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ホテルの中にいても、どこからともなく、虫の声。家の中にいても、虫の声。いつもずっとず~と、絶え間なく、虫の声が聴こえてきます。それだけ自然の残っているところで暮らしているということなのですが、虫って毎年こんなに鳴いてたっけ?なんと去年の記憶がありません。というか、こんなに虫の声が聴こえてこなかったような気がするのですが・・・今年は、なぜか妙に、虫の声が大きく聴こえてきます。 いつだったか、朝日川柳でこんな川柳を見つけ、ぷっとふきだして、メモしておきました。 虫の音か 耳鳴りなのか 老いの秋 (富士宮市の五十嵐さんの作品です) 言いえて妙でしょう? まだ老いてはいないゾ~! まだまだ老いないゾ~!と思ってはいるのですが・・・ 去年のことも覚えていないようではねえ・・・ でも、やっぱり今年は、例年より虫の声が大きいように思うのですが・・・虫が大量発生したということはないでしょうか? ねえ? これって、もしかしてもしかするとほんとうに耳鳴り
2009年09月26日
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ホテルのご朝食やお夕食で召し上がっていただいているごはんが、先週から新米になりました。水分たっぷりで、ツヤツヤ。ひとつぶひとつぶに存在感を感じます。 ご存じのかたも多いとは思いますが、新潟コシヒカリに勝るとも劣らないと言われている茨城コシヒカリ。そして、ここ茨城県南西部、常総市周辺は、茨城でも、有数の穀倉地帯で、茨城のなかでも特にお米がおいしいと言われている地域です。今は、お米用の冷蔵庫が普及して、収穫された玄米は、一定の温度で保存されるようになったので、一年を通しておいしいお米が食べられるのですが、それでも、やっぱり、この時期のとれたての新米の味は、格別です。 卵かけごはんだって、よりおいしく感じますよね。前に書いたブログ「たかが卵かけ、されど卵かけ」も、併せてお読みくださいませ~ ところで、私は、この時季きまってこんなことを、ぶつぶつつぶやきます。 「ごはんがおいしいから、たいしたおかずがなくても、お味噌汁とごはんがあれば充分だよね!」「ごはんがごちそう!」 本音を言えば、簡単夕ごはんの格好の言い訳なのですが・・・ 帰ってくるのが遅かったから・・・仕事が忙しくて疲れたから・・・たまの休みだから・・・ 私がよく使う、食卓がさみしい時の言い訳は、数々あれど・・・ 「ごはんがおいしいから・・・」というフレーズは、そのなかでも、いちばん大きな顔をしています。 でもね・・・はたと考えます。 食事の支度に手間ひまかけて、たくさんのおかずが食卓に並んだのは、いつだったろうか・・・ う~ん!思い出せない! ここしばらく時間をかけた夕食作ってないかも・・・? 日々の平凡な暮らし。穏やかに流れる時間。平凡な夕ごはん。 今夜も、「ごはんがごちそう」 ま、いいっかあ・・・
2009年09月24日
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長塚節でも、地域情報でも、なんでもいいけれど、たまには、ホテルの宣伝もという支配人の命により、今回は、わが水海道第一ホテル自慢のシブ~イお部屋を、ご紹介させていただきます。 先々代の棟梁からずっとお付き合いくださっている五木田工務店の棟梁が、丁寧に、無垢の杉の板を一枚一枚貼ってくださった、ログハウスのような部屋です。部屋の壁全部が杉の木、部屋にはいると木の香りがします。コンクリートのホテルの中に、こんな部屋があるとは思わないので、ドアを開けた瞬間、だいたい、皆さま、びっくりされます。 「Wow! Amazing!」「すご~い!」「マジっすか?」 通常は、ソファが置いてあるので、4~5名様のミーティングなどに、会議室や談話室として、ご利用いただいていますが、 変幻自在。 ソファーをよけて、テーブルや鏡などをセットして、ときにはメイク室に、また、ときには衣装部屋や機材室に変化します。そしてまた、ここは、ときに、妻の呪縛から逃れるための支配人の隠れ家にもなります 大きな声では言えませんが、この部屋で、有名な女優さんたちも、着替えをされたり、お化粧をされたり・・・ えっへん けっこういい感じでしょうスゴイでしょう マジっすよ~ ご希望のかたは、ご予約の際に、お申し込みくださいませ~
2009年09月17日
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「夏の終わりは、さみしいねえ・・・」 「夕暮れ時は、とくに、さみしい! さみしくてやりきれないよ~」 と、言ったかと思うと、翌日は、「涼しくなってうれしい! 秋はいいねえ! 食欲の秋! 花より団子!」「巨峰も、梨も、今が一番おいしい!」な~んて言ってる私。まったく、人の気持ちって勝手なものだ。 あなたの秋はどんな秋? 朝晩の風が秋らしくなってきて、しみじみと、去り行く夏を、そして秋のはじまりを感じる季節になりました。日中の気温は、まだ真夏のような日もあるのですが、肌に感じるすがすがしい風ややわらかい日差し、木々のざわめき、黄金色にひろがる田んぼ、そして澄んだ虫の声は、確実な秋の訪れを教えてくれています。 小夜深に さきて散るとふ稗草の ひそやかにして 秋去りぬらむ(真夜中、あたりが静まりかえったころ、ヒエクサの花はひっそりと咲きひっそりと散っていくというが、そのようにひそやかに今年の秋もやって来たようだ。) おしなべて 木草に露を置かむとぞ 夜空は近く 相迫り見ゆ(すべての草や木に、夜露を宿らせようとしているのだろうか。夜空は、草や木にあまりにも近く迫って見えることだ。) 馬追虫(うまおい)の 髭のそよろに来る秋は まなこを閉ぢて想い見るべし(あの可憐なウマオイ(スイッチョ)の細く長く伸びた触覚がかすかに動くように、そのようにひそやかな気配で訪れてくる秋は、じっと目を閉じ心の中に想い見るのが似つかわしい。)( )の中の解説は、石下町葦読書会の方々が書いたものを、そのまま引用させていただきました。 上記の歌は、明治40年9月に作られ、明治41年1月発行の「馬酔木」に掲載された、長塚節の「初秋の歌」という12首の歌のなかの3首です。斉藤茂吉は、これらの「初秋の歌」を読んで驚嘆し、「フルイ付きたいほど小生は感服いたし候」と、節にあてた手紙に書いたそうです。 藤沢周平は、この「馬追虫の」の歌を、こう読んでいます。「白き瓶 小説長塚節」の中から引用します。 節は、眼を挙げた。戸があいているので、ランプの光は庭まで落ちている。その庭に無数の虫の声がしていた。虫は部屋の中まで入りこんで来て、見えない部屋の隅で、馬追いが澄んだ声を立てている。 節は泣きふるえる馬追いのひげを感じ取った。すると闇のかなたにひろがる夜の野も見えて来た。寂寥感が胸に溢れた。 現象から一歩踏みこんだ場所にある世界を象徴的に表現することに成功したのであった。いわば物を直視して背後にある物まで詠んでしまったのである。 しかもその成功は、象徴的にとらえられた世界と連動することで媒体である自然そのものも躍動するという、二重の構造をもっていた。節は、飽くことなく自然を凝視して来た詩人にしてはじめて可能な、繊細かつ瑞瑞しい表現で、それを実現したのである。 この歌を読んで、眼を閉じると、俳句や短歌にうとい私の頭にも、里の秋のイメージがひろがっていきます。ひんやりした風、澄んだ空気、静寂、虫の声、秋の野の匂い、満月、野を駆ける小さい動物たち、土間の台所、ほっこりとした栗、松茸、松茸ごはん、土瓶蒸し、(栗食べたい、松茸最近食べてないなあ・・・ 松茸食べたい・・・)あ~あ まったく~ 結局のところ最後は食べ物が眼に浮かぶんですねえ。 私には・・・ 下の写真は、長塚節の生家です。豪農の家らしい立派なつくりです。 今は同じ常総市なのですが、合併前は、石下町。水海道からは、だいぶ北の方になります。生家は、県の指定文化財に指定されていますが、今もなお、お住まいの方がいらっしゃるようなので、外からだけ写真を撮らせていただきました。肥沃な黒い土におおわれた、のどかな農村地帯の中にあり、近くには、鬼怒川が流れ、その奥には筑波山が、水海道から見るかたちとは少し違った筑波山が見えます。 長塚節が見て育った筑波山や、鬼怒川、そして、広大な関東平野がここにあります。節が愛した檪(くぬぎ)林が、竹林が、そして「土」がここにあります。 この地から、数多くの短歌や、夏目漱石も絶賛した小説「土」が生まれました。
2009年09月10日
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なにかと行事の多い8月も終わり、また一枚カレンダーをめくりました。 ここのところも、花火、選挙、そして月末、とあわただしい日々でした。 それにしても、 いやあ~ 今年もすごい人出でしたねえ常総市の一大イベント 常総きぬ川花火大会 歩く人の列が動かず渋滞、 花火会場の観覧席からホテルまで帰って来るのに、1時間近くかかってしまいました。車も渋滞。普通は車でホテルから5~6分ぐらいしかかからない豊岡町までも、車で1時間近くかかったそうです。 歩くのと合わせて約2時間。常総線もギュウギュウのようでしたね。 打ち上げ総数7,000発。これぐらいの規模の花火大会は、あっちにもこっちにも、どこにでもいくらでもあるのに、この人気の理由は何なのでしょう? 東京から日帰りでも充分OKということもあるでしょうし、打ち上げ場所の至近距離で観られるということもあるでしょう。そして、なにより、音楽と花火のコラボレーションが、人を感動させるのかもしれません。 夜空が舞台の音楽と花火のショーといった感じです。静かな音楽あり、アップテンポの音楽ありで、飽きさせません。 懐かしいサイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」も、夜空に響きわたりました。Like a bridge over troubled waterI will lay me down私たちの年代だったら誰でも知っているこの歌詞。ああ・・・ こんなことを言われたら、ぐっときちゃいますねえ・・・ また、毎年、「メッセージ花火」の募集があり、花火大会を盛りあげてくれます。メッセージが読み上げられて・・・ 今年の「メッセージ花火」のなかに、こんなメッセージがありました。 「天国のおじいちゃん、空から見る花火はきれいですか?」 大好きだったおじいちゃんが亡くなって、おじいちゃんに愛された孫たちが、みんなでお金を出し合って花火をあげたのでしょうか?ほんとうに天国からも、花火が見えるといいですね。おじいちゃんの顔が夜空にぬう~っとあらわれて、「おおい~ 孫たち~ いつも空から見てるぞ~ がんばれよ~」な~んて言ったら・・・ 嬉しい 常総きぬ川花火大会を、なんと、今、You Tubeで見つけました。映像、きれい!それにしても、You Tubeって、なんでもあるんですねえ。スペクタクル花火ショー「ハナビリュージョン2009」は、こちらで見られます。 今年も、常総きぬ川花火大会に来てくださったお客様ありがとうございました。来年もまたお目にかかれますことを、楽しみにしております。どうか皆さま、お元気で、来年もぜひまたお越しくださいませ
2009年09月02日
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