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新企画の第二弾です。初回は全くと言って良いほど反響がありませんでした。ぶっちゃけほとんど読まれていません。ですが第二弾をやります。何故かと言うとやりたいからです。私のゴーストがそう訴えています。それでは前ふり終了で本題に入ります。私の好きな作品を紹介すると言う企画を急遽変更して、作品を紹介しつつ漫画家さんを紹介すると言うフワッとした企画になりました。ですが今回はさらに変更しまして、連載中のまだ完結してないお勧めの作品を紹介したいと思います。日本は漫画大国と言っても良いでしょう。本屋さんに並んでいる以外にも膨大な量の漫画が連載されていて単行本が発刊されています。最近は電子書籍を利用する事が多いので本当にそう思います。一般的な本屋さんの規模ではとても並び切れません。まさしく氷山の一角です。そこで今回は電子書籍で知った連載中のおすすめ漫画を紹介したいと思います。① 俺は全てを【パリイ】する ~逆勘違いの世界最強は冒険者の夢をみる~ 原作 鍋敷・カワグチ 漫画 KRSG コミック アース⭐️スター 発行 株式会社 アース・スター エンターテイメント申し訳ない話しですが、存在自体まったく知りませんでした。コミック アース⭐️スターと言うのも知りませんし、発行元もまったく存じ上げませんでした。楽天Koboで見かけて購入したと言う感じです。原作の小説があってそれの漫画化の様です。連載自体はWeb上でされている作品みたいです。おすすめと言いながらはっきりした情報が無くて申し訳ないのですが、検索すれば出て来ます。Web上で何話か読めるので、お気に召したら単行本を購入と言う事が出来ます。もちろん楽天Koboで買えますよ。内容としては自分を弱いと思っている主人公と、その主人公の言動に深い意味があると勘違いしている周囲の人とのやり取りが中心です。主人公の勘違い具合と天然具合が面白いです。戦闘シーンも迫力があって見ごたえたっぷりです。冒険者と書いてある通り、舞台は剣と魔法のファンタジー世界です。気にかかる処は現在2巻まで出ているのですが、2巻が2021年の11月に発行されて1年以上たつのに3巻が出ていません。このブログ書く時に軽く調べたのですが、2022年の6月に最新話がWebで更新されて以降お休みしている様です。おすすめして置いて何なのですが、このまま終了と言う可能性もあります。良い作品なので続けて欲しいのですが、こればっかりは分かりません。小説は続いている様ですので、打ち切りとなったらは小説版で楽しむと言う覚悟が必要です。② 航宙軍士官、冒険者になる 原作 伊藤暖彦 漫画 たくま朋正 キャラクター原案 himesuz 電撃コミック NEXT 発行 株式会社 KADOKAWASFとファンタジーの融合と言う新しくはありませんが、なかなか手を出しても物語として成立させるのが難しい分野をあつかった作品です。過去にもこう言った作品は存在したと思うのですが、科学無双や科学チートになりがちです。主人公が強いだけでは漫画になりませんし、最初の主人公の強さをアピールするほど物語を続ける事が困難になります。ピンチになれば最初の強さはなんだったの?となりますし、主人公よりも強い敵を出せばあっと言う間に強さのインフレが起きます。これはまあ、分かりきった話しです。ですから、昔から漫画と言わず物語と言うのは、主人公の成長を基本に描かれます。ですが、今の読者は性急です。主人公が成長するまで待ってはくれません。最近の無双漫画やチート漫画が多いのは、そこら辺が理由なのでしょう。この漫画はそこら辺のバランスが巧みです。主人公が強いだけではなくて、その強さで何をするのかそう言った方向に上手く話を持って行っています。初見のインパクトや派手なスキルに依存した漫画ではありません。確かなストーリーがありますし、そのストーリーも複雑すぎません。原作は小説で漫画は5巻まで出ています。粗筋としてはナノマシーンの活用や亜空間航行が出来る様な超ハイテク持つ宇宙軍の士官が、剣と魔法のファンタジーな惑星に漂着すると言う内容です。一応は名の知れたKADOKAWAですので、いきなり終了は無いと思いますので比較的安心して読めると思います。③ 野人転生 原作 野人 作画 小林嵩人 電撃コミックス NEXT 発行 株式会社 KADOKAWA最近流行りの異世界転生ものです。もはや流行りと言うよりも、定番のカテゴリーを確立していると言っても良いでしょう。この作品ですと実際には転移なのですが、転生と言う事になっています。理由は作中で説明があります。転生先はお約束のファンタジー世界なのですが、異世界転生ものに有りがちなチート能力などはありません。お約束のスキルも気配察知とか気配隠蔽などの地味なものです。魔法もある様なのですが作中にはほとんど出て来ません。レベルもありますが作中だとレベル15までしか描かれていませんし、レベルが上がっても能力は強い人間の範囲までです。リアルなファンタジー世界と言うのも変な言い回しですが、世界観はかなりシビアで現実的です。主人公は全裸で森の真っ只中に放り出されます。テレビで得たサバイバル知識と身につけた空手の技術だけしかありません。ゴブリン等のモンスターも出て来ますが、恐ろしさや厄介さで言いますと現地の人間の方が上と言う描き方をされています。極端な言い方ですと、モンスターは乗り越えるべき『壁』で人間は『敵』と言う感じです。もちろん信頼できる仲間もできますよ。ずっと裸でボッチと言う訳ではありません。異世界漫画と言いますとチートで無双と言う爽快感重視のものが多いのですが、この作品はリアルでシビアです。サバイバルや空手の解説付きでお得感もあります。読みごたえはたっぷりです。現在5巻まで出版されていて、第一部完と言う感じなのですがまだ続く予定の様です。例によって原作は小説なのですが、小説は途中で休止状態みたいです。あくまでも私の印象なのですが、漫画に関してはあるていどの所までやってくれそうな気がします。現時点ですと第二部に期待と言うところですね。KADOKAWAさんを信じましょう。今回は3作品を紹介させて頂きました。漫画は好みがありますので、まあ何かのご参考にと言う感じです。もし読んで見ようかなとお思いの時は、僭越ながら作者の方々にお金の入る形でのご購入をお願いいたします。漫画家さんの原稿料はびっくりするくらい安いです。単行本なってそれが何万冊と売れて初めてまともな収入になります。一冊売れていくらと言う塵も積もればと言う感じです。私たち買う一冊が日本の漫画業界を支えています。その為にも是非とも正規の方法でのご購入をお願いします。
2023.01.14
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私は漫画が好きです。完全な週刊少年ジャンプ世代ですし、リアルタイム北斗の拳世代でもあります。私の子供の頃は、今とは比べ物にならないぐらい娯楽の少ない時代でした。家の中の娯楽などテレビか漫画ぐらいしかありません。テレビは一台しかありませんから自分の好きな番組が見れるとは限りませんし、当然一台しかないので当時の最先端でしたファミコンも好きな時に出来ません。後は漫画となる訳です。週刊誌のジャンプだって読んだからと言って捨てません。それこそページが取れるまで繰返し読んだものです。ですので、漫画には並々ならぬこだわりがあります。それは中年になった今でも変わりません。昔とは違い今はべらぼうな量の漫画があります。そしてその膨大な量を楽しめる電子書籍と言う物があります。昔の様に欲しい単行本を探して本屋巡りをする必要はありませんし、古い漫画の続きが読みたくて古本屋で探し回る事も不要です。本当に便利になりました。新作も過去の名作も読みたい放題です。電子書籍ならば実物と違い場所は取りません。そして、古本と違い作者にお金も入ります。正に良いこと尽くめです。もちろん基本的に新品の値段ですからお高いですが、まとめ買いだと25%引きとかあります。大好きな漫画業界と作家先生のためと思えば惜しくはありません。私も大人ですからそれくらい払って見せましょう。えっへん。そう言った訳で過去の完結している作品から、私のおすすめ作品を紹介したいと思います。前置きが長くなりましたが、要するに今回はそう言った企画です。一部ネタバレがあるかも知れませんが、少々のネタバレで作品の面白さが低下する様なやわな作品は紹介しません。それでも気になされる方は、題名だけを見てそのまま購入して下さい。『マップス』作 長谷川 裕一(はせがわ ゆういち)1985年から1994年にノーラコミックスに連載されていた作品です。続編なども何作品か出ていますね。詳しい事は検索すれば出て来ます。個人的には『荒唐無稽SF漫画の大金字塔』と呼んでおります。もちろん褒め言葉です。最大級の賛辞です。何と言いますかアメリカの古典SF見たいな雰囲気があります。すべておいて発想が自由です。少年(途中からは年齢的に全然少年ではなくなりますが、見た目は変わりません)が主人公の全宇宙を舞台にした冒険活劇です。見たことも考えたこともないキャラや設定が次から次に出て来ます。よく絵が好みではないとか、画風が気に入らないからこの漫画は読まないと言う話を聞きます。愚かなことです。小説の字体が明朝体ではなくゴシック体だから読まないと言ってる様なものです。漫画ですから絵は重要ですが、あくまでもストーリーが肝心です。画風で好き嫌いは非常にもったいないです。何で唐突にこんな話をしたかと言いますと、作者である長谷川 裕一先生の絵は非常に個性的です。漫画家としてのキャリアが軽く三十年以上の方に対して、絵か上手いとか下手だとか言うつもりはありません。上手いに決まっています。ただ緻密な絵が上手いと評価される傾向の昨今では、先生の漫画が正当に評価されない可能性があります。ご自身で描かれている漫画のストーリーを際立たせる素晴らしくスピード感のある絵柄です。ただ『マップス』はごく初期の作品でもあって最初うちは絵柄が固まっていません。どうか絵を見て読むのをためらうと言う事が無いように、重ねてお願いいたします。大丈夫です。間違いなく面白いです。長谷川 裕一先生は今でもバリバリ現役の漫画家さんです。『マップス』もそれなりにヒットをしてアニメ化もされたのですが、ご存知ない方も多いと思います。そもそも連載されていたのが『月刊 コミック NORA』と言う学研が出していた少年漫画雑誌でした。マイナー雑誌と言っても差し支えないと思います。最近ではKADOKAWAの方で『クロスボーン ガンダム』と言うシリーズを書いていらっしゃいます。機動戦士ガンダム F91の後日談と言う設定です。既存のガンダムの枠にとらわれない自由なストーリーで、先生の持ち味が存分に発揮されている作品です。男の子の大好きな胸熱展開も多数あります。こちらもお勧めです。漫画紹介と言いつつも完全に漫画家先生の紹介になってしまいました。よし、企画変更です。この先も企画を続けるつもりですが、漫画家先生の紹介に致します。となったらもう少し続けます。長谷川 裕一先生は『マップス』や『クロスボーン ガンダム』以外にも数多くの作品を書いていらっしゃいます。とても作品の全てを紹介しきれません。優れたSF作品に贈られる星雲賞も二回受賞していらっしゃいます。しかもコミック部門とノンフィクション部門と言う違う分野でです。コミック部門の『クロノアイズ』は『タイムトラベル漫画の完成形』と私は勝手に呼んでおります。タイムトラベルを題材にした作品は数多くのあるのですが、まあ何と言いますか突っ込みどころやあれ?って所はどの作品にも少しはあります。しかしこの作品にはありません。作品の中では完璧な説明がされています。こちらも一読の価値はあります。お勧めです。ノンフィクション部門の『もっと すごい科学で守ります』は東映特撮作品の解説本なのですが、科学的要素はそこそこに屁理屈とも言える内容で解説しております。理屈の通った屁理屈と言う広辞苑も真っ青の内容です。漫画ではありませんけど…解説本です。ちなみにこの本の前に『すごい科学で守ります』と言う本も出ています。この本は続編と言う事です。あと何故か『ハイスピード ジェシー』と言う作品だけは、長谷川 裕ニと言う作者名で書いています。当時はアシスタントをしている弟さんなのでは?と言う噂がありましたが本人の様です。何で作者名を変えたのかは不明ですが、誤植と言う噂があります。裕一と裕ニを間違えて、面白いのでそのままの作者名で通したと言う説です。長谷川 裕一先生の作品を見るに何かやりそうな気がしますが、真偽のほどは不明です。ちなみに弟さんはいらっしゃる様ですが、漫画家さんではありません。長谷川 裕一先生は漫画家歴も長いので、紹介した以外にも数多くの作品を書いています。古い作品もありますので、本屋さんで実物を買うのは難しいかも知れません。古本屋さんでも良いのですが、出来れば電子書籍で読んで頂ければ幸いです。何せ作家さんにお金が入りますからね。これ大事です。
2022.11.27
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