小玉智子のお買い物ブログ

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2010年05月05日
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 ゴールデンウィークも終盤!春を通り越して初夏の日差しがまぶしい連休となりましたが、皆さんはどのように過ごされたでしょうか?
 我が家では、Blu-rayを80インチのスクリーンにプロジェクターで投影して、DVDとの画質比較などをいたしました。
 今回は、そろそろBlu-rayプレイヤーを買おうかな、と思っている方や、どの作品がBlu-rayに適しているのかなどを知りたいという方のために、いくつかおススメBlu-rayソフトをご紹介します。

 その前に、Blu-rayの豆知識から。
 まずは画質について。実は、Blu-rayプレイヤーでDVDを再生すると、DVDの画質も向上するのはご存知でしたか?ですから、すでにお持ちのDVDは、わざわざBlu-rayに買い替えなくても、Blu-rayプレイヤーで再生するだけで、これまでより画質が良くなるのです。とはいえ、元のマスターが良くない作品は、それ以上に画質が良くなる訳ではありませんので注意が必要です。
 マスターの問題は、Blu-rayソフトについても同じ事が言えます。Blu-rayソフトの中には、DVDと同じマスターのものもあり、そもそもリマスタリングされていない作品のBlu-rayソフトを買っても、DVD以上の画質は期待できず、買い替える意味がないのです。
 とりあえず、次にプレーヤーを買う時には、Blu-rayプレイヤーを選べば、お手持ちのDVDとBlu-rayと両方の再生が出来ます。ただし、Blu-rayプレイヤーは日進月歩進化しており、定期的にインターネットに繋げて(PCまたはUSB、CD-Rから)最新バージョンへのダウンロードが必要です。

 次は音質について。Blu-rayは、画質だけではなく音質も向上させます。これについては、音量、音の厚みがDVDとBlu-rayとで比較すると全く違います。ですから、Blu-rayは音楽ものにも適していると言えますね。

 最後は価格について。DVDより画質も音質もよくなるとはいえ、価格が高くては迷ってしまいますよね。現在、最も安い価格帯でBlu-rayを発売しているのがワーナー・ホーム・ビデオで、定価2500円です。各店舗ではさらに20%OFFや、2枚で4000円といったキャンペーンを展開中。いまや、DVDと同じ価格で買える作品もあるのです。

 さて、では実際に比較して、これはBlu-rayの方がいいよ、という作品をいくつかご紹介しましょう。

 1作目は、スタンリー・キューブリック監督の『2001年宇宙の旅』(1968年)。いくら天才監督の傑作とはいえ、古い作品なので疑問に思われる方もいるかもしれませんが、映像の発色の良さ、音質の良さは、劇場公開をも凌ぐ美しさです。冒頭、アフリカで撮ったスチールを背景に、猿が武器を使う事を覚えるシーンがありますが、そのスチールは、ナショナルジオグラフィック社の映像かと思わせる鮮明な色合いで、合成とは思えぬほど自然にシーンに溶け込んでいます。また、クライマックスのサイケデリックな色彩の洪水シーンでは、光の海が鮮やか過ぎて、眼が痛くなるほどです。ほんと、全編、新作かと思えるようなクリアな映像の連続。これまで何度となく劇場やDVDで観てきたという方も、全くはじめての『2001年宇宙の旅』を体験出来ること請け合いです。

 2作目は、アメリカ西部開拓時代の50年間を描いた歴史大作『西部開拓史』(1962年)。なんとBlu-rayではシネラマ劇場での初公開時と同じ、湾曲したスクリーンをそのまま再現したスペシャル・スマイルボックス方式の映像を観る事が出来ます。シネラマとは、湾曲した3つのスクリーンに、3つのカメラで撮影した映像を繋げて投影する方式のことです。Blu-rayは、そのスクリーンとスクリーンの間の線を消し、リマスタリングされた美しい映像になっています。これは、TVの小さな画面には向かないかもしれませんが、プロジェクターで上映すると、3D映像のように立体的に感じる事が出来ます。2枚組となっており、通常のシネマスコープサイズの映像も収録されているので、どちらでも観る事が可能です。ラストのナレーション、テーマ曲をバックに映し出される、空撮による美しい西部の景色から現代都市への発展を観ていると、アメリカ人でもないのに感動して泣けてきます。

 3作目は、クリント・イーストウッド主演作『ダーティファイター』(1978年)。よりにもよってクリント作品の中から、なんでそんなB級作品を選ぶの…なんて言わないでください。『ダーティファイター』は、クリント様がアカデミー賞監督賞を受賞した『許されざる者』(1992年)公開まで、主演作中、最も興業収益の高かった人気作品なのですから。そして、このBlu-ray映像には度肝を抜かれました。カリフォルニアの明るい陽光によって光る青い車、街並みが、鮮明に映し出されています。画面の奥にまでピントが合っているので、まるでその場所に自分がいるかのような感覚で観る事が出来るのです。さらに、そこに登場する若き日のクリント様は、やはり自分の眼の前に立っているかのようなリアルさ。CGを使った作品や、新作がBlu-rayに向いているのは当たり前。ですが70年代の映画がこんなにキレイになるなんて、本当にビックリです。

 ラストの4作目は、やはり語らずにはいられない『アバター』(2009年)。
現状の発売商品では、Blu-rayを買うと必ずDVDもついてくるので誰もが比較をする事が可能です。その違いは一目瞭然。DVDは、Blu-rayに比べて背景がぼやけ、全体の色調も薄く感じられます。さらに驚くのは、奥までピントの合ったクリアな映像と、発色の良さです。例えば、ネイティリが履いている紫色の網タイツ?のデザインや、彼女が流す涙。ナヴィが銃撃を受けた時の弾痕や滴る血、背景に飛ぶクリーチャーたちなどの細かな映像がクリアに映し出されています。さらに、セットやCGIの背景が奥まで鮮明に観えるため、映像も立体的に感じることが出来るという効果もあります。勿論、3D映像ではないので、場面にもよりますが、劇場の3D上映では、偏光メガネをかける分、映像が暗く映ってしまうので、メガネのないBlu-rayの方が、より鮮明な映像を観る事が出来るのです。恐るべし、Blu-ray!もっとも3D上映の見せ場となっていた空を飛ぶシーンは、やはり臨場感に欠けます。それぞれ、違った良さがありますね。

 今回はほんの一例を紹介しました。ぜひ、Blu-ray映像を体験してみてください。

 次回は4/24より劇場公開中の『武士道シックスティーン』、5/15より公開予定の『書道ガールズ』にあわせ、成海璃子ちゃん、北乃きいちゃん出演作品をご紹介します。





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最終更新日  2010年05月06日 11時39分11秒


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