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「霊魂論」神秘学5 ドイツの哲学者であり心理学者並びに教育学者でもある、ドイツ語圏にあっては、教育学の古典的人物の一人と看做されている、ヨハン・フリードリヒ・ヘルバルト(Johann Friedrich Herbart/1776年-1841年)、俗称J・F・ヘルバルトのルドルフ・シュタイナーの影響は彼の著作から読み取れます。ヘルバルトはオランダ国境に近いオルデンブルクの生まれ。イェーナ大学で学ぶ。イェーナではフィヒテのもとで学び、そのサークルには神の人格性を強く主張していシェリングがいます。其の後、フィヒテの観念論に疑念を抱き決別し、1802年大学教授資格を取得。ゲッティンゲン大学で私講師として教え、のちに員外教授になる。1809年、ヴィルヘルム・トラウゴット・クルーグの後任として、かつてカントが就いていたケーニヒスベルク大学の哲学及び教育学の講座に教授として招聘され、1833年にゲッティンゲン大学に招聘されるまで、24年間にわたり大学では付設の教育学ゼミナールで教師の育成に努めるとともに、対外的には学校参事官としてプロイセンの学校改革等に従事しています。教育の目的を倫理学に、方法を心理学に求め、教育学を体系化しています。教育の方法として「管理」「教授」「訓練」の3要素(教育的教授)を提唱し、教育の目標は強固な道徳的品性と興味の多面性の陶冶にあるとした。「教授の無い教育などというものの存在を認めないし、逆に、教育の無いいかなる教授も認めない」という名言を残している。この「教授」こそが生まれついた性質や才能を鍛えて練り上げる「陶冶」としてシュタイナーに教育論での影響が与えます。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年02月28日
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「霊魂論」神秘学4 ルドルフ・シュタイナーが22歳の時には、ドイツ文学史の教授カール・ユリウス・シュレーア(1825年-1900年)の紹介で、無名の学生であった22歳のシュタイナーの才能に注目したのが当時の著名であった出版家ヨーゼフ・キルシュナー(1853年-1902年)です。彼はゲーテの自然科学に関する著作を校訂して序文を書く仕事を依頼するします。「ゲーテの自然科学論文集」は翌1884年に第1巻が上梓され、14年後の1897年にようやく全5巻が完成しています。此の頃のシュタイナーは、「原子論的概念に対する唯一可能な批判」と題する論文をフリードリヒ・テオドール・フィッシャーに送る様に物理科学にも堪能な面を見せています。興味深いのは音楽特にリヒャルト・ワーグナー(Wilhelm Richard Wagner/「楽劇王」)に対して非常な難色を示すようになり、決定的な反ワーグナー論を主張しています。後には「音楽で霊的秘儀を解釈しようとしているリヒャルト・ワーグナーを研究しなければなりません」と語っている程にです。然し乍ら、彼が講義で影響を受けたであろう人物はイツ文学のカール・ユリウス・シュレーアーですが、彼ルドルフ・シュタイナーの精神の内奥に影響を与えたのは「ヘルバルト」哲学を講じたロベルト・ツィンマーマンでしょう。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年02月27日
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「霊魂論」神秘学3 シュタイナーは実業学校出身であり、その卒業だけでは大学入学資格がなかったため、奨学金を得て高専に進むことに。入学までの夏休みには知識を基礎づける知の形而上学であり、真の哲学とされ、一般的には知識およびその体系としての個別的学問の前提及び基礎と方法を対象とする学問であり、方法論と等しいものと考えられているフィヒテの知識学に没頭、ウィーン工業高等専門学校(現ウィーン工科大学/Vienna University of Technology)の実業学校教職コースに入学し、主に数学、生物学、化学、とりわけ物理学をも学修しています。更には、ウィーン大学などにて聴講生として講義を聞くこと度々(たびたび)でした。事物の根本をすべて物質に還元して説明する自然科学と自身の霊的経験とのギャップに悩むこと屡々(しばしば)あったことは此の時期です。彼が21歳のおり家族とともに転居した時期、多分に彼に或る意味では隠された影響を与えたとされる薬草収集人コグーツキの紹介で、シュタイナー自身が霊的な教師と呼ぶ導師(マイスター)に出会うことになります。その無名の男から人生についてのアドバイスをいくつか受けたという薬草収集人フェーリクス・コグーツキと知遇、後に神秘学トルマウなる人物の自宅を度々訪問するようになり、彼を通じて、人類の歴史の中で密かに霊的な叡智が受け継がれてきたことを知り、これまで人に話してこなかった自分の霊的な経験を語るようになります。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年02月26日
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「霊魂論」神秘学2 ルドルフ・シュタイナーには「四大主著」としての「自由の哲学・神智学・神秘学概論・いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか」があります。他にも「遺された黒板絵やルドルフ・シュタイナー100冊のノート」等々をも残しています。我々が彼の経歴から憶測して「四大主著」の一とりわけ「神秘学概論」を読めば形而上哲学や神的哲学を前提にして其れ等を読解しようとすると必ずしっぺ返しされることは必定です。其れ程に経歴に似ず著作の内容が一見、天変地異な程であることに驚かされるとしても左程に過言ではないでしょう。事程左様の事情からルドルフ・シュタイナーの著作は原理的な形而上哲学者や経験主義的哲学者や認識論者、将又、特に唯物論的立場からは狂人の戯言(たわごと)とされかねない程に若年期の物理科学や認識哲学からは異彩を帯びています。其れ程までに哲学及び信教からも思考の基底が異なった思考を不可思議にも持ち込んでいます。ところが豈図らんや、シュタイナーは、ヨーロッパの「秘教伝統」のなかではとりわけ重要な人物とみなされています。ドイツ観念論とロマン派の影響下で自らの思想を形成し、ドイツ近代哲学の認識論の系譜を引くものの、ドイツ神秘主義の影響も受けたことはもとより、ヨーロッパ中世・ルネサンスから続く「魔術」の水脈を受け継いでいるふしもあります。ゲーテの自然科学論の影響下でシュタイナーが展開したのは、当時さまざまに模索されていた総合知のひとつの思考論であり、その背景には新プラトン主義、ドイツ神秘主義、ヨーロッパの古典的な自然科学があったであろうことが推測されます。シュタイナーは宇宙の精神と結び共通した人間の内なる霊性についての認識の基礎づけを図り、唯物的な経験主義や認識論からも、近代社会の諸問題の克服に向けた調和への道筋を探るのです。シュタイナーはカントの実生活(Real life of Kant)の一貫性のある完璧に整えられた生活スタイルを提唱しており、オーラの色から台所の棚の色までこまごまと生活の指導を行い、追随者たちに精神生活から食事までに影響を与えています。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年02月25日
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「霊魂論」神秘学1 西洋の形而上哲学における人間精神論はアリストテレスの「霊魂」観を以って時代の思想が進捗しますが、此処近代においてに形而上哲学や信教哲学にも属さない哲学上の分野が注目されます。其れがルドルフ・シュタイナー(Rudolf Steiner/1861年-1925年)です。 オーストリア帝国は現在のクロアチア出身の神秘思想家であり 、ギリシア語で人間を意味するanthropos,(アントローポス)と、叡智あるいは知恵を意味するsophia(ソピアー)の合成語から、即ち逐語的には「人間の叡智」を意味する ドイツ語であるAnthroposophieの日本訳、ドイツ語音からアントロポゾフィーと音訳される。「人智学」の哲学の創始者として哲学博士の肩書を持つシュタイナーが俎上します。アントロポゾフィー(人智学)の哲学の創始者として哲学博士の肩書を持つ筈のシュタイナーは、同様に神秘思想家のルドルフ・シュタイナー(1861年-1925年)が自身の思想を指して使った言葉として有名ではあるが、此の言語自体は初期近代で既に使用されており、{アントロポゾフィー(人智学)」という言葉を使用したドイツ語圏の哲学者イマヌエル・ヘルマン・フィヒテとイグナツ・パウル・ヴィタリス・トロクスラ-も人間には超感覚的存在としての側面があるという考え方を提示はしていましたが、「人智学」という用語を用いたシュタイナーの思想はその流れを発展精細に書き及んだために汲むものです。シュタイナーの言とされています。シュタイナーは20代でゲーテ研究者として世間の注目を浴び1900年代からは神秘的な結社神智学協会に所属、ドイツ支部を任され、其の時点から一転して物質世界を超えた「超感覚的(霊的)」世界に関する深遠な事柄を語るようになります。其の後、「神智学協会」幹部との意向の違いにより1912年に同協会を脱退しています。然し乍ら、自らの思考を伝えんがためアントロポゾフィー協会(人智学協会)を設立、独自の世界観に基づいてヨーロッパ各地で行った講義を行います。何と其の講義数は生涯6千回にも及び多くの人々に影響を与えたは疑いを挟めません。且つ、現代においても、教育、芸術、医学、農業、建築など、多方面に渡って語った内容は、弟子や賛同者たちにより様々に展開され実践されており、中でも教育の分野において、ヴァルドルフ教育学およびヴァルドルフ学校(シュタイナー学校)が特に世界で展開され、更には日本でも世界のヴァルドルフ学校の教員養成で学んだ者を中心にして彼の教育思想を広める普及活動活動を行なわれています。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年02月24日
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「思考と直覚」時間と霊魂120一時(いっとき)の中断 タイムトラベルにおける「タイム・パラドックス」から逃れるすべには、幾つかの解決策は思考上講じてられてきました。然し其のような筋書きのどれもが、実現に問題をかかえています。ところが現代では、これらに代わる矛盾の少ない筋書きとして並行宇宙即ち多次元宇宙を構築して矛盾を解消しようとしています。空想であれ事実上であれ「タイム・パラドックス」から逃れるすべはないのか。SFではなく実際的に物理学的に幾つかの解決策を提示しています。其の第一候補が「並行宇宙若しくは多次元宇宙(Parallel universe)」論なのです。例えば、タイムトラベラーがその親を殺した時、或いは自分自身を殺した時に、自分が存在する筈がないという「タイムパラドックス」に対しても、自分がいた世界とは別の世界の自分の親を殺したことになるので、そのタイムトラベラーが消滅することはない。同じように、違う世界線の自分自身を殺してしまっても、世界線が分岐するだけなので何ら問題は起きないと解説しています。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年02月23日
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「思考と直覚」時間と霊魂119 タイムトラベルには、更なる困難な物理的障害が待ち構えます。「エネルギーの保存の法則」の壁です。エネルギーの保存の法則は、我々の存する宇宙で或る一つの出来事が起こったとき、其れがどの様な内容であるにすれ、其の事態の前後で全体のエネルギーの大きさは変わらないと予言しています。ある閉鎖系の世界ではエネルギーは、新たに生みだすことも消滅させることも有り得ないという「熱力学第一法則」、物理科学上の至上主義であり絶対思考であり、我々世界の大宇宙では何ものをも起こり得ることは認めるがエネルギーの保存法則だけは決して外せないものとしたものです。然し其のような認識を受諾すれば、タイムトラベラーが過去に行くと、その人間がもともと生きていた時代の宇宙から、一人の人間とそのタイムマシンの質量の分だけ其の世界のエネルギーが減ってしまうことになります。アインシュタインの「「E=mc^2(「E(エネルギー)は、m(質量)にc(光速)の2乗を掛けたものに等しい」)」の公式破綻が待ち構えます。他方、同じ理由により、タイムトラベラーが出現した時代の宇宙の全エネルギーがそれだけ増えてしまうことにもなり、現在から過去に移動するエネルギーが如何に大きかろうと小さかろうと、エネルギーの保存の法則に完全に違反する現象であり、起こりえないことになるのです。それ故に、タイムマシンの創造を目論むならば、タイムマシンとタイムトラベラーを過去に送り込むときには、それと相互に全く等しい大きさのエネルギーを過去から吸いだして現在に移動させる。すなわち二つの時代世界の間で同量同等のエネルギーの交換をおこなうといった工夫で、エネルギー保存法則が破られないようにエネルギー保存の法則を逃れることを思考します。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年02月22日
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「思考と直覚」時間と霊魂118 時を刻んだと認識する時間感覚は正しいのでしょうか、将又、不正なのでしょうか。人間の時間認識が世界の物理的運動と異相しているとも思考されます。SF映画の世界では最もポピュラーな話題であり、必ずタイムトレベラーが過去または未来から現在へ、将又、逆に現在から過去そして未来へと移動して、世にも不思議な物語が展開されているのは誰もが知っている通りです。但し、物理学上の世界では、非常に困った難問を解決しなければタイムトラベルは成立しません。其の難問が「タイム・パラドックス」です。未来は別にしても、過去に遡ることは、それだけで歴史を変えてしまうという重大な問題を引き起こしかねない可能性をクリアしなければ、実際に自分が生きていた時代とそこから始まる未来に大変な事態を引き起こしかねない矛盾を解決しなければなりません。それがタイムトラベルのパラドックスと呼ばれるものです。タイムトラベルのパラドックスにはタイムトラベラーがタイムマシンで過去や未来に行くと、その時代に二人以上のトラベラーが存在することがありうるという「二人以上の人間が同時に存在する」という矛盾をかかえています。例えば仮に特定の一人が、特定の時代の場所が気になり過去と未来を何度も行き来たりしたとすれば、同時代の場所に変化した年齢の異なる自分が幾人も現れ得る事態が生じる可能性がが起こりかねません。此の難問も物理学上に解き明かす必要に迫られます。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年02月21日
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「思考と直覚」時間と霊魂117 仮に宇宙が永遠に膨張と収縮を繰り返し循環すると仮定すれば、周期が十全に永い「時間的に閉じた大宇宙」とした世界の場合、人間が生まれてから死んだ其の後、或いは亦、進化論的に人類が発生して文明を造り、其れが発展退却の結果に滅びた後に宇宙が再びある過去に戻っていたとしても、自己存中の宇宙で生活する人間の意識が感じる時間の流れ方は、普通とは変わらないと認識している筈です。ところが周期が1時間だったら脳の中の記憶も有限で、それは「過去の記憶」であり、「未来の記憶(Memory of the future)」でもある。その場合人間は時間の流れ方をどう感じるのであろうか興味が湧きます。宇宙が周期的であった場合には、エントロピーは上昇し続けて状況が変化し拡大します。エントロピーや熱力学の第二法則が此の課題のピンポイントになります。所謂、物理学的な時間方向で認識される周期的な宇宙の場合には、熱力学的エントロピーはある時点で減少に転じて初期値に一致還元されます。第二法則は時間方向に閉じていない健全な宇宙でマクロに成立する特異な現象といえます。時間の流れが人間の外世界にあるのか、将又、意識世界にあるのかは別段にしても、物理的時間や人間の実際的な認識的時間、漠然ではなく時を刻んだと認識する時間感覚が人間の頭脳には組み込まれています。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年02月20日
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「思考と直覚」時間と霊魂116 原理論的に述べれば生命はビッグ・バンの要素である「核(コア)」に組み込まれていた筈です。現実主義や不信論者及び是々非々主義者も其れを拒否することは自ら自己の存在を否定することになります。但し、本当にビッグ・バンに始まる大宇宙の中に人間精神を創生する意思或いは基があったのかは不明です。然し乍ら、人間に精神がある以上は大宇宙の関与は認めてよさそうです。人間はときにして「神」の無限の理性や意志そして無限の愛を人間が考える時には、人間は自己の神の延長としての「類」としての能力を思いうかべているのである。従って「神」は人間の「類的本質」に他ならないといえます。此処でフォイエルバッハが登場します。キリスト教の教義を遂一検討しながら、「神」は人間のことに他ならないということを証明して見せます。当然の如く「神」は無限であり、人間は有限である。「神」は完全でありしかも全能であり、人間は誰もが知る如く不完全であり非力です。このようなキリスト教の教義は「神」と人間の対立・葛藤を示しているが、このような葛藤自体が、「神」と人間の本質の同一性を示しています。全く「神」と人間が別なものであったならばそもそも分裂や葛藤そのものが存在しない筈です。将又「神」は純粋で完全で欠陥を持たないとされるがこのような「神」は人間の悟性の本質にすぎない。悟性は心情的な欲望や情熱を持たないし知らない。それ故に純粋であり、欠陥や弱点をもたない。だからそのように捉えられた「神」は「悟性の自己意識であり、悟性が自分自身の完全性についてもっている意識」であるとするのも正論かもしれません。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年02月19日
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「思考と直覚」時間と霊魂115 四つの魔力である光子・グルーオン(強い力)・ウィークボソン(弱い力)そして重力子は大宇宙を創生する始発の段階から働き活動発展させる作用因としての役割を担うと云える存在ですが、質量持たないからこが見えざるところの作用因でありアダム・スミスのいう「神の見えざる手」乃至ハイデガーの「存在と時間」の「見えざる存在」を示唆しています。大宇宙を創生する段階からの経緯は現在の宇宙は「時」を経てきたのでしょうか。実は、時を経ているとするのは人間の思慮・体験から来る思惟が齎す効果だとも推論されます。重力を齎すのが重力子だとすれば、時間を齎すのは「時間子」だという訳になります。四つの魔力である作用因としての役割を担う粒子は物理学的には重力子を除いては確認されている段階にありますが、「時間子」は確認されていません。存否の有無さえわからない「時の経緯」は、アリストテレスの霊魂論から導き出される「見えざる神」や「霊魂不滅論」は、たぶんに時間存在を匂わせはしますが回答を与えてはくれなさそうです。時間は「絶対存在」乃至「神」には「永遠若しくは瞬間の時間」ある意味、時間外だと定義される四次元グラフの原点であり瞬間の永遠上に伸びる線だと捉えるのが妥当でしょう。人間が時間線の謎を解いたときには神の瞬間(The moment of Good)にして永遠が垣間見ることが可能に成り得ることも不可能事ではなくなることを物理科学が匂わせています。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年02月18日
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「思考と直覚」時間と霊魂114 今時の科学では大型ハドロン衝突型加速器 (Large Hadron Collider、略称 LHC) などの超加速器をもって陽子等々を衝突させて宇宙の謎を探そうとしていることから、宇宙の動きの根本を封じ込めているものまで思考実験しています。此のことは物質として元素の段階で限界であって、それ以上に素粒子にまで分裂させる事は大宇宙成立後の自然界にはなかったという認識です。現在世界であるとされる自然界では,陽子の核が一つ同士で衝突する、しかも光速に近いスピードでされるというの、自然な状態では奇跡的にも起こるかは疑わしいという説もあります。西暦2018年此の時点の科学で陽子等を衝突させて宇宙初期の宇宙を再現出来るとして、スピードを光速に近くして素粒子を出現させて実験を繰り返していますが、素粒子とは陽子などを組み合わせているものであり、逆に言えば素粒子で元の陽子などを組み立てられる筈です。然し、其のような実験が成された経緯は聞き及びません。世界自然に存在している陽子等を人工的に衝撃で壊しても、元々の物とされているのが再生出来得なければ、それは自然な物とは言えませんでしょう。あくまでも人工的に創造された「造物」とされても致し方ない筈です。然し乍ら、其のような手段を手中にする段階にまで物理科学は理論のみならず実験機器もっても完成させて行きます。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年02月17日
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「思考と直覚」時間と霊魂113 「重力子」はアルベルト・アインシュタインの一般相対性理論より導かれる重力波を媒介する粒子として提唱されたものである。スピン2・質量0・電荷0・寿命無限大のボース粒子、素粒子の間の相互作用を媒介するゲージ粒子である光子、ウィークボソン、グルーオン であると予想され、力を媒介するゲージ粒子に過ぎないが世界の成り立ちにはなくてはならないものとされています。光波は質量ゼロとされる光子あっての存在であり光子其の物は質量ゼロとされています。重力であれ巨大ブラックホールの大質量であれ、此れ「重力子」なしには存在し得ません。簡略に云えば四つの魔力である光子・グルーオン(強い力)・ウィークボソン(弱い力)そして重力子は大宇宙を創生する段階から働き、宇宙を活動発展させる作用因としての役割を担うと云える存在だといえます。アダム・スミスの経済社会思想を示す語「神の見えざる手」を援用して差し支えないでしょう。ビリヤードのハスラーのキュー其のものだともいえます。物理科学が発見しようとやみくもに頑張っているのは「見える神の手」の発見であり「不可視の神そのものの存在」ではありません。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年02月16日
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「思考と直覚」時間と霊魂112 重力子(じゅうりょくし、英: graviton、グラビトン)は、素粒子物理学における四つの力のうちの重力相互作用を伝達する役目を担わせるために導入、2017年には、すわ発見かとマスコミのみならず世間を騒がせたシロモノですが、現在は仮説上の素粒子です。何故に、事程左様に問題となるのか。重力も標準理論の力と同様、粒子が仲立ちするとみるから時空のゆがみを伝える重力波も重力子の流れとすることから、発見が期待されています。グラビトンを「重力子」と和訳するから、重力子に大変な質量があるとの誤解が生じます。重力子の質量はゼロで、光速で進みます。宇宙の根源的な要素としての四つの魔力、光子・グルーオン(強い力)・ウィークボソン(弱い力)そして重力子ですが、このうち重力子のみが未発見なのです。現代物理学は存在すると踏んで実験を繰り出していますが今だに手は出せていない状況です。重力子とって最もなじみ深い力は重力です。すべての素粒子に引力(万有引力)として働きます。重力は遮られることなく無限遠まで働くため、マクロの世界を支配しています。地球、太陽、銀河系などの天体の運行をつかさどり、巨大な宇宙の構造を作り出しているのす。みんながよく知っている、私たちを地球に引きつけている重力は、重力子の交換によって伝わります。重力子は質量を持たないので無限の遠方まで届きます。同じ質量ゼロとされる光波の因子より宇宙創造の世界を掴める可能性があるのです。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年02月15日
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「思考と直覚」時間と霊魂111 「重力子」が空間を創造したとすれば、「重力子」は空間を一瞬にして消滅させ得る筈です。天才にして車椅子の英国の理論物理学者スティーブン・ホーキングは、ヒッグス粒子の研究が進むことで、時空の完全なる崩壊というシナリオの引き金を生んでしまうのではないかと危ぶんでいます。粒子に膨大なエネルギーを与えるこの実験が、この宇宙を飲みこんでしまうほどの「壊滅的な真空の崩壊」を引き起こすかもしれないというのです。ビッグ・バンどころか大宇宙の創生因に人類が踏み込むことで、人間が信教的には神の腕(かいな)を掴みます。人類が神の領域に入り込んでしまっても世界は大丈夫かどうかは保証の限りではないのです。スティーブン・ホーキングはヒッグス粒子を人類が創生した時には大宇宙が一瞬にして消え去ることを予言します。人類が神の領域に入り込んでしまうことこそが願望である筈ですが、聖書に見る如く「バビロンの塔」を持ち出すまでもなく人類が「審判」に下される可能性さえある程に「重力子」は其の無限の力を秘めています。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年02月14日
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「思考と直覚」時間と霊魂110 大宇宙の遷移変動が周期的なものとして捉える、且つ、無限であり有限、即ち膨張伸縮を繰り返す風船の表面状の宇宙を思い浮かべれば、自己の立つ一点から進み始めれば無限の大宇宙も無限の生命を維持し得るとしたならば、いつかは自己に再びまみえます。 一般相対論のアインシュタイン方程式の一般相対性理論において、真空解 (vacuum solution) とはアインシュタインテンソルが恒等的に零となるローレンツ、多様体とはユークリッド空間をモデルとした位相空間を多様体という。いちばん単純な図形は点であり、これは〇(れい)次元多様体という。此の理論の発展型とも言えるのが、擬リーマン多様体の最も重要な部分をなす真空解 (vacuum solution) アインシュタインテンソルが恒等的に零となるものを指し示します。アインシュタイン方程式に従えば、このことはエネルギー・運動量テンソルも恒等的に零となることを意味し、したがって物質を含む、重力以外の場が存在しないことになる。「真空解」にはこれに対応する宇宙が空間的に「閉じた」平坦宇宙として表現されています。現代盛んにマスコミを賑わす「重力子」の登場です。「重力子」が解明されれば当然に「宇宙の開明」に近付くこととなりビッグ・バン其のものを解明出来得る可能性があります。其のコアなるものは其の先にあります。即ち、重力子を創出する源を突き止めることです。宗教であれ神秘学や形而上哲学は其処に解答を求めています。加えて全ての素粒子の創生の源である「重力子」が、水素と酸素の結合から出来る相互作用からの化学変化としての「水」と「重力子」は異相であり「重力子」は他に依存関係は持ちません。敢えて言うならば「空間」なのでしょうが、自らが空間を創生した感も無きにしも非ずで、所謂、「神の粒子」言い換えれば「重力子」には絶対的存在の意思が見え隠れします。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年02月13日
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「思考と直覚」時間と霊魂109 人間の再び「現在する世界」に戻ってくる時間周期が1時間だったらどうか。また1年だったらどうなのか。更には人間が死んでしまったのち1万年・10万年後だったらどうなるのか、此処では再びアインシュタイン博士を登場させます。ところがアインシュタインの方程式はこれを横にした宇宙も真空解として許しています。一般相対性理論によれば真空領域は全くエネルギーを持たないかに見える。ところが豈図らんや、重力場は運動をすることが出来得る。其れ故に重力場はそれ自体のエネルギーを持つものと考えなければならない。但し、この重力場エネルギーが正確にどこに存在するのかを決めることは、重力相互作用と「その他の相互作用」を分離するという性質そのものからの浮かび上がるものとして、一般相対性理論上では技術的に難しい問題ではあるが、時間が経つと、いつのまにかに過去に戻っているという変差を起こす可能性が秘められています。周期が十分に長い空間はもとより「時間的に閉じた宇宙」である場合、人間が生まれて死んだ後、将又、進化論的に人間が発生して文明を造り、それが滅びた後に、たとえ宇宙が再びある過去に戻っていたとしても、その宇宙の中で生活する人間の意識が感じる時間の流れ方は、其の人間には通常と変わらないと思わせる意識感覚を与えます。然し乍ら、其の周期が1時間だったら脳の中の記憶も有限で、それは「過去の記憶」であり、「未来の記憶」でもあることになります。その場合の人間は時間の流れ方を我々とは。違う感覚で受け止める筈です。宇宙が周期的な場合、エントロピーが上昇し続けて世界の状況が変化します。エントロピーや熱力学の第2法則がこの話のポイントの1つです。時間方向に周期的な宇宙の場合、熱力学的エントロピーはある時点で減少に転じて初期値に一致します。第2法則は時間方向に閉じていない健全な宇宙でマクロとして成立するだけです。時間方向に周期的な宇宙の場合、熱力学的エントロピーはある時点で減少に転じて初期値に一致するということは人間精神の復元さえ意味しそうな説でしょう。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年02月12日
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「思考と直覚」時間と霊魂108 デヴィッド・ジョーゼフ・ボームによれば、世界で物理的に見得ざるものの代表が私たち人間の精神です。人類は物質的な世界については、多くの知識を獲得しつつあるが、精神の領域については、未だに殆ど其の世界を理解出来得ていない。物質あるところ精神があり、精神があるところには物質がある。物質と精神は陰陽という相補的な関係にある。此のことの基本は相補性の根源または統一として重要なのがインド文化が発見した「0(ゼロ)」の概念にあります。数字の「0」はインドの空(シューニャター)の観念から生まれたもので、「空」はただの単純な無ではないことを説いたとされます。無限大の潜勢力を秘める。概念的に言えば、「0」にして無限大、無限大にして0」なのです。禅宗説くところの無限にして零なる「円即ち空」なのです。量子力学では、素粒子の存在は確率論的にしか確定出来得ず、空間と粒子の区別が曖昧になり、空間そのものがエネルギーを持つと考えられています。空間が小さいほど高いエネルギーを保有する可能性が高く、これをゼロ点エネルギー、ブラックホールや宇宙創生の「核/Core」を想定すれば納得出来るかもしれません。最小の定数をプランク定数 h というが、ボームは、プランク・スケールを最小の波長として、1立方センチの中の空間エネルギーを計算すると、それは現在知られている宇宙の全物質が持つエネルギーより、遥かに大きくなると述べ世界の始めのビッグ・バンの源の「コア」を匂わせています。今後、物質と精神の相補性を解き明かすことが出来得れば、人間とは何かという答えに近づくとともに、宇宙の実在の原理に迫ることもでき得るようになる一抹の可能性があります。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年02月11日
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「思考と直覚」時間と霊魂107 デヴィッド・ジョーゼフ・ボーム(David Joseph Bohm/1917年?1992年)はアメリカ合衆国のヘブライ系物理学者で、理論物理学、哲学、神経心理学およびマンハッタン計画に大きな影響を及ぼしたほどの人物ですが、彼は物質も精神もエネルギーとして暗在系に属し、数学でいう平面または空間を自分自身に写す写像直交変換によって畳み込まれており、他方、暗在系にはおそらく意味の場が存在し、それを反映したものが物質であり身体であるとします。物理者ブライアン・ジョセフソンは、物質の存在はその背後にある潜在的な知性を反映しているという考えを提案し、且つ又、すべての自然現象の根底に生命のプロセスが存在するという説に賛同して、量子力学における波動、粒子の二重性に似た量子と生物の二重性が存在することを指摘しています。ボームやジョセフソンの考え方は、哲学的に見ると、プラトンやカントに通じ合うものがあります。更には東洋におけるインドのヴェーダーンダ哲学と仏教や道教にも通じるものであるとしています。理論上の数の上でだが、量子力学は虚数を使う。虚数の実在を否定すれば、量子力学は認められず、量子力学をもとにするエレクトロニクスも存在できなくなる。このことは、世界は見えるものだけでなく、見えないものによっても成り立っていることを示唆するものだろうと示唆します。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年02月10日
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「思考と直覚」時間と霊魂106 精神・生命の領域にも現代の科学者は当然に関心を向けています。現代の科学者からも精神・生命の領域を含む物理科学上の仮説がいろいろと俎上します。物理学者フィルソフは、光速より速いニュートリノのような性格を持つ精神子「マインドン」を提案しました。「高次元科学―気と宇宙意識のサイエンス」の著作者の電子工学者の関英男は、電磁力-重力系とは別に幽子による情報系を想定し、これをサイ情報系と呼び、物理学者アーサー・エディントン卿は5次元理論を発表し、その後には4以上の空間次元や2以上の時間次元の存在を仮定する理論が数多く論文化しています。数学者エイドリアン・ドッブスは、時間に2次元性を与えた5次元波動場において、虚の質量を持つプシトロンという精神情報の担い手を仮説した。これを受けて、神経生理学者ジョン・エクレス卿は、プシトロンは特異な状態のニューロンに作用し、大脳ネットワークに超時空的な影響場が形成されるという仮説を出した。大脳にホログラフィー理論を応用した大脳生理学者カール・プリグラムは、宇宙全体が一種のホログラフィーになっており、脳は宇宙の変化した一部だという説を唱えている。事程左様に、物理学上からも人間が奥底に持つ潜在的な「人間精神」を物理学的に解明、更にはアリストテレス哲学で言う「霊魂」の破滅や「再生」は神秘学や信仰だけではなく物理科学でも探求が試みられています。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年02月09日
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「思考と直覚」時間と霊魂105 世界は存在の「真の基底」である「モノの意識」から生じる。それ故に古(いにしえ)のギリシァの哲人の思考は正鵠を射抜いている。信仰や神秘主義は埒外にしても、人間の精神の奥底では、自分で知覚できる「意識」と、通常の状態では認知認識できない「無意識」の2層構造になっている。「無意識」は時間を超越している。何故なら、ユング「集合的無意識」の仮説によれば、「無意識」は個人に所属するものではなく、人類すべてに共通する。「無意識」は宇宙は我々が明示的に知覚できる「明在系」(Explicate Order)とその背後に存在する暗在系(Implicate Order)に分かたれるが無意識は暗在系にある。 輪廻転生について ひとつの魂が輪廻転生するというよりは、過去のあらゆる人の人生が記録されているサブ・プランクスケール領域にアクセスできれば、過去を述べることができる。 この世の全ては、全体的にあの世にたたみ込まれている。宇宙の主体は、目に見える現実味ある此の世ではなく、無意識の壮大なネットワークとしての「あの世」である。あの世には時間も空間もないので、あの世に人格化した神が存在するのではなく、あの世そのものが神である。宇宙は全体としてひとつの生命体である、全宇宙のあらゆる知識が時間を超越して、すなわち過去や現在の事象のみではなく、未来のことまで含めて畳み込まれているとする思考も「超ヒモ理論」は可能性としての実相を秘めています。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年02月08日
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「思考と直覚」時間と霊魂104 先進物理学は平行世界という物理法則が効かない現存世界の時空間を超えた「あの世」を演出してみせます。「あの世」というからには此の世界無きにしては「彼の世」は成り立ち得ませんから正背は合体していると云うことと「平行世界」を捉えるのが成り行きでしょう。然し乍ら、世祖「仏尊」の哲学的解釈をする「大乗」は世界はあまた存在し、其れ其れの仏が座する世界であり、阿弥陀世界を頂点としています。神学的には物理法則が効かない時間と空間を超えた世界は「神の永遠・神の瞬間」ですが、「大乗」は世界を一仏祖其れ其れの仏が座する世界として解釈します。一の世界、「大乗」では現実に人間が認識し生活する場ですが、正祖である仏陀が解き語った其れ其れの世界の成相にしたがった世界は阿弥陀の世界を除いては相互に仏世界としては共通するものの関連性はありません。西洋で云うところの「時間と空間を超えた世界は「神の永遠・神の瞬間」は「阿弥陀の世界」を示唆します。デヴィッド・ジョーゼフ・ボーム(David Joseph Bohm/1917-1992年)は、理論物理学、哲学、神経心理学およびマンハッタン計画に大きな影響を及ぼした、アメリカ合衆国の物理学者ですが、彼は物理学上の世界を暗在系と明在系に区分したプランクスケールを提示します。その世界論によれば、宇宙は我々が明示的に知覚できる「明在系」(Explicate Order)とその背後に存在する暗在系(Implicate Order)より成り立っていると示唆します。但し、現在の科学ではプランクスケール(10のマイナス38乗)以下の世界がどうなっているか検証することは未だ出来得ません。素粒子理論やひも理論で説明が試みられていますが、実証には時間が必要です。仮に、現代科学が飛躍的に進歩して無限に0に近付くことが出来得たとしても、其の「定義上の0」と「無限小のゼロ」との間には大きな隔たりが残っているように思われます。最新物理学上の研究では、量子化されているのはエネルギーだけではなく、時間や距離即ち空間も量子化していると捉えています。つまりは、時間も空間も連続した存在ではないという原理、「0」と「その無限0」という隙間は無く、時間で言えば掛け時計の秒針のように時を刻んで進んでいるという考え「不連続の連続」としか言えない不可思議な世界が描かれます。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年02月07日
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{思考と直覚」時間と霊魂103 10マイナス33乗として振動する極微のヒモから成り立つとして存在する大宇宙、時空間・物質・森羅万象が「超ヒモ」から生まれるという仮説。世界は元来10次元であるとする説明は難解です。一般常識感覚では4次元空間は現実性があり納得し易いですが、10次元の世界は想像だに出来ません。ところが、「超ヒモ」理論によれば世界誕生の始めからあった10次元のうち6次元は極めて小さな「内部空間」として縮んでしまっていて、観測にかからないと思考します。其の空間の拡がりはというと、人間の思考が追い付かない程の1兆分の1センチメートルの1兆分の1の、そのまた10億分の一(10マイナス33乗)という途方も無く小さな世界。此れを「超ヒモ」理論学者はプランク長と呼び、極微の此の世界は、物理法則の全く効かない、時間と空間を超えた世界。つまり「あの世」だとします。「超ヒモ理論とはなにか」の著者である竹内薫によれば「宇宙には、われわれの目には見えない(複素数、可能性)という水面下のレベルが存在している。いわば、裏の世界。それを観測すると実数・確率という形で具体的な測定装置の数字が浮かび上がってくるのである。だが、なぜ、宇宙がそのような2重構造になっているのか、その理由は誰にもわからない」とし、まさにもう一つの実世界に対する裏世界の存在を仄(はの)めかし、彼の世の人間存在さえ予測させます。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年02月06日
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「思考と直覚」時間と霊魂102 人間の「精神意識」について関心を持ばて、誰もが哲学や神経科学に接触します。ところが豈図らんや、物理学で意識を説明しようという試みた物理学者がいます。其れが1931年にイギリスはサセックス州コルチェスター生を得、数学者並びに数理物理学者として1964年にはスティ-ビング・ホーキングとブラックホールの特異点定理を証明、1972年には王立協会会員に選出、1973年にはオックスフォード大学ラウズ・ボール教授職に就任、1994年にはナイトの称号を授与される名誉に。宇宙の構造モデルとして量子重力理論とツイスター理論を提唱、ペンローズタイルやペンローズの三角形を考案した量子論の最先端の数学及び物理の科学者がツイスタースペースという「あの世」から紬(つむ)ぎ出される時空を提唱し、米アリゾナ大学のスチュアート・ハメロフ教授による「意識は量子レベルに貯蔵された単なる情報」である可能性が極めて高いという発言をも超えたティーブン・ホーキングとともにイギリスを代表する数理物理学者ロジャー・ペンローズが細胞中に見いだされる直径約 25 ナノミリメートルほどの「マイクロチューブル(微小管)」が量子情報を準―原子レベルで貯蔵していると主張、神秘学や信仰ではなく物理科学的に霊魂の不朽性を世界に向かって問いかけ投げ付けます。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年02月05日
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「思考と直覚」時間と霊魂101 キリスト教では最後の審判がくだされた後に人間、神に信義を認められた人間は再び肉体をもって復活するとされています。神秘学的には人間の肉体は消滅しようと宿主を離れても其の人間の精神の深層に正しく培った霊魂の大(おお)いさによっては、再度の宿主を探して復活するとされています。形而上学的には絶対的存在の精神の延長とした人間精神は「絶対意識」の中に入る、或いは戻ることになります。虚無主義や極端な現実主義及び実利主義をとる是々非々主義者は、所謂、「彼(あ)の世」をば否定します。それでは物理科学上に「彼の世」はないのでしょうか。アインシュタインを教育したH・ミンコフスキーは世界は一般概念の三次元の空間のほかに、時間を第4番目の座標としてもつ四次元擬ユークリッド空間であり、これが時空のもっとも簡単な表現であるミンコフスキー空間(ミンコフスキー時空)を想定し、此の世界には光の速さを超えるものが無いが、もし仮に光速以上のスピートを出せるなら、理論上はこの世ではない「彼の世」が出現する。絶対未来と絶対過去に挟まれた部分に非因果的領域というのが出来ることになってくる。私と「現在」を共有するのは、あの世としての非因果的領域ということになるとします。更には、ロジャー・ペンローズ (Roger Penrose)によって1960年代後半に提唱された数学の理論ツイスタースペースでは、時空間より、より深い本質なものがある筈だとして、ツイスタースペースという「あの世」から紬(つむ)ぎ出される時空を提唱しています。つまりは、「彼の世」は現実的だということになります。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年02月04日
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「思考と直覚」時間と霊魂100 物理学科学の上ではエヴェレットの多世界解釈(Many-Worlds Interpretation)」は、どのように宇宙が微視的なスケールの働きを持つかを説明し認識させるための「量子論」の要(かなめ)となります。エヴェレットの多世界解釈である相互関係のない世界、グリフィス大学の研究者たちの新たな理論の「相互多世界(Many Interacting Worlds)」 は、すべてのパラレルワールドがお互いに相互作用しているとする見解に加えてそれらのパラレルワールドの存在をテストすることが可能なのだという見解。現在的には最近発表された論文では、科学者たちは、パラレルユニバースはそれぞれが独自に進化し、近くの他の宇宙との反発力によって、お互いに影響を与え合うと述べられています。グリフィス大学の量子ダイナミクス・センターのハワード・ワイズマン(Howard Wiseman)は、「量子力学におけるパラレルユニバースの考えは 1957年以来続いています」と述べ、ヒュー・エヴェレットⅢ世の1957年に提唱した定式を援用します。量子論は、どのように宇宙が微視的なスケールの働きを持つかを説明するのに必要とされているのかは言わずもがな、しかし、原因と結果の法則を満たさないと、原因と結果の法則{因果法則]に従わない奇妙な現象を示し、それを理解することは極めて難しくさせます。 理論物理学者のリチャード・ファインマン(Richard Feynman)は、かつて「誰も量子力学を理解できないと言えると私は考えます」と言いました。ワイズマン博士たちが唱えるパラレルワールドは、「無数の宇宙が存在する」ことを示唆すると共に、私の宇宙と似た宇宙とそうではない宇宙があることをも示唆します。且つ、それらの宇宙がすべて「現実」(REAL)であり、時間を通して存在する。そして、すべの量子現象が、近くの宇宙の普遍的な反発力より齎されると論じます。其の共同研究者のマイケル・ホール(Michael Hall)は「ただひとつの宇宙の存在の場合は、ニュートン力学に帰着しますが、莫大な数の宇宙の存在は、量子力学を再生させるものなのです。その合間に、ニュートンの理論でもなく量子論でもない、新しい何かの予測があります」と語り、更に其の解があることを匂わせています。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年02月03日
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「思考と直覚」時間と霊魂99 「エヴェレットの多世界解釈」では無限に分枝する世界パラレルワールドを描きます。一方、オーストラリアのグリフィス大学の研究者たちによって、我々が存在する宇宙は「数限りなく存在している無数ともいえる数の宇宙」の中のひとつの宇宙であるに過ぎないと言い。その中には、私たちと似た宇宙もあり、また、非常に違う宇宙もあるとします。パラレルワールドも其の中の一つだと解説、厳密に言えば無限分枝する世界は平行世界を産み、パラレルユニバース(Parallel Universe)は宇宙の始まりから異なっている宇宙と捉えられます。其のことが相互の世界の干渉の有無を提示します、パラレルユニバースは宇宙の始まりから異なっている宇宙、パラレルワールドは何らかの原因で別れた宇宙ということでしょうか。パラレルワールドもパラレルユニバースも一般には同一概念として捉えられています。一部の物理学研究グループではパラレルワールドは「存在し、相互に作用」すると述べています。過去には、現在、我々人間が存在する時空間と接しながらも全く逆の時系列を歩む時空間世界、あなた方人間が過去から現在、そして未来への時系列と逆の世界、死からの蘇生から逆の理性の終息、誕生から胎盤への帰着の世界をパラレルワールドは予想します。あなた方人間が歳を重ね終末を迎える世界、其のあなた方人間が歳を経るごとに若返り最後には子宮に迎え入れられて終末をとげる世界です。此処までくれば我々には理解出来得ずサイエンス・フィクションとしてしか捉えきれません。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年02月02日
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「思考と直覚」時間と霊魂98 パラレルワールドはインターナショナル・ビジネス・タイムズの記事「存在し、相互に作用」する。そして、此のことは宇宙の「摩訶奇妙な現象」を説明するのに役立つ。なかでも、パラレルユニバース(平行宇宙)は、存在するだけではなく、それらは互いに相互作用を与えていると物理学者のグループは述べているのには興味津々たるものがあります。なお、記事に「エヴェレットの多世界解釈」という言葉が出てきますが、これは Wikipedia によると、量子力学の観測問題における解釈の一つであると前提して、当時プリンストン大学の大学院生であったヒュー・エヴェレットⅢ世(Hugh Everett Ⅲ/1930年-1982年)は、以降は、アメリカ合衆国の物理学者として量子力学の観測問題に多世界解釈の理論を提唱し、一躍、量子力学の世界で非常に有名な存在となります。1957年に提唱した定式を元に、ブライス・デウィットによって提唱された論を記載していますが、マスコミで映像化されたものを見ても内容は物理学に携わっていない限り解けない課題であり理論です。記事に「エヴェレットの多世界解釈」という言葉が出ますが、これは Wikipedia によれば、このような、パラレルワールドの先駆け的な理論があるのだそうです。エヴェレットの多世界解釈から生まれたパラレルワールドはオーストラリアのグリフィス大学の研究者たちによって、我々が存在する宇宙は「数限りなく存在している無数ともいえる数の宇宙」の中のひとつの宇宙であるに過ぎないと言い。その中には、私たちと似た宇宙もあり、また、非常に違う宇宙もあるとします。パラレルワールドも其の中の一つだと解説しています。哲学・思想 ブログランキングへ
2018年02月01日
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