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横峯さくらに続け!宮崎口蹄疫をふるさと納税で支援しよう! 【利用者登録】1. Yahoo!公金支払いにログイン2. 「寄付する 電子申請へ」のバナーをクリック3. 宮崎県のHPに移動する。4. 右上「電子申請(様式ダウンロード)」をクリック5. 生活シーンで検索>その他(12件)>寄付申込>電子申請 の順にクリック6. 電子申請ログイン画面に移動 「利用者登録」をクリック7. ニックネーム、氏名、メアドを入力 → 登録【寄付】1. メールチェック(私は数分後には届いた)「宮崎県電子申請システム」のメールを確認2. メール中の確認ページのURLをクリックし「利用者ID(メールに記載)」「パスワード(任意)」を入力3. 「完了」ボタンを押すとログインする4. 右上「電子申請(様式ダウンロード)」をクリック5. 生活シーンで検索>その他(12件)>寄付申込>電子申請 の順にクリック6. 先ほどの利用者IDとパスワードを入力7. 寄付申込書の画面に移動8. 寄付金額を入力9. 「クレジットカードで納付」を選択10. 寄付金の使い道「その他」を選択。 自由記入欄には「口蹄疫対策として」などと記入11. 内容の確認をクリック → 完了【後日(本手続き)】1. 宮崎県から『「ふるさと宮崎応援寄付金」お支払番号のお知らせメール』が送られてくる。2. Yahoo!公金支払いにログインし、お知らせメールに記載されている支払い番号、確認番号を入力3. クレジットカード情報を入力4. 支払い完了【ふるさと納税の自己負担を最低の5000円に抑えるには】最小自己負担の5000円に収まる料金は、所得や世帯によって若干異なるが、大ざっぱに言えば次の通りだ。つまり、年収500万円の人なら1万円寄付しても3万円寄付しても自己負担は同じ5000円になる。自己負担5千円になるモデル(独身、夫婦2人の家庭)・年収300万円 寄付2万円まで(寄付額15,000円)・年収500万円 寄付3万円まで(寄付額25,000円)・年収700万円 寄付5万円まで(寄付額45,000円)(夫婦2人に子1人の家庭)・年収500万円 寄付1万円まで(寄付額10,000円)・年収700万円 寄付3万円まで(寄付額25,000円)なお、簡単な計算はこちらのサイトでできる。ふるさと納税かんたん計算参考:総務省
2010/05/17
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○がんばれ横峯さくら! 伝えろ宮日新聞!「みなさん、口蹄疫をしっていますか?」 2010年5月16日、優勝を飾った女子プロゴルファーの横峰さくら(24)は唐突にこう語りはじめた。「今日は寄付するために優勝できてよかった」「私は宮崎の皆さんに笑顔が戻るまで寄付を続けたい」現在、被害頭数約9万頭という未曾有の人災(後述するが、明らかに現政府の対応ミス)に見舞われている宮崎県と日本畜産界。しかし、宮崎と九州以外の国民には驚くほど危機感がない。理由は単純、マスコミが報道していないからだ。現政府は「感染拡大の原因となる」としてマスコミの取材を許していない。事実上の報道規制の中がんばってるのが「宮日」こと宮崎県のローカル誌「宮崎日々新聞」だ。宮崎県の人々の県民性は穏和で争いを好まないという。そのため右より・左よりの新聞を嫌い、地元密着と中立公平を保つ宮日新聞への信頼は高い。朝日や毎日のローカル記者の取材にはあまり協力的ではない宮崎の人々でも、宮日新聞の記者にだけは取材に応じるという。そこには長年にわたって築き上げた宮日と宮崎県民の信頼関係があるからだ。いま、日本で口蹄疫に関する正しい情報が得られるのは宮日だけといっていい。また、今日(17日)宮崎県庁に義援金の状況について問い合わせたところ、昨日から私のような県外からの急に問い合わせが増えたという。「横峯さくら、賞金を全額寄付」の報道を見て、口蹄疫の被害の凄まじさを知った人からの電話が多かったそうだ。農家の人はもちろんだが、真実を伝える宮日新聞と、地元出身でもないのに広告塔を買って出た横峯さくらを応援したい。○畜産王国宮崎を襲っている日本畜産界未曾有の大惨事JA宮崎中央会は16日、口蹄疫発生に伴う経済損失が約160億円(15日現在)に達する 見通しを明らかにした。5/17現在、たった1ヶ月間足らずで8万頭以上の牛豚が殺処分された。8万頭といえば首都圏大都市の食肉処理場の年間処理頭数に匹敵する。非公開ながら、現時点で最低でも300~500億円の経済損失が見込まれているという(某誌記者)。今回の口蹄疫は間違いなく戦後最大の農業災害だ!さらに、口蹄疫は非常に感染力の強いウィルスで、空気感染するため、現在も被害が拡大中だ。特に感染しやすい豚への拡大が確認されたことが大きい。つまり、隣の畜産県・・・鹿児島県・熊本県・大分県など球種全域にも今後拡大するおそれが高い。そうなると中・長期的にみた国家的な被害総額は兆円単位となるだろう。○民主党のミス隠し!?動かない現政府口蹄疫については、民主党ら現政府の対応が遅すぎたため5/16日現在なんと野党(自民党)が「口蹄疫対策本部」をもっているという異常事態だ。口先では「救済」「拡大防止」と"言うだけ民主党"のこれまでの対応は以下の通り。2010年4月20日:宮崎県にて10年ぶりに口蹄疫感染が確認。即日、農水省、日本産牛肉の輸出を全面停止。2010年4月21~24日:農水省に対策本部設置。しかし政府による指示なし。赤松農相には危機感がまったくなかった模様。※旧来から農家は自民党の票田で民主党は眼中になかった。さらに赤松農相はいわゆる「在日パチンコ族」議員で農業分野についてまったく素人2010年4月28日:東国原宮崎県知事、赤松広隆農水相や谷垣禎一自民党総裁に支援を要請。2010年4月29日:谷垣自民党総裁、現地を視察。同日、谷垣総裁を本部長に自民党に対策本部が設置される。2010年4月30日:自民党口蹄疫対策本部、政府に42項目にわたる対策要請の申し入れ。当初、この申し入れに対応するとしていた鳩山由紀夫総理・赤松農水相は、対話当日になって予定をキャンセル。なんと、同日夕刻、赤松農水相、コロンビア・キューバへ外遊へ発つ。同日夜:自民党口蹄疫対策本部、党本部で記者会見「10年前の感染の際は、ただちに100億の予算が確保され、対策がなされた」「ところが、この段階になっても、国から宮崎県には、一箱も消毒薬が支給されていない」「この状況で農水大臣が外遊するとは、自民政権時代からすれば前代未聞」2010年5月1日 宮崎県、自衛隊に災害派遣要請を行う。家畜の殺処分は8000頭超へ。2010年5月16日 ついに宮崎県の至宝である種牛が殺処分に。これまでの処分頭数、牛と豚で約9万頭弱。 「15行」でわかる現政府の「口蹄疫」感染対策 - 鳩山政権では「食の安全」を保障できない!○さらに事業仕分けで口蹄疫対策費をカットさせる狂った仕分け人しかも、現与党は口蹄疫の真っ最中に、口蹄疫そっちのけでのんきに事業仕分けをやっていたのみならず、なんと防疫費をカットするという信じがたい暴挙に出た。10年前の口蹄疫発生時に活躍した(社)中央畜産会は事業仕分けにより畜産特別資金融通事業基金(要するに災害時のためストックしておく基金)を「基金として積み上げていく必要はない」「長期間の基金は一度戻せ」と事実上のカットするよう言い渡された。口蹄疫被害の真っ最中に、仕分け人は狂ったか!?さらに、こんな危機的な時期なのに宮崎県に対策を丸投げし、事業仕分けなど「人気取り」に躍起になっていた現政権には憤まんやるかたない。本来ならば、事業仕分けに回っていた議員も専門家もすべて口蹄疫対策に向けられていいぐらいだ。後回しでもかまわない事業仕分けと、現在爆発的に広がって日本経済を破壊している感染症とは緊急性が違う。答えは明らかだ。現政権の施策の中でわずかに好評だった事業仕分けを・・・つまり選挙対策の人気取りを口蹄疫より優先したのだ。○九州地区は日本畜産界の砦宮崎県を含めた九州地区は畜産、とくに肉牛・肉豚のまさに要だ。〔全国の牛・豚に占める九州地区の割合〕・肉牛 36.6%・乳牛 8.6%・豚 31.2%農林水産省「畜産統計」さらに、松阪牛や神戸牛の子牛の多くが、元は宮崎や鹿児島のエリート子牛であることを考えると、実際の畜産界への影響はさらに高い。おそらく、肉牛に関して九州地区の実質的な影響率は50%を超えているだろう。○子ども手当て財源は死守も、口蹄疫には金を使いたがらない民主党5月中旬から宮崎県議会は異例の2度目の補正予算に着手した。しかし、財源が足りない。とくに消毒薬など感染拡大を抑えるための薬に手が回らない。そもそも、宮崎の基幹産業が農畜産で、それがダメージを受けているのだから財源を捻出しようがない。このため、東国原知事が宮崎入りした小沢一郎代表に口蹄疫に政府として対応するよう直談判した。なにせ国の援助が得られないことには、宮崎県の財源(すでに底をつきはじめている)では限界がある。だが、小沢民主党は難色を示した。どうやら宮崎県に感染防御に必要な財源を渡す気はないようだ。難色の原因はもちろん「子ども手当」など民主党の「マニュフェスト原理主義」に起因する巨額の負債だ。小沢代表は宮崎の農家を殺してでも、子ども手当などの財源は削れないということらしい。○全国に報道されない国家の重大な危機!この問題は先にも述べたように宮崎県だけの問題ではもはやない。日本農畜産界の問題であり、日本の将来をゆるがす問題だ。消毒はもとより、家畜を検査するにも、処分するにも、隔離するにもお金がかかる。しかし、それをやらなければ、日本の農畜産界の、ひいては国民生活が危ない。少なく見積もっても日本の畜産依存度は九州地区が40%なのだ。この40%の損失を回復させるには、最先端化学をどんなに駆使しても7~10年はかかる。しかも、今回の件で九州の農家が廃業すれば、復活はさらに難しい。赤松農相が簡単に考えているように「どんどん処分すればいいじゃない」ではとても済まない問題なのだ。○ 口蹄疫義援金はふるさと納税制度を!横峯さくらの心意気に感動し、また口蹄疫の被害の凄まじさをはじめて知り「ぜひ義援金を!」と考えている人も多いだろう。宮崎県では、ふるさと納税制度による寄付をよびかけている。宮崎県の場合、ふるさと納税はクレジットカード払いもできる。ただ、ふるさと納税制度を実際に活用した人は少ないかもしれない。要するに、これは個人が3万円や5万円など、高額な寄付をしても「ふるさと納税」として税金扱いされるので、年末に税金が相殺され実際の負担は5000円で済むという制度だ。ただ、寄付(ふるさと納税)が高額になると実際の負担は7千円や1万円になるので注意が必要だ。。最小自己負担の5000円に収まる料金は、所得や世帯によって若干異なるが、大ざっぱに言えば次の通りだ。自己負担5千円になるモデル(独身、夫婦2人の家庭)・年収300万円 寄付2万円まで(寄付額15,000円)・年収500万円 寄付3万円まで(寄付額25,000円)・年収700万円 寄付5万円まで(寄付額45,000円)(夫婦2人に子1人の家庭)・年収500万円 寄付1万円まで(寄付額10,000円)・年収700万円 寄付3万円まで(寄付額25,000円)なお、簡単な計算はこちらのサイトでできる。ふるさと納税かんたん計算参考:総務省宮崎口蹄疫被害への寄付金(ふるさと納税)のやり方 正確な金額が知りたければ、近くの税務署に問い合わせればよいだろう。私も今日、インターネット経由で限度額ギリギリいっぱいまでふるさと納税をしたところだ。もちろん義援金は少額からでもできる。宮崎県庁のHPでは宮崎県口蹄疫被害義援金を設置している。善意はあくまでゆとりの範囲でいいと思う。こちらもぜひ活用されたい。はっきり言って、現政権は宮崎県を見殺しにした。これから彼らが何と弁明しようと余地がないほど、初動が遅すぎ、対策は後手どころか無策・無視だった。このような無政府状態だからこそ、国民の互助意識で日本の畜産を守ろうではないか。
2010/05/17
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NHK:受信料滞納で強制執行手続き 予告通知を郵送 NHKは14日、受信契約を結びながら法的督促に応じない8都府県の8人に対し、強制執行の手続きに入るための予告通知を郵送したと発表した。21日までに支払いがない場合24日以降、各地の地方裁判所に対し、受信料回収の強制執行手続きの申し立てを行う。実現すれば、受信料を巡りNHKが強制執行に踏み切るのは初めてとなる。8人は東京、千葉、大阪、兵庫、愛知、福島、高知に居住。滞納期間は54~26カ月間。請求額の合計は利息を含め、約70万3900円という。 NHKは07年以降、8人に、訪問や文書などで督促を行ってきたが「他にも受信料を支払っていない人がおり、不公平」などと主張し、不払いを続けていたという。NHKは通告に踏み切った理由について「差し押さえる債権の調査など準備が整い、(今後も)進展が見られないと判断した」と説明している。 NHKが簡易裁判所に支払い督促の申し立てを行ったのは、06年11月から09年度末までで841件。今回と同様、NHKの主張が確定したが、残り82件が支払いに応じていない。【長沢晴美】〔毎日新聞 2010/5/13〕---------------------------------------------○つまり契約がなければ請求もないこの記事にあるとおり、強制執行の手続きに入るのは「NHKと契約をしている人」である。NHKの反日報道、反日番組(NHKカスタマイズされた「坂の上の雲」など)に反感を持つ人はNHKとの契約を解除すればよい。2009年7月28日の東京地裁でも「男性らは自由な意思に基づいて受信契約を結んでおり、解約の方法も事前に知ることはできた」としている。これはNHKと契約をしたまま未払いを続けていた男性に支払いを命じた裁判だが、要するに「自分の意志で契約して、解除できるのにしてなかったのだから、契約は有効だ」と言っているわけだ。裏返せば「契約は自由」「解約もできる」と指摘していることになる。実際、札幌地裁では2010年3月19日「NHKと契約がなかった」としてNHKの未払い請求12万円が退けられ、歴史的敗訴となった。「NHK受信料裁判で札幌地裁の判決を入手しました。 (篠田博之の「メディアウォッチ」)」つまり、NHKと契約を解除し、その後も契約をしない自由が視聴者にはあるし、それを裁判所も認めているということだ。とはいえ、NHKの解約はNHKの様々な抵抗があり手間がかかるのも確かだ。そこで、某ソーシャルネットワークサービスで紹介された、ある法律に詳しい男性が実行し、成功した方法を紹介したい。○まず受信機(TV)を無くして契約を解除するNHKとの契約はTVが存在してこそ成り立つ。つまりTVが無くなればNHKは契約解除に応じなければならない。チャンスはテレビの買い換え時だろう。2011年7月の地上デジタル完全以降や3Dテレビの発売を受けて、買い換えを考えている人も多いはずだ。買い換えを決めたら、家電リサイクル券を郵便局で買う。家電リサイクル券の写しを添えて近所のNHK営業所に「テレビを廃棄したので受信機廃止届を送って下さい」と郵送あるいはFAXする。もちろん電話でもいい。NHKはゴネるだろうが、廃棄するのは本当なのだからどうしようもない。「なんならTVを捨てるところに来てもいいですよ」とまで言ってあげればいい。受信機廃止届(理由:テレビの廃止)は必ず送られてくる。この届出を出せば、NHKと正式に解約ができる。万一、廃止届けが送られて来なかった場合は自分で解約届けを作ればよい。(参考:放送法の「契約」を考える K2氏)これにリサイクル券控えや廃品回収業者の伝票を添えて、内容証明郵便で所管のNHK営業所宛てに送れば解約が成立する。(事例あり)自作の廃止届けでいいのか?という疑問もあろうが、そもそも。NHKの廃止届けの様式は法に定められたものでなく、あくまでNHKの勝手な内規で決めたもの。ゆえに、内容さえ満たされていればNHK側としては受理せざるをえず、さらにその内容が正当であれば(テレビを廃止したのだから解約する)これを認めざるを得ないからだ。○そして絶対にNHKと再契約しない数日して、新しい液晶テレビなり3Dテレビが家庭に届くだろう。もちろん、NHKは契約を結ぶように言ってくる。しかし、契約は自由意志によるし、もちろん強制はできない。(私の地域のNHK営業主任も「ご理解・ご協力をお願いしている」と言っていた)契約がなければ法的に請求はできないし、強制執行などとんでもない。あなたや家族がうっかり契約さえしてしまわなければNHKは「お願い」に来るだけで、受信料を徴収することもできないし、この新聞記事のような裁判などもってのほかということになる。「NHKは見ません」「NHKの報道姿勢が云々・・・」「テレビが壊れている」そんなことは一切言わなくていい。ただ一言「NHKさんと契約はしません」とだけ言えば十分だ。あとはNHKの委託職員を追い出してしまって構わない。しつこく粘るようなら警察を呼んでもいいぐらいだ。○放蕩経営のツケを押しつけるNHKには明確なNO!をこのように、テレビ保有世帯のうち約20-30%にわたるというNHK非契約世帯は、NHKとは絶対に契約しないという鉄則によって「合法的に」NHKを排除しているのだ。だから、NHKが狙うのは「わけもわからず契約した法律を知らなかった人」であり、「正直がバカを見る」を実践している。詳しくは他ブログに詳しいので譲るが、NHKは創立以来、放蕩経営によるツケを受信料値上げでひたすらかわしてきた。参考:NHKの現状(山川紘氏)企業体質改善も、事業見直しも、人件費削減もろくにせず、ひたすら無能な経営のツケを受信者に押しつけてきた。受信者が合法的にダメ企業との契約を解除し、以後絶対に契約しないというのは、まっとうな消費行動だ。原因は断じて公共性、公平性、公益寄与をわすれたNHKにある。特にNHKによる最近の反日、毀日報道(JAPANデビューシリーズ、「坂の上の雲」ねつ造事件)は目に余るものがある。NHKは自浄作用を発揮するべき時期に来ていることを、視聴者たる我々が突きつけるべき時期なのだろう。
2010/05/14
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○エセ地域猫活動家・加藤一二三氏、敗訴も反省なし東京・三鷹の「猫に餌やり」訴訟:加藤元名人、敗訴でも「餌付け続ける」加藤一二三氏は野良ねこへの餌やりを「クリスチャンとしての信念に基づく」「動物愛護活動」だとコメントしている。それはコンドームをつけずに性交しまくることを「人類愛に基づく」「少子化対策」と言うに等しいことだろう。「責任」が存在しなければ、餌やりも性交も欲望を満たしたいだけの、自分勝手な行為にすぎないからだ。また、加藤一二三氏は裁判で「屋外での餌付けは飼育でなく、 仮にそうだとしても猫は迷惑な動物でない」と主張している。加藤氏のこの認識こそが一般人や本当の動物愛護家と決定的に異なる点だ。この証言ひとつを取っても加藤一二三氏は「エセ愛護家」「自称愛護家」にすぎないと断言していいだろう。屋外で猫を「飼育」している地域猫活動家といわれる人々がいるが、加藤一二三氏は地域猫活動家とはとても呼べない。○野良ねこへの餌やりは違法ではないが・・法律上、野良ねこは「野猫(のねこ、やびょう)」とも言われ、カラスや鳩、ネズミなどと同じように野生動物とみなされる。鳩に餌をあげる人を責めることができないのと同じく、猫に餌をあげることそのこと自体に違法性はない。そのため、野良ねこへの餌やりは(周辺住民に迷惑をかけても)行政や警察が法律で取り締まることができず、最終的には近隣紛争として民事裁判で解決するしかない。結果的に野放図な餌やりが続けば、餌やり人と被害者住民の溝がかなり深まってしまう。私は無責任な餌やり人が糾弾されることは然るべきだと思う。しかし、怒り心頭に達した被害者住民が憎むのはむしろ猫のほうになることが多いことに危惧を抱いている。○あまりに無責任な野良ねこ餌やり人実際にあった話である。加藤一二三名人と同じように、空き地で野良ねこへ餌やりをしている独身の中年女性がいた。餌をもとめて他の野良ねこが集まり、さらに繁殖でその地域一帯の猫が急増した。餌やり女性は周辺住民から糞や臭い、野良ねこによるいたずら(花壇を壊すなど)を注意されると「この猫は私の猫じゃないから責任はない!」「餌をやってはいけないという法律はないでしょ!」と突っぱねていた。住民から相談を受けた市役所や警察などが何度注意しても聞く耳をもたない。ここで大事なのは野良ねこには何の罪もないということだ。しかし、苦しんだのは女性ではなく罪のない猫たちだった。○合法的に駆除された野良ねこある頃から、その地域の野良ねこたちがやせ衰えはじめた。しばらくするとバタバタと死に始めた。原因は不明だったが、野良ねこの死は「事故死」だったことが分かった。経緯はこうだ。餌やり女性の近所に住む男性が自家製の「アリ駆除剤」を使っていた。その自家製アリ駆除剤は、ペットフードに殺虫剤を混ぜ、庭に置いておくというものであった。しかし、他人の敷地に入ることに抵抗がなく、人間から餌をもらうことに慣れすぎていた野良ねこたちは「アリ駆除剤」もかまわず食べた。その結果、(有機リン中毒かなにかだろう)のら猫たちは中毒症状におちいったのだ。市販のナメクジ駆除剤見た目はペットフードと変わらない○野良ねこは計画的に事故死した?実は、異変に気づいたのは餌やり女性ではなかった。(餌やり女性は異変に気付きつつも関心を示さなかったらしい)気付いたのは、近所に住む別の動物愛護家の男性だった。この人は野良ねこを減らそうと、避妊手術を自費でしていた人だった。具合の悪い猫を動物病院に連れて行くと、獣医師に農薬中毒の症状が見られると診断された。愛護家の男性は苦労して、原因となったアリ駆除剤を使っている家を突き止めた。駆除剤を使用しないよう懇願したが、男性は「アリを駆除する薬を野良ねこが勝手に入ってきて食べるのだ」と答えた。愛護家は他の動物愛護家から、インターネットで「野良猫の撃退法」などとして、同様の方法が紹介されていることを知った。そのため、動物虐待の疑いとして警察、市役所にも通報した。しかし、警察や役所の答えは「私有地で、アリの駆除剤を猫が勝手に食べているのをどうにもできない」というものだった。困った愛護家は弁護士にも相談した。しかし、弁護士の答えはもっと絶望的だった。まず、個人の敷地内で合法的な薬物を使っているのだから、止めさせることはできない。たとえ、男性に野良ねこを駆除する意図があったとしても、それを立証することは不可能に近い。男性はトラブルの前歴もない。野良ねこが勝手に男性の敷地内に入って、勝手に殺虫剤を食べた。単に野生動物の事故死でどうしようもない。 猫を男性宅に近づけないようするしかない。動物愛護に理解のある弁護士の答えすらそうだったのだ・・・かくして、その地域の猫たちは徐々に数を減らしていった。愛護家が自宅に保護した数匹を残して。。。○おどろくべき餌やり女性の無責任さ!さて、餌やり女性である。猫が次々と変死している時、愛護家はもちろん餌やりの女性にも注意をした。「あなたの猫が毒入りの餌を食べて中毒になって死んでいる。保護すべきだ」しかし、餌やり女性の答えは驚くべきものだった。「腹が減っているから毒入り餌を食べるのよ。だから餌をあげるのが対策」こんな無責任な回答があるだろうか!?いや、餌やり女性の無責任さはそれだけではない。それより以前、餌やり女性の猫が捕獲され、保健所に連れて行かれたことがあった。保健所では公示期間といって一週間ほど猫の写真をHPに掲載し、引き取り手がなければ殺処分される。その写真を見て餌やり猫だと気付いた別の愛猫家が餌やり女性に「あなたの猫がHPに乗っている。保護しなければ処分される」と伝えたところ餌やり女性はこう答えた。「引取に行ったら責任をとらされるから保護には行きません」「その猫の子どもや友達に餌をあげるのが死んだ猫への供養になるのよ」猫のことを伝えた女性は愕然とした。つまりこうだ。餌やり女性は猫をかわいがる行為が楽しいからそれだけをする。だが、その猫が行う一切の迷惑行為に責任を取らない。それだけではなく、その猫の命を守る気もない。単に自己満足ができればいい。そんな身勝手な論理に人間と野良ねこは振り回されている。○餌やりは野生動物のペット化であり虐待であるそもそも、猫はその狩猟能力の高さから家畜になった。古代エジプトで麦などの穀物をネズミから守るために家畜化されたというのが定説だ。実際、猫を飼ったことのある人は分かるはずだ。本来の猫の殺傷能力、戦闘能力はすごい。これは野生動物全般にもいえることだが、野良ねこから野生の能力を奪い、生存力を低める餌やりは慎むべきだろう。逆に、猫への餌やりは猫にとってリスクだらけだ。パッと思い浮かぶものだけでも・交通事故・・・これが一番危ない・感染症・・・通常、猫は群れないが、餌やり場では猫同士で感染が広がる・カラスなどの天敵・・・餌は猫だけでなくカラスも呼ぶ。仔猫が狙われる・動物虐待・・・猫が憎まれる環境を作り出せば、虐待者も出てくるだろう野良ねこ・・・野生動物は、安全面から言っても、人間のいるところに近づけるべきではないし、人間が徒に干渉すべきではない。彼らをリスクにさらすだけだ。それなのに、餌やりで猫をリスクに晒しておきながら、猫を守る手立てを講じないというのは、断じて許し難い無責任の極み。児童虐待などで多いネグレクト(放置、責任放棄)そのものだ!自分が楽しいことだけやって、相手に責任を果たさない・・・これをあえて強い言葉で言えば女児に性的虐待を加えた上にネグレクトしているようなものだ。私が「餌やりは動物虐待」というのはそういう意味である。○餌やりは「飼育行為」であり、猫を集めるのは「迷惑行為」である環境省や各自治体の動物関連部署のHPを見ると「餌やりは飼育行為」であるとされている。野良ねこ餌をやった時点で、その人は「占有者、所有者」であり、餌やり人は責任をもつべきだという。もっとも、動物愛護法など法律にはそのような明記はないが、私は猫が好きだからこそこの解釈に同意する。餌やりというのは「道楽」にすぎない。本当に猫を愛するということは責任をもって「飼育」するということだ。餌やりをしている人はどうか、責任をもって猫を大事に飼育してほしい。たとえば、猫を「屋外飼育」している地域猫活動家と呼ばれる人たちがいる。地域猫活動家は「私たちは猫を飼育している」と明言している。責任もきちんと果たしている。猫が他人に迷惑をかければ謝罪する。猫が病気になれば動物病院の先生に診せる。だが、本物の動物愛護家は、残念ながらごくごく少数と言わざるを得ない。たいていが自称「地域猫活動家」のエセで、その実態は「道楽餌やり人」にすぎない。さらに、そのような熱意ある活動家でも「野外飼育」を成功させることは至難だ。おそらく猫という動物は本来の性質からして屋外"飼育"がきわめて難しく、周辺住民とのよほどの理解と協力がなくては不可能だからだ。地域猫活動家の人々の熱意や努力だけではどうしようもない。○野生動物を餌付けするのは人間の道楽そもそも、野良ねこは野生動物である。それを餌付けすることは人間の楽しみのためである。猫のためではない。「餌やり」と「動物愛護」の間には天地ほどの開きがある。こう言えば分かるだろうか?「動物愛護」は結婚「餌やり」は援助交際だから、私は餌やりは断じて動物愛護ではないと考える。餌やりは人間の勝手で野生動物を自然から引き離す行為、つまりペット化(餌付け)だ。自分の勝手で自然界から引き離したのだから、餌やり人が猫に責任を持つのは当然だ。責任を持てないのならば猫を飼う(猫に餌をやる)べきではない。この報道を見て、加藤一二三氏を含め、改めて無責任な野良ねこ餌やり人に怒りを覚える。不幸な猫を増やさないことそのために、自然の猫を自然から引き離して、むりやり自分のエゴに羽交い締めにしないことそれが本当の意味で動物を大事にするということだ。どうしても餌やりがしたいのなら、小さな無人島でも買い取って、野良ねこをそこに放し「野良ねこアイランド」を作ってやればよいだろう。
2010/05/13
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「タイで養子」子ども手当554人分申請 韓国人男性、尼崎市が受け付け拒否○この韓国人男性に拍手を送りたい!なぜなら、これまで子ども手当がいかにずさんな制度かということを説明しても、分からない人間にはどうしても分からなかったからだ。「100人養子縁組されて、1300万円要求されたらどうするんだ?」「100人養子縁組できるわけないじゃないか!!」鳩山首相ら、頭が常夏花畑の人間は往々にしてこの通りである。いやいや韓国人の彼はスケールが違う養子544人・8650万円このとおり養子縁組なぞ、ブローカーを使えば(下手すると個人でも)いくらでもできるのだ。対応した尼崎市職員によると「よく制度を勉強しているようだった」「必要な書類をしっかり揃えてきた」ということだ。さらに「申請された書類が本物かどうか判定できない」「外国政府に問い合わせる方法もない」「『社会通念上』と厚労省はいうが、その判定は現場では出来ない」と自治体窓口担当者は途方に暮れている。多くの国民が心配しているように、もしこれが10人だったらどうだったか?いや、5人だったら簡単に申請が通っただろう。そもそも、子ども手当を外国人に支給する根拠が分からない。民主党がどう説明しても理解不能だ。普通の人はこう思うだろう。では、なぜ両親が海外にいる日本人の子どもには手当が支給されないのか?では、なぜ外国人に支給されるであろう分を、交通遺児、自殺遺児など日本人の孤児を育成するための資金に回さないのか?では、なぜ外国人に支給されるであろう分を、全国2万5千人の待機児童解消に向けないのか?いったい、なぜ民主党は日本国民のための政治をしようとしないのか?マニュフェストごり押して国滅ぶ・・・これがまさに民主党や社民党がやっていることだ。お金ください! 「子ども手当て」に外国人殺到で大混乱子ども手当より「待機児童解消を」 OECD(経済協力開発機構)が政策提言彼は普天間基地や高速道路料金などに国民の目が向けられている時に、忘れられかけていた議論にしっかり引き戻してくれたのだ。もちろんこの韓国人男性にはビタ一文あげられないが、こう言いたい。「おかげで、貴兄のような輩がいることを脳天気な政治家が理解してくれる」○もはや本質を見失っている「子ども手当」 現金支給(現行)がよいか、子育てインフラ整備や減免制度がいいのかという議論はある。しかし、子ども手当を含めた「少子化対策」の本質を民主党は見失っている。そもそも少子化が問題なのはなぜだろう?いろいろあるが、一言で言うと「国力が落ちる」ということだ。いや、日本がいつまでも経済大国である必要はないではないか、という意見もある。たしかに、国民が幸福であれば、必ずしも金持ち国家である必要はない。だが、少なくとも国家レベルで国民が幸福になるためには金が要る。その一つが社会福祉だ。特に年金、医療費、社会インフラには金がかかる。これを誰が支えるのか?もちろん次の世代の日本人だ。日本にいる外国人は、日本の状況が悪化すれば国外に逃れるだろう。ましてや、海外で養子縁組された日本に縁もゆかりもない子どもが、なぜ日本のために金を出してくれるというのだ?子ども手当は少子化対策の本来の目的・・・日本の国力維持・・・になんの貢献もしない制度なのだ。子ども手当は少子化対策である。少子化対策とは未来の日本のための政策だ。当然いま、日本に住んでいる外国人も未来の日本には責任を持つ必要がない。ましてや、外国で養子縁組された子ども達は日本へ納税すらする義務がない。国民であるということは国家・国民に責任をもつということだ。その引き替えに権利を与えられるのが民主主義国家ということである。つまり日本国民でない(日本国籍を取得しない)ということは、日本に責任を持ちたくないという意思表示と解してよい。「子ども手当を外国人に支給すべきでない」とだけ言うと厳しく聞こえるかもしれない。そういうときは本質論に戻れば、こう言う意味だと理解してもらえばいい「日本への義務と引替えに与えられる権利を義務を負いたくない人に与えるべきではない」もっと言えばこうだ「日本への義務を外国人に強要すべきではない」要するに、子ども手当の外国人支給は、すでに民主主義国家における権利と義務の関係からも合理性がない制度であり、そもそも破たんしているということだ。
2010/04/24
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韓国国会、日本教科書の「竹島領有権表記」を取消し要求案を可決「日本政府の行為は領土主権を侵害する挑発行為」つまり竹島については「韓国が領土主権を有する」と言いたいらしい。ならば、なぜ日本が「第三者機関(国際司法裁判所)に委ねよう」と提案しているのに、頑なに拒否するのか?最初の「国際法廷に委ねて、争うのは無しにしよう、どっちの領土と判定されても従おう」という日本の申し出はなんと1954年である。「日本の独島領有権主張は間違った歴史認識によるもの」つまり「竹島は韓国と日本の双方が領有権を主張している」は間違いで「韓国領である」と主張しているらしい。完全に韓国領であることが前提であり、その上で日本が不当な主張をしているそうだ。韓国以外の国からはどうひいき目に見ても「国境係争地」である竹島。「完全に韓国領である(韓国教科書)」「日本と韓国の間で領有権の争いがある(日本教科書)」どちらが正常な書き方だろうか?「両国の友好関係に深刻な影響を及ぼす」65年前から、その友好関係を損なわないよう「第三者機関に委ねましょうよ」と言ってきたはずだが・・・65年間も韓国は「平和的解決」の申し出を無視し、平和への努力へ反対したのだ。しかも、現在は竹島を不法占拠し、軍事施設まで作っている有様だ。竹島に設置された高射砲と兵士日本と韓国、どちらが友好・平和への努力を怠ってきたかは明白だ。「日韓併合100年目を迎え、軍国主義の蛮行を反省し謝罪することでパートナ的・未来志向的韓日関係の歴史的進展を図らない」韓国には過去に謝罪すべき蛮行がないと?日韓完全併合前のテロリスト・安重根の伊藤博文殺害の是非から話し合いましょうよ。「むしろ歴史を歪曲し、真実を隠蔽(いんぺい)しようとする」韓国の歴史教科書には歪曲した歴史がなく、日本の歴史教科書が間違っていると?韓国だけが完全に正しくて、日本のみが間違っていて悪意に満ちていると?安重根の記載はどうなってます?閔妃(明成皇后)の記載は?大平洋戦争後、日本にいた韓国人の蛮行が酷すぎてマッカーサーが「韓国は戦勝国じゃない。第三国(サードナショナル)だ」と声明しなきゃいけなかった件の記載は?ベトナム戦争でアメリカとともにベトナムに乗り込んだ韓国兵の略奪・婦女暴行・・・蛮行が酷すぎて、戦友であるはずのアメリカ兵までもが韓国兵を忌み嫌った件の記載は?韓国と日本の経済格差は約2倍(1人当たりGDP 日本 3万8000ドル 韓国 1万6000ドル)韓国と日本の軍事力格差はさらに大きい(イージス艦日本6:韓国1、F15イーグル日本200:韓国50)韓国の主要産業である電機産業はまだ完全には内製化されておらず、多くの精密部品を日本に依存している。日本やアメリカにとっていろいろと頭の痛い存在である中国は韓国大嫌いで、日本嫌いを上回る。外交はもちろんバランスが必要だ。だから、今の日韓バランスを考えれば、こういった韓国の不当要求には日本政府は毅然とした対応を取らなければならないのは明確だ。さもないと、韓国はつけあがり、日本は怒りを蓄え(日本人は反省する必要がないものについてまで反省しないだろう)日韓関係がさらに悪化する。韓国は「正常」「正当」「筋が通っている」ことには決して納得しない。唯一、韓国が納得するのは「異常を認めたとき」だ。過去・現在の日本政府は韓国、韓国人に対して、在日特権、朝鮮系団体・企業優遇、放棄したはずの戦後賠償を支払う(ODAで)など「異常」を認めてきた。相手が日本と同様の善良な国だと思うからそうしてきた。確かに、日本人ならば厚遇してもらえば、相手を友人と思い相手を大切にするだろう。しかし、韓国は日本ではない。不良に金を出したらそれで終わるわけがない。死ぬまでむしり取られるだけだ。一度でも一円でも金を出してはいけない。仮に過去に渡してしまったとしたら「二度と渡さない」と毅然さを見せつけるだけだ。しかも、知力・腕力・正当性、全てに劣る不良に何を怖れて金を出さなければならないのだろう?積極的に殴れとまでは言わないが、防御は十分に許されるはずだ。日本の譲歩による日韓友好は、ひたすら失敗し続けた。65年間失敗して、この様な失敗の局地に立った。21世紀の日本人は、戦後65年間の反省を踏まえる時期だろう。日本人は、本当の友人とそうでない者を見分ける。殆どの国の外交感覚は「敵か?味方か?」だろう。韓国人のそれは「格下か?格上か?」だ。ならば、日本は「味方か?他人か?」だ。それでいいではないか。どう考えても、韓国抜きでも日本は困らない。日本を失ったときに、韓国が日本の親切さ、大事さに気付くだけだ。
2010/04/03
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【世界フィギュア】浅田真央が優勝 ライバル、キム・ヨナに勝つ勝ったもなにもSP、FSともに今回は浅田真央の完勝だ。それは当人たちだけでなく、トリノの観客、世界中のTV視聴者が知っている。世界中で知らなかったのはたぶん9人だけだろう。○試合を投げた"クイーン" キム・ヨナショートの演技を見れば、キム・ヨナの心理が分かったという人も多いだろう。「ミスしちゃった!?ノーミスの真央に負ける!!」「クイーンになのに全力出して負けたと見られたくない!」これはどうも他の競技でも見られるのだが、韓国選手は体裁、メンツにこだわりすぎて、試合を投げるときがある。キム・ヨナもショートを・・・というか2010世界フィギュアをショートの段階で捨てた。捨てなければフリーで・・・というのは後付けにすぎない。どういったジャッジの気まぐれか?あの演技で60点の大台に乗ったのが異常だったのだ。キム・ヨナのSPはバンクーバー五輪で全力を出し尽くした疲労・・・・・という以前のレベルの低さで、40点台が妥当だったろう。(同じくSPを大失敗した鈴木よりも確実に酷かった)ミス連発にもかかわらず、GOE加点による60点台はいかにも不可解だ。ミス連発・・・どころではない。なにせ、最初の3-3と緩いスピン以外、彼女はまともに「跳んでもいないし、滑ってもいない」のだ。本当の得点は、ブライアン・オーサー氏の表情が物語っている。歴代の女子フィギュアスケーターの中でも屈指の存在であり韓国の至宝とまで呼ばれた彼女がこのような演技を自らの意志でするとは情けない。「007」のSPは、これまでのキム・ヨナよりスピード感があって、振付けも曲に非常に合っていて見応えのあるプログラムだったので、尚更残念だ。アスリートとして、表現者としてのキム・ヨナは五輪で燃え尽きたのか?○実力ではキム・ヨナを超えている長洲未来一方、フリーで残念だったが、アメリカ代表の"日本人"長洲未来は圧巻のショートだった。放送直後にバンクーバー五輪の映像がHDDレコーダーに残っていたので見比べたが五輪のときの長洲を超えた・・・というか、キム・ヨナ(SP=78.50)の演技を完全に上回っている。長洲未来はFS選手をジャンパー、技巧派、マルチ型に大別すると、マルチ型技巧派のキム・ヨナに近いだろう。マルチ型ジャンパーの浅田真央とはタイプが違うだろうし、比較もしにくい。ジャンプの得点が毎年のように変わるからだ。ただ、長洲未来はジャンプの質を取っても軽やかに跳ぶ浅田と違って、馬力で跳ぶタイプでキム・ヨナやロシェットに近い。今回の最終的な結果は残念だが、これだけは確実にいえる。長洲未来は表現力?という曖昧な(素人には評価不可能らしい)部分はともかく殆どの点でキム・ヨナを上回っている。○長洲未来のジャンプバンクーバー五輪のキム・ヨナの3Lz-3tにGOE(加点)が付くなら(スピードと高さはあったが私には3Lz-2.8tに見えた)今回の世界フィギュアの長洲未来の3Lz-3tには同等かそれ以上の加点が付くべきだろう。良質なジャンパーとしてのキム・ヨナの代名詞だった「レイバック・イナバウアー→2A」を長洲未来も持っているがイナバウアーの深さがヨナとぜんぜん違うし、2Aも確実に決めてくる。長洲未来は荒川静香以来のレイバック・イナバウアー使いになるのではないだろうか?浅田真央の3A-2tと違って、キム・ヨナなど3-3を持つ選手は多いが(主要な選手だけでも、コストナー、ロシェット、安藤・・・今回の世界フィギュアでも10位以下の選手が何人か決めている)長洲未来の3-3は回転スピード、飛距離はキム・ヨナに勝っており、高さも引けを取らない。現時点で、最も美しい3-3を跳べるのはキム・ヨナ(回転不足が多い)ではなく、長洲未来だろう。3Aは今のところ跳べていないので、浅田真央が現役最高ジャンパーなのは間違いない。が、長洲未来は16歳になったばかりという若さを考えるとこれすら分からない。実際、中野友加里(引退)の3Aが安定しはじめたのは大学に入ってからだった。○長洲未来のスピンスピンの軸の安定感、柔軟性も、現時点の長洲未来は既にキム・ヨナより上のレベルにある。回転の速さ、安定感では浅田真央に匹敵し、柔軟性ではキャロライン・ジャンに次ぐだろう。特に柔軟性は特筆すべきレベルに達している。片手ビールマンスピンで「顔が中に入っている」ポジションを作れるのはシニアでは長洲未来と浅田真央ぐらいだろう。キム・ヨナの(過去に加点がつけられた)ビールマンスピンですら長洲未来ほど「顔が中に入っている」姿勢は少ない。さらにキム・ヨナや安藤美姫らトップ選手より確実に美しいのが長洲未来の「I字スピン」キム・ヨナや安藤美姫のI字は柔軟性不足のためどちらかというと「Y字」に見える。(つまり足が胴体から離れている)しかし、長洲未来のI字スピンは足が胴体にぐっと近づいておりさらに回転が速いので本当に一本の棒のように見える。おそらくシニアでは長洲未来とサーシャ・コーエンの2人が世界最高のI字スピンを持っているだろう。パールスピンの使い手としてもジャンに次ぐ。回転軸の安定性を取っても、16歳にしてあの中野友加里の「微動だにしない」「超高速」レベルが視野に入る。総合的に見て、おそらく長洲未来はスピナーとしてもキム・ヨナより上、浅田真央とほぼ互角レベルに達しているはずだ。○長洲未来のスパイラル長洲未来のスパイラルは、スピードがこの1年ぐらいで段違いに早くなった。そして、柔軟性、バランス、ポジションの良さ、全てが一段上のレベルになった。おそらく体の成長が一段落し、下半身の安定感が増したためだろう。柔軟なポーズをとりつつ、よろめくことなく、スピードに乗れる。柔軟性はある程度天性のものだが、これもスピンと同じでキム・ヨナ以上、浅田真央と同等かそれ以上だと思う。キム・ヨナのバンクーバー五輪と今回世界フィギュアの長洲未来を比べると、柔軟性、安定感(キム・ヨナはよろめいた)では完全に上をいった。スピードでも、もう浅田真央に近いレベルだ。風を切っている。私が長洲未来のスパイラルで一番気に入っているのはY字のスパイラルだが、柔軟性に定評のあるエレーネのピンとしたY字とはまた違って、しなやかさがあってスッとしたY字を作るので美しい。○長洲未来のスケーティング技術と得点ショートプログラムのように、構成が単純なプログラムだと、全体にスピード、柔軟性、跳躍力で長洲未来がキム・ヨナを上回っているのが明白だ。ここ1年で安定感も加わり、さらに長洲未来は女性へと成長している最中だ。女子スケーターの壁である「体の成長」が完全に止まる18歳の頃には、完全に現時点(19歳)のクイーンを上回ることだろう。長洲未来にジャッジがどういう点数を付けるかは知ったことではない。フィギュアスケートの点数は難しい。現在、たまに不可解な点数が付くのは得点システムの問題が多分にある。さらに、フィギュアでは、野球やサッカーのように「この線を越えたら1点」「ここに当たったらファウル」というような基準がない。野球のビデオ判定のような厳密な審議も現在のところないようだ。要するに、フィギュアの採点は、野球で言えば、ストライクゾーンギリギリのボールとストライクの判定を積み重ねるようなものだ。おまけに、各選手が違う曲、違うプログラム構成で望んでくる。ジャッジが「狂う」のも多少は仕方がない。そして、審判だって人間だ。自国や同民族に甘くなる、あるいは政治的なものに左右されることはあるだろう。買収されることもあるだろう。そういう問題や恣意がバンクーバー五輪や世界フィギュアのような大きな大会で作用しなかったとは言い切れない。実際、バンクーバーでも、開催国カナダと密接な関係のある何人かの選手は、明らかにGOEが付きすぎていた。"クイーン"キム・ヨナのノーミスや、悲劇の中で健闘したロシェットは過大評価されていなかったか?というと疑問は当然ある。だが、規定ではないが、「ノーミスボーナス」というべき加点があるべきだと思うし、悲劇を乗り越えて頑張る選手に肩入れしてしまう審判員の人間くささまで否定しようとは思わない。だが、それでも長洲未来は実力では現時点でキム・ヨナを上回っている。採点法とジャッジで負けているだけだ。○ソチ五輪で、浅田、村上らの前に立ちはだかるのは"No.4"長洲未来おそらく、今、オーサーやモロゾフ、タラソワ、佐藤信夫ら、世界の名コーチにキム・ヨナと長洲未来が同時に師事したとすれば、勝つのは長洲未来だろう。バンクーバー五輪のメダリスト3人が、現時点の世界トップ3。特にキム・ヨナと浅田真央はコンスタントに190~200点を超えてくるし、安定感もある。(今回のキム・ヨナは情けなかったが・・・ロシェットを見ならってほしい)しかし「四強」という括りでもう一人選ぶとしたらどうだろうか?2009年までだったら、元世界選手権女王・安藤美姫、ヨーロッパ女王・コストナーが挙がっただろう。だが、この2人は2009-2010シーズンにかけてベストスコアを残していない。下り坂だ、と見られても仕方がないところもあるだろう。今の4人目は長洲未来だ。間違いない。それも、ロシェット、キム・ヨナを多くの面で上回る。総合力でも3Aと数々の大技をこなす浅田真央に肉薄している。長洲未来は200点超えを地力でたたき出せる一人にまで成長した。日本の次世代・・・伸び悩む中間層を飛び越えて、ジュニアの村上佳菜子、村本小月、今井遥、西野友毬ら台頭著しい。中でも、キム・ヨナ、浅田真央、安藤美姫ら女王たちが上ってきた「女王の階段」2010世界フィギュアを制した村上佳菜子は特に評価が高い。村上佳菜子は本質的にジャンパーながらマルチ型で、こちらもキム・ヨナに近い。「ソチ五輪を目指す」と断言した史上最強ジャンパー・浅田真央次世代女王候補、ジュニア女王・村上佳菜子この日本人2人がソチ五輪の金メダリスト候補なのは間違いないにしてもその前に立ちはだかる存在は、引退をほのめかすキム・ヨナではもはやない。間違いなくキム・ヨナを超える強敵になるだろう。村上佳菜子vs長洲未来・・・なんと楽しみな対決だろう!中野友加里 世界一のドーナツスピン、史上2人目の3アクセルそんな記録ではなく、彼女を焼き付けたのは2008世界選手権、独りノーミスの「スペイン奇想曲」未だ私の中でキム・ヨナ、浅田真央でも超えられない演技あれほど鳥肌が立った事はなかった・・・
2010/03/28
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“仕分け人”枝野氏 予防線張るのに躍起 枝野幸男行政刷新担当相が、4月にも実施する「事業仕分け」第2弾に向けて「確保できる財源の金額は大きくない」と予防線を張るのに躍起だ。 鳩山由紀夫首相は夏の参院選に向け事業仕分けで政権浮揚を図りたい考え。 だが一定の成果が得られなければ政権や枝野氏自身への失望につながる懸念もある。 枝野氏は子ども手当などに必要な大きな財源を捻出するのは事業仕分けではないと強調した。 昨年11月の事業仕分けでは2010年度予算案の概算要求から3兆円の圧縮を目指したが、結果として計約6700億円にとどまった。 第2弾は独立行政法人(独法)や政府関連公益法人が対象だが「第1弾よりも仕分けが難しい」(内閣府幹部)との見方が大勢。枝野氏は周囲に「1000億円削減できるかどうか」と漏らしているという。 「政治とカネ」の問題を抱える首相は「民主党への信頼を再び回復するためにも仕分けの陣頭指揮をとってほしい」として枝野氏を行政刷新担当相に起用。 一方、枝野氏は「期待外れ」に終わった場合のダメージに警戒感を強めているようだ。[2010年02月28日 スポニチ]日本のテロ国家支援費用1.4兆円をまず削れ目先政策の財源に困っているのなら、北朝鮮系の信金(ハナ信、ウリ信、ミレ信)などへの公費注入を止めればすぐにでも1.4兆円は出てくる。※北朝鮮系の信金・・・在日朝鮮人(主に北朝鮮)のための信金。通商:朝銀そもそも、これは財源に困ってなくても止めなければならない。世界中、どこに自国を仮想敵国とし、正常な国交もない「テロ国家」の金融機関を保護している国があるだろう?どの国でも、保護金融機関にそのような国の金融機関が入らないよう法整備している。金融再生法、健全化法を改正して、少なくともテロ国家支援が疑われる金融機関に血税が投入されないようにしなければいけない。北朝鮮に朝銀をスルーした金が入ると言うことは2つの点で問題がある。1. 北朝鮮の対日本攻撃力が上がり、日本の安全が犯される2. 北朝鮮の武器輸出能力が高まり、世界中の紛争が拡大するこんな巨大なデメリットの前に、朝銀の存在がいかのどのメリットがあるのだろう?万景峰号(マン・ギョン・ボン号)など問題ではないほどのデメリットしかない。北朝鮮のため金融機関が、敵国(と北朝鮮は日本を指して言っている)にある限り少なくとも金融法で厳しい管理下に置くか、できれば解体するべきだろう。金融関連法の改正で資金乱発を防ぐ問題は北朝鮮系だけではない。韓国系金融にも1.6兆円が融資されていて(しかし関西興銀,東京商銀いずれも破たん)これも回収できていない。北朝鮮系+韓国系を合わせると、この10年で3兆円もの税金が無駄に投入されてきたことになる。そもそも、朝鮮系の金融は「日本企業ではなく、逃げ場所がある」ため、日本の金融機関よりもはるかに負債を引き受けて、公的資金もせしめて、その上夜逃げしやすい。しかし、外資系の製造業やサービス業とちがって「金融再生法」という保護法があるため、破綻の危機になったら堂々と公的資金を請求できるのだ。このような朝鮮系・・外国系の金融機関は法で厳しく規制すべきだろう。つまりciti銀行など他国の銀行も対象になる。(が、彼らは財務が健全なので問題にしないだろう)もちろん、朝鮮系金融解体のためには、(どうしても日本国籍を取りたくない)朝鮮系の人々の救済策を立てる必要が出てくるかもしれない。それは主に「ゆうちょ」が引き継ぐことになるだろう。せっかく公的金融に戻るのだから、そのぐらいの役目は引き受けてもらっていい。民営化時代に培ったノウハウで、在日の方々への融資活動も行えばいいだろう。イヤなら帰ればいいだけのお話・・・それでも規制に文句をいう朝鮮系の人々はいるかもしれない。だが法的・倫理的にぜんぜん問題はない。嫌ならお国に帰っていただけばいい。日本は「朝鮮系の方々の国」ではない。日本"国民"の国なのだから。(憲法)たとえば、逆に朝鮮半島に行って、企業しようとして失敗し困窮した日本人がいたとしたら(政治的な問題でもない限り)日本に帰国させて、再起を期して貰うのが筋だ。他国さんに迷惑をかけるなぞもってのほか。その逆も道理なり。日本で困窮したのなら、母国で再起を期する。朝鮮人以外の外国人の間では当たり前のことだ!※実際、私と仲良かったアメリカ人は、某英会話教室が破綻し、学生時代から20年間住んだ日本を泣く泣く離れて母国に帰った。強制送還ではないが、あまりにゴネるなら、50年以前からの永住者に限り「帰国手当て」「ぐらいは出してあげてもいいかもしれない。(もちろん、他国の永住外国人にも適用する)正直なところ「金を出すから国に帰ってくれ」と言いたい在日朝鮮人もいるからだ。もちろん友好的な在日朝鮮人の方々も沢山知っているし、学生時代の院生だった韓国人や中国人とは今でも友人だが、彼らですら眉をしかめる日本社会不適合者がいる。数万円の帰国手当てなど、朝銀救済に充てられた(そして踏み倒された)額に比べればずっと微額だ。さらに、彼らが帰国してくれれば、様々な在日特権・優遇がなくなる。生活保護費は浮くし、パチンコ産業など企業は日本企業に売却すればよい。在日特権がこれでもかと効いていたパチンコ産業は高値で売れるから問題はないはずだ。残る問題は朝銀に架空口座を持っている脱税者たちだが。特に立法にかかわる政治家が問題だ。と言っても、彼らは在日優遇をかざすのですぐ分かる。いわく「国籍法」「外国人参政権」その他、数々の在日保護発言、自虐史観発言。これらを不自然なほど強調する政治家はグレーと見て良いし、そもそも政治家として国益に適わない。こちらも特に問題ない。われわれ有権者が賢明でありさえすればよい。公的資金が兵器に変わることを無くし、血税の無駄遣いも無くし、政治家の脱税も防げる。朝鮮系金融を金融法で制限することは、これ程のメリットがあり、かつ「日本」と「国民」へのデメリットは少ないという良策だ。日本は3兆円をテロ国家に…朝銀って何?公的資金投入って何?関西興銀,東京商銀破たん,在日社会に衝撃(東洋経済新聞)キャバドレス・パーティドレス通販ティアリー楽天店
2010/03/22
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もちろんAIGやニッセイのことではない。国民が加入する「けんぽ」こと健康保険のことだ。日本はオバマ米大統領やヒラリー・クリントン議員が模範とする国民皆保険制度が機能しており、原則として健保にさえ入っていれば、民間生保会社の医療保険の類は要らないといっていい。米医療保険法案が成立へ=「国民皆保険」へ歴史的転換-下院が賛成多数で可決(2010/03/22 時事com)・特に健保の高額療養費制度(いわゆるキャップ制度)は、意外に知られていない。通常とても負担できない自己負担150万円(元は500万円の治療)の医療費がかかっても、9万円以上は健保が保証してくれる。(保険料・・・収入によって若干異なる)つまり、正規の治療を受けている限り、高額医療の心配はほとんどない。・医療保険には「給料保証」的なオプションも着いているが、実はこれも健保が保証してくれる。具体的には、健保の傷病手当金によって、それまでの給料の2/3の金額が1年半にわたって支給される。(もちろん返済義務無し)・健保は保険対象外の「出産」にも手厚い保障がある。正常分娩による出産は保険対象外でざっくり40-60万円。「出産はお金がかかる」イメージがある。しかし、国の少子高齢化対策にもとづく勧告を受け、健保の出産一時金は42万円にアップした。※ただし、42万円は「産科医療補償制度」に加入している病院、助産院で分娩した場合。それ以外(いわゆる産婆さんに取り上げてもらった場合など)は38万円。これらの費用は「出産費未払い」に苦しんできた医療機関にまず支払われ、差額がプラスなら返還される。さらに事前支払い、出産後支払いをえらべるので、手元にお金がなくても出産に望める。また、健保からは育児休業中に出産手当金として給料の2/3が約100日間支払われる。(出産前42日+入院日数+出産後56日)こちらも健保に加入していれば、非正規・正規を問わない。もちろん、この間、健康保険料は免除される。さらにその後の育児休暇中には、雇用保険から育児休業基本給付金として給料の1/2が支払われる。・そうすると「じゃあ、民間保険会社の医療保険は要るのか?」という疑問もある。個人的には非常にシンプルな医療保険を「現実保険」として。ガンや身体障害などが心配症な人だけに、特殊な保険が「安心保険」としてあればいいと思う。例えば、健保でサポートされない入院中の食事代、ベッド代(5000-6000円/日)をサポートする保険に入ることは「現実保険」として有効だろう。しかし、全体として保険料が実際の支払い金を上回る現状を考えると3000円/日の医療保険に入って、あとは貯蓄しておく方がずっといいとも思う。貯蓄、キャッシュなら、医療費にも回せる。若い家庭で「家族を養っている、オレが倒れたら・・・」という方の気持ちもよく分かる。その分は「安心保険」として6000円/日や8000円/日の医療保険に入るのも良いだろう。・ただし、統計的には「高い保険料を貯蓄に回した方が安上がり」ということは憶えておこう。特に若いときは病気にかかる確率も低く治るのも早い。特に、次の統計に基づく格言は憶えておいてほしい。生涯の医療費の90%は最後の1年に使われる※アメリカでは総医療費の95%が最後の3ヶ月に使われるという統計もある。・まともに働いた人なら(よほどの延命措置をしない限り)、晩年のこの対応できるだけの貯蓄と保険があるだろう。そうでない人や雇用が安定しない人は、病気と老後の不安のために高い保険料を「安心保険」として支払うかもしれない。だが、日本の健保は世界最強で、非正規雇用の人も健保と雇用保険に入っていれば、少なくとも生死にかかわることはない。民間保険も、県民共済、全労済などの非営利(財務体勢や支払い状況は概ね良好)な安い保険を付け足せば、もう病気の治療にだけ専念できる。(海外では民間保険の質次第で本当に生死が左右されるが・・・)世界最強の「健康保険」その基本は「皆(かい)」保険制度という非常に日本独自の社会主義的システムにある。ヒラリー・クリントンは日本の制度をアメリカに導入するという公約を掲げたが、TV討論で議員だか専門家だかにこう批判された。あれは競争原理、自由主義をある程度抑えられるだけの理性をもった日本でのみ成り立った制度だ。多国籍、多価値観、自由主義(すぎる)であるアメリカにはなじまないよ・・・と。この指摘は正しいだろう。少なくとも今日まで日本では「オレは全然病気にかからない!ケガもしない!将来子供も作らない! だから健保は払いたくない!」という人はごく少数で「オレは病気もケガもせず、子供の予定もない。 けれど安心して働いて喰っていけるのは 今病院に通っている爺さん婆さんが日本を立て直してくれたからだ」と考える人が多数だったということだろう。給与明細をみて、保険料の欄の金額があれば・・・あれも買えたし、これも払える・・・私はときどきそう思う。しかし、日本のまっとうな制度についていえば、権利と義務、享受と支払いは(歴史的な部分も含めて)だいたいトントンだ。見たくもない、見られもしないテレビ電波を送りつけ「法律だ!金を払う義務がある!(嘘です)」と契約もしてないのに金をせびろうとうする悪徳商人真っ青の「世界最悪のペイ・パー・ビュー」(公共放送としては世界一放送料が高い、というか海外では公共放送は金をとらない)NHK放送料とはわけが違う。健保は払う価値があるし、守ってゆかなければならない。そのためには、古き良き日本的モラルが存在することが前提だろう。日本的モラルはどんなものか、なぜ生まれたのか、海外とどう違うのか?こう言ったことは「オレは年金や健保を払いたくない(オレが若いうちだけは・・・)」という者が出る前に教育として教えるべきだと思う。そもそもそういう教育があれば、若い彼らも違った考え方をするだろう。【消臭剤が不要になる電気代0、交換不要の「永久消臭装置」\4500】世界主要国特許取得!消臭・清浄効果でリラックス&快適エコ生活。光触媒空気清浄 ピュアウッズ¥4,515ニオイも花粉もしっかり除去空気清浄機EP-DZ30(Wホワイト)\15,900
2010/03/21
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【再検証・日教組と民主党】http://www.youtube.com/watch?v=NzyxXR9t4ak無能天国は、現業職や役所のダメ公務員だけではない。公立学校教師がそうで、自分たちの子供を預けなければならないとすれば、暗澹たる気持ちだ。私事だが・・・私が地方の大学に行っていたころ、塾講師をしていた。はじめは小中学生を個別にみる小規模な個人指導塾。最後は大学受験を控えた高校生・浪人生を教える中規模塾。大学に在籍したうち5年間は他のバイトもしながら塾講師は辞めなかった。塾講師というのは面白い仕事だ。生徒と語らい、目的意識を引き出し、眠っていたやる気を引き出すのは面白い。学校とは少し違った角度で教えると、伸び悩んでいた生徒の成績がグングン上がる。中には明らかに学生時代の私より出来るようになった子もいた(苦笑)センター試験の日会場に激励に行くと、私が手作りした問題集で追い込みをしていた生徒がいてくれたのは、いま思い出しても嬉しい。彼らが望んだ仕事に就けるような大学や専門学校に行けるよう、及ばずながら私も給料以上に頑張ったつもりだ。そして、小中高と学年は違えど、生徒と親御さんの不満は共通していた。曰く「学校の授業がつまらない」「教え方が下手」「先生が変人でついてゆけない」「塾に行かないとまともな勉強ができない」e.t.c.今思うと、私が塾講師として優秀だったわけではなく(自覚している)学校の・・・塾の立地からして周辺の公立校の・・・レベルが酷すぎたのだ。だから、生徒のやる気も削がれ、勉強がつまらず、そもそも「将来」の目標がなかっただけだろう。私は彼らのベクトルが少しだけまともな方向に向かうよう、手を添えたにすぎなかった。もちろん塾講師と学校教師は同業とはいえない違いがある。それにしても、塾が学校のつまらなさ、生徒スポイルを救うという状況はどうだろう?なぜ、学校はこんなにつまらないのか?私は小中高と公立だったので、彼らと同じ不満を持っていた。そして「自分で勉強するしかない」と、知り合いのとびきりの秀才・・・この人は国立の理系学部を卒業した後、旧帝大の大学院に進みマスターとして院卒、その後、たった一年の受験勉強で国立の医学部に合格。主席に近い成績で卒業した・・・に公立高校教育のムダ教育を徹底的に排除し、学科の核心を抽出する勉強法を教わった。伊藤氏の指摘は統計を欠き「町のおばちゃん(議員ではあるが)の私感」にすぎないのかもしれない。しかし、なぜ「公立はつまらないのか?」という疑問への答えが詰まっている。日教組は反日的な団体という以前に、もっとも憎むべき公務員の集団だ。公務員といえ団体活動を行ってよい。しかし、公務員としての義務・責任を放棄し、権利ばかりを主張するのであれば、それは税金で養う価値のない存在だろう。・学校の電話を利用しての推薦議員応援活動・支持政党が有利になるよう、教科書の内容をねじまげて教える・日教組が人事権を牛耳り、まともな先生を押しやって日教組天国を作る・教師という名の労働者にすぎず、教職に誇りや自負がない日教組の教師は「子供達のための」学校を「教師のための」学校に私物化している。我々の税金を投入して、そのような公務員を雇う価値があるのかを納税者として考えるべきだろう。親戚の公立小学校教諭は言う「日教組にもう若手教師は入らない。イカレているから」「でも古狸たちが人事権を握っている。組合員は無能でもどんどん出世する」「これが無能天国だよ」私は教育の大切さを強調してもしきれない。若い先生、まともな先生よどうか教師として、公務員として、生徒と国民に範を示していただきたい。微力ながらこうして日教組の異常ぶりを晒し貴兄らのような「子供達のための先生」を応援する。日教組先生の見分け方
2010/03/18
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【さすがの民主党クオリティ・・・物流の大量破壊兵器「高速無料化」】実質値上げにつながり、渋滞増すら懸念される民主党のマニュフェスト「高速無料化」国民も「高速がかえって渋滞するだけでは?」「間接的に税負担などが増えるだけでは?」と懸念する。だいたい、国交相(金子・元国交相)その人が「その場合、道路で3倍の予算を投入する必要がある」「その分、公共事業の無駄な部分を削除するとしているが、道路を3倍にしてどうするのか」と高速無料化に批判的なのである。民主党の七奉行の一人といわれる前原・現国交相ですら、首を傾げながら高速無料化に取り組んでいるのが現状だ。高速無料化を国民の大多数が反対しているのも当然だろう。もちろん、高速道路を上手に活用しようというのは悪くない。だが、そこは流石の「民主クオリティ」というか、子供手当てにせよ、高校無料化にせよ、浅はかすぎてシロウト発想の域を出ない。政府が発表した「2.7兆円の経済効果」も各種のリスクを無視しているデタラメだしCO2削減にいたっては高速道路側の渋滞を考慮していないため、信憑性に乏しく、逆にCO2増になるとの研究もある。こんな問題だらけの民主党のマニュフェストだが、もともと国民の支持(要望)を得たものなのだから、しっかり練れば国民受けもするし、公益につながることも多いだろう。【受益者負担だけではない!?民主の高速無料化はこんなに国民負担】さて、高速無料化である。これはそもそも「全車・全車種」を無料化しようと・・・つまり高速をただの「高いところにある一般道路」にしてしまうことに無理がある。それでは確かにお盆・正月・GWだけだったラッシュが平日にまで及んで今より道路交通事情が酷くなるだけだろう。高速道路に走り屋や暴走族が大挙して、高速渋滞がひき起こることを真面目に懸念する人もいる(実際ありそうな話だ)。なにより、時間と戦っている物流・運輸関係の車両が大迷惑だ。つまり、結果的に国民が別の角度から迷惑する。それによって業界のみならず、国民からも疑問の声が挙がっている。そもそも国民の70%が高速無料化に反対との調査もある。なんといっても、公費注入がいけない。高速道路の維持管理費は利用料金ではなく、国民全体の税金から賄われる。受益者負担の大原則をほとんど無視する政策であることを民主党は誠実に説明していない。さらに高速道路公団・鉄道・フェリーの減収、(渋滞による)トラック、バス業界の減収など、税収入の減少は目に見えている。つまり、民主クオリティの「高速道路無料化」はやはり目先政策にとどまっており、公益・国益を損ないかねないのだ。なにより、高速道路公団の収益で維持してきた道路を公費で維持することになる→つまり、高速道路を使わない、車すら持っていない国民の負担が増えるのは確実。さらに、高速道路無料化でダメージを受けた鉄道各社が一斉値上げに踏み切るのは必至。通勤のために電車を利用している多くの人々が、年数万円もの負担を直接強いられるだろう。【産経FNN世論調査】高速無料化賛成は26%(産経新聞)高速無料化で「減収460億円」=経営の危機訴え-フェリー業界(時事)高速無料化で年間の減収500億円 JR各社、反対要望(朝日新聞)「高速無料化」に大反対のトラック業界関係者ら、労働条件の悪化を懸念(物流ウイークリー)CO2排出量、33%増 高速無料化で国交省推計(共同通信)国交省、高速道路無料化に6000億円盛り込み(共同通信)高速無料化のツケ、交通弱者は2兆円の負担増(JanJan)高速道、現行割引より値上げに 料金上限制で国交相(共同ニュース) 借金・維持費…高速道路無料化、誰が負担?(読売新聞)・・・なんだかもう、国を乱して支持率を落とすためだけに「高速無料化」を民主党がやりたがっているとしか思えない。【高速をどう無料化するか?やり方次第】だが、ここに妙案がある。・一般道の渋滞を緩和しつつ・高速の渋滞も増やさず・かつJR、運送会社や高速各社にも負担を強いず・環境中の自動車排ガスを減らし・なにより税収維持と歳出抑制になるそんな方法が一つだけあるそれは高速「トラック」無料化だ。具体的にはトラックだけでなく、タクシー、高速バスなど、事業用車両だけを無料化するのだ。これならば、現在のETCの設定を変えるだけで済む。事業用車両にのみ、特別なETCカードを発行し、ETCのソフトをバージョンアップするだけで対応できるだろう。ETC様々である。こういった措置に対応するためにETCがあるのだともいえるし、普及してきたのだ。事業用車両限定の高速無料化であれば、物流を滞らせず(特に高速をためらっていた小規模トラック会社は元気になる)、JR・鉄道各社のダメージも500億円よりははるかに小さい。カーフェリーも廃業せずに済む。つまり、物流業界が活発になる。【国民にメリットの大きい「高速トラック無料化」】輸送場所と時間の融通がきくトラックは、現在、日本の物流の50%を担っている。日本の物流会社6万社のうち実に約8割にあたる5万社近くがトラック20台以下の中小企業である。これまでも物流業界はガソリン高騰、景気後退など、様々なダメージになんとか耐えてきたが、世界同時不況を期に一気に状況が悪化した。不況に弱い中小企業が多いからである。悲しい経営者...会社存続に奔走する苦労を従業員は知らず厳しい経営環境が続く...運送事業者、生き残り策さまざま海コン輸送、想像を絶する厳しい状況(いずれも物流ウイークリー)トラック業界を保護することは、日本の物流を活発にすることだ。われわれ国民はスーパーの野菜ひとつを取ってもトラックが運んできたものを得ているのだ。すなわち、物流が元気になれば、国民へ還元される経済効果が必ず起こる。結果的に経済効果となって国民に利益をもたらすはずだ。もちろん、事業用車両を使わない一般市民にも「直接的な」メリットがある。まず、事業用車両が高速にながれるので、一般道の渋滞が緩和される。通勤に高速を使う人はあまりいないだろう。渋滞が辛いのはお盆正月を除けば、一般道での話なのだ。日本の車のうち、自家用車は 47,209,147台。業務用車(トラックやタクシー)は 1,742,652台。(H21 自動車保有台数統計)つまり自家用車:業務用車の比率は27:1だ。特に業務用車両はトラックや特殊用車両など大型自動車が多い。これらが高速道路に流れれば、一般道の渋滞はかなり軽減されるはずだ。エコカーの普及と渋滞緩和が同時に進行すれば、排ガスは一気に減少するだろう。また、トラックなどの貨物用車両は、大きい分事故時のダメージが大きいため、死亡事故が普通車よりも5割ほど多い。トラックが高速道をメインに走ってくれれば、歩行者とトラックの事故も減るだろう。車を持たない人も、バス代やタクシー代に高速料金が上乗せされることもない。特に長距離バスが安くなる。少なくとも、現在の無料化では確実となる電車賃値上げは避けられる。ついでに、高速代の分だけ運送費が安くなり、宅配便の値段も下げられるだろう。何かを殺して経済効果を生むことはできない。何かを生産するから経済効果は生まれるのだ。高速道路を殺して一般道路にして国民負担や業界危機を招くのではなく高速道路に生産性をもたせることで業界活性化と国民利益をかなえるべきだろう。少なくとも民主クオリティの「どんぶり政策」より、事業用車両に限定した高速無料化、「高速トラック無料化」の方が国益にかなうはずだ。・・・と、私は勝手に思うのだがいかがだろうか? K18ワンスートンダイヤモンドリングが\55,000→\16,800
2010/03/06
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浅田は銀メダル キム・ヨナが金、バンクーバー冬季五輪【2月26日 AFP】(写真追加、記事更新)2010年バンクーバー冬季五輪、フィギュアスケート女子シングル・フリースケーティング(FS)。ショートプログラム(SP)で首位だった韓国の金妍児(Yu-Na Kim、キム・ヨナ)が、FSでも首位となる150.06点を記録し、歴代最高の合計228.56点で優勝した。 2009年の世界フィギュアスケート選手権(ISU World Figure Skating Championships 2009)女王の金妍児は、ロイヤルブルーの衣装に身を包み、ジョージ・ガーシュイン(George Gershwin)の『ピアノ協奏曲へ長調(Concerto in F)』に乗せて冒頭から3つの3回転ジャンプをそろえると、約4分間のルーティーン中、全6回の3回転ジャンプを含む11度のジャンプを成功させ、会場に集まった1万1000人以上の観客を魅了し、演技終了後には目に浮かんだ涙をぬぐった。 2008年の世界選手権女王の浅田真央(Mao Asada)は、セルゲイ・ラフマニノフ(Sergei Rachmaninov)の『鐘(The Bells)』に乗せたルーティーンで金妍児の直後に演技するという難しい課題に臨んだ。 闘争心を見せる浅田は、ダブルトウループとのコンビネーションを含む2度のトリプルアクセルを成功させたが、中盤にトリプルフリップで両足を着氷し、その後のトリプルトウループが1回転になってしまうなど、合計205.50点で銀メダルを獲得した。 21日にバンクーバーを訪れていた母テレーズ(Therese)さんを心臓発作で亡くしたカナダのジョアニー・ロシェット(Joannie Rochette)は、カミーユ・サン・サーンス(Camille St. Saens)の『サムソンとデリラ(Samson et Dalila)』にあわせてスケートし、合計202.64点で銅メダルを獲得した。 ジャンプでは2度ほど両足着氷を犯したロシェットだったが、カナダ人選手としては1988年カルガリー五輪のエリザベス・マンリー(Elizabeth Manley)さんの銀メダル獲得以来となる表彰台入りを果たした勇敢な演技に、観客は総立ちとなった。 日本勢は安藤美姫(Miki Ando)が合計188.86点で5位、鈴木明子(Akiko Suzuki)は合計181.44点で8位入賞を果たした。また、米国の長洲未来(Mirai Nagasu)は合計190.15点で4位に入った。(c)AFP/Emmeline Moore世界最高の表現力!浅田真央、キム・ユナのスパイラル、スピン稀代のジャンパー!浅田真央、キム・ユナのダブルアクセル現クイーンのキム・ユナと次期クイーン候補の長洲未来
2010/02/28
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生活保護の前に求職義務付けを 大阪市、国に要望 市民の20人に1人が生活保護受給者で、全国最多の大阪市は25日、国の失業者対策である「訓練・生活支援給付制度」を拡充し、生活保護に至る前に求職活動や職業訓練を義務付ける制度改正などを国に要望した。 要望では、生活保護受給者らに高額な家賃などを請求する「貧困ビジネス」に対する法規制や、保護申請者が大都市に流入するのを防ぐための国の指導の徹底のほか、2009年度保護費不足分の緊急財源措置なども求めた。 生活保護制度は憲法25条が規定する「生存権」に基づく国の制度。受付事務を代行する地方自治体が保護費の25%を負担することから、全国の自治体で財政圧迫要因となっている。(2010.2.26 00:56 日経ニュース) ■今日までついに言われなかった「正論」大阪市の要望はまったくの正論だ。というより、大阪市議会も国会もなぜ今まで黙っていたのかという怒りすら覚える。これが地方役人から国に提出されなければいけなかったことに、この問題の闇の深さがある。国会議員と官僚の関係のように、無能役者と有能黒子の問題が地方議会でも起こっているようだ。さて、大阪市HPによると提言は4つのポイントにまとめられている。1 生活保護に至らないための緊急的対策の実施2 いわゆる「貧困ビジネス」事業に対する規制と貧困者支援の強化3 現在地保護の徹底4 緊急的な財源措置特に1の「生活保護に至らないための緊急的対策の実施」とは、要するに「原則として働ける者は働く(高齢者など、本当に救済すべき人たちのお金に手をつけない)」という国民として当たり前のことを強調していることに注目したい。こんなことをわざわざ強調しなければならないほどモラルハザード(良識・・・常識といってもいい)は低下しているのだ!?■良識の消失・・・「生活保護があるさ」実際、大阪市の報道資料にも「昨年4月から12月までで「解雇」など会社都合による失業を理由として生活保護に至った方は2,226世帯と前年度の12倍」「就労阻害要因が低いと考えられる「その他世帯」は実に9,568世帯と、前年度の4倍となっております」と、特に08年末の世界同時不況以来「失業したらとりあえず生活保護」という安易な流れができていることを指摘している。「その他世帯」とは、もともと高齢者世帯や障害者世帯などを想定した生活保護制度上の言い方で、(全ての世帯がそうではないが)一般に他に問題はないが失業・無職で生活が困難な世帯を指す。ざっくり言うと、生活が困難な世帯のセーフティネットは従来こんな感じだった。1 高齢者・障害者 → 生活保護2 失業者 → 訓練・生活支援給付(失業手当)3 そもそも働く気のない無職(ニート) → 働いてください一番大きな問題は、法で厳しく取り締まっていない以上、3のケースが激増してしまうことだ。さらに、本来「つなぎ融資」的な2のケースが恒久受給に変化してしまうことだろう。つまり、現実はこうである高齢者・障害者(本当に困っている人)、失業者(一時的に困っている人)、働く気のない無職(本当は困ってない人) → まとめて生活保護役所の担当者は、何件もの申請を受けるうちに「不正受給まがい」を見抜いて、裁量の範囲で「生活保護より先にやることがあるでしょう」と言ってきたのだ。これを「水際作戦」「生活保護渋り」 などといって、数件の不適切例を誇大に強調して執拗に非難している新聞もある。(その新聞が役所を攻撃するのは、在日朝鮮人の生活保護受給率の高さと無関係ではないだろう・・・)だが、役所の人々がそのような攻撃に負けず必死に守っていたのは、彼らの給料ではない。我々の税金であり、本当に生活保護を必要とする孤独で困窮した人たちのためのお金だ。そして、それを横取りしようとしていたのは主に「働けるけど働かない」人たちだ。役所は「働けるのだから、生活保護窓口じゃなくて、会社の面接に行ってください」「まずは親族と連絡をとって、支援を受けるよう相談してください」というごく当たり前のことを言っていたにすぎない。■生活保護が「弱者救済」から「無職支援」に変わった繰り返すが、生活保護は本当に、本当にどうしようもないほど困っていて「解決の見込みがない」人たちのための、最後の大切な命綱である。憲法でいう生活権(25条)ばかりが強調されるが、勤労の義務(27条1項)・納税の義務(30条)も憲法でいう国民の義務だ。権利と義務は裏表の関係である。そもそも、生活権と勤労・納税の義務は矛盾しない概念だ。つまり、たとえ、解雇などで失業状態になっても、生存権を行使して一時的に生活保護を受けるが、国民の義務を果たすため直ちに再就職して(たとえその賃金が生活保護並みか若干それ以下であっても)、早急に脱却すべきというのが、憲法の論理だろう。だが、働ける人間が生活保護を受けると、もはや再就職の目はない。勤労意欲が急激に萎えるからだ。そうすれば 失業 → 生活保護 → 勤労者減少 → 税収減 → 国力低下 → 失業という負のスパイラルがいつまでも続くことになる。ついには「本当に困っている人」への給付財源も危うくなるだろう。■「怠惰セーフティネット」は許されない"財源感覚がない"社民党、共産党あたりは完全に勘違いしているようだが社会のセーフティネットを確かなものにするには、確かな勤労者(→税収)が必要だ。現在、生活保護には2兆円という税金が投入されている。お金は自然に湧いて出てこないのだから、本当の困窮者をたくさんの勤労者で支えるのが「セーフティネット」の基本形だ。だから、セーフティネットが「楽な逃げ道」として勤労意欲を削いではいけない。怠惰のためのセーフティネットという概念はない。少なくとも「生活保護より、働いた方がマシ」というぐらいの厳しさはないといけない。H20年度では・国民年金の支給額は月6万6008円 ・生活保護の支給額は月8万 820円で「働かずに貰う」生活保護の支給額が「働いて貰う」国民年金より1万5千円も高い。これでは勤労意欲も萎えて当然だ。このままでは、福祉充足して国が沈む。そもそも、最低生活費は、大ざっぱに9万円(単身の場合)らしい。10万円稼ぐにしても、週休2日(余裕ありすぎ)で月に20日働くとすると日給5千円。1日7時間(公務員より短い)働くとして、時給715円。ど田舎でも時給700円以上のバイトはゴロゴロある。役所の福祉担当係にはバイト求人情報を置いておくべきだろう。■外国人への生活保護は違法ざっくりした数字だが、2010年現在の生活保護120万世帯のうち、在日外国人が約3万世帯、うち2万5千世帯を在日朝鮮人が占めると推定される。外国人に生活保護を支給するのは違憲・違法との指摘もある。そもそも、生活保護法は「国民」を対象としたものだからだ。憲法第25条1項 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。生活保護法第1条 この法律は、日本国憲法第25条に規定する理念に基き、国が生活に困窮するすべての国民に対し、その困窮の程度に応じ、必要な保護を行い、その最低限度の生活を保障するとともに、その自立を助長することを目的とする。生活保護が(条文にない)外国人に及ぶのは、常軌を逸した厚遇ぶりといえる。普通、諸外国では外国人が路頭に迷うほど困窮したら、国に帰し、自分の国で生活保護を受けてもらう。そうでないと国家財政が破たんするからだ。実際、1960年代から労働力確保のため、移民政策を推進してきたドイツが危機的状況になっている。移民ドイツ人に働いてもらうはずだったのに、彼らの多くが働かず、生活保護を申請するため、ドイツの生活保護率はなんと10%近くになった。(日本は1%)つまり、ドイツでは移民ドイツ人を純ドイツ人が必死に養っているような格好だ。もはや、ドイツ政府は「移民政策は失敗だった」と公式に認めている。■与党も野党も国家システム問題として捉えよ生活保護は今や「生存権」の錦の御旗のもと、働き手を減らし、財源となる税収を奪い、本当に困っている人から生活保護を奪いかねない、悪しき制度に転落しつつある。不正受給や不適切受給は、もはや「エセ貧者による貧困ビジネス」と言っても過言ではないだろう。高齢者や障害者のための生活保護資源を守るために、財源たる勤労者をこれ以上減らさないために、どうしても、この問題は避けて通れない。現・政府与党の民主党も、返り咲きを狙う自民党も、将来の移民問題も視野に入れて、生活保護問題を国家財政の重要課題として早急に検討するべきだろう。それも、小手先(現場の役所レベル)ではもはや無理国会議論を尽くした法と運用の抜本的な見直しを要する悪しき慣行にくさびを打ち込む時だ生活保護法は「不正・不適受給排除」の方向で可及的速やかに改正すべきだ。本来の「やむを得ない人のための生活保護」に戻すのだ。■働かざる者、食うべからずこれは、レーニンの有名な言葉である。実は新約聖書にも聖パウロの言葉として同様の内容がある。今の日本のモラルハザード崩壊を諫めているかのような内容なので、紹介したい。兄弟たちよ。主イエス・キリストの名によってあなたがたに命じる。怠惰な生活をして、わたしたちから受けた言伝えに従わないすべての兄弟たちから、遠ざかりなさい。 わたしたちに、どうならうべきであるかは、あなたがた自身が知っているはずである。あなたがたの所にいた時には、わたしたちは怠惰な生活をしなかったし、 人からパンをもらって食べることもしなかった。それどころか、あなたがたのだれにも負担をかけまいと、日夜、労苦し努力して働き続けた。 それは、わたしたちにその権利がないからではなく、ただわたしたちにあなたがたが見習うように、身をもって模範を示したのである。 また、あなたがたの所にいた時に、「働こうとしない者は、食べることもしてはならない」と命じておいた。 ところが、聞くところによると、あなたがたのうちのある者は怠惰な生活を送り、働かないで、ただいたずらに動きまわっているとのことである。 こうした人々に対しては、静かに働いて自分で得たパンを食べるように、主イエス・キリストによって命じまた勧める。 兄弟たちよ。あなたがたは、たゆまずに良い働きをしなさい。 もしこの手紙にしるしたわたしたちの言葉に聞き従わない人があれば、そのような人には注意をして、交際しないがよい。彼が自ら恥じるようになるためである。 しかし、彼を敵のように思わないで、兄弟として訓戒しなさい。 (新約聖書 テサロニケ人への第二の手紙)
2010/02/25
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【エコP除外で在庫たたき売り必至!人気のREGZA40インチが5万円!】業界最高画質の液晶テレビとして非常に評価の高い東芝REGZAシリーズ。他社液晶と比べて極端にCMが少ないのに、白モノ家電オタクを自認する人々の評価はすこぶる高い。価格.comの売れ筋ランキング1~6位を東芝REGZAシリーズが独占していることから、いまいち知名度の低いこのシリーズが玄人にはどれだけ評価されているか分かるというものだろう。その中でも、実質8~9万円で40インチ、フルHDパネル、さらに世界最高の東芝画像エンジン「メタブレイン」を搭載した40A8000と40R9000が、政府のエコP見直しによって3/31をもってエコポイント対象外となることが2/18に分かった。2010年3月31日までの対象製品リスト:地上デジタル放送対応テレビ [104KB]2010年4月1日以降の対象製品リスト:地上デジタル放送対応テレビ [72KB](グリーン家電エコポイント事務局HPより)2/22現在、価格.comで40A8000が5点満点中4.68点(売れ筋ランキング6位/1324)。40R9000は4.32点(売れ筋ランキング11位/1324)という高評価だ。それでもエコポイント対象から外れると、23,000円分がそのまま値上げされると同じなので、各電気店は叩き売り状態。すでに40A8000(外付けHDD録画不可)、40R9000(外付けHDD録画OK)は「3月までに在庫を売り払わないとヤバイ!」と考える家電店によって総値崩れが始まっている。2/22現在、40A8000は8万円前半、40R9000は9万円前半にまで値下がりしている。※両者のTVとしての機能はほぼ同じ、外付けHDDで録画できるかどうかだけで1万円の価格差があると言っていい。いずれにしても、在庫がさばける2月末までが勝負、それ以降(3月)は入手困難になると識者はみている。特に在庫整理がすすむ40A8000は価格.com最安値で79,000円台まで値下がりしており、在庫整理が進んでいる。どんどん品薄になっており、これ以上の安値がつくかは微妙だ。さて、価格.comの店も十分に安いが、さらに「隠れ最安値」が身近にある。なんとこの楽天市場にあるのだ。そのヒミツは1P=1円に相当する「楽天ポイント」たとえば、楽天ポイント10倍セールでは82,790円の40A8000が楽天ポイント×10倍の8,279Pがつくため82,790円-8,279P=74,511円(税込、送料込)で手に入る。価格.com最安値の78,574円(2/22現在)よりなんと3,000以上も安い!さらにエコP23,000円分を差し引くと、実質51,511円で買えることになる。はっきり言って、これは凄くいい買い物だと思う。5年後はLED液晶が主流になっているだろうし、有機ELテレビも台頭しているだろう。地上デジタル完全移行の前に「できれば安く、でもいい液晶を・・・」と思っている方にはお勧めだ。それも、液晶実力No.1の東芝REGZAシリーズの上位機種と同じエンジン、同じパネルを使っている40A8000と40R9000が5~6万円代で手に入るのはもうないだろう。(仮に在庫が残ったとして、これほどの機種を7万円を切る価格で売るとは思えない・・・)民主党の方針で、景気回復に大きく寄与してきたエコPは縮小方向。4/1からは、対象テレビも高額のLEDなどに限られて選択肢も少なくなっている。安くて良い液晶テレビを狙っている人は、この2月のうちに3/31除外商品を狙うべし!そして、価格.comの他に楽天市場のポイント付き商品も是非チェックするべきだろう!■東芝【エントリーでポイント14倍 2/28am10:00~】■ECO対象品■40V型デジタルハイビジョン液晶テレビ 40R9000★送料無料【40R9000】90,800円(実質78088円!?)【エントリー落札でポイント10倍】【送料無料】【別途延長保証あり】TOSHIBA REGZA 40A8000 地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ 40型 40A8000 40インチ 東芝 レグザ【エコポイント対象】82,790円(実質74511円!?) ■送料無料・税込・延長保障5000円 フルハイビジョン液晶テレビ 東芝REGZA 40R9000 USBハードディスク録画対応 エコポイント\23000(楽天ポイント10倍セール実施中)94,800円■東芝【台数限定】■ECO対象品■40V型デジタルハイビジョン液晶テレビ40A8000★REGZA【40A8000】75,239円(送料込)■東芝【エントリーでポイント14倍 2/28am10:00~】■ECO対象品■40V型デジタルハイビジョン液晶テレビ 40R9000★送料無料【40R9000】86,477円(送料込)TRYX3楽天市場店
2010/02/22
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Q 非常に限られた外国人に参政権を付与することができる、という主張か 園部氏 そう、それをはっきり朝鮮の人とかなんとか言わなかったのは、最高裁の判決はそんなこと言うわけにいかないから、非常に限られた、非常に歴史的、非常に人間の怨念のこもった部分、そこにもう少し光を当てなさいよと、こう言ってる。ただ、それは、立法政策の問題ですから。 Q 政府・民主党には、特別永住者、一般永住者を含めて、外国人参政権を付与しようという考えがあるが、この判決では、いわゆる在日韓国人、台湾人に限って、しかも、何世代にも渡って住んだ地域に限ってのみ付与するということか 園部氏 よくわかってくれた。その通りです。 Q 外国人参政権推進派はこの判決を根拠に、全ての永住者に参政権を付与すると言っているが 園部氏 そんなことあり得ないじゃないですか。困ったな。 Q この前、自民党の小池百合子氏が国会質問(1月22日衆院予算委)で言っていたように、一般永住者まで認めれば中国人や韓国人が大挙して、小さな島に住民登録し、主導権を握るとの指摘もある 園部氏 それは、その通り。移住させといて、5年、10年、住まわせといて、選挙権与えるって、そんなこと、全然考えてないですよ。 Q この判決を論拠にして、そういうことを言っている人がいる 園部氏 裁判官は弁解せず、弁明せずだけど、そんなことになったら、何とか、大きな声で、私でも何でもかり出していただいて結構ですよ。ごく限られた歴史的な感覚で、この人たちなら、仕方がないという人に与えるんであって、大阪に長くいて、あっという間に東京に移住したら、その人にも東京の選挙権与えるんですか、ってそんなこと全然考えられもしない。そんなことやったら、日本中、韓国人、中国人でいっぱいになっちゃう。それはダメだと私もはっきり言ってるわけです。ただ、そこは政治的に利用されて、この傍論部分をどーんと表に出すと、傍論って、いわゆる、傍論じゃないですよ。今、たまたま、傍論って言っちゃったけど、巷間、言われている傍論部分だけクローズアップしたり、巷間、言われている傍論部分を全く無視したり、それはダメだと。これはやっぱり、バランスの問題でね。こんなに広げるのもおかしいし、こんなになくしちゃうのもおかしい。これはやっぱり、政治が、韓国と日本、日本と台湾の特別の関係を十分頭に入れて、ここまでぎりぎりのところで、ここまで認めるとおっしゃるならいいんだけど、そこを突破口にして、どばーっと入ってきたらそれはもう大変ですよ。 Q 昔から住んでいて、何世代も同じ場所に住み続けている人に限ると 園部氏 それは法律で、本当に制限的にしておかなければいけません。そして、韓国人にもわかってもらう。そういう韓国と日本の歴史的状況を踏まえて、ここまでは、くれたと、それ以上はちょっと無理だと。(中略)ウイグル人がどかーんと中国人に攻められてやってきたら、大問題になるでしょ。民主党はわーっと中国に行ってね、議員が。昔の朝貢制度と同じですよ、そんなの。何もそんなに中国に頭下げることない。まして、日本の天皇が日韓併合の何周年で韓国に行くのもやめた方がいい。(中略) Q この判決は非常に限定的なことを書いているのか 園部氏 そうそう。非常に限定的に。といって、全く触れないんじゃ、日本の最高裁は韓国のことまったく考えないのかと言われても困るから、そこはその時の政治的配慮があったと見ていただいて結構です。杓子定規に国民じゃなきゃダメと一言、言えば済むことです。だけど、なんなんだ日本の最高裁はと言われても困るから。ちょっとばかり、突破口があっても、仕方がないと。ただし、この突破口にものすごい勢いで水が入ってきたら、困るんだけど。 Q 付与される人は非常に限られると。 園部氏 そうそう。むしろそういうふうに、この傍論を将来、この政治的状況から、永住外国人に選挙権を認めなければいけないようなことになったとしても、非常に限られた、歴史的状況のもとで認めなきゃだめですよ。どかーっと開いたら終わりですと。日本はそうでなくても、国力がどんどん弱っている。 Q 推進派からすれば、この部分で大きく開いているというふうにとれる 園部氏 それは違いますよ。それは、はっきり誰の前でも言うし、逆に全く認めないということも、それは最高裁としては書けなかったんだと。そんな杓子定規なこと言ってたら、国の動きが取れなくなる可能性があるから、それはそこに、地方自治の本旨というものを、地方自治のレベルで考えるということを言おうとしているんだけど、そこは判決というものは怖いもので、独り歩きじゃなくて、勝手に人が動かすわけだから。 Q 韓国は在外選挙権を在日韓国人に認めている。選挙権の二重取りにならないか 園部氏 あちらも認めて、こちらも認めるというやつでしょ。それは、本当言うと、おかしいんだけど。帰化してないもんだから、そこは言いづらい。外国人だから。自分の国の選挙権持ってどうして悪いと開き直られるとね。だけど、そんな両方、あっち行って選挙する、こっち行って選挙するなんてことは、基本的にはやめてほしいですね。 2月19日、外国人参政権にかかわる園部元最高裁判事インタビュー(ほぼ全文)「国を憂い、われとわが身を甘やかすの記(阿比留瑠比さん)」より Q 仮に外国人参政権を付与した場合には、どちらかの権利を放棄すべきか 園部氏 じゃあ、なんのために韓国の選挙権持たなければいけないのか、日本でずっと移住して、日本にとけ込んで、帰化はしていないけど、ほとんど日本人と同じ生活している人が、わざわざ韓国の大統領選挙に行く必要がどうしてあるんだということになる。これは非常におもしろい政治学の問題で、あっちこっち行って、土着に近くなったら、そんなに韓国の選挙権持ちたいのなら、どうぞ、韓国に帰ってくださいと、こんなこと言ったら、怒られちゃうけど。それはちょっとおかしいじゃないかと、いう気持ちはあります。ただ、韓国人が本当にどういう趣旨で、両方に認めろと言ってるのか、それは私は分かりませんから、奥深いものがあるのかもしれないけど、どうしてそういうことにするのか。韓国の大統領がどうなったってかまわんじゃないですか、大阪に住んでる、生活している人は。 Q 二重取りになるのはやはりおかしいと 園部氏 そこは冷静沈着にやってもらわないと、今は戦争してないでしょう。そのうち、難しい状態になってきて、徴兵だとか、いろんなことになってきたときに、日本から、選挙権持ってるから、徴兵だって出来ないことはないよと、言い出されたら終わりです。韓国人はみんな徴兵やってるんだから。どうして、韓国はそういう(日本でも付与しろ)ことにこだわるのか。 Q 一般永住者にまで付与すると、小さい自治体の選挙に大きく影響し、名護市や与那国のように安全保障に関わることもあるとの指摘もある 園部氏 もっともなことです。私もそう思ってます。国粋主義者じゃないけど、そんなことまでして、門戸を開く必要はない。日本のために、一生懸命やってきて、親子3代ぐらい住んでいて、日本に同化している人で、韓国人は自分の祖先を非常に大事にする国だから、(帰化して)そこは切られてしまうことは嫌がる。そこは韓国の独特のところだから、有る程度認めて行かなきゃいけない。だから、帰化しないんですから。それは分かったけど、政治的な権利から、何から、両方で持とうというのは無茶苦茶な話です。 Q 出ている解釈だけを見ると非常に危ないという気がする 園部氏 そんな危ないことを最高裁が言うわけがない。 Q 参政権付与法案の政府提出は賛成できないと 園部氏 そう。政府の立法方針がはっきりしますから、そうしない方がいろんな意味でいいでしょう。そこは国会が全部納得できるような、出すなら議員立法で出してもらわないと。それは国策であり、外交問題であり、国際問題でもありますから、日本だけがあまり意固地なことをやっていてもしょうがない。 Q 園部氏は「自治体法務研究」(平成19年夏号)の「判例による法令の解釈と適用」で、「第二(傍論部分)を重視したりするのは、主観的な批評にすぎず、判例の評価という点では、法の世界から離れた俗論である」と書いているが 園部氏 法の世界は専門的で難しいものがあるけれども、俗論というのは、私は別に悪い意味で言っているわけじゃないです。世の中の人がいろいろ言うけど、法の世界から見れば、正論と言うよりは俗論なんだなと、それぞれのその時の気持ちでおっしゃっているわけですから。俗論とは世俗の論だと、法の世界の論は必ずしも正しいとか何とかいうんじゃなくて、ちょっと変わってますと、それじゃなくて、一般の人の耳になじむような俗論であるということです。 Q 傍論はないと言っているが、朝日新聞のインタビュー(平成11年6月24日付)では自ら傍論と言っているが 園部氏 これはちょっと言葉が悪かったね。 Q これでみんなが傍論と言ってるのでは 園部氏 これだね。僕が傍論と言ってるんだ。これ、傍論なんて言った覚えないんだけど。私が傍論述べたわけじゃないんでね、そこは間違えないでほしい。僕が傍論と言ったかどうか、そこもよく覚えてないんだけど。これで、私が何か傍論を書いたかのように、仮に傍論だとしても、思われていると、この文書はちょっと良くない。 Q みんなこのインタビュー記事を見て、傍論部分は園部氏が書いたと思っている 園部氏 それは、私が傍論つけたというよりは、みんなで、合議で(判決理由を)つくっているわけです。一言も、傍論とも、少数意見とも書いてないんで、これ全部の意見で、共同の責任で書いている。もし、これちょっとまずいよという人がいたら、個別意見でつけますから。しかし、これ(判決理由)をみんながオーケーしているわけですから。今になって、あれは園部の傍論だと言われても困る。確かに自分の植民地経験とかそういうのは述べていますけど。確かに本筋の意見ではないですよね。つけなくても良かったかもしれません。そういう意味で、中心的なあれ(判決理由)ではないけども、一応ついてると。それを傍論というか言わないかは別として、(1)と(3)があればいいわけだと、(2)なんかなくてもいいんだと、でも、(2)をつけようとしたのには、みんながそれなりの思いがあったんだと思いますね。みんなで。 Q 推進派は、(2)を持って、広く解釈している 園部氏 それは、危ないです。(了)産経新聞(2月19日付)&国を憂い、われとわが身を甘やかすの記(阿比留瑠比さん)より
2010/02/20
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Q 平成7年2月の外国人地方参政権をめぐる最高裁判決について 園部氏 私は1929年に韓国で生まれたが、これは植民地時代なんです。(中略)私はその後、小学校2年のときに台湾に行ってますから、台湾にも10年いた。だから、日本の植民地時代というのを朝鮮と台湾と両方経験している。(中略)日本語でしゃべり、日本語で考え、そういう人たちがもういっぱい、大阪あたりには住んでるわけで。そんなら帰化したらいいじゃないか、というのは日本人の勝手な理屈なんですよ。無理矢理連れてこられて、帰化したらいいじゃないかと、こっちきたら日本人にならなきゃいけないなんて、彼らのように先祖を大事にする人間というのは、そう簡単に日本人になりませんよ。嫌いな日本人に。それが日本人にはわかってない。だから、帰化したらいいじゃない、いくらでも(国籍)あげますよといっても、それは理屈の問題であって、感情の問題と違う。(中略)この判決について言えば、これは私の「最高裁10年」(「最高裁判所十年-私の見たこと考えたこと」、平成13年10月発行)の中なんですけどね(※コピー渡される)。それで、基本的なことから、講義をしなければいけないそのために。141ページ、一番最後、わかりやすいように、(1)(2)(3)と書いてあります(※判決理由を3つの段落に分けて、番号を振ってある)。(1)が先例法理、(stare decisis)で(2)が傍論(obiter dictum)である。また、逆に(2)を重視して、傍論を重視する論調もある。(1)を重視する論調もある。アメリカには、このstare decisisとobiter dictumのこの二つの判例があることは確かです。なぜかというと、アメリカの判決は長いんです。日本みたいに簡潔じゃないんだから。長いから、どれが先例法理で、どれが付け加えの傍論であるということをはっきりさせないと、どこまでが判例かということがわからない。それで、判例変更というのは、傍論の部分じゃない、先決法理(先例法理?)の部分を判決として、それを変更したり、それに従ったりするというのがアメリカの考え方。で、この傍論なる言葉を、どこの誰、どこのバカが覚えたのかしらないけど、やたら傍論、傍論と日本で言い出すようになっちゃった。(中略)この判決は、全員一致の判決で、そして、この(1)(2)(3)というのは、理論の流れとしてどうしても必要なんです。なぜ、必要かということを今から説明すると、(1)は、憲法の基本的人権の保障というのは、「日本国民を対象と解されるものを除き、我が国に在留する外国人に対しても本来等しく及ぶべきものである」と書いてある。これは当たり前のことなんです。(中略)ただし、そこでですよ、その中で、公務員を選定罷免する権利の保障は何かと。これまで外国人に保障するのかというと、この規定は、「国民主権の原理に基づき、公務員の終局的任免権が国民に存することを表明した」。これは、はっきりそう書いてある。従って、「主権が『日本国民』に存するものとする憲法前文及び1条の規定に照らせば、憲法の国民主権の原理における国民とは、日本国民すなわち我が国の国籍を有する者を意味することは明らかである」。これですよ。これがこの判決の中心部分です。ということは、この部分がまず序文としてある。前提条件として。ただし、ここが非常に大事なとこなんで、(2)のところは、国民主権の原理の問題ではなくて、憲法8章の地方自治に関する規定。これは、「民主主義社会における地方自治の重要性に鑑み」、これは住民が出てくるわけです、国民じゃなくて、そして、われわれの周りにいっぱい住んでいる韓国人、その他の外国人はみんな住民なんです。住民であるということによって、地方自治の本旨に基づいてこれは扱かわなきゃなんない。だから、国民と住民とは、扱い方が多少違うというのは、憲法上認められていることなんです。そこがはっきりさせないと、後でわけのわからないことになる。(中略)参政権の問題を基本にして、訴訟が起きてきているわけです。それに目をつぶるわけにいかないですよ、最高裁としてはね。国民のことしか言わない、住民のことは言わないと、そういうわけにはいかないですよ、争われている以上。(中略)「その居住する区域の地方公共団体と特段に緊密な関係を持つに至った」、これが大事なんですよ。特段に緊密な関係って、ちょっとやってきて、2、3日泊まっているとか、1カ月でさっさと帰っちゃうとか、そういうんだと、台湾から岩手県にたくさん雪を見にやってきますわな。せいぜいまあ1週間か2週間、これは違います、全く。そんなものに選挙権与えるなんて誰も考えもしないでしょ。だけど、日本と朝鮮、韓国、台湾、等々の非常に長い歴史の、そういう特別な事情にある関係で、朝鮮の人や台湾の人やその他、特に永住して、永住の理由はいろいろあると思います。(中略)何も国の選挙権とか言ってない。まず、地方の選挙権。市長さんとか、知事さんとか、そういうものをみんなで一緒に選挙するのは、問題ないんじゃないかという話にその段階ではなってきたんです。私、国粋主義の国ってのは嫌いなんです。この国際的な時代に。だから、それは私の個人的感覚ですよ。だから、私は国粋主義者じゃないんだけど、同時に外国人べったり主義とか、何でも外国人の言うこと聞くとか、そんなことしてたら、日本はつぶれちゃうからもしれない。例えば、中国から、多数の人がやってきて、移住して、そして50年も住んで、その人達がどんどん、これから移民がものすごく増えてきますから、これは非常に用心しなきゃいけない。移民が来て、数年住んで、それで選挙権持つと、だんだん日本は中国人の国になっちゃうから、それまで賛成しません。だけど、そういうことじゃなくて、日本に来た理由がいろいろあって、永住等の状況があって、且つ、非常にその地方と関係が深い人たちについては、選挙権を与えたからといって、ただちに憲法違反の咎にはならないと、いうことを逆に裏から言ってるわけです。(中略)例えば、大阪に30年も住んでた。ある日、突如、東京に来て3カ月住んでたと。東京都の選挙権与えるかというと、そんなことはとんでもない話だ。それじゃあ、国民と同じになっちゃいますから。やっぱり、非常に特別な関係のある大阪で、一つ選挙権を与えるのはいいんだけど、その人達が、突如、日本人と同じように移住して、そして、そちらでまた(選挙権を)もらうと、東京都の選挙権もらうとか、岩手の選挙権もらうとか、そんなことやってたら、これは無茶苦茶になっちゃいますから。それはやらない。だから、これは非常に重要な問題ですけど、地方自治の本旨に従って、ある特定の地域と非常に密接な関係のある永住者については、非常に制限的に選挙権を与えて、なぜ悪いという話にきているわけです。それは、地方自治の本旨から見て、まったく憲法違反だとは言い切れないということを言ってる。ここは、裏から言ってます。それと、地方自治の本旨ということと、国民に対する基本的人権の保障ということは基本的に違うわけです。国民に対しては、これはどこにいてもどこに移住されても、必ず国会議員の選挙権、その他を与えると、これは当然。ただし、一定の期間住まなきゃいけませんけど。きのう、きょう選挙するってわけにはいかないけど。これは一般の国民には認めている。だから、非常にはっきり言えば、国民条項と住民条項は違うんだという考え方がこの判決には出ているわけで、そういう具合にいろいろ議論をしたあげく、最後の3番目で、「以上検討したところによれば、地方公共団体の長及びその議会の議員の選挙の権利を日本国民たる住民に限るものとした地方自治法これこれ(11条、18条、公職選挙法9条2項)」が直ちに憲法(15条1項)に違反するわけじゃないと。だから、現状に対しては、外国人に選挙権与えてないということは、何も憲法に違反するものではないということを、はっきり言ってるわけです。それが、まず、第一です。この判決の基本的な部分というのは、この議論の流れの部分と言うよりも、3番目が大事なんです。だから、要するに国籍を持ってなければ、国民の、殊に「地方公共団体の長及びその議会の(議員の)選挙の権利を日本国民たる住民に限ることにした」ということ自体は、それは日本国民たると書いてあるから、それは問題ない。現にそうなっていることに対して、憲法違反だとはいいませんよと。ただし、将来、そういう公職選挙法の改正をして、韓国国籍を持っている人たちで、日本に永住をしている人に、仮に公務員の選定罷免に対する、地方における公務員の選定罷免に対する、仮に法律をつくったからといって、すぐ、何もそれが憲法違反だというふうには言わない。ただし、これ非常に大事なこと、それは許容範囲だと。2番目の部分(判決の地方公共団体と特段に緊密な関係を持つ永住在留外国人への参政権付与は憲法上禁止されていないとする「傍論」部分)は、許容範囲なんだけれども、例えば、今、民主党その他、外国人参政権、住民に与えると、韓国の人にも与えると、そういう法律をつくったとします。で、つくったこと自体はこの判例に引っかからないんだけど、あるいは、違憲訴訟が起きるかもしれない。今の国民の感覚から見て、韓国人嫌いと、日本人になりなさいという国粋主義が非常にはびこってきて、韓国の国籍のままでは日本の選挙権、殊に住民としての選挙権は与えられないという世論が高まってくると、違憲訴訟が起きるでしょう。その法律を適用して、韓国人で選挙をした事実について、それは本来の憲法に違反するという訴訟が起きるかもしれませんね。事実、起こそうとしようとしている人もいるわけで。その時に日本の最高裁はどう判断するだろうか。これ(平成7年2月の判決)で判断するんではなくて、最高裁の大法廷で、この判決を見直すとういうことはできる。それは時代が変わってきているから、日本人は国粋主義一辺倒になってきたから、これをやったころと大分違うと。この際、違憲にするといって、日本の最高裁が大法廷を開いて、この2番目の部分は判例の中に入っているけど、おかしいと、憲法にそれ自体が違反するというのは、なさったらよろしい、その時の判断だ。その時の大法廷の判断、判例を変更したらいいのであって、それによって韓国との関係が非常に悪化して、何しようが、日本のその時の最高裁が考えたことだから、非常に政治的な意味も含めて、あえて選挙権に基づいて韓国と戦争する、それはないけど、争うというのなら、それはそれで、少しも構わないです。これ(平成7年2月判決)は金科玉条で、これが絶対って、これは小法廷判決ですから。金科玉条でいっさい動かせないということは、私たちは考えてないです。それは、その時、その時の国民の風潮とか、政権を担っている人たちの考え方とか、あるいは日韓の国民感情とか、そういうものを全部考えて、やっぱり外国人には選挙権与えるのはよそう、と。それで、勘弁してくださいと日本が言うなら、それはそれでもいいんですよ。私は、そう思ってます。その時その時の最高裁が、日本の国民の風潮というのを十分考えて、最高裁だけ独走しちゃだめなんで、必ず国民とともになきゃいけませんから。 産経新聞(2月19日付)&国を憂い、われとわが身を甘やかすの記(阿比留瑠比さん)より
2010/02/20
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■31兆円の地方公務員人件費には無駄がある!地方公務員の総人件費は2009年度で31兆円であった。私が以前、地方公務員の人件費問題について調べていた頃、驚いたことが3つある。1つは、高卒公務員の生涯賃金は4大卒(どころか6大卒・院卒)の生涯賃金より高いこと。もう1つは、できない人ほど得をする「無能天国」というべき実態があるということだ。どちらも、民間企業の感覚ではとても考えられず、とても驚いた。そして、まるで社会主義の失敗部分だけを集約したような「悪平等」システムだ。国民が公務員のあり方に関心をもつことは大切だと思う。しかし、それが単なる公務員妬み、公務員バッシングに終わっていないだろうか?今回は上記3点を中心に公務員人事システムの異常さを私なりに考えたい。■なぜ高卒公務員は院卒公務員より生涯賃金が高いのか?公務員の職員比率は大卒:専門卒:高卒=5:1:1の比である。大卒の中でも、特に院卒(6卒)は稀少な存在だろう。院卒・6卒の公務員を採用するのは、高度な専門性を必要とする業務があるからだ。たとえば、医師、歯科医師、獣医師だったり、法律の資格者などである。彼らは専門業務にとどまることなく、事務処理能力も身につけて、ジェネラリストとして将来は課長、部長など指揮官になる。たとえば医師なら市立病院長、保健所長。獣医師なら動物センター長、農林部長。法律職なら総務部長、法務部長、税務署長などになるだろう。一方、高卒公務員で課長になる人はあまり多くなく、ほとんど係長どまりか万年主任も少なくない。しかし、この2者の生涯賃金は、一般的にいって高卒>院卒であるという。勤続年数が違うとはいえ、係長ましてや主任で終わった人の方が、課長で終わった人より生涯賃金が高いというのは、まず民間では考えにくい。民間企業では、主任(ヒラ)と課長では天地ほどの職責の差があるからだ。どうやら、これは公務員独特の「悪平等」の賃金体系に原因があるらしい。■高卒公務員と大卒(院卒)公務員の生涯賃金過去の記事でも指摘したが、高卒の24歳と院卒(医師・歯科医師除く)の24歳はほぼ同じ給料で、さらに昇格しても給料がほとんど変わらない。そうすると、勤続年数が長い分、高卒公務員が生涯賃金で有利になる。ごく簡単なモデルで説明しよう。(参考:「平成20年地方公務員給与の実態」)・高さん(高卒・無資格)18~60歳の42年勤務。この間の平均年収は500万円。高さんの生涯賃金:500万円×42年=2億1000万円・院さん(院卒・法律資格者)24~60歳の36年勤務。この間の平均年収は550万円。院さんの生涯賃金:550万円×36年=1億9800万円院さんの方が生涯賃金が少ない。高さんと院さんの平均年収に、ほとんど差がないことが重要なポイントだ。これは一般的な民間企業では考えられない。なぜ公務員では、高卒と院卒の給料に差がないのだろうか?■地公の部長級とヒラの月給差はたった8万円!?そのカラクリとは・・・「平成20年地方公務員給与の実態」の中に興味深いデータがある。大卒の部長級(勤続35年以上,50代後半)の平均月収は489,380円高卒のその他職員=要するにヒラ(勤続35年以上,50代後半)の平均月収は409,810円なんと、部長とヒラがたった8万円しか差がない!?というか、50代ヒラが41万円ももらっているのか!?これに対して民間では大卒の部長級(57.2歳)の平均月収は654,200円高卒の非役職(57.5歳)の平均月収は306,900円である。※平成20年賃金構造基本統計調査より民間では同じ歳でも部長とヒラでは倍以上の差がある。どう考えても、これが正常だろう。しかし、「平成20年地方公務員給与の実態」から換算すると30歳の高卒公務員の月給は約22万円⇔民間高卒は23万円30歳の大卒公務員の月給は約23万円⇔民間大卒は28万円40歳の高卒公務員の月給は約35万円⇔民間高卒は27万円40歳の大卒公務員の月給は約38万円⇔民間大卒は41万円50歳の高卒公務員の月給は約38万円⇔民間高卒は28万円50歳の大卒公務員の月給は約41万円⇔民間大卒は46万円グラフからも明らかなように、民間と比べ地公は、明らかに高卒が貰いすぎている。一方、大卒の比較では全世代を通じて民間のほうが5万円ほど高く、まず妥当だろう。普通、民間の感覚なら「昇格してるのならば月給5~10万円ぐらい差があるのでは?」とも考えるだろう。だが、ここに公務員の「万年主任」のうま味がある。それはヒラや主任は「残業代がつく」ということだ。たとえば主任が一日1~2時間(月2-30時間)残業するだけで5万円前後になる。さらに、課長などの役付の基本給と管理職手当が民間より安い(課長クラスで3~5万)。そして管理職になったら残業代はつかない。この残業代が付くか付かないかというトリックで、万年主任と課長の手取りに差がつかないのだ。要するに「公務員は仕事の大変さと給料がリンクしていない」という結論になる。■「何もしない」「無能」が公務員では一番得をするいうまでもなく、公務員は非営利・中立が原則である。積極的に経済利益を取りにいく機会が少ないということでもある。公務員にとっての利益とは「公益」に他ならない。つまり、地域や市民の利益を確保するということだ。ところが、これが実践するとなると、なかなか難しいようだ。例えば、消費生活センターのようにクレームや相談の電話を受け付ける課があったとしよう。ここで、成功する方法は民間のように「クレーム対応技術」でも「専門知識」でもない。役所で成功したいなら「電話を取らない」ことだ。なぜなら、電話を取れば、怒りに狂った市民に対応しなければならない。役所のいうことが正しくても、絶対納得しないモンスター市民もいる。そうするとトラブルになるし、あること無いこと人事課に通報されるかもしれない。かくして、電話を取った彼はマイナスの評価になる。ところが、電話を取らない人、簡単な電話しか対応せず、難しいことは他人に回すということを続ける人はもめ事も少ない。すなわち、マイナス評価はつかない。かくして「何もしなかった人、無能で何もできなかった人」が一番持ち点が残るのである。無能の烙印を押され、ヒラのままでも、結構な給料が減ることはないのだから、彼にとって問題はない。気の毒なのは真面目に仕事をしてきた人だ。真面目にやってストレスをため、ミスをして叱られ、それでも得るものは皆無に等しい。さらに悪いことに、マイナスが少ないため、無能の人が昇格してしまうこともある。他の職員は無能な上司が上に付いたら、さらに多くの負担を強いられる。例えば無能な人間が課長になったら、その役割を係長や主任が代わりに負わなければならない。まじめにやった結果が、出世が遅れ、出世しても給料は上がらず、役職以上の負担を強いられる。これでは踏んだり蹴ったりだろう。こういった事態は、公務員の徹底した減点評価法による弊害であることは疑いない。だから公務員の多くが「事なかれ主義」「何もしないのがよいい仕事」になるのだと思う。まさにお役所は「無能天国」なのである。■「無能天国」お役所にメスを入れ、10兆円の血税を取り戻せ!私は役所になんでもかんでも「民間の感覚」を持ち込むべきだとは思わない。民間の感覚が、巷で言われているほど優れているとも思わない。民間のシステムはなるほど効率的かもしれないが、あくまで営利優先であるからだ。これは時として「公益」と反することがある。しかし、高卒ヒラが院卒部長より有利だったり、何もしない人が得をする「無能天国」の地方公務員はあまりに異常だ。これを効率的にするだけで、かなりの税金を節約できるだろう。とにかく、なにをさておいても「悪平等の徹底排除」が至上課題だ。無能、無気力、軽い責任、単純労務に対しては低い評価と対価で十分。逆に真に有能な人たちを活用するため、公益主義者で、責任感があり、専門技能・知識がある人には正当に評価と対価を与えるべきだろう。もちろん、1年や2年で急に公務員人件費31兆円を減らすのは不可能だろう。いまは、単純労務職(現業職)が構成する自治労が与党・民主党の支持団体だからなおさらだ。しかし、日本の財源には限りがある。子供の数も減って、将来的にはGDP、ひいては税収の減少も避けられない。だから、来年とは言わないが、10年後には25兆円、20年後には20兆円というように段階的に公務員人件費を削減してゆけたらいい。地公システムの改善で、無駄に支払われている10兆円の血税を取り戻し、もっと大切なことに使わなければならない。一方で、高齢化社会、地域共同体(助け合い社会)の崩壊の時代を迎えて、役所はさらに効率的な組織にならなくてはならない。人件費と組織効率化、これを同時にかなえるには、国民が賢明である必要があるだろう。だから「不当に高い給与を貰っているのは誰か?」「なぜ、公務員は事なかれ主義なのか?」「システムの問題点はどこにあるのか?」「市民のためになる人を埋もれさせていないか?」こういったことを深く考えずして「オレたちの税金で給料をもらっているくせに!」とか「公務員の仕事なんてバカでもできる!」などといった単細胞批判を繰り返しても全然生産的でない。むしろ議論を混乱させ、時間稼ぎの余裕を与え、自治労など公務員組合への利敵行為になるだけろう。
2010/02/17
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以前(2006/07/13)このブログで紹介した上野未来(うえのみく)。私は勝手にもう一人の上野(樹里)よりも有望なのではないかと思っていた。・・・が彼女は事務所移籍などの後、舞台活動なども少なくなり、2007年ごろついに消息を聞かなくなった。(一時はmixiに登場していたようだが、2008年ごろ消えたらしい)再入荷【送料無料】動く物だけ撮影!モーションセンサー搭載カメラ!Mini DV91価格:9,800円(税込、送料込)上野未来は現在24歳、実家の熊本か宮崎に帰って花嫁修業でもしているのか、もう芸能界復帰はないのか、と思っていたら意外な情報が入った。上野未来が接客業に転身して第2の人生を歩み始めたというのだ!?お店の公式ブログを見ると2009年6月ごろから今の仕事を始めたらしい。通常、芸能界から引退したら、芸名を捨てるが、彼女は本名が「上野未来」。お店でも「未来(みく)」を通している。身長・スリーサイズが17~20歳時のT165/B80W60H80からT165/非公開になっているが、写真を見る限り美人度はアップした模様。美少女からきれいなお姉さんへという感じだ。16歳から↓↓↓↓↓24歳へ 女優として期待していた分残念だったが、今の彼女のブログを読んで、今の上野未来"さん"が普通の女の子として楽しくお仕事をしているであれば「それもいいか~」という気分になってくる。上野未来 ニューシーズン上野未来 MIKU UENO vanilla Vol.4にほんブログ村
2010/02/08
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■"脱・官僚依存"してニッポンは良くなる?鳩山首相をはじめ民主党議員は「脱・官僚依存」または「脱官僚」という。私は脱・官僚依存には大賛成だ。ただ、民主党が言っているそれとは若干ニュアンスが違う。そのことについて述べたい。民間人や秘書あがりの政治家はもともと「素人」といっていい。当然のごとくリアルな政治感覚がなかったり、交渉力がなかったり、政策立案能力がなかったり・・実際、純粋な議員立法など皆無に等しく、官僚補助立法か官僚立法がほとんどというのがまぎれもない現実だ。想定質問を作って、大臣の答弁を用意するのも官僚、裏で根回しをするのも官僚。議会や内閣の官僚依存度はかなり高い。そんな現状なのに、鳩山民主党は「脱・官僚依存」という。これは「官僚=悪」というシンプルな理論に転換され、マスゴミの歪曲報道に使われている。そして、一部の民衆が、官僚の仕事や重要さも知らずにこれに賛意してしまっている。しかし「いまの官僚のどの点がどう悪いのか?」「脱・官僚依存したら日本はどう良くなるのか?」こういった当たり前の疑問に、まともに答えられる支持者や議員はどれほどいるだろう?元はと言えば、官僚が議会に割り込んできたわけではない。政治家が無能ゆえ、官僚の能力を必要としたから起こった。そして、今現在、政治家や内閣は官僚に多くを依存している。■脱・官僚依存は官僚打倒ではなく官僚改革常々思うのだが、いまの日本は、官僚さえいれば、首相をはじめ内閣はお飾りでもやっていける。国会期間が今の半分でも、あとは官僚が予算やとりまとめをやってくれるだろう。考えてもみてほしい。こんなにコロコロと首相が替わる国がG7(やG8)に入っているのを、諸外国は不思議に思ってるに違いないだろう。政治家がダメでも(つまり我々有権者が無能な政治家を立てても)、官僚が優秀だから日本の体裁を保てた。その結果、我々は「政治家なんて誰がやっても一緒」などと脳天気なことが言えた。国民は官僚の恩恵にあずかっている。これは認めざるをえないと思う。官僚にべったり依存しておきながら、マスゴミに踊らされ、官僚が優遇されている!官僚腐敗がけしからん!という。それは、一面的な見方に偏りすぎて、あまりにもわが国の現状を知らないのだろう。■脱・官僚依存のカギは無能議員の排除にありもともと、鳩山首相のいう「脱・官僚依存」とは、官僚を排除しましょうという話ではない。本来、有能な官僚を「国会で」使うのではなく「本業で」どう活用するかという話だ。利権官僚の暗躍や、縦割り行政など有能すぎる(が誠実でない)官僚の弊害を無くすため、国会と官僚の距離を保つという話だった。だが、官僚の過度な干渉をゆるす土壌は容易に変えられない。民主党のやろうとしている官僚規制でなく、政治家の改革で対処しなければ根本解決にならない。つまり、脱・官僚依存とは、官僚の補助なしではなにも分からない・できない無能な議員を国会から排除し、官僚のカンペがなければ答弁できない大臣を無くすというお話だ。いま国会で問題なのは、官僚公害ではなく無能議員公害だ。ここから手をつけずして、脱・官僚依存など、有害の方が大きくなるだけだろう。■「ヤメ官」のススメとはいえ、政治家が急に有能になったり専門スキルが身に付くわけがない。政策ブレインとして民間専門家を集める習慣も日本では未熟で、官僚がその代わりをしているのが現状。こういった現実の前に"脱・官僚依存"と、非現実なお題目を何遍繰り返しても意味がない。では、官僚を議員のブレインとすればいいのか?官僚が省庁を退職し、専業ブレインになるのならばそれ有効だろう。ただ、私は当の議員が元・官僚を嫌うと思う。彼らの方が有能だから。(笑)それよりもいい方法がある。官僚は、実務のプロフェッショナルだ。そこらの議員と比べるのが馬鹿らしいぐらい、国政に精通しているのは当然だ。・・・それを直視すれば、いい官僚はいい議員になる素質があるともいえる。だから、私は憂国の官僚に「ヤメ官」を勧めたい。たとえば、私は過去の記事『「キャバ嬢」の勲章を得た太田氏、「エリート」のレッテルを貼られた齋藤氏 』に取り上げた斉藤健氏(衆議院議員・自民)がヤメ官の典型かなと思う。■民主党トップ陣を沈黙させた恐るべき1年生議員斉藤健氏は東大を卒業し経産省へ。埼玉県・上田知事に特に乞われて副知事に。その後H21年に千葉7区より衆議院初当選。この人は、門外漢なのに歴史好きが昂じて「転落の歴史に何を見るか」という近代史検証の本を書いている。私も読んだが、明治日本の「ジェネラリスト元老」が消滅し、代わって旧・日本軍が統帥権を振りかざして台頭。その軍が官僚化、硬直化した弊害を的確に指摘している。斉藤健氏は官僚制度が腐敗すると、国家にとっていかに害悪かを知っているようだ。斎藤健氏の公約の基本概念を一言でいうと「フェアな社会を実現する」という事だろう。特に産・官・政の「既得権益打破」を強調している。国益主義者で、外国人参政権にも反対の立場を取っている。H21年当時、議員1年生の斉藤氏が「ヤメ官」の凄みを発揮したのが昨年末(H21.11)の国会。民主党の鳩山、菅、岡田を向こうに、環境政策の根拠と展望のなさをズバズバ指摘し、首相や大臣連中を完封してしまった。2009年11月4日予算委員会・齋藤健(自由民主党・改革クラブ)↑是非、見て欲しい。動画をみれない人に内容をかいつまむと下記のとおりだ。質問に立った斉藤議員は「正論で質問するから、正論で答えて欲しい」といきなり先制。2009年9月22日にCOP15で鳩山首相がぶち挙げたCO2削減25%という無謀な目標に「こういう経済・雇用を悪化させる目標を、国民に説明せず、先に国際公約してしまったのは国民軽視だ。国民生活に大きな影響を与える目標設定の経緯とその効果について説明せよ」よくぞ言った。これは私個人も是非知りたいとろこだ。しかし・・・答弁に立った鳩山首相はいきなりしどろもどろ。相手が逃げようとすると見た斉藤氏は「総理、答弁も25%削減でお願いします」と一蹴。鳩山首相はこれでTKO。退場。慌てて助けに入った菅副総理、岡田外相も、斉藤氏の「正論」に防戦一方。小沢(鋭)環境相、福島消費相に至っては、壇上に呼び出される前からすでに顔がこわばってしまっている。向こう気の強い岡田外相が「自公連立政権で決めた設定値は間違っていた!まずそれを反省しろ!」(とても現大臣の発言とは思えない・・・岡田はまだ野党気分か?)と逆ギレしたのが政府与党サイド唯一の反撃。・・・かに見えたが、これも斉藤氏は「現政府は、その数字すら決めていない」とピシャリ。これには岡田外相、完全に沈黙。この答弁。ようするに政府首脳は「雇用や経済への影響?くわしく検討していない」「数字?・・・そんなものは決めてない」「あれはCOP15でリーダシップを示したくてよく考えず公表した」と露呈してしまった。完敗に近い判定負けを喫した形だ。私は国会中継でも注目を浴びている審議はネットでたまに見るが、政府与党のトップがここまで完膚無きまでにやられた様子は見た記憶がない。鳩山首相、菅副首相、岡田外相、小沢(鋭)環境相、福島瑞穂消費者相がまとめて無知・無策を晒し、前代未聞と言っていい。これを見て、本当に優秀な官僚が議員になると、ただの専業政治家なぞ相手にならない、とつくづく思った。■官僚は天下りではなく「天昇り」、ヤメ官を目指せ!斉藤氏のように官僚のポテンシャルは、正しい方向に使えば立派な公益になる。そこで、有能な官僚の皆さんに声を大にして言いたい。憂国の官僚は「ヤメ官」して議員を目指せ!なにも国会だけがヤメ官の舞台ではない。地方の首長でも、地方議員でもいい。もう天下りはやめて、これからは「天昇り」だ。ただし、もちろんその人が個人として「国益主義者」である場合に限る。なぜなら、官僚が優秀だとしても、国益主義者でなければ族議員化するおそれがあるからだ。不誠実な官僚が議員になったら、族議員となって狡猾に国富をかすめ取るだろう。ヤメ官は諸刃の剣だ。切れるだけに使い方を誤ると大けがをする。そこまで悪くなくても太田房江・元大阪府知事(経産省出身)のようにダメなヤメ官もたくさんいる。■有権者の「レベル」が日本の将来を決めるヤメ官(に限らず、政治家)を選ぶために大事なのは、第一に政治への関心、次に議員を見る目だろう。いまとなっては信じがたいことだが、この斉藤氏は2006年4月の千葉7区補欠選で民主党推薦の"元キャバ嬢・補導歴アリ"で話題になった太田和美氏(当時26歳)に負けている。原因は自民党内部の支援体制のまずさなど沢山あるが、一番大きかったのは、我々有権者が「いい政治家を選ぼう」という真剣味に欠けていたことではなかったか。その太田氏は、当選してから「ガソリン値下げ隊」に参加した程度。学業で人を差別する訳ではないが偏差値40以下だった太田氏は勉学する気がなかったか、頭が悪かったかだ。偏差値70以上の斉藤氏は目標があって努力したか、頭が良かったかだ。当時の公約にも違いがあった。肩書きもあって堅物に見える斉藤氏は、あくまで地に足のついた現実路線で国民生活の向上を切々と訴えた。若く美人で父から「会社を」貰っていた太田氏は、「負け組ゼロの社会」というお花畑公約を華やかに訴えた。それでも太田氏が勝ったのだから、有権者は「果たして、自分たちのための政治家を選んだのか?」と猛省すべきだろう。あなたの生活のこれからは「官僚だか議員だか、だれか偉い人が決めてくれること」ではなくて、有権者である自分が決めることだ。戦後日本の教育は、国民を穏和にしたが、一種の無気力にもした。誰かに追従することが、楽で、安全で、間違いがないと考える人が増えた。私の嫌いなジャーナリスト・森達也は「思考停止の時代」と言っていたが、この点には賛同する。ヤメ官に限らず候補者の質を見極め、彼らを自分たちのこれからのために上手に使えるかどうかは、結局、有権者のレベル・・・民度によって決まる。
2010/02/04
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不思議なことだが、いや当然なのかも知れぬが、人間は不条理を信ぜず、あくまで応報思想を信じたがる。 その点ではすべての人はまことに宗教的で、新興宗教の隆盛は当然であろう。 そのため常にどこかで「善因は善果を生み、悪因は悪果を生む」と信じたがり、そうならないのは、この世のどこかに「悪」があるからだと信じている。「社会が悪い」「世の中が悪い」「政治が悪い」「環境が悪い」「友人が悪い」等々、この「悪い」には際限がなく、世の中には「悪」が満ち満ちているらしい。 そしてこの言葉の背後にあるのは「しかし私は正しい」であろう。 この「正しい私」が、悪の誘惑によって転落した者を見たとき、「悪の誘惑に負けたのだから当然だ」と思う。そして何かの災難が「正しい私」にふりかかって来たときは、「社会の悪」の犠牲者だと思えばよい。 これも一つの逃げ道、「前世の因果」も「親の因果」もなくなったとき、人は「社会が悪い」に逃れる。 では「社会が悪い」も封じられた場合どうなるか。 それこそ逃げ場はなくなる。 そこで、「社会の悪」という「悪」を生存させねばならず、そうなると、その犠牲者にならぬためには、ひたすらその悪を避けて善行を積めとなる。そしてその善因の善果を得られぬ者は「社会の悪」というサタンの誘惑に陥ったことになる。 (山本七平 論評家・作家)〔余計な解説〕山本七平のいわんとするところは、因果応報(原因があって結果がある・仏教の考え方)という思想に固執する危険さだろう。リアルな日常に生きていれば明白なように、多くのことは偶然や個人の力の及ばぬ外圧に左右される不条理の世界である。タモリがTVで「不条理も理のうち」と言っていたのはまさに真理だ。ほとんどの人は、人知人力では如何ともしがたい不条理があること知り、それを呑み込んでそれでも生きてゆく勇気を身につけ、はじめて一人前の社会人となる。ところが、(因果)応報原理主義者は、自分の不幸について、常に原因(自分を苦しめる原因となっている悪)はなにか?と考える。その「なにか」が自省に向かう分にはまだ社会に害悪をなすことも少ないだろうが、彼らは常に「自分は正しい」と信じがちだ。(これが、仏教の因果応報思想と大きく異なる点)それは大きな人間的欠陥で、他人が不条理によって苛まれている時には冷酷になり、自分が苛まれる版になると「社会や環境が悪い」と責任を常に外に求める。つまり、彼らは不幸だが、不幸は自分の内心が造ることに気が付かない。だから、どこかに必ず原因=悪があると信じる。いや、悪がどこかにあってくれないと、彼らは自己破綻してしまう。ゆえに彼らは常に悪を・・・悪事を、陰謀を、犯人を必要とする。彼らの言動がリアリティを失いがちなのは、不条理も理というリアルを拒否しているためだ。自分の脳内にだけ存在する悪を憎み、常人には度し難い程、他者や社会に攻撃的なのはそういう理由なのだろう。思うに、反日・貶日といわれる人々の根本にあるのも、意外にこういった「自分は悪くない」という願望と自己暗示(×確信や信念ではない)のかもしれない。例えば、政治が悪いとき、常人は「私を含め有権者が間違った。反省して次は正しい行動をしよう」と考える。だが、反日・貶日は「あの時代の軍が悪い、天皇が悪い、国民が悪い」「いまの時代の政府はダメで、国民はバカだし過去の反省が足りない」と言うが、決してその国民の中に自分を含めることがないように見える。(言葉上はともかく、少なくとも真剣にそう考えている様子はなさそうである)応報思想、自善他悪思想は、反日・貶日の人々を読み解く1つのヒントかもしれない。
2010/02/01
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誰かを雇おうとするときには誠実さ、知力、実行力という三つの資質に注目すると良い。中でも一番重要なのは『誠実さ』である。なぜなら、不誠実な従業員を雇った場合、知力と実行力はあなたを窮地に陥れるからだ。(ウォーレン・バフェット 投資家・実業家)「史上最強の投資家 バフェットの教訓」より「誰か」「従業員」を「政治家」に置き換えて読むと興味深い。バフェットの教訓 \1575
2010/01/27
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☆まず、タイトルは記事の内容を強調したもので、ブックオフコーポレーションを非難したり貶めたりする意図ではないことをお断りしておきます。記事を読んでいただければ、私が浅慮ながらブックオフ(というより古本業界全般)の繁栄を願っていることをご理解いただけるかと思います。-------------○5万円の本、大手古本チェーン店で600円・・・一昨年だったか、部屋を整理していてたくさんの本が出てきたので、古本屋に売りに行くことにした。小説から雑誌まで50冊あまり、購入価格にして5万円以上はあったろう。まず、近所に新しくできた古本大手チェーン店にもってくと驚きのスピード査定と超低評価だった。査定時間はたった10分ほど、買い取り価格は600円足らずだった。経験上、数千円と踏んでいた私は、あまりに安い査定にも驚いたが、査定明細を見てさらに驚いた。なんと!!私の本は状態・価値や相場価格などお構いなしに、種類とサイズだけで査定されていたのだ!?たとえば新書・B6サイズなら全部10円、単行本マンガは全部5円という具合だった。さらに、古い本は「買取不能」となっていた。絶版になっているとはいえ、ヤフーやAmazonならプレミア価格で売れる本なのに・・だ。対応してくれた20代とおぼしき店員は「処分されるのなら引き取りますが・・・」という。タダで引き取って売るのは目に見えていた。その時、古本チェーンで最大の成功を収めているブックオフが、こういった「超簡易査定法」を作って、アルバイトにも古本の査定ができるようにし、日本最大手の古本屋になった理由が実感として分かる気がした。仕入れ(原価)が安く、販売価格がそれなりなら利益率は高くなる。-------------○小さな古本屋で600円→10,000円に買取額アップだが、ビジネスモデルに感心しても、買取価格があまりに安いのはもちろん面白くない。大手チェーン店を出て、段ボールいっぱいの本をまたトランクに載せ、町の小さな古本屋に持っていった。店主のお爺さんは「数が多いからちょっとお時間を頂きます。よかったら、お電話しますから後日いらしても・・」と言った。私が「いや本も見たいので」というと「では、立ち読みでもして待っていて下さい」と言って、本を一冊一冊めくりながら丁寧に査定を始めた。私はお目当ての小説を探しながら、こんな小さな店なのに、先ほどの大手チェーン店と同じ本(その時は海堂尊や伊坂幸太郎の本が目に付いた)の値段が安いことが不思議だった。あと、比較的最近の本やベストセラーに混じって、レアな本、古い本などが多いことが大手チェーンと違うと感じた。30分ほどしただろうか、店主が私を呼んだ。「珍しい本もあって、本当はもうちょっと頑張りたいのだけど、不景気なのでこの値段でお願いできませんか?」お爺さんから申し訳なさそうに提示された価格は10,000円を少し超えていた。先ほど「買取不能」とされたレア本には500円の値段がついていた。その他、稀少で状態のよい本ほど高値がついていたのが、買取価格を押し上げたようだった。(私は昔買った本でもブックカバーをあまり外さず、本棚でも日焼けしない)同じ本を持っていって、600円から10,000円にアップなのだから、断る理由はない。快く本を売って、そのお金で、新しく数冊の古本を買って帰った。-------------○良心的な古本屋が一軒、また一軒・・この経験の後、私はつくづく思った。「二束三文の本はチェーン店に、価値のある本は古本屋に持っていこう」と。その後も、マンガや中古で買った安い本はまとめてチェーン店に「捨てに」行き、ハードカバーや状態がいい本は古本屋に持っていった。幸い、大手、個人店どちらも近所にあるので、私は随分得な売買をできたと思う。余談ながら、Amazonで本を売るということもやった。これは、それなりに高値で売れるのだが、毎日PCを開いているわけではないので、注文メールに気付くのが遅くなり、相手に迷惑をかけたことがあり止めてしまった。さて、私の本を高値で買い取ってくれた古本屋が、去年いっぱいで閉店した。本の価値をよく分かり、マンガも大衆誌もハードカバーも、的確に査定してくれる店だった。買うにしても大手チェーン店より安く、読み終わって手元に置いておくつもりが無ければ、売値の1/3~1/5の価格で再買取してくれる、有り難い存在だった。店主がご高齢だからという理由だったが、稼業を引き継ぐ人がいなかったのか?なんにしても、とても残念だ。-------------○古本の価値がどんどん下がっている?さて、私がこの記事を書こうと思ったきっかけは「書店数が10年で29%割減少、県によっては半減」「本の販売、2兆円割れ確実。20年前の水準に」という報道(ともに朝日新聞)を知ったからだ。原因は活字離れ、週刊誌など雑誌の不振、Amazonなどネット書店の台頭、大型店舗への集約化などいろいろ指摘されている。これは通常書店の話で、古本屋の場合はまた少し事情が違うが、好ましいことではない。古本屋については(個人的な推測の域を出ないが)「古本市場のデフレ化」が進んでいる気がするのだ。デフレとはいうまでもなくモノの価値が下がることだ。実感として、ここ数年、古本の買取、販売価格とも下がり、体力のない町の古本屋さんがバタバタと倒れている。そればかりか、快進撃の出店を続けてきた大手チェーン店も、古本デフレに苦戦を強いられている様子だ。古本最大手チェーンのブックオフコーポレーション(3313.t)の売上高は、ここ10年間まったくの右肩上がりで2002年246億円から2009年605億円に倍増している。しかし、ブックオフが全国展開を加速する中、純利益は近6年、10億円前後でうろうろしている。つまり「売上は上がったが、いっこうに儲かってない」のだ。(私はいまのブックオフの株はとてもじゃないが買えない・・)-------------○古本業界も読者もみんな損する「古本デフレ」そこで元の話に戻る。古本業界の不振原因はいろいろあろうが、私は一つに古本の価値が下がった・・・デフレ化しているのが原因だと思う。私の想像話を、本に限定して、シンプルに言えばこうだ1.大手チェーン店が古本相場を下げる(買取価格、販売価格ともに下げる) ↓2.これまで高値買取してきた古本屋が経営難、倒産 ↓3.大手チェーン店に古本が集まる、買取価格さらに下がる ↓4.古本の買取で、新しい本を購入していた消費者の財布が寂しくなる ↓5.消費者が新刊、古本ともに購入しなくなる ↓6.大手チェーン店はさらに販売価格を下げる、利益を出すために買取価格も下げる ↓ 1に戻るまるで、古本のデフレスパイラルのような格好だ。この古本デフレが終わらず、古本相場が下がったままだと、体力のない町の古本屋はバタバタ倒れ、大手チェーン店も自ら首を絞めるごとく大手同士の削り合いで苦しくなる悪循環だろう。しかし、逆風の中でも、地域の人に信頼され、適正価格の買取で頑張っている町の古本屋さんがまだ残っている。私は、こういった「町の古本屋さん」が業界も消費者も苦しめる古本デフレ打開の鍵を握ると思う。-------------○賢明な消費者が古本デフレを止める古本デフレは手持ちの本の価値も下げる。それは、あなたの資産価値が下がるということだ。当然だが、古本デフレで、古本を多少安く買うことができても、高く売ることができなければ、トータルで損をしている。・街の本屋で本を500円で売り、400円の古本を買えば+100円。 さらにその本を200円で売れば+300円。・大手チェーン店で本を50円で売り、400円の古本を買えば-350円 さらにその本を50円で売ると-400円。同じように本を売り買いしているのに、方やプラス、方や大幅マイナス。同じ古本屋でも随分な差がつく。これが現実だ。なのに、私たちがこういった当たり前の「損」に無頓着になってしまうのは、本を買う→売るの間に時間的ギャップがあるため、なかなか大損に気付きにくいからだろう。これを打開する根本的解決策は一つしかない。自他ともに得をする「賢明な消費行動」だ。本を読む人が、賢明な消費行動「高く売って、そこそこの値段で買う」を繰り返せばよい。大手チェーン店より町の古本屋さんの方が高いというイメージを持つ人も多いが、経験上そんなことはない、だいたい同じ値段だ。大手チェーン店の数倍、場合によっては10倍以上の値段で買い取ってもらい、別の古本を買えばいい。古本屋さんも儲かる、あなたはもっと儲かる。つまり、「本を売るならブックオフ」に恨みはないが、CMをもじって言えば「本を売るなら町の古本屋」「本を捨てるならブックオフ」ということだ。要するに、クズ本は一律査定の大手チェーンに、価値ある本は適正査定の町の古本屋さんに持ってゆく。結果的に、大手チェーン店は雑誌などの他、CD、DVD、ゲームソフトなども手がけ、量で商売するだろう。町の古本屋さんは、買取査定の強みを発揮し、大手には集まらない良書・レア本を集めて質で商売するだろう。このような棲み分けが作られ、さらに大手チェーンと町の本屋さんが穏便にけん制しあい、消費者は漁夫の利でお得な売り買いをする。(繰り返すが、大手チェーンでも個人店でも古本の値段は似たり寄ったりだ)これが、消費者にとって最も理想的ではないだろうか?本の適正価格が形成され、買値、売値の削り合いが終われば、古本デフレが終わり町の古本屋さんも大手チェーン店も業績が回復するだろう。もちろん、こんな単純な話で古本デフレが終わるとは思えないが、小さくない一石を投じることにはなるのではないだろうか。そして、それは巡り巡って人々の読書人生を充実したものにするだろう。全国古書籍商組合連合会古本店仲間古本店- Yahoo!電話帳
2010/01/26
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2ちゃんねるで韓国がまだ順調な経済発展を続けている(と思われていた)頃に、09年の韓国危機を予測した伝説の2ちゃんねらー・三橋貴明氏が、2010年参院選に立候補する。-----------MSN産経ニュース「猪口氏らを追加公認」 (2010.1.22) 自民党は22日、夏の参院選で、千葉選挙区(改選数3)に前衆院議員の猪口邦子元少子化担当相(57)、比例代表に元衆院議員の柴野多伊三氏(58)、作家で経済評論家の三橋貴明氏(40)=いずれも新人=など7人の公認を決めた。自民党の公認候補は選挙区32人、比例代表19人の計51人になった。3氏を除く公認候補は次の通り。(敬称略) 選挙区=宮城 熊谷大(新)▽福井 山崎正昭(現)▽愛知 藤川政人(新)、比例代表=赤石清美(新)-----------三橋氏ブログ 「新世紀のビッグブラザーへ」 ・「今日から」(2009.8.31)・「祭りの始まり 『ルビコンを渡れ!』」(2010.1.22)三橋氏ブログから引用「外国人参政権や人権侵害救済法など、日本の伝統や文化を破壊する法案には心底から反対。この種の法案の危険性を、日本国民に知らせようとしないメディアを許せない」「三橋貴明は2010年の参院選に出馬することを決心しました。但し、条件を一つ付けました。それは、非拘束名簿式(※)で全国から投票できる形での立候補が不可能な場合は、取り止めるというものです。なぜ「非拘束名簿方式」でなければならないのかといえば、それ以外に「全国の人に三橋貴明と名前を書いてもらう」手段がないためです」※ 非拘束名簿方式・・・政党名の変わりに、候補者の名前で投票できる方式。この方式であれば、従来の各党が決めた名簿上位議員(古参議員など必ずしも国民の信頼を得られていない者が多い)ではなく、有権者が選んだ候補者に票が入るため、望む候補者を当選させやすくなる。要するに、有権者が自分の支援する候補者を、より確実に当選させることができるシステム。参議院の"参議"とは、もともと貴族以外の士族・平民がなる官吏の役職名。旧・貴族院の生まれ変わりである衆議院より「国民代表の国会」の色が強いのもそのため。ネット社会というものがあるのならば、三橋貴明氏はまさにネット社会の「代表」だろう。私は今日(1/25)三橋氏ブログの「祭りの始まり 『ルビコンを渡れ!』」(2010.1.22)のコメント欄にこう書いた。-----------1045 ■「三橋貴明」という四文字の意義主義主張の根幹の部分でここまで共感できる候補者は他にいなかった。「三橋貴明」と書くことの意義は大きいと思う。有権者が、どのような意思をもっているかを自分に限りなく近いダブル(分身・代弁者)を指名することで、国政に投影することが可能になるからである。マスメディアは三橋貴明がいかに巨大な票を獲得したかを報じないかもしれない。報じないことが彼らの「言論操作」の一手段だから。だが、インターネットはありのままを報じる。貴ブログでも拙ブログでも報じる。大衆は知る、三橋貴明の勝利を。国政参加という言葉の意味を。旧態メディアが息絶え絶えであることを。眞鍋かとり 2010-01-25 01:56:16 -----------読み返すと、いささか入れ込みが過ぎるが、偽らざる本音である。民主党議員でもなく、自民党議員でもなく、「自分が選んだ議員」に投票しよう。自分と意見を同じくする分身を国会に送り込むのだ。そして、国民の方を向いていない政治家達の首をこっち向きに捻ってあげよう。非拘束GJ! これぞ国政参加!政治不信と言われて久しい。「三橋貴明」の得票数次第によっては、選挙の歴史が、政治が今年の夏に変わる。投票しようと思える議員がいることは、代表民主制をとっている国家においては、つくづく幸せなことだと思う。さあ、投票に行こう!
2010/01/25
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虚しい希望抱いた植民地・朝鮮[中央日報 2010.01.18 ]※赤字は筆者による要約1919年1月18日、第一次世界大戦で勝利した連合国の陣営は、敗戦した同盟国への講和条件を話し合うためパリ講和会議を開いた。 特に当時のウィルソン米大統領は、1917年、十月革命でロシアに社会主義体制がスタートすると、翌年1月、大戦の終結に向けた「14カ条の原則」を主張し、民主主義の陣営を自ら主導しはじめた。14カ条に含まれた「民族自決の原則」は、弱小民族と帝国主義陣営間の対立を世界革命の戦略に利用しようとしたボリシェビキ政権の民族自決権に取り組むためのものだった。 (第一次世界大戦後、民主主義・アメリカと社会主義・ロシアの対立が表面化し、アメリカは社会主義陣営に対抗するため「民族自決(独立)」を唱えはじめた)韓国はもちろん、植民地の諸民族が新たな強国に浮上する米大統領が宣言した民族自決を、独立の曙光(しょこう)がさしてくるものと受けとめた。しかし、ウィルソン大統領は植民地で利権を失うのを懸念する勝利国を慰めるため同条文についての立場を明らかにした。「自決権は、戦争の結果、国際的な考慮の対象となるドイツの植民地に適用される。民族を掲げ、不完全な諸国が講和会議に入場するのはよくない」。 これによって、大韓国人国民会(米国で結成された独立運動組織)の代表として同会議に出席しようとした李承晩(イ・スンマン)は、米政府がビザ(査証)の発給を拒否することにより出発すらできず、上海臨時政府の代表としてパリ入りした金奎植(キム・キュシク)も入場を断られた。 「朝鮮(チョソン 1392~1910)の問題はパリ講和会議の議題として上程すらできないだろう。列強のどの国もわざわざ朝鮮問題を取りあげて、日本の機嫌を損なうことはしないだろう」(「尹致昊日記」1919年1月18日)。その時、尹致昊(ユン・チホ)の予測通り、植民地・朝鮮の問題は検討の対象にもなり得なかった。 (朝鮮人は民族自決にあやかれると大きく期待したが、当のアメリカは独立は開明国に限ると明言し、朝鮮はそうでないと認識していた。実際、朝鮮代表は会議のテーブルにすら着けず、会議でも韓国のことは話題にもならなかった) 戦勝国の一員として講和会議に出席した日本の利益に直結する韓民族の自決は、与えるつもりもないものを、勝手にもらうつもりでいるのも同然だった。列強に独立を訴えた3.1運動(日本による植民支配時代の1919年3月1日、朝鮮全域に広がった独立運動)や1921年に米ワシントンで行われた軍縮会議が無為のものになってしまった後、民族主義の右派は帝国主義・日本と妥協し、経済と教育の分野で実力を養成すればいつか到来する国際情勢の変化により独立を得られるだろうと見通した。 (日本が戦勝国であることからも朝鮮独立が難しいのは当然だった。一連の運動が無駄に終わり、朝鮮が国際社会から独立国家としてふさわしくないと見られている事実を受け止めた民族主義の右派は、日本の力を利用していつか独立できるだけの国力をつけようとした)半面、社会主義の左派は、1919年8月、朝鮮の独立を保障した第2インターナショナル(社会主義者の国際組織)と、1920年、上海臨時政府に200万ルーブルの独立運動資金を約束した旧ソ連に希望を寄せた。1922年、1回目の極東人民代表者会議の出席者は、ワシントンの軍縮会議で西欧の列強が、朝鮮が求める独立に背を向けたことを猛烈に攻撃し、プロレタリア革命を夢見た。 (一方、社会主義の左派は朝鮮独立を約束した旧ソ連に期待し、革命を夢見た)冷戦崩壊以来、左派の夢が迷夢であるのは明らかになった。しかし、右派もその時、他国の力に頼って独立を獲得しようとした過ちを犯したのを否定できない。永遠な敵と同志がない「力の政治」が再び作動する現在。胸痛むかつての歴史が、恥部を映す鏡として迫る。 (冷戦が崩壊して振り返ってみると、旧ソ連に期待した左派は完全に間違っていた。しかし、一方で日本の力を借りて近代化しようとした右派も辛い歴史を作った) 慶熙(キョンヒ)大学学長・許東賢(ホ・ドンヒョン、韓国近現代史) -------------この記事を書いた許氏は、日韓併合を韓国政府見解どおり「過ち」「恥」としつつも、当時の朝鮮が未開の国※として国際社会から見られ、独立にふさわしくないと見られていたことを明らかにした。また、朝鮮(韓国)の右派が、日本の力を利用して国力をつけようと日韓併合の道を選んだことを、韓国三大新聞のひとつ「中央日報」で公にしたあたり韓国人であってもさすが「歴史学者」といえるだろう。"帝国主義の日本が嫌がる韓国を植民地にして、弾圧と搾取の限りを尽くした"・・・というのが韓国政府推奨のストーリなので、この「韓国による日本利用」という現実的な側面を書くことは、韓国内では勇気が要ることだったと思う。私も、せめて、当時の韓国の国内事情や韓国政府が併合を希求した・・・日本ではロシア驚異説・帝国主義の推進派と、韓国保護の負担・投資効果に否定的な反対派が対立していたが、韓国側の強い要望という大義名分で推進派が優位に立った・・・という併合の背景だけでも日韓が正しく認識できれば、悪化の一途を辿る日韓関係も多少は良好になるかもしれないと思う。※このころの朝鮮王朝(李氏朝鮮)は、明成皇后(閔妃)らによる腐敗政治によって疲弊し、民衆は貧困と飢餓を極めていた。また、王朝は奴隷制度を維持するなど、西欧諸国から見れば蛮国に写っても仕方がなかったのだろう。いまや、韓国民は韓国政府や韓国マスコミに当時の右派は単なる利権目的の「売国奴」と教えられている、のみならず当事者とその子孫を事後法で処罰すらしている。法治主義では禁中の禁である事後法で処罰とは、、、なんという「現代民主国家」だ・・・[解説]※明成(ミョンソン)皇后=いわゆる閔妃(ビンピ、ミンピ)とは・・・「朝鮮の西太后」あるいは「アジアのマリー・アントワネット」と評される李氏朝鮮末期の実権者。国王・高宗の妃であるが、国王が政治に無関心で恐妻家であったため、閔妃みずから没落していた自らの家系「閔氏再興」を掲げ、縁故者を重役に登用し王朝を私物化した。閔妃に登用された役人たちは民衆を圧迫。重税による搾取の限りを付くし、刃向かう者には濡れ衣を着せて処罰、保釈金をせしめるなど、朝鮮は「百姓は冤罪に泣き、誅求に苦しみ、怨嗟の声八道に満つ(閔妃側近の手記)」という有様になった。また、閔妃は自らの権益を守るために恐怖政治の手段を用い、腐敗政治の改革を試みた金玉均を八つ裂きにし、彼をかくまった日本公使館に火を放ち多数の日本人を焼き殺すなど、残虐な粛正を繰り返し「朝鮮の西太后」と例えられることもある。さらに、人民を貧困飢餓を陥れる一方、自らは豪奢な生活や寺院への寄付で湯水のように金を浪費し、国家財政を破たん寸前にまで追いつめ、民衆の怒りを買ったあたりはマリー・アントワネットと類似する。1895年、腐敗政治打倒と朝鮮の民主改革を目指した禹範善らによって暗殺される。(乙末事変・王城事変)。享年44歳。韓国などでは、乙末事変を閔妃打倒を計画していた日本の三浦公使が主導したという説があるが、これらを裏付ける事実はなく、三浦語録などを根拠にした憶測の域を出ず、三浦の関与の程度は不明である。当時、日本を含めて閔妃打倒を目指していた勢力は多々あったが、様々な資料から、乙末事変は、政権を閔妃から取り戻そうとした国王の実父・大院君(タイインクン)が主首であることが明らかになっている。ところがNHK「坂の上の雲(司馬遼太郎・原作)」2009.12.20放送「留学生」の中で「朝鮮で大事件が起こった。王妃・閔妃が、三浦梧楼公使率いる日本人たちによって暗殺されたのである」と原作にはないナレーションを挿入したばかりか、「日本人が」殺害したとでっち上げたため、「JAPANデビュー」に続くねつ造報道と、変わらない偏向報道に批判が再燃した。(HNK坂の上の雲ねつ造事件)この事件に、大院君の度重なる強い要請を受けた日本人が参加したことは確かだが、日本は国際社会からの視線に恐怖していた時代でもあり、日本人の方針は「閔妃更迭(→失脚)」であった。閔妃殺害の実行犯については、現場が騒然としていたため、今となっては確実なことが分からない。なにせ、当時の乙末事変に参加した朝鮮兵の中でも「閔妃を殺したのは自分だ!」と自慢する者が「複数」いたというぐらいだから、朝鮮人の怨念が分かる。しかし、殺害現場に居合わせた閔妃の世子である皇太子・純宗(当時反日側)の兄弟が「私の部下、禹範善が殺害した」と証言しており、のちに禹範善を暗殺して報復を遂げた。さらに、王宮にいたロシア人(当時日本と対立)も「朝鮮兵が閔妃を殺害した」と本国に報告するなど、乙末事変は詳細不明であるものの、ほぼ公式に首謀は大院君(自認)、実行犯は禹範善(自供)とされている。なお、大院君に荷担した日本人は、当時、閔妃圧政に苦しむ朝鮮全土から歓迎され、大院君などは謝礼金と感謝状すら出した。しかし、欧米では日本と対立していたロシアが「日本人が王妃を殺害」と吹聴し、そのままNYヘラルドなどで「QUEEN KILLED BY JAPANESE.」と報道された。日本政府は現地のクーデターに日本人が関わっていたことに激怒。関係者を裁判にかけて処分しようとしたが、協力日本人に感謝する大院君以下、朝鮮側の操作妨害によって証拠が集まらず、三浦らは証拠不十分で釈放となった。一方、朝鮮では自らが実行犯と名乗った朝鮮兵3名が死刑に処された。この3人が閔妃を直接殺傷したということでこの事件は決着したが、三浦(事件現場に居なかった)は「彼らは(犯人ではなく)日本人が疑われないよう、命がけで庇ってくれたのだ。彼らこそ義士だ」と解釈して獄中に泣いた。ちなみに、韓国では閔妃を「日本の侵略に抵抗し、日本人によって殺害された悲劇の皇后」と教えているが、もちろんこれは実在しない檀君(ダンクン)物語と同じ韓国内だけの閔妃評で、世界の歴史観はまったく異なる。一人の人命が失われた大事ではあるが、歴史という観点からすれば、少なくとも当時の李王族や朝鮮人が閔妃の死を望んだのは間違いない。(参考:獄長日記「閔妃殺害事件史料(1)~(4)」 きままに歴史資料館「日露戦争前夜の日本と朝鮮(2)」
2010/01/22
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アカデミー賞を総なめにするのでは?「タイタニック」を超えるのでは?と話題の映画・アバター3D映画はこれまでも何度か観たので特に期待はしていなかったが、見終わってこれだけは言える。 いま日本人はアバターを絶対見るべき!それも3Dで!アバターを「アメリカ版もののけ姫」と評していた映画評論家もいたが、たしかにそういう面もあるけど、この映画は3Dの生々しさで観ることに意義がある。J・キャメロン監督の秘めたメッセージもつたわってくる。それとは別に監督が意図したかどうかは分からないが、今の日本人なら映画を観て痛切に感じ、考えてしまう内容が3Dで強く伝わってくる。アバターは2D版やDVDではなく3Dで観てください。吹き替えは構わないと思いますが、3Dでなければ意味がありません! 「アバター」公式サイト 余談だが、中国共産党はアバター上映を禁止するそうだが、自国映画保護だけが目的だろうか?映画を観た今は、中共がアバターを警戒する真の理由は・・・
2010/01/20
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白樺ガス田の主権強調・・中国外相中国外務省は19日までに、ヤン・チエチー(楊潔●[●=竹カンムリに褫のつくり])外相が17日に行った岡田克也外相との会談で、東シナ海の日中中間線近くで中国が単独開発しているガス田「白樺」(中国名・春暁)について、「中国が主権を有している」と強調したことを明らかにした。会談で岡田氏は、白樺ガス田について「(共同開発の)合意に反することがあれば、日本側としてしかるべき措置を取る」と伝えている。楊氏は「日本は中国の関係法に基づき出資、開発協力に参加できるが、共同開発とは本質的に区別される」とも述べ、日本側の姿勢に反発した形だ。 2010.1.19 時事通信------------要するに「ガス田と天然ガスは中国のもの。日本はカネだけだせ。でもガスはやらん」と言っているわけだ。さらに、現在の国際法(国連海洋法条約)では、ガス田の大部分が両国の排他的経済水域内にあるのだが、中国は(現在使用されていない)40年前の国際法を持ち出して「ここは中国領海」と強弁する。日本が国際司法で解決しようと何度も打診しているが絶対に応じない。鳩山首相の思惑は完全に外れ、中国は日本を「対等な国」「お友達」とは見ていないことが明確だ。これはエネルギーという国益問題と領海という国防問題をはらんだ実に重大な問題で、今後の日中関係にも影響を及ぼすことは疑いない。すでに対外石油依存度が50%を上回った中国は絶対に東シナ海ガス田を譲らない。しかし、対外石油依存度がほぼ100%かつCO2削減25%という苦境の日本も、クリーンエネルギーである天然ガスを譲るわけにはいかない。岡田外相は玉石混淆の民主党にあって、気が強く芯のしっかりした人間だと思う。外相として、あらゆる手段を講じて、なんとしてもこの問題を解決しなければならない。「日本は専制国家中国を選ぶのか?民主国家アメリカを選ぶのか?」とすら言い始めたアメリカさらに「中国は貧困を輸出する」と対中関係が悪化しているEU常に中国の軍事脅威にさらされているインドをはじめとした(真の)東アジア諸国あらゆる国と連携をとり、外交手段の限りを尽くして問題解決に当たって欲しい。外務省や防衛省をはじめとした官僚も全力を尽くしてほしい。この亡国の危機こそ「いざ鎌倉」国家公務員・・・官僚とは国益のために存在するという存在価値を存分に発揮して欲しい。そうすれば国民も官僚の真の実力をきっと見直すだろう。私が岡田外相や官僚よりはるかに心配なのは鳩山首相だ。村山首相、河野官房長官・・・日本のトップが自ら日本の国益を損ない、未来に悪影響を残した例は数限りない。「政治家なんて信用できない!」と政治に無関心な人は、自分の過去・現在・未来に関心がないのと同じだ。国民(特に鳩山民主党を支持した人)は、鳩山首相が「中国の官僚」か?「日本の首相」か?しっかり見極める必要があるだろう。ところで、asahi.comでは「中国が東シナ海ガス田の主権を明言した」という記事が見あたらないのだが・・・☆おすすめ☆謝罪を越えて ~新しい中日関係に向けて~ \550[書評] 日本と中国は、過去にこだわりすぎて、お互い憎しみあうことから脱却すべきだ。輝ける将来を見据えて、中日経済の協力関係を構築する必要がある。―本書が発表されるや、中国では大論争が巻き起こった。人民日報元高級評論委員による勇気ある「正論」。
2010/01/19
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自民が外国人地方参政権付与に反対する議連の活動を再開へ 自民党の国会議員有志が外国人地方参政権付与に反対する議員連盟を20日に復活させることが18日、わかった。鳩山政権が通常国会で永住外国人に対する地方参政権(選挙権)付与法案の成立を目指しているため、自民党内で法案反対の運動を展開していくのが目的だ。MSN産経ニュース (2010.1.18)外国人参政権へあまり興味がない、支持でも不支持でもないという人はこの法案が世界でいかに稀少で、さらに民主党案が稀少なだけでなく奇異だということを知って欲しい。●外国人参政権の大義名分とは?知識層と言われる人は真顔で「外国人参政権が日本を救う」などという。だが、民主党が外国人参政権を国会提出する大義名分は「外人さんだって税金を納めてるんだから参政権も認めてあげよう」ということではない。日本では参政権に納税・所得制限はない。生活保護者でも参政権が保障されている。だからといって、もちろん「人権が・・・」という話でもない。参政権という権利は、人権に付与される自然権利ではなく、憲法によって国民に付与される特別権利(特権)だからだ。人権と特権を混同するのは、実に根本的な間違いだが、巷ではこれが流行っている・・・多少は頭のいい人々がいう「日本列島は日本国民だけのものではなく、日本に住むすべての人のものである」「日本列島は日本国民だけのものという考え方は外国人差別にあたる」という実に心の広い話でもない。・・・・だいたい、根本的に「日本列島」という"土地"ではなく「日本国」という"国家"が"国民主権"であるのだから(憲法参照)、この考え方は足下概念からして間違っている。どれぐらい間違っているかというと、「日本の土地不動産を所有している外国人は、無条件で参政権を持つはずだ」という珍妙な理屈を思い浮かべるとよいだろう。・・・・そうではなく、民主党が「韓国から要請があったから」と正直に認めながら、それだけでは格好がつかないので表向きの大義名分としているのは「日本は人道主義国家であると世界にアピールしましょう!」ということが最も大きな一つだ。社民党、共産党をはじめ、各党の推進派議員の拠り所がこれだ。具体的には日本が1979年に批准した「国際人権規約」の「市民的及び政治的権利に関する国際規約」(自由権規約、国際人権B規約)の第25条(政治に参与する自由)を具体化しましょうと言っているのだ。-----------------------国際人権B規約第25条(政治に参与する自由)すべての市民は、第2条(権利と自由の保障および差別の禁止)に規定するいかなる差別もなく、かつ、不合理な制限なしに、次のことを行う権利及び機会を有する。(a) 直接に、又は自由に選んだ代表者を通じて、政治に参与すること。(b) 普通かつ平等の選挙権に基づき秘密投票により行われ、選挙人の意思の自由な表明を保障する真正な定期的選挙において、投票し及び選挙されること。(c) 一般的な平等条件の下で自国の公務に携わること。-----------------------●外国人参政権は国際的に超レアな法律ところが、国際人権規約に基づいて参政権を付与してもなんの国際アピールにもならない。どころか「日本はクレージーだ」と思われるだけだろう。国際人権規約については、一部批准とか保留とかあってややこしいのだが、要するにこの国際人権B規約は、国連加盟国192カ国中164カ国が批准している(2009年)。まじめな日本人は「批准したのだから守るべき」と思ってしまうが、この手の「規約」というのはそもそも「こういう世界になれたらいいね」という程度のものである。批准も「ウチの国もそう思うよ」「まぁ大筋ではいいんじゃない」ぐらいの意味しかない。要するに、規約のどの部分を採用し、アレンジし、自国の法に取り入れる入れないかはそれぞれの国で考えてやってね、という規約である。ちなみに、国際人権規約の中では死刑の廃止がうたわれているように、なにも参政権だけをことさら取り上げることでもないのだ。実際、地方自治における外国人参政権を認めている国は条約批准国164カ国に対してわずか38カ国だ。その38カ国のうち、25カ国がEU加盟国、英連邦諸国と関係国という事実上の共同体で、ほかも隣接国同士で参政権を認めている例がほとんど。さらに、民主党が提出する「国籍を限定せず参政権を付与する」国は条約批准国164カ国に対してわずか24カ国だ。一見人権にうるさく、死刑も廃止しているこれら批准国164カ国が外国人参政権に慎重なのは、正常な政治感覚があれば矛盾でもなんでもなく当然といえよう。いうまでもなく、国民以外にいかなる参政権を与えることも、内政干渉のチャンスを与えることだからだ。実際にオランダの悲劇という実例がある。(イスラム自治区を作られ、政治が及ばない、傍若無人の限りをつくされている)世界は地方、国政に関係なく、外国人参政権の付与というものは実に慎重に取り扱わなくてはならないことを知っている。一方、後述の韓国との参政権格差も含め、日本は国際社会から見て、実に奇妙なことをしようとしている。これでは人道アピールもあったものではない。死刑を残して、参政権を付与するなど、よほど変な国家だと思われるだけだろう。↑クリックすると動画が見られます●日韓の参政権格差1万倍はなぜスルーされる?民主党、社民党、共産党議員の中には韓国との「相互権利」を言う向きもある。確かにEU諸国の間では相互権利的にに参政権を認めている場合がある。EUは全体で一つの政治経済ブロックなのだからそれは分かる。では「韓国政府サイド、在日の方々からも要求が非常に高まってきている(小沢一郎)」という韓国の外国人(日本人)に対する参政権の付与状況はどうだろう?韓国は永住権獲得者に「国籍を限定せず」参政権を付与しているが「永住権の条件が非常に厳しい」具体的には・・・12年以上滞在 または 200万ドル(2億円前後)以上の投資を韓国にしていることかつ韓国で年収6万4千ドル(単純計算すると年収600~700万円だが、日韓で約4倍の所得格差があるので、厳密に換算すると少なくとも年収2千万円以上の超富裕層)が条件だ。年収6万4千ドルということは30年で192万ドル。個人の納税額と経済活動で国に貢献した額(個人経済効果)を合わせると、だいたい収入とトントンになるという古典的経済理論を考えると、韓国の永住権の条件は実にはっきりしている。つまり、韓国の永住権が欲しければ2億円出せ!と言っているのだ。韓国では上記のような厳しい制限によって日本人の永住権取得者は約50人、実際参政権を持つのはたった10人余という。ひるがえって日本の永住権許可条件は非常に緩く、要するに「悪いことせず、日本に10年以上住んでいればよい」というだけだ。この日本基準のゆるすぎる永住権許可であれば、永住在国人の98%を占める在日朝鮮系人40~50万人がすぐに永住権と参政権を取得できる。しかも、韓国と違って高額納税者どころか、在日朝鮮人のうち2万3千人(厚労省報告)が生活保護を受けて逆に税金を消費している始末。つまり、経済格差、住みやすさ、治安の良さ、外国人差別、そして永住権許可条件が合わさって、日韓では実質1万倍の参政権格差があって「相互」などといえたものではない。相互を言うのであれば、この巨大な格差をスルーするわけには行かないだろう。だが、この点に言及してなお参政権の是をいう議員を寡聞にして知らない。おそらく、日本では所得制限なしで参政権が得られるため、韓国と条件を揃えると、永住権に所得制限が生じてしまい、それが参政権と必ずリンクしてしまうのが不味いという考えなのだろう。●大義名分の裏には議員のホンネが・・社民党、共産党、公明党のほとんどの議員が、こうした現実を踏まえてなお外国人参政権推進派である。一方、民主党の中では松原仁など慎重派が少なくない。もともと民主党は自民党をはじめいろんな政党を抜けた議員の大所帯だから、小政党とは違って内部でも意見の対立があるのだ。それでも小沢一郎幹事長は「民主党議員は外国人参政権に反対でも賛成するのが普通だ」と言った。参政権以前にこれは決して許し難い、政治家として二重の国民背信だ。まず、議員一人一人の主義主張を無視することになり、その議員に投票した国民への意思を無視している。次に、外国人参政権に諸外国が慎重なのは「内政干渉」の可能性が高く、国民の利益が脅かされかねないからだが、その可能性や議論を国民に示さず強行採決だと言っている。議論なき強行採決は全て悪質だが、曲がりなりにも国家財政を立て直そうとした消費税導入とは比較にならないほどの悪質だ。小沢一郎は悪党中の悪党だと私は思うが、一方で狡猾さもずば抜けている。有能だと思う。それほどの政治家が、なぜこうまで強硬に出るのか?小沢ほどではない2流の政治家でも「内政干渉」という言葉ぐらいは知っているだろうに、なぜ積極推進に出るのか?まず、疑うべきは韓国をはじめとした特亜3国がらみの利権があるが、これは他のブログに詳しいので譲る。小政党で特亜3国がらみの利権に直接ありつけない議員にも「外国人参政権の推進派」のメリットはある。たとえば、社民党、日本共産党は(意外にまともなことも言うのだが)、ベースが社会主義、共産主義、なにより売国奴的な政党であるとして国民から支持されていない。そこで現在50万人・・・年々増加する在日中国人を加えて将来100万におよぶという・・・外国人の大票田は魅力だろう。これに自治労など、世論の逆風にあっている組合系を政治的に支援して加えれば(自治労は民主党の大票田。同時に外国人参政権について積極推進の立場)、いかに落ちぶれ政党とはいえ当選の目がある。このように、外国人参政権は「選挙対策」というキーワードを通すとまた違った面が見えてくるかもしれない。そして有権者は選挙対策の政策に惑わされると、国をボロボロにされるということを、旧社民党から、自民党から、そして民主党からさんざん学んだのだから、そろそろ賢明にふるまうべきだろう。
2010/01/18
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「なにも考えていない(鳩山)首相を悪いことばかり考えている(小沢)幹事長が動かしている党」「政治を信頼していない割には政治をぜんぜん知らない人が投票している党」友人の民主党評。実に的確。小沢一郎虚飾の支配者小沢一郎嫌われる伝説民主党政権がもたらす日本の危機知らなきゃヤバイ!民主党ー新経済戦略の光と影民主党が日本経済を破壊する民主党政治の正体民主党ってこういうことだったのか会議民主党の正体民主党解剖民主党の闇民主党政権で日本経済が危ない!本当の理由
2010/01/16
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○左翼=反日、右翼=愛国か?私は、自分の国を愛するのは世界共通だと思う。だから、いろいろある国だけどオレは日本人だよ。日本に誇りを持っているよ、という人はよく分かる。だが、日本を貶める反日・貶日日本人が分からない。貶日〔へんにち〕:日本を貶めたり価値を損なうこと。左翼・右翼と大ざっぱにいえば、右左の考えというものは分かる。古典的にいえば左翼は改革派、右翼は保守派というだけの話で、フランス議会でそれぞれが左右の議席について論議したことに由来している。自由にものを見て、自分で考えることのできる個人が、典型的な左翼、右翼、あるいは中道ということはむしろ少ないだろう。「右翼」「左翼」とレッテル貼りをするのは実際のところまったく不毛だと思う。それだけに、反日日本人(左翼でない宗教サヨク)というのは実のところ全然分からない。一般にいわれるよう、左翼=反日ではないと思う。例えば日本を憎む帰化韓国人がいたとして(小沢一郎のような)、彼は反日ではあるが左翼ではない。そもそも、左翼というのは必ずしも国益を損なうことを目的としていないのだ。(結果として損なうことも多いだろうが・・)だが、反日(貶日・憎日)というのは、第一に日本国と日本人を攻撃することを目的としている。だから反日=左翼・革新的愛国=右翼・保守的この単純構図で物事を見ていると、誤解やズレが生じて、議論に支障が生じるかもしれない。○左翼と反日は違う反日は左翼の論理を悪用するから「反日=左翼」と思われがちだ。(困ったことにまともな左翼思想者も、反日に利用されていることを気付いていないようだ)左翼思想の中にも、より良い日本を考えての思想があるだろう。逆に、いわゆる右翼団体でも、皇居周辺で街宣車を走らせているような「右翼団体」は反日だ。なぜなら、彼らはわざと迷惑行為をやり、日本や天皇に嫌悪感を抱かせるのが目的だから。昔、皇居近くの役所に勤める友人と昼食をした後に、黒塗りの街宣車が皇居まで届きそうな大音量でがなり立てているのを見た。私が「あれじゃあ、どうしたって逆効果だろう・・」と苦笑まじりに皮肉ると、友人は私を見てあきれた顔をしたままバカにしたように言った。「当たり前だろ、それが狙いなんじゃないか」恥ずかしながら、そのときまで私は右翼団体が在日韓国人や華僑マネーの入ったヤクザら反日勢力によって動かされていることを知らなかった。本当の右翼団体(というか皇室擁護論者)は、雑誌に皇室についての論文を投稿したり、許可をとってビラ配りをしたり、国会議員と真面目に話し合ったりと、正常な政治活動をしている。このように右翼・左翼と、愛国・反日は区別して考えた方がいいと思うのだ。○反日日本人とは何者だろう?私は最近「反日日本人とは何者か?」とよく考える。民主党、社民党など政党、創価学会や日教組など、反日・貶日的性格の強い団体は「利権」というキーワードが絡むので分かる。具体的には、お金や特権が手に入る。例えば、日本人の自虐心や負い目を煽る記事を書く朝日新聞には、中国報道で利権が保障される、などのように。第二次大戦の前後、日本に出稼ぎにきて、現在4,50万人住み着いている在日朝鮮人、韓国の5000万韓国人の反日感情も分かる。隣国の日本が常に世界の先をゆくのに嫉妬するのは仕方ない。さらに、特亜3国は政治不信を逸らすために国家を挙げて反日キャンペーンを張っている。「共通の敵がいるときに団結力は最も強くなる」だ。ウソと本当をないまぜに教えられる憎日教育を受けた人々の反日感情は当然。だが、、、それでもなお反日・貶日「日本人」は分からない。生まれも育ちも生粋の日本人で、日本になんの悪いこともされず、反日団体からほめられることはあっても実利のある支援は得られない。「自分さえよければ」ならまだ人間臭くて分かる。しかし、彼らは自分のやっていることで、日本国の、日本人の価値を落とし、緩慢に日本人である自分の首を絞めているだけなのだ!?その点、左翼と呼ばれる人たちは反日とは違う。いわゆる左翼の自虐史観というものについても「日本が歴史を反省すれば、国際社会から見直され認められる」「悪いことは悪いと反省すれば、罪悪感や歴史の呪縛から解放される」という。彼らには(真実か現実的かはさておき)よりよい日本という概念がある。さらにいえば、中には「腹を切って詫び、潔い日本人を見せる」という崇高さすらあるかもしれない。(ただし、自分の腹を切るならサムライだが、他人に詰め腹を切らせるのは処刑人だ)まともな左翼の目的は「より良い日本(あるいは世界)」だ。 どんな方向からであっても、良い目的・・・未来、展望があるのならば、議論の価値がある。だが、反日日本人の目的はどうだろう。「日本をズタズタに切る」ことだ。その先・・・未来とか展望とかがない。これが左翼と反日との決定的違い。そして、結果は・・「日本と一緒に自分も死んじゃいました」だろう。・・・理解できない。いったい、彼らの心の中はいったいどうなっているのだろう???○反日日本人の「利益」とはなにか?唐突だが、私は個人がやることの背景は必ず「個人益」があると信じている。いい生活がしたいという俗な願いも個人益。この国をよい国にしたいという大きな願いも個人益。ともに己の満足を基準にするから「益」には違いない。では、反日日本人の個人益とは、反日日本人の満足とは何だろう?日本がダメになってしまうことだろうか?日本の子供達が満足な教育と生活を受けられず青年は職を得られず堕落し労働者は働いても働いても苦しく日本の企業が世界で没落してゆき逼迫した日本が、他国の支配を受けることだろうか?他国による支配といえば、反日日本人を中国・韓国あるいはアメリカの工作員と考えるのは簡単だ。だが、仮にそういった反日工作の結果だとしても数が多すぎる気がする。あまりにも日本に・・・日本人である多くの善良な人々、さらには日本人である自分に無関心・無知・無遠慮すぎる気がする。良識的な左翼の人々とちがって、彼らの日本攻撃の先は全然みえない。過去・現在の日本を責めて攻めて・・・それで終わりだ。先はない。彼らの主義、信条、思想すらみえない。それを聞いても答えてくれない。どうやら自分の意見がないらしい。いや、そもそも・・・もしかしたら、かれらが反日なのには、まともな主義、信条、思想というものがないのかもしれない。・彼らは、極端な左翼思想を展開するうちに、逆に思想にがんじがらめに囚われた人かもしれない・日本のシステムに順応できず、落ちこぼれ、嫌われ、軽んじられている人かもしれない。・自分の不遇や不幸をどこかに責任転嫁したく、日本そのもの憎む人かもしれない。・反日的なことを言っていたら、左翼や反日の人間から褒められたことが嬉しくて反日を続けている人かもしれない。・ネットにしか居場所がなく、反日言論で一部の人に褒められることを生き甲斐にしている人かもしれない。これらの反日日本人の動機はネットで指摘されることではある。が、あまりに幼稚で刹那的すぎて私などは「いったい、それだけでああいったエネルギーの要る反日活動ができるのか?」と疑問に思ってしまう。日本人って・・・内心の自由が保障されてて、ネットで自由に情報を得られて、議論もできて・・・もうちょっとまともじゃないのだろうか?そんな低次元の人間がこんなに多いだろうか?そう考えると、一応、反日日本人を説明できるこういった動機にも「?」マークをつけたくなるのだ。(これは、単に私が人間の善良を信じたくて、現実を受け入れ難いだけなのかもしれないが)これが常識だとすると「左翼か?反日か?」ということに加え「反日か?愚者か?」ということも考えなくてはならないことになる。いったい、反日日本人とは何者で、何が目的(満足、個人益)なのだろう?この記事をご覧の方で、ご意見、またはいいHPや本があったら教えてください。いま、私は真剣に反日日本人の本音を知りたいのです。サヨクの心理
2010/01/11
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●お年玉くじも外れた書き損じハガキは・・・年賀状がインクジェット式中心になってからずいぶん書き損じ(プリントミス)も増えてきた。宛名を間違おうが、賀状面が汚れていようが、投函する前ならば年賀状・葉書は同価の切手に交換できるが、ちょっとした募金活動に使うのもよくないだろうか。各種団体に寄贈されたミスプリ葉書は、切手になって通信費に使われたり、切手をさらに換金して財源となったり、各種団体の活動源となる。もっとも、年賀はがきはお年玉くじのチェックはわすれずに!●書き損じハガキを送るときの小ワザ寄贈には封筒が一枚あればいい。「切手はいらないのか?」という疑問もあるだろうが不要だ。なぜなら、葉書の「50円」の部分がそのまま切手になるからだ。つまり、葉書の額面部分を切り取って封筒に貼り付ければ切手と同じ扱いになる。具体的にはこのような感じ。郵便配達には何の問題もない。インクジェット紙はがき1枚の重さは、印刷していなければ約2.5g。宛名面、賀状面にフルカラー印刷していれば5g弱。これを普通の封筒に入れるのであれば「定型」扱いなので25g(5枚)まで 80円 50g(10枚)まで 90円 大きめの封筒に大量に入れるのであれば「定形外」扱いなので50g(10枚)まで 120円 100g(20枚)まで 140円 150g(30枚)まで 200円 250g(50枚)まで 240円 となる。●書き損じはがきをどこに寄贈するか?書き損じはがきを求めている団体はたくさんあるが、決算報告も出していないようなお金の流れが不透明な団体も少なくない。HPなどを見て安心でき、決算書、年次報告書をしっかり公開している団体に送るといい。広告塔(有名人)のインタビューは載っているが、お金のことが書いてない団体は怪しいと思って良い。●日本盲導犬協会を応援する理由 ~盲導犬が誤解されている?!~私は毎年日本盲導犬協会に贈っている。私が日本盲導犬協会に贈る理由は、視覚障害に関心があることが最も大きい。だが、その他にも、次のような理由がある。1. 財務の透明性が高い。・・・年次報告書がしっかりしている。有象無象の"有名人"が支援している団体は多いが、H21年4月に皇太子夫妻が見学されたのはかなり厳しい審査をクリアしている証拠。2. 盲導犬の社会要求が高い。・・・視覚障害者の方々うち盲導犬を申請しているのは約8000人。盲導犬がいないと生活に重大な支障が生じる人は約4000人。これらの人々の中には盲導犬がいれば生活自立できたり、仕事に就くことのできる人も多い。しかし、実際の盲導犬は出産も育成も追いつかず、2009年現在1000頭に満たない。これは、盲導犬を必要とする人1人につきEU諸国の1/5、イギリスと比べると1/10というとんでもない低水準だ。要するにお金も人も足りていないのだが、政府がこの部分に力を入れた様子はない。(とくに事業仕分けなど称して苦しい資金繰りをやっている民主党は期待できないだろう)3. 一部の動物愛"誤"家によって盲導犬育成に支障が起きている。・・・犬の習性と団体をまったく理解せず「犬を働かせる=悪だ!」「犬が短命になる!」「盲導犬は虐待だ!」という思いこみ、決めつけ主張が、自称・動物愛護団体から寄せられ(もちろんマトモな愛護団体はそんなことは言わない)、知識のない一般人に誤解が広まって活動資金が集まりにくくなっている。盲導犬ら介助犬に負担がまったくないわけではないが、科学的・統計的事実はこうである。・盲導犬は健康状態が非常に良い。…各種予防接種、定期的な健診が大きいと考えれる。・盲導犬レトリバーの平均寿命は、通常の家庭犬レトリバーより数年長い。…これは国内外を問わず様々な大規模調査で明かになっており、盲導犬が使役のため短命という仮説で調査を行った学者は当初面食らったそうだ。理由は健康管理、気質適性(仕事が好き)、良血統など諸説あるが、普通の家庭犬になった兄弟犬よりも長生きであるという報告もあるので、ゆきとどいた健康管理とメンタル面の良さが大きいと考えられる。・定期的にチェックを行い盲導犬活動が負担と認められたらすぐに引退する…これはもちろん障害者保護の意味もある。専門の獣医師やスタッフが反射速度や歩き方、聴力など老化状態を厳しくチェックする。・動物行動学者から見れば、盲導犬にとってお仕事はむしろやりたい事で苦役ではないらしい…日本における動物行動学の第一人者、東京大学の森裕司教授は、「犬は群れ動物なので『喜んで』盲導犬活動している可能性が高い」と指摘しているそうだ(東大獣医卒の友人談)森教授によると、犬のような群れ動物は、そもそも果たすべき役割(野生状態では狩り)がないことがストレスなので、なにかしら仕事をしたがるそうだ。(たとえば家庭犬が道行く人に吠えるのも家を守る「仕事」をしているつもりらしい)これは私が聞いた話だが、盲導犬の中には老齢で引退しても仕事をしたがるケースがあるという。そのため施設で「ストレス解消のため」模擬盲導犬活動を行うことすらあるらしい。※余談だが、友人によるとこの森教授は外見も中身も非常に好人物で、東京大学でも最も女性ファンの多い先生の一人だそうだ。さらに講演が名人芸といっていいほどに上手く、各地の動物愛護センターなどに招かれて講演をしていたので(最近はご多忙のようだが)、動物行動学に興味がある人は一度聞いてみるといいだろう。盲導犬など介助犬に限らず、社会福祉、環境活動、国際平和、いろんな社会問題に、いろんな団体が真摯に活動していて、書き損じはがきを歓迎しない団体はないだろう。書き損じはがきを切手に変えるのも良いが、こういう活用の仕方もあるので、広く知って貰いたいと思う。
2010/01/03
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------------------------たとえばさ、アンタの部屋に男が怒鳴り込んできて「お前の親父が人を殺した!!俺は被害者の遺族だから1億円払え!!反省の気持ちをこめて土下座しろ!!」とか言われたら、アンタは即座に借金してでも1億円払うかね? そして号泣して許しを請うのかね?まずはこのへんを自分で確かめるだろ?「事件の場所」どこで起きたか?「事件の経緯」どうして死亡者が出てしまったのか?「事件の動機」故意か過失か? 加害者側にそれ相応の理由があったかの有無。「事件の被害者」何人死傷したのか? 怪我や死亡原因、身元の確認、診断書などの調査。だってさ、これやらんと「何がどう悪かったのか」反省の意思を示しようがないじゃんw「なんだかよくわからんけど、とにかくごめんなさい!!(T_T。)」なんて謝られても、被害者側だって困るじゃないかねw むしろバカにされてる!!って怒り出すのが関の山だろ。「エルおおさかで、松岡環(たまき)っておばさんの話を聞いてきた。」ワシ。氏ブログより 潜水艦氏のコメント------------------------端的に言えば、いま日中歴史共同研究で焦点のひとつとなっている南京事件問題の核心は潜水艦氏のたとえの通りである。政治意図丸出しで日本をとにかく「人殺し」にしたい中国側と、あくまで歴史的事実を追求したい日本側の間で溝が埋まるはずがない。結局、「この先の課題」ということで見送られた。朝日新聞 「南京で大虐殺」認定 規模は今後の課題 日中共同研究毎日新聞 日中歴史共同研究 「戦後」は対象外に…1月にも報告書 南京事件は両論併記読売新聞 日中歴史共同研究、「南京事件」は両論併記へ産経新聞 日中歴史共同研究 戦後史公表を見送り「とにかくも南京の『大』虐殺が認定された!」とはしゃぐ朝日新聞が浮いているのはいつものこと。反日マスコミの真実(2009) 「反日」日本人の正体「反日」に狂う中国「友好」とおもねる日本捏造新聞の件はさておき、この問題は、要するに日中歴史共同研究については「見解一致するに至らなかった」というのが主題だ。報告書では「執筆者本人の認識であり、双方が同意した共通認識はない」とさえ明言している。南京事件に関して言えば"基本的に"日本軍が加害者であることを確認したにとどまり、事件の4W1Hについては(WHOは日本軍?)両者かみあわなかったという事である。そりゃそうだろう、むりやり数字をひねり出した東京裁判の検察資料なぞ出されたって、トラック数台、50人程度で東京23区と埼玉分ぐらいの広大な面積にちらばる10万余の遺体をたった23日で埋葬したなんて今となっちゃ(当時の戦勝国を含め)誰も信じない。しかも、死体が兵士か民間人か、下手をすると日本人か中国人かすら区別していない。当時の検察団を形成した国々も、いまさらそんな恥ずかしい算出根拠の数字を出されても、過去の汚点としか思わないだろう。そんないいかげんな東京裁判でも南京行政区(広大)で20万なのに、中国独自の研究は南京市内(狭い)で30万がベース。最新研究?では50万とすら言う。要するに「宮崎県の人口は20万人」→「いや、最新の統計では宮崎市だけで人口50万人だ」ぐらいの飛躍がある。※逆に、中国戦後史の中でも、世界がもっとも強烈に記憶している「天安門事件」について、日本側がありのままの記述を申し出ようとしたところ、中国側が猛反発、ついに記載を見送る運びとなった。南京事件のような、具体像が見えない事件を書き、世界中がリアルタイムで見ていた事件を見送る。これが政治的操作でなくしてなんだろう。政治的な数字は、歴史に持ち込まないのが原則だ。だが、それを平然と持ち込むのが中国共産党、そして現・鳩山政権である。鳩山首相の言行からすると、良識ある日本側専門家に圧力をかけたり、入れ替えたりする可能性もある。そうすれば、中国共産党の要望ママに、今後も未来永劫不動のものとなる恐ろしい「歴史事実」を作り上げることもできる。もし、それが日本の国益のためになるというなら、ウソも功罪半ばかもしれない。だが、鳩山首相・・民主党を中心とした現連立政権にそれほどの計算力や視野があるだろうか?はっきりいって、現政権には外交センスのかけらも見あたらない。必然、媚中・媚韓外交の結果は下の記事のよう有様になる。↓------------------------韓国、竹島で非難キャンペーン “友愛外交”効果無し韓国マスコミがまた竹島(韓国名・独島)問題で興奮している。日本の新しい高校学習指導要領解説書が領土問題について「竹島」の名称を挙げなかったにもかかわらず、「日本が領有権を主張していることに変わりないではないか」とし、すべてのメディアが一致して日本非難のキャンペーンを展開している。(中略)親韓的とみられてきた鳩山政権には期待が大きい。鳩山由紀夫首相の「歴史を直視する勇気」というこれまでの対韓発言は、領土問題を含め韓国の言い分を無条件で全面的に受け入れてくれることだと思われている。その結果、配慮にもかかわらずマスコミ論調には「失望」との声が強い。「鳩山首相が「日中韓が中心」と明言した東アジア共同体」を言うのなら領土問題に執着するなという社説もある(ハンギョレ新聞)。日本側の配慮に対し「韓国側も配慮を」などという発想は依然まったくない。(産経新聞)※赤字は筆者------------------------私のような庶民すら十分予想していた結果だ。お粗末・・・という意外に言葉が見つからない。まもなく来る2010年の日本は、この鳩山首相と小沢"裏"首相を奉じている限り、かなり取り返しのつかない事態に襲われそうである。「親切にしたら相手も親切にしてくれる」と信じて疑わなかった日本人は、それが少なくとも特亜3国については"まったく"通用しないことに気付く。(貴方の学校や職場にもそんな人、いるでしょう?)このままだと、中国の圧力、韓国のわがままを腹に据えかね、日本人の対特亜3国感情がさらに悪化するだろう。私はそれを一番心配している。もちろん、近接国家間に悪感情や争いはない方がいい。だからといって、歴史問題や領土問題について、安易な譲歩は逆効果にもなる。確かに話せば分かることも多いが、分かっていても決して同意できない相手側の事情もある。もちろん、悪意を示せば必ず悪意が返ってくる。だが、好意を示したからといって好意で返されるとは限らず、逆に付け入られることが多い。鳩山外交はこの点をまったく感覚として持たない「おぼっちゃま外交」の域を出ない。いずれ国民も、リアルな外交感覚を軸足として持ち、かつての大英帝国のようにしたたかに立ち回る政権担当者を求めるようになるだろう。3国の関係が国民レベルで本格的に悪化する前に間に合えばいいが・・・※実際の宮崎県の人口は115万人、宮崎市の人口は37万人。(宮崎県庁HPより)
2009/12/26
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「子ども手当て“所得制限なし”は愚の骨頂。日本の借金は1000兆円を超える!」~予算編成の迷走を井堀利宏・東大教授に聞く私の周りはクリスマスの話題でいっぱいだ。幼稚園児のお母さんは「(まだ物心がないから)クリスマスは先でいいかな?と思っていたら、幼稚園の先生が『○○ちゃん、いい子にしないとサンタさんがプレゼントくれないよ』と言っているので、クリスマスをやらざるを得なくなっちゃった」と苦笑していた。子供手当が支給されたら、子供達へのクリスマスプレゼントも豪華になって経済効果もあるだろうか?貯蓄指向が強すぎるため(たぶん先進国で唯一)インフレでなくデフレが進行してしまう日本ではあまり期待できないかもしれない。それよりも、民主党がよく考えもせず(これは断言できる)マニュフェストに目先政策として盛り込んでしまったがため、子供手当や高校無料は、国家財政にとって医療費や公務員人件費よりも大きな爆弾になってしまう可能性がある。前回の衆院選の大勝は、民主党のマニュフェストが受けたのが2割、国民が自民党にお灸を据えるつもりだったのが8割だろう。国民新党党首・亀井静香の「民主の支持者が増えたのではなく、自民の支持者が民主にいれただけ」という分析は正鵠を射ていると思う。(それにしても、亀井静香は好きになれない政治家だが、時々非常にまっとうなことを言う)要するに、国民一般としては民主党がマニュフェストだと言って、財政的にムチャをすることは望んでいないのではないだろうか?そこで、クリスマスの話題に乗っかって、夫婦で年収が1000万円超えていると思われる赤ちゃん~小学生のお子さんがいるご家庭の方に「子供手当」「高校無料」の所得制限について聞いてみた。職種はバラバラだが、公務員も自営業もいる。4人(旦那さんか奥さん)の共通点は、時事問題に関心があり、知的レベルが高いことだろう。Aさん(旦那様)「所得制限じゃなくて、子供の数と所得の兼ね合いで決めて欲しい。じゃないと配偶者控除みたいに働く量を制限する人も出てくるでしょう」なるほど、このあたりの柔軟さが現政府にはなさそうだ。Bさん(奥様)「それは貰えるなら嬉しいけど、現状は国の借金が増えるだけ。将来年金制度や医療制度が崩れるような危険性があるのなら、所得制限した方がいい」これが国民一般の本音で、ごくまっとうな意見だろう。Cさん(奥様)「所得制限なしなら2、3年で廃案になる。その前に所得制限せざるを得なくなるでしょう。そもそも無理な政策だったんだから」おそらくその可能性は高い。そして、そのとき民主党を見放すのは富裕層でなくむしろ中流以下の人たちだろう。Dさん(旦那様)「生活するのに借金しちゃいけない。これは国の運営でも同じこと」・・・ぐうの音も出ない正論中の正論だ。そのまんま鳩山首相に聞かせたらどんな顔をするだろう。まとめると、4人とも「所得制限のためにうちに手当が支給されなくても構わない・仕方ない」という意見だった。生活レベルが一定の人は案外こういうもので、衣食足りている分、長い射程で物事を捕らえられる余裕があるのかもしれない。鳩山首相も所得制限うんぬんについてまず国民の声を聞いてみる柔軟性が必要だったのではないか?国家財政ががひっくり返りそうになって慌てて「世論調査によると富裕層の方は不要と言っている人が○%です。所得制限やります!」とかやっても、国民からはため息が聞こえるだけだろう。逆に思うのだが、子供手当をうんと減額するとか、手当支給や高校無料化の条件をシビアにして現実的にした方が民主党の評価は上がるのではないだろうか?ただ、初老になってもお母さんに億単位のお小遣いをもらっている首相の頭にはそんな発想は浮かびもしないだろうが・・・
2009/12/24
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小沢氏、胡中国主席と会談「私は人民解放軍の野戦軍司令官」 民主党の小沢一郎幹事長は10日午後、北京に到着し、人民大会堂で胡錦濤(こ・きんとう)中国国家主席と会談した。両氏は、日中関係の強化や民主党と中国共産党の政党間交流の促進を図ることで一致した。 小沢氏は会談後、記者団に対し、来夏の参院選について胡氏に、「こちらのお国(中国)に例えれば、解放の戦いはまだ済んでいない。来年7月に最終の決戦がある。人民解放軍でいえば、野戦の軍司令官として頑張っていると伝えた」と語った。 他の先進国の主要政治家が、天安門事件で民主化運動を武力で鎮圧した人民解放軍の幹部に自らをなぞらえることはあり得ない。 小沢氏はまた、「参院選で民主党が過半数を取ることで、思い切った議論をできる環境が整い、関係を深めることができる」と語ったことも紹介した。 胡氏は「民主党政権になってからも交流を深め、日中の互恵関係が新たな段階に入った」と語り、鳩山政権のアジア(※特定アジア3国に限る)重視の姿勢を評価した。〔NSN産経ニュース 2009.12.10〕さて、小澤氏が「私は司令官」といった人民解放軍とはどんな軍隊か?人民解放軍とは中国共産党の私軍(政党の軍であって国軍ではない)中国共産党のために戦う軍隊である。その輝かしい履歴は以下の通り。1947年 中国共産党vs国民党の主軍として設立1949年 ウイグルを侵略、植民地とする1951年 チベットに侵略、植民地とする1959年 インド国境のカシミール地方を占領1960年 文化大革命始において、反乱分子を虐殺1964年 東京オリンピック開催中の原爆実験を実施1979年 ポル・ポトを支援してベトナムに侵攻1989年 第二次天安門事件を武力鎮圧、活動家を虐殺1995年 フィリピン領・ミスチーフ環礁を占領2000年 尖閣諸島付近で日本の領海侵犯。海底油田調査を無断で行う2004年 原子力潜水艦にて石垣島付近の領海侵犯2005~2009年現在 ロシア、イギリス、日本を押しのけ、アメリカと唯一対等に戦える巨大軍に成長。さらに「軍直営企業」2万社を主にチベット・ウイグルなどの植民地に抱え、経済活動も活発。日本を仮想敵国としており、領空・領海侵犯を度々行っている。核ミサイルの砲口は日本と台湾に向けている。要するに人民解放軍は、党利党益のためだけに動く侵略軍であり、虐殺軍である。決して中国国民を守るための軍隊ではない。中国共産党の、具体的には幹部の利益を守るための軍なのだ。小澤一郎ほどの大政治家が、人民解放軍を自衛隊みたいなものと勘違いしているわけがない。天安門事件で人民解放軍が装甲車で活動家を轢き殺したことを知らないのは、情報規制されている中国人ぐらいだ。この「人民解放軍」発言は、虐殺軍を肯定したものとして、国際的に巨大なマイナスインパクトを持つ。たとえば米国や英国の政府要人は決してこういう言い方をしないだろう。いや、韓国の政府要人ですらしないはずだ。社民党の愚首・福島瑞穂でもここまでは言わないかもしれない。中国にすり寄ってすり寄って、媚びて媚びて、狂って狂ってようやく出てくる表現だ。私は小澤の中国寄りは知っていたが、この記事を読んで心底ゾッとした。2009年末、民主党の支持率は50-60%以上あるようだ。いい数字だ。「事業仕分け」に伴う公務員叩きや、子供手当・高速無料化など目先政策が人気の原因だと分析されている。確かに、事業仕分けや目先政策は一定の評価がなされてしかるべきだろう。しかし、「なんでもかんでも予算」で予算要求が自民党政権時代の4倍になったり、それでも収入の見込みはなかったり、経済政策にいたっては連立政党で混乱するなど、実務としての政治は無茶苦茶といっていいだろう。(きっと鳩山首相はいまごろ「政治って実際やるとこんな大変だったんだ・・・」と痛感していることだろう)さらに国際関係でいえば、急激&過剰な米国離れと急親中姿勢で宙ぶらりんの状態になりつつある。米国か中国、どちらかに偏れというのではない。どちらも上手に付き合い、利用するのが巧妙な外交だ。利用価値のある相手(米国)を軽視し、内心日本を敵視している相手(中国)にすりよるのは明らかに外交上の重大問題である。中国共産党の野心はすでに植民地としたチベット・ウイグルだけでなく、ベトナム、フィリピン、インド、台湾など、とどまるところを知らない。これは「世界征服」などという子供じみた野心ではない。そもそも中国共産党は、たえず膨張して強大にならなければ体制を維持できない宿命にあるからだ。それなのに、「日本にだけは対等の友好関係を築いてくれる」という思いこみは理解に苦しむ。 現に人民解放軍の砲口は日本に向いており、兵士は対日戦争を想定して訓練され、反日的報道がメディアと中国人の心を支配し、学校では反日教育をほどこしている。日本のような小国、かつ戦争を嫌う国は、よほど上手に外交をしないと生きてゆけない。今の民主党の外交は、日本の将来を危うくする「亡国外交」だ。官僚や独立行政法人を叩いてくれて嬉しいだろう。目先政策でとりあえずのお金が入る期待もあるだろう。だが、日本の亡国外交の結果が出るのはそう遠い未来ではなく、十年後、下手をすると数年後かもしれない。黒船来航以来の、3度の戦争以上の国亡の危機が迫っているといって過言ではないだろう。繰り返すが、中国共産党は、日本を侵略できるものなら侵略する。植民地にはしても、永遠の同盟国にしようとは思っていない。だから民主党を見捨てて、現実路線の自民党にせよ、というのではない。国民は現在も未来も大事なのだから、外交はもっと相手を考えて慎重にやってくれ!と民主党に要求する世論が大事だと言いたいのだ。国民ひとりひとり、具体的には貴方の認識が大事だと言いたいだけだ。民主政権になって、これほど媚中外交が加速するとは想像以上だったが、軌道修正は不可能ではない。なにせ、彼らは政治屋。議席が欲しい。議席に座ってなければ彼らの権力は半減する。議席のためなら、政策の軌道修正だって180°の方向転換だってやる。そして、その議席を決めるのは有権者である貴方の声と一票だ。。。
2009/12/11
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ほとんどの場合、過去にインストールしたDVD編集ソフトや再生ソフトの干渉が原因。・[スタート]-[マイ コンピュータ]をクリック。・[マイ コンピュータ]画面が表示されるので書き込み可能なCD/DVD ドライブ上で右クリックし、表示されるメニューの[プロパティ]をクリック。・[○○ドライブのプロパティ]画面が表示されるので、[書き込み]タブをクリックし、[このドライブで CD 書き込みを有効にする]チェック ボックスにチェックが入っていないことを確認する。・チェックが外れている場合はチェックする。それでもDVDが認識されない場合は。。。DVDのファイナライズを忘れている場合が(私の場合)多い。
2009/12/09
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やる夫がフューラーになるようです(いかにヒトラーは浮浪者から総統になったか)「左翼」とよばれる人たちはしばしばかなり奇妙なことをいう。その中にはもちろん媚中・媚韓外交を繰り返す、民主党の小沢、鳩山両トップも含まれる。自民党は小泉、安倍と中国と距離を取りたい人が首相になったが、過去の経緯もあって弱腰外交になった。それでも、靖国神社に対する姿勢を明確にしたり、献上金以外のなにものでもなかった対中ODAを半減したり(小泉首相)、「愛国心」という言葉を公にして日中の歴史はキチンとやろうじゃないかといったりした(安倍首相)。この2人の時期は(経済政策などほかの点ではともかく)まだ「ようやくまともな日中韓の国交が回復するかもしれない」との期待をいだいた。しかし、民主党が政権をとって発言力を増すと、社民党・共産党顔負けの媚中派だったことに、国民全体が驚いているだろう。私も民主(特に鳩山・小沢)の中国よりは知っていたが、これほどとは思っていなかった一人だ。実際、衆院選前のマニュフェストに盛り込まなかった「外国人参政権」という世界中でもレアな法律まで持ち出して、韓国のご機嫌取りに奔走する始末だ。外国人参政権が成立したところで、日本には百害あって一利なし、また、国際的にも導入するには相当な事情(労働力の輸入など)がなければ有害なだけの法律と認識されているのに、鳩山、小沢は意欲満々だ。しかも、その意欲を日本国民にではなく、まず韓国民に対して語るというのだから、どこの国の政治家だかわからない。(もっとも小沢一郎は在日二世であることが判明している。そういえば、彼の言動は朝鮮人らしい特徴がある。おそらく遺伝だろう…)それにしても左翼はことあるごとに「この国は歴史を正視せよ。過ちを繰り返さないように過去を反省せよ!」というのに、本人達が反省しているなら当然すべきことをしていないのは唖然とする。たとえば、南京事件や従軍慰安婦(組織的強制)が実際に数万の規模であったと仮定しよう。日本政府が動かない現状、彼ら左翼は謝罪のため私財をなげうって慰謝料を払うだろうか?絶対に国民の税金から払えというはずだ。翻って、右翼(右翼団体ではない、個人的な愛国者)はどうか?特亜3国の脅威が迫っている、防衛費が足りないというのであれば、愛国者は増税を甘んじて受けるだろう。個人的ににいくらかの金を国に納める人も少なくないだろう。私もミサイル防衛網を強化するからといわれたら、とりあえず財布にある金は全部出す。つまり左翼や反日日本人にとって、日本の悪いことは他人事、決して自分事ではないのだ。だから以下のような珍妙な矛盾も平気である。○大戦中の日本はナチスドイツと組み、東条英機(あるいは軍部)というヒトラーに匹敵する独裁者を生んだ・・・東條とヒトラーが同質かはかなり疑問だが、現代の中国共産党はナチスドイツと同質、いや、さらに悪質ではないのか?その中国共産党と(注:中華人民共和国ではない)と、通常の国交以上の関係(民主党の東アジア共同体構想)を結ぼうというのは過去の間違いの繰り返しではないのか?それについては、なんの非難もないのか?○日韓併合や日台併合は植民地化であり、悪である・・・人民解放軍がチベット・ウイグルに侵攻し(宣戦布告すらしていない一方的な侵略)、多数の人々を殺した挙げ句、現在植民地化しているのは悪くないのか?なぜフリーチベット!の横断幕を持ってデモの一つもしないのか?○日韓・日台併合時代に武力で人民を抑圧したのはよくなかった・・・たしかに、日本の武力鎮圧は多くの犠牲が出た。その反省から、日本政府はその後文治政治に切り替え武力行使を抑えた。だから、文化大革命や天安門事件も非難してしかるべきだろう。さらに、毎年公式発表だけで20万件にのぼる中国の暴動が武力鎮圧(射殺・死刑)されているのはいいのか?「貴国も非難しているよう、日本は過去に同様の武力鎮圧をしてそれを間違いだった。したがってその非をよく知る貴国も武力鎮圧は止めよ」と諫めるべきではないのか?○日本の死刑制度はよくない・・・日本と中国では死刑制度の存在意義が違うが(日本=やむをえない刑事罰、中国=政治的な敵対勢力抹殺、見せしめ)、死刑そのものがいけないというのならば、日本はダメで中国はいいのか?○たぶん南京大虐殺があったと思う。たくさんの非戦闘員が殺されたと思う。反省すべきだ・・・事件の概要を知るための一時資料・一級資料がないので南京事件の研究はこれからの課題だが、事件のほぼ概要が分かっているアメリカの原爆投下をなぜもっと批判しないのか?アメリカは反省したから良いというのなら中国だ。日中戦争前、中国各地で起こった在留邦人への虐殺事件(通州事件など)は同様に追求しなくていいのか?(これは当時の国民党が事件があったと認めている)さらに、1950年代、チベットや東トルキスタンで数十万の非戦闘員が虐殺されたのはいいのか?「南京大虐殺がいけないように、天安門もチベットもよくない。貴国がやっているのは旧日本軍と同類の過ちだ」というべきではないか?○自衛隊は軍隊である。軍備拡張はいけない・・・中国は日本による平和目的のODAやインフラ投資の金を軍備拡張に堂々と使っている。その使途が不適切と追求しなくていいのか?平和が脅かされるのに??さらに、領海侵犯、近接他国の占領など傍若無人に人民解放軍を使っているがそれは非難しないのか?○インド洋で給油した部隊が戦闘に加わっている可能性がある。やめるべきだ・・・中国は中東やアフリカの独裁国家に武器と資金を支援し、資源を得る変わりに、他国民を間接的に殺傷しているがいいのか?特にダルフール虐殺は中国のバックアップで行われているが、中国に即刻武器輸出と独裁国家支援をやめるよう提言すべきではないか?○日本は過去の問題について真摯に反省すべきである。教科書の内容もそれを盛り込むべき・・・中国、韓国、北朝鮮の教育は、過去の反省どころか、ひたすら自国の是を解き、韓国に至ってはテロリスト安重根を英雄としている(北朝鮮は国賊としている、北の方が冷静だ)。そうして韓国を絶対善、日本を絶対悪として反日教育しているがそれは放置しておくのか?それで、真の友好が築けると本当に思っているのか?○竹島問題はデリケートな問題なので日本はもっと配慮すべきだ・・・独島については、韓国は「うちの島」と譲らず、国際司法にゆだねることも拒否し、まったく日本に配慮するつもりがないようだが、どちらがまともか?領土問題は風化しない。しっかり話し合い「正視」する勇気がここで必要なのではないか?この通り、かれらは言っていることとやっていることが真逆である。実際には、右翼や保守系、愛国者といわれる人々の方が、ナチスを非難すると同様に、中国や韓国に対して非難すべき事は言っている。思い返せば、およそ70年前、ヒトラーの演説や「我が党争」はドイツ国民に熱狂的に受け入れられた。日本もヒトラーおよびナチスドイツを頼もしい国と考え、有力なパートナーとして同盟を結んだ。世界中、だれもまだヒトラーを狡猾な独裁者と気付かず、ヒトラーの危険性を見過ごしていた。(チャーチルら一部の政治家が警告を発したが、国際社会は相手にしていなかった)要するに、1930年代のあの頃、すでに新聞やラジオというメディアが庶民にまで行き渡っていたにもかかわらず、ヒトラーやナチスドイツは「多少問題はあるが、まあ放って置いても大勢に影響はないだろう」と欧州諸国の人々は思っていたのだ。要するに、現在でこそ「悪魔の軍団」「狂気の独裁者」の代名詞となったナチスやヒトラーは、当時はありふれた政治団体とその指導者としか思われていなかったのだ。まさか、その後10年もしないうちに、近代最悪の大戦がヒトラーによって引き起こされるとは思っていなかった。ヒトラーはそれだけ巧妙に自分の計画を隠し、表面上の調和を装いながら時を待ったのだ。そして、それを見のがしたツケこそが欧州戦線のおびただしい戦死者およびユダヤ人をはじめとした一般の人々の犠牲である。いかにナチスが軍備をすすめていたとはいえ、イギリスやフランスの敵ではなかった。ひとひねりに潰せる相手だった。しかし、ヒトラーは冷静に考えていた。いまドイツ軍を侵攻させても、イギリス、フランスは動かないと確信していた。なぜなら、当時のイギリス、フランスは第一次大戦の厭戦気分が強く、第一次世界大戦の反動で狂信的とも思える「平和主義」に国民全体が浸っていたからだ。イギリス、フランス政府としては、平和主義の国民の支持を失いたくない。だから、ポーランドを見殺しにしてかりそめの「平和」を維持した。第二次世界大戦の本質は「平和主義者が起こした戦争」であり、「選挙対策が招いた戦争」であったといえよう。どこかの国の現状ににていると思わないだろうか?ヒトラー率いるナチスですら犠牲者数は600万人といわれている。しかし、毛沢東率いる人民解放軍(中共軍)は文字通りケタが違う。5000万人だ。中国共産党はナチ党と同質どころではない。すでにナチ党を超えた一党独裁政権を持ち、ナチ党も持ってなかった核を保有する強大な武力を持つ。事実として、中国共産党は実績、悪質度、軍事力ともにナチスドイツなどをはるかに超えているのだ。我が国の鳩山首相はそんな国と「共同体」になりたがっている。これは、まさに戦前・・・それも日本が狂い始めた戦争前夜そのものではないか!日本の過去とやらに詳しい左翼の人々よ!君たちが平和主義者でよりよい日本と世界を願うというのなら、なぜ沈黙しているのだ!!1948年、ナチスドイツの占領からフランスを解放した英国首相ウィンストン・チャーチルに仏政府から感謝の意を表して贈られた時計。フランスはドイツの隣国でありながら、ヒトラーを過小評価していたため、パリ陥落の憂き目にあった。
2009/12/07
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内藤が仮に2ダウン奪っても勝てなかった試合そういう試合だったといったら、皆はおかしいと思わないだろうか?この試合は守りの亀田、攻めの内藤という構図のまま終始、互角のペース。手数は圧倒的に内藤。有効打は五分かやや亀田。(ただし両者とも軽い当たりがほとんどでダメージは少ない)コーナーやロープに追いつめてのラッシュは内藤4(5?)回、亀田2回か。3R、内藤は亀田のバッティング(故意かは不明)で鼻を痛める。内藤アピールするも認められず。 3Rその後も頭を下げて突進してくる亀田の頭が度々顔面を直撃。あまりに多い亀田のバッティングは通常なら減点ものだと思うが軽く口頭注意のみ。逆に(当ててない)内藤に頭を下げるなと注意する不可思議。 5R 12Rさらに鼻狙いのストレートで鼻を攻撃され、内藤は呼吸困難になっていただろう。(バッティングが意図的・反則でないのなら、これは弱点を攻める正攻法といえるが)しかし、内藤の攻め疲れは見えたが、肝心のパンチによるダメージはほぼなく、最終ラウンドまで手数で圧倒した。一方、亀田は深追いを徹底的に避け、距離をとりガードを守り続け、小さいカウンターをコツコツ重ねた。また、並の挑戦者(例えば弟・大毅)であれば動きが止まるであろう、内藤の飛び込みパンチを受けてもアゴを引いてよく耐えた。終盤はポイント差があることを意識してか、内藤がさらにアグレッシブに攻める。亀田はこれに付き合わず手数少なく守りに徹するが、ガードをすり抜けて何発かいいのをもらう。ただ、ダメージは少ない。試合は亀田は倒しに行かず、内藤はガードを攻略できずといった様子で決定打を欠く。ともに相手の足を崩すほどの有効打はなし。亀田のガードに対する対策が甘かった王者王者は必ず攻めてくるという前提で守りのボクシングをした挑戦者判定で亀田の勝利。疲れが少ないのは単に動いていないからだが、亀田の方が「きれいな顔」だったし、これは「アリ」かもしれない。だが、その内容は正直かなり驚いた。判定3-0(116-112,117-111,117-111)なんと合計16ポイント差!?いったい・・・・両者ダウンがなく、手数・ラッシュは内藤が上、有効打は五分かひいき目にみてやや亀田という程度なのに、この大差は・・・??亀田のバッティングが見えていたのなら心証も悪いはずだが、ジャッジは私のようなTV観戦者ですら見えたバッティングが見えなかったのか?これでは・・・終盤に内藤がダウン奪っても(つまり10-8の2ポイント差を取っても)、いや、下手すると2回ダウンを奪っても亀田の勝ちになる計算だ。このポイント差がどれほど異常かは「日本歴代バンタム級最強」と称される現WBCバンタム級王者・長谷川穂積の戦績と比べれば分かる。長谷川穂積は2009年11月現在9度の防衛をしている絶対王者であるが、その中で3回の判定勝ちを経験している。しかし、内容をみれば、いずれも完勝と万人が認める内容といっていい。vs ヘナロ・ガルシア 判定3-0(114-110,114-109,114-109 14P差)・・・相手のダーティなファイトに苦しむも屈せず2度のダウンを奪う圧勝vs シンピウィ・ベトイェカ 判定3-0(115-113,116-112,116-112 10P差)・・・変則的な相手を12Rでようやく捕らえ一方的にラッシュ。相手が反撃できないグロッキー状態まで追い込んだところでゴングvs シモーネ・マルドロット 判定3-0(116-112,117-111,118-110 18P差)・・・離れてポイントを重ね、打ち合いでも圧倒、途中ダウン寸前まで追い込むなど手数・有効打で終始優勢長谷川の試合を見たことがない人でも「16P差」がどんなに異常か分かってもらえると思う。16P以上という差は長谷川ほどの王者が、ホーム(日本)でダウンや準ダウンを奪ってもそうそう付かない差なのだ。要するに、16P差は両者に「圧倒的」な差があって「明らかに勝者の力が上」と思わせる試合でないと付かない。いったい、今回の内藤vs亀田戦で明かな内藤のぐらつきや、圧倒的な亀田優勢、そんな場面はあっただろうか?無かった。いや、それ以前に、明かな亀田の優勢ラッシュどころか、打ち合いすら無かった。(今回、打ち合いや打って出ることを避けるのは、亀田陣営の作戦だったのだろう)では、なぜ亀田は「ありえない」ポイント差をつけることができたのか?「ホームタウンデシジョン」この言葉は、実際には他のスポーツでも使われるのだが、あまりにボクシングに多いのでボクシング用語だと思いこんでいる人もいる。それぐらい、あらゆるスポーツの中で、ボクシングは最も判定に恣意や不正が入りやすい。この試合はカウンター型と変則ファイター型の試合として、凡戦だが悪くはなかった。そして、繰り返すが亀田の勝利は「アリ」「おかしくはない」と思う。だが、、少ない両者の有効打とダメージ、圧倒的な王者の手数と明白なアグレッシブポイント・・・これを正当に評価すれば「内藤有利」の方が、大多数が納得したのではないかと思う。少なくとも私はその方が「まとも」だと思う。王者を倒しに行かず、効かせることもできずに、終始守りきった挑戦者が勝つというのはあまり例がない。あったとすれば、ホームタウンデシジョン判定の試合ぐらいだろう。なぜなら、それは判定引き分けでもベルトを守れる王者の戦い方だからだ。このあたりの亀田びいきの判定は最初から仕組まれていた疑いが拭えない。要するにこの試合は亀田がダウンせずに最後まで立っていれば亀田の勝ち。逆に、内藤は亀田を倒さなければ絶対に勝てない。そいういう風に設定された試合ではないか?と思う。あるブログによると、ボクシング界のホームタウンデシジョンで、ジャッジ買収の噂が多いのは日本、それもTBSが主催するタイトルマッチばかりだという。この後味の悪さはそういうこと・・・観る側がいわば「TBSデシジョン」を観ている側が感じたから・・・だろう。事実、こういった証言も出てきた。-------------------------内藤×亀田戦の舞台裏でリングアナがTBSに激怒TBSが判定の採点内容を読み上げないよう、リングアナウンサーに指示していたことが分かった。「こういうことが起こるなら、もう2度とTBSとは仕事をしない」。この一戦でリングアナを務めた富樫光明氏(38)が試合後、怒り心頭で格闘技ジャーナリストの片岡亮氏にその内容を語った。(MSN産経ニュース 2009.11.30)-------------------------どうやら、誰の目にもポイントが異常だと思われることはTBS側も認識していたらしい。亀田勝利はよいにしても、今回は判定の内容・・・ポイントの異常さで、また亀田不信は続くのではないだろうか?それは亀田興毅にとっても、決して好ましいことではないはずだ。最後に、この試合(というより亀田)が「フェア」に戦ったことを偉い!と評価する向きがある。しかし、スポーツは「フェア」で当たり前だ。それは「不良だったあの子がマジメに仕事してたのよ、偉いわねー」と変わらない。昔、ビートたけしが言っていたが「最初っから悪いことせずマジメにやってた奴の方が百倍偉いにきまってるじゃねーか!」というのが正論という以前に正常な感覚だろう。明日の朝は、TBSのみのもんたが朝ズバで亀田を持ち上げまくるんだろう。(あの人も、上から目線と、太鼓持ち気質が染みついて、つまらない司会者になったものだ・・・)メディアがふさわしくない人間をヒーローに仕立て上げてしまうと、後でとんでもないしっぺ返しを食らうのは、ホリエモンの例を引き合いに出すまでもないのだが・・・
2009/11/29
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友達が「死ぬ前に一度は見ておくべき!」とメールで送りつけてきたURLリンク先には・・・モー娘。メンバーで、ピンでの活躍も目立つ道重さゆみの美人姉のことが・・・それはCBCラジオ「道重さゆみの今夜もうさちゃんピース」のコーナー「今週のお姉ちゃん」で紹介された傑作エピソード集久しぶりに腹がよじれるほど笑った!!【送料無料】音楽を聴きながら録画が出来る!MP3カメラ1(黒)2(青)3(赤)価格:5,800円(税込、送料込)道重さゆみのお姉さん、ファン通称「姉重(あねしげ)」彼女は川と海が繋がっている事を最近まで知らなかった(姉妹で)。 ☆姉重のプロフィール姉は妹さゆみと2歳違い(姉1987年11月生、妹1989年7月生)だが非常に仲がよい。 髪は茶髪だが、肌が色白の妹さゆみと比べても凄く白い。 「人生はギャグだ」と思っており、ポジティブ思考を突き抜けて恐いものなし。 妹さゆみがモー娘。オーディションに合格して上京したため、非常に寂しがり母とともに上京。妹さゆみがラジオ番組で「お姉ちゃんのコーナーをやる」といったら「やだやだっ!」と嫌がったが「あくまでネタだから」と言われてホッとした。が、本当の話を妹さゆみがしている事を知り、再度「やだ!」と嫌がる。しかし、妹さゆみに愛知県ローカル放送と言いくるめられ「(地元・山口県の)友達に聞かれなくて良かった」と再度ホッとした。 妹さゆみと同じく、自分のことを「可愛い」と言っている。デビュー当時の道重さゆみの名台詞「よしっ!今日もカワイイぞ!」は姉の口癖がうつった。人に褒められる為に生きている。褒められた時の返事はトーンが違う。 実は自分のオリジナルサインを持っている。しかし、デザインは妹さゆみのサインとほぼ同じ。 寂しがりやの姉は一人が嫌いで家にじっとしていられず、妹さゆみがモー娘。メンバーと遊ぶときは何故か付いて来る。その結果、メンバーと仲良しになってメル友、更には誕生日プレゼントまでをも貰っている。☆さらっと姉重伝説小学生時代、鳩のフンが2日連続頭に落ちてきたことがある。 電車を始発から終点まで2往復した事がある。 昼間の景色を観て「この夜景キレイ...」と呟いた。 歯医者に行く日は家から泣いている。 「今日の自分は良く無かった」と言って突然壁へ頭をガンガン打ち付け出す。 福岡県を県と知らなかった。 「埼玉県の中に千葉県があるよね?」「私行ったもん、埼玉県の千葉県」 「今日映画を観た」といっても、題名も内容も覚えていない。面白かった事だけは覚えている。 テレビを観ながら一緒に拍手して「ハッ、テレビだ」と気付く。 DVDのトレイに、DVDのパッケージごと入れようとして「入らない!」と困っていた。 高校生の頃、作文で「お嫁さんになりたい」と書いたつもりのところ、全て「お塚さんになりたい」と書かれていた。成人式を迎えた姉は、小学6年生の終わりに自分が書いた手紙を受け取った。今よりも文字がうまいその手紙には「今は文字でいうと『か』が好きなんですけど、あなたは今何が好きですか?」という問いかけがあった。姉は「今は『な』かなぁ」と答えていた。 凄くお腹が空いてティッシュを食べたことがある。「お口で溶けるから案外平気」と言っていた。 ☆道重さゆみと姉重幼稚園くらいの頃、妹さゆみが「お姉ちゃんだけに教えてあげるね、さゆみ実は幽霊なんだ」とからかったら姉は物凄く泣いた。 姉妹二人でプリンを料理本のレシピ通り作ったが、出来上がってみると玉子焼きの味だったので、ケチャップをかけて食べた。 妹さゆみが「食器を流しに持って行っといて」と言ったら、姉は風呂場に食器を持って行った。食器は浴槽に置いてあった。 妹さゆみが「野菜の水切りをしておいて」と頼んだら、更に細かく野菜を切った。 自宅マンションのオートロックで、妹さゆみが下からインターフォンで一回呼んで、自宅の扉前に来ると「誰かと思ったじゃん!」と言った。 妹さゆみが姉にタクシーを呼んでくれるよう頼んだ。電話を耳にしていると思いきや、インターホンを持ってじっと待っていた。妹さゆみのマンガを読みながらお菓子を食べるので、好きなページは汚れている。 ある日、姉は上機嫌だったらしく、スーパーから買い物してカゴごと持ち帰ってきた。妹さゆみは「イカレてるな」と思い「返して来て」と言ったら「うん、わかった!」と返しに行っていた。 妹さゆみがお風呂に入っていたら、姉は哀しいことが有ったのか?泣きながら「ねえ聞いて聞いて」と服を来たまま湯船に入って来た。 妹さゆみが冷蔵庫を覗いたら姉の携帯電話が入っていた。それを姉に訊くと、お風呂に落としたらしく「落としちゃったから冷やしてんだよね」と言った。 妹さゆみに自分の出掛ける場所を携帯電話のeメールで送りつけ、後日「この間送った場所送り返して」と、芸能人の妹をメモ代わりにしている。 ☆姉重とあったかファミリー文字を書くのが好きで日記を毎日付けている(妹さゆみはたまに盗み見している)。おじいちゃん子の姉はおじいちゃんに長い手紙を書く。 小学校の頃、母とケンカして立腹し「家出する!」と母に告げ祖母の家へ。しかし、途中で遠い事に泣き、後ろからこっそり付けて来た母におぶってもらい祖母の家に行った。母&姉&さゆみの三人でデパートに行ったが、大学生の姉が迷子になり館内放送で迷子のお知らせをされた。 「ねえ、北京オリンピックってどこでやってんの?」 1年間に4回も携帯電話を落とし、うち1回は拾ってもらえたが、そのたび機種変更したため、今の登録は5件(=家族)となり、地元の友達誰とも連絡が取れない。 携帯電話を落とし過ぎてついに母から購入して貰えず、妹さゆみが使用していた3つ前の携帯電話を使っているため、電池の減りが早くて困っている。 寂しがり屋で、母に電話しまくっていた時には、母の着信履歴名を友達の名前に変えていた。自動車教習の所内コースで、一人乗りの運転教習がある事を母親に信じてもらえず、口論になり「一人で運転して、今日ぶつけたし」と言い放った。 4輪自動車の免許試験で実技をしたら、いきなり反対車線を走ってしまい「もう帰って」と速攻で帰された。父から電話で「仕事を頑張るのなら自動車の免許を取らなくともいいよ」と言われたが、本人は「免許を取るから仕事を辞めたい」と思っている。 ☆そして伝説に・・・大学をさぼる時は、一人でカラオケや漫画喫茶に行っていた。カラオケに行っても「言葉を読んでいるの?」というくらい歌が下手。 カラオケではあらゆるセーラームーンシリーズの楽曲を歌いまくり、そのまま大声で歌いながら帰途に着く。 セーラームーンのDVDを借りに行くときは、行く道からすでにテンションが上がって主題歌を歌っている。 ティッシュ配りのバイトをしていた時に、どうしてもうまく配る事が出来ず、電話でお母さんを呼び出し全部受け取って貰った。その為、一時期道重家にはたくさんのティッシュがあった。 居酒屋でのアルバイトもミスが多く、とにかくめちゃくちゃであったらしい。 そのころはホールから厨房のスタッフにまで「バカ」と呼ばれていたが、本人は愛されキャラ扱いと思いこみ嬉しがっていた。敬語を知らず、バイトで上司に敬語を使わなかった為「今日(バイト仲間に)怒られた」とニヤニヤしながら語った。 バイト先に「勉強会に行く」と言って休み、海で遊んで焼いて帰ったが、次の日バイト先で日焼けに気付かれ「焼けてない?」と聞かれて「電気スタンドで焼けました」と言い訳した。 コンビニでバイトをしていた時、お客さんのお弁当をレンジで暖める際に調味料の袋を取り忘れ、よくレンジ内で爆発させていた。 就職活動に使う写真に手鏡が写って反射していることを妹さゆみにとがめられ、撮り直しに行った。就職面接で、受けたジュエリーショップの系列店に見学に行ったと、存在しない土地の店舗を言い、面接官に「そこに支店はありません」指摘された。 就職面接で自責の念に耐えかねて、最後に「実は第二志望でした・・・」とうち明けた。接客業をしていた時、友達を店に呼んで騒いでいたら、バイトの子に叱られ「辞めたい」と漏らした。 ひとり暮らしをはじめるとともに、こっそり猫を飼い始めた。名前は「キャサリン」だがオス。猫のことは母親には内緒にしており「3ヶ月後に教える」という。理由は、母に「猫を飼いたい」と言ったら反対されるので「3ヶ月飼えるなら凄いでしょ?」と聞いてみて、母親がそのifに乗った時「実は…」と公開する為だという。 母が姉の家に行く機会が訪れ、こっそり飼っていた猫もわずか2ヶ月で母にばれ「腰を抜かした」といわしめるが、「ペットを飼うなんてしっかりしてきた」と了解された。下着を上下とも着けずに家を出て、途中ではたと気づき家に戻って「人生で初めて」と言った。 最近、外出時でもブラレスな生活を送っており、家では裸族であるという。 たまに小島よしおの踊りや一人ダンス、一人芝居のムービーを携帯電話で妹さゆみに送りつける。だが、家では裸族である為、そのムービーも全裸である事が多い。 ~姉重最強鉄板伝説2~ AKB48を震撼させた最強姉妹 >
2009/11/27
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知人に呼ばれた食事会というかパーティ?で、非常に成功されている初老の投資家の方と話す機会があった。とても勉強になったので、メモがてら記事にしたいとおもう。知人から聞くところによると、この方は、会社を早期退職して、専業投資家になり、年率にして10~30%のリターンを十数年にわたって叩き出しているという。本当ならば、バフェット並の達人と言っていい。08年世界同時不況からの1年間にすら、年間20%以上のリターン(!?)という。現物しかやらず、信用取引は一切していない。「株は企業に金を貸す行為だから」という信念だそうだ。本人は自分のリターンや資産についてあまり語りたがらない。謙遜の美徳を持っている人だからと言われているが、どれほどの資産があるのか、税務署しか知らない。しかし、取引は証券会社で把握できるし、5%ルールの報告書も出さないといけないから、その人が成功しているのを知っている人もいるのだろう。証券会社や出版社から、取材はもとより講演や執筆の依頼があるが、断っているというのは本当らしい。なにせ、その証券会社勤めの知人こそ、取材を依頼して断られた本人なのだ。彼は依頼は断られたが、達人には気に入られた。その達人に、私が紹介された。達人はワインを楽しんでいたが、印象として、終始穏やかな方だった。スーツもひととおり、という感じで、これ見よがしなボタンや時計という感じでもなかった。大資産家という噂は外見からは窺われない。ただ、話してみると、非常に思慮深く、頭のいい方だという印象は強かった。少し歓談したあと、私は自分も株式を中心に投資をしていることを話し、一つの質問をしてみた。「これまで、どのようにして投資の勉強をされたのですか?」私の質問を聞いて、達人は私の目を一瞬真正面に見た。ぶしつけで失礼だったかな?と焦った私に、達人が少し意外なことを言った。「それは、とてもよい質問ですね」というのも…「私は株で多少あれしましたので、たまにどんな銘柄が有望か?どういう基準やタイミングで株を売買するのがいいか?そういう質問をしてくる方もいらっしゃるのですが・・・」「私はそのような質問には、答えないことにしています」「だが、眞鍋さんが、銘柄でなく、勉強法に関心を持っているのはいいことです。投資をする人としては必要な資質だと思います。勉強は大事です。ずっと大事です」失礼だと思われなかったことと、若干私を持ち上げてくれているのは分かった。ワインが美味しくて機嫌がよいからか、達人は続けて言う…「私はね、金融業界にいたことはありますが、投資は独学したんですよ」「独学じゃないと、いい投資は身に付かないと思っています」「なぜなら、投資は個性だからです」「たとえば、スポーツのルールを子供に教えても、どんなプレーヤーになるかは、結局その子の個性の問題です」すでに、うっかり「おすすめ銘柄」を質問してしまった人々たちは、私たちの周りから消えていた。達人はつづける…「投資の勉強をするなら、成功者の本を読むのに限ります」「リターンの履歴がない著者の本は、読む価値がありません」「コンサルタント、アナリスト、アドバイザー、果てはなんとか学者・・・いろいろな分野の専門家という人が投資の本を書いているが、投資で成功していないのなら『投資専門家』とはいえない」「おそらく投資でだめだから、理論や資料を売っているのでしょう。だから百害ありとまでは言わないが、まぁ一利もないのがほとんどでしょう」だが、勉強するだけではだめだとも言う…「身銭を切って実験することが大事です」「株でも不動産でも為替でも同じです。投資対象は常に価値が変わります。その性質を実感として知らなくてはいけない。耳学問ではだめです」「少額でいい、ポートフォリオが分散してもいい。学んだことを市場で実際に試してみることが大事です」この年長の方との会話は、教授が学生にものを教える具合になった。実際、私は尊敬する教授の話を聞く学生のような気分だった。「実験は失敗したり成功したりするでしょう」「10年ぐらいはいいリターンが出なくて当たり前と考えておくぐらいでちょうどいい」「でも、その期間・・・修行期間が絶対に要るのです」「それに、悪くない方法で分散しているのだから、大きな損もしてないはずです」逆に・・・と達人は嘆息した「勉強が大事、時間もかかる。なにごとも同じのはずですが、市場ならばいきなり金が稼げると思っている人がとても多い」「それは、とても大きな間違いです」私も常々そう思っていたので、全面的に賛成した。「おっしゃる通りだと思います。イチローは突如現れた天才バッターかのように思われているが違う。彼は小学生のころから、ケタ違いの練習をしている。バッティングセンターに通い詰め、並の選手の3倍はボールを打ってきた」達人はイチローの事はよく知らないが、そういう選手でしたか、それなら成功するはずだ!と非常に感心した様子だった。そして残念そうに言った…「いま市場に参加している人は、あまりにも目先の利益を急ぎすぎます」「だからほとんどの人が、最後には損だけ抱えて市場を去ってしまうのでしょう」「そんな投資家ばかりだから、企業が上場しても成長できないのです・・・」企業を育てることが私の投資スタイル、という達人は、最近はJQやHCの若い有望企業を探して、投資するのが好きだという。若い人たちのため、未来の日本のため「このじじいが力を貸す(本人発言ママ)」という気分がいいという。しかし、若い企業は概して資本が小さく、株価の影響を受けやすい。推測だが、達人は投機的な金の流れで、そういった企業が停滞したり、失敗したりするのを何度か経験したのだろう。それでも、毎日「個人投資家」と称する人々が、市場に一攫千金を目指してやってくる。(おそらく、本業でしっかりした何かがなく、充実度も給与もいまいちの人たちだろう)そして、退場者がやってきた「投機」を「オレは違う!」と思いこみながら繰り返す。そういった人間の性というものは、欲に根ざしているだけに、なかなか変わることがない。この初老ながら投資への熱意を衰えさせない達人が、講演や執筆を断り続けている理由が、ほんの少し分かる気がした。。。バフェットとソロス勝利の投資学なぜか日本人が知らなかった新しい株の本
2009/11/23
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あるテレビ番組のこと。「つぎはぎだらけの行政。ミスしないことが大事なのに」という所ジョージの的確な指摘。どう思うか?とアナウンサーがゲストの橋下府知事に聞いた。橋下府知事は悪びれる様子もなく答えた。「いやぁ~、本当につぎはぎだらけでねぇ。ミスしないことが大事なんですよねぇ~」橋下徹は首長だ。日本第2位の人口を誇る大阪府の「行政のトップ」だ。もう2年間やっている。いま、「つぎはぎだらけの行政、お前はその行政長だがどう思うか?」と言われたんだ。なにが「いやぁ~、本当にねぇ~」だ!行政を背負ってるなら、反省に言葉を失うか、せめて赤面しろ。と言いたい。この期におよんで、行政長の自覚がまったくないとはどういう事だろう?橋下徹は行政長であって、市民代表ではない。執務者であり、最高責任者であり、職員のトップだ。「つぎはぎ」と痛罵された行政の、その実施者だ。「自分のせいじゃない(職員のせいだ)」「自分の責任じゃない(国と前知事の責任だ)」そういった甘えた気分と無自覚こそが、行政の劣化と機能不全を招いた。いったい大阪府庁とは一部職員どころか、首長みずから腐る風土でもあるのか?(たしかに太田、横山の前・前々府知事は、腐りに腐っていた)橋下府知事よ。行政の担い手の自覚があるならば、その痛烈な批判に一般職員以上に耳を痛めるはず。役所の職員ともども、いや、その職責の分だけ大きく反省して当たり前。なにが「いやぁ~、本当にねぇ~」だ…なにが…
2009/11/22
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【司馬遼太郎「坂の上の雲」より】・日本においては新聞は必ずしも叡知と良心を代表しない。むしろ流行を代表するものである。・新聞は満州における戦勝(※日露戦争のこと)を野放図に報道し続けて国民を煽っているうちに、煽られた国民から逆に煽られるはめになり、日本が無敵であるという悲惨な錯覚をいだくようになった。・日本の新聞はいつの時代にも外交問題には冷静を欠く刊行物でありーそのことは日本の国民性の濃厚な反射でもあるがーつねに一方に片寄ることのすきな日本の新聞とその国民性が、その後も日本をつねに危機に追い込んだ。「坂の上の雲」は日清・日露戦争の時代を通じて明治の日本国家と日本人のすがたを描いた司馬遼太郎の長編傑作のひとつ。1968年の歴史小説だが、近年の極端な自虐史観への反省から、ここ数年ふたたびその人気が復活し、阿部寛、本木雅弘を主演にNHKの長編歴史ドラマ化もされた。上記の司馬の新聞評は今日の新聞をみるかぎり、きわめて的確といえる。顧みると、明治~太平洋戦争までの好戦的・高圧的論調から、戦後~今日の媚外的・自虐的論調にぐるりと180度回っただけで、新聞の本質自体は、明治の時代からみじんも進化・改善していない。新聞のコラムは、なにかにつけ読者に「歴史に学ぶべきだ」というが、当の新聞自体は100年以上の間、ほぼなにも学んでこなかったようである。
2009/11/13
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○給与を上げ、内需を回復させるには…私は税制の方は素人だが、人件費に応じた法人税の一部減免(控除)しか現政府がとりうる有効な政策はないのではなかろうか?なにを先立てようとしても、国民がキャッシュを持っていない現実が立ちはだかる。企業は会社と株主の利益しか考えていない。憂慮される現実だが、この事態では無理もない。ならば、企業が「喜んで」社員の給与アップをしたくなるような政策を断行するしかないだろう。しかし、政治家の大タニマチである経団連が反対するような政策は実施しにくい。経団連とてエコ減税やエコ補助金は大歓迎しているように、内需拡大の重要さは認識している。ただ、自分の懐を痛めるのだけは嫌だという。中小企業は懐の余裕すらない。法人税を納められない企業の方がずっと多いほどだ。ならば、法人税の減税と賃金アップをどうにか両立できる方法はないものか。私が素人なりに考えるのは法人税の改正で、人件費に応じた法人税減免措置しかないと思うのだが…もちろん他の法制もいじる必要があるだろうが、少なくとも理論上の実現可能性としてはどうだろう?ぜひ専門分野の方や企業側の意見も聞いてみたい。
2009/11/11
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最近、ヤフオクなどのオークションサイトで新たな詐欺が頻発している。出品者になりすまし、落札者がキャンセルしたので、格安で次点のあなたに商品をゆずると持ちかける詐欺である。例えば、あなたがYAMADAさんの出品していた液晶テレビに入札していたが落札できなかったとしよう。すると、数日後このようなメールが来る。はじめまして、ヤフーオークションで液晶テレビ●●を出品していた YAMADA です。この度は、ご入札頂き、ありがとうございました。突然ですが、落札者様のご都合で、出品していた商品がキャンセルとなってしまいました。もう梱包もしてしまいましたので、もし、貴兄にお取引のご意志がおありでしたら、お取引させていただきたいと思います。送料税込み1万円でいかがでしょうか? (←微妙に安いところがポイント)落札者よりキャンセル料を頂いている為、さらに値引きもできます、ご相談ください。YAMADAなんとも美味すぎる話だ。東芝 REGZA 40A80002009秋の隠れ最強モデル実はこのメール、YAMADAさんを語る詐欺師のものだ。本物の出品者であるYAMADAさんはなにも知らない。もし運悪く話を信じてしまったあなたが、取引に応じたらアウト。お金だけ振り込まされて、商品は永遠に届かない。銀行口座もすぐに閉鎖され、連絡がとれなくなる。おそらく架空口座を使った外国人犯罪者の手口と思われる。決して取引に応じてはいけないが、治安のために少し努力しても良い。1.まず取引に応じるふりをして、口座番号と口座名義を聞き出す。2.本物のYAMADAさん(出品者)にメールまたは質問欄で連絡し、口座番号と名前が本物かを確認する。 3.その際、身に覚えがなければ、警察とオークション主催者に届け出るよう忠告する。詐欺は未遂でも刑法によって処罰される立派な犯罪である(刑法250条)実は私もヤフオクで同じようなメールに出くわした。出品者の方にとっては、ダマされた人から詐欺師よばわりされるなど、非常に迷惑な話なので是非教えてあげよう。ちなみに、ヤフオクの場合、落札をキャンセルすると半強制的に繰り上げ落札になる。悪い評価がつかないようにキャンセル料に相当する金額を払って落札したことにすることもあるが、そのときわざわざ格安で次点に譲ったりしない。まず間違いなく再出品するだろう。だから、このメールのような事態はまずありえない。こういうメールが来たらすぐに詐欺だ!と思おう。うまい話には落とし穴があるものだ。
2009/09/30
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以前書いた記事で、セールス電話撃退法にふれたところ「効果があった」「電話がこなくなった」とメッセージやコメントをいただいたので、役に立ったようで幸いだ。この記事は元セールス電話の仕事をしてた女性と、消費生活相談員、それに法律の仕事をしている3人から聞いた話をまとめた話なので、お役に立てればと思い、抜粋、加筆して再掲したいと思う。「めざせ逆ブラックリスト」 業者に嫌われよう!セールス電話でマンションを売る会社に勤めていたことのある人に聞いたことがあるが、商用電話をかけてくるような会社は、どんな人がお客さんかを嗅ぎ分けるマニュアルを持っている。ひとことでそれを言うと「きまじめな人」ということになる。住所・氏名・自宅の電話番号・プロバイダのメアドがキチンと書いてあるような人がカモということである。逆に、情報にいろんな工夫をしている人は、防御が固いとして望み薄で、始めからかけてこないか、かけてもすぐ引き下がる。ネット通販のときの名前はカタカナ・電話番号はなるべく書かない・捨てアドのフリーメールを使うこの3つを実施するだけで、個人情報が仮に漏出したとしても、被害を最小限にできるだろう。うまく業者に警戒されたら、業者間で取り引きされるリストから「逆ブラックリスト(要警戒人物)」として外される。消費生活相談員がおすすめする「正しい」セールス電話の断り方さらに、消費生活センターの相談員に聞いた話がある。英会話でも、マンションでも、セールス電話がかかってきたとき、それを断る文句を多くの人が間違うそうだ。たとえば「忙しいので」「勤務中ですから」・・・お忙しくないときは何時ですか?「それは要りません」「間に合っています」・・・別のおすすめがあります!意外にこういう答えをして、業者に付け入る隙を与えてしまう人が多いという。一番よい電話の切り方は「迷惑だから、二度と電話しないでね」と、相手が話し終わらないうちにに、これだけ言ってガチャン!と切ってしまうことだそうである。1.相手の話を聞かない・・・商談をさせないことが一番のポイント(はじめ要件を切り出さないタイプには、「で、要件は?」と聞いて話し始めた出鼻でガツンと切ると相手のダメージ大)2.「忙しい」「いらない」など理由は不要。 なにも言わず、はっきり「迷惑」と切り捨てること3.二度とかけるなと明白な意思表示をすることこの3つが肝心かつ効果的だという。そういえば、前出の元・セールス電話の人が言っていたが、掛ける方も「どんなに罵倒されるかとビクビクしていた」「プルルルッという電話の音が恐くなった」「電話に出てくれないでとどこかで祈っていた」と語っていた。他人様に迷惑をかけている、という自覚のある常識人なら恐いのだ。当然だろう。そういう人をまっとうな仕事に戻らせ、そうでない厚顔無恥な人には痛い思いをしてもらう。そのためにも「迷惑!ガチャン!」が一番いいのだと、消費生活相談員は説明してくれた。逆ギレには迷わず国家権力投入してOK!「迷惑!ガチャン!」をすると、ごくまれに、話を聞いてもらえなかったことに逆ギレして、再度電話を掛けてくる阿呆としか言いようのないセールスもいる。その場合、脅迫罪(もし業務中ならプラス業務妨害罪)にあたるので警察(110番)に相手の電話番号を通報してよい。「迷惑です。脅迫に業務妨害だから、警察にこのナンバーを通報します」と言ってしまっていい。警察から相手方に電話し、即逮捕まではしないまでも、二度とかけてこないし、逆ブラック・・・要警戒者としてリストからも外してもらえる。ごくたまに「迷惑電話ぐらいで・・・」と対応をしぶる怠慢警察官(中高年に多い)もいるかもしれないが、そういうときは所属と名前をキッチリ聞いて、別の担当者に変わってもらおう。脅迫、業務妨害という立派な刑事事件の容疑がかかっている件を放置したとなれば、必ず問題になるので、まともな警察官なら対応せざるをえない。(この点、知人弁護士も「逆ギレは立派な脅迫」「刑事事件を放置したら警察の問題」と明言)余談だが、どこから「脅迫」になるかは、判例によると「自分がそう思った時点」とのこと。もっとも、ちゃんとした(?)セールス電話のマニュアルには逆ギレで警察沙汰にならないよう、逆ギレ、もめ事を厳しく禁じているそうである。前出の元セールスの人の会社では「警察出てきたら給料なしでクビ」だったそうである。ちなみにセールス会社のマニュアルには「迷惑だ!ガチャン!」にも耐えて次の客を探せ、と書いてあるそうだ。テレセールスに限らず、飛び込みセールスの世界は数打ってなんぼ。キレてるヒマがあったら一件でも多くダイヤルしろ!ということだろう。そういうブラック会社的なビジネスは早晩崩壊して、健全な実業をする会社が増えて欲しいものだ。気の弱い方は電話機機能と電話会社のサービスを「はっきり言うのが苦手で・・・」という気の弱い方にも方法はある。まず、手っ取り早く、電話会社の「迷惑電話おことわりサービス」を使ってもいいだろう。NTT、KDDIほかどこの電話会社でもやっている。ただし、弱点があって6件までしか登録できず、さらに有料だ。月額600円で、12ヶ月使ったら7200円。コストから考えても、電話機を変えてしまうのが一番早い。最近の電話機は迷惑電話対策機能はもはや必須で、これが無い機種を探す方が難しい。登録は機種によって幅があるが、30~100件と十分な数の迷惑電話番号をブロックできる。さらに通話録音機能があるとよい。(実際に通話録音機能がなくても)、セールスに対しては「この通話は録音しています」も効果絶大だ。【 厚手タイプ! セールスお断りステッカー 】防水 タイプセールス 勧誘おことわり 迷惑セールス セールスお断り 勧誘お断り シール セキュリティ ステッカー 3000円以上の購入でゆうパケット又は定型外郵便に限り送料無料です! 楽天 通販
2009/09/24
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いわゆる「相場観」がある玄人向けといわれる「ブル・ベアスイッチファンド」だが、本当にそうだろうか?もっと単純なサインでスイッチする方法がないか検討してみた。ブル・ベアスイッチファンドの特徴と対策ブルベアファンド最大の特徴は今回のような世界同時不況ような株価下落時も(ベア型で)資産が増えるということだ。ブルベアファンドは各種あり、スイッチングできるものには、資金を一時避難させることができる「ポートフォリオ」と呼ばれるファンドを組み入れて、ブル・ベア・ポートフォリオの3本立てで1セットになっている商品もある。しかし、スイッチングのコストが高いこと(2%以上)ともみ合い相場に弱いのが難点。だから、チャートのトレンドは長期で捕らえないと勝つことができない。たとえば、5日、25日、75日の移動平均線でゴールデンクロスが成立してブルにスイッチしても、長期トレンドが下向きだとマイナスになる。デッドクロスの場合も長期トレンドが上向きだとマイナスだ。結論として5日、25日、75日の移動平均線のクロスは使えないと思う。そこで、13週移動平均線の上向き、下向きでスイッチしたらどうなるかを検討したところ、良好な成績が得られたので報告したい。検証条件データは直近の2年(2007年9月3日から2009年9月18日)を用いた。初期投資金額10,000円日経平均に連動するWブル・Wベアファンドを想定した。手数料はスイッチングのたび2%とする。便宜上、その他の細かい手数料は省略した。また、税についてもファンドの場合は解約売りするまで利益が確定しないので省略した。(ファンドは5-15年の信託期間が終わるまで解約売りする必要がない)さて、投資開始日の2007年9月3日の13週移動平均線は下向き↓トレンドなのでに10,000円をWベアに投資する。その後、13週移動平均線が上向き↑、下向き↓に変わった日にファンドをスイッチする。上向き↑ならブル、下向き↓ならベアにスイッチする。日経平均チャート(クリックで拡大)2007年9月3日から2009年9月18日の間に13週移動平均線は大きく3回転換している。(赤|の部分)チャート中に1ヶ所だけ(○で囲った部分)13週移動平均線が上げてすぐ下がった点があるが、これは横ばいとして計算した。(仮にブル→ベアと2回スイッチしても累計リターンには2%程度の影響しかないため)結果と考察転換日13Wトレンド日経平均騰落率基準価格騰落率2007/09/03(↓継続)ベア16,524-10,000-2008/04/21↑転換ブル13,697-17.11%12,484+24.84%2008/06/30↓転換ベア13,481-1.57%12,560+0.6%2009/04/13↑転換ブル8,924-33.80%15,191+20.95%2009/09/18(↑継続)ブル10,370+16.20%20,661+36.01%累計-6,154-37.24%+10,661+106.61%表の通り、日経平均とはあきれるほどの大差が出た。 日経平均がこの2年間で-37%値下がりしたのに対し、ブルベアは13週移動平均線の転換に合わせてスイッチしただけで+106%と資産は倍増した。2008/04/21-06/30の短い期間に13週移動平均線は上向いたが、2008/06/06の14,489円をピークに急激な下落に転じたため、この期間、日経平均はマイナスになっている。ブルベアファンドの資産はわずかにプラスになっているが、これは基準価格が、日経平均の価格そのものではなく、「変動率」に連動しているためである。そのため、日経平均と同じ方向で上下しても、金額の増減に違いが出る。これが「ブルベアファンドは儲からない」と言われるゆえんだが、これはあくまで短期かつトレンドを無視した場合の話である。長期スパンでのリターンについて考えれば「株をはじめる前に読むブログ」においてstaygold氏が優れた検証記事でまとめているように、トレンドをしっかり捕らえれば市場の倍近いリターンが得られる。考察1 頻繁なスイッチングはコストとリスクを招く2008年10月のリーマンショックから始まる株価の大暴落という特殊要因があったが、13週移動平均線はゆるやか、かつ確実に長期トレンドを捕らえることができると考えられる。もちろんもっと素早くトレンドに対応できればその方がよいに決まっているが、ブルベアファンドのスイッチコストが2%以上と高率であることを忘れてはならない。要するに、このファンドは本質的に頻繁なスイッチに適していないのだ。また、ファンドが株価そのものではなく、変動率に連動することも忘れてはいけない。そのため、長期スパンでトレンドを捕らえ、トレンドに適したファンドを保有することが重要になってくる。最後にレバレッジであるが、現在、日経平均に連動するブルベアファンドではレバレッジ1-3倍のものがある。3倍ブルベアが最もリターンがよいが、頻繁にスイッチするとレバレッジの分だけ損失が膨らむことは忘れてはならないだろう。考察2 ブルベアファンドの年率リターンは20%以上か?今回、近2年間の日経平均を例に検証したが、過去10年の日経チャートをざっと見ると、13週移動平均線でWブル・ベアを切り替えて運用した場合、年率リターンは10%-50%、平均で年20-30%といったところだろう。20-30%、これは驚異的なリターンだ。仮にスイッチングを誤るケース、相場が急変動するケースなどを考えて、やや控えめに年率20%のリターンと見積もっても、恐ろしいリターンになる。実際に計算してみよう。元本を100万円とすると年20%複利では1年目 1,000,000円5年目 2,488,320円10年目 6,191,736円20年目 38,337,600円30年目 237,376,314円と、5年目に250万円、10年目に600万円を超える。複利が加速するのはこからで、20年目に3,800万円、30年目には2億3,000円万円とまさにケタ違いの金額になる。これがかのウォーレン・バフェットを世界一の富豪に押し上げ、アインシュタインをして「複利こそ20世紀最大の発見」と言わしめた複利の破壊力だ。ちなみにバフェットは40年間にわたって平均約20%のリターンを獲得し続けた。元本が1500倍に膨れあがる計算だ、なるほど世界一の大富豪にもなるわけだ。ちなみに30%複利だと20年目に1億9,000万円、30年目に26億円(!?)になる。もちろん、こんなに巧くいくはずもなく、年率5-30%のリターンを何年か繰り返すことになるだろう。未来の相場はもちろん分からないが、それでも13週平均を使えば年10%以上のリターンは堅いと思う。本業を守りながら堅実な投資をブルベアファンドは、株価下落時にも資産が増え、しかも手間が少ないのはかなり魅力的だ。実は日経225ETFを信用取引したり、先物を使ってもブルベアファンドと近いことができる。しかし、ETFや先物は発注がどうしても煩雑になる。個人投資家はほとんどがサラリーマンなど、別に本業をもっている兼業投資家のはず。本業がおろそかになったり、株価が気になって仕事や家庭のことが手に付かなくなっては本末転倒だ。シンプルな投資が望ましい。その点、毎日チャートを見る必要も発注をすることもなく、年に数回のスイッチングで年10%以上のリターンが望めるのであれば、ブルベアファンドを活用する意義が十分あるのではないだろうか。私は少額ながら既に始めている。現在、トリプルブル・ベアを扱っているのは楽天証券のみ取扱いファンド数は日本一、毎月1000円投信積立て投信50万円ごとに年12000ポイント付与など楽天グループならではのユニークなサービスが多い。(他証券会社から投信を楽天証券に振替することもできる)また、中国・米国の株式・ファンドに強いのも魅力。最近、株式手数料も約定10万円/145円と大幅に値下げした。
2009/09/19
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「わたしは、多くの人が酒と借金によるレバレッジで失敗するのを目の当たりにしてきた」ウォーレン・バフェット(投資家)バフェットの財務諸表を読む力少ない資金で多額の外貨が取引できる外国為替証拠金取引(FX)について、金融庁は3日、顧客の預けた資金の何倍まで取引できるかを示す証拠金倍率の上限を導入する内閣府令を公布した。ところが、この規制には反発も多い。「投資による損失は自由な経済活動の結果であり、自己責任のため当局による規制は不要」金融庁に寄せられた事前の意見募集では、709の団体・個人のうち、実に650のFX業者や投資家が規制導入に反対した。(ロイター「FX規制強化のてん末」 09年8月10日)○FXやレバレッジの本質はあまりに理解されていないFXとは、ドル-円など、為替差益を狙ったマネートレードであり、「レバレッジ」と呼ばれるシステムにより、元本の数倍におよぶ取引ができることが魅力とされている。レバレッジとは、要するに業者に少額の担保を渡して、大金を借りることだ。たとえば、元手が1万円でも、10倍レバレッジであれば10万円の取引ができ、少ない元手で大きな利益というのが売りである。しかし、FX人気とともに顧客獲得のためFX業者間の競争が加熱。特にFX人気の源であるレバレッジが過大になり100倍、200倍ついに400倍にまで膨らんだ。レバレッジは、元はといえばFX業者からの「借金」だ。大金を掴める可能性と同様に、大借金を負う可能性もある。実際、レバレッジのかけすぎでFX破産する例が急増している。○株とFXの根本的な違いよく「株がいいか?FXがいいか?」という議論がある。その問いをする前に、株とFXの本質的違いが分かっているだろうか?普通の人が、資産運用と聞いて、真っ先に浮かぶのは預金、次に株だろう。この2つは異なる長所・短所があるが、上手く組み合わせればよい資産運用ができる。まず、預金は利子で増える安定資産だが、インフレに弱い。資本主義経済はインフレを続ける宿命なので、現在の100万円は五十年後には30万円ぐらいの価値しかないかもしれない。(実際、アメリカの1ドルは、この2百年間で1ドル→0.07ドルの価値にまで目減りした)一方、株(現物株式を指す)も配当で増える。価格が変動しやすいが、インフレに強く、経済規模とともに成長する。近年、経済学者の研究によって、株式は長期間(30年以上らしいが…)保有すればするほど、預金よりもリスクが下がり、利益が高くなることが分かってきた。一方、日々のトレードであるFXは、つまるところ勝ち負けのみの世界なので、元本は不安定、何年やってもリスクは減らない。誰しもある程度勝てるが、みんなけっこう負ける。はっきり言って、ギャンブル要素は、競馬やパチンコと同じだ。FX信奉者がよく言う「競馬やパチンコのようなギャンブルは、情報量が少なく、偶然の要素が大きい。 FXはそうではないからギャンブルではない」などという理屈は、FXと他のギャンブルの本質的違いを全く説明していない。そうではなく、FXと(商業)ギャンブルの違いは、売上を仕切る胴元がいるかいないかだ。FXは仲介業者がいるだけなので商業ギャンブルではない。しかし、FXのギャンブル性はすこぶる高い。その高さはプロも認めるところで、友人の現役為替ディーラーは常々「FXはまるっきりギャンブルの世界。数字に強い人間はFXより株をやるべき」と言っている。話を戻して、株(や預金、国債)とFXの本質的違いは「資産か、手段か」という点だ。「資産」とはお金を生んでくれる財産をいう。(お金の原資となる財産と書いて「資産」)株は持っているだけで「配当」というお金を生んでくれる。(日本株は平均で年利2~3%ぐらいの配当)一方、FXはなにもしなければ、1円も生まない。もちろん、株も頻繁に売買するのであればFXとなんら変わりないギャンブルだ。もう一つ、預金・株式とFX(や他のギャンブル)の本質的違いは根元的生産性の有無だ。本来、社会経済に貢献する存在かどうか?・・・という点でまったく性質が違う。預金は銀行や信金を介して企業や個人などに貸し付けられ、社会経済に貢献する。株は株式会社の資金調達手段となり、社会経済に貢献する。一方、平たく言うと為替レートに便乗して稼ぐFXは社会経済に益しない。もちろん、FXが悪いという意味ではない。性質が違うというだけだ。○「レバレッジ・ジャンキー」FX参加者が賢明ならば、身の丈にあったレバレッジに徹しなければならない。しかし、そういう人は少数派だろう。たいていが勝ちにおごってレバレッジを大きくする。たいていが負けを一気に取り返そうとさらにレバレッジをかける。株や預金では、FXほど手っ取り早く、大きく儲けることはできない。だから、ひとたびFXで大勝ちの味を知ると、もはや生半可な意思では脱出できない。友人ディーラーの証券会社の中では、そういう人を「レバレッジ・ジャンキー(または単にジャンキー)」と言うそうだ。友人の弁護士は、あるフリーターが親戚や金融から集めたお金でFXをはじめ、あっという間に大借金を作ったため、自己破産をめぐって親族同士で民事紛争になった件を扱っている。自己破産とは、裁判所に頼んで借金をチャラにし、貸し主を丸損させることだ。それでもレバレッジ・ジャンキーは真面目に働くより、FXで大儲けを狙おうとする。運良くFXで利益を得たら全部自分のもので大金持ち。でも、大借金を背負ったら、自己破産でチャラにして、債権者の負担にする。つまり「勝ったら自分の儲け、負けたら他人の損」というあまりに身勝手かつ無責任な理屈が、驚くことに実社会でまかり通っている。包み隠さず言えば、私はレバレッジ・ジャンキーを健全な経済の「癌」だと思っている。○FX参加は資格制にし、レバレッジは厳しい収入条件をここで私の勝手な提言を書きたい。レバレッジの本質を理解していないFX信奉者の方は不快だろうから聞き流して欲しい。資本主義国家が健全であるためには、「実業」がしっかりしてなければならない。実業とは、モノを作り、サービスを提供して、社会からフェアな対価を得ることだ。これに対し、FXのレバレッジや株の信用取引など、実体のないマネーで儲けようとすることを「虚業」という。2008年世界同時不況を引き起こしたマネー資本主義国家は、虚業の失敗によって、実業までもが大ダメージを受けた。あの虚業大国の失敗を繰り返さないよう、日本はあくまで健全な実業大国であるべきだと思う。だが、人間の能力は限られているのだから、実業に向けるべき労働力が、虚業たるマネートレードに、必要以上に費やされる現状はどうだろう?繰り返すが、FX自体はなんら悪くない。金儲けは悪いことではない。問題は、実業がおぼつかず、ろくに貯金もない人間が、借金をしてまでFXに没頭することだ。理由として第一に、日本の労働力が低下する。第二に、負けて借金を背負った場合、返済能力がない。すでに、消費者金融では貸金法改正により、年収の3分の1枠までしか貸付けできない。FXも定職に就いているか、一定以上の資産を持つ人にのみ参加資格を与える制度にすべきだ。レバレッジの上限については、さらに厳密な審査が必要だろう。大阪府を見るまでもなく、公務員ですらいきなり給与ボーナス大幅カットになる時代だ。今のように自己申告でチェックをしていくだけの審査は甘すぎだ。定期的に源泉徴収の提示、預金残高の証明など、もっと厳しい審査が必要だ。審査の結果、資金が十分ある人なら1000倍レバレッジでも可。逆に収入に見合わない高レバレッジを望むジャンキーには、連帯保証人を付けるぐらいで丁度いい。○野放図のFXを競馬やパチンコ並に健全にこう書くと「それじゃあ、FXは金持ちだけのものになるじゃないか!!」と憤る現役FX信者もいるだろう。まさにその通り!FXのようなギャンブル性の高いトレードは、金持ちか、実業をしている人だけ参加する資格がある。なぜなら、彼らには自分で稼いだ元手があり、自力で借金を返済する能力がある。他人に迷惑をかけず、自分一人で責任と義務を果たす経済力がある。納得できない人はよく考えてみてほしい。競馬場にいるオヤジさんだって、パチンコ屋さんにいる主婦だって、自分の財布からお金を出しているのだ。レバレッジという名の借金をしてFXをやる人より、競馬場のオヤジさんの方が社会的にも経済的にも健全なのだ。FXをやっている人の何割にそういった常識的な認識があるだろうか?一流の証券会社にFX口座を持っているから?経済ニュースを欠かさずチェックしているから?チャートや指数を分析しているから?FXは「資産形成」という名目だから?・・・そんなくだらない理由で、競馬場のオヤジさんよりFXトレーダーが健全なんて、天地を逆にする程とんでもない錯覚だ!地方競馬場のオヤジさん達は、自分のお金で馬券を買ってる。売上の2割強を主催自治体に納めて公益に奉仕すらしている。レバレッジ・ジャンキーより、競馬オヤジの方が圧倒的に健全だ。借金を返せない人にお金を貸した結果が、90年代バブル崩壊であり、08年世界同時不況を引き起こしたサブプライムローンだ。FXを資産運用という人もいるが、借金のことを「資産」とは言わない。借金は「負債」というのだ。FXってなに?という一般の方ももちろん関係各省庁も国会議員もFXとレバレッジの本質をよく理解し、労働者が減り、無責任者が急増している現状にもっと危機感を持ってほしい。
2009/08/20
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○「0.5票」ってナニ?ある投票結果の詳細を見ていたら不思議なことに気づいた。「日本党 山田太郎 10050.523票」選挙の票数には小数点以下があるのだ。不思議に思って、役所に勤めていて選挙の開票に従事したことのある友人に聞いたら、面白い答えが返ってきた。「それはアンブン票だよ」「アンブン票って?」「疑問票のことさ」「疑問票って、字が読みにくい票?」「それもあるけど、間違った票やふざけた票がほとんどだよ」「疑問票があるとなんで0.5票があるの?」「つまるとこ死に票を出さないため。判定しにくいときは票を分割するから」按分(アンブン)票とは、つまりこういうことらしい。その選挙には「桜井 太郎」と「桜井 花子」が立候補していた。ある投票用紙に「桜井○○」と書いてあった。名前○○の部分は字が消えていて判読できない。どちらの候補の票とも読める。生徒会投票だったら無効票だ。しかし公職選挙法による選挙では違う。山田さんの票とも花子さんの票とも読めるときは、1票を公平に分割するのだ。だから1票÷2人=0.5票が生まれるのだという。(実際には得票数に応じて配分する)○意外に大変(?)開票作業で公務員は大わらわ疑問票ついでに、市役所の友人に選挙にまつわる興味深い話をいろいろ聞いた。伝聞なので私の勘違いもあるかもしれないが、是非紹介したい。いろいろ聞くと、開票作業は私が思っていた以上に重労働らしい。だいたい投票が終わって夜7時ごろ体育館に集合し、夜中の2、3時まで休憩ナシのぶっ通しで全ての票を仕分けるという。その市の開票作業が他の市より遅いと、市長からお叱りがあったりする。さらに選挙管理委員会や警察官が監視し、新聞記者が見守る中なので、休憩ナシ、サボりなどとんでも無い状況だそうだ。実際には開票が完了するまで、体育館から一歩も出られず、休憩はなく、トイレと水しか許されない。トイレは委員か警官が監視している。個室に入って長いと事情聴取を受けることもある。水も警察官か選挙委員の見える所でしか飲んではいけない。すべては不正を防ぐためとはいえ、厳重な監視体制だ。そんな作業を拘束時間にして7~9時間。日当は1万円ぐらいと聞いたので時給約1300円ぐらい?深夜作業の上に、翌日が平日なら通常勤務。きみ、時給1300円でやるかい?と言われたら私は絶対やらない。本当は役所の人もほとんどの人が割に合わない開票作業を断りたいそうだ。だが、指名=命令に近いのでまず断れないらしい。たまに「公務員なのに、なぜ開票作業で手当をもらっているのだ!」という乱暴な人もいる。そもそも、選挙は自治体の仕事ではない。選挙管理委員会の仕事であって、自治体職員の仕事ではない。本当は選挙管理委員会の職員がやる仕事だ。もちろん外部委託しなければならないが、民間人では不正の問題があるから、公務員に依頼している委託業務である。いわば、選挙管理委員会の仕事を自治体が依頼されて職員を派遣する「(強制)アルバイト」だ。それを「公務員なのに・・・」というのは、あまりに公務員に対する偏見と妬みが過ぎ。無知だし、マスゴミに踊らされすぎだ。ちなみに、1万円の日当の根拠は、民間の事務系派遣社員を元に算出しているらしい。○まったく使えない「開票マシーン」それでも人件費を浮かせろ!という世論の手前、自動読み取り機を毎年投入するのだが、現時点ではぜんぜん実用レベルでないそうだ。とにかく判定不能や誤判定が多く、人間がダブルチェックしないと、危なくて使えないという。さらに費用対効果として考えて「人力より遅い」自動読み取り機は、多くても年に数回しかない選挙のためだけの機械である。故障対応のためにエンジニアもセットになってくる。そのため、一回につき数十万円というびっくりするほど高額なリース料だそうだ。だが、自動読み取り機は、紙詰まりや破損をしないため、スピードに制限がある。一方(私感だが)公務員は難関試験を突破しているだけに処理能力はおしなべて高い。本来のポテンシャルを発揮すると、一日30万円でリースされる自動読み取り機より、日当1万円の公務員10人の方が速いそうだ。自動読み取り機がいきなり故障しエンジニアが修理している間に、人力のみで開票作業が終わったこともあったそうだ。そして、終了時間はむしろ早かったらしい。○一票たりとも死なせない努力・・・汗の結晶「0.5」開票の話を聞いていると、私たちが思っている以上に選挙というのは厳粛で厳密なイベントだと感じた。1枚の投票用紙は、なんと合計5回も確認された後はじめて1票になる。作業者は100枚チェックするごとに自分の印鑑を押して、次のチェック部門に渡す。作業に責任を持つわけだ。間違いがあったらやり直し、帰宅は遅くなる。次の日が仕事ということもある。やり直しが目立つと新聞に書かれたり、上から怒られたりする。しかし、開票が遅くなる原因は仕分け作業ではなく、疑問票の判定に時間がかかるからだという。候補者や政党名の誤字、汚い字。。。虫眼鏡を使っても分からないことがある。なにより「いたずら」が多い。比例区で「○○党」でなく「鳩山由紀夫」と書いてあれば民主党に一票が入る。麻生太郎や鳩山由紀夫ならいい。だが、中には「シャア・アズナブル」や「浜崎あゆみ」などと書いてくる輩が居る。しかし開票者たちはふざけていられない。どこかの政党に「シャア・アズナブル」という人がいないか、議員名簿を数人で必死に探すそうだ!?「シャア」ならまだわかりやすくていいが、「浜崎あゆみ」は紛らわしくて困るらしい。「浜崎」という議員は実際何人かいて、その人のことかもしれない・・・となるからだ。かくして、ひたすら文字を追い、紙をめくり続ける作業を数時間ぶっ通しで行い、真夜中の眠い頭で疑問票を判定する。開票に従事する方々には頭が下がる思いがする。そもそも、開票を民間に任せられないのは、議員や政党との癒着などの危険があるからだ。もし民間に任せるとしたら、委託先は派遣会社になるだろう。しかし、派遣会社に開票を依頼してしまったら、継続的雇用制度を破壊する議員に有利になるよう操作するかもしれない。中立・公平を望むなら、私はやはり公務員の方に開票をお願いしたい。○国政にせめて一太刀! 「たった一票」のすごさ話を聞いて、選挙に従事する人たちの苦労を思うと同時に、やはり選挙はそれだけ大事なイベントなのだとつくづく実感した。選挙というのは事実上、国民が国政に参加できる唯一の手段なのだ。よく、「自分が1票入れたところで・・・」という人がいる。その考えを「あなた」が止めなければならない。多くの人が、今の日本政府に対して不満があるだろう。例えば、景気雇用対策が経団連の意向に左右され、大企業優先で中小企業がないがしろにされてるという。格差社会で、高額所得者とその他労働者の賃金格差が不当に広がりすぎているという。あるいは公務員が厚遇されすぎているから、民間との格差がないようにすべきだという。・・・どれもごもっともな不満だ。では、いったいなぜ、「政党政治」という国民の意思が反映され易いはずの制度下で、多くの国民の願いが国政に無視されるのか?いったいなぜ、政治家や政党は大衆の味方とポーズばかりで、実際には大企業ばかりを優先し、格差社会を容認しているのか?すべては、「あなた」のイージーな諦めと、ほんの数十分の労力を惜しむ怠惰が原因だ。日本の事実はこうだ。・中小企業に勤める人と、大企業に勤める人の比率は8:2・民間企業員+自営業と公務員+団体職員の比率は10:1・年収400万円未満の人と、年収1000万以上の人の比率は20:1一般に「弱者」と言われる人々は、実は圧倒的多数派なのだ。しかし、次のことも事実だ。・国政選挙に行かない人は、有権者の35~40%たとえば、マニュフェストおよび公約で中小企業支援、格差是正を最も前面に打ち出しているのは日本共産党だろう。だが、数年後の存続も危うい中小企業に勤め、年収350万円の「あなた」はこう言う。「日本共産党ってなんかイメージ悪いよ」「政権なんてとれないし、だいたい実行力もないだろう」そう言いながら“無難”と思い込んでいる自民党や民主党に“なんとなく”入れるか、家から出ない。一方で、選挙において圧倒的少数派である大企業、公務員の人々は、自分たちの権益を守ってくれる政党・政治家を厳選し、確実に投票する。あの売国奴集団・社民党が、それでも議席を持っているのは、自治労(公務員の労働組合)と親密だからという説もある。役所勤めの友人によると、自治労に入っている公務員(多くは単純労務職)の投票率は「たぶん95%以上」らしい。経団連にせよ公務員にせよ、既得権益を守っている人間は、民主主義の原則にそって保身をしているのだ。実にきちんとしている。正々堂々で見上げたものではないか。投票所にすら行かずにグチだけこぼす人々に比べれば、百倍「参政権」の意義が分かっている。なにも、難しいこと、いろんな事を勉強するべき、と言うわけではない。「どうせ一票」なら、難しいことはさておき、とりあえず目先でいいではないか!と思う。日本共産党や日本新党が第一党にならなくてもいい。というか、なるわけがない。向こう十年、第一党には間違いなく自民党か民主党がなる。だが、2009年8月現在、たった9議席の日本共産党が20議席に躍進したらどうなるか?民主、自民の議員を何人も打ち破ったらどうなるか?いや、勝てなくても、自民、民主の候補に肉薄したらどうなるか?おおよそ議員の考えることは一つだ「どうやれば議員でいられるか」そこで、理想論ばかり並べるだけの弱小政党と思っていた党が急伸したら?たとえ2大政党の議員でも「理想論」を無視できないと考える。マニュフェスト・公約に「理想論」を入れなくてはいけないと考える。公約だから実績を出さなくては次の選挙では負けるかもしれないと考える。弱小政党とはちがう、2大政党だからこそ、そう考える。それが引いては党の流れ、国政の流れを生み出すのだ。だから、圧倒的多数派である「あなた」の一票が大事だ。「あなた」が“よく知らなかった政党”の“理想論”に投じる一票は大事だ。森元首相の「寝た子」発言は自民、あるいは民主の偽らざる本音だ。だから「あなた」よ、国政に一太刀入れに選挙に行きましょう。字が汚くたって、間違ったっていい。開票作業者たちが「あなた」の票を死なせはしない。
2009/08/05
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話題のタイ制アクション「チョコレートファイター」を観てきた。・・・すごかった。アクション・エンターティメントとして純粋に面白かった。かつてのジャッキー・チェンの映画を彷彿とさせるスピーディな攻防は、最近では「マッハ!」シリーズでしか見ない。主演の「ジージャー(Jeeja:ヴァイオリンの意味)」ことヤーニン・ウィサミタナン(25)のアクションは本物中の本物!格闘技や武道をある程度やった人なら、その役者が本物かどうか分かるはず。ジージャーは身長162cm、体重46kgの細身。子供の頃から格闘技をはじめ、高校生の時テコンドーでタイ国際強化選手となる。高校に通いながら、テコンドー教室のインストラクターをやっていたが、在学中に父親が死亡。インストラクター代だけでは賄えない生活費を得るため、アクション女優になろうと決意。18歳のとき「マッハ!」のオーディションを受けたところをプラッチャヤー監督に見初められた。プラッチャヤー監督は彼女による彼女のためだけの映画を構想。同時にジージャーは作品のため「4年間」のトレーニングをしたという。テコンドーのトップ選手をたった一本の映画のためにさらに4年鍛える!?・・・すごい執念だ!!ジージャーは1984年生まれの25歳という年齢にびっくりするほど童顔だ。作中設定はたぶん15、6歳ではないだろうか?例えて言えば、安達祐実と池脇千鶴をミックスして、凛々しさを増したような日本人っぽいルックス。ちなみに劇中では日本人(阿部寛!)とタイ女性のハーフという設定。 かたや日本映画界が久々に放った純アクションエンターテイメント「ハイキック・ガール」がんばったとは思う。だが、映画としては惜しかった!運が悪かったと言ってもいいだろう。なにより最悪なのが、5月末という公開時期が完全に「チョコレート」とカブってしまったこと!だが、主演の武田梨奈(16)のアクションも間違いなく本物。 武田梨奈は身長157cm、体重非公開だがB75・W57・H82cmはかなり細身。過去にモーニング娘。オーディションで久住小春に敗れて落ちたことばかりが注目されるが、彼女の本物の空手レベル(少なくとも永井大よりははるかに上)は特筆に値する。この2人、ルックスは・・・日本人の私から見たら武田梨奈がジージャーに少し勝っている。(このあたりは好みのお話)だが、アクション、技の見栄え、バリュエーションのレベルでは正直にジージャーが上。格闘技をやっている人なら、予告編をYouTUBEで観た段階で差が分かるだろう。ただ、武田梨奈を弁護するわけではないが、武田梨奈はもともと「アイドル」だ。タレント事務所の制約があって、アクションの足かせになったのかもしれない。そして日本人としてはちょっと悔しいが・・・映画では完全に負けた。両作ともストーリーはあくまで脇とにかく売りは完全にアクションの純エンターテイメント作品。そして、私の目には「チョコレート・ファイター」の方が「ハイキック・ガール」より楽しめて面白かった。どっかの新聞の映画評論をパクって採点すると・チョコレート・ファイター ¥1500・ハイキック・ガール ¥700という所だろうか。だが、確かにジージャーはアクション女優として武田梨奈より上だったが、ジージャーと武田梨奈の差だけが映画の差だとは思わない。とにかく「チョコレート・ファイター」は、敵のやられ役の人々がすごすぎる。映画を観ていて、逆にそっちに注目してしまうほどだ。彼らはプロ中のプロだ! すごい!ジージャーと同じくらい拍手する。かなりの技量と演技力の持ち主が揃っている。「ハイキック・ガール」も元渋谷ギャルのキックボクサー・渡辺久江や「空手萌え」こと小林由佳など、バリバリの現役格闘家を起用しているが、残念ながら彼女たちは役者ではない。優れたパフォーマンスはできても、いい「やられ役」を期待するのは酷だ。実際、武田梨奈vs小林由佳のシーンでは、小林由佳が武田梨奈に合わせるため、抑えているのが分かる。武田梨奈vs小林由佳もともと小林由佳はフルコンの選手、コンビネーションや技の回転が速いのが持ち味。対して武田梨奈は防具空手、技の回転より一つ一つの技の正確さを重視する。同じ中段回し蹴りの応報をするにしても、初動も脚速も小林由佳の方が少し速い。分かりにくい人は、蹴り脚の戻しの速さの差、蹴りに入るモーションの速さに注目。ここまで差が見えると・・・たぶん普通の人が見ても分かるかもしれない。でも、そういうのが見えたら「映画」はダメだと思う。あくまで武田梨奈が輝かなくてはいけないのだ。2作を観て、時代劇が衰退したのは「いい切られ役が少なくなったから」だとある老監督が嘆いていた意味が(時代劇に興味がない自分でも)よく分かった。たぶん、チョコレート・ファイターとハイキック・ガールを両方観た人は、この意見に納得するだろう。アクション作品では主役より、むしろ「やられ役」が鍵だったのだ。いいアクション(時代劇)作品のやられ役は・敵意むき出しで主役に襲いかかる(様な演技ができる)・倒され方は実に見事で、説得力がある・主役の技量を大きく見せることができる・主役にミスがあっても、演技力と技術力で全力カバーする・自分がケガしてでも、主役は絶対にケガさせない・やられた後のフェードアウトが速くて自然チョコレートファイターの敵役は、これらをほぼ全て備えていた。やりきっていた。だが、ハイキック・ガールの敵役は・・・残念ながらレベルがまちまちだった。日本映画界にはそういったプロのやられ役が少ないようだ。アクション映画の敵役は、往々にして主人公以上の技量と演技力を求められるのだ。武田梨奈にチョコレートファイターの敵役をキャスティングすることが出来たら・・・きっともう2段階上のアクション映画が出来ただろう。逆にジージャーが「ハイキック・ガール」の主役だったら、これほど話題にはならなかっただろう。「映画はみんなで作るもの」と誰もが言う。確かにその通りだ。その通りだからこそ、日本アクション作品の限界を感じる。もともとアクション女優を目指して、女子プロレスの門を叩いた桜花由美は言った。「アクション女優では主役になれない」考えた結果、彼女はスクリーンの主役でなく、リングの主役を目指すことにした。美人レスラーとして有名になり、写真集やDVDも売れている。女優の仕事もしている。なるほど、桜花由美は正しい。つくづく日本映画界の(たとえば北村龍平レベルの)アクション認識には、そもそも限界をはらんでいるのだと思う。「やられ役」は脇役、バイプレーヤーなどではない。そこを分かっていない北村龍平が、大きなオファー(たとえば「あずみ」や「ゴジラ Final Wars」)でコケるのは必然の成り行き。やられ役はことアクション映画に関してはまさに大黒柱といっていい。ジャッキー・チェンもジージャーも、優れた相手がいてこそ映えたのだ。プロ魂あふれる彼らは、主役が元格闘家でも、ちょっと練習しただけの素人でも同じように吹っ飛んでみせる。時代劇の衰退、そして日本アクション映画の壁は「やられ役」という日陰の大黒柱を正当に評価してこなかった結果だ。武田梨奈もジージャーも体重40Kg代の華奢な「本物」のアクション女優だ。武田梨奈やジージャーの軽量級のスピードをさらに速く見せる。技の威力をヘビー級とは言わないまでもライト級ぐらいの「迫力」で見せる。それがファンタジーの実写化・・・映画というものだろう。「チョコレート・ファイター」は監督の執念、主演とやられ役の質でそれをクリアした。「ハイキック・ガール」はそれに遠く及ばなかった。日・タイ、2つの映画の差はそういう事だと思う。ジージャーの次作(次作のために金髪にしているらしい)と、武田梨奈の今後に注目したい。
2009/06/03
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●麻生首相、ロシア首相の北方領土抗議について新聞記者の取材に応じ「クリル諸島、北方4島へのソ連邦(ロシア)の不法占拠が続いている。昭和のはじめ、日本が独立した昭和27年から以後、ずーっと同じことしか言っていません。(中略)イタリアで行われるサミットで、ロシアと日本、私とメドベージェフとの間で特段に、それによって話がこじれるということはありません」(2009年5月30日)頼りない、政策が拙速など、評判ボロクソな麻生首相だが、北方4島を「不法占拠」と一貫して主張している点はきちんと評価したい。●北方領土(4島)は旧ソ連による「火事場泥棒」北方領土問題は、意外に日本人にもその歴史的経緯が知られていない。教科書でしっかり教えないからだろう。戦前、日本が領土拡張を求めて、諸外国と摩擦を引き起こした過剰な反省から「領土問題を強く言うのはよくない」といった間違った風潮が見られる。実際は真逆で、領土問題は早急に解決しなければならない。グレーゾーン領土があるのは、近接する2国にとって不幸なのだ。かつて、現在もグレーゾーン領土のために幾多の戦争が起きたか?歴史学者の論をまたない。グレーゾーン領土問題はしっかり白黒つけることによって、はじめて両国にシコリがなくなる。一時(・・・といっても十年単位だが)の感情的シコリは起きても、積極的に対話し条約締結まで持ち込んだ方がいいのだ。過去の歴史をみると、グレーゾーン領土はいったん両国のパワーバランスが崩れると、必ず戦火を生んできた。「何もしないのがいい」「そっとして置いた方がいい」と思いこんでいる人々こそが、もっと大きな争い、もっと大きな憎しみ、場合によっては戦争を起こす。さて、北方領土はカムチャッカ半島や樺太(からふと:現ロシア・サハリン州)と北海道の間に点在する島で、いうまでもなく日本の領土である。根室支庁HPより沖縄県より大きな択捉(えとろふ)、国後(くなしり)島の2島を含む北方4島北海道からわずか数kmと隣接しているが、ロシアに占拠されている日露戦争で日本がロシアより獲得した南樺太までが日本の領土であった太平洋戦争まで、北方領土に問題はなかった。問題は、南樺太を取られたロシア(当時ソビエト連邦)が、合法的に渡したものを、なにもかも違法なやり方で奪った所から始まる。太平洋戦争の前(1941年4月)、日本とソ連は日ソ中立条約を結んだが、この条約は5年満期で、国際法上どう読んでも1946年4月まで有効であった。しかし、ソ連は条約有効期間中の「1945年8月」8日、一方的に条約を破棄すると同時に宣戦布告、一気に南樺太や満州に攻め込んだ。当時、戦況が悪化していた日本は、中立国であったソ連を唯一の頼りとして、連合国との和平仲介を依頼し続けていた。しかし、頼みの綱であったソ連の条約破棄および参戦により、もはや和平交渉の道は閉ざされたと断念し、ポツダム宣言の条件を受け入れ降伏した。(原爆投下によって降伏したというのは一般に広まる誤解。原爆は降伏調印前に急いで落とされた)ソ連が日本の領土を不法占拠したのはこの時である。ポツダム宣言受諾の2週間後(つまり日本が武装解除して戦闘行為に出られない期間に)次々とソ連軍が北方領土に上陸し、約1ヶ月でほぼ全域を占拠してしまった。その時から、ソ連からロシアに代わった現在に至るまで不法占拠状態が続いている。ヤルタ会談でソ連参戦を持ちかけた当のアメリカをはじめ、当時の連合国のどの国もソ連の少なくとも(南樺太とその近島を除く)4島の占拠を今日に至るまで認めていない。つまり、北方領土問題は、世界に公然たるソ連の火事場泥棒なのである。ロシアの北方領土支配ほど歴史的に見ても、国際法的に見ても露骨で明確な「不法占拠」は近代類を見ない。日本は北方領土問題を国際司法裁判所で解決しようとソ連に持ちかけたが、ソ連が断固拒否したため実現しなかった(1972年)。常任理事国であったソ連は、国際司法裁判所が北方領土を(当然そうなるが)日本の領土と確認した場合、いやでも領土を解放せざるをえない立場にあったからだ。そして、ソ連解体後、親が盗んだものを子が引き継ぎ、今も「これは俺のものだ!」と主張しているのが現在のロシアである。ロシアは北方4島への道路整備などインフラ投入を実施しようとしており、実現すれば実効支配力は強まる。日本は「ロシアの不法占拠(盗品)」だということを、ますますしっかり世界に発信しなければならない。●北方領土問題では足並み揃う4大新聞さて北方4島不法占拠については、珍しく4大新聞の足並みが揃っている。・産経新聞北方領土のロシア大統領発言「話こじれることない」・読売新聞「北方領土、不法占拠は公式見解」…麻生首相・毎日新聞北方領土問題:ロシアの不法占拠は「公式見解」…麻生首相・朝日新聞「不法占拠は公式見解」 首相、ロシア大統領に反論●竹島問題では朝日新聞の媚韓きわだつ北方領土と同様、日本の固有領土であるのに韓国に50年以上「不法占拠」されている竹島についての解説では、各社のニュアンスは若干異なる。特にきわだつのは朝日新聞だ。「竹島問題、交流に影 韓国、子どもの訪問中止次々」(朝日新聞)日本が竹島問題について教科書に記載したことで、日韓交流に支障が出ているという記事である。要旨は「政治が日韓交流に悪影響を及ぼしている」という内容だ。だから、日本は竹島問題をはっきり主張するのはやめろ、とばかりの書き方だ。しかし、よく読めば分かるように、政治を日韓交流にもちこんでいるのは韓国側だけである。新聞記者ならば「韓国側は政治を日韓交流にまで持ち込むべきではない!」とはっきり書けばいいのだ。また、文末の竹島の解説について、朝日新聞が過剰なまでに韓国側の主張を盛り込んでいることに注目されたい。●4大新聞と地方新聞の「売国度」自由にものが言えるネット上では、一般に4大新聞の「売国度」は朝日新聞>・・・>毎日新聞>>読売新聞>産経新聞とされている。竹島問題についても、読売、産経は竹島問題のトピック記事集があるが、毎日、朝日にはない。そして、朝日新聞の韓国寄りは上記のとおりである。朝日新聞は「売国新聞」とまで呼ばれ、「アサヒる(=「ねつ造する」「反日する」の意)」とその偏向姿勢を揶揄されるが、これが裏付けられた形だ。これに対し、産経新聞は「【主張】竹島問題 韓国に成熟した対応望む」とした記事で竹島問題について毅然たる主張をしている。個人的にはこの論説には強く同感する。このように、朝日新聞とその他3新聞の違いは、北方四島についてはみられなかったが、やはり特亜3国(特定アジア3国=中国・韓国・北朝鮮の日本を仮想敵国としている3国)に関わる記事では、朝日新聞の"配慮"が光る。ちなみに、地方紙(基本的に政治・経済・国際などの分野は共同通信・時事通信ベース)の立場は、ほぼ中間に位置するが、東京新聞、中日新聞など大手地方紙には朝日新聞に劣らない記事の偏りがみられる。私は地方紙が貧弱な地域に住んでいるので、紙媒体の新聞は取らないことにしている。この記事をご覧の方。あなたのご家庭、どちらの新聞をお取りですか?
2009/05/31
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南京事件の核心―データベースによる事件の解明―--------------------------------------------眞鍋かとり 2009/05/12 02:11 まぁ、これだけ信頼できる一級資料、一次資料がないんですから、中国政府広報ママの南京虐殺はなかったとみるのが通常でしょう。中国には殺害30万人の根拠と資料をきっちり示してからにしていただきたい。日本の原爆被害者数は戸籍にのっとった死者・行方不明者数です。中国に日本のような厳密な記録がないにしても、数字の根拠はあるのでしょうから。それがさっぱり分からないところが南京の最大の謎ですな。南京の件について、ようやく両国の正しい歴史認識とやらが成立するのはそれからですな。で、貴兄は南京で大虐殺・・・少なくとも事件、といえる殺人、暴行、略奪があったと信じていらしゃるわけですが、実は私もなんの事件もないわけがなかろうと思っております。そこでお伺いしたいが、貴兄は日本軍によって(支那人の関与が疑わしいもの除く)戦闘行為以外(ゲリラ掃討等除く)の死傷者がどれだけあったか?推定でよいので推定根拠、できれば基本文献とともにご教示いただけませんか?>南京事件については犠牲者の多くが城外で殺害されている、というのは60年前からの常識です。とまでおっしゃるのですから、概数ぐらいはきちんと把握なされているはずですから。 --------------------------------------------uchya_x 2009/05/12 05:45 >(ゲリラ掃討等除く)あなたは南京において中国軍がゲリラ戦を行ったという"信頼できる一級資料、一次資料”をお持ちなわけですね。参考にしたいので、是非ご教授願いたい。--------------------------------------------Apeman 2009/05/12 09:05 >それがさっぱり分からないところが南京の最大の謎ですな。いや、そんなのちっとも謎じゃないから。とりあえず新書一冊読んでから出直そうね。--------------------------------------------monro 2009/05/13 03:12 本当にちょっとでも興味があれば、はてなブックマークを辿るだけでも、過去にApemanさんが「悪魔の証明ではない」とした記事や、被害者数をどう認識しているか、などの記事に当たるんですけどねぇ。 --------------------------------------------Apeman 2009/05/13 06:17 monroさんまあたまたまたどり着いた場所でピンポンダッシュしてみたかったということでしょう。ちょくちょくあることですから。 --------------------------------------------眞鍋かとり 2009/05/18 21:45 で、結局お答えにならないわけですな。ですから、この問題はお話が進まない。本をよめとか、他人様のHPを参照せよではなく、貴兄の数字を聞いているのです。貴兄の信じるとおり10万、1万、100人・・・そう書けばよろしいではないですか。「私は●人だと思う」たったの一行、それでいいではないですか。なにも私は「根拠はどこだ!」とか挙げ足とろうというのではありません。むしろ、挙げ足とられることを異常に警戒したり、明らかに明言を避けてる様子そのものが私を含め、この板を見ている人に「やっぱ根拠ないんじゃん?」って疑惑を抱かせると思いませんか?--------------------------------------------Apeman 2009/05/18 22:09 >なにも私は「根拠はどこだ!」とか挙げ足とろうというのではありません。「それがさっぱり分からないところが南京の最大の謎ですな」などと頓珍漢なことを言っている人がいってもぜんぜん説得力がありません。なぜ「謎」ではないか、このブログでも丁寧に説明しておきましたので、それが理解できたらまた来て下さい。 --------------------------------------------眞鍋かとり 2009/05/19 00:56 やっぱり「私が思うに●人です」のたった一行が書けませんか・・・--------------------------------------------from Apes! Not Monkeys! はてな別館 by Apeman氏なるほど、ウソをウソだと言うのは簡単でも、ウソを本当らしく糊塗するのはよっぽど至難の業らしい。南京を声高に叫ぶ人に疑問がある人は細かい部分よりもまず「じゃあ実際のところ犠牲者は何人なの?」の質問を投げかけてみればいいだろう。彼らのいう「真実」がどんなものかすぐに分かる。後でいろんなサイトを回って知ったのだが件のApeman氏はネット上ではかなり有名な"南京の論客"(笑)らしい。ちなみにApeman氏の「じゃあ何人?」は「最低4、5万人から20万人前後でもおかしくない」という説のようである。※詳しくはApeman氏の旧友・ワシ。氏のブログ参照Apeman氏「私としては不当な殺害の犠牲者数としては4、5万が最低限のラインであり、 20万前後というのも十分あり得ることだと思っています。」Apeman氏はワシ。氏にこの根拠を聞かれたが、本日に至るまで回答を避けている。(ワシ。氏ブログ、本稿コメント欄参照)後半の「20万前後」という数字にも非常に興味がある(埋葬数を主たる根拠とした東京裁判と同じ数だ)。それより、前半の"最低限"4,5万人という数字の方が興味深い。「最低限」というのは、かなり確証のある数字に付ける冠だ。しかし、Apeman氏は現在に至るまで一切「最低限4,5万人」の根拠を示していないらしい。実際、ここのコメント欄のやりとりでも「最低限4,5万」という過去発言を追認(あるいは訂正)することすら禁忌のようだ。たしかに、南京でなにがあったか、を正確に知ることは不可能に近い。だが「難しい」「不可能だ」だけでいいのか?当時の生存者も残り少なくなっており、難しいことは百も承知だ。「規模も被害者も分からないが殺害や暴行はあった、それでいいじゃないか!」でいいのか。あの「レイプ・オブ・南京」の著者である故・アイリス=チャン女史すらこういっている。「大規模な殺戮が行われた事実を確立することは重要なことだと思います。 もし3千人が殺されたというなら、歴史上最悪の殺戮の1つとは言えなくなります。 何より、人々は真実を知りたがるものです。 ですから、より正確な犠牲者数が判明するにこしたことはありません」(ジャーナリスト・徳留絹枝氏のインタビューに答えて)南京事件肯定派の開祖ともいうべきアイリス=チャン女史すらこう言っているのに、なぜ信徒は従わないのだろうか?不思議でならない。正確な犠牲者数が分かって、なにか困ることでもあるのだろうか?(大ありなのだろう。中国政府と反日勢力には・・・)「南京事件の実態」に迫るのは、中立国の専門家を加えた精緻な調査が必要だろう。私が南京事件の実態解明が必要だと思うのは、ひとえに恣意的すぎる日本歴史教育の改善と、日中の「真の」友好を実現させるために必要だと思うからである。日本政府には是非前向きに検討して欲しいし、そのためには世論が必要だ。一方、「南京事件論争の実態」を知ることには、別の重要な意味がある。「南京事件論争の実態」がどのようなものかは、積極的な肯定も否定もしない人でも、南京事件にそれほど関心がない人でも、このやりとりからおおむねお分かりいただけると思う。こちらは、教育やメディアをはじめとした思想形成の環境が劣悪だと、人間にどのような害悪をもたらすかを知るいいきっかけになるだろう。・旧ドイツ第三帝国のナチズム・韓国のウリナライズム・中国の中華思想・帝国主義時代の白人優良思想およびキリスト教至上主義大平洋戦争時の日本の行き過ぎた「皇民」意識も同列だ。時間をかけて刷り込まれてきた教育やメディアの害悪は、人をただ受動的な批判者だけでなく、自らの意志で他者を攻撃する能動的な破壊者、あるいは自己否定者に育てるという事実に心してほしい。南京事件論争は単なる歴史議論にとどまらず、教育・メディアの現状と影響を端的に映し出す鏡なのである。Apeman氏おすすめの新書とはこの本のことか?↓南京の真実1937南京の真実
2009/05/18
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●なぜ韓国は日本を憎みつづけるのか?日本における最大の韓国保護者であった伊藤博文を暗殺するという、安重根の愚行が日韓併合を加速させたのは間違いない。だが、日韓併合の中身をみると、たしかに安重根は韓国民のためになることをしたともいえる。今日の韓国人は日韓併合の光の部分を知らず、塗炭の苦しみの時代と思い込んでいる。しかし、少なくとも1919年の三・一暴動をきっかけに、日本政府が武断統治から文治統治に転換してからは、韓国民は歴史上はじめてといえる文化的な生活を送っていた。三・一暴動(三・一事件、万歳事件)・・・朝鮮はもともと政教一体の国家であったため、日本にによって既得権益を奪われた宗教指導者(キリスト教や天道教)らが朝鮮独立の大義名分のもとに暴動を誘導、暴徒化した民衆が各地で虐殺・暴力・略奪・破壊行為を行ったため、日本の憲兵・軍隊が鎮圧。官民合わせて多数(1000名を超すという説もあるが確かな資料はない)死傷者が出た。韓国人がなにより許せないのは、独立運動…もとい暴動やテロが鎮圧されたこと自体ではなく・財政破たんと列強の脅威に対して、韓国首脳自身が日本との併合を望んだこと・韓国人ではなく、日本人によってインフラ整備、医療改革、教育向上が行われたこと・中国の圧力で消滅していたハングル(朝鮮文字)までも日本人によって復活されたこと・日本の統治時代の功績が、諸外国で高く評価されていること海を挟んだ隣国同士、二千年の交流の中で、韓国を「優兄」日本を「劣弟」とみなす歴史観を持つ韓国人にとって、こういった光の歴史こそが耐え難い辛酸なのだ。自分より優れた人の親切に、卑屈な人間が劣等感を刺激され逆恨みするそういうことだと考えれば、同じように日本の統治を受けた台湾が親日的で、韓国が異常なほど憎日的な理由が理解できるだろう。この大陸の小半島に住む不幸な民族は、数千年の歴史の中で、20世紀中ごろはじめて独立した「国家」をもった。その過程でさえ"劣弟"日本に社会基盤を与えられ、アメリカに自由主義・民主主義を教育された。それ以前は単なる中国の属国であった韓国には、自分でつかんだものが無いに等しい。韓国民に民族アイデンティティが無いのはむしろ当然であろう。為政者としては、民族アイデンティティを国民に植え付け、国家安定を図る努力が必要になる。「われわれは偉大なる檀君(※)の純粋なる子孫!」「檀君朝鮮はモンゴルから中国に至る東アジア全域を支配していた!」などと脆い民族アイデンティティをあおり、一方で他民族を徹底的に見下すしか方法がないのだ。※壇君・・・韓民族の始祖とされる神話上の人物。朝鮮以外のアジア諸国の古文書には一切記録がない。韓国が弱国だから誰も気にしないが、ナチス・ドイツ同類の民族優位主義思想である。このような嘘を堂々と教科書で教えるから、韓国人は必要以上にナショナリストに育つのだ。●日本人は韓国の"火病"にどう対処すべきか?歴史上の傑物がいないがため、架空の偉人を創ったり、テロリストを無理繰りにでも正当化・美化し「英雄」を創らなければならぬ韓国は、むしろ哀れにすら見える。しかし、そういう虚構の英雄を妄信することは、有り体に言えばいかがわしい宗教の域であり、狂信者の仕業である。火病を持つ狂信者に、世界一尊敬される民族たる日本人はどう対処すべきだろう?まず、日本人ならレベルの低い人間と同じステージに下りない。テロリストを英雄と祭り上げる狂気に巻き込まれない。だから、伊藤博文を過大評価したり、明治天皇の勅語を美化したりしない。ありのままでも、伊藤博文は大政治家であったし、宣戦布告文は筋が通っている。日本人なら俯瞰でものを見る。たしかに、韓国民としては苦痛に思ったであろう時代や事件があったことを理解する。それが第三者の目にも明らかな被害妄想でも、共感はせずとも知っておく。日本人なら真の誇りを大切にする。相手の非難を聞くが、こちらに理があるか、悪くともお互い様の状況で、礼節もわきまえない人間に媚びない。日本人なら周りにも目を配る。狂人相手だからとあきらめて、いいたい放題を放置しない。なぜなら、周りで聞いている人・・・国際世論・・・は、しばしば狂人と常人の区別がつかないから。相手がどう間違っているかを、わめく狂人に語る形式で、周りの人にも知らせる。声を荒げず、しかし鋭く的確に、訥々と間違いを指摘する。90年代以降、韓国の勢いがなくなって久しい。あまりにも周辺の国との和を軽んじ、中国・日本・米国との関係が悪化しているのが一因だ。中国民の嫌韓ムードは日々増大しており、北京五輪では中国人が日本を応援し、韓国にブーイングする珍景すら見られた。これまで反日キャンペーンに耐えてきた温厚な日本国民も、韓国政府や反日組織(日教組や朝日、社民党)が垂れ流すデマを論破し、ついに逆襲に転じようとしている。ようやく独立国家となった韓国もまた"英雄”とおなじく、浅慮と暗愚の果てに自業自得の未来を迎えようとしているのだろうか・・・朝鮮半島を救った日韓併合日韓併合の真実海外の新聞にみる日韓併合
2009/05/11
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