ふつうの生活 ふつうのパラダイス

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2008年05月08日
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カテゴリ: 旅行

すんごーく怖かったです。あんなすごい地震はかなりひさしぶりでした。どきどき。


島原も吉原も遊郭。それから、祇園の舞妓さんとか、芸者さんとかって結局何する人たちなんだろうと思っていました。娼婦に近い感じ。吉原は明らかに娼婦街なのですが、それとイメージが似ているので、島原もほぼ同じと思われがちなのですが、島原は、歌や踊りをしこんでそれをお客さんに見せるところ。祇園の舞妓さんも同じようです。わたしとしては、銀座のホステスさんのイメージだったんだけど、ホステスさんたちは、歌とか踊りとかはやらないですよね。昔は今と違って娯楽なんてほとんどない時代。きれいな着飾った踊り子さんの舞をみながら料理とお酒っていうのはかなりの贅沢な娯楽だったのでしょうか。だから、ようするに、今で言うと、アイドル歌手に当たるのかなと思います。テレビで見る歌番組のイメージ。あれに近いのかなと思います。今なら当たり前に簡単に気楽に見てるけど、あれをこの時代に味わうにはとてもお金がかかったのでしょうか。

花街とか、遊郭とか、おいらん、太夫、舞妓さんに、芸者さん。時代物の映画なんか見てるとよくでてくるけど、微妙にいろいろちがってて、いろいろ調べるといろんなことが分かります。女の人の人生も今とはずいぶん違ったのかも。

昨日書いた角屋さんの赤い壁。高級なもので高級感を出すために使っているうちにいつかそれが下品なイメージに摩り替わっていくっていうのは、なんだか、皮肉だとも思います。これと同じのが、今の時代の着物でしょうか。いまどきは普通の女の人はめったに着物をきないので、きれいにお化粧して着物を着ている人をみると、銀座のホステスさんかなと思ってしまいます。高級感を出すためのイメージ戦略としての着物が逆に水商売独特のものになってしまったんですね。もちろん、お茶お花、日本舞踊なんかをしている普通の人たちだって着物は着てるんですよね。でも、着こなしが微妙に違うんですよね。

なんか考えちゃいます。

写真が多すぎて一日分すら、記事一つに入らない。
昨日の続き行きます。

新撰組遺跡

ここは新撰組発祥の地として、遺跡扱いの壬生村、八木家の前です。
新撰組って結局ナンなのと思います。京都の治安を守るために江戸の浪士を雇って京都につれてきた集団らしいです。今で言うと、渋谷のガーディアンエンジェルスなのかしらとか。
そのつもりではるばる江戸からきたのに、現地についてみればなんだか話が違う。ってことで困った人たちはとりあえず、この八木家のお屋敷に間借りするわけです。

八木邸入り口

近藤、土方などの8人と、芹沢鴨ひきいる5人の武士だけが残ってここに寝泊りしていたそうです。本当に普通の民家です。でも、一応八木家は武士の家柄。なんでこんな人たちに部屋を貸すはめになっちっゃたのでしょうね。

八木邸外観

八木邸の外観。ホントに普通のおうち。

八木邸内部

芹沢鴨が殺されたという八木家の室内です。ほんとにふつうのお部屋。こちら側には奥さんとか、子供が寝ていたのだそうです。で、この隣の部屋で寝ていた芹沢を襲って殺したのが、沖田総司らしいですね。この場所が血だらけになったのかなー。ひとりは逃げ出して、のこりの三人と一緒にいた遊女さんたちも殺されちっゃたのですって。
ここも、京都のガイドさんがその時のお話をとても詳しく話してくれました。
そして、しかも、たくさんの人たちがすごく熱心に聞き入っていました。
新撰組のファンってこんなにいたんですね。娘は学校とかだと、周りに新撰組ファンなんていないので、さびしいし、自分の趣味ってへん、オタクだー、とか、思ってるんだけど、実はこんなにたくさん新撰組ファンているんですよね。
NHKのドラマ以来ファンが増えて見に来る人たちがふえて、急遽新撰組関係の名所に気合が入ってる感じです。新撰組の刀傷だーとかいって、うれしそうに写真撮る女の子とか、他にも若い女の子も結構いたのです。娘のお仲間がここにはいっぱい。


沖田さん

新撰組のメンバーの名前の書かれた紙。えっとー。詳しくは、ナンだったかな。

前川邸

八木邸のすぐとなりが「前川邸」です。ここでも、新撰組が間借りしていたところらしいです。でもここは内部はただのお土産やさんになってました。すでに夕方なので、お店の人が店じまいし始めてます。

前川邸の窓

山波さんと、遊女明里が最後の別れをした窓とそっくりにつくってある窓。正確にはここじゃないけど、イメージ伝わります。壬生村って京都の真ん中よりやや下の左端辺り。この屯所と島原ってすぐ近くなんです。あるいて少しくらい。新撰組がせっせと通ったのが納得。

壬生寺

でもって壬生寺。

こののち新撰組は、自らつくった法度によって自縄自縛となり、時代の激しい変化の中にその道をみさだねかねてしまうのでしょうか。

新撰組がらみの名所をいろいろと観光してご機嫌な我が家のお嬢様なのでした。











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最終更新日  2008年05月09日 11時14分57秒
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