仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2005.11.17
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カテゴリ: 宮城
水曜日(16日)の朝8時台に、普段は見ない東北放送の朝のテレビ( ウォッチン!みやぎ )を見ていましたら、気象予報士の 斎藤恭紀さん が元気よく天気を伝えていました。仙台空港のカメラ映像も見せてくれるのですが、その際に斎藤さんが、「仙台空港は松本、花巻とともに、日本三大悪「霧」空港と言われている」と。

これは初めて知りました。

確かに、松本空港は標高も日本最高と山間地にあるため風の影響を受け、欠航や着陸地変更という話は聞いたことがあります。それにしても、われらが仙台空港がワースト3と言われると、ちょっと残念。

この話をしていたら、ある人が逆に教えてくれました。たしかに、松本、花巻、仙台の3つが日本の三大「悪気流」空港だ、パイロットの方の著書に書いていた、と。内田幹樹『機長からアナウンス』(新潮文庫)という本で、機長の視点から様々な面白い話が書いている本です。元JASのディスパッチャー(気象状況や貨客重量などからフライトプランを決定する運航管理者)が語ったと言うことで、冬になると山おろしの風が吹いて全くメチャクチャになる、のだそうです。

あっ、そうか。私は悪「霧」空港と聞いたのだけれど、斎藤さんは「悪気流空港」と行ったのでしょう。私の聞き違いです。斎藤さんもひょっとしたらこの本を読んだのかも。

結構面白い本のようです。横風が離着陸の大敵ですが、一定して吹いている分には問題ないそうです。また、離着陸時の視程(見通し)の話もありますが、着陸時に視程が悪いとコンピュータによる自動着陸に切り替えるのだそうです。そんな優秀なコンピュータでも唯一できないのが離陸なのだそうです。





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最終更新日  2005.11.18 06:08:39
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