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June 20, 2008
カテゴリ： 杉山千佳（子育て環境研究所）
４つ葉プロジェクトの３回目のタウンミーティングも
いよいよあさってに迫ってきました。
諸事情あって、ほとんど戦力になれなかったわたしのかわりに
恭子ちゃんはじめ、芦澤さん、當間さん、武田さんが本当に
がんばってくれました。
今井さんや山田麗子さんも仕事の合間を縫って打ち合わせに来て
くれたり、参加できないので賛同金振り込みますという連絡を
いただいたり、感謝、感謝です。
榊原さんも新聞に載せてもらえないか交渉してくださったり、
上川少子化担当大臣にじかにタウンミーティングのＰＲをして
くださったり、あさってが楽しみです。
晴れるといいなー
・・・・・・・・・・・・・
ときに、昨日は年金部会が行われました。
先日、あるところで、「１４歳と２９歳のあなたから伝言が
きている」という話をうかがいました。
１４歳は思春期真っ只中で、自我意識の芽生えのときで、それは
それで結構苦労していたことを思い出せたのだけど、
２９歳？
息子が５歳。
この時期が大きな節目になっていたという自覚もなく、
だから、伝言が届いたのだと思うけれど・・・・。
夫と「あのころ、わたし、何してたっけ？」という話に
なり、「子どもと出かける埼玉遊び場ガイドとか作っていた
ころかなー」と、ちょっとずつ思い出していたのでした。
フリーのライターの雇用環境は、かなりサイアクで、
「この仕事を断ったら、次がない」といつもいつも思い、
「何か仕事ないかないか」ときょろきょろし、
書きたいことではないことも書かなければならず、
でも、そこで少しでもいいものにしたいという職人気質が
出てくるので、かえって読者を混乱させる結果にもなり。
若かったし、できないことも多かったし、仲間との確執も
あり、確かに、大変だった。
だいぶ無理をさせてしまった。
あの時のわたしは、今のわたしが年金部会の委員をすることに
なろうとは、まったく予想だにしていなかったことだろう。
でも、あのときのガンバリがあったからこそ、いま、ここで
議論に参加させてもらえるようになったんだと、２９歳の
わたしに返信する。
年金制度のことを考えるたびに、「豊かな老後ってなんだろう？」
と、思ってしまう。
「カネなのか？ モノなのか？ 人と人との関係なのか？」
あるいは、年金で少子化対策・次世代育成支援ができないのかと
いった議論も出てくる。
そして、制度でできることの限界を痛感する。
全員が満足する制度にはならない、どこかでみんなが折り合いを
つけなければ。
足りない部分は、制度ではなく、自分たちの知恵と工夫で
創り出すことだってできるはず。
で、
２９歳のときはどんな課題を抱えていたのだろう？
あの時あって、今ないもの。
「子育ての当事者性」
「若さ」（笑）
遊び場ガイドは、あの時でなければ作れなかった。
今はもう作れない。
わたしよりもっと上手に作る人がたくさんいることを知っている。
その代わり別のことができるはず。
だから、今は４つ葉プロジェクトができるんだ、きっと。
「どっちのしごともりっぱなことだよ」
と、自分に言い聞かせる。
そんなことをつらつら考えつつ、部会のあとには、すかさず、
去年タウンミーティングにそっと来て下さった年金局長に
「今年もやりますんで」と、チラシをわたし、
連合の小島さんと慶応の権丈先生にも
「こういうのやってるんです」と、お渡しした。
「少子化対策がんばってるじゃん」と言われて、
「え」と言ったら、昨日決まった社会保障国民会議の中間報告に
加えて、１．５兆円～２．４兆円と推計されている
と明記されたと教えてくださった。
「負担増はいやなんて言っちゃだめだよ」
と念押しされ、
「あはは」と笑う。
児童福祉法の改正案が廃案になってしまったという悲しい知らせ
を受け（京王線で流したわたしのウレシ涙は無為になったわー）、
また一からやり直し・・・のようデス。
２２日のタウンミーティングでは、そのあたりの国の動きも、
（そんなに時間はとれませんが）、
厚生労働省の保育課長の義本さんに解説していただきたいと
思っています。
というわけで、ぜひ、いらしてくださいね。
お待ちしています～～。
いよいよあさってに迫ってきました。
諸事情あって、ほとんど戦力になれなかったわたしのかわりに
恭子ちゃんはじめ、芦澤さん、當間さん、武田さんが本当に
がんばってくれました。
今井さんや山田麗子さんも仕事の合間を縫って打ち合わせに来て
くれたり、参加できないので賛同金振り込みますという連絡を
いただいたり、感謝、感謝です。
榊原さんも新聞に載せてもらえないか交渉してくださったり、
上川少子化担当大臣にじかにタウンミーティングのＰＲをして
くださったり、あさってが楽しみです。
晴れるといいなー
・・・・・・・・・・・・・
ときに、昨日は年金部会が行われました。
先日、あるところで、「１４歳と２９歳のあなたから伝言が
きている」という話をうかがいました。
１４歳は思春期真っ只中で、自我意識の芽生えのときで、それは
それで結構苦労していたことを思い出せたのだけど、
２９歳？
息子が５歳。
この時期が大きな節目になっていたという自覚もなく、
だから、伝言が届いたのだと思うけれど・・・・。
夫と「あのころ、わたし、何してたっけ？」という話に
なり、「子どもと出かける埼玉遊び場ガイドとか作っていた
ころかなー」と、ちょっとずつ思い出していたのでした。
フリーのライターの雇用環境は、かなりサイアクで、
「この仕事を断ったら、次がない」といつもいつも思い、
「何か仕事ないかないか」ときょろきょろし、
書きたいことではないことも書かなければならず、
でも、そこで少しでもいいものにしたいという職人気質が
出てくるので、かえって読者を混乱させる結果にもなり。
若かったし、できないことも多かったし、仲間との確執も
あり、確かに、大変だった。
だいぶ無理をさせてしまった。
あの時のわたしは、今のわたしが年金部会の委員をすることに
なろうとは、まったく予想だにしていなかったことだろう。
でも、あのときのガンバリがあったからこそ、いま、ここで
議論に参加させてもらえるようになったんだと、２９歳の
わたしに返信する。
年金制度のことを考えるたびに、「豊かな老後ってなんだろう？」
と、思ってしまう。
「カネなのか？ モノなのか？ 人と人との関係なのか？」
あるいは、年金で少子化対策・次世代育成支援ができないのかと
いった議論も出てくる。
そして、制度でできることの限界を痛感する。
全員が満足する制度にはならない、どこかでみんなが折り合いを
つけなければ。
足りない部分は、制度ではなく、自分たちの知恵と工夫で
創り出すことだってできるはず。
で、
２９歳のときはどんな課題を抱えていたのだろう？
あの時あって、今ないもの。
「子育ての当事者性」
「若さ」（笑）
遊び場ガイドは、あの時でなければ作れなかった。
今はもう作れない。
わたしよりもっと上手に作る人がたくさんいることを知っている。
その代わり別のことができるはず。
だから、今は４つ葉プロジェクトができるんだ、きっと。
「どっちのしごともりっぱなことだよ」
と、自分に言い聞かせる。
そんなことをつらつら考えつつ、部会のあとには、すかさず、
去年タウンミーティングにそっと来て下さった年金局長に
「今年もやりますんで」と、チラシをわたし、
連合の小島さんと慶応の権丈先生にも
「こういうのやってるんです」と、お渡しした。
「少子化対策がんばってるじゃん」と言われて、
「え」と言ったら、昨日決まった社会保障国民会議の中間報告に
加えて、１．５兆円～２．４兆円と推計されている
と明記されたと教えてくださった。
「負担増はいやなんて言っちゃだめだよ」
と念押しされ、
「あはは」と笑う。
児童福祉法の改正案が廃案になってしまったという悲しい知らせ
を受け（京王線で流したわたしのウレシ涙は無為になったわー）、
また一からやり直し・・・のようデス。
２２日のタウンミーティングでは、そのあたりの国の動きも、
（そんなに時間はとれませんが）、
厚生労働省の保育課長の義本さんに解説していただきたいと
思っています。
というわけで、ぜひ、いらしてくださいね。
お待ちしています～～。
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