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上がBrenta-38 プロダクション艇、下がワンオフの44。まず44が開発されて38が生まれた。S-40の開発にはBrenta-38を相当意識したのを思い出す。小さいラットが機能的で美しい。S-40.追記:1月のDusseldorfのボートショウにBrentaは30と38を展示している。やり方によっては これを見るとマスト、キールの有無はさほど重要でもないか?やっぱり ”センス”だなって思ってしまう。
Jan 31, 2007
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アメリカの歌手JimmyBがTofinou-9.5mを買った。サンフランシスコ湾に浮かぶ、現地の人もこれがフランスのボートということは判っても何か知らない。Alerionに似てることくらいで。でも僕もJimmyBってどんな歌手か知らない。同じくサンフランシスコのSingleHand協会主催の先日のレース。279隻のエントリーがあったそうだ、しかもこれが定例レース、どこもクルー不足は変わりない。日本もこれに近いことが各地で催されるようになってきているが 益々加速されるだろう。
Jan 30, 2007
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例のオーストラリアのGeelong WeekでA-35(Archambault社)は又 結果をだした。IRC-Class2、15隻参加のシリーズレースで ライバルのFirst34.7(2隻)、First40.7(3隻)等に完勝だったのだ。これだけ結果を出せる船をArchambaultが開発できたのは 立派だと思う。IRCというルールを徹底的に研究したかいがあったということ。しかしBeneteauやX-yachtと比較されることはあっても 具体的な話にならないのは何故だろう?自分に問題があるのか?船に問題は無いし。このレースのIRC Rating比較:A-35=1.031(1.046)A-40=1.114Sydney38OD=1.112BeneteauFirst34.7=1.014 36.7=1.026 40.7=1.076Elliott11m=1.075GrandSurprise=1.046Thompson920=1.168★ S-40= 推定 1.168 X-35OD=1.057P.S 噂のRadical-40は散々な結果に終わった、残念ながら船も終わりか?
Jan 29, 2007
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ここまでくると 言葉が出ない!こういう船を注文する人間がこの世にいるってことに。 をデザインする人間が 。 を造る人間が 。この”いさぎよさ”は いったいどこから?モダンイタリアンの真髄?そして現在この130フィートを建造中、進水は来春予定。こんなデザインが流行るなんて、億万長者はやはり普通じゃない。
Jan 28, 2007
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先日の オーストラリアのビッグレース ”GeelongWeek”のディスタンスレースは 地元SydneyYachtsのSydney38ODが優勝した。14~15時間かかる 小型艇有利の展開でIRC Racingクラス30艇のなかSydney38はなんと7隻参加、1,3,4位と健闘している。2位は我らがA-40(Archambault社、S-40と同じJoubert/Niveltデザイン)で1位に56秒及ばず、残念!日本の2艇のオーナーも頑張って欲しい。トップフィニシュは WildOats、Skandia等マキシは修正で最下位を占める。でも これらマキシ、他最新鋭艇と同時にレース出来るっていいだろうな。世界は 既にほとんどIRCでレースをやっているのに 日本はいつまでIMSに固執しているのか、JapanCupは今年もIMSだし、準備に時間がかかるなんてことはまったく無いのに、この1~2年の遅れは 世界基準へ3~4年の遅れとなろう。IMSで勝てる船が IMSでレースを続けたがっているだけだ。結局自分の足を引っ張ることになるのに気がついていない。
Jan 27, 2007
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Canting Keelのテスト?38度くらい 跳ね上げれるらしいので 効果は絶大?Keelのフィンを造るのに 最近はMillingMachineで 鋼鉄の塊から削りだすという。ーそれでも折れるというから 難しい。
Jan 26, 2007
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今は 真夏のオーストラリアのビッグレースのスタート風景。確かにいいスタートを切れた、しかし上にスーパーマキシのSkandiaがいる!さて どうする?たちまち こんなことになってしまった!
Jan 25, 2007
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フランス、Vannesにある 大型カスタムボート専用の造船所。GillesOlliverがデザイナー/ビルダーを長年つとめていて、フランスのマルティハルのビッグボートは その多くがここで造られた。Orange,ClubMed等それにACボートのAREVAもここ。競争相手がいないと豪語するハイテク工場を持ち、ほとんどビルダーの言いなりで 商売できるのだから羨ましい。Gillは 自分と同年で、えらい差があるな~と実感。所詮 能力の差があったてことか。Carbon/EpoxySandwich工法で突き進んでいるのは 船の性格上わかるがいままで 散々話題になった失敗も多いのも確か。(割れたり、モゲタリ、取れたり、Etc,.)
Jan 24, 2007
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イタリアのFelciデザインの49フィート/クルーザー/レーサー。Esse 850のデザイナーがFelciである、同じイタリアのBrenta と同じような作風を持っている様に思う。この船のリグに注目、S-40のランナー付きってカンジ。真似されてるな~、これもしょうがないか。しかし このサイズのボート/クルーザーで フォアセールは 2ポイントまでハンクスリーフである。しかもGennekerはファーラー仕様。色々あるな~。
Jan 23, 2007
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アメリカのトップビルダーと言われているGoetz Custom Boatsで造られている IRC-55,イギリス人オーナーのもとへ行くらしい。IRCでは ガンポール、ジェネカーが有利なのか?デザイナーは Juan、何国人かは? 確か 東欧だったと思う。若手の天才デザイナーかも?彼は 1999年のフランスのアドミ艇で ステーの無い船をデザインして これがメチャクチャ速く、勝っていたにもかかわらずイギリス人の抗議により失格になったKrazyKyoteのデザイナーだった。この船のオーナーは今や K-Challengeでアメリカズカップに挑戦しているミスターカンドラー。JuanはVOLVOの70でもAMROをデザインし、優勝して いまや売れっ子のデザイナーらしい。Farrの独断場では とっくに無くなっていることに 皆が気がつき始めた。
Jan 20, 2007
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ついにやった!Esmeraldaが KeyWestで優勝した。このシリーズレースで優勝したのは多分 日本人では初めてではないか?あのビックテントで表彰されるのは 格別なものがあると思う。なにせ世界のトップセーラーがほとんど集っているところだから。しかし 敢えて言うなら KenRead(多分彼が舵を担当?)と彼の優秀な子分の力に頼らなくとも 日本人だけで勝てるようになって欲しいが本音である。日本のプロセーラーには こういったところを 活躍の舞台と 目標を高くして戦って欲しい。
Jan 19, 2007
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昨年の Sailing World誌に選ばれた Boat of the yearはスイス生まれのEsse850だった。たしかにアメリカで販売を始めたところだし まだ売れてもいないのに 選ばれてしまった? Flying Tiger10mは悔しいだろうなーお察し申します。この雑誌と SailingAnarchyは犬猿の仲だから 何か意図するものもあったかもしれない。それはそうとしてもEsse850は魅力的な船であるには 変わりない。S-40の"兄弟船”かよ、ラインは極めて近い!
Jan 17, 2007
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BeneteauFirst36.7のラットJ-105のラットJ-109のラットBavaria-35MatchのラットS-40のラット。S-40以外は 全て LaRochelleのボートショウの時取材したもの。どうして40フィートの船が無いのかというと S-40のビームとかボリュウームは35~6フィートと見れるから。これら全ての船のラットの径は125~135cmであった。コックピットフロアに溝を切るのは 様々な理由で断念した。最初は モダンなデザインのポストも期待していたのは 確かだが。-そのつもりで見に行ったのに。
Jan 16, 2007
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走りの軽快さは とても40フィートの船とは 感じない。とにかく4トンを切っているのだから。キールを1点で吊ってみると ぴったしCGの延長線上にあった。サイドチェーンプレート、マストに対して30度の角度をもつ。つまりマストを120度ずつの角度で3点で均等に支えていることになる。ーバックステーが要らない理由。3度のマストレーキにあわせるためにアルミのベースの下には 3度の傾斜を持つFRPのプレートを作った。マストチューブの真下の面が アルミベースにすき間無くぴったし合っていないとマストが坐クツしてしまう。スパルタンなトイレて言われそう、でもこれで十分?セールを見つめるプロの眼。
Jan 15, 2007
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マリン合板で作られたエンジンBox,もちろん内側には防音ラバーが貼られている。手前にBoxをスライドさせれば エンジンの全部を見れる。エンジンはもちろんYanmar製、はっきり言って同じ馬力であればVOLVOよりもYanmarの方が 優れている。価格も15%は高価である。造船所によってはYanmarを載せない理由は この価格差にある。ーあるいは品質の差を判っていない?キールへ60%、ハルへ40%の割合で負荷がかかるように 船台へ載せ 保管する。もちろんキールだけで船をたてることが可能なだけのハルの強度を持つ。レース艇によってはこれが出来ないキールのデザインがあったり キールあるいはハルの強度を持たない船があるが 信じられない事と思う。-それがまかりとおうっている現実ー???以下3枚 建造途中の3号艇。
Jan 14, 2007
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さて ここまで仕上げれば デッキを載せれる。ハルのフランジの部分とデッキのふちのオーバーラップが11cmありこの部分に特殊な接着パテを載せいっきに接着させる。同時に全てのバルクヘッドとデッキを裏表ともガラスで巻いていき接着させる。特にサイドのチェインプレートが付くバルクヘッドには11層ものガラスを積層して強度を持たせている。そして白のトップコートでしあげる。メインキャビンの両舷のバースの下には 水タンクとFuelタンクが据え付けられる。エンジンの位置からして CGになるべく近く、全ての重量物を配慮。いくらハイテクで船を作ってもこれをやらなかったら なんの意味も持たない。ハイテク船でない”ハンディー”をこうして克服している。
Jan 13, 2007
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デッキは ほとんどの面積は14mm厚のバルササンドイッチ構造だが ウインチ、ジブレール等金物の のるところは マリン合板でサンドイッチとなる。オートパイロットの仕組み。エンジンベッドはヤンマー専用のFRP製で ハルにぺたぺた貼ったら出来上がり、ドライブの穴をあけエンジンを載せればいい。シャフトの船とは 工程が大違いに易しいし 利点も多い。ヤンマーの75馬力までは 対応できるので S-70もこれ?
Jan 12, 2007
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コックピットのフロアーには 滑りとめのフットレストを 好みの位置で固定できる。ティラーとラットによっては その位置も変わってくるし、足の長さ、身長でも微妙に違うはずだ。Yanmar3YM30C(30HP)のセイルドライブ、Flex-O-Fold社製のフォールディングペラ。機走能力は最大8ノット可能だ。ハリヤード類はマストよりダイレクトにウインチへ。ストッパー類の点検、交換も簡単。
Jan 11, 2007
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キール周りのフレーム、ストリンガー、等すべてFRPハンドレイアップで仕上げる。インナーモールドが嫌いなのだ。ごまかしが効かないが 問題が生じた場合 すぐ判るし 対策が容易なのは当然である。昔の船はみんなこうして作っていたのに Dufour社の躍進のもとになった綺麗なインナーを作りだしてから ほとんどの造船所が現在のようになってしまった。誰がなんと言おうと これだけは曲げられない工法だ。エンジンBOXを開ければ エンジン丸裸!エンジン=機械 は壊れるものだ、壊れたら修理が必要、修理しやすくしておくことがいかに大切か、こんな単純なことが判らない人のなんと多いことか。クルマ専用の運搬船で日本へ来た。船倉の1番下,奥で コンテナ船のように塩をかぶることも無くラップも必要ない、むしろラップなどしないほうが作業員が ぶつけないように気を使うはずだ。ラップの上からぶつければ 損傷を隠してしまう場合がある。Oh !なんとSexyなケツ!
Jan 10, 2007
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ジブハリヤードの上下2連のイグジット、Z-SPAR社は並列のイグジットを使わない。その理由は ハリヤードのテンションでセンターピンが曲がるから、又マストの強度が開口部を広げると落ちるというのだ。Autopilotのモーター部。取り付けにステンの様々な特注パーツが必要になる。カセットコンロ、ジンバルとシンク、これで十分と思うのだが?フォアステーの先方にジェネカー用のパッドアイをつけるだけの距離ー35cmを確保している。”ある業者との雑談”ある31フィート艇のCarbonMastの件で色々教わった。1)マストステップのアルミ製シーブボックスにマストの下部が広がりめり込んでしまった、当然ステーはブラブラ。電飾の危険は避けられないという。2)ジブハリヤードのイグジットがカーボンチュウブから外れてハリヤードが降りなくなった。これも電飾が原因。新艇からせいぜい2~3年は大丈夫かも?しかしその後は相当の注意、観察が必要との事。Carbonは 魅力的だが悩ましい~さてさてどうする?
Jan 9, 2007
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今年9月22日にスタートする 世界1周レースの案内が届いた。今月号のKAZI誌にも 詳細が出ていたが 40フィート、と50フィートの2クラスでダブルハンドとシングルがある。特に40フィートのクラスはOpen-40,Class-40のボートに出て欲しいみたいだが どんな40フィートでもかまわないとある。参加艇数をとにかく増やしたいのだ。巨大なメディアを抱き込みスポンサーを募る イベントでもあるしビッグビジネスでもある。”じゃ~S-40で出てやろう!”と言いたいところだが今のところ残念ながら オーナーがいない。現在進行形の ”5 Oceans”は参加艇が6か7隻で コウジロウには悪いけど盛り上がりがイマイチなのは 誰もが認めるところだ。このGOCはすでに20隻がエントリー、スタートを切れるとこまできていると言うが 2人のイギリス人が企画したこのレースにどれだけフランスからの参加を見込めるかが KEYだろう。
Jan 7, 2007
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世界1のヨット評論家=Scot=SailingAnarchy(世界で毎日20~30万人が見ている世界1のSailingサイト)の主幹者が開発した中国製の10mSportsBoatが彼の地元SanDiegoの元旦レースでクラス優勝した。この船の開発ストーリーは 語るに1日かかる、とにもかくにも ネットの世界をこれほど利用して成功(?)した、生まれたボートということで ある意味 産業革命みたいなもんだ。おいおい! 上りでFarr40ODの前を走っているな!こんな光景見たこと無い!フリーは得意げに CM-1200,First-40.7,J-120と併走、これで楽勝か。このレース PHRF-4クラスは18隻の参加艇。ここにFT-10mは2隻出ていた。Scotの船は優勝したが もう1隻は15位とふるわなかった。よくある話だ。しかし これを1,000ドルの手付金で注文している これから納艇される50隻余りのオーナー(?)が 色々 言い始めたのだ。(他人事だから 面白い)まず この船はOne Designで開発されている、価格も42,000ドル(中国出し)と安いが 香港製(Niel Pride製)の安かろう、悪かろう(?)セールが付いてくる。 15位の船は そのセールで アマチュアセーラーが乗り この結果。片やScot自身が乗った船は地元Quantumのハイテクレーシングセイルで Quantumの全米トップクラスのプロ中のプロで固め 必勝を期して乗っていた。アメリカのプロセーラーは日本と違い 自ら舵を持ち どんなことをしても勝とうとするし 結果もだす、そしてそれだけの報酬ももらう。FT-10mのオーストラリア製 2本つなぎのカーボンマストとブーム。メインセールのグルーブはアルミのレールを丸いカーボンチュウブにエポキシで張り付けている。はたして これで大丈夫? 剥離の心配はないの? と問いたい。というのはヤマハー31Festaは まったく同じことをしてクレーム発生、 後年 全てアルミリベットで止め直す対策をした。マストのベンドでチュウブとグルーブの伸縮が違うって事ー解っているとは思うが心配。
Jan 6, 2007
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このJ-105(このクラスだけで33隻も!)をはじめ 今年のKey West 参加艇260隻中 なんと80隻がJーBoatだ。じつに31%を占めている。日本では 日産自動車のDealershipの失敗もありJ-24しか成功していないのになぜアメリカでは ?日本人は走る船が嫌いなのか?一方 アメリカの3大御三家といえば Catalina,Hunter,Beneteau、が数の上では 優っている。やっぱCabinの広さと豪華さ(?)を 財布を持つ”カミサン”が優先させるのか?
Jan 5, 2007
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いずれもスイスのNAVAL DESIGN INC.のボート3種。3艇とも スイスの湖で楽しむ為にデザインされたCustom製、30フィートのDayboat。色々なイメージを描き、それを実現するオーナーがいるってことだ。お仕着せではなく個性的でしかも それぞれスマート、Cool!
Jan 4, 2007
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