ハイネの森

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2018.03.15
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2008年にも来た

大浦天主堂も見たいし、グラバー邸からの長崎の景色は美しいので、何度行ってもいいだろう。

駐車場からお土産物屋さんが並ぶグラバー通りの坂道を上っていくと、周りは中国人観光客と修学旅行の制服組だらけになった。外国人観光客はほぼ中国人で、欧米系がいない。

「この中国人占有率はびっくりよね〜 長崎ってそんなに中国人に人気があるんだ。ほらほらお釜持ってる人がいるよ。初日本なのかな。最近は空港でお釜持ってる人見なくなったもんね。神薬もどっちゃり買い込んでる。かなり長崎の経済をまわしてるね。」

「いいお釜欲しいな」by母

「ここで買わないで、大阪で買ってよ」

「わかってるがな」by母


お土産物屋さんで何も買わず、チャイニーズさんのお買物評論してるうちに 大浦天主堂 の前に着いた。



おっとー 国宝が幌かぶってまんがな!
ただいまお直し中。

今年4月1日から博物館が開館するらしいので、それまでのお直しかもしれない。
博物館開館で、拝観料が1000円になるそうだ。(現600円)


グラバー園へ入ろう。(大人610円)
グラバー邸1本狙いだ。




このお邸(旧グラバー住宅)は、2015年に 「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」 として世界遺産に登録された。



スコットランド出身の トーマス・ブレーク・グラバーさん (1838-1911)。

1859年(安政6)に来日し、1911年(明治44)に東京で没するまで日本にいたグラバーさんのお宅で、1863年(文久3)に建てられた日本に現存する最古の木造洋館だ。

いつ来ても素敵な建物だ。




文久3年というと、将軍家茂が上洛し、八月十八日の政変が起きた年。
明治維新に向けて時代が本格的に動き出した時期だ。




幕末の動乱期、グラバーさんは諸藩に武器を調達して財を得ていたのだろう。




明治になると、武器が売れなくなり、グラバー商会は破産する。
三菱財閥との関係が深ったグラバーさんは、三菱財閥の相談役となる。




長崎といえば三菱重工。
世界遺産の 「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」 の長崎エリアは重工さんの物件が多い。


グラバー邸から見る長崎港の景色はいい。



大きな客船が入港している。
COSTA SERENA というイタリア船籍の客船だった。
大きすぎて、湾内の景色がよく見えないわ

大量のチャイニーズさんは、この客船のお客さんだったことは、グラバー邸からの帰りにわかった。
クルーズ船が一艘入港すると、大きな経済効果があるのね。



グラバー園内では、梅の花が美しく咲いていた。


グラバー園
  長崎県長崎市南山手町8番1号 グラバー園内





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Last updated  2018.03.15 10:35:49
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