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書籍の感想です。今回は「鹿の王3」です。鹿の王 3 (角川文庫) [ 上橋 菜穂子 ]鹿の王の3巻です。犬から伝染る病気と戦うお話かと思ったのですが3巻になって、話はそれだけに留まらない様相を呈します。アカファは現在帝国の版図となっていますが、そこには帝国から流入してきた移民に対する激しい憎悪があります。それは単に感情的な問題だけではなく、今まで育てていた麦か育てられなくなったり、アカファの馬がだんだん減っていったりと、実際の被害が出ているのです。そしてその反撃手段としてこの犬と病気が利用されたみたいです。しかし、いくら犬に噛まれたら死ぬとしても、たかが数十頭の犬で帝国を追い出すことは無理そうです。帝国に疑惑の目を向けられたアカファの王は「一部の部族」が考えたこととして反乱が「なかったこと」にしようとするのでした。そんな政治的な思惑にヴァンもホッサルも絡め取られ、ヴァンは一度は反乱へ加担するものの、そこから離れ、ユナの行方を追います。ホッサルは利用されていると知りながら、病気の治療薬開発に役立つのならと、動くのでした。そしてついに、まだ名乗っていないものの、ヴァンとホッサルは邂逅するのでした。二人の出会いはどんな未来を生み出すのでしょうか?かなり複雑で誰が正義で誰が悪とか、病気を治したら終わりとかそんな単純な話ではありません。でも、やっぱりヴァンとユナ、そしてサエに幸せになって欲しいなあと思います。次巻が楽しみです
2022.04.29
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書籍の感想です。今回は「QK部トランプゲーム部の結成と挑戦」です。QK部 トランプゲーム部の結成と挑戦【電子書籍】[ 黄黒 真直 ]パラッと開いてみたら横書きでトランプゲームの話みたいで面白そう。素数大富豪というゲームに頑張る高校生の話でした。大富豪は知ってるけど素数大富豪って何だろうと思ったら、この本オリジナルではなく、実際に存在するゲームでした。場に出ているカードより大きい数字を交互に出していって(この辺は若干大富豪っぽい)手札をゼロにできたら勝ちなのですが、場には素数しか出せないのです。そうなると偶数のカードはどうするかというと、2枚出し、3枚出しなどを駆使していくことになります。例えば4と3の2枚出しで「43」とかね。もちろん「34」として出したら素数じゃないからダメです。で、相手は「43」より大きい素数をカード2枚で作って出していくことになります。親が「69A」(691)と3枚で出したら、相手も3枚で応じることになります。「J29」(1129)とかね。素数かどうかをその場で計算するのは数が大きくなると非常に時間がかかるので、このゲーム、素数をたくさん覚えている人が有利になります。面白そうなゲームなのですが、あまりにも難しい。ここまででも難しいのに、他にも合成数出しとかあって破壊的です。小説としてキャラの活躍を見るのは楽しいです。残念なのは主人公は素人だったのですが、ルールを覚えて、やっとメンバ集めて存続の危機を脱して、他校と練習試合までで終わりでした。目標は全国大会優勝らしいので、これだと先は長そうですが、続編出るのかな?
2022.04.28
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書籍の感想です。今回は「小袖日記」です。小袖日記 (文春文庫) [ 柴田 よしき ]タイムスリップ、タイムトラベルものと言って良いと思うのですが、普通のタイムスリップではなく、意識だけ飛んでいってしまった感じで平安時代の女官、小袖の体の中に遷移してしまいました。そういう意味では転生ものという感じもしますね。さて現代から平安時代に行ったわけですが、小袖は紫式部の片腕となり、源氏物語のお話のネタ集めに協力します。お話は主にそんな源氏物語の裏設定とも言うべきお話で展開していきます。出来上がる源氏物語のお話は現代で読んだ話と酷似しているのですが、その元ネタは必ずしもそうでなかったりして、本当のことを隠すために敢えて物語の筋をこうした、とかいろいろ工夫されていて面白かったです。ただね、私は源氏物語の素養がないので、少し話についていけない部分がありました。源氏物語好きならもっと楽しめるのかな。ちなみに現代も女性がそこまで生きやすいわけではないですが、平安時代はなかなかに大変な時代だったみたいです。女性に様々なルールを課していますが、女性が不自由になったり、運動不足になり、男に抵抗なんて考えられないようにしているかのようです。元々の人生に絶望していて、戻れないならそれでも良いやと思っていたけど、そんな時代で紫式部の下で何年も暮らす中で元々の暮らしの中で得られるものの大切さを再確認するのでした。そして・・・まあまあ楽しかったです。
2022.04.26
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書籍の感想です。今回は「鹿の王2」です。鹿の王 2 (角川文庫) [ 上橋 菜穂子 ]鹿の王の2巻です。前巻で発生した病気は御前鷹狩に出没した犬(?)により、噛まれた者が多数亡くなる事態となります。患者を助けることに奮闘するホッサルですが、政治的な思惑にも絡め取られていく。一方ヴァンは犬に噛まれた後感じていた違和感が拭えなかったのですが、それが裏返しという現象らしいと説明を受けます。うーん、私が説明を理解できているか自信ないのですが、普段は心が体を制御している状態なのに体が優位になった状態ということなのかな?と言う事は、タイトルの鹿の王というのはヴァンのことなのかな〜ちなみに噛まれたことが発端みたいですが、なぜ噛まれたことで裏返しが起きるのかは今回は説明はなし。この先説明あるのかな?ホッサルとヴァンが出会うのはいつなのかな?
2022.04.23
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書籍の感想です。今回は「鹿の王1」です。鹿の王 1 (角川文庫) [ 上橋 菜穂子 ]精霊の守り人シリーズで有名な上橋さんの作品です。奴隷としてなってしまい、緩慢に死へ向かっていたヴァン。ある日、犬から感染する病気が鉱山で発生し、ほとんどの者が死んでしまいます。犬に噛まれたにも関わらず、辛くも生き延びたヴァンは同じように生き延びた幼子と逃亡生活を始めます。何とかトナカイを育てている一族に潜り込んだヴァンと幼子のユナだが、帝国は致死率の極めて高いこの病気を生き延びたヴァンを探し求めるのでした。いやー、相変わらず上橋さんの文章は読みやすいし、とても引き込まれます。ヴァンだけでなく、病気の治療に血道を上げるホッサルというキャラもとても魅力的です。まだ、ホッサルとヴァンは出会っていませんが、今後出会って協力して病気の根絶に向かって頑張っていくのかそれとも利害が一致せず、敵対することになるのか。一枚岩にならなそうな感じはビンビンに感じます。実はホッサルもヴァンも故国を帝国に併合されてしまっています。ヴァンは最後まで抵抗するために組織された部隊で散々帝国兵を殺したこともあり、奴隷に身分を落とされました。ホッサルの国はなくなってしまったものの、その国民たちは帝国の中で隠然たる力を未だ残しつつあります。ある意味、「うまくやってる」わけでヴァンとは反りが合わないかもなあと気になります。続きが楽しみです。
2022.04.20
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書籍の感想です。今回は「物語北欧神話下」です。物語 北欧神話 下 / ニール・ゲイマン 【本】北欧神話のラストと言えばラグナロクなわけで、何かきっかけがあるかと思ったのですが明確なきっかけがあるわけではないのですね。この本では「大いなる冬」が訪れ、いろいろなものが縛めから開放されるとあります。ロキもフェンリルもきつく拘束されていたのにこの大いなる冬により開放されてしまいます。そして、巨人やヨルムンガンドなども集まってラグナロクが始まります。さて下巻はラグナロクの前にいくつかのお話を載せていますが、トールの破天荒ぶりが目立ちますね。大釜を借りにいったはずなのに、相手の飼っている牛を殺してしまったり、散々なことをやります。なまじ強いだけに手に終えません・・・後はロキの目的も良くわかりません。オーディンと義兄弟の契りを交わしていたわけですが、本当は神々を憎んていたのでしょうか?だからバルドルを死に追いやったんですかねえ。バルドルの死はロキが内面に隠していた計画を実行にうつしただけなのかもしれませんが、ラグナロク発動の条件だったのかなぁ?ただ、ラストを読むと、ラグナロクは単なる最後の戦いではないことがわかります。新しい世界の始まりでもあるのです。古いルールの打破と新しい世界の創設を目指したのがロキだったのかもしれません。
2022.04.18
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書籍の感想です。今回は「物語北欧神話上」です。物語北欧神話 上 [ ニール・ゲイマン ]北欧神話ですが、きちんと読んだことなかったので読んでみました。良かったです!オーディンやトール、ロキなど名前は知っているもののあんまり分かっていなかったのですが、物語になっていることで彼らの人となり(神となり)がすっと入ってきました。オーディンと言えばファイナルファンタジーなわけですが、主神と呼ぶにはあまりにも欲深いというか、愚かというか・・・ゼウスもいろいろ問題ありますが、オーディンの方が問題ありな気がします。ちなみに眼帯している姿で描かれることが多いですが、知恵を手に入れるために、自ら片目を差し出してしまったんですね〜後、ロキ。典型的なトラブルメーカーですね。狡猾で悪知恵が働くのですが、それがいたずらに使われると大騒動に、問題解決に使われると知恵者になったりします。ただ、騒動はロキが引き起こした場合が多いので、マッチポンプ的な面もありますが。トールは銀河英雄伝説のトールハンマーを思い出してしまうのですが、ミョルニルを手にいれる逸話も情けないし、ミョルニルを盗まれたときにフレイアを巨人に躊躇いなく差し出そうとしたのは性格に難ありですね。まあ、北欧神話の神さまは難ありの神様ばかりとも言えるのですが・・・個性豊かな神さまのお話、下巻も楽しみですね
2022.04.16
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書籍の感想です。今回は「死神の棋譜」です。死神の棋譜 [ 奥泉 光 ]将棋が好きなので、将棋に関係する小説も結構読んでいます。今回の「死神」の棋譜とはいかなるものか・・・話の中に、実名の棋士が出てくるのはちょっと面白かったです。それも木村、升田、大山という伝説的棋士だけでなく、羽生、佐藤、森内、丸山、渡辺といった今の棋士も出てきます。なんかリアルな雰囲気にワクワクしますが、そんな中で将棋を超えた将棋、というものがあり、その戦いこそ、真の戦いという話が出てきます。その将棋に魅せられたと思われる症例会員が亡くなり、その謎に迫ろうとする中で、主人公の北沢は虚構と現実の間に揺さぶられることになります。終盤になって様々な事実が明かされますが決定的なものはなく、真実はどこにあるのだろうという感じでした。後、死神の棋譜って結局何だったのだろうというのもわからず、ちょっと消化不良な感じです。北沢と恋仲になった玖村が、真実を告白とかしてくれたら良かったんですけどね〜
2022.04.13
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書籍の感想です。今回は「奇跡のバックホーム」です。奇跡のバックホーム [ 横田 慎太郎 ]以前、テレビで横田選手の特集をやっててそこで引退を決意した最後の試合でものすごく良い返球ができた。まさに奇跡的だった、くらいのレベルでは理解していました。しかし、この本を読んでいかに奇跡的だったかと思いました。脳腫瘍の手術を受け、プロ野球選手としての復帰を目指して動き始めた横田選手。しかし、筋力や持久力は回復していったものの視力だけはどうしても回復しませんでした。物が二重に見えたり、角度によってはまったく見えなくなったりするそうです。そんな状態では試合に出るどころか、打撃練習すらできないのです。そんな状況にもめげずにひたむきに努力してきた横田選手でしたが、ついに引退を決意します。彼の今までの努力や人間性のなせる業なのだと思いますが、育成選手となっていた彼にタイガースは引退試合を用意してくれました。しかし、バッターボックスに立つことはできないので、守備交代でセンターに立つことになるのです。守備ならできるわけではありません。二重に見え、距離感も良くわからない状態では捕ることも困難です。しかし、その時、その時だけ、奇跡が起きたのです。センター前のヒットに反応した横田選手は捕球して直ぐにバックホーム!ダイレクトにキャッチャーに届いたボールで捕殺することができたのです。やれることをやりきったから神さまがご褒美をくれたのかもしれません。そして横田選手はお世話になった球団、チームメイト、病院の先生、家族、そしてずっと応援してくれたファンへの感謝の気持ちを胸に新しい道を歩み出します。24歳という早過ぎる引退でしたが、お疲れ様でした。
2022.04.10
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書籍の感想です。今回は「本好きの下剋上 第三部 領主の養女4」です。本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第三部「領主の養女 IV」 [ 香月 美夜 ]相変わらず忙しいマインちゃんですが、美人で巨乳となにかに書かれていた護衛騎士のブリギッテに似合うドレスの話が大きなウェイトを占めた回でした。背が小さく華奢な女性に似合う服が流行しており、護衛騎士として鍛えていて、肩幅もあってがっちりしているブリギッテには似合いません。そんな彼女のためにマインちゃんが考えたのはアメリカンスリーブのドレスです。と言われても、私、アメリカンスリーブなるものが何なのか分からなかったのですが、こんなのみたいです。【10%OFFクーポン配布中!】パーティードレス 結婚式 ドレス ワンピース ドレス 大きいサイズ フォーマル マーメイドヘム 二次会ドレス 同窓会 お呼ばれ ワンピース レディース ロング ロング丈 フォーマル マキシ ワンピース ノースリーブ スレンダー おしゃれこれが大当たりでブリギッテは星結びの儀式で大注目を浴びることになります。そんな中でダームエルが・・・いやー、本編と番外編の使い方が見事ですよね。本編ではマインちゃん視点なので飛ばされたところを番外編で上手くまとめてくれていてとても満足感高いです。製紙業もさらに広がりを見せて、順調なのですが、前神殿長関係の方々がまたなにやら画策を・・・次巻は嵐の予感ですね。マインちゃん頑張れ〜
2022.04.09
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書籍の感想です。今回は「神さまのいる書店 冬を越えて咲く花」です。神さまのいる書店 冬を越えて咲く花 (角川文庫) [ 三萩 せんや ]シリーズ第2巻です。前回サクヤが人になることができましたが、今回は同じ願いではないようです。新しく来たメイは自傷行為を繰り返す子です。人にはなりたくないと言うし、ヨミには原因が分かりません。サクヤには微妙にクリスマス誘われて、焦って帰省するから、と言っちゃうし、さらにはお姉さんから将来のことを考えなさいと言われ、パニック寸前。それでも周囲の協力を得て、子供の頃のお姉さんのことを知り、メイの経歴を知り、ヨミはまた一歩前に進めた気がしたのでした。お姉さんが子どもの時にまほろ本と出会ったことがあるという話はおばあちゃんの語り口の良さもあってとても良かったです。サクヤとの関係も少しだけ(?)進んで両思いであることを二人とも共有できたので、これからですね。でもサクヤはこの間まで本だったので、世間知らずだと思うので、いろいろ心配ですね・・・
2022.04.06
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私が使用しているPCは今回の日記の件名になっているDellのInspiron5567なのですが、メモリが4GBというのが圧倒的に少ないようで、ものすごく遅い。・ブラウザが起動するまで1分・文字を入力して変換ボタンを押してから候補が出るまでに10秒とかありえなくくらい遅い。そんなPCを騙し騙し使っていたのですが、ついにもっとメモリを使うことをやりたくなり、メモリの増設を調べてみました。参考にしたのは京阪盛り上げ隊!らっき~さんの記事ときすけの研究部屋さんの記事の2つ。どちらもまさに「Inspiron5567」のメモリ増設を取り扱っており、とても参考になりました。まずはメモリ選び。世の中にはいろいろメモリが存在しているので心配だったのですが、記事に合った以下のメモリを選択。CFD 増設メモリ ノート用 Panram DDR4−2400 260pin SO−DIMM D4N2400PS-8G [SO-DIMM DDR4 /8GB /1枚]いよいよ増設作業ですが、らっき~さんの記事にあるようにDellのサービスマニュアルを先に読むと良いと思います。ねじの位置とか非常に正確に書かれているし、ねじの種類とかも書かれているので、安心して作業に取り掛かれます。で、まず裏蓋のねじを外していくのですが、ねじは18本もあります。しかもねじの種類が異なるので、結構神経使います。きすけさんの記事に書かれていた「段ボールに外した位置と同じところに刺しておく」という作戦にしてみたところスムーズでした。感謝!ねじを外したら裏蓋を外すのですが、これが結構大変みたいです。というのも結構大きいツメで止まっており、それを外す必要があります。Dellのマニュアルにはプラスチックのヘラとかを使うと良い、と書いてあるのですが、らっき~さんはヘラなしで挑戦し、30分以上かかったみたいです。私は不器用なので、武器なしでは太刀打ちできそうもありません。かといって「プラスチックのヘラ」などというものが部屋にあるわけもなく・・・悩んだ末に使ったのが、「マイナスドライバー」です。ドライバーは金属なので、内部の回路に触れるとショートするかも、とか裏蓋にキズが付くかもとか、問題はあるかと思いますが、蓋を外すという点においてはものすごく役立ってくれました。5分くらいで、外すことができました。で、Dellのマニュアルにはその先の作業をする際はバッテリーのケーブルを外すように書いてあります。ただ、実際に外そうとしたのですが、他のケーブルとかがギチギチに絡み合っていて、別のところが切れたりしそうな勢いでした。なので、NGだと思いつつ、そのままメモリを増設しちゃいました。メモリを増設後、蓋をする前にPCを起動。無事に4+8で12GBと表示されました。CPUとディスクが遅いので、やはり遅いですが、文字入力と文字変換がストレスなくできるようになりました。これが当たり前なのですが、当たり前最高!という感じですかね。
2022.04.03
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書籍の感想です。今回は「時をかける眼鏡 新王と謎の暗殺者」です。時をかける眼鏡(新王と謎の暗殺者) (集英社オレンジ文庫) [ 椹野道流 ]眼鏡シリーズ(?)の第2巻です。法医学を目指していた遊馬が異世界に呼び寄せられてしまったわけで、法医学系の話がメインかなと思っていたけど2巻もやはりその部分は軽め。そういう意味では予想していたものとは違いますが、これはこれで面白いですね。遊馬はまだ医学生であり、法医学について一般の人よりはもちろん詳しいけど、実践経験も乏しく、また鑑識に使える道具もほとんどありません。そんな状況じゃあ、とてもじゃないけど精密な鑑定なんてできません。でも遊馬は分かる範囲で分析を行います。それはそれで有用なのですが、決定打にはなりません。なのですが、個性豊かなメンバの協力などで事件を解決していく様は軽いながら、現実的で違和感なく読み進められます。今回、冷徹なイメージのフランシスの意外な一面が見られたのも面白かったです。ロデリックはイヤだイヤだと言っていましたが王としての資質が高いなあと感心しました。面白かったです。
2022.04.02
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書籍の感想です。今回は「鳴かずのカッコウ」です。鳴かずのカッコウ [ 手嶋 龍一 ]いやー、面白かった。公安調査庁に勤める梶壮太のお話です。諜報活動に関するお話なのですが、派手な展開はまったくありません。公安調査庁は本庁からすればちっぽけな存在で強制捜査権もないので地味で地道な活動になるのですが、とりわけ壮太は目立った実績もなくぼんやりした若者なのですが、彼には一度見たものは忘れない(忘れられない)という特技がありました。だからあんまり何かをしっかり見ると覚え過ぎてつらい、だからついぼんやりしているように見えるわけですが、粘り強い性格で、だんだん案件の核心に迫っていきます。その辺の迫り方、上司や同僚と協力し、想像力もフルに働かせてジリジリと迫っていく様はとてもワクワクします。途中で潜入捜査のためにお茶の先生の弟子になるのですが、お茶の話もなかなか深く書き込まれていてとても面白かったです。彼がスリーパーとなる道を選び、イギリスのインテリジェンスと協力してこれから活躍しそうな未来が見えてとても嬉しいラストでした。壮太頑張れ〜ミスロレンスとの仲も進展すると良いね♪
2022.04.01
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