寒い冬はホットチョコレート、ココアなど時々いただく機会があるのですが、チョコもココアもカカオが原料ですが、その昔、カカオ豆が発見され、高貴な人たちがその美味ゆえにこぞって求めはじめた頃、この豆2粒ほどと奴隷が交換できたくらいだったと何かで読んだ記憶があります。
その印象がすごく印象的だったのと今でもアフリカでは奴隷として売られてきた沢山の幼い子供達がこのカカオ栽培に多く関係しているということで、何とも痛ましい鍵いです。
自分も美味しいと飲みながら、心から楽しめないでいたりします。
奴隷のような、こういった難しい問題を取り上げ、直視する人は減っているように思いますが、それはあまりにもかけ離れた世界の痛ましすぎる現実だからかもしれませんね。

(2006年01月14日 02時30分20秒)

鎌倉日記(極上生活のすすめ)

PR

Freepage List

アンテイークコレクションについて


中華街アンテイークガレージ


骨董アンテイーク市 情報


アンテイークになるもの


お奨め、これからのお宝


オークションの歴史


フリマと不思議娘


生活スタイルについて


えばりだす椅子


基礎講座ボタンのかけ方


笑う万年筆


確立と運


フリーマーケットの楽しみ方


あこがれの一夫多妻


極上品セレクト


アトム対暴走族


掃除の裏技


パソコンのショートカット裏技


偽ブランドの見分け方


家電量販店で得する裏技


中国のラッキーナンバー


■予知夢■


グルメについて


ワインの薀蓄


極上の調味料たち


中華街と中華料理とチャイナ流


権謀術数のコーヒー


イタリア流イタ飯


またワインの薀蓄


街道レストランの選別法


中国の精進料理


アトムおじさんのグルメ三昧


アトムおじさんの裏技クッキング(1)


アトムおじさんの裏技クッキング(2)


本について


「深夜特急」


中世のドキュメンタリー


未完の放浪者


百回の整形手術


夢の現実・現実の夢


小野小町


商人の道


壁の言葉


長恨歌~白居易


哲学者カールダイムの言葉。


旅について


「旅」と「出会い」と「人脈」


新ビジネス構築論


ジプシーの殺意


私的ベンチャービジネス論


飛行機の旅の裏技


ケチなオランダ人


横浜のユダヤ人


勝利の法則


難民キャンプの思い出


亜細亜的トラブル対処法


富者の考えること


国境の町


首都の中心には


インドで考えたこと


ダライラマのメッセージ


詩を言葉にした民族


バナナ売りの口上


映画について


■アカデミー賞受賞作品■


フォレストガンプ


Profile

アトムおじさん

アトムおじさん

2006年01月13日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
よく、奴隷のように働かされているとか、
これじゃあ、まるで、奴隷だと言う人がいるが、
歴史の本を読んでいたら、日本人がほんとうにポルトガル人によって、南米などに奴隷として売られた記録もあるようだ。

ヨーロッパ諸国におけるアフリカの奴隷貿易は、
1441年から1448年の間にポルトガル人が略奪という強制的な手法で1000人近くをポルトガルに連れ帰ったのが始まりだといわれている。 
そして、15世紀から16世紀のポルトガルには多くの奴隷が連れてこられる。
その中には黒人奴隷ばかりでなくアジアからの奴隷も見られたというのだ。
 豊臣秀吉の時代には、多くの日本人が、奴隷としてポルトガルに連れてゆかれ、秀吉を激怒させているらしい。

冗談ではなく、日本人が、ほんものの奴隷として存在してわけだ。

もともと、アフリカ大陸では、14世紀以前にも、
奴隷という階級をもっていた部族は多かったらしい。 
つまり、部族間の争いに負けた部族民や、負債を返すことができなかった人たちが奴隷となっていたというわけだ。
つまり奴隷は、戦利品のような存在だったといってもいい。
しかし、この奴隷という身分は、部族の最下層民であって、 
多くのアフリカ社会では奴隷の子孫も2代前後でその部族の成員として認められることが多かったようなのだ。
その慣習を、拡大解釈するようなかたちで、ヨーロッパ人たちが、利用してしまったというのが、歴史の流れのようだ。
ヨーロッパ人は、奴隷貿易のために、いつまでも、彼らの部族対立を利用していく。
そして、
奴隷貿易で、綿花など原材料がヨーロッパに大量に入ってくる。
それを処理するために産業革命も起こっていったという。
三角貿易。
そして、アメリカでの奴隷制度、南北戦争。
歴史は、いろいろなことが繋がっている。

おもしろいのは、
アメリカで奴隷解放がおこなれたとき、
黒人の奴隷のなかから、奴隷解放をするなという運動が起こったことがあったことだ。
奴隷達は、解放されると、どうして、職を得て、どうして生活していいかわからい、というのが理由だったようだ。
彼らは、奴隷であることを、自ら、望んだ。
この話は、
深く考えると、ちょっと、怖い。










お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006年01月18日 00時14分59秒
コメント(10) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re:■奴隷貿易秘話■(01/13)  
ほわいと さん
アトムおじさん こんにちは。

奴隷という単語は久しく目にすることがありませんでした。あらためて辞書を引いてみました。奴隷であることを自ら望んだ(望まざるを得なかった?)当時の社会背景が窺い知れますね。 (2006年01月14日 01時16分51秒)

Re:■奴隷貿易秘話■(01/13)  
heren’s  さん

うろ覚えですが、、  
中国の歴史書に、髪をみずらに結い顔に入墨をしていた邪馬台国にも奴隷の身分の者がいたとあった、とか。
歴史の中に奴隷のような身分階級を持っていた時期のある国は多いのかもしれないですね。

現状の程度が色々な面で低くても、その枠を抜け出て自分の手腕で道を切り拓くよりも変化せずに現状にとどまることを望む人々は多いようですね。様々な場面で。いつの時代にも。というより、どんな人の心の中にも潜んでいる習性の一つなのかもしれません。枠を抜け出て自力で生きる道を築き上げる選択をするには、怖れが伴いますもの。
(2006年01月14日 06時01分23秒)

Re:■奴隷貿易秘話■(01/13)  
最初理不尽だと思っていても、やがてその環境に慣れ、その中での生き方や楽しみを見つけ、そこからの変化に臆病になる。長期間の監禁事件に共通する部分がありそうです。 (2006年01月14日 10時22分38秒)

Re[1]:■奴隷貿易秘話■(01/13)  
ほわいとさん こんにちは

>アトムおじさん こんにちは。

>奴隷という単語は久しく目にすることがありませんでした。あらためて辞書を引いてみました。奴隷であることを自ら望んだ(望まざるを得なかった?)当時の社会背景が窺い知れますね。
-----

奴隷、なかなか、わからないですね。
いまでは、
貧しささえ、見えにくい社会なので、
想像するのも、難しいかもしれませんねえ。
しかし、
奴隷として育ってしまうと、
それ以外の生きかたというのも、想像しにくいのでしょうね。
怖い~。 (2006年01月15日 00時08分14秒)

Re[1]:■奴隷貿易秘話■(01/13)  
heren’sさん こんにちは

>寒い冬はホットチョコレート、ココアなど時々いただく機会があるのですが、チョコもココアもカカオが原料ですが、その昔、カカオ豆が発見され、高貴な人たちがその美味ゆえにこぞって求めはじめた頃、この豆2粒ほどと奴隷が交換できたくらいだったと何かで読んだ記憶があります。
>その印象がすごく印象的だったのと今でもアフリカでは奴隷として売られてきた沢山の幼い子供達がこのカカオ栽培に多く関係しているということで、何とも痛ましい鍵いです。
>自分も美味しいと飲みながら、心から楽しめないでいたりします。
>奴隷のような、こういった難しい問題を取り上げ、直視する人は減っているように思いますが、それはあまりにもかけ離れた世界の痛ましすぎる現実だからかもしれませんね。
-----

現代でも、起こる、アフリカの戦争というのは、このときの部族間の対立がもとになっていることが多いようですね。
パリダカールラリーも、フランス領の国を走りまわっているだけだし、いまのフランス国内の移民の問題も、結局、植民地支配の過去を引きずっているのでしょうね。
(2006年01月15日 00時11分13秒)

Re:うろ覚えですが、、(01/13)  
コスモス街道のユっぴー♪さん こんにちは

>中国の歴史書に、髪をみずらに結い顔に入墨をしていた邪馬台国にも奴隷の身分の者がいたとあった、とか。
>歴史の中に奴隷のような身分階級を持っていた時期のある国は多いのかもしれないですね。

>現状の程度が色々な面で低くても、その枠を抜け出て自分の手腕で道を切り拓くよりも変化せずに現状にとどまることを望む人々は多いようですね。様々な場面で。いつの時代にも。というより、どんな人の心の中にも潜んでいる習性の一つなのかもしれません。枠を抜け出て自力で生きる道を築き上げる選択をするには、怖れが伴いますもの。
-----

そのとおりだと思います。
とりあえず、いまの状態を肯定してしまう。
殻をわることを避ける。
これって、奴隷制度のことを話しているようで、じつは、人間の普遍的な問題でもあるような気がしますね。
奴隷の歴史を調べると、経済について、考えさせられます。

(2006年01月15日 00時15分28秒)

Re[1]:■奴隷貿易秘話■(01/13)  
のりまきターボさん こんにちは

>最初理不尽だと思っていても、やがてその環境に慣れ、その中での生き方や楽しみを見つけ、そこからの変化に臆病になる。長期間の監禁事件に共通する部分がありそうです。
-----

まったく、そのとおりだと思います。
奴隷状態というのは、じつは長期間の監禁にも似ているのかもしれません。

自分の立ち位置というのは、どんなときも、常に、再考することが、必要なのかもしれませんね。



(2006年01月15日 00時21分10秒)

Re:■奴隷貿易秘話■(01/13)  
ねぴゅう  さん
奴隷であることを、自ら、望む。
自由であるより、束縛されていたほうが「楽」なことは、奴隷でなくてもありそうです。
そういう心境の人間を増やすと、上に立つ一部の人たちにとって、イイ社会になるのかな。
(2006年01月18日 23時09分04秒)

Re[1]:■奴隷貿易秘話■(01/13)  
ねぴゅうさん こんにちは

>奴隷であることを、自ら、望む。
>自由であるより、束縛されていたほうが「楽」なことは、奴隷でなくてもありそうです。
>そういう心境の人間を増やすと、上に立つ一部の人たちにとって、イイ社会になるのかな。
-----

奴隷でない生き方というのは、
けっこうしんどいですよね。
自分で、すべて判断していく、
世の中のお父さん、
サラリーマンは、ほとんどが、もの言えぬ奴隷なのでしょうね。
なんか、かわいそう~。(笑)
(2006年01月18日 23時51分15秒)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

Free Space

設定されていません。

Calendar

Archives

・2024年12月
・2024年11月
・2024年10月
・2024年09月
・2024年08月

Comments

通りすがりの書き逃げさんw@ Re:■退職後の日々■(06/26) アトムおじさん  はじめまして! 外国…
heren's @ 平成から令和へ アトムおじさん こんばんは。ご無沙汰し…
heren's @ Re:■退職後の日々■(06/26) アトムおじさん こんにちは。 充実した…
マイコ3703 @ 思わず初コメしちゃいました(*^^*) 幾つか記事を読ませて頂いて、自然にコメ…
アトムおじさん @ Re[1]:退職企業(7)(04/25) heren'sさんこんにちは こちらのブ…

Category

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: