます。
2004.07.08
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いやー凄い本です。久しぶりに興奮しました。アマゾンで2冊購入してまだ届いてないにも関わらず、本屋さんでまた1冊購入してしまいました。(2冊は大切な友人に献本するのですが…。)本屋さんでチラッと立ち読みしてアマゾンから届いたらじっくり読もう、と思っていたのですが、ヤー、ホントに。その本とは、先般トップページでもご案内していた(今もそのままになってますが)、西田文郎先生の「人生の目的が見つかる魔法の杖」です。超一流のスポーツ選手を磨き上げた、スーパーブレイントレーニングの具体的な実例がたくさん出ているのです。この本が1,260円では安すぎます。(実は、私も学んでいる、西田塾の数十万の勉強会のポイント部分の一部が、かなり分かりやすく書かれてます。)私に響いてきたのはフレーズは山ほどあるのですが、とりわけ、「ツキとは、人との出会いである」「やりたいことを探すより、人生の師を探す旅に出るほうがいい」つまり普通は「20代で成功経験のない人が、40代、50代になって急に成功することはない」のですが、この法則の例外が、ツイてる人間で、それは「人との出会い」からくるのです。そして有難いことに、まさにそれを地で行っているのが、どうやら私のようです。非常に多くの素敵な仲間や、そして現在は師と呼びうる何人かの方に恵まれ、素晴らしいターニングポイントをおかげさまで迎えています。この本には、これ以外にもたくさんの実際例に基づいた智慧が入ってますので、私の日記をお読みの熱いあなたには特におすすめしておきますね。また、ここで、少しこの本の結論部分を引用、ご紹介しておきましょう!『 「生きるとは、なんとつまらないことだろう」というのがその結論だ。 美しい南海の島で、あらゆる富と贅沢に囲まれながら、たった一人で生きることを想像してみると、よくわかる。生きるということ自体は、じつにつまらない。その海辺の砂浜で美しいダイヤモンドを発見したとしても、面白くも何ともない。売ることもできないのだから、ただの石ころと変わらない。 しかしそのダイヤモンドを一緒に見つけ、「すごいね」「きれいだね」といい合える人がいれば、不思議なことにダイヤモンドが輝きを取り戻す。それをプレゼントしたときに喜んでくれる人がそこにいれば、その輝きはさらに倍になる。』人生を面白くしてくれるのは、やっぱり「他人」なんですね。自分ひとりだけの快や成功を求めて生きても空しいものです。他人との関係性、関わり、人生を変える出会い…、こそが人生の醍醐味なのかもしれないですよね。脳科学の進歩に大きく貢献されている西田先生の新著、よろしければ是非読んでみてください。今日もありがとうございます。
2004.07.03
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※※※本日は7月1日です!川嶋選手もご縁がある、西田先生の特別キャンペーン、トップページのご案内ぜひご覧くださいね!※※※はじめに、応援していましたボクシング大橋ジムの川嶋選手が世界チャンピオンになりました。大橋会長からも川嶋選手のことはいろいろお聞きしていたからなおさらうれしかったんです。と、言いますのも、川嶋選手自身は、決してボクシングの才能とかセンスに恵まれた選手ではなく、練習の時のずば抜けた集中力をベースにして、世界チャンピオンという偉業を達成したのです。川嶋選手は、ボクシングのプロテストを2度も止められるという、屈辱の体験もしておられます。また、プロデビューも22歳という遅さ。そして、会長からは「ずぶの素人でセンスがない」と入門時の印象をもたれていたようです。ありがたいことに、川嶋選手には5/27日に直接お会いする機会をいただき、誠実な飾らない性格が非常に好印象でした。さらには、大橋会長の明るい自然体。今回は直接応援はできなかったのですが、テレビ上で拝見しても、師弟ともにまったく飾らない自然体。加えて確固たる信頼関係。いや、勝ち組グループの真髄を見せていただきました。 でも、繰り返しになりますが、スポーツや武道の世界は厳しいですね!一位と二位の差の大きさ。この悲喜こもごもを見ると、自分の甘さをいつも痛感します。ところで、冒頭の『「大変」を好む』というテーマですが、今日の日経新聞にけいざい心理学として出ていたものです。簡単に言うと、「子どもを甘やかす塾より、厳しく指導してくれる塾」「まずい方が健康に良さそう(良薬は口に苦し)」「わざわざ遠くて行きにくい旅行地に行ってありがたみを増す」などなど、当たり前に飽きた消費者が、まるで「振り子の原則」を楽しむかのように、「まずいから買う」「苦しいから楽しい」「大変だからやってみたい」という逆説消費がクローズアップされてきているようです。ここ数年間ほどは、ワクワクとか楽しいことだけやろう!、と、ともすれば表面的に捉えてしまいがちなことが注目されてきましたが、また振り子の原則のような違った観点も出てきて世の中面白いですよね。ともあれ、川嶋選手の応援をいただいた方々、ありがとうございました。今日もあなたにとって素晴らしい1日になりますように。ありがとうございます。
2004.06.30
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今日(日曜日)の朝8時半ごろの電車の中の出来事です。私がその電車に乗った駅は、始発駅から2つめなので、非常によく空いてます。さっと電車に乗ったところ、ゴロンっとシートに横になった大学生くらいの女性がいます。こりゃ、昨晩徹夜で遊びまくったんだな~。僕もそんな時期もあったなー、と思いつつ、パソコンを開いて一仕事していたら、当然ドンドン電車は混んできますよね。でもまだ起きようとしないんです。その女の子。これはまずいなー、と思っていたら、次の駅でどっと人が乗ってきました。そして、どこかの学校かどこかで校長先生でもしていそうな教育者風の男性(年齢は50歳半ばくらいでしょうか)が、横になってシートを3人分占拠していた彼女に「座らしてもらえませんか?」と最初は優しい声で言ってました。でも、熟睡したまま一向に耳を貸さない彼女に対して、その教育者風の男性は実力行使に出ました。なんと彼女を叩いて起こそうとしたのです。すると彼女は当然、「すみませーん!」などどいうはずもなく、とりあえず起き上がったものの、「うっせーなー。ホットケヨー」とホントにうっとうしそうな声で言ったのです。教育者風の男性は空いた席に、まず近くのお年寄りに声をかけ、おかけください、とご案内します。そして、関東弁で「ばかやろう。いいかげんにしなさいよー」とちょっと関西人にとっては迫力のない、でも太いしっかりとした教導のパワーで彼女にどなります。と、彼女は軽く叩かれた腹いせからか、突如彼に蹴りを入れます。私は空手の有段者なので、わかるのですが、なかなかいい蹴りです。迫力もあります。それを靴を履いた足から受けた彼は、ひるむどころか、「せいぜいそのくらいだろ!おまえにできるのは!?」と悠然として言い放ちました。彼女は、それ以上何もできなくなって、次の駅でそそくさと降りていきました。私ももみ合いになったら、割って入ろう、とは思っていたのですが、この男性の一貫性ある態度には感服しました。いまの時代、コレくらいのビシッとした対応が臨機応変にできる人って、どのくらいいるのだろうか?などど考えつつ…。ともかく、このように子どもや青少年が荒れている原因はたくさんあると思いますが、やはり大きな責任は大人にあり!では?というのが私の最近の考えです。いま殺人も低年齢化したり、上記のような青年が普通に見えるおかしな時代になってますので、やはり私たち大人がしっかりとした生き方を探求するのが最も大切なことではないでしょか?トップページにご紹介してます、NO1理論の西田文郎先生は、数十年前の大人と比べて今の大人は大人になりきれてない!だから、今の青少年がおかしくなるんだ、と明言されています。これもこれから訪れる、新しい時代の前にクリアしていかないといけない大きな課題なのかもしれませんね。今日もご訪問いただき、ありがとうございます。
2004.06.27
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「最低でも金、最高でも金」に引き続き、コミットメントが短い言葉で実に上手いですよね。ちょっと古い情報で恐縮ですが、6月20日(日)の日経新聞に谷亮子選手の記事が載っていて、そこから非常に素晴らしいインスピレーションをいただいたので、ご紹介しておきます。『 窮地ほど谷はたくましく振る舞う。今も故障は絶えず、減量も厳しいが、弱さや苦しさを見せず、「自分は四年前よりはるかに強くなっている」と自信に満ちた態度を貫く。 いつ、何時もスキを見せてはいけない---。そんな勝負師の心が体の隅々に宿っている。』私自身がスポーツや武道を経験したせいか、とりわけ上記のようなコメントを聴くと、「熱く」なってきます。特に谷選手の一挙手一投足はそれだけで、なにかぐっと来るものを感じるんです。言動の一つ一つが「ぐっとくる」っていうのは私の目標でもあります。ただし、彼女の言葉の裏側には常人では考えられない、修練、厳しい修行があることは心しておかなければいけないと思ってます。つまり、単なる強がりではないんですよね。ともかく、勝負師といわれる人たちからいただくインスピレーションは、私にとっては非常に大きいんです。ぜひとも、彼女には「勝ち続けていただきたい!」と思います。そして、この28日には以前お話していたボクシングの川嶋選手の世界タイトル戦があります。こちらも応援している素晴らしい人なんです。よろしければ、あなたも一緒に応援していただいて、熱い濃縮された人生を感じませんか。彼が世界戦を迎えるためにこの間行ってきた、厳しい修練も合わせて感じながら…。今日もご訪問いただき、ありがとうございます。
2004.06.23
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『 「気象」の「気」とは、この世界のありとあらゆるものごとを構成する元素であり、また「象」とは、人のめに見えない「気」が具体的に形をとって現れるさまをいう。いま「気象」は、もっぱら「天気」のこと、英語のウェザーの意味に用いられるから、直訳すれば、「天」の「気」の「象」ということになろうか。』(日経新聞 6/20 漢字コトバ散策より)よくよく見ると、こんなところにも「気」という言葉が使われているんですよね。上記コラムでも言ってますが、やっぱり、気象というのも実に厄介なんですね。一昔前ほどではないにせよ、今も天気予報は意外と当たってないことが多いんです。私も今日(21日)東京におりますが、昨日20日の早朝は雨が予報されてたので、それなりの準備をしていました。でも、結局有難いことに非常にいい天気でしたよね。関西の早朝は…。ところで、人体における「気象」は、気の流れとか経絡ということで、中国の黄帝内経にも「平人気象論」ということで論じられているそうです。当然気のあり方が異常であれば、それが病気を引き起こすもとになるんですよね。ということで、結局「気」というのはなかなか厄介なものであり、目に見えない部分を考える、という意味では、「気象」も例えば「気功」なんかと同類なのかもしれません。言葉をいろいろ見ていくとたくさんの発見がありますよ。あなたもたまには漢字をじっくりご覧になるのはいかがでしょうか。そんな観点でみても、日本、和の国はなかなか奥が深いですよ。気候、気鋭、気炎、気骨、心象……。今日もご訪問いただき、ありがとうございます。
2004.06.21
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ポイっぽい仙人さんの不思議なじゅ文本いいですね~。最近多い自己実現本で、行間がめちゃめちゃ大きく文字は異常に少ないので、どうかなー、と思ってましたが、いやかなり驚きました。なにが驚いたかと言いますと、その切り口が非常に私の考え方とよく似ており、とりわけエネルギーバランス、エネルギー均衡の考え方が、まさに得心する深い内容だったからです。それは、「オリャー、やったるで~」と思い立った願い、夢は一旦宇宙のバランスを崩す、そして宇宙はバランスを取ろうとする。その(宇宙が)バランスをとる過程で、自己実現が達成される。簡単に言うとそういうことです。だから、その「オリャー」のエネルギーが大切なんですね。「叶うはずがないよ!」というエネルギーで願いを発したら、「宇宙にとってはどうでもいい事(今日の晩御飯、笑)」を一所懸命願っても、宇宙はバランスを崩さない。宇宙のバランスが崩れるほどのパワフルな願い、それは例えば「真善美」という要素をたっぷり内包するものであれば、バランスは今現在と比べると変わりますよね!いささか哲学的ですが、どうやらそこがカギです。「想いは実現する」とか「思い切った行動」とか言うキーワードには、そのようなエネルギーバランスの考え方を入れると非常に分かりやすいように思います。みなさん、いかがですか?ともあれ、久しぶりに濃い自己実現本に出会いました。私自身も何度かコー・ムーエンさんにはお会いしたことがありますが、素晴らしい気付きをたくさんいただいたことに深く感謝いたします。今日もご訪問いただき、ありがとうございます。
2004.06.18
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もともと犬、ネコは苦手なんですが、先日あるお宅へお邪魔したときに、足に爪をたてられ、またペット嫌いが増幅しちゃいました。飼い主の方によると、その程度の引っ掻きは日常茶飯事のことなのだそうだが、私は引っ掻かれてまでネコを飼いたいとは思わないんですね。笑そしてその後またそのお宅にお邪魔する機会があり、そのときには、なんと「この前はごめんね!」「ちょっと便秘気味だったので苛立ってたの。」と言っているかのように(笑)歓迎してくれたのでした。そんな経験をしてから、ペットを飼いたい人と飼いたくない人、動物を愛する人と愛さない人、など、どこか(個性、傾向性、考え方、生活習慣等々)が違うのかな、というのに少々興味が出てきました。動物が好きとか、ペットを飼う人は、優しい人が多いとか、癒されたい(動物セラピーっていうのもありますものね。)、とか、色々なことが言われていると思うのですが、ちょっとこの分野もついでに研究しておこう、と考えてます。この日記をお読みの方で、動物愛好家の方、嫌いな方、いろいろ体験談、見識等、良かったら教えてくださいね。出来事に対してついつい意味づけ(結構いいことばかり考えるのですが…)をし、何でも氣になるインスパイア大澤でした。笑今日は軽いタッチでしたが、ご訪問くださり、ありがとうございます。
2004.06.16
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昨日、価値中立というお話をしていたら、まさにそれに関連する新聞記事が目に入ってくるのが不思議です。本日(6/12)の朝刊に、『抑え続ける不快な感情-小6女児死亡事件に見る子どもたち-』という記事を、東京学芸大学教授が書かれていました。さすがに深い洞察がされてますので、興味のある方は一度ご覧になってみてくださいね。で、価値中立のお話ですが、教授も言っておられるように、このような事件が起こるとすぐに、ネット利用が注目されるが、本質的にはネットがどうのこうの、というより、付き合い方が問題なんだ、ということです。つまり、インターネットそのものは非常に良いことにも使えるし、批判や中傷をしようと思ってもいつでもできますよね?でも、ネットそのものはいいものでも悪いものでもなく、使い方や使う人の意識によって変わる、というのは当たり前のお話です。でも、おそらく、この事件後には「ネットの問題」がクローズアップされてくるのは多分必至でしょう。それはさておき、記事では、「不快な感情」の表現が現代の子どもたちは稚拙になり、不快感を自分の中に押さえ込み、ある時思わぬ場面で大爆発する傾向を指摘してます。「キレル」ともよく言いますよね。感情的なやりとりを仲間内ですることがほとんどなくなり、親や先生も微妙な感情を受け止める、引き受けるという余裕もない。まさに大人を含めた現代社会の縮図が子どもたちの中でもしっかり反映されているのだなぁ、と思いますよね。「あれせえ」「これせえ!」「これはするな!」「それはあかん」というやり取りはあっても、「悲しかったんだね。」とか「嫌だったんだね。」「寂しかったんだね!」のような感情のやり取りが少なくなり、ある意味不感症になった現代人は、やはり大きな転換期にあるのは間違いなさそうです。そして、この日記をお読みただいているような、志の強い人たちの役割はこれからもますます大切になってきそうですね。今日もご訪問いただき、ありがとうございます。
2004.06.12
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平成進化論の鮒谷さんも言われているようですが、私も本の氾濫に手を焼いている一人です。苦笑もちろんセミナーや人と会って直接得られる知識、感性は非常に大切ですが、今活字として手に入れられる書物からは本当にたくさんのものを学びました。ここ数年で読破したのは、冊数にして楽に1万冊は越えているかと思いますが、考えてみると仮に一年で3,000冊としたら、1日8冊平均くらいにはなりますね。ホント我ながらビックリ!です。もちろん、その中で熟読する本は極々一部で大半はフォトリーディングのペラペラが多いのですが、目的がはっきりしていると、必要な箇所がパッと目に入ってくるのが面白いです。そして最近裏日記(別のブログ)で、その本の紹介をスタートしました。はじめはメジャーな本から入ってますが、徐々にマニアックな本が出てくることでしょう。自分なりに、アウトプットのための内的情報として続けていければ、と考えてます。ともあれ、ブログの普及により、情報のストック、そしてアウトプット、さらには事業化の可能性がますます広がってますよね。私が常々お伝えしているような、健康とか自然、というテーマでは非常に難題もある時代ですが、やはり現代の利器である、パソコンを中心とした情報ツールをうまく活用していくと、まだまだ面白いことがたくさんできそうです。私がいま探求している「美と健康とコミュニティーづくり」というテーマのなかでは、とりわけコミュニティーをつくるのに、現代の発達した情報機器(パソコンなど)やソフトウェアは欠かせませんよね。物事には光と影がありますが、そんな便利な情報ツールによってストレスを溜めて身体を悪くしたり、子どもさんの情緒が不安定になる原因の一つになったりする場合もあれば、フルに活用して世の中に大きな貢献を果しているかたもいらっしゃる。という意味では、世の中の事実というのは、実はほとんどが価値中立で、要は一人一人がよりいい結果を生み出すために、思考とか解釈や行動、そして工夫していくことこそが大切なんですね。より分かりやすく言うとすれば、お金もいいことに使えば世の中の役に立つし、いい仕事をして得たお金をさらにいい事に使えば、さらにいい循環が起こることでしょう。お金というと、あまり良くないイメージを持つ人が多いですが、お金そのものは価値中立です。それに意味をつけるのはあくまでも人間なんですよね。そして「いいこと」の定義も人それぞれでしょう!と、ちょっとお話が概念的になりましたが、今日もここまでお読みいただき、ありがとうございます。
2004.06.11
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福沢諭吉先生は今最も身近におられますよね。そう、一万円札の中に・・・。多分、嫌いな人はあまりおられないのではないでしょう。笑さておき、その氏が、かの有名な「学問のすすめ」の中で次のようなことを言ってます。『学校といい、工業といい、海軍というも、皆これ文明の形のみ。この形を作るは難きに非ず、ただ銭をもって買うべしと雖も、ここにまた無形の一物あり、この物たるや、目見るべからず、耳聞くべからず、売買すべからず、賃貸すべからず、普く国人の間に位してその作用甚だ強く、この物あらざればかの学校以下の諸件も実の用をなさず、真にこれを文明の精神と言うべき至大至重のものなり。蓋しその物とは何ぞや。云く、人民独立の気力、即ちこれなり』つまり、鉄道や工場が建設されることにより「形」は整った。そして、これからも明治政府主導でますます日本は近代化していくことでしょう。でもそれだけではダメだ、と。それに加えて、無形の一物、即ち「独立の精神」が必要なのだ、ということです。いま私たちの社会では、お金さえ出せばほとんどの物が手に入ります。でも福沢諭吉も言っているように、「形はないけど」「目には直接見えない」精神が大切、というのは平成のまさに今見直されるべきことだと思います。とりわけ、自然から離れ、核家族化により、伝統的な家族関係から学ぶ機会が少なくなった、若い世代の人たちにとって一番必要なのがこの部分でしょう。最近も小学生の殺人事件がありましたが、そのような事実を見ると、やっぱり今という時代はバランスを欠いた側面が表にでてるんだなぁと思いますよね、特に物心、心身という観点でのアンバランスが・・・。そしてまた、世界的には、トム・クルーズが日本を舞台に制作、主演した「ラストサムライ」のヒットを受けて、武士道精神というのも見直されてきました。武士道精神もそうですが、日本には、東洋思想を含めた智慧の蓄積がたくさんあります。書物もいっぱい残ってます。そろそろいにしえの、伝統的な、また普遍的な叡智を私たちは学びなおす必要があるのかもしれません。あっ、ちなみに武士道精神には「公益」を尊ぶ精神が根付いていたそうです。いまの世の中は資本主義ですから、企業の利益が優先されているんですね。これも歴史から学び、よりスケールの大きなバージョンアップの時期がきているのでしょう。と今日はお話がまとまりませんが、ここまで読んでいただきありがとうございます。あなたにとって今日一日が素敵なものになりますように!
2004.06.09
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●すこし付け加えます●私のNO1の中には、オンリーワンの意味合いも実は含みます。そう、自分の道を深く探求する過程では、世間的に一見厳しく見えることも本人にとっては心地よかったり、楽しかったりしますよね。よく言うランナーズハイっていうのもありますし…。要は、その人の感情、意識の持ち方によって同じように見えることも違って解釈できる、ということですね。そしてオンリーワンもNO1もいずれも一番でーす!という認識でおねがいしま~す。(E.Kさん、直メールにてご感想をいただき、ありがとうございます。)今朝の朝刊を見ていると、アテネを兼ねた陸上競技の日本選手権のことが出てました。実は私も中学・高校と陸上競技の短距離をやっておったのですが、どう考えてもスポーツの世界は厳しいですね。チャンピオンか、最低でもベスト3でないと世の中からは負け組、と認識される。しかもベスト3で認められるのは、オリンピックくらいで、後はトップのみが世の中の栄光を一身に受けることができる、という本当に真剣勝負の世界です。たとえば、今回の選考会絡みでは、「決勝のスタート前にあれこれ考えて、集中できずにレースが始まった感じ」「勝負としては完全に負けですね」(日経新聞6月7日朝刊より)これが、2位の朝原選手の言葉です。2位では完敗なんです。また先日、ご縁をいただいて、今月世界タイトルに臨むボクシングの川嶋選手や大橋会長からお話を聞く機会をいただきました。(ツキのネットワークさん、素敵な機会をいただきありがとうございました。)そこでもまさに同じです!勝つと負けるとでは、天国と地獄の差があり、まさに天下分け目の闘いであり、なんとしても勝って、人生の流れを大きく変えていただきたいものです。(もちろん、人智を尽くして天命を待つ、の心境であるのは間違いないですが…。)私も全力で応援するつもりです!そのほか、柔道でも水泳でもマラソンでも、やはり一位と二位とでは全くその意味合いが異なるのはお分かりいただけると思います。振り返って、私たち自身のことを考えてみると、たとえば企業社会では別に一位でなくても業界ベスト10の企業で仕事をしておれば、「なんだ一位じゃないの?」と言われることはあまりないでしょう。つまりスポーツ界は、とりわけ超一流を目指すプロフェッショナルは、そこまでの厳しさで取り組んでいる。そんな厳しさ、意識をもって、私たちも人生に取り組んでいけば…、なんでも出来るな!というのが私の最近の一番大きな気付きです。つまり、それぞれがチャンピオンを目指して毎日を送っていけば…。あなたは何の世界のチャンピオンになりますか?今日もここまでお読みいただき、ありがとうございます。今日があなたにとって素敵な1日になりますように!
2004.06.07
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●和仁氏のキャンペーン(~6/6)は当ページトップからご確認をお願いいたします!●『 「皆さん、実によく栓をするなあと思いますよ。それはもう理屈ではない。ご存知の通り、私はかつて『オリエンタルランドが成功するためにはディズニーランドを持ってくる以外ないですよ』と言いました。すると周りは『それは無理です。ディズニーは以前にアメリカから出たことはないんでしょ?それが日本に来るはずないですよ』と。 万博をやるときも、周りから『アジアの片隅にある、西欧から遠い日本で万博が成功するわけないじゃないか』と言われました。これは栓をした人の発想です。でも、結果を見てください。どちらの言い分が正しかったか。」』(夢現力 和仁達也著より引用)若き精鋭であり、私も濃いご縁をいただいている和仁さんの2作目の著書です。楽天日記をご覧の方は、このような仲間内で盛り上がったように一見見えるお話は、聞き飽きておられるかもしれませんが、(実はそれはあくまで素敵なご縁に過ぎないのですが…)上記の本は、東京ディズニーランド、大阪万博など、たくさんのプロジェクトを大成功させた伝説のプロデューサー「堀貞一郎氏」の教えを和仁氏がまとめており、まさに実践結果が伴った素晴らしい内容です。できない、と考えるのでなく、出来ると仮定して考えてみると物事は思わぬ展開をすることが多いです。無意識のうちに、「そんなの無理だよ。ぜーったい無理だ!」と栓をしてしまうと、まずその栓を抜いてから考えないといけないわけです。言葉にすると当たり前のことなんですよね。でもこれが真に出来る人は、世の中への貢献度は計り知れないことでしょう。そして、そのほかにも、かつての経営者と違い、これからのコミュニケーション社会では、「経営者が自ら『徳』を積んでいく」ことの重要性にも触れてあります。高度成長期(ちょっと古いですよね。笑)以降日本がバブルの頃まで歩んできた道のりの中では、別に徳なんてことを考えなくても企業は儲かってたんです。そして、物質的なものごとを中心に世の中を豊かにしていくという使命は、充分に果たしていたとも言えるでしょう。でも、現代の社長は、社内はもちろんのこと、社会的に最高に徳の高いコミュニケーターにならないと、真の社会貢献ができない時代になっている、のですね。まさに物心ともに最高の志が求められる時代になったわけです。ともあれ、時代は大きな変化の時期に直面してます。私たちも、その変化に対して、本質的な部分を見逃さず、毎日の小さな積み重ねをしていかねばいけないと、心していくことが今ほど求められている時代はないですよね。あっ、上記夢現力、6/4~6(日)のアマゾンキャンペーンにご協力いただければうれしい、です。ご縁のご縁で、よろしければ是非ご参加をお願いいたします。ありがとうございます。
2004.06.03
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ある気功の大家から、「たらいの法則」というのを教えていただきました。たらい、というのは最近はあまり家庭で使うことはないかと思いますが、洗面器の大きいやつ、と思っていただけばいいです。その大きな洗面器を、大宇宙と考えます。そして、洗面器の中の水は向こうに押すと手元に戻ってきて、手前に引いたものは逆に向こうに流れていきます。氏によると、これが宇宙の大原則だそうです。どういうことか、というと「ガンはいやだ!」「死にたくない!」「貧乏は嫌いだ!」と自分に都合のいいことばかり願っていると、その願い事は自分の方に来ないで、あっち遠ざかってしまう。また、たとえば、風邪をひいている人が目の前にいて、「うつりたくないなぁ」と思っていると、自分にとって嫌な(風邪にうつるということが)ことが向かってくるのです。逆に、病気や一見不幸に見えることを嫌う気持ちを捨てると(受け入れると)、それはあっちへ行ってしまって、めでたしめでたし、となる。つまり、「鬼は外、福は内」ではなく、「鬼は内、福は外」という逆転の発想が、健康や幸運を創りだす、という考え方ですね。おわかりいただけますでしょうか?私は、これが非常にいい気付きになりました。とりわけ、健康づくりという部分では、病気や不調は嫌わないで、気付きとか逆に感謝につなげていくと、素晴らしいものが返ってくる、ということはなんとなくそう思いませんか?ということは、愚痴とか不満の気持ちをいつも出している人は、……もういいですよね(笑)追伸あっ、ちなみにその気功の大家はガンの気も受け入れます。ガンなどの難病の気は、引き受けると素晴らしいエネルギーになり、1日一食で大丈夫だそうです。その一食の中身は、野菜と魚と液体の穀物(麦、笑)だそうですよ。今日もありがとうございます。
2004.05.29
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○○○体操第一、よおーい!タンタンタンタタタ、タンタンタンタタタで始まる、あれの話です。先日ある気功の大家曰く、「あれが日本人の健康力を落としたんです。」「???」ん、なにか悪いことあったかな?とよくよく思い浮かべてみると、うんうん、そう言われると・・・。もう勘のいい方はお気づきですよね!「大きく息を吸って大きく吐きます」のところです。呼吸は、水や食べ物以上に人間にとって大切な役割をしており、数分間呼吸が止まっただけで、人間が生きていけないのは周知の事実です。そして、ここでよく言われるのは、「息を吐く」ことの重要性ですよね。いつもお伝えしているように、現代社会は有史以来、かつてないほどのテンポの速い、スピード社会であることは疑いのない事実でしょう。その環境の中で、現代人の多くは、呼吸が浅くなっています。呼吸が止まると人間が5分6分も生きていけないのを見れば一目瞭然なように、呼吸が浅くなると血液に十分な酸素が行き渡らず、そうすると内臓の諸機能は能力を充分に発揮できない、免疫力は落ちる・・・、などなどさまざまな弊害が出てきます。そして、呼吸という文字通り、吐いて吸う、という基本(?)を意識的に行おう、ということを、先の気功の大家やさまざまな識者が述べておられるのは、あなたもご存じのことでしょう!私の考えでは、あまり形にとらわれる必要はないですが、確かに、吐く方を意識的にやると、吸う方は自動的にできます。という意味では、どうも最近呼吸が浅いなという感覚がある方は、意識的に吐く方、ということを試してみるといいかもしれません。それには、ちょっとコツがあるのですが、文字ではうまくお伝えできないので、また機会があったら、ご縁のある方にはお伝えしましょう!(敢えてお伝えするとすれば、風船膨らます時のあの感じです!)あっ、ちなみに別に難しい訳ではありませんよ。ともあれ、普段当たり前にしている(はずの)呼吸に今一度目を向けて見ていただければ幸いです。健康づくりにとって、また実はダイエットなども、「呼吸」はもの凄いポイントになる大切な部分なのでーす!あっそうそう、余談ですが、私は武道家でもあるのですが、息を吸っている瞬間にボディーを叩かれると、カウンターが効くんですよね。スポーツや武道でも呼吸の仕方、とりわけ、やっぱり「吐く部分」が大きなポイントになりそうです。そういうことで、私の最近のリンク&インスパイアのためのメインテーマは、今一度「呼吸」ともう一点……、あっ、これはまた今度にしておきましょう!今日もご訪問下さり、ありがとうございます。あなたにとって、今日が素敵な一日になりますように・・・。追伸九鬼政人のバタ貧本にご協力いただき、ありがとうございます。あらためてご協力に深く感謝いたします。
2004.05.26
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さて、だいぶ間が空いて失礼しました。では続けます。レコードの優しい柔らかい、身体に染みわたるような音に対して、CDの音はなにか長く聞いていると疲れるような感覚がありました。ノイズもなく、クリアなのに「なんでかなぁ?」とそのころ不思議に思ってたのです。で、もう世の中が完全に1980年代半ば過ぎにはCD一色に変わり、もうそんなこと、つまりレコードとCDの音質の違い、にも興味がなくなった頃、1990年代半ば過ぎに、今度はある聴覚セラピーと出会いました。その聴覚メソッドで使われる音源は、CDではなく、レコードから作られており、その理由は、CDの規格そのものが、ズバリ22Kヘルツ以上の高い音域をズバッとカットしていて不自然だから、というものでした。もちろん、レコードというソースは、せいぜい14,15Kヘルツ程度しか収まらない規格だったそうですが、その聴覚セラピーの創始者は、CDのように規格上で抹消しているわけではないので、CDがカットしている22Kヘルツ以上の音も入っている、と確かに言われていたんです。「なるほど!その差を私は感じてるのかな!?」と当時、結構得心した次第です。なお、私は知りませんでしたが、当時やはりオーディオマニアと呼ばれる人たち(LPレコード支持者)は、「理論がどうであろうと良い音は良い音、悪い音は悪い音だ」と主張するのに対して、CD支持派は、「理論的、科学的に、CDの音質がLPに勝ることはあれ、劣ることはありえない」と主張する図式があったそうです。ちなみに、「音と文明」の著者、大橋力氏の考えでは、「LP支持派は非言語脳の活性が優位な魂をもつ人びと、CD支持派は言語脳の活性に支配された近代的精神をもつ人々が大勢を占めていた。」と表現されています。また、CDの規格を決める前提には、「16Kヘルツ以上の高周波成分の有無は音質差に影響を与えない」という、当時の精密な心理学実験、つまり音楽などの高周波域を制限することが人間の聴覚に及ぼす影響を調べる実験、で確認をしていたということがあるのです。でも、録音や音響を専門にするプロフェッショナルの一部、オーディオマニアと呼ばれる、一部の人たち、そして私(笑)も、その「人間に影響を与えない」はずの高周波域がカットされている、違和感をずっと感じていた、ということになりますね。科学的な実験というものの難しさ、がここでも垣間見えますよね。目に見えない領域、知覚が難しい領域のことというのは、現在の科学的検証では極めて困難だというのが、ここでもわかります。現代科学の限界の一つ、といってもいいでしょう。残念ながら、聴覚セラピーの中身まで行きませんでした。できればまた後日、そのあたりをお話できれば、と思います。(ひょっとしたら続く。)笑今日もありがとうございます。
2004.05.22
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☆☆☆ありがとうございます!一位までもう一息のご協力を何卒お願いいたします!☆☆☆-------先日、発売に先駆けて、九鬼さんの「愛のバタバタ貧乏脱出大作戦!!」読ませていただきました。お金と時間を対比しながら、時間という概念の大切さが説いてあり、まさに得心でき、かつ実践できる素晴らしい「書」であることを確認いたしました。自信を持っておすすめしたいと思います。なお、本日24日は彼のキャンペーン日となっております。ご協力いただければうれしい、です。九鬼政人をどうぞよろしくお願い申し上げます!-------いよいよ友人の素敵な本が発売されます。彼のことは大分昔、バタ貧のメルマガを出すときにも御紹介しました。そのときにも書きましたが、正直彼は「天才」です。そして、今も尚難病と闘ってます。闘いながら素晴らしい仕事をしてます。さらに「熱くやさしい人です!」インスパイア大澤が力を込めて、協力したい人です。どうか熱いご協力、御支援をお願いいたします。☆☆☆以下御案内です!☆☆☆■ご注目の本!【期間限定!著者よりビッグなプレゼント企画のお知らせ】「愛のバタバタ貧乏脱出大作戦!!~[バタ・貧]社長が忙しいのに儲からない、本当の理由~」総合法令出版刊 九鬼 政人著 定価1,575円(税込み) ISBN:4-89346-848-0今すぐカチッ→ http://www.senryakukeiei.com/batabin.html ▼この1冊であなたも[バタ・貧]を脱出できる・・・かも?!あのカリスママーケッター神田昌典氏のアソシエイト・コンサルタントで、ランチェスター経営(株)竹田陽一氏の弟子でもある九鬼政人が、バタバタ忙しいのに儲からない社長=[バタ・貧]社長に、[バタ・貧]脱出のためのヒントを、愛をこめてちょこっと辛口に届けます!▼この本を読んでわかることのほんの一部を紹介すると・[バタ・貧]は生活習慣病だ!・[バタ・貧]社長が[バタ・貧]を続ける本当の理由・[時間]と[お金]の価値観の違いが[バタ・貧]を生む・[バタ・貧]脱出戦略思考法・社長の本当の仕事とは?▼5月24日の発売解禁を記念して【期間限定】プレゼント!(【5月24日午前0時~25日23時59分の間】に限定!)著者より【もう二度と手に入らないビッグ?なプレゼント】を期間中にご購入いただいた方全員にご用意しています。【アマゾン送料無料】本のご注文とプレゼントの応募の方法はとてもカンタンです!今すぐカチッ→http://www.senryakukeiei.com/batabin.html ▼さらに!ダブルチャンス!!「3社参り」でゲット!【アマゾン】【イーエスブックス】【bk-1】のネット3書店でそれぞれ1冊以上お買い上げいただいた方だけに、さらなるプレゼントをご用意!●音声テープセミナー 「総合法令担当・関が訊く![バタ・貧]本の真実!」(非売品)※「そんな物好きはいないと思いますが、面白いじゃないですか!(笑)」今すぐカチッ→http://www.senryakukeiei.com/batabin.html
2004.05.19
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☆☆☆はじめに…掲示板、私書箱へメッセージをいただいている方々へのお返事が遅れてます!この2、3日中にはレスをさせていただきますので、ご容赦ください。☆☆☆この間、あまりお話してこなかった話題を少し。20代の若い方はピンと来ないかもしれませんが、私が大学生のころ(1980年代半ば)はまだレンタルレコードがありました。レンタルCDではありません。レコードです。いわゆるLPレコードと呼ばれていたやつですね。で、、ちょうどこの1980年代半ば前から移行期に入りホント一気にレコード盤は姿を消しましたね。もちろんレトロ感覚でのマニアックなリバイバルは、この間もあるようですが、それは限られた市場で、主流の流れではありませんよね。振り返ってみると、このレコードとCDの音質の違いを当時目の当たりにしたのが、音が感覚(聴覚)に与える影響を感じた最初の体験でした。とりわけ、レコードとCDの対比は、よく言われるようにアナログとデジタルの対比になります。そして、鳴り物入りで登場したCDの音を初めて聞いた私は唖然としました!「なんだこのキツイ音は……!?」「ぜんぜん心地よくない!どころか、むしろ疲れる!!」「確かにレコード針に付いた埃の音はしないし、雑音がなくクリアだけど、レコードを聴いているときに感じる潤いのようなものが全くない!」「でも、クリアだからいい音なのかな~!?」っていうのが、初めて聞いたときに感じた感想でした。別に私はいわゆる音キチガイでも、オーディオマニアでもなんでもないのですが、そのころそんなことを感じたのでした。でも、今から考えるとそこにはある事に対する大きなヒントがあったのです。続く…。今日も御来訪いただき、ありがとうございます。
2004.05.17
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これは当たり前のお話ですが、体質とか、癖というような意味でも、身体は一人一人全く違います。Aという人に物凄く効果があった健康法でも、Bという人にはまったく効かなかったどころか、かえって体調を悪くした、ということはよくあるお話ですよね。ですから、万人にフィットする健康法などはそうそうたくさんはない、ということもできるでしょう。例えば、『 雨も降りすぎれば洪水を起こすし、植木にも水をやりすぎると根腐れを起こす。人間だって同じだ。私たちも水分を摂りすぎると、体にさまざまな害が起きてくる。 これを漢方では2000年も前から「水毒症」といい、「水は、生命にとって最も大切ではあるが、大変危険な害毒をもたらすこともある両刃の剣だ」と考えている。 たとえば、心筋梗塞や心臓弁膜症、または高血圧性心臓病など、あらゆる心臓病の末期症状である心不全に陥ると、まず下肢のむくみが始まる。そして、肝臓(鬱血肝)、肺(肺鬱血、肺水腫)、脾臓、腸、腹膜など、さまざまな内臓に水分が溜まり、その結果に日ごとに500gから1kgも体重が増してくることがある。』(水分の摂りすぎは今すぐやめなさい 石原結実著より引用)という観点などはその一つです。よく現代人は慢性の水不足状態だから、血液をサラサラにし、新陳代謝を良くするためにも常に水分を補給する必要がある、ということがいわれますが、逆に排泄・吸収ができてないのに摂りすぎると水毒症、と言われるように、いいものも毒になるんです。空気のように人間に絶対的に必要なものも、過換気症候群なんていう病気では、空気の吸い込みすぎでけいれん、失神をおこすということすらあるそうです。何事も過ぎたるは及ばざるがごとし、ですよね。ともあれ、ここで特にお伝えしたいのは、いまいいと思っている、思い込んでいる習慣の中にも、ひょっとしたら自分には合ってない、ものがあるかもしれませんよ!ということです。これはお医者さまも判定してくれません。自分の身体の感性だけが頼りです!そういう意味でも、知だけに頼らない、自分の身体への感性を日頃から磨くのは大切ですよね。今日もありがとうございます。
2004.05.15
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『 音痴のばあい、たとえば、ド・レ・ミ・ファの四つの音のうちのファという半音の音が、高くなってしまう子が多い。すでに、半音のファが、少し高いままに育ってしまっているだけです。 この”すでに育った”という過去はどうしようもない、つまり矯正できないということに気がつきました。すでに、すこし音程の高いファの音を身につけたひとの、そのファはなおせない。ではなにができるか。 それは、新しく、正しいファという音を身につけさせることでした。』(愛に生きる-才能は生まれつきではない- 鈴木慎一著より引用)バイオリンの才能教育の故鈴木慎一先生の有名なお話ですよね。これまで正しくないファを5000回使ってきたのであれば、6000回、7000回新たに正しいファを練習すれば、新しいファの音が獲得できる、というお話です。つまり、正しいファの能力が正しくないファの能力を自然に上回るわけですね。そうなると人間は、正しいファの音の方がやさしくなるんです。もう音痴は治ってしまうんです。鈴木先生によると、これに成功するのに6歳の子どもで6、7ヶ月かかるそうです。間違って習慣にしてしまった能力を正しい能力に改めるには、新しい力を付け直す!つまり「慣性の力」を越えないといけないのです。矯正は難しいんですね。繰り返し正しいことを実行することの大切さがよく分かりますよね!そして当然、正しい導き、先生、素材も重要になってきます。今日もご訪問くださり、ありがとうございます。
2004.05.12
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現代の西洋医学では、「この薬の成分はこの症状に効く」という風に単純に考えたり、昨今のサプリメントブームでは、ビタミン○○を補えば健康に!というように単一の栄養素を取り上げて、その効能をさりげなくうたっているものも多いですよね。でも、例えば、自然の山野草にある薬効とも言える身体への効果は、実はずっと研究対象になっているにもかかわらず、特定の有効成分があるわけではない場合が多いのだそうです。つまりこれはどういうことかと言いますと、特定の成分ではなく、すべての成分が相互に作用して絶妙な身体への良い効果を創り出しているとしか言いようがないんですね。これが「自然の力」であり、「自然の神秘」とも言えるでしょう。そして、実はこのことは人間の意識なんかも関係がありまして、まぁ、単純にお話ししますと、ネガティブな友人と喋るよりは、前向きで陽気な友達と喋る方が元気は出る、ということです。つまり、生命は、それぞれが持っている性質、個性が相互に関係しあって、相互作用を生みだす、ということです。これは上記のように、人間だけでなく、植物や動物、そして鉱物なんかも同じなんです。イヤイヤ、またまたごめんなさい。ちょっと難しいですよね?実はこれ、最近の私自身の事業研究で分かった気づきなんです。人間も自然の一部ですが、自然の力は、私たちの予想以上に素晴らしい力を持っているんです。だから、例えばサプリメントなんかを飲まれるときも、できる限り自然に近いものがいいです。マルチビタミンとか言って一杯入っておればいいというものではないです。そして・・・、実はこの先にまだ大切なお話があるのですが、今日はこれで失礼します。(これはまだ時期早々なので、いつになるかは分かりませんが、また時期が来たらお話ししますね!)ご訪問くださり、ありがとうございます。
2004.05.10
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『 きみの目が教えてくれることを信じてはいかんぞ。目に見えるものにはみんな限りがある。きみの心の目で見るのだ。すでに自分が知っているものを探すのだ。』(リチャード・バック かもめのジョナサン 五木寛之訳より引用) 人間はその時代背景や住んでいる地域に応じた洗脳を受けてますよね!「病気になったらお医者さまへ行って薬を飲む!」というのも現代のそれでしょう。「痩せるのにダイエット食品を食べる!」っていうのもそれですね。笑よく錯覚現象で言われる、花瓶の絵、は別の見方では人の顔、だったりしますが、一度見えてしまうと、それ以外のものには見えなくなるんですよね。これが常識という洗脳の一つだとも言えるでしょう!この洗脳の枠に一度はまると、私たち人間はそこから別の見方をするのは結構難しいんです。でも、最近は、少しずつですが、心とか意識が人や物質に対してなんらかの影響を与えているのに気づき始めている人が増えてきました。嬉しく、そして楽しみなことでもあります。ちょっとひとりごとモードでした。今日もご訪問くださり、ありがとうございます!
2004.05.06
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『 人間として存在するにはDNA、遺伝子情報が必要です。DNAに納められている遺伝子情報は「いきもの」のように変化しています。「生命の本質は」この遺伝子情報を動かす影の世界の力といえないでしょうか。そのような「根源の力」は物質の世界(この世)から見たら、いわば「裏の顔」です。肉体はあくまでも二重螺旋構造をもつDNAという物質が織りなす「表の顔」でしかありません。肉体を通して人間は「生命」を感じているわけですが、そこで感じている「生命」が人間の「生命の本質」そのものであるとは言い切れないのです。「生命の本質」は影の世界の力としてあらゆるものに生命の息吹を注ぎ込む存在で、人間だけがもち得ているということではなさそうです。(中略) 人間はこの「裏の顔」と「表の顔」が一つになってはじめて成り立つ存在といえるのです。そして「一つ」であるがゆえにおのおのの顔をお互いから見ることができないのです。』(病気に感謝できますか 心と体を癒す陰陽の法則 大嶋康著より引用)西洋医学にこだわらず、漢方薬を中心に診療されているお医者さまが書かれた本です。うーん、この本、文章が少し難しいけどかなり深い内容が書いてありますねー。いやー、一般的にはかなり怪しいといわれてきたような内容をお医者さまが書かれてます。やっぱり時代は刻々と変化してきてるんですね!素晴らしいことです。ところで、人間もそうですが、この肉体の「命」、そして地球のような大自然を包含した惑星、太陽のような恒星、月のような衛星、・・・、この大宇宙にはさまざまな物質的存在がありますが、それを生かしめている、「意志」「意識」は一体どこから来ているんでしょうね。現在の最先端科学、素粒子論なんかでは、ミクロの極限まで見えてきた中で、やはりどうしても引っかかるのは、例えば、「今粒子がパッと生まれて」何秒か後に「パッと消える」というこの現象は確かに分かるんだが、一体誰が何のためにこの現象を起こしているのか、ということになるともはやお手上げなんですね。そして科学者達も、私たち人間が、物質だけが主体の存在ではなく、「意識」や「意志」という精神(波動性)が主体の世界にも同時に生きている、ということに気付かされているのです。そして、もう少しだけお伝えすると、我々人間を生かしている意志と、地球やこの大宇宙を運行させている意志は別個の力ではなく実は繋がっているに違いない、ということを大嶋氏は述べられてます。ただし、残念ながらと言いますか、従来の五感に訴える手段では、波動性の部分は、科学的事実としてうまく提示することができない、というジレンマに現代は陥っているようですね。ともあれ、冒頭表題にある、病気についても、この意志、意識の介在がどうやらかなりかかわって来るようなんです。このことは、私自身がこの間進めてきた事業を通じて体感したことでもあります。よりわかりやすく言いますと、少し前にご紹介したプラシーボ効果も明らかに「意識」が介在してますよね。(これは少し狭義の意識になりますが。)ごめんなさい。ちょっと今日は難しかったですね。ともあれ、大宇宙を規則正しく秩序をもって動かしているその「力」と、人間をあらしめている「力」が、本来同じ「力」で繋がっているのだとしたら、なんて考えると不思議な気持ちになりませんか。細胞と人間との対比は、人間と宇宙との対比と同じなのかもしれません。ここまでお読みくださり、ありがとうございます。
2004.05.04
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2004.04.30
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子どもとそのお父さんとの対話です。■クローズド父「なんだ、この成績は恥ずかしくないのか」子「うん」父「恥ずかしいと思うなら、もっとがんばらないとダメじゃないか!」子「うん」父「うん、ではわからん。やる気があるのか?」子「ある」父「じゃ、次はちゃんとがんばるんだな!」子「はい」■オープン父「この成績は、自分の力の何%ぐらい使ったんだろう?」子「60%かな」父「そう、60%か。じゃ、いくつの力が残っているの?」子「40%」父「40%か。それを出し切ったらどうなると思う?」子「成績が上がると思う」父「そうか、成績が上がるか。上がるとどんな気持ちだろう?」子「すごくうれしい」父「すごくうれしいか。お父さんもうれしいなあ。じゃ、やってみようか!」(子どもを伸ばす5つの法則 小山英樹著から引用)上記は、我が子のコーチになろう、ということでパパ・ママコーチングという切り口で書かれた本です。著者は京都市綾部のご出身で、私や半農半Xの塩見さんとも同年代ということで、先回塩見さんとお会いしたときに話題に上った方でもあります。 ↓(私にいつも素晴らしい気づきを与えてくれる、半農半Xの塩見さんのページはコチラ)http://plaza.rakuten.co.jp/simpleandmission/早速注文して届いたので、いまチラチラ見てたら思わず引き込まれる内容です。私は、他のコーチング関係の本を見ててもあまり引き込まれることはなかったのですが、いや、これは相当深い本です。事例も非常に具体的ですし、感性の部分も深く言及してますので、別にお子さんをお持ちでない方にもおすすめです。前置きはさておき、先の会話を見ていただくと一目瞭然ですよね。クローズドなコミュニケションではイエス・ノーの答えしかできません。でもオープンな質問を行うと「気持ちの切り替え」に繋がっているのがおわかりいただけますよね。でも、こうやって二つ並べるとよく違いがわかります。クローズドは有無を言わせず一方的な押し込み基調、オープンはコーナーに追い込んでボコボコにしないで逃げ道、言い訳を言わせながら、気づきを与え、本人に「本人が気持ちがいい」行動を選ばせる、ことができます。もちろん教科書通りにはなかなか行かない、とは思いますが、非常に大切な視点だと思いませんか?今日もご来訪いただき、ありがとうございます。
2004.04.27
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『 数値で示されると、それが科学的であるかのような錯覚を持ってしまうのではないでしょうか。確かに、ある特定の環境条件を設定すれば、意味のある数値になってくるかもしれませんが、実際の生活は複雑な環境条件のもとで営まれています。そのような環境のもとで健康に暮らすためには、食べることだけでなく、生きていくために必要な多くの事柄に対して、もっと動物としての勘を働かせることができなければならないでしょう。』(伝統食の復権 島田彰夫著より引用)この本かなりおすすめです。なぜかというと、大学教授がタブーを破ってかなり大胆にかなり詳細に書かれており、なんと私がビックリするくらい私と同様の主張が細かく書かれていたのです。笑しかも学者らしく図や表など駆使して説明してあります。先月偶然本屋さんで見つけた本ですが、いま日本人にとって必要なことが書いてあると思います。ちなみに、上記引用部分は、厚生省が出している「日本人の栄養所要量」が気温や季節の違い、そして同じ日本でも北海道と沖縄では条件が違いすぎるのにそのあたりが考慮されてない、という指摘からのお話です。そして時には、アンバランスな食事も摂って、というおすすめは、つまり普段の正しい食生活を前提として、たまには楽しく羽目をはずしてもいいんじゃない!という感覚で述べられているあたりも似ています。笑お子さんを持つ、おかあさんには特にお勧めしておきましょう。今日もありがとうございます。
2004.04.25
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言葉はご存じの方が多いですよね?簡潔に言いますと、病気の症状の改善をめざして対処されるあらゆる治療法(薬、手術、心理療法、インチキ療法含む)で、実は無効なものであるが、対象の症状には特異的な効果を持たないもののことを言います。もっとわかりやすく言いますと、心理的な安心感により、プラシーボをきっかけとする自然治癒作用のことを言うんです。つまり、例えばお医者さまがこの薬を飲むと免疫力が上がって、風邪が早く良くなるんですよー、と小麦粉で作った薬(笑)を患者さんに出したら、なんだかいつもより早く風邪が良くなった~、って患者さんが報告してくる、ってやつですね。実際には小麦粉飲んだだけですよ。笑これは実際にやっておられる方のお話によると、30%もの効果があるそうです。10人に3人は、心理的な安心感だけで病気の症状が和らぐんですね。要するにこれは、病気に対処するには心理的な安心感が大切であり、いわゆる身体の治癒力と心の治癒力が同時に働けば不調が良くなる確率がグッと増える、ってことですね。心理的な要素も非常にたいせつなのです。これは例えば玄米菜食など、食生活を一所懸命良くしても、あんまり厳格にやりすぎて、そのルールから外れたときに不安になるという完璧主義者がしばしば陥っている反面でもあります。食生活をよくして身体の治癒力だけ上げようとしても、心の部分にも着目して「安心感」「満足感」を感じるようにしないと、30%かそれ以上の結果の差がでる可能性があるということです。ある方から実際の治療現場のお話として伺って、あらためて「やっぱりね!」、と得心した次第です。今日もご訪問くださりありがとうございます。
2004.04.23
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この1年半ほどの間に、本当にビックリするほどの数の方とお逢いしてきました。でも名刺交換などは、そのときの雰囲気といいますか、直観でやりますので、私の場合は、そこら中の人とやるということはありません。いわゆるホントに直観としか言いようのない、独自の嗅覚(笑)で名刺上の御挨拶をします。それでも、ご縁をいただいて少しお付き合いが深くなっていく方もおられれば、全くそのときの御挨拶だけで終わる人も結構おられるんですね。昨日はたくさんの名刺を見ながら、そのご縁の「妙」に感動したり、なるほどと思ったり、そしてやっぱり行き着くところはご縁をいただいた方への感謝の気持ちでした。「結局自分ひとりではなにもできないんだなぁー」ということをあらためて実感した瞬間でもありました。ところで、最近は、物理学者など科学的思考をする方の記述にも結構見られますが、ユングが言うように、人間の意識というのは無意識下では全部繋がっているのでしょうね。いわゆる集合無意識と呼ばれているやつです。そしてその無意識の究極は宇宙全体の意識(宇宙全体を生かしているエネルギーのようなもの)とも繋がっているんだそうです。この世の中には、ホントにいろいろな個性があり、「私」というものを他人や他の存在と区別して生きてますが、もし無意識化で繋がっているのであれば、表面意識上でもたくさんの人が協力して、助け合って生きたほうが、世の中は楽しくなりそうです。私が最近お手伝いをスタートしたハガキ道もその流れを創りだすことが出来る大きな力を持ってます。驚いたことに、ページでハガキ道を御紹介してすぐに4名もの方からお問い合わせがあり、それぞれスタートをされたようです。この流れはひょっとすると、無意識下で既にご縁が深いことが分かっている方が、集っておられるのではないかな、と思ったりもしてます。でも、私自身は一つ一つの出来事に「一喜一憂せず、淡々と!」ということを最近は大切にしてますので、あくまでも流れの中で楽しいご縁が深まればいいな、という感じです。ですから、そこには計算とか、損得、コントロールというようなキーワードはなぜか全く当てはまらないんです。話はそれますが、来夢さんの「人生を成功に導く星の教え」に出ていたと思うんですが、私の生まれは冬生まれ。(これは生まれ月の季節とはまた異なります。)あんまりかっちりと細かい目標設定をしなくても、ご縁とご縁の流れが自然と結果を生み出してくれるタイプだそうです。もちろん、目標設定は大切ですが、よく言われているような、目標を明確にして!というのが出来る人はいいのですが、うまく出来ない人は無理に目標設定をするよりも、一つ一つの出逢い、ご縁を大切にしていくのもいいかもしれませんね。今日もご訪問いただき、ありがとうございます。
2004.04.20
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このところの私の日記は、あまり健康に関するトピックをあまり書いていないように思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、それは実はとんでもない間違いなのです。これは分かる方には分かるし、分からない方には分からないでしょう!笑でもそう言い切って終わりではあまりに不親切ですので、少しだけ。健康の本質を探求していくとだんだん症状とか結果には目が向かなくなってくるのです。そのことが起こっている大元はどこなのか?というのが、いちばん大きなテーマなんですね。ですから健康ネタで一番多いトピックで、例えばビタミンB6が○○とか、亜鉛のサプリメントが身体にいいとか、膝の痛みには○○○○、のようなお話は、知識としては頭に入っているのですが、これら(健康食品などなど)は、大きくバランスを崩して難病と闘っている人が一旦崩してしまったバランスをもう一度崩すのに、一時的に活用するべきものだと私は考えてます。だから普通の人はそんなものは飲まないのが自然だと思ってますので、あまりコメントをしなくなった次第です。もちろん活用の仕方次第では健康食品も素晴らしい結果を得られる場合もありますが、腰の痛みや、膝の痛みまでどのサプリメントがいい?のようななんでもかんでもそれに頼るのは???ということですね。膝や腰の痛みは、もちろん栄養の影響もありえますが、根本的には「身体の使い方」に問題があるのであって、まずはそちらを変えていく方が絶対に早いです。と書き出したら、テーマの危機回避能力から大きくずれてしまいました。苦笑ということで、もっと健康の本質に近いお話をしますね。実はここ半年ほどの間に田舎のお子さんと接する機会が何回かありました。子どもたちは土の上や家の中まで走り回り、私たち大人(都会の)と鬼ごっこのようなことをしてもスタミナは彼らの方が上です。笑都会の子どもたちとは見るからにその元気さが違います。そして反射神経も鋭い、です。一緒に走り回ったらよく分かります。逆に私たちの鈍さが良く分かります。それに比べてこのところニュースネタにもなっている都会での子どもたちの事故。これは現代の都会生活が産んだ副産物かもしれませんね。ある園児教育で有名な方が確か言われていたことに、『健全なカエルほど健全なオタマジャクシ時代を過ごす。なのに、先を急いでオタマジャクシに鳴き方や跳ね方を教えてはならない。』というのがありますが、「健全なオタマジャクシ時代」とはどんな時代なのかをもっと考えて実行していかなければ、子どものケガや事故もますます増えてくることでしょう!外は危ないということで、部屋でテレビゲームで遊ぶ子どもたちと、田舎で思う存分駆け回る子どもたち。五感への影響は大きく異なることでしょう。建築物や遊具の設計・メンテナンスを大人がきっちり行うのは当たり前ですが、危険を反射的に乗り越える危機管理能力を、子どもたちにも身に付けさせられたら素晴らしい、ですよね。今日も御来訪いただきありがとうございます。
2004.04.17
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『 自然現象に含まれる不規則性は、専門的には「ゆらぎ」と呼ばれますが、日常生活の中でも「ゆらぎ」はある程度大切です。日常生活の中での「ゆらぎ」とは、規則性から外れる「柔軟性」であり、環境の変化に自在に対応する「ゆとり」です。几帳面に仕事をこなすけれども、冗談も言わず、趣味もなく、決まった生活のパターンを変えないような人は「ゆらぎ」の少ないマジメ人間です。このような人は、非日常な変化に対して柔軟に対応できないので、ストレスを外へ発散できずに、心身の健康を損ねたり、老けこみやすくなったりします。 何ごとによらず一つのことにこだわり過ぎると、「ゆとり」がなくなります。(中略) 例えば、日常生活では少食を原則としていても、時には仲間と楽しく語らいながら、満腹になるまで食べるのは、「ゆらぎ」をとり入れた食生活のバランスのとり方です。健康に関心をもつ人は、とかく健康を保つための原理原則にこだわりがちですが、時には原理原則から離れて生活を楽しんだり、未知の世界の冒険に挑戦したりする「ゆとり」を持つことが、心とからだの若さを保つ妙薬となります。』(自然に学ぶ生活の知恵 いのちを生かす三つの原則 石川光男著より引用)取りようによっては非常に危険な考え方です。笑「時には」という部分を飛ばすとバランスが悪くなります。笑でも私はこのような柔軟派なんです。この間なんか、ある方ととある勉強会の合間に急にその方が「アイスクリームが食べたい!」とおもむろに言われたので、季節限定のサクラアイスを楽しく食べる、ということもありました。笑非常にリラックスできて、かつ楽しい一時でしたよ。滅多にアイスクリームなど食べることはないのですが、たまにそんなものを楽しく食べてみるのもいいですね。よく言われるように、振り子の原理、っていうのがまさに働いていて、いい生活習慣は悪いものを経験して分かる、ということが多分にあるんです。そして、その経験知によって、より心身や人生にとっていいこと、楽しいこと、喜びに繋がることを私たちは選び取っていくんですよね。これもあんまり左脳で分析して、というより「何となく感性」的な要素がかなり大きいとは思いますが。もちろん原理原則は大切ですが、経験知、仏教で言うところの「識(しき)」の力を強めることも人生のプロセスの中ではとても大切だと思います。でも、くれぐれもバランスは忘れないでね、ということをあらためてお願いしつつ、今日はリラックスモードでお話しました。ありがとうございます。
2004.04.15
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『 明け方に起きにくいときには、つぎの思いを念頭におくがよい。「人間のつとめを果すために私は起きるのだ。」自分がそのために生まれ、そのためにこの世にきた役目をしに行くのを、まだぶつぶついっているのか。それとも自分という人間は夜具の中にもぐりこんで身を温めているために創られたのか。「だってこのほうが心地よいもの。」では君は心地よい思いをするために生まれたのか、いったい全体君は物事を受身に経験するために生まれたのか、それとも行動するために生まれたのか。小さな草木や小鳥や蟻や蜘蛛や蜜蜂までがおのがつとめにいそしみ、それぞれ自分の分を果して宇宙の秩序を形作っているのを見ないのか。 しかるに君は人間のつとめをするのがいやなのか。自然にかなった君の仕事を果すために馳せ参じないのか。「しかし休息もしなくてはならない。」それは私もそう思う、しかし自然はこのことにも限度をおいた。同様に食べたり飲んだりすることにも限度をおいた。ところが君はその限度を越え、適度を過すのだ。しかも行動においてはそうではなく、できるだけのことをしていない。』(マルクス・アウレーリウス 自省録 神谷恵美子訳より引用)引用が少し長くなりましたが、上記私の愛読書の一つです。アウレーリウス(121-180)はローマ皇帝で哲人、自らのつとめ以外にわずかに得た孤独の時間に自らを省み、日々の行動を点検し、非常にストイックな教えにより新しい力を得た、人です。私はこの本を13年前、20代半ば過ぎに出会い、それ以来、数え切れないほどのインスピレーションをいただいてます。で、上記引用部分などは、気持ちを引き締めたいときにはしょっちゅう見ていたフレーズなんですね。バランス、中庸、中道を取り戻す必要のあるときには非常に力強い言霊だと思います。それはさておき、あなたもなんらかの愛読書をお持ちのことでしょう!仮にお持ちでなくても、力がみなぎる短いフレーズなどに出会うこともあるでしょう。なぜいま愛読書のお話をしているかと言いますと、言葉の力、っていうのは非常に強いからでもあるのです。いい言葉を常日頃良く使う人は、いい事がいっぱい起こります。逆の場合は逆のことが起こりやすくなります。それは言葉は想いの反映で、エネルギーを持っているからですね。だから、エネルギーが落ちたり、パワーダウンしたとき、またエネルギーを上げたい時は、いい言葉にたくさん接してみましょう。そして、時にはそれを声にだして読んでみましょう。きっと新たな視点が広がると思います。今日もご訪問いただき、ありがとうございます。
2004.04.12
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生活習慣病ってありますよね?昔は成人病っていっていた、ガン、心疾患、脳血管心疾患などなど現代もその勢いは以前にも増して大きいです。食事を中心とした、生活習慣は、私が生まれた(1964年)高度成長期の少し前くらいから、大きく変わりました。ここでは、その中身はいつもお伝えしてますので端折ります。が、常日頃の生活習慣の積み重ねが素晴らしい健康人生に繋がったり、逆に大病に繋がったりというのはみんな分かってます。でも意外なほどに、習慣は当たり前になっているので、いい習慣であればいいのですが、その人にとって悪い習慣が続くと身体は致命的な打撃を受ける場合があるわけです。怖いです。「お腹が減ったなぁ(減ったような気がするな~、笑)!」と際限なくいつでもどこでも物を食べられる時代ですから、なおさら・・・。でも、もっと怖いのは、思考における習慣病なのです。私たちの思考は瞬間的なものを含めると一日に7万回以上のフラッシュがあるそうです。例えば、車の運転をしていて、「前の車とろいなぁ~」(1回)「急いでいるから追い抜こうかな!?」(2回)「でも、気分を悪くさせるだろうな~」(3回) ・・・・・・。)(~7万回)で一般的には、その内のなんと4万回位は、良くない思考、否定思考をおこなっているのだそうです。ところが、世の中で活躍し、実績を上げているスポーツ選手とか経営者などなどは、この良くない思考が極めて少ないんですね。例えば、スポーツでもオリンピックのメダリストレベルになると、ほんの一瞬の否定思考、「このままじゃちょっと不味いかも・・・」というような思考に浸った瞬間に負けてしまう、ということがあるのだそうです。その思考を、「では、このワザを使ってみよう!」というように即座に前向きに切り返す思考をしないと負けちゃうんですね。これは単純な意味でのプラス思考、マイナス思考っていうのではなく、日常生活の瞬間瞬間の想いが大事っていうお話なのです。先般、私自身もそれを実感する体験をして驚きました。実は、ある業者さんにコチラの都合ばかりを主張する横柄な態度を結果としてとってしまったその後に、「ちょっといかんかったな~」と反省はしたのですが、普段しない忘れ物はするわ、メガネはぶっとぶわ、もう一個忘れましたが面白くないことが続きました。これは、私にとっては新しい気づきでした。直接ご縁のない方に対しても、いい想い、思いやり、優しさをもって接することが大切だということ。裏を返せば、思考と行動は表裏一体ですので、常日頃の思考習慣を良いものにしていくだけで、ツキとか運なんかも良くなってきたり、直感力が上がったりする可能性はより高くなるということですよね。単純に損得ということではなく、より豊かな人生を送り、沢山の人たちと喜びを分かちあうような人生を過ごすためには、そんな思考習慣がとても大切だということですね。そしてまた、運やツキ、直観力の向上というのは、「健康」の延長線上にある、というのもおわかりいただけることでしょう。今日もご訪問ありがとうございます。
2004.04.09
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『 ある料亭で行った会食会で、一品だけ料理を口にしなかたことばありました。その料理を口に入れる前に、なんとなくこれはやめておこうという感覚が働いたからなのです。 まもなく、私を除いた全員が、その一品が原因で、腹痛、嘔吐、下痢などの食中毒症状になったのです。私はなんともなかったので平然としていると、皆に驚かれて、「さすが呼吸法をやられている西野先生ですね、先生の身体は特別なんですね!」と言われました。しかし特別ではないのです。嗅覚と味覚が判断して、私の口に入れなかっただけなのです。』(西野流呼吸法 生命エネルギーの躍動 西野皓三著より引用)私はよく、生命力が高いことの例として、悪いものを食べたら吐いてしまう、ということを言います。で、生命力が弱い人は、しばらくタイムラグが出てから、調子を崩したり、場合によっては表面上には出ずに、身体が処理できず、(悪いものを)溜め込んだまま、ということさえあるようです。でも、西野氏の場合は、そんなレベルから考えると桁違いですよね。「なんか食べたくない!」そういう感性、ただそれだけです。これは恐れ入りました、の世界ですが、多分この日記をお読みのあなたも似たような経験があるのではないでしょうか?私も、そう言われれば何回かあるように思います。健康の究極には「五感の鋭敏」そしてその先にはまだあるのですが、それはともかく、やっぱりこのような感覚的なことっていうのは大事ですね。これからの世の中を力強く、そして楽しく生きていくためにも、感性を磨く、ということに、各自各々の方法でトライしてみてはいかがでしょうか。そのプロセスはたくさんあるだろう、と思います。今日もご訪問いただき、ありがとうございます。追伸西野流を特別に推奨しているわけではありません。氏の書かれている切り口が素晴らしいので引用させていただいております。誤解なきようお願いいたします。
2004.04.05
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『 言葉は、人類が発明した中で最高のエネルギーを持つものですね。言葉が最高なんです。人は言葉で動く。今日皆さんがいらっしゃったのも、言葉によって集まられたんですよね。』『 私は、言葉のエネルギーを知らなかったんですね。私は言葉によって人を殺しとったんですね。言葉によって人を傷つけてたんですね。ケガさせてました。その間、私は、豊かな人生ではなかったんですね。』『 ところがね、言葉さんを尊敬して言葉さんたちが喜ぶような使い方、喜ぶような付き合い方をしだして、だんだんだんだん私の人生が開けてきたんですね。言葉は、言葉さんなんですね。 友だちもそうでしょ。尊敬して、個性が生きるような、その人が一番喜ぶような付き合い方をしだしたら、友だちが喜んで、だんだんだんだん寄ってくるんですね。言葉さんもそうですよ。』『 文章にはエネルギーがあるのです。ものすごいエネルギーがあります。文章にエネルギーがあるなら、言葉にエネルギーがあるということですね。 今晩、女房がここに訪ねてくる。桑名のほうへ来るはずです。女房に「綺麗だよ、綺麗だよ」と言うと、綺麗になるんです。子どもに「お手伝いをよくするなあ」と言ったら、手伝いをよくするようになるのです。』(坂田道信 講演 ハガキ道に生きる小冊子より引用)私は昨年坂田先生の御講演を主催させてもらって、ハガキ道を知り、昨年1年で200枚ほどのハガキを書きました。坂田氏は、1日30枚を目標にされてますので一年で一万枚以上、それと比べると私の方はホント微々たるものですが、一昨年は一枚も書かなかった時と比べると、全く人生の流れが変ったと思います。その詳細はここでは述べつくせませんが(字数の制限もあり)、なぜハガキを書く、といいことがあるのか、と言いますと、毎日自分の人生を刻み込み、見つめなおすことができるのです。そしてさらに縁ある人たちとの絆が深まり、心ある人、感性が合う人たちとの共感が起こります。電子メールもあって、今は非常に便利な世の中ですが、デジタルとは違ったアナログ、手書きの良さは、たとえ字が汚くても(私は非常に字は下手です、笑)、格別なものがあると感じます。私は坂田氏のところで出されている、複写できる用紙を使ってますので、控えはずっと残ります。あの時、こんなこと思ってたんだなぁ、とか、あっ、こんな人ともご縁があったんだー、と思わず感謝の想いが湧き出てきたりと、世の中は自分ひとりで生きているのではないことがよくよく実感できたりするんですね。私の仲間でもこのハガキ道を既に実践されておられるかたも何人かいらっしゃいます。素晴らしい方々ばかりです。ということでふと思い立ち、この4月からハガキを書いてみたい方がスムーズにスタートできるお手伝いをすることにしました。数百円で手軽にはじめられますので、一人また一人と少しずつハガキを書く仲間が全国にできれば素敵だな、と思ってます。当トップページにも、ハガキ道について少し御紹介してますので、御興味がある方は是非のぞいてみてくださいね。今日もご訪問いただき、ありがとうございます。
2004.04.02
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『 脳、ことにヒトの大脳新皮質は、生物の進化が産み出した最高傑作の一つでしょう。その見事な情報処理システムは、今日のハイ・テクノロジーをもってしても、真似することはできません。 大脳は情報処理ということに関しては、まことに優れた器官なのですが、そこには「自らの命を守るべし」という、生命にとっての第一のテーマが刷り込まれていないのです。 (中略) 現代の人類は、大脳が作った科学技術によって、自らが生活を営む地球をも破壊しようとしている観さえありますが、それはけっして生命進化が望んだことではないのです。 DNAは、古からの「腸管内臓系」とリンクすることによって、最高の能力が発揮できるように大脳を作ったのです。「腸管内臓系」が正しく機能すれば、大脳の欠点はカバーされるはずだったのです。情報の真贋を見抜き、正しい決断を下し、また激しい感情に流されない知性が、ヒトに等しく与えられることになっていたわけです。 ところが、現実にはそうなってはいません。頭脳知に頼るあまり、腸管内臓系からの「声」が聞こえなくなっている---それが現代の人間なのです。 天才・英雄と呼ばれる人たちは、「腸管内臓系」の力をフルに引き出して創造的な仕事を成し遂げました。しかし、それはあくまでごく一部分でしかありません。ほとんどの人において、腸管内臓系の力は「眠った」ままになっているのです。』(生命エネルギーを高める西野流呼吸法 西野皓三著より引用)腸管内臓系云々というお話は、発生学的にみて、動物の身体は腸管(要は腸ですね)から生まれた、ということがベースになっています。もちろん、脳や神経系も腸から生まれました。そのことは故・三木成夫教授が書かれた本に、その詳細がありますが、西野氏はこの腸管内臓系を「身体知の根幹」と捉えて、生命の源、と位置づけておられるようです。そしてこの腸管内臓系は同時に脳・神経系を支えているのです。つまり人間の知性は、大脳から生まれる、というのが現代の常識ですが、というよりも、実は、身体の知性とも言える「腸管内臓系」が先にありき、ということも言えますね。ちょっとお話が難しく感じられるかもしれませんが、私が常日頃お話している、「感性とか感覚」、という言葉で表現しているのが、ここでいう「腸管内臓系」ということになります。つまり頭(大脳)で考えすぎず、身体で感じましょう!っていうやつですね。実は、言葉にもそのことが良く現れていて、例えば、「断腸の思い」なんかは生命にとっての根源的感情で、理屈ではないです。また、勇気とか気力を英語ではguts(ガッツ)といいますが、その単数形gutは消化管、腸を意味するそうです。まさにガッツは腸(管内臓系)から生まれる、所以ですよね。少し分かりにくかったかもしれませんが、要するに、これからは、知識や知性に加えて、感じる力、内臓感覚のような生命本来の力を今一度見直しましょう!という提案です。内容的にはいつも私がお話していることとなんら変りませんが、「腸」という臓器がそれほどまでに生命の根幹として大切なんですよ、ということを、西野氏の上記著書を読み、あらためて再確認したしだいです。ガンの主原因の一つとして腸内の異常発酵とか、活性酸素の過剰発生というお話や、便秘の方の腸内洗浄なんていうのもありますが、ここ(腸)を詰まらせると確かに生命に直接影響があるんですね。やっぱり「まず(身体を)感じてその後に考える」方がより自然なのでしょう!ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
2004.03.30
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『 「気」の時代である。気とは人間の究極の情報で、データベースにもマニュアルにもできないものだ。 気分、気持ち、気づき、気遣い、気転、気品---心理市場の最大のキーワードは、この「気」「気分」である。理屈や論理を超えて「気分」がマーケットを左右するようになった。 思いが先行する時代の顧客心理を、この「気分」で読み解いたらどうなるか。心理の時代の価値は、あるといえばある、無いと思えば無い。色即是空ではないが、物の価値のように間違いなくそこに実体としてあるわけではない。 すぐれた気分を提供すれば、そこに顧客満足が発生する。提供できなければ不快感が残ることもある。心理的サービス力のわずかな差で結果が大きく分かれるのが、心理市場の怖いところである。』(買いたい気分にさせる50の作戦「気分の演出学」 谷口正和著より引用)アポイントの合間や隙間時間に、本屋さんで何気なく立ち読みをしていて、まさに「コレコレッ!」「これが欲しかったんや~!」っていう本に巡り会うことが最近とみに増えてきました。有り難いことですね。上記にご紹介した本も、そんな本の一冊です。私の読む本は、心理学とか、哲学、癒し、健康、医学などを中心にかなり特殊なカテゴリー(笑)の本も多いかもしれませんが、これは、いわゆるビジネス書ですよね。マーケティング本です。でも、これめちゃ面白い、池田さん風にはオモロイ、です。笑どこがいいかといいますと、50の作戦の分類がよく、大きくは感、場、思、命、伝の各演出学という5つに分けているんです。そのそれぞれの5つの中に、陶酔とかオーラ、貴族、引き算、生命、静けさ、機、使命、神話、語り部などなど計50のキーワードがあって、その各々について非常にユニークな切り口で書かれてます。いずれにしても、「気分」のようなキーワードを多用して、一見怪しく感じるキーワードまで使って、切り込んであるマーケティング系の本は珍しい、と思います。ということで、ピンときた方は是非ご一読ください。最近、そこそこ評判のいいカフェなんかに行っても、例えば一人で行ったときには、「お一人様はそちらのカウンターへお願いしま~す。」なんて、よく空いてるのに言われたりするとちょっとガッカリすることがあります。やっぱりね、って。(笑)でも、本当にリピートしたい「気分」になるお店はそんな対応は絶対しないですよね。最近うわさの、六本木の「カシータ」にはまだ私も行ったことはないですが、それこそ多分お客様への「気分の演出」の仕方が抜群なんでしょう。最後に、『最も見えにくいのに最も支配するのは「心」である。夏目漱石の「こころ」ではないが、心が人の運命を変えてしまうことは多々ある。』(同引用)というフレーズをあなたにプレゼントして、今日の日記とさせていただきます。いつもご訪問いただきありがとうございます。追伸ところで、近々ゆっくりご紹介しますが、オモロイ大学、池田さんの主宰、「あなたのお店をオンリーワンにする」セミナーは超おすすめです。なぜなら講師のマッケンローさんがとても「熱い」人だからです。私も今回参加させていただく予定ですので、関西にお住まいの方!よろしければそちらで是非お会いしましょう。 ↓(詳細はコチラへ)http://plaza.rakuten.co.jp/omoroilife/
2004.03.27
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昔から隣の芝生が青く見えたり、渋滞で自分の斜線が一番遅いと感じたり、べっぴんさんは性格もきれいと勘違いしたり(笑)と人生は錯覚の連続ですよね。先日学んだ色彩心理学でも、明らかに歪んで見えるのに実は平行だったり、どうみても渦巻きにしか見えないのに実は単なる円の重なりだったり、っていうのを見ていると(錯視っていうんですね)、つくづく人間の目、っていうのはいい加減なんだな~、思います。でも考えてみると、あんまり正確に見えても面白くないでしょうね!?ええ加減でちょうどいいのでしょう!そして、この錯覚というのはうまく利用すると非常にワクワク人生をおくることができます。例えば、「僕の奥さんは美的感覚に優れているので、洋服を買うのが大好きだ!」とか、「私の主人は、仕事が早いから毎日5:30にきっちり帰ってくる」とか ものは取りようなんです。「僕の奥さんはしょっちゅう新しい服に無駄遣いをする!」「主人は毎日5:30には帰ってきてしまう。」ではないんですよ。(笑)NLP(脳神経言語プログラミング)ではリフレーミングと言いますよね。言葉の言い換えのことです。いろいろなところで応用可能だと思います。ちなみにツキや運は、この「いい錯覚」をフル活用すると凄く良くなってくるそうです。あなたも騙されたと思って、たくさんいい錯覚をしてみませんか?毎日が冗談のように楽しくなるかもしれませんよ!笑今日は軽いノリで書かせていただきました。ご来訪ありがとうございます。
2004.03.23
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『 人間は考えることを止めたとき一切の迷いは消え、そしていきいきと生きる力が湧いてくる。頭はどれだけ磨いても力の原点にはなり得ない。一寸先は真暗闇の今という時代を生き抜くためには、まず考えないゆえに迷わない獣の勇気を持ち、そして一所懸命に生きることである。 思えば私たちは年齢や経験を重ねるにつれて、行動する前から、こうなりはしないだろうか、こう言われはしないだろうかと仮説を作って生きている。だから迷いや不安、悩み、無気力となり、やがて行動することが出来なくなる。それが私たち現代人の姿なのである。 これからの時代に生き残ることが出来るリーダーの条件は、ただ一つ、単細胞である。 つまり、人間にとって一番大事なものは童心、即ち大人になっても子供心を持っている人のほうが生きる力が強く、どんな逆境に出会っても生き残っていけるということである。』(健やか 中島文保著より引用)これはかなり以前に当日記でも御紹介した、行徳哲男先生の、感性を取り戻す訓練に出られた著者が、その体験を受けて書かれたものです。これをチラッと見ていたときに、斉藤一人さんの「困ったことは起こらない!」というフレーズがふっとなぜか浮かんで一人ニヤッとしたりしてました。笑それは余談ですが、ともかく私たちはツイツイ考えすぎて今やればいいのに先延ばしして、素晴らしいご縁、チャンスを逃したりすることがあります。もったいない、ことですよね。でもみーんなやってますよ。結構。もちろん私も。で、そんなとき大切なのは、上記著者は、「単細胞」と表現してますが、シンプルな感性、もっと言うと、直観力だと思うんです。私は以前、論理分析思考がかなり強く、上記のように、いわゆる考え過ぎ状態に陥っていたことがあります。でも、ここ7年くらいの出来事をあらためて振り返ってみてわかったんですが、そのような論理分析思考よりも、その時々の感性の方が、結果として正しい判断をしていることが分かりました。もちろん、物事を筋道だてて考える、ということはとても大切なことですが、こと様々な重要な場面における判断に関しては、私の場合100%(90%ではなかった!)感覚とか直観があまりにも素晴らしい判断をしてました。例を挙げればキリがないので一例だけ御紹介しておきますと、『ある時、高名な方とのご縁が出来たので、ご縁を深めれることができればいいな~、と思ってました。そうすれば、自分だけではできない、より大きな貢献ができるだろうと思ったからです。でもどうしてもその方の近くに行くとどうもしゃべる気分になれないのです。そんなことが何度も続きしばらくして、その方がどうやら事業上で儲けに走り出し、人の扱いも公正さを欠き……、云々というお話が信頼できる筋から伝わってきたのです。』「まさに直観や潜在意識は知っていた!」っていう感じですね。で、最近は専ら直観を重視し、論理は次点に使っているのです。まぁ、このようなお話を聞いてもそんなバカなという方もいらっしゃるでしょう!でもそんな方とは不思議とご縁が出来ないようになってるところがまた面白い、とも言えますね。笑またまたお話がそれて恐縮ですが、最後にお伝えしておきたいのは、この直観力の源泉が「健康力」から来る、ということです。言い換えれば、腕白坊主(最近では死語?)のような「生命力」から来ます。もちろん心身ともに、という前提がつきますが、健康で生命力溢れる人ほど直観力が働きやすくなります。逆に考えると分かりやすいですよね。悩みやイライラ、他人への不満で心がいっぱいで、身体がだるくて頭もガンガン痛むような時にいい直観が浮かぶとはとても思えないですよね。一見当たり前のお話ですが、自覚して行動となると…、っていう世界ですね。ということで、今日は長くなりましたが、ここまでお読みいただきありがとうございます。
2004.03.21
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この頃、色々な意味でバランスが悪い時代だな、って側面をかき消すがごとく、いいものやいい集まり、そしていい書物がポツポツ出てきているように思います。もちろん、その『いい』という基準は私、インスパイア大澤というフィルターを通してのものであるのは間違いありませんが。笑それはともかく、私がいいと信じるものをご紹介していくのもひとつのミッションですので、これからもいろいろご紹介していくつもりです。その中に、「うん、うん、なるほど。そんなのもありなんだね!」とか「それ一度やってみよう!」なんていうのがあれば、私も幸いに思います。さて、冒頭のLOHASとは、Lifestyle Of Health And Sustainability の頭文字を取った造語だそうで、米国の社会学者ポール・レイ氏と心理学者シェリー・アンダーソン氏が1998年に全米15万人を対象に15年にわたって実施した価値観調査で、信心深い保守派(24%)、民主主義と科学技術を信奉する現代主義者(47%)に続く第3の社会集団として、LOHAS志向を持った生活創造者(29%)の存在を実証したのがきっかけで知られるようになったそうです。(ソトコト 4月号より)直訳すると、「健康で持続可能なライフスタイル」となりますよね。もう少し詳しくは、「地球環境保護と人間の健康を最優先し、人類が共存共栄できる持続可能な社会のあり方を望むライフスタイル」ということになります。LOHASについては、実は私もこれまで全く知らず、特に最近私がたくさんインスピレーションをいただいている、インスパイアsio氏のご著書、「半農半X」がご紹介されているということで買った先述のソトコト4月号がきっかけで知った次第です。ちなみ「半農半X」はこれまた素晴らしいご本ですので、まだの方は是非どうぞ。↓(インスパイアsioさんには一度お会いしましたが、素晴らしい感性の方です!)http://plaza.rakuten.co.jp/simpleandmission/(インスパイアsioさまのページはこちら)そして、「出来事には偶然はない」、とはよく言いますが、その本にはLOHASのこと、そして氣功、さらに本の少し前に知った、三國シェフのこと(実は私にとって今必要な情報ばかりだったのです。)まで載っており、驚きと共にご縁に感謝!という気持ちを隠せませんでした!とまた横道へそれましたが、笑LOHAS的な生き方を志向する人は、保守派や現代主義者と比べて次のような傾向が強いそうです。「持続可能な地球環境や経済の実現を願い、そのために行動する」「人間関係を大切にし、自己実現に力を入れる」「政治に諦めを感じていない」「薬に頼らない病気予防や代替医療に関心がある」などなど。このような分類そのものには意味はないのかもしれませんが、最近はやりのスローな生き方のヒントとしては、参考にするべき事がたくさんあるでしょう。特に私自身は今だけいいのではない、「持続可能な」というキーワードが大切だと考えてます。またこのような新しい概念を敢えてご紹介する、ソトコトっていう雑誌も、上記の一部にでも共感できる方にはお薦めしたいと思います。(→詳細は http://www.sotokoto.net/ をご覧ください。)非常にインスピレーションに満ち満ちた素晴らしい雑誌ですよ。今日もご来訪いただき、ありがとうございます。P.S.-掲示板&私書箱に書き込みをいただいている方へ-お返事が遅れてますが、必ずお返し(日記をお持ちの方中心)したいと思ってますので、気長にお待ちいただければ幸いです。
2004.03.17
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『 知識や情報という膨大な量の、なんの旨みもない化学肥料どっぷりの「えさ」を与え、学習塾というところに朝から晩まで閉じ込める。 自然界から隔離し、遊ばせず、考えさせず、行動させず、何もかもみんな与え、ぶくぶくと肥え太らせる。 その結果、自分ひとりでは何も考えられない、行動できない、好きなことも見つけられない、ブロイラー受験生ができます。 そして彼らはやがて、市場である社会へと出荷されていくのです。』(本当の学力は作文で劇的に伸びる 芦永奈雄著より引用)上記、書籍は作文力、文章力をつけるのに、本当にわかりやすい観点を提供してくれる良書です。私の友人である、水野氏からご紹介いただいた本なのですが、 ↓(水野さん、ありがとうございました!) http://plaza.rakuten.co.jp/nosmoke/ (煙んパスのずれずれ日記)私のような、文章書きとしてはド素人にも非常にわかりやすく、ためになる見方、切り口をいただけるのです。でも、考えてみれば、当然なのかもしれません。この本の、直接の対象は小学生や中学生ですもんね。大人が読んでわかりやすいのは、当たり前、と言えば当たり前!(笑)でも、逆に言うと子どもの教育というよりも、大人自身のためにもこの本を読んだ方がいい、とお勧めできる一冊です。もちろん、お子さんがいらっしゃるご両親には特にお勧めです。なぜなら、頭のいい子どもを育てようと思ったら、親子のコミュニケーションが大切。逆に親子のコミュニケーションがないままに、頭のいい子を育てようというのは、『種を蒔かずに芽を出させようとしているようなものですよ』(同引用)と、要するに作文力、表現力は、親以外の先生や友人達も含めた、コミュニケーション能力まで伸ばす力があるということです。ところで、少し(かなり、笑)冒頭の内容からは外れましたが、別に塾へ行くことが格別に悪いとは決して思わないですが、上記のように化学肥料を与えているばかりでは、主体的な力、自立できるパワーが持てない、可能性も出てきますよ!ということですね。なぜここを引用したかと言いますと、常日頃お伝えしてますように、サプリメントや健康グッズの使い過ぎも、生命の主体性を削ぎ落とす可能性がありますよ!ということがいいたかったからです。(笑)生命本来の力、子どもが本来持っている主体性、いずれもより本質的な部分として大切にしたいですよね。今日もありがとうございます。
2004.03.15
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『このごろは土曜日、日曜に生まれる赤ちゃんは稀少価値があるそうです。土、日はお医者さんも看護婦さんも休みたいので、出産がないように、病院で陣痛促進剤を使って平日のうちに出産させてしまうからです。自然に任せて「休日出産」をすると、割り増し料金をとられます。』(あなたの子どもはこんなに危機にさらされている 七田眞著より引用)先日お話した助産院経営の方(私の尊敬する事業パートナーである治療家と事業提携しているこれまた素晴らしい方です。)は以前病院勤めをしておられました。ですから、上記のようなことが普通に行われているのは間違いない、とのことを先日あらためて確認しました。それはごくごく当たり前に行われるので、一般的にはみんなやっていること、と錯覚さえするのでしょう。怖いことです。実証データがある科学的思考は正しく、結果が出ても実証できる分析データがないと????と即断する、現代の洗脳と同じで、「みんなやってて(そのときは)何も問題は起こってないですよ!」っていうのは、一歩間違えると本当に怖いと感じます。そのデータも、例えば後になってやっぱり当時発見されなかった副作用があることが判明しました、ではなんとも…。薬なんかでありますよね。それはさておき、ここから先は、科学的分析一辺倒の方には敢えてお読みにならないでください、ということをはっきりとお願いしておきますね。決して科学的なお話ではありませんので…。笑というのは、先日の助産院の方のお話によると、自宅出産を含めた、自然出産の場合は、ご家族の都合に合わせて、赤ちゃんが一番タイミングのいいときに生まれてくれる、ということがあるようです。胎児とお母さんは、やっぱり感覚的に繋がっているんですね。例えば、○日は長男の幼稚園の運動会があるので、この日にだけは産まれないで、というときでも、翌日に産まれてくれるとか、仮にその日に産まれてきたとしても、その日は実は雨で運動会は中止になった、とかいうことが結構あるようです。こじつけだよ!そうかもしれません。笑でも、私はなんとなくそういうことは信じちゃうんです。多分あるだろうな、って。だって、人間は機械ではなく、感情、感性を持った素晴らしい力を与えられた存在ですから。人間の与えられた素晴らしい力、「生命力」、「命」、そして「感性」のようなキーワードはこれからの地球環境を考える際にも、非常に大きなパワーになるでしょう。20世紀に特に磨いてきた「知性」に加えて、上記直接目に見えない大切なことの探求が、あまり大衆の目に触れないところで(笑)、実際、日に日に進んでいっているんですよ。そんなウネリに合流して、ウネリの力を一緒に上げていこう!そんな方にこの日記を読んでいただければうれしく思います。ありがとうございます。※私自身は現代の科学的分析思考を否定しているわけでは決してありません。要はバランスが大切、ということです。
2004.03.12
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先日、ある自然な出産の助産院をされている方にお話を伺いました。この方は、助産婦としても数十年、そして講演は年間100回を超える、というキャリアの持ち主です。約2時間ほど、伺ったのですが、本当に健康の源は、赤ちゃん、と言いますか、胎児、妊婦の健康、もっと言えば、生まれる前からの両親の健康、そして価値観、考え方のところからかかわって来るんだ、というのが非常によく分かりました。生命の誕生というのは、命の大元です。ここで、既にハンディを負うとどうしても後々に尾を引く場合が多いようです。例えば、これはいわゆる分析的なデータではありませんが、帝王切開で生まれたお母さんは、そのお子さんも帝王切開の場合が多い、という経験則があるそうです。これはものの考え方も影響してまして、そのお母さんのご両親なんかが、「娘が痛がっているから、何とかして下さい。」ということで帝王切開、というパターンが多いそうです。いわゆる過保護&依存心大 ってやつですね。(もちろん、やむを得ない、必要がある場合が当然あることを前提のお話ですよ。)昔のお母さんは、「そんなの(そんな痛み)当たり前だ!がんばりなさい。」だったんですね。何十年も助産院で仕事をすると、そのあたりの歴史的変遷がハッキリあるようです。少し話がそれましたが、帝王切開で生まれてきた赤ちゃんは、赤ちゃんというよりも、大理石模様の白ちゃん、青ちゃんっていう感じで血色の悪いことが多いようです。そうでなく生まれた赤ちゃんは本当に赤い、んだそうですね。2時間のお話の中では、「自然なお産を体験して、人間として成長し、育児に入れる!」とか、「赤ちゃんの冷え性!?」「アトピー」の問題など、日記でご紹介するにはあまりにも内容が盛りだくさんで書ききれないので、これくらいにしますが、大切なのは、赤ちゃん誕生のドラマも、お母さんとおばあちゃんの人間関係、ご主人と奥さんの関係、などさまざまな関係性の中で、決まってくるということ。合わせて、大人の問題が赤ちゃんにも確実に反映されるということです。これは、それ以前の日常の食生活、過ごし方も含めてということになります。最後に一番大切なのは、お母さんが「産むぞ!」という気合いが一番大切とのことで、それは、裏返すと現代社会では、「お医者さまに産ませてもらう。」という依存心が強くなりすぎている、ということなんですね。それは、自尊心が低く、自分の身体、そして自分までも信じられなくなっている、というのが昨今の状況とも言えるでしょう。これは、最近のダイエット食品やサプリメントブームも同じですよね。今日もここまでご一緒いただき、ありがとうございます。
2004.03.07
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