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コーヒーを辞めた。喫茶店には行かなくなったが、その代わりに、今またカフェ巡りが楽しい。コーヒーで至極の幸福を感じていた時は、とにかくメインはコーヒーだったから、一杯一杯丁寧にドリップしてくれる店を選ぶことが最大の条件だった。何がなんでもおいしいコーヒーが飲みたいっ。いくつかお気に入りがあり、常連になっていた。が、コーヒーで選ばないカフェ巡りの楽しいことと言ったら!もちろん紅茶で選ぶこともできるし、外観で選ぶこともできるし、食べたいもので選ぶことだってできる。いつしか、今までにないワクワクと心踊るカフェ巡りを楽しむようになっていた。先日はプリンを食べた。しっかりと苦いキャラメルソースが大人の味で実に美味だった。先日は和のカフェへ行き、その小さな可愛らしい繊細な和菓子に日本人としての誇りを感じた。ただ一つ厄介な問題が。いかんせん、そうなると甘いものの量が増えるのであった。コーヒーの次は甘いものの量を減らそうと思い、がんばりつつあったのに、逆に若干増えてしまった。気付けば葛藤が生まれていて、これはどうしたもんかと頭を抱えている。このカフェ巡りの好奇心を自ら削ぐのはとても悲しい。かと言って、第一に体のことを考えてずっと生活してきたのだから、まずは自分治療だろうということもわかっている。じゃあカフェへ行く回数を減らしたらいいんだ。でもさ、人間ちょっとぐらい嗜好品の楽しみがないと人生に張り合いもないし。などと自分を慰めたり叱咤したり、結局堂々巡りが繰り広げられ終わらない。コーヒーは意外とスッと辞められたが、甘いものはなかなかそうは行かないらしいなと覚悟を決めた。一つ成功したと思ったら一つ新たな悩み事がどこからともなく降って湧いてくるのであった。人生とは得てしてそういうもの。今、両膝と両耳の湿疹がひどいが、甘いものを辞めたらきっと治ると確信している私。甘いものを取って湿疹を我慢するのか、コーヒーのように甘いものを完全に絶って湿疹の完治を目指すのか、どう考えても後者のはずなのに、私は一体何をしているんだろう…。
2021/10/31
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暑さぶり返していてやっていられない。秋へ向かうどころか夏に逆戻り。せっかく歩くのが楽しくなっていたのにな。今年は変な気候で困る。身体が付いていかないのです。美術館の料金が上がりに上がって、以前の倍近く上げたところまである。そもそもこのご時世あまり興味深い展覧会がなく、更に事前予約制だとか電子チケットだとか言って、思い立った時にすぐ行ける訳ではなくなってしまい、次第に遠のいたことは致し方ない。いろいろと制限がある中で満足できるものではない芸術。悲しいなと思いつつも、それでも今行きたいと予定している美術館はいくつかあって、時代に沿って狭く深い楽しみ方をしていこうと考えを改めているところである。このご時世になってから、のらねこちゃんがとんと減った。おそらく、お世話している人がお世話したくてもできなくなったからだと思う。さすらって行ってしまったのらねこちゃんたち。ちゃんと元気にしてるだろうか。
2021/10/30
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「なるようにしかならない」という言葉がある。以前はこの言葉が大嫌いだった。なぜって、不幸な出来事があまりに多かったから。が、落ちぶれて無味乾燥な日々を生きている今、まぁ結局なるようにしかならないんだと宣う。よくよく考えてみると妙に的を射た言葉である。どう足掻いたって、人の一生つまり運命はもうこの世に生を受けた時から決まっているのだから、流れに身を任せておくしかないんだ。間もなく41歳。果てしなく遠くにあると思っていた数字が今目の前に。年々己の弱さを知る。私はそれだけ運命に物申す若い力を失い、渋々ながらも甘んじて受け入れ、折り合いをつけることにしたのであった。
2021/10/29
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ところで、おじいちゃんの老舗めがね屋が閉店したから今回ここで作った次第だが、私と同じようにおじいちゃんの店からここへ流れて来る客が結構いるのだとか。あらまぁ。みなさん考えることは同じですね。みなさんどうやってここに辿り着いたんでしょうね。いえ、決してこの2店舗が近くにある訳ではないのですよ。めがねのことなぞさっぱりわからないが、意外と私も目利きがあるんじゃない?と一人ニタニタしたのだった。完
2021/10/28
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恐る恐る入店。こんにちは…。思いの外客がいて驚いた。さすが、よ〜く似合うめがねをかけていらっしゃるもやしのようにヒョロヒョロした男性がお出迎え。こちらで新調したいです。できれば小さめのめがねを探しています旨を伝える。いくつか見繕ってくれた。これとこれ、これなんかいかがでしょう。私は顔の横幅がなく面長なので、幅が合わないものが多く、いまいちしっくり来ず。どれもこれも幅が大きいのです。次に出してくれためがねは細いフレームが気に入ったけれど縁が緑色。緑色は一番好きな色だけどこれは却下だわ。で、次。小さめの楕円形の細いフレームで、かけた瞬間のかけ心地がぴったり。あ、これいいな。結局10本ほど試したが、第一印象を信じてこのめがねに決める。ふむふむ、いい感じ。とても軽やかで顔の印象も明るくなりそう。さて、続いて視力検査。私は両目近視だが、左目には乱視もあり。でも、あまり度を強くすると目が疲れるから、ちょっと見えてないぐらいがちょうどいいんですと伝える。何やら初めて経験する機械で検査を行い、バカが付くほど丁寧な度の合わせ。最近見えにくいと感じていたのは、右目にも乱視が始まっているからだということだった。せっかく新しいめがねを作るのだから、しっかりと納得するまで調整してもらい、結果的に両目とも今より一段階強い度にすることにした。その後、レンズ選びやフレームの耳の位置を合わせてもらったり諸々の手続きを終えると、1時間半も経っていた。なるほど。たった一つのめがねを作るのにこれだけじっくりと接客してもらったのは初めてのことであった。この店にして良かったな。ピンと来た感は当たっていたようだと自画自賛する。出来上がりは11月3日ですって。この日はたまたま私の誕生日です(笑)素敵な誕生日プレゼントになりそうです。つづく。
2021/10/27
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前々から、今年はめがめを買い替えようと思っていた。かなり使い込んだので、単に寿命が来たから。それと、少し視力が進んだように感じるので、度を合わせてもらいたかったから。今使っているめがねはとても気に入っている。老舗めがね屋さんのベテランのおじいちゃんが似合っていると勧めてくれた。もちろん今回もそのおじいちゃんの店で新調しようと思っていたのだが、まさかの閉店。体が悪く、店を続けるのは限界だったらしい。こればっかりはどうすることもできず、良さそうなめがね屋をいろいろと探していた。目星い候補はいくつかあったのだが、結局私がピンと来た店はたった一つのみ。最近流行りのファッション性やらデザイン性なんてものはこれっぽっちもいらないので、無難でシンプル、これに勝るものはなし。言うまでもなく、顔の印象を一瞬にして左右するめがね、稚拙で安過ぎるものではなく、日本製の質の良いものを選びたい。そして長く愛情を持って大切に使う。値は張るが、長い目で見ると結局この方が良いことは明らかだとわかっているので、この条件だけは何が何でも譲れないと思っていた。ということで、耳の外側の湿疹がある程度良くなったタイミングを見計らって出掛けてみた。店の場所は知っている。ドキドキ。めがねを作る時ってなぜか緊張する。一息入れていざ出陣。つづく。
2021/10/26
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急に秋が来て、寒くなることに関しては大歓迎でうれしい限りなのだが、いやはや肌が付いていかない。徐々に寒くなってくれると肌もじわじわと順応してくれるけれど、こうも気温の変化が大きいと私の皮膚は混乱するらしい。特に手が悪化した。水ぶくれはだいぶん良くなったが、湿疹がひどくなって、一気に皮がめくれてボロボロの状態になってしまった。更に頻繁に消毒もする訳で、赤くなってちょっとした炎症を起こしているところもある。爪の間が膿んだりもして、こんなにも顕著なのかとまた落ち込んでしまう。これじゃあ、あかぎれまっしぐら。掃除が日課で定期的に拭き掃除もしているが、使い捨てのビニールの手袋をはめているにも関わらず荒れる。毎年延々と悪循環を繰り返していて、このご時世ということもあり、先が思いやられるなと冬を憂ふ。
2021/10/25
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毎日飽きもせず日記を書き続けているが、始めた当初から自分なりの決め事がある。まず、わかりやすい言葉で淡々と綴るということ。私はそもそも、しつこいとかくどいとかそういうことが嫌いなタチなので、そういう文章も好まない。二つ目は、これは心の日記であるということ。だから、今日どこそこへ行って何をしたというような日記は書かないことにしている。そうではなく、あくまで病気がきっかけで始めた私の内なるブログだから。さて、三つ目。批評家のようにはなりたくないということ。読んだ小説や映画のタイトル、行った美術展などの固有名詞はなるべく伏せるようにしていて、それは敢えてそうしている。元来自分以外の物事に対してつべこべ唱えることは好きではなく、そんなことを言えるような立場でもなし技量もない。それから私個人の偏った考えを他人に植え付けたくないとも思っている。つまりどう感じようとそれは100%当人の自由な訳で、そこに私の付け入る隙はない。良いものは良いから、たまに映画をオススメしたりはしても、良くなかったと思ったものに対しては一切口を挟まず、自分だけのものとして留めておく。そして最後。これが一番重要だが、兎にも角にも毎日書く。今日命があるのなら話題は尽きない訳で、書くことを決して止めないということ。継続は力なり。これだけはこれから先も変わらないと思っている。往々にして時代遅れだが、まぁこれが私だ。ということで、久しぶりに一本だけ映画をご紹介。「ニーチェの馬」何の知識もなく、ただただタイトルに惹かれて借りてみました。ハンガリーの映画です。てっきり昔の映画と思いきや、2011年製作と比較的新しい映画なのですが、これぞ最高峰の映画なんじゃないでしょうか。もしよかったら観てみてね。
2021/10/24
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10月も末。やっぱり、だいぶん「感」が戻って来ていると思う。大好きだったおねえさんのカフェが閉店したのが確か2015年か2016年だったのだが、それを機になぜか年々一段また一段と下降の一途を辿り、この一年は奈落の底だった。が、気持ちが少し前向きになっている。なんとなく抜け出せたような感がある。毎日存在を消し死んでいるような日々だったけれど、少し矛盾しているかもしれないが、「悩み苦しみながらも今をしっかりと一生懸命に生きているなぁ」という実感はあったかもしれない。今ならそう思える。私には私なりの歩幅がある。人はいくつもの人生を同時に生きることはできない。皆たった一つの人生を授かり必死になってもがきながら生きている。それが我が人生。山あり谷あり。そうやって人はその人だけの年輪を重ねてゆくんだ。
2021/10/23
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「生理的に無理」という人がいる。その人を見ると一瞬にして胸くそ悪くなって、居ても立っても居られなくなる、という人。テレビに出ている芸能人で、そういう方が実は何人かいる。一人目、日本を代表する大女優。これを言うと、みんな必ず大笑いした後でなんで?と意外な顔をする。きっとみなさんもなんで?と言うでしょう。二人目、こちらは最近人気のイケメン俳優。この方に関しては、妹は「わからなくはない」と言って理解を示してくれた(笑)三人目、司会をされている男性。ごめんなさい、この方は顔だけしか知らないです。そして四人目。この方はうっかり口を滑らせようものなら、もう非難轟々になること請け合いで、口が裂けても絶対に言えないのですが、某国民的アイドルグループの中の一人。とんでもなく人気のある方です。が、私は昔からどうしても受け入れられず、そうは言ってもこれは生理的に無理なのだから仕方ない。いずれの方たちも、テレビに映るや否やこの時ばかりはめちゃくちゃ機敏に動いて即座にチャンネルを変えます…。
2021/10/22
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去年のちょうど今頃、展示替え毎に足繁く通い続けているある美術館へ行った。ここは所蔵がとにかく私好みで、ホームページのチェックは怠らない。この日もウキウキしながら出掛けたら、思いの外人がごった返しているではないか。はて、いつも誰もいなくて貸し切りのようなのに。と、なんとこの日は市内の文化Dayとかで、全施設が入館無料!ついでにスタンプラリーも開催していて景品がもらえるらしく、みなさん家族総出で施設を回っていらっしゃるようだった。ラッキー♪無料で入れた。ということで、今年はちゃっかり事前に調べておいた。なるほど、今年は文化Dayは3日間あるのね。よし、この期間に美術館へ行こう。帰りにはお気に入りのカフェへ行くんだ。スコーンがおいしいんだよ。
2021/10/21
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半身浴をし始めて5年と3ヶ月。ようやくわかり始めたことは、自律神経が整うと月経も整い、ヘルペスもできないってこと。これは私にとってはノーベル賞並みの発見である。だから、最近月経が不順になったりヘルペスも頻繁にできたりしているのは、きっと自律神経が乱れているからなんだ。夏の疲れも一気に出ている感は否めない。まぁ、秋に向かうというだけで私の身体は上向きになるのだから、どうにかこうにか最大の危機は乗り越えられたとは思うけれども。それにしても、今年はしんどいしんどい夏だったな。耳の湿疹があまりにひどくて一時はどうなることかと呆然としてしまったが、少し落ち着いてきた。髪の毛を下ろして隠すことはしなくてもよさそう。それだけでホッとする。めがねを新調したいのだけど、ま、年内に作れたらいいかな。因みに耳の中は黄色い汁が垂れてきて治る気配もない。両膝と背中は大いにぶり返しており、諦めの境地に。とてもかゆい。ボリボリかいている。黄色い汁まみれ。治る日なんて来るのだろうか。両手と右腕と股の湿疹は何ら変わらず。汗もは完治までもう少し時間がかかりそう。僅かな左側の顔面痙攣はまだ続いてる。いつからだっけ?あれは8月だったんじゃ?結構長引いちゃってるな。ようやく秋らしい気候になってきた。夏場はぎゅうぎゅう詰めの靴下専用引き出しだが、しずしずと一枚また一枚と取り出し、引き出しがスカスカになっていく様が好き。そしてその分私は膨張する。さて、主治医が変わった。新K先生。旧K先生より信頼できる。後に病院の医者一覧表を見てみると、上から2番目副部長となっている。虎視眈々と一番上の部長の座を狙ってるんだろうな。翌日の歯科検診ではとんだ災難に見舞われたが、とにかくこれで今年も無事に終えられる。太ももの打撲が痛むけれど…。
2021/10/20
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ようやく秋らしい気候になったので、エアコンの電源を抜いて掃除をした。今年はダラダラと長く除湿を入れていた夏だった。掃除は結局は自分の心を掃除している訳で、私にとっては欠かせない習慣。気分が塞ぐからこそ、拭き掃除をしたり掃除機をかけたりして、どんな時でも爽やかな風だけは流れているように心がけている。半身浴も同じく。その日の老廃物はその日の内にがモットーなので、一年365日半身浴をしなければ一日を終われない。それだけ掃除と半身浴は私の生活の要となっている。
2021/10/19
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病院の翌日は歯科の定期検診だった。そんなつもりじゃなかったのに、なぜか病院が続いてしまった。私の通っている歯科は、細長い一軒家のような建物で、1階は出入り口のみとなっていて靴を脱いでスリッパに履き替える、2階で受付、2階か3階で施術。人一人だけが通れるほどの狭苦しい階段をくるっと一回りするのだが、いえね、私、まさかの階段から落ちた。施術が終わって帰る時、滑って尻餅ついたまま3段ほどドンドンと落ちてった。…。唖然。以前から靴下でスリッパを履くとツルツル滑り、階段の上り下りが厄介だなと思っていた。誰もいなかったので、他人を巻き込まずに済んだことだけは不幸中の幸いだったが、あちこち痛い。腕やら足やら打撲である。何と言いますか、病院が2日続くことだけはこれからは避けようと肝に銘じたのであった。ふぅ〜。
2021/10/18
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と、頭部MRIの検査の結果、病変が2つ増えているとのこと。もしかして私がこの一年間とてつもなくしんどかったのはこの病変のせいなんじゃ?と合点した私であった。それならそれで納得なのです。ちゃんと原因があったのだから。
2021/10/17
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3人目の主治医はどんな先生かしら。そんなに期待はしてないけど、私だって人間、若干の期待を胸に。診察券を機械に入れ受付を完了させると、ペラーンと出て来た予約票にはK先生という名前が。あ、名前だけは知ってる!そう、毎回すぐ隣の診察室の名札で何度も見たことがあった名前なのであった。先にMRIへ。今日も造影剤なしの頭部。そう言えば忘れてた、今また耳の湿疹がひどいんだった。耳栓できないんじゃ?頭の中で考えがぐるぐると巡る妙に長ったらしい待ち時間。今日は混んでいるようで、予約しているにも関わらず結局45分も待った。あ、呼ばれた。考えあぐねた末、耳栓は入れずにシャワーキャップだけ被ることにする。ごろんと寝かされ、体をベルトでがっちり固定され、頭にはヘッドフォンを。シャワーキャップにマスクにヘッドフォンに、更には狭い筒の中に入れられ、う、暑い。息ができない。頭の中には爆音が鳴り響く。ギーギーガタンガタン、そうそう、こんな音だった。いくら経験してもこの不快感だけは慣れず。何か楽しいことを考えよう、えー、えー、楽しいこと?別にないんだけど。明日は歯科検診だし、楽しいはずがない。そうか、以前の私なら全身汗びっしょりになっているだろうこの状況で平静を装うことができてるなんて、やっぱり神経はだいぶん良くなったんだな、という考えで頭を満たすことでやり過ごす。無事MRIが終わり、無性に疲れたので、診察時間まで猫のように椅子に埋もれて待つ。先ほどMRIですれ違った人たちは大抵同じ科の人たちばかりなので、それぞれ検査が終わり次第ゾロゾロと同じ待合室へ移動して来る。ふふふ、みなさんお仲間ね。が、内心ではドキドキ、ソワソワ。どんな先生なのかしら。歴代の先生を振り返る。主治医1、M先生(好きだった)→主治医2、旧K先生(ソリが合わず)→主治医3、新K先生(期待はしてないけど興味津々)。結局また45分待った。尚さーん。あ、どうも、はじめまして、3主治医。痩せっぽっちで非常に小柄、体の造形はすべてが小粒なので成長期の少年のような体付き、ただ頭頂部だけは寄る年波に抗い切れず照り輝いている。そこに不自然なほどに大きな目をギョロつかせていた。小賢しさの中に気難しさも垣間見られ、ちょっと神経質そう。ザッと発病からこれまでの経過と、未だに下半身のしびれは遺っているが日常生活には何ら問題はないという現在の症状まで説明する。頭部MRIの検査結果は、まさかの病変が2つも増えていた…。頭の右側に一つ、左側にも一つ、新K先生も旧K先生と同じく、今からでも予防治療を始めた方がいいのでは?という考えのようだった。知らぬ間に病変が一つまた一つと増えて行って、いずれ認知症になったり、ふと気付いた時には歩けなくなっていたり、そうなった場合予防治療を早くしておけばよかったと言ってももう遅い。副作用もほとんどないという結果が出ているから、予防治療を始めようと思うのなら今すぐに検査入院の手続きができる体制は整っている。ま、医者なんだから患者に治療を勧めるのは当たり前である。そうは言ってもね、3主治医、私は私だけの身体。私はこの世にたった一つしかない我が身体の持ち主なのである。他人のデータがどうとかそんなもの一切参考にはならない。極めて稀な病気の稀な方々のデータなんてあってないようなものじゃないですか。そもそも原因不明なんだし。だから私は自分治療を始めた。私の身体が発する声の中には、予防治療をするという言葉はない。一通り今後の方針など先生の考えを聞いた後、次に私の考えを述べる。私は予防治療はしたくありません。このまま行きたいんです。これからも1年に1度の通院が希望です。そう言うと、それ以上は特に自分の考えを押し付けることもなく、詮索するでもなく、私の考えを尊重してくれた。その説明の仕方もしっかりとわかりやすく丁寧で、誠実な口ぶりだった。口が上手いとも言える。旧K先生はソリが合わず、予防治療を頑なに拒否する私をどこまでも鼻であしらい嘲るような物言いだったが、まったく同じことを言っているのにこうも違うものなのか。時代の流れで医者は偉いというそういう風潮はもう古いのかもしれないが、私のことを対等な一患者として接してくれたことが素直にうれしかった。ただ一つだけ約束を。ちょっとでも体に異変を感じたらすぐ来てください。夜中でも検査しますから。はい、わかりました、3主治医。発病して来年で15年。ということで、3人目の主治医は新K先生になりました。えっと、私、新K先生は嫌いじゃないです。むしろ医師と患者としてちゃんと付き合っていけそうな気がします。というか、ほらね、旧K先生の病院に転院せずにこの病院に留まって正解だったでしょ!?パートナーは今日が初めてだからじゃないかと言いますが、第一印象ほど今後の行方を雄弁に物語るものはないと思っています。一生付き合っていかないといけない病気、少し未来が明るくなりました。兎にも角にも今後ともよろしくね。では、また一年後にお会いしましょう。
2021/10/16
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「なにごとも、物事はシンプルに、そして正直に、愛を持って堂々と」「いいか、すべては相互に作用しあっているんだ」「わたしたちが壊し続けている地球の生態系や汚染し続けている母なる大地は、たったひとつのわたしたちの住みかだということを思い出し、日々の自分の選択は地球に暮らす全ての生き物に関わっていることを忘れてはいけない」「沈黙が人を無感覚にしてくれる」「喜びというものは、彼方の山頂に到着したときにあるのではなく、のぼっていること自体に、つまり、がむしゃらにのぼっているところにあるのだとね」「人は、すべてを望み、すべてを夢みる」「よかろうと悪かろうと、人は時流に従わねばならないんですよ、まったく!」「ぼくにとり、生きるとは仕事をすることなんだ。ぼくは仕事をするために生まれて来たんだからな。だがな、少しも楽しくなれないんだ。満足することなどまったくない。いつも失敗の連続なんだ!」「自分はすでに生命を汲みつくしてしまったのか?」
2021/10/15
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私、神経過敏のこんな身体だが、肩凝りも腰痛もない。ピアノを弾いていた時は肩凝りも仕事の内というか、それは仕方のないことだったが、今はまったく感じない。毎日読書と映画鑑賞に明け暮れる日々でどうしても背中が丸くなってしまうので、癖のようの肩甲骨を動かすようにしている。映画を観ていても手を後ろで組んで胸を反らすストレッチ。両腕を高くあげてグーンと大きな伸び。一日に何度も何度もする。すると腰も驚くほど気持ちよくなって、疲労というものを感じない。私には神経という厄介なお荷物があるが、それ以外は意外と健康なのであった。
2021/10/14
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いつものように図書館で小説を借りて、足取り軽くルンルンしていたのも束の間、なんと次の予約が入っているではないか。借り出し期限は2週間だが、私はいつも更に2週間の延長を利用して4週間かけて1冊を読んでいる。が、予約が入っているとなると何が何でも2週間で返さなければならない。そんなの読めっこない。私は読むスピードは速くはないんだし、小説なんてものは急かされて読むものではない。700ページもあるんだからどう考えても無理である。しかもこれは上下巻の上。あーあ、読まずに返そう。残念で仕方ない…、妙にショックなんだけど…、私の精神は小説で保たれていて…、こんなに楽しみだったのに…、まぁいいや、楽しみが先送りになったってことだな。かわいいでしょ、じっとしてるからあたしのこと撮ってもいいよ。
2021/10/13
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相変わらずじっと家で過ごす中で、ホッとリラックスできる紅茶。しっかりと濃いめで作る。ジーンと体が温まり、このご時世、耐え難い牢獄のような家でも、まぁなんとかがんばって生きて行こうかと思えた。だが、そもそも私はコーヒー通だった訳で、コーヒーを飲まなくなったからじゃあ代わりに紅茶、とそんな虫のいい話になるはずはなかった。私のコーヒー対する情愛はそんな軽々しいものではなかったのである。それはとんだお門違いだったのだなということに最近ようやく気付いた。私にとってコーヒーは唯一無二だった。今は完全に飲まなくなったけど、やっぱり、もっともっと身体が良くなったら、また飲みたい。喫茶店へ行って、マスターに極上の一杯を淹れてもらって、小説とほんの少しの甘いものをお供に、その至福の時間を楽しみたい。これをまた一つの夢としておこう。きっとそんな日が来ると信じて。
2021/10/12
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えっと、今週は1年ぶりの病院です。主治医が変わります。年度末に異動になり、その異動先の病院へ一緒に付いて来るかと問われたのですが、着いて行く気などさらさらなかったので、わざと濁して曖昧にしました。もし今後なぜかと尋ねられた際は、交通の便が悪くなったからとでも答えようと思っています。一生付き合わないといけない病気だから、この先10年後20年後を見据えた選択です。私はこの病院に留まる。主治医が誰になろうとも、この病院に籍さえ置いておけば私は大丈夫だという確信があります。ソリが合わなかったとは言え、曲がりなりにも主治医にはお世話になり(ちょうど顔面痙攣の時からだった)、きちんと挨拶ができないままだったことが悔やまれますが、私は私の身体、これは私自身の選択です。さて、3人目の主治医は一体どんな先生でしょうか。乞うご期待。
2021/10/11
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神経がかなり整い、バスに乗れるようになった。少し辺鄙な、バスしか交通手段のないところに由緒ある美術館があった。行きたくて行きたくてうずうずしていたが、そうは言ったってバスに乗れないものだから泣く泣く諦めるしかない。数十分バスに揺られ気分が悪くなって吐き気を催すぐらいなら行かない方がマシだと、私の頭の中の美術館マップにピンで記されることはなかった。今なら足取り軽く行ける。先日も何ら問題なく行って帰って来られた。なんて素晴らしいんだ!バスが利用できるようになると行動範囲が著しく広がり、こんなにも世の中広いんだと大袈裟だがそう思った。今ならエレベーターだって乗れる。少しずつ少しずつ、身体が本来あるべき姿へ蘇っていく。うれしいなぁ。秋はどこか遠出しようかなぁ。かっこいいでしょ、じっとしてるから僕のこと撮ってもいいよ。
2021/10/10
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早く涼しくなってと願う日々。この夏は、やっぱりしんどかったんだと思う。心は病み、ヘルペスはあちこち頻繁にできるし、月経も不順だった。数年前にようやく月経が整い順調だったのに、なぜか急に周期が乱れて孫ついたまま夏を越してしまった。要するに私は体調が悪かった。心身共に休養が必要で、家でじっと映画ばかり観て過ごしていたことは結果的にはよかったのだと思う。少しずつ回復してくれたらいいが、私の場合、特に無理は禁物である。ワクチンは打たないので、これからも家での生活が中心になるが、時には出かけて趣味を楽しみつつ、地元の散歩にだけは精を出して秋と冬を満喫したいと思っている。
2021/10/09
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「わたしは自分の価値観を信じてたった一度のわたしだけの人生を思うがままに生きていきたい」「道はあくまで長く険しいのだから」「ああ、おれたち、いつまでこんな所でぐずぐずしてるんだ!」「わたしは自由になりたいだけなの!わたし、何にも、だれにも、執着などないわ。親ももういないのですから、わたし自分の思いどおりにしていいのじゃなくって?」「一方の何ものも他方に入りこむことなど不可能」「毎夜、寝につくときには、ああ今日も無事だったと、ほっとした思いになるのだった」「過去に戻って何の益があるのだ!」「心中に沸騰する想いに息もつまるばかり、頭にひらめくものをさけび伝える相手もおらず、病気になりそうだった」「だってどうしようもないよ。知らぬまに生まれてしまったんだ」「自分らしい人生を生きるためには、ちゃんと知ること、ちゃんと考えること、ちゃんとチョイスすること」
2021/10/08
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初めてドライサーという方の小説を読みました。なぜって、ある映画を観ていたら、テーブルの上にバルザックとドライサーの小説が積んであったから(笑)こんな些細なきっかけから次に読む小説や観る映画を選ぶことが多いです。成功を勝ち取った者が落ちぶれてゆく様はおもしろかった。最近観て良かった映画は「ジョンとメリー」。とっても初々しく可愛らしい映画でした。
2021/10/07
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去年の9月頃、つまり40歳を迎える少し前からのこの一年間は、もう無性にしんどかった。ふさぎ込むなんてどころではなく、底の底を這いずり回っていたように思う。未来を夢見る力は失せ、気力は出てこないし、じっと動きたくないし、感性も働かないし、ただただ漠然とした灰色の沼で辛うじて目を開けているだけだった。生きているのか死んでいるのかわからなかった。いや、尚という人間は明らかに死んでいた。ようやく少し持ち直しているかもしれない。美術館へ行き、それを知る。フッとした風が胸を掠め、琴線に触れるものを見出せたのはいつぶりか。
2021/10/06
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半身浴をし始めて5年と2ヶ月と半月。定期的にヘルペスができ続け、夏の疲れが出ているのかなと思っている。先日も結構大きめのヘルペスができていたけど、以前ほどのしんどさは感じない。ただそこにプツプツできているという不快感だけ。熱っぽくもないしリンパ腺も腫れないし、身体の状態は普通の日と何ら変わらない。やっぱりこれは少食のおかげなのだろうか。が、最近また頻繁にできているのはなぜなのだろう。毎日アイスクリームを食べていた去年の夏と、数えるほどしか口にしなかった今年の夏。秋以降に、何かしらの成果が現れたらいいんだけどなぁ。なんか、10月なのに昼間は結構暑い。まだまだ汗は噴き出る。やっぱり顔面痙攣は続いているのでじっと家で過ごしている。が、朝夕は涼しい風が吹き、心躍る。靴下専用の引き出しから、今日はレギンス、今日はレッグウォーマーといそいそと引き出し、履くというよりかは装着する。こうやって冬へ向けて一枚一枚下半身が着膨れていく様が好き。あゝ、あったかい。季節の変わり目なので、両膝と背中の湿疹は急激に悪化。また布団にバスタオルを敷いている。汗もは順調に回復してきていると思っていたが、暑さ戻り汗ももぶり返す。脇と腕の内側がかなり悲惨な状態。両耳はもう言葉も出ない…。耳全体に広がってしまって、中も、耳たぶの前も後ろも、これ以上ひどくなったら髪の毛を下ろして隠さないといけないかもしれない。そろそろ髪の毛を切ろうと思っていたけど、下さないといけない時のことを考えて切るのは見送った。えっと、めがねを新調したいのです。このタイミングでなんでなの?察していただきたいわ。
2021/10/05
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漠然とした不安に苛まれ、数年。特にこれと言って何もないのに。むしろ毎日毎日平和過ぎるほど平和で、身体も生活も安定しているし、私個人の大きな災難や出来事も一切ないのに。ただ初老という域へ片足突っ込んだだけの話であった。が、10月に入り、少し気持ちが楽かもしれない。その「漠然とした」という感覚が僅かながら薄らいだように感じる。このご時世の影響は多少あったとしても、何ら理由もないのに不安に陥って抜け出せないとは、一体何だったのだろうか。しかも長かった。6年、いや7年ほど年々一段一段と見事に落ちて行った。もちろん日々の悩みと将来への絶望は尽きないけれど、それとはまた次元の異なった感情だったように思う。とにかく、感が戻って来て欲しい。感というのは決していわゆる色恋沙汰の女性の直感のことではない。私は五感が物を言う。目で感じ、耳で感じ、肌で感じる。頭であれこれ考えて行動するよりも遥かに感に頼って人生生きてきた。いえ、感だけがすべてであった。感が底をついている状態は私を右往左往させるだけだ。それが少しでも戻ってくれると、私は動けるのである。
2021/10/04
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私のこの体質は、父の遺伝が大きいと思われる。父はとにかくひどい花粉症だったことと、高血圧で極度の上がり症、因みに胸部の大動脈瘤で死んだ。私は発病をきっかけに小説の世界へとのめり込んで行ったが、父の趣味は言うまでもなく読書だった。常に落ち着きなく目先の事しか考えられない母とは違い、精神世界もどこか似通っていたらしい父。なぜか40歳になる辺りから父が近くにいるように感じていたが、そう、来年は他界して20年なのである。
2021/10/03
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昨今、大きくてゆとりのある服が流行っているが、私は内心ほくそ笑んでいる。発病してから体にピタリと沿う服は受け付けなくなってしまい、とにかくどこもかしこも締め付けない服というのが大前提である。更に靴下をたくさん履くものだから、余裕がないと着られない。このまま楽ちんな服の流行りが続いて欲しいなと懇願している。年々ユニセックスの勢いが増していて、若い女性たちはもうちょっと女性らしい服を着た方が可愛らしいのにな、なんて老婆心から思ってしまいますが、兎にも角にも私にとっては今の流行りはありがたい限りなのです。
2021/10/02
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趣味である掃除は、相変わらずせっせとしている。部屋の空気が淀んでいると感じた時はもちろん、自分の気持ちが滞って悶々としていると切に感じた時などはもっとがんばってしまう。だからいつでもクローゼットの中までピカピカきれい。化粧をしなくなってから早1年半。化粧をしないってこんなにも皮膚に負担がかからないんだと痛感する日々を過ごし、もうずっとしなくていいんじゃないかと真剣に考えている。毎日化粧をして毎日落として、以前はコンタクトも入れていたけど、よくそんな生活ができていたなと我ながら呆れ返ってしまう。今、アトピー特有の赤味と色素沈着は取れ、分厚く丈夫な皮膚になり、色も何段階も白くなり、卵のようにつるんとしていて、生まれてから一番良い状態。ただ、今はマスク生活だからこう言えるものの、夏場の紫外線予防はどうすべきか、まぁその時になったら自然に身を任せようか。そしてコーヒーを完全に辞めてからなんと10ヶ月。今年最大のニュースは紛れもなくコレである。
2021/10/01
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