今が生死

今が生死

2013.02.23
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カテゴリ: 旅行
娘の嫁ぎ先のお父様が腹腔鏡下胆石摘出術を受けるため、はるばる姫路から当院まできてくれて無事手術が終了して本日朝、奥様が運転して姫路まで帰って行った。

手術翌日昼食を奥様とご一緒した際不思議なめぐり合わせのお話を伺った。1昨年9月息子の住むアイダホ州ボイジにご夫婦で出かけたが旦那さんが先に帰り奥さんが一人で帰ってきた。ボイジ空港からサンフランシスコに出てそこから成田行に乗り換えるのだが空港が広くてどこで乗ったらいいかさっぱりわからなかった。

日本人を探して聞こうと思ったが東洋系は殆ど中国人で途方にくれていたが、やっと日本人らしいハンサムの青年を見かけたので声をかけたら日本人で、自分も日本に帰るので搭乗口まで案内してくれて、時間があったので空港内の喫茶店でご馳走もしてくれた。今度結婚するのですと言って彼女へのお土産にいいものを教えて下さいと言われてフランスの化粧品をお勧めしたら「じゃあ、それに決めました」と買った。そしてしばらく話したあとお別れした。お名前とかどこにお住まいなのかはお聞きしなかった。

旅の出来事で、ハンサムで親切な青年に会った思い出はあるけれど、この広い世界で再会、もしくはそれに近いことが起ころうとは夢にも思わなかった。昨年息子の嫁(私の娘)がボイジの体操教室で日本人女性を見かけて話をしたら、最近結婚したこと、旦那からプレゼントをもらったがそれは旦那がサンフランシスコ空港で買ってきたもの、空港で見知らぬ日本人と知り合った、というような話から「もしや?」と思ったが、まさかそんなことはないだろうと忘れていた。

ある日スーパーでその女性とご主人が買い物しているところに出くわした。ご主人に自分たちの母親がサンフランシスコ空港でお世話になった日本人がいるのですよとその時の状況を話したら、「それは私です」と言われてびっくりしてしまった。

まさかこの広い世界で偶然お会いした人が息子達と会って話をしたとはあまりに不思議だとお母様は言っていた。

世の中には不思議なことがあるものだと思った。目に見えない糸があるという人がいるが、本当にそう言う糸があるのかなと思った。





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Last updated  2013.02.24 14:56:50
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