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地元 松山にいたGrandSurprise が関東に行くことになりました。昨日は マストを抜いて出荷準備に1日を費やした。今回は 封印していたガンポールをカーボン製に作り直したので、東京湾で暴れてくれるのを期待しています。この船の Performanceは デビューから10年経ってもまだまだ現役で、IMSの時代(バルブキールに過大なハンディーを負わされていた。)からIRCになり、ガンポールも認められ、やっと 時代が追いついてくれたって感じ。対抗馬だったF30と違い まだ20~30年は大丈夫です、元々シンプルに作った船は 簡単には壊れません。(この船に自分の命を賭けれるか? と問われれば Yesと答えます。だって 大西洋横断レース にこのGrandSurpriseで出場したのですから。命を賭けれない船では外洋には 出ていけません。)S-40 "CRESCENT"沖縄レースへの準備がほぼ 出来上がった様子です!フォクスルに水密バルクヘッドを設置、ガーター補強を含め マストの調整、IRC再計測から色々大変だったと思います。でも この船を信頼してくださってるのには本当に感謝しています。きっと いい結果が出るでしょう!!!
Jan 31, 2012
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無事 今回も帰国できて感謝。それにしても 日本の方が寒い!愛しいMoMo(愛犬)と久しぶりに堀江海岸を散歩。冬場は閉めているPortoSantoで ワインを一杯 一人静かに飲む、Jazzを聴きながら。自分の時間 穏やかな海を眺めて、ここは まるでアドリア海と同じだ。下の艇庫では 学生さん達が 船の整備に勤しんでいる。
Jan 28, 2012
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LaRochelleを昼過ぎに出て Parisの定宿 EtapHotelへ、4時間半のドライブ。今回のレンタカーはOpel の一見は高級車、@4,500円、これが6段ギアで トップ2,000回転で130km出てスムーズに走る、もちろんディーゼルで快適でした Hertzに感謝。日本はそうとう寒いらしいが こっちは思ったほど寒くなかった、但し ボート市場は冷え切っている、想像以上に深刻な状況でまず ”まったく売れない”、もちろんボート、ヨットが。(それ以外は知らない(笑)。売れないと 作ることもない、大規模なレイオフ(人員整理、操業停止)が始まりそうな気配です、、、、。今までに何度も経験してるけど、今回は特別、、、、フランス人は景気のいい時は鼻持ちならない人種で 落ち込むと ガックり 弱気になるし。為替の変動も考慮して これを逆手にとって商売できればいいのだが、、、。
Jan 26, 2012
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今回 これを見に来ました。ハルに埋め込む形の ステンレス製ユニットは頼もしいです。キールボルトはこれに固定され、左右に伸びたアングルにサイドステーが来るわけです。このシステムを採用しているプロダクションビルダーは数社しか知りません、皆 分かっているのですが コストを考えると採用出来ないのです。イヤ ワンオフ艇ならば このユニットをカーボンで造るでしょう。
Jan 25, 2012
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S-40のキールボルトは直径20mmのステンボルトが16本。キールの位置、形状、重量を変更出来るように最初から計画してきた。で、 今回 ハルを1m短くして36フィートのS-36が出来るかどうかの検討に入った次第。デザイナー、造船所のNavalForce3 との打ち合わせを真剣に進めていこう。マスト位置を前方にメインバルクヘッド も前方にセールプランラダー位置、スターンの形状をどうするかキール の重量、喫水を浅くするざっと こんなところかな。(全然 ムツカシイ仕事ではない と皆で言う(笑)。と言っても これは デザインの専門家にしか出来ない仕事で、助っ人として新進気鋭で 有望なデザイナーに登場願うことになった。彼は まだ若いがイタリアのACボート2隻の性能解析を担っていた。
Jan 24, 2012
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フランスでは こんなことが許されます。これで公道を走れるのですから驚きです、ただし 特別な許可証と 先導車、2台の白バイが付いてくれるんです。油圧の架台を下げて、固定ベルトを外せば 地上へ。この作業 約20分です。横には 組み上げたマストがあり あっという間に進水です。(これは Fountaine Pajot社のカタマランですが、キールの部分は独立して作られて、ハルに差し込んでいます。もちろん モノハル艇のキールと違いFRP製です。その理由は: キールが損傷しても 船内に水が来ないようにしています、なおかつハル、デッキも全部フォームコアサンドイッチ構造で 十分な浮力があり、転覆しても浮いておられるということです。クルージングカタマランに沈没はありえない ということになっています。)
Jan 24, 2012
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ケープホーンも 形無しです。こんなフレンチ野郎にかかったら。以前 やはり こんなカタマランに2人乗って 大西洋を横断した知り合いがいたんですがやはりフランス人でした。
Jan 23, 2012
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久しぶりの DonnaJ (S-40 #004) の簡単な整備。1.マストから どうしても入る雨水を汲み出し。2.チェインプレートからの 僅かな水漏れを発見、 Sikaの打ち直し。作業を終えて いつもの定食屋さんへ行くと Lura と再会。飼い主のご夫妻とも去年の6月からの知り合いで、ウチの犬MoMoは元気かと 声をかけてくれた。Lura:2歳のメス、4種のミックスだって。MoMo:2歳のメス、シバ系のミックス。(雑種とも言う)LuraとMoMoは 姿、形もすごく似ていて 他人ごとではないのです。
Jan 23, 2012
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これはS-40のオリジナルラダーではない。Jefa社のプロダクションモデルの1つで 商品名:Jefa35R、35~40フィートの船に使えるもので Jefa社の金型から制作される逸品。ただし、シャフトの長さは船によって違うので、Jefa社のデザイナーとの打ち合わせは必要だった。ともかく 形といい、舵効きの具合といい とても気に入ってるんだ。
Jan 23, 2012
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今日は日曜日 NavalForce3社は閉まっていましたが、Donna J(Sー40#004)に再会です。首振りバウスプリットやはり いました Class40の新鋭艇に。
Jan 22, 2012
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ザグレブ空港の規模は松山空港位の規模で 大きくはありません、2階にレストランが1軒あるだけで、その入口の前に ちょっと休憩出来るように 5~6台の長椅子がありました。朝が早かったし、待ち時間も3時間以上あったので 僕は横になりました。ふと 見ると 端っこに1人の少年が 体を縮めて横たわり、僕を見てにっこり笑いました。僕: これからどこに行くの?少年:わからない僕:えっ? 決まっていないの?少年:どうしようかな~僕: どこから いつここにきたの?少年: 昨日 Taxiで市内から来て 昨夜からずっとここにいる僕: 警察や警備のひとが声をかけなかった?少年: 誰も、、、。少年の身なりは 普通で 小柄な坊主頭でした、僕には15~16歳しか見えず、しかしこんな会話の中で ふと彼の手を見ると女性の手でした。僕は 君は男? 女? と尋ねると あるときは男、あるときは女 と微妙な返事。で てっきり少年だと思っていたのが女と分かり、僕:で 学生さん?少女: そう。僕; で 年いくつ?少女: 27歳。僕: エッ??? ほんと! (決して27歳には見えません) ま~いいや、へ~。突然女性:昨日 Taxiの運転手にパスポートを取られたの、Taxi代を払えなくて、、、。僕: エッ? パスポートを取られた?女性はVictoriaと名乗り、 Taxi運転手の電話番号を書いた紙切れを僕に見せました。で、僕にTaxi代を貸してくれと言うのです。でも そう言われても、、、、。ま~いいや 僕が電話してやるよと 電話してみると 彼女の言うとうり彼がパスポートを持っているとのこと、30分以内に空港に来るって言うんです。彼は すぐさまやってきて、僕と彼女の前で ”誰がTaxi代を払ってくれる?”ともかくパスポートを見せてもらい 彼女が1984年生まれと 僕に嘘をついていない事を確認して 代わりに代金1500円を払って この件は終了。昨日から何にも食べていないのは確かだし、”Cafeでサンドイッチでも食べる?”と聞くとウン! と嬉しそう。Cafeで 何となく お互いの身の上話です、しかし ともかく Victoriaは無銭、行くところが決まっていない、でも空港にいる、僕に ”どこかへ連れて行って” !!! ”エッ、とんでもない!”オーストリアのお母さんに電話しろよと 携帯を渡すと、ドイツ語で長い会話でした。僕は 最後に電話を代わり、娘さんは あなたの助けが必要ですよと言いました。すると 母親は、 申し訳ない 娘は頭がオカシイノヨ というのです。もちろん 僕も途中で ちょっと オカシイとは感じていましたがほったらかすこともできず、、、。でも パリ行きの時間はきたし、、イミグレーションの女性警官に この事情を説明してみました。その警官は そう~と様子も見に行き僕にこういうのです。” 今 彼女は 助けてくれとも何とも言っていない、様子を見ているから貴方は飛行機に乗ってください。”でも Victoriaに深刻なトラブルが待ち構えているのは確かでしょう、、、。最後に 飛行機に乗る前に 僕は彼女の母親に再度 電話しました。警察に連絡したこと、あなたの電話番号を警察に教えたこと、このまま 放っておくと 必ず深刻な問題になるよと、、、。
Jan 22, 2012
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Splitを早朝6:30にクロアチア航空でザグレブへ。ここで昼過ぎのAirFranceで パリへ、 パリからレンタカーでLaRochelleへのつもりでしたが、夜の運転は疲れます、 Bloisという町で高速を下車。街道筋の BlitHotelへ当泊。今日は とても複雑な1日でした、、、、。ザグレブの空港で3時間以上の待ち時間があり 時間を持て余していたんですが、ヒョンなことから、オーストリアから来ていた1人の少年(後に女性と判る)と関わることになったのです。とても疲れていて もうこれ以上書けません、、続きは明日に、、、。
Jan 21, 2012
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ここでは Ker60 を開発中。モールド の完成に 今一歩ってところで、これまでに6ヶ月要したそうです。今 流行りのデザイナーに依頼しているのは正解かな?。ワイドなスターン、もちろん ハルにはチャインがありました。作業している人が小さく見えます。Beneteau のCNB60 をすごく意識している様子で 価格も抑えて9千万円。
Jan 21, 2012
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Split港の真前にある B&Bのホテルの窓からの眺め。石畳のこの街は1700年前にローマ帝国が作った街だそうです。Booking.comで予約したホテルですが、1泊4,000円 で上等です。サイトでもちろん 見ていたけど まったく予想とうりでした。近所のレストランで 魚を喰らう。全然 客が来ない店でしたが、魚は美味かった、コレで900円、グラスに並々と注がれた赤ワイン1杯が100円。コーヒーが130円、パンはもちろん おまけ。
Jan 20, 2012
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何しに このクロアチアに来たかは さておきこの国は素晴らしい !何て言うか 40年前に フランス(ヨーロッパ)からスペインに行った感じ?パリからAFで1時間45分 ザグレブに着きました。クロアチア航空でここから 目的地 Splitまで45分、待ち時間が2時間ほどあって 空港でブラブラ、バスの運転手と英語で話してみますと 彼はペラペラ、 ほとんどの人が英語を話せるそうです。レストランでもOK, それに ともかく皆フレンドリーで気取りが有りません。これはイケルなと感じて 飛行機に、 お隣の座席にオランダから来た夫婦がたまたまSailorで 現地ここの様子を聞けました。彼らは 先週の嵐で自分の船(ワキエ34)が損傷したと マリーナから連絡があって具合を見に飛んできたというのです、ああ もうシンドイ、飲み過ぎで疲れました、、、。だって フランスやイタリアよりも ずっと美味いワインが Barで飲んでも1杯100円ですから、、、 レストランの食事も美味くてべらぼうに安い!西欧の人が ここにバカンスに来るのが分かります。
Jan 20, 2012
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AirFranceの直行便は 諸般の事情で乗れず Finnair ヘルシンキ経由でパリまで とりあえず来ました。ネット予約で 空港最寄りのホテル当泊。明日は 生まれて初めての C国に潜入します。
Jan 18, 2012
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新型 CLASS40 のAKILARIA RC2 が発表されました。ガンポールをいかに振り回すかが課題だったはずですが、見事に解決していますね 。このシステムを 今までのCLASS40で採用していたのは イタリア艇だけでしたし、このイタリア艇が トップでした。他の数十艇が これに続くのは 明らかでしょうね。このジブの取り回し 当たり前の艤装で、単純明快です、たった3次元で自由自在。これに拒否反応を示すとなれば 引退間近と自覚すべきかな?(笑)。
Jan 15, 2012
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トヨタの新型レクサス カッコイイです!新型 スポーツボート Evosion35R僕はレクサスの発表を見て この2つのデザインに強い類似性を感じました。その時々の時代で デザインは変貌していくのかな。
Jan 13, 2012
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Grand Surpriseと良く似た船がありました。Carifornia のスポーツボート Bravura Sportster29.それにしても ホント 似ています。でもデザイナーのLeifBeileyにマネしたつもりは 全く無かったと思います、感性が近い人はいるもんです。GrandSurpriseは 当時の最速30フッターMumm30に対抗して開発され、既に300隻位は建造され現在も続いています。でもこのSportster29はサッパリみたいで、 一体全体 何が違うんでしょうね。
Jan 13, 2012
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14人のクルーが世界1周からフランスのブレストに 新記録(45日)で帰ってきました。昨日 韓国人では初めて世界1周したという人と会いましたが、2年かかったと言っていました。自分のマンションの値段が倍になっていてビックリしたんだって。人 それぞれの想い 色々。
Jan 8, 2012
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1ユーロ、 98円61銭になりました。100円を切るのに 相当抵抗があったみたいですが、今後どうなるんでしょうね?馬鹿な大臣がユーロは崩壊するなんて無責任なことを言ってるようです、他人の心配するより手前の首を心配しろ! と言いたい。円高は輸入のチャンスなのですが、むこうはインフレでガンガン値上げしています。船の値段も年7%位の値上げ幅があり、そう簡単でもありません。
Jan 6, 2012
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自分って ホントにどこまで”ヨット馬鹿”なのか?初夢に 懸案の ”ガンポールを左右に振る方法” の解決策が出てきました!詳しいことは ココでは言えません、トップシークレット。(笑)伸縮自在のカーボンポールで ほぼ水漏れなし 左右に15度ガンポールを振れれば、風下に間違いなく船を15度 落とせるわけで ジェネカーの風下航に決定的な違いを生み出せます。さて、これをどう具現化するかが 問題です。
Jan 2, 2012
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新年 明けましておめでとう御座います。 本年も変わらぬお付き合いをお願い申し上げます。
Jan 1, 2012
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