ドレの新人作家への道のり
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夏期スクーリングで短編を4つ読んだ。その中には読みたかったヘミングウェイの作品が入っていたが、流石独特の世界観で奇怪なメッセージが入っていた。スクーリングの先生は目のパッチリした美人?なマダムであった。服はスウェーデンの民族衣装のようで、高級感があり、ピンクのハイヒールを履いていた。白いシャツをぴったりとしたスカートに入れて、髪の毛を短くふわりとセットしてキャリアーウーマン風である。彼女の買っていた室内犬が17歳という高齢犬で、いつ死んでもおかしくないほどやせ衰えていた。先生はそのことに心を痛めて、自分が働いている間は獣医に預けるという徹底振りである。その生活スタイルが授業に反映しているのか、単に先生が動物が大好きなのか、4つの短編全てが動物が登場し物語の中心的な役割を果たしていた。こんなに有名どころの動物ばかりの短編を集めた先生の動物愛に私は感心した。上からだと思われたら嫌なのだが、私は教授は偏屈で自分の世界に入っていて、自分の好みを生徒の興味関係なく押し通す人間こそ大学にふさわしい教員だと思っているのだが、先生はまさにその理想的な人であった。ファッションのセンスから私は一目で先生が気に入った。動物の短編はそんなに興味はなかったのだが、先生が自分の読み方で短編を解釈し、自分の好きな箇所を強調してそれらの短編を今世紀の最高傑作とでも言わんばかりであった。特に、天才ヘミングウェイではなく、パーシー・フィリッパのLion at Schoolを最後のオオトリに持ってきて、この短編は動物が出てくる短編の中で一番の傑作であると言った。先生が余りに何度も授業中に強調するので、誰でもこの短編は素晴らしいものだろうという錯覚に陥っていた。実際に、先生は動物短編をべた褒めするので私も動物短編はいいものだと思っていた。しかし、私はライオンアットスクールを知っていた。私が語学学校にいた頃、先生と同じことを言った女の先生がいた。髪の毛は金髪で短くふわりとセットして、オフィスの白いシャツに薄い水色のぴったりとしたスカートにいれて、先生というよりもキャリアーウーマンみたいであった。その当時、気にも留めなかった短編をべた褒めしていた先生。そして、大学でまたも同じ感じの先生がこの短編を褒めていた。私はこの短編を読まなければいけない人生なのか?そう思いながら、1つ、2つ、3つと短編の和訳が終わりついに例の短編になった。さらっと終わって。私はこの短編について考えてみた。短編と私の出会った酷似している二人の先生を比較して、なぜこの短編にこうも取り付かれる人間がいるのかを考えてみた。自分なりの答えは、この短編は現実にとてもありえる出来事で、更に子どもが陥る精神状態も状況を通して良く分かる。4歳から8歳までの子どもにお勧めの本である。そして、この短編には特徴があり、通常ストーリーには教訓や作者のメッセージがこめられているがそれが無い。そのせいで、ライオンが現れる非現実なシチュエーションより、女の子が学校生活で起こったことに物凄く共感できる。私は簡単な結論を出してみた。先生はきっと純粋なのだろう。精神的にも疲れているのだろう。こんなにヘミングウェイ以外の短編を押していた先生だが、試験ではヘミングウェイの短編についての自分の意見を書けという問題が出た。試験の前に先生の死に掛けたチワワを、先生のスマホで私と美女の友達に見せてきた。キャラメル色のかわいいチワワだったので、本当のことを伝えると、老いて黄色くなったそうだ。もう一匹新しいチワワをみせて貰ったが、眉毛の所に麻呂見たいな黒い点が見事にある変わった顔の犬だった。どう褒めていいか分からなかったが、こんなかわいいチワワ見たことないといったら、先生もそうだと言ってのけた。因みにヘミングウェイの問いは、ネコについて書かなければならなかった。そして、私はペットは魚類派である。本当に充実した楽しいスクーリングであった。
2014年08月19日
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