昨日は、レース場別の通算成績を確認しました。その中で、成績が極めて高いレース場は相性が良い、極めて低いレース場は相性が悪いという表現をしたのですが、ふと、相性の良し悪しをいうなら、成績よりもアクシデントの発生が多い、少ないで考えた方がよいのではないかと思ったんです。
そこで、今日はレース場別のアクシデント発生数を確認して、相性の良し悪しを考えてみます。
2023年までの通算のアクシデント発生数をまとめましたのでご覧ください。
【アクシデント表記】
妨 妨害失格
エエンスト失格
転転覆失格
落落水失格
沈沈没失格
不不完走失格
失前記以外の失格
Fフライング返還欠場
L 出遅れ返還欠場
欠 欠場
単純にアクシデントの発生数でみると、出走数が多いレース場での発生数が多くなるので、右端に発生率も追加しています。
なお、発生率は、アクシデント発生数を出走数ではなく、出場数で割って計算しています。
アクシデントの中には、選手責任外のものも含まれていますが、その場合は出走していないことになるので、出走数ではなく、出場数を使っています。
選手責任外のアクシデントを含めるかどうかは考えどころでしたが、責任の有無に関わらずアクシデントが発生したこと自体が不幸なことなので、相性を考えるにおいては含めることにしました。
という感じでまとめてみた結果、発生率上位3場を橙色(相性が悪い)、発生率下位3場を青色(相性が悪い)にしています。
<相性が良いレース場>
1位 唐津
2位 下関
3位 常滑
<相性が悪いレース場>
1位 芦屋
2位 丸亀
3位 平和島
成績で判断した結果と同じような顔ぶれになったのは相性が悪いレース場ですね。
丸亀、平和島は成績でも相性が悪いとしましたが、アクシデントの発生率でも相性が悪くなりました。
さすがに、この2場は本当に相性が悪いのかもしれませんね。
ただ、1番相性が悪いのが芦屋になったのは意外。成績で見ると芦屋は相性が良いとはなってませんでしたが、平均よりも高い成績を残しており、相性が良い側の場なだけに、アクシデントが多いのは予想外でした。
一方、相性が良いレース場は、成績で判断した相性の良いレース場が一つも入っていません。
それでも平均よりも高い成績で、相性が良い側のレース場が下関、常滑となりますから、やはり、成績で判断した結果と見た傾向にあるような感じはします。
しかし、1位の唐津については、成績は平均以下で成績でいうと相性が悪いレース場なのに、アクシデントは少なく、相性が良いレース場となってしまいました。
相性が良い方にも、悪い方にも、成績で判断すると逆の結果であるレース場が1つずつ入るという、珍現象も見られています。
なお、児島については、群を抜いて出場数が多いことに伴い、アクシデント発生数も多発していますが、発生率でみるとそこまで目立つ数字にはなりませんでした。
また、児島についてはデビュー間がない時のレースが多く含まれていますから、通算のアクシデント発生数や発生率だけでは判断が出来ないところかと思います。
それにしても、丸亀の転覆の多さは目を引きますね。
出場数147回に対して、5回もアクシデントが起きています。児島は出場数834回(丸亀の5倍以上)で、転覆は6回と丸亀とほぼ同様の発生数に抑えられているだけに、余計に丸亀でのアクシデント発生率が目立ちます。
恐るべし、丸亀との相性の悪さです。
今年も早くも1ヶ月が過ぎましたが、やはりアクシデントは無いのが一番ですから、今年も出来るだけアクシデントが発生しない、一年となってくれることを切に願います。
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