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日があいてしまいました。あんまりきれいでたくんさ写真をとったので、一日ではアップしきれませんでした。今日もガーデンのつづき。これ、ねむの木だと思うんですが、いまいち不明。でも、ねむの木のさいているのを見られるのはめずらしくて。なかなか見事でした。ガーデンの人がせっせと手入れほしているところ。こんな道具を使ってるんだなと思いまして。園内ほんとにいろんなところに椅子とかテーブルとかありまして。ほんとにのんびり。ただ、園内はそんなにひろくないので、それほど座って休む必要もあんまりなかったのも、事実。ちなみに、中の売店がすごく充実してまして、バラ模様、花模様の、服、バック、帽子、お盆、お菓子、ケーキ、木製の椅子、テーブル、ガーデングッズなどなど。高いんですけどね。でも、すてきなので、ついつい買ってしまいました。帽子と、ブラウスと、お菓子を。さて、ここまでやったところで、楽天ブログのフォトが満杯になってしまいました。これ以上写真をアップできません。課金をする気もありません。なので、ブログを引っ越す予定です。詳しくは次の記事で。
2011年08月14日
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毎日猛暑ですね。夏がこんなに暑いんでは、もう、観光のような旅行はむりです。高原のような涼しいところで過ごすだけの旅ということで、今年の旅行は長野の高原です。まずは中央高速のPA談合坂で朝ごはん。です。朝からバーガー?と、思ったけれど、中はチキン。しかも、甘いなあーと思ったら、葡萄のソースが入っていました。割とさっぱり味で、これなら朝でも、食べられます。ただ、パンがフランスパン風のものでかみ切りにくいのが難でしたが。まあまあおいしかったです。ちなみに談合坂は改修中でゆっくり座れるところがなく、車の中での食事となりました。それから、最初に訪れたのが、山梨の平山郁夫シルクロード美術館平山郁夫の大作が数点と彼が買い集めたシルクロードの仏像が展示してあります。なかでも、ブッダの像がすごくイケメンでかっこよかった。ガンダーラかインドの仏像はどれもすごく顔のホリが深くて、写真でみているとぴんとこなかったのですが、どれもみんないい男なのですよ。写真が載せられないのが残念です。そして、今回のメインともいえる蓼科のバラクライングリッシュガーデンです。特にここでのアフタヌーンティーを楽しみにやってきたのです。園内はそれほど広くなくて、さらっと散歩する程度。ここのところの連日の雨で湿っていて、イングリッシュらしさがちょっとなぁ。それでも、お花や緑がきれいでした。ただね。木の椅子はすてきなんだけど、日本にこういうのおくと、すぐしめってかびて腐り始めちゃうんですよねぇ。イギリスとかだったらたぶんずーっときれいだと思うんですけどねぇ。そのあたりが残念です。日本ではみたことなかったようなお花もありました。なつだからやっぱり花盛りですね。つかれたので、ここでちょっと休憩、アフタヌーンティーは二時半から。時計をみながらまだかなー。と、心待ちしているところ。続きはまた明日ね。
2011年08月11日
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ほうとうをたべて、そのあとは、富士山の周りをぐるっとまわりつつ、朝霧高原へ。朝霧高原にある富士花鳥園に以前から一度行ってみたかったのです。あまり知られていないところではないかとおもうのですが、いざいってみるとなかなかおもしろいところでした。まず入り口がすごい。昔の名主か何かの大きなお屋敷を買い取って改装したようなつくりです。なんかすごいぼろくて大丈夫かなーとおもったけど、中はすごくきれいな温室。ベゴニアだらけ。しかも、でかい。インコのえさを買って中にはいると、慣れた手乗りのインコたちが、肩や手に乗ってきて、餌をたべます。かわいーいけど、慣れない旦那はこわかったそうです。私は餌かわなかったのですが、それでも、一匹、肩にやってきました。餌もってないのごめんねーっといったら、すぐとんでっちっゃた。なつかしかった。そのあと温室の外にでると、エミュー牧場がありまして、柵の中に入って、餌をあげてもいいらしいけど、さすがにこわい。ので、はいりませんでした。でも、入ってると人いたのよねぇ。だって、高さが自分と同じ鳥ってこわいやん。そのあとは、ちょうどバードショーやってました。ふくろうとはやぶさとホークだったかな。ぱーっととんできて、係の人のてにとまります。それから、空中の偽物の獲物をつかまえたりとか、みせてくれました。私以上に旦那のほうがおもしろかったようで。ふくろうしゃん。モフモフしてて、すごくかわいかった。以上でおしまいです。このあとは、富士宮にでて、高速で帰宅。富士宮で富士宮やきそばをたべたかったのだけど、ついたときが3時くらいで、まだおなかいっぱい。さすがに食べる気になれず、焼きそばは次の機会にってことで、もう帰路についてしまいました。来年はどこにいくのかなー。
2010年08月24日
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一夜あけまして、朝です。朝ごはんです。オーベルジュの割に意外とあっさりした朝ごはんでした。あれーーーーーこんなものなの。昨夜たっぷり食べたんだから、少なめなほうがいいでしょってことでしょうか。オーベルジュのレストラン内昨夜は暗くて、よくわかんなかったけど、朝は明るいので撮影できましたね。そんなに広くはないです。この日は夜なかから雨が降り出しまして、観光は室内系の所に行くしかありませんでした。というわけで、美術館を二か所。この辺りはこの手のところだけはいっぱいあるんですよねえ。最初は富士急ハイランドの中にある富士美術館いろんな画家のかいた富士山の絵だけを集めて、展示してありました。川端龍子のやつがよかった。でもって次は、このはな美術館です。ダヤンの原画が展示してあります。建物だけでもすんごくかわいくて。名前はしってるし、ダヤンも知ってたけど、絵本はほぼ見たことなかったのですが、原画で見るダヤンは寸ごくかわいくて、素敵でした。で、おもわず絵本を買いたくなったんだけど、いざ、売店で絵本を見ると、原画のもつ魅力はぜんぜんなくって、結局買うのをやめてしまいました。やっぱり、絵は原画に限ります。色の発色も魅力も迫力もやっぱり、原画だからこそ。で、ダヤングッズをなにか買おうと思って、売店をずーっと見てたんだけど、買って帰ったそれを見るたびにダヤンだわかわいいーーーっと気持ちを盛りたてるのがすごく面倒な気がして、結局なにも買わずに帰ってきました。なんかね。そういうのが、自分の中で変わったなーっと、思うの。もういろんなところに行って、いろんなものをみて、食べて、買って、気がすんじゃってるのね。若いころのようにあそこもここも行きたい、あれもこれもほしいっていうようなそんな気持ちはなくなってきていて、こういうのを老成するっていうのかなっと、ちょっとそう思いました。旅行も手軽なところで、のんびりでいいやーっと、思うようになりました。それでも、この日も美術館二つと鳥獣花園にいったりしてるんだから、どうしてどうして、まだまだかもしれません。そのあとは、空腹にこたえて、ほうとう屋さんへ。雨のせいで意外とすずしくて、なつなんだけど、ほうとうたべたいって、そんな気分になりました。ほうとうも最近は結構知名度があがってきて、山梨に行くと多くのほうとう屋さんをみかけるようになりました。この火いったのは、ほうとう不動」というお店。ほうとう一種類しかないという。ほうとうしか売らないというまさに専門店。しかも、すごくおおきな鉄鍋に野菜とほうとうがたっぷり入って出てきます。バイトかなんかのお兄さんたちが両手にあっつーいほうとう鍋をもって、運んできてくれます。すごく熱いのよー。やけどしたくらい。で、最初は、生煮えかなってくらいのほうとうが食べてる間に煮えてきて、食べ終わる頃にはちょうど良くなってます。おいしかったです。ごちそうさまです。で、このお店、この後車で移動中にも二軒くらい見かけまして。支店がいっぱいあるらしいです。どうも、システム化されてるようで。もしかしていずれ、東京にもチェーン店ができるんじゃないかとそうおもわせるような勢いを感じました。さて、この後は朝霧高原の富士花鳥園にいきます。
2010年08月23日
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今回のお宿は山中湖のそばの「オーベルジュ・フォンテーヌ・ブロー」です。今回の旅はめずらしくほとんどを旦那様がきめました。前々からオーベルジュに泊まりたいということと、忍野八海にもう一度いきたいということで、でも、その後の行程は結局私がきめたんだけどね。というわけで、つきました。別荘地のど真ん中。さすがに、寒いようなすずしさ。そして、敷地の中だけフランスのようです。お部屋は一階にひとつだけあるお部屋。ちっょと僻地な部屋?二階がよかったのに、なんでかなぁ。夕食のレストランの席も、座ってるすぐ横がワインのはいってるガラスの冷蔵庫。なんかどうかんがえても、末席。今回すごく扱い悪かったきがするんだけど、気のせいかなぁ。でも、ごはんたべてて、横が冷蔵庫っていい気持ちしないよねえ。食事が売りのオーベルジュなのに、なんでこんな席作るんだろう。せめて、冷蔵庫と席の間に綺麗な模様のついた衝立とかおいてあれば、席の雰囲気は180度かわるのになぁ。オベルジュなんだから、そういう細かいことにできれば、気を配って欲しいんだけどなぁ。そういえば、客室でも、お茶は、用意してあったんだけど、お茶のためのお水はバストイレ付きの洗面の水道から汲むんだよねぇ。いつも、旅館でもそうなんだけど、トイレのすぐ横のところから飲み水を汲むってすごく気持ち悪いんだけど。そういうこと、考えないのかなぁ。日本の水道水はきれいだけど、これはやっぱり気持ちの問題。せめて、部屋にスカイ道水でいいから、ペットボトルに汲んだものを置いといてほしいなぁ。と、思ったのでした。でも、ここ、お風呂は3室もあって、ほどほどの広さで温泉水を使ってあって、それはよかったです。写真とってないけど。でもって、お夕飯でーす。これが前菜。お魚のムースだったかな。テリーヌだったかな。時間たっちっゃたので、忘れてしまいました。でも、お魚を細かくして、ねってあるって結局、日本人にとつては、結局かまぼこなのよねえ。どうしても、かまぼこの味なんだよねぇ。まあ、いまどき、練り物って外国でも、人気あるらしいですけど。このあとスープがでたんだけど、写真はカット。スープは画像いれるほどでもないので。野菜とパスタのトマト味のスープでした。スズキのポワレうわぁ、ほんとうろおぼえ。でも、ポワレットなに。とにかくおいしかったけどね。果物も入ってる口直しのヨーグルト。ですね。でもって、メインディッシュ。牛フィレ肉とお野菜最後デザート。チェリーのタルトと果物。はぁあ。お腹いっぱい。この日は我が家とおなじ熟年の子育ての終わったご夫婦が多かったです。二カップルで一緒に来ているグループと、あとは、小さい子のいる大グループもいたかな。でも、うちもだけど、熟年いやそこまでいかないけど、長年の夫婦となると、仲が良くても、もうずーっと一緒にいるので、話すことなんてなくて、こういうコース料理って時間かかるから、退屈でねぇ。コース料理ってみんなでおしゃべりしながら、ゆっくりゆっくりたべるものなんだけど、うちみたいに中年の夫婦だけで、コース料理って話すことも尽きてるし、次の料理がでてくるまで時間かかるし、その間パンたべるしかないし、できれじ、もっと早いターンで料理でてきてほしいなぁっと、思ってしまいました。もったいつけてごはんたらたら食べるのって、めんどくさい。日本旅館だと、ほぼ最初からお料理全部並んでるから、さくさくさくっと、たべちゃえるのになぁっと、今回つくづく思ったのでした。ドレスコードも多少気にしなきゃなんないし。と、旦那にやらせておいて、不満たらたらのわがままな奥様なのでした。実のところ、フランス料理食べあきてるせいもあるんですが。でも、おいしかったけど。わはは。
2010年08月18日
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お蕎麦をたべたら、次は忍野八海へ。以前来たときは全部みきれなかったので、全部みたいし、もう一度ゆっくりみてみたいなということで、やってきました。富士山からの湧き水がわいて8つの池というか、沼ができているところでしょうか。水がすごく綺麗で、透明度が高いので、有名なところだったと、おもいます。水深10mもあるのだとか。中では鯉だか、マスだか、鮎だかが、泳いでます。なんだったっけ。本当に透明度がたかくて、10mもあるのに、池の底までみえる。10mもあるようにみえない。すごくきれい。ただ、光の反射もあって、それを写真に撮るのが、すごくむずかしい。どうしても、水面の光が白く写ってしまって、中がみえなくなってしまう。はじめて、露出調整とかもしてみましたが、娘が一緒ならもっといろいろやってくれて、うまくとれたと、おもうのですが、私には所詮ここまでが、限度です。それでも、こんなにきれいなのです。でもねえ、ここ。これほどの美しい沼なのに、沼のすぐ横に観光用の売店が沼のぎりぎりまで、たててあるのですよ。一番のメインの沼なんかは、お土産物屋さんの店内を通らないと、いけないようになってるんですよね。まだ、いろいろな規制の出来る前に、つくられた、観光名所なんでしょうね。いまだったら、こんな作り方はありえないのですが、本当に信じられない感じなんだけど。沼の周りもコンクリでかためてあるのですよ。これをつくるために、沼や、沼の水が汚れることがなかったのでしょうかねぇ。もう、いまさらなので、なんのかんのといっても、しかたないんだけど、幾度にすごいと、感心してしまいます。このあとは、いよいよオーベルジュにいきまーす。。
2010年08月17日
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アウトレットパークのあとは以前からずっといきたかったおそばやさんへ。以前テレビでみて、ネットで場所を確認しつつ、いつか行こうとおもっていた、知るひとぞしる手打ちそばのおみせです。ずーっと田んぼの続く中にぽつんと一軒だけのお店で、知らないと絶対おそば屋さんなんてきづかない。そんなところです。いざついてみると、きているお客さんたちも、結構ハイソなわざわざ遠くまで手打ちそばを食べに来る特別に雰囲気のお客さんが多くて。ここは、東京の麻布か広尾ですかって、雰囲気がなんとなーくしたのですが。とまってる車も外車が多いの。みんなおいしいお蕎麦が大好きなんですね。でもって、富士山麓は水がいいからなのか、このあたり、ほんとにおそば屋さんが多いです。お店自体は古い民家を買って、改造したのかなと、いう雰囲気。でも、中はいろいろと手直ししてあって、綺麗になってます。台所があって、縁側があって、奥の間と床の間とって。田舎のおうちに行って、ご馳走して頂いてるような感じです。そして、でてきた天ざる。天ぷらのひとつひとつがすごく上手に揚げてあるのですね。私も今度、このくらい小さめに野菜を切って、このくらい丁寧に揚げて天ぷらをつくってみようかなーっと、そう、思ったのでした。そして、当然手打ちのお蕎麦がとーってもおいしかったです。このあとは、忍野八海にいきます。。
2010年08月16日
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今年はむすめが受験生ということもあって一泊で、近いところに気楽な旅行ということとなりました。子供たちはふたりとも自宅で留守番。そして、一度はいってみたいねとおもっていたオーベルジュに泊まりました。目的地は富士山のふもと、山中湖の湖畔です。とりあえず東名高速で御殿場まで。かなり時間があったので、御殿場のアウトレットパークなよることにしました。高速を出てすぐのところのパーキングにとめて、送迎バスで、パークまで。はじめてですー。でも、高いからみるだけ。ほとんどのものは高くて買えません。おおーーーというわけで、まずは、カフェでお茶。すんごいおいしそうなサンドイッチがあったんだけど、このあと、おそば屋さんにいく予定があったので、お茶だけでがまんしました。でも、ここのコーヒーものすごくおいしかったと、のちのちまで、旦那はいってました。わたしは、アイスティーをのみましたが、たしかに、すごくうまくいれてありました。紅茶ってコーヒー以上にむずかしくて、というか、日本ではまだ紅茶のちゃんとした入れ方が普及していないので、体外はだしすぎで渋いか、だてなくて、うすいかどっちかなんだけど、ここの紅茶はしぶくなくでもねしっかり紅茶の味がでていて、アイスティーなのに、しっかりおいしかったです。で、旦那がオチャしてる間にいろいろとひとりでみてみました。中はかなり広くて、一日でもみていられそうなんだけど、まあ、たまたまよっただけなので、ささーとみただけでしたが。それでも、一応、エドウィンのチェック柄のシャツを2枚買いました。そしても早々に退却。次は御殿場の知る人ぞ知るないしょのお蕎麦やさんにいきまーす。。
2010年08月15日
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三日目のメインは、天竜川です。妻籠から山をこえて、伊那市へ。天竜川には、『天竜川舟下り』と、『天竜川ライン下り』のふたつがあって、どちらがいいのだろうと迷ったのですが、『舟くだり』のほうが、もともとからあるもののようなんだけど、なんだか、予約が必要みたいで、でも、その時間にうまく天竜川の乗船場につけるかどうかわからないので、予約のいらなそうな、『ライン下り』の方を選びました。実際にいってみると、三信越道路からずっと、案内の看板が出ていて、迷うことなく行き着けました。しらないと、ふたつのどちらかまようことなく、こちらについてしまいます。もう一つのほうはどうやっていくのか、全く分かりませんでしたから。ついてみると、あと45分くらいの待ち時間ということでしたが、待合室室で、ぼーっと天竜川を眺めていたら、あっというまでした。でもあの待合室、もっときれいにしてほしいです。天気がよくて、炎天下の45分の乗船時間は、結構暑くてたいへんでしたが、おもしろかったです。 これが天竜川。始めてみました。今年は雨が多かったので、水量は、たっぷり。舟遊びもしやすいというもの。 乗ったのは、この船です。結構たくさん乗れました。思ったほどの激量下りでもなく、対してゆれることもなく、水しぶきのかかることもなく、優雅な船旅でした。 天竜川沿いに走っている鉄道の鉄橋。時間があえば、帰りはこの鉄道に乗って、船着場までもどりたかったのですが、なにせ、田舎の鉄道なので、1時間1本すら走ってないのですよね。東京のようにはいかないものです。 そして、ところどころの岩に漢字が彫ってありました。こんなところでよくこんなことする人がいるものだなぁと、びっくり。 釣り橋も下から。はい、水上視点ですね。 そして、途中で、船頭さんが投網をして、お魚を取るところをみせてくれます。しかもねその、取れたお魚をなんと船の上で焼いて、たべさせてくれました。こんなイベントまであるとは、しらなくて、びっくりでした。お魚は、たしかウグイだったと、思います。内臓処理もなく、釣りたてを生きたまま、割りばしに刺して、焼いたもの。残酷焼きというそうです。 そのあと、サービスでおせんべいも。 そして、お魚、おせんべいと食べて、のどの渇いたところで、水上売店が出現しました。船頭さんが、売り子さんにはや代わり。いやはや、この『ライン下り」の会社の社長さんの経営手腕にはオドロキです。どこからどこまでも、気配りと、商売根性が徹底していて、ある意味、ほほえましい。ここの飲み物も、一缶200円と、たかかったけど、なんだか、笑えちゃいます。そういえば、この手前でも、途中に神社船が用意してあって、お賽銭を投げるようなイベントもありました。あのお賽銭はあとで回収して、会社の収益にしてるのだと、思います。が。 このあと、最後は、案内のガイドの女性の歌声をききながら、終点につきました。45分間。といっても、船に乗ってるだけだと、結構すぐあきちゃいそうですが、こんなお客さんをあきさせないイベントをいろいろ用意してありました。帰りは、マイクロバスで、最初の乗船場まで、連れ戻してくれました。高いけど、なかなかたのしい船旅でした。そして、この後は、すぐに高速に乗って、一路東京へかえって行きました。木曽路中仙道の旅おしまいです。 【クーポン配布中】【送料無料】 フランスベッド スリープバンテージ(抱き枕 横向き 枕 まくら 快眠 安眠 いびき対策 横寝用 横寝 抱きまくら ウォッシャブル ギフト 防止 グッズ 予防 解消 だきまくら いびき枕 スリープバンテージピロー 洗える 横向き寝) 【20P23Apr16】価格:3980円(税込、送料無料)
2009年08月21日
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はい。三日目の朝です。朝ごはんの前後にもカメラをもって宿からでて、妻籠の写真とりまくりました。朝早いので、まだ、観光客もぜんぜんいなくて、すごく静か。そして、朝の光というのは、昼間とはちがうのですね。空気もまだ澄んでいてきれいです。涼しくて、静かで、すきとおった妻籠宿。昨日の疲れもとれて、集中して写真がとれました。 ところで、なんでこんなに、旅日記を延々と書いているかというと、もう、いい加減同じ写真ばかりでしつこい気もしますが、自分のためです。数年前から書き始めたブログでさらに、カメラを買って、写真も加えるようになりました。 そうすると、一年、2年たって、後から読み返すと、旅のときのことを思い出して、すごくいい記録になっているのですよね。ただ。アルバムに写真貼るだけじゃなくて、その時の旅程や、その時、思ったこと、考えたことまで、記録していると、後から見ても、旅の記憶が鮮やかによみがえってくるし、写真もあざやできれいです。読み返しているとたのしいんですよね。 それと、旅先として、考えている人に、少しでも、わかりやすい現地の情報を残しておきたいかなと、思いました。正式のホームページの情報や写真では、分からないことがすごく多いのです。 あとは、写真も込みで、記事を作るのはとても、手間がかかるので、一度にそんなに写真があげられないので、めんどくさくなって、省いちゃうので、今回は、少しづつ、なるべくたくさん写真を載せようと思いました。 今回はこんなに書きましたが、あと、一回でおしまいです。自己満足ですが、大変でした。でも、来年読むと楽しいでしょう。さて、来年はどこにいけるかな。 松代屋さんも、朝見るとこんなにきれい。 最後に、チェックアウトして、クルマに荷物を積んだ後、また、妻籠に戻って、お土産を買い、お茶屋さんで、だんな様はコーヒー、私と娘は、前日たべたのに、またまた朝から、カキゴオリをたべてしまいました。このての、ちゃんとカキゴオリ機でつくったものは、東京では、なかなかたべられません。おいしかった。でもこれで、お腹を傷めて、このあと、延々と、お腹の痛いのに苦しんでおります。はい。この後は、山を越えて、天竜川へ。
2009年08月20日
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妻籠ネタまだまだつづきます。開田高原だけでは見るところもあんまりないし、どうしようかなと、思って地図を見ていて、ちょっとだけ贅沢なお宿は去年とまったので、気がすんでるし、と、思っていたら、妻籠をみつけました。宿場町の旅籠に泊まるなんていままでやったことないし、おもしろいかも。と、おもいました。ただ、このてのお宿は部屋の仕切りがふすまだけなので、隣の部屋の音も聞こえそうだし、治安も問題かも。そして、暑いかも。という心配がありました。でも、実際に泊まってみたら、クーラーもあり、トイレもきれいで、お部屋もきれい。音のうるささもなく、とても快適でした。今回泊まったのは、ここ、『松代屋』さんです。 妻籠のHPをみながら、10軒ほどある旅籠のなかで、江戸時代からつづく旅館ということで、一番宿場町の旅籠の雰囲気を感じさせるということで選びました。 ここの宿は、鯉の煮付けと、こいこくのお料理で有名なところ。また、渡り廊下があって、その下には、池があり、食用の黒い鯉が何匹も泳いでいました。この鯉が、あの食卓にでてきたのかな?どうも、鯉料理が出るのはここだけみたい。渡ると床がギシギシいうんですよね。でも、渡り廊下たのしかったです。 でも、夕飯の写真はカメラの電池の充電中につき、取りそびれました。無念です。 妻籠の宿は、他の旅館とちがって、ふすまだけで隣の部屋としきられているということで、狭くてしかも、うるさくて、休みづらいかもと、危惧していたのですが、とおされた客室はきれいで、二部屋つづき、クーラーもあり、カイテキでした。古いお宿だけれど、少しリフォームしてあって、トイレもきれいな水洗につくりかえてありました。そして、宿から一歩でれば、妻籠の街中。休んでは、見学のくりかえしで、たっぷりと、妻籠を見学堪能できました。やはり、宿場町を見るなら、宿場町の旅籠に泊まるのが一番だと思います。夕飯の後にも、夜の真っ暗な宿場町を散歩。しかも、松代屋さんでは、ちょうちんをかしてくれるので、真っ暗な道だけど、夜のお散歩も楽しめました。もっとも、このちょうちん、中のろうそくは、電気でしたが。 各家の明かりだけがついている宿場町の夜のお散歩もまた、乙なものでした。 翌朝も、食事前、朝食後もなんども、宿から出て、宿場町の見学。さすがに朝は少しすずしいので、前日見学のしんどかったところもまだ観光客がいなくて、写真を撮るには絶好のタイミングで、何人か同じように写真とっている人がいました。 朝ごはんです。ふつうのメニューですが、目玉焼きがハート型。かわいい。窓の外はすぐ中山道というお部屋で、気持ちのいい朝食でした。それから、ここの宿のお部屋には、いままでこのお部屋に泊まった方たちの書いた雑記帳がおいてありました。その中に、北朝鮮に拉致された蓮池さんのご両親が宿泊された時の書き込みがありました。蓮池さんも、わが子がやっと帰ってきたことで、気持ちの整理がついて、やっとゆっくり旅行にこれたのでしょうか。かかれていた内容は忘れてしまいましたが、結構驚きました。松代屋さん、お世話になりました。
2009年08月19日
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木曽路はすべて山の中である。妻籠の中には、本陣、脇本陣と、資料館が博物館として、公開されていて、全て見ても、700円。先に宿に寄っていたので、2割引の割引券をもらっていたので、さらに安く見ることができました。ラッキー昔ながらの宿場町の本陣の建物の中をじっくりと見学できました。 先に脇本陣を見ました。ここは、天皇家の誰かが来られたらしいのだけど、誰だったっけ。忘れちゃった。 内部です。やはり広い。お侍さん用の玄関もあり、おくには、床の間上座もありました。 本陣は、町の庄屋さんがつとめるもので、中山道を通る幕府の偉い人や、参勤交代の殿様、いろいろな用事で街道をとおる大名などを泊めて接待する宿だったそうです。実は妻籠に来るまでまったくしらなかったのですが、ここ妻籠の本陣は、かの島崎藤村のお母さんの実家でした。島崎藤村は隣の馬込の本陣の家の七男だったのだそうです。七男で、実家を継ぐことなく東京にでて小説家になった島崎藤村の書いた小説によって木曽とその木曽の宿場町のくらしぶりなどが、後の世の人たちにも、知らされることになったのだと思うと、小説家ってすごいお仕事なんだなあと、思います。 でもって、こっちが妻籠本陣の入り口。庄屋さんの家であり、大名を泊めるお宿です。 そして、本陣の内部です。 で、大名の泊まる部屋。周りには、敵が来たときのための警護もかねた部下のためのスペースもあります。そして、一段高くなってました。 蔵を改装した資料館の中には、『里見八犬伝』の原書がありました。表紙がこんな絵だったんだ。表紙の絵がみられるなんてすごい。 木曽路はすべて山の中である。 この言葉が旅行中何度も頭の中を飛来しましたが、木曽という土地をなんとうまく表現しているのでしょう。このあと、旅から戻って、たまたま家にあった「夜明け前」の一巻だけを手にとって読み始めてみると、旅でみた妻籠の宿場町や中山道の山々の景色が目に浮かび、旅行が思い出されます。 そして、実際に木曽の山中をみてきたことで、小説がとても身近で分かりやすいのです。大学の文学部などでも、本一冊を一年間通して、こまかい時代設定や、物語時代の背景、その当時の社会状況などを調べながら、講読していくものですが、実際物語の舞台となったところをみてくると、本を読んでいてもちがうものだと、思います。物語が格段におもしろいです。 長野はどこもいいところですが、木曽街道に行ったのは、子供のころ以来です。権兵衛トンネルができたことで、とても行きやすくなりました。いつかまたいきたいです。そして今、「夜明け前」を読み始めたところです。ただの名作ではない面白さを実感できるようになりました。妻籠編、まだまだつづきます。
2009年08月18日
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さて、本当にいよいよ妻籠です。二日目の午前中は、御嶽山。そのあと、寝覚めの床があまりの暑さで、あまりよいところでもなくて、すぐに終わってしまい、予定よりぜんぜん早く、1時に妻籠についてしまいました。猛暑の中での見学はかなりきつかったです。今後観光旅行は夏じゃない時にやりたいですね。そうはいっても、夏じゃないと、こんな長期の休暇はとれないんだけど。サラリーマンてつらい。昔は、夏でも田舎にいけばそれなりに涼しくて、避暑になったのに、最近は田舎にいっても、東京並みに暑くて、避暑になりません。観光もできません。地球温暖化をここ数年リアルに実感します。地球温暖化なんとかしてほしいです。とりあえず、お宿に荷物だけ預けて、妻籠の宿場町を見学しました。妻籠は、外側から見ると、普通の村落と変わらないのです。 でも、脇にいくつもの侵入路があって、中に入ると見事な宿場町でした。自動車は、昼間は、入場規制ではいれません。そして、この厚さにもかかわらず、多くの観光客が見学していました。特に欧米系の外人さんがいっぱいでおどろきました。彼らには、すごく日本的なここの景色はおもしろいのでしょうか。アジア系の外人さんはいないのですよね。アジアの人には、宿場町の風情より、貧乏の苦しさしか感じないかも。 お昼は、その中の一軒でザルソバと五平餅のセットをいただきましが、写真とるのわすれました。今回は暑くて、集中力も激落ち。あんまりいい写真や肝心の写真が取りそびれたものがおおかったです。外人がおおいので、メニューは英語もありでした。木曽路は観光コースにはいってるのでしょうね。中山道の宿場町として有名な妻籠は早くから、昔の宿場町の保全運動を始めたところで、昭和初期には、普通の田舎の町と建物だったのをあえて。作り直して、江戸自体の宿場町の建物に立て直して、再現されたものです。でも、今では世界的にそういう町並み保存が普及してきているなかで、文化財として、世界屈指の有名な場所となっているようです。 宿場町は、旅籠十数軒と、お土産やさんと、お茶屋さん、本陣資料館でした。のんびり見ていると、いろいろと楽しくてなかなかみきれませんが、おもしろかったです。お昼を食べて、カキゴオリを食べて、お土産をかい、旅籠に泊ままりました。 妻籠のはしにある鯉の形ににているということで鯉岩ですが、関東大震災で、上の部分のいわず落ちてしまい、形がかわってしまったとか。景色に混ざって、発見しずらくて、よくわかりませんでした。妻籠まだまだ続きます。以下次号。 「妻籠宿」エリア長野県 > 木曽ジャンル観光名所住所長野県木曽郡南木曽町吾妻説明私の生まれ育った場所。 江戸時代に栄えた中仙道の木曽路十一宿の一つで、長野県と岐阜県との県境に位置し、隣には島崎藤村の出身地である馬籠宿がある。 江戸時... (ペチカ)クチコミ中仙道を通る宿場町。長野と岐阜の県境にあります。五平餅とそばが美味しかった。もっと読む
2009年08月17日
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さて、旅行二日目ですが、この日の早朝5時に大地震。数日前から何度かのゆれがあったのですが、旅先での地震は初めてです。旅先で被災したらどうしようと、思ったけど、大丈夫でした。思わず、東京の家に電話してしまいました。ちょうど、留守をたのんだ姑がきていて、電話にでてくれたので、家の方は無事とわかってほっとしました。ちなみに、東京に残って留守番していた息子は、爆睡中だったみたい。この地震で、東名高速が、壊れて、このあと、お盆だというのに、15日まで東名は一部不通となったのでした。旅行先を中央道にしておいてよかったです。今年は連日の雨で地盤もぼろぼろですしね。このあと、地震でぼろぼろの静岡、伊豆には、台風も送れて襲来したのでした。静岡の方お見舞い申し上げます。そして、この日は木曽御嶽山です。 さてその地震のせいで、ロープウェイとまってるかもと、シンパイだったのですが、ロープウェイは、普通に営業してました。 朝ごはん~♪メニューは普通だけど、卵焼きはふんわり上手に焼けてるし、素材の一つ一つがいいものを使ってあって、贅沢な朝ごはんでした。このあと、コーヒーも出していただけて、とってもうれしかったです。 宿から朝見た御嶽山は、久々の快晴で雲がなく、全景を見ることができました。地震のせいか、台風のせいか、雲の形がちょっと不思議です。 御岳ブルーラインを通って、一路御嶽山へ。開田から行くとちょうどいいんですね。今回のたびの企画スケジュールは、なかなかよくできました。 ゴンドラで、一気に山頂へ。結構時間長いですよ。この日は、まさにモーゼスパワーで、快晴。雲がぜんぜんなくて、雲上どころか、上から下まですべて見渡せる絶景でした。しかも、すんごく涼しくて、空気よくて、もう、下に下りたくない気分。そのまましばらく、下界をみおろして、山頂の風を味わっていました。昔、子どもの頃にたしか両親に連れられてきたはずなんだけど、ぜんぜん覚えてないのですよね。実はこんなにいいところだったのですね。 東京からここまではなれるとさすがに、混雑も渋滞もなく。カイテキです。 こんなに雲のかかっていない高い山を見られるのはめずらしいことです。ラッキー♪ そのあとは、中仙道をさらに南下しまして、途中寝覚ノ床を見学しましたが、あまりの猛暑に展望台の上からみただけ。ここは、木曽川のほんの一部分が奇岩ということで、名所になっていただけ。とても、川辺までおりていく根性なし。もう、真夏の観光は、ごめんです。 しかも、ここは公式の駐車場は、500円の有料なのに、その両側にセブンイレブンと、ドライブインの無料の駐車場があったり、寝覚ノ床の展望台の入場料が200えんもするのに、中はすごく汚かったり、下までえんえんと下りなければならなかったり、敷地内の資料館が暗くて埃臭く、せっかくの「十八史略」などのそ蔵書も死蔵されていて、ひどいところでした。長野は全体にきれいに整備されていたのに、ここだけが、昔のままでした。できれば、改善してほしいと思います。 御嶽山の売店でも売っていたので、食べちゃいました。開田高原アイスクリームです。おいしかった。 そして、いよいよ、娘の今回の最大の目的地。妻籠へ。以下次号。
2009年08月16日
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木曽路はすべて山の中である。 権兵衛トンネルを抜けて、木曽に入ったことを実感した時に頭に浮かんだのが、島崎藤村の小説『夜明け前』の有名なかきだし部分でした。まさに山の中。右も左も針葉樹林ばかり。 長野県の地図を見ながら、いつも、伊那のところにある権兵衛峠が気になっていました。でも、道も細そうで、ここを車で超えるのはたいへんそうだなと、思っていた。その権兵衛峠にトンネルが開通したのが二年前のことらしい。 難所だった権兵衛峠は、トンネルの開通で、山越えではなく、山抜けになった。かかる時間はわずか30分。中央高速の伊那を降りてすぐに、権兵衛トンネルに入る。トンネルの中は上り坂と思っていたら、ずっと平らな道で、長いトンネルを走っていくと、あっというまに、木曽に入ることができて、本当に驚いた。今回はこのトンネルができたことで、以前から行きたいと思っていた、開田高原に行くことを企画した。開田高原はおそばと木曽馬の産地らしい。しかし、旅の出だしをのんびりしていたら、東名の事故渋滞にひっかかってしまい、昼までに開田高原につけなくて、今回は開田高原のおそばをたべそびれました。くやしい。いつかまた、リベンジです。でも、伊那のインターの近くのお蕎麦屋さんもなかなかおいしかったです。 トンネルをぬけて、木曽に入ると、そこはもう、木曽路、中山道です。そこから少し南下して、木曽大橋の交差点を右にはいり、さらにトンネルを抜けると、開田高原に入ることができます。 日本一美しい村だそうです。ほんとにここから、風景がまったくちがいます。とても、いいところでした。 先ず最初にクルマをとめたのが、開田高原アイスクリーム工房です。ここのアイスクリームを食べることも今回の目標の一つでした。とうもろこし味のソフトクリームがおすすめ商品のようで、おいしかったです。とうもろこしって初めてなのですが、コーンクリームスープが甘くなってアイスになってるかんじ。違和感はぜんぜんありません。 そのあと、木曽駒をみたかったのですが、道が分からず、時間も押していて、宿に直行しました。はじめてのところは、道がわからなくて、暗くなってから迷うのをダンナが嫌がるのですよね。宿に向かう途中の峠からは開田高原と木曽御嶽山が一望できました。すごくいい景色だったんだけど、その素晴らしい眺望がどうにもうまくファインダーの中におさめられず、腕のなさを実感。かなり悔しい。 今回のお宿、やまかの湯です。 平屋かと思ったら、泊まったお部屋は二階でした。三人なのに、10畳以上の広いお部屋で、きれいでした。窓からは、木曽御嶽山がみえました。今年の夏は雨続きで、開田高原でも、ずっとー雨だったらしいのですが、この日の夕方から天気が晴れはじめて、なんと、御嶽山がみられました。翌日には快晴で、台風が伊豆の方にむかっているはずなのに、なぜか、開田高原あたりは、快晴だったのです。うちのダンナはすごく不思議な人で、今回の旅もだんなさまの力で、このあたりだけは晴れでした。あとで、姑に聞いたら、東京はずっと雨だったとか。で、こういうのをまるでモーゼみたいだといって、二人で、「モーゼスパワーすごいね。」と、冗談交じりに言ってたりするんだけど、ほんとにこの、三日間だけは、晴れてました。初日の朝は、土砂降りで、各地でいろいろと事故もあるなか山間に旅立つことに不安を感じていたのに、いざ来てみれば、うそのようなお天気。だんな様、今後もよろしく。 お宿の食事には、なんと、名前だけは知っていた、イナゴの佃煮が出てきました。でも、たべられませんでした。たべてみればなんてことないのだろうけれど、どうしても、だめでした。ダンナはたべてたけど。 それから、馬刺しもでてきたんだけれど、やっぱり、たべられませんでした。もともと普通のお刺身自体がだめなので。でも、それ以外はどれも、とても上手に作られていて、品のいいあじつけでした。おいしかったです。特に枝豆の茶碗蒸しは、枝豆しかはいってなくても上の部分には、枝豆のあんもはいっていて、初めてのお味。 おいしかったです。ごちそうさま。旅館というと、お茶はでても、それ以外の飲み物がなくて、水もお手洗い用の水を飲むしかなくて、いつもこまっていたのですが、ここの旅館は食後にお部屋につめたいお水が用意してあり、とてもうれしかったです。そのあとの翌朝の朝食でも、コーヒーか紅茶が普通に食事についていて、いつも旅先で飲みたいのを我慢したり、宿を出てからどこかで探して飲んでいたコーヒーを食後すぐにいただけて、そのサービスの行き届きぶりが、若い女将さんらしくて、きれいでゆったりしたいい旅館でした。女将さん、お世話になりました。翌日は御嶽山に登り、そのあと、妻籠へ。 ↑お土産に妻籠のお店でかってきたおそば。 乾麺だけど、お土産用の生めんよりおいしかった。
2009年08月15日
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なんかいろいろ忙しくって、先週の旅行のネタを今頃やっと書いてる。いいのさ。ホテル泊の翌日はいよいよカーグラフィックのイベントにいくということで、一路、サイクルスポーツセンターに行きました。修善寺駅の周りがすごいぐちゃぐちゃで、80号線にいくのがちと大変でした。それでもなんとか着きました。距離的には近いですし、今回の旅行が修善寺だったのもひとえにコレに来るため。サイクルスポーツセンターもやっぱり広大な敷地です。昔はこのあたりは、ど田舎できっととっても、土地代が安かったのだと、思います。で、今はいくらなんでしょうね。とにかくそのおかげなのか、駐車場代がかかりませんでした。そして、こんなイベントですので、駐車場にとまっている車が普通ではありません。すでに、駐車場自体がイベント会場のようなもの。普段なかなかみかけない変わった車がいっぱいとまっている。さすがの私でも、普通じゃないと分かります。そこらじゅうにクルマオタクの空気がどよよよよよよっと、ただよっています。それをみただけで、ダンナの目がきらりーん。めずらしい車と一緒に持ち主に無断で記念写真までとっいましたが、さすがに、ブログには、載せられませんね。会場にい国はまず、サイクルセンターの入場料をはらわなければいけませんでした。遊ぶ機全然ないのに、ふざけてる。でもってねさらにカーグラのイベント会場に入るのにもお金がいる。ふざけチョる。ただ、ここだけは、女性は無料でした。そのくらいじゃないと、家族でこられませんですから。たのむと、プレートに好きな言葉をプレスしてくれる。一枚3800円でした。うちは買いましたともさ。太っ腹だ。ピザをその場でやいてくれるというピザバス。しかし、想像したとおり、注文が立て込んでいて、1時間半まち。あきらめました。でも、バスのデザインはこってましたねえ。ダンナが大好きなおベンツ様。ですが、このマークはなかなかすてきでしたので、おもわずぱちり。ベンツのマークも車によっていろいろです。この車が会場内で一番かっこよかったそうですので、一枚、パチリ。もちろん私にはそのちがいなどわかりません。鉄腕アトムにでてくるようなデザインです。ほんとにいよいよ昔のSF漫画の世界は現実化されています。どんどんと。普段は、サイクリング競技の練習などに使われる5メートル道路を借り切ってのイベントでした。でも、私はあっという間に飽きて、会場のはじっこでDSをして暇をつぶしていました。なんか曇っていて、かなり寒くて、遊戯施設で遊ぶ気もおきなくて。でも、まあ、周りは緑だしね。イエローのオープンカーツーシーターは、村上春樹の世界ですね。あまりにもうるさいので、ヘッドフォンがないと、走行中の会話ができないんだって。でも、オープンカーは、日本には向きませんね。夏は暑いし、冬は寒いし、春と秋は雨なんだもの。それでも、かっこいいんだけどさぁ。さて、会場には一応少しだけ女性向けのお店もありました。ここはヘナの液を使ってお肌に絵や模様をかいてくれるようです。私もいえにあるヘナでできないだろうかと、考えました。メヘンディアートというのだそうです。そのほかにも、手のマッサージとか、ハンカチなどの販売もありましたが、やっぱり退屈だよね。しかたないです。ちなみに、帰りはさらにさらに渋滞でした。やっぱり伊豆は遠いなぁ。でもおいしかったから、いいのさ。次は夏です。
2009年06月22日
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今回泊まったのは、ホテルラフォーレ修善寺。ゴルフクラブの併設のホテルらしく、ダンナの会社の健康保険関係で申し込むと安くなるということで、ネット申し込みしてみました。最近はネットがあるから、ラクチンです。修善寺温泉の南の山々の中にある広大な敷地の中にあります。山の頂上部分に作られていて、伊豆の初夏の風が吹いてきます。右も左も伊豆の山並みが見えて、さわやかです。しかし、建物はそれほど美しいものでもなくて、周りの景色もいまひとつだったので、写真を撮りそびれてしまいました。ホテルの中にある水着で入れるスパの温水プールは、チェックインの前の時間でも、入れるので、水着も用意してきました。よく温泉なんかにいくと広い浴場に思わず泳ぎたくなるものですが、まさにそれを実現した感じです。水深90センチで、温水。ちょうど今の季節にはピッタリです。冬にはやっぱり、寒いし、夏だったら、もっと冷たい水のプールに入りたいから。場内は、まるで、ローマの浴場のようなデザインで、他に誰もいなかったので、貸切状態のようでした。そのあと、しばらくして他のお客さんも来たのですが、それでも、2組か3組くらいしかいないので、すごくすいていて、ほんとにのんびりと楽しめました。全面ガラス張りの大きな窓からは、伊豆の山山が眺められます。隣には温泉浴場もあるので、プールのあとは、そのまま温泉に入って、髪も体も洗えてさっぱり。今のホテルは、シャンプーもリンスも、あるし、お試しの美容液などもいろいろ置いてあって、サービス満点です。三つくらいあった美容液を一度にみんなつけてしまいました。でも、一回くらいじゃ効果はないよね。そのあと、お部屋でやすんでから、イタリアンのフルコースの夕食でした。しかも、ここ、浴衣ではこないでくださいともかいてありました。みんな普通に洋服で来ていました。本格的ですね。ホテル内はほかにも、和食、フランス料理もありましたが、今回はお値段的にも個人的な希望でも、イタリアンがたべたかったので、予約してありました。山の中のホテルなので、他のお店に食べに行くのはたいへんなので、ここに宿泊するばあいは、やはり、宿泊の予約と一緒に夕食もついているものを選んだほうが良いと思います。お食事は、前菜、スパゲティ、伊勢えびのロースト、牛フィレのソテー、デザート。イタリアンブレッド、コーヒーまたは紅茶です。とっても豪華で、お腹いっぱいになりました。東京のど真ん中のレストランとほぼ変わらないおいしさです。しかも、伊勢えびも半身ですし、こんなところで、コレだけのおいしい食事をいただけるとは、予想外でした。あまり期待していなかっただけに、おいしさも倍増。また、いきたいなぁと、思いました。このパスタがすっごくもちもちで、もしかして、レストランの手打ち?かなという感じでした。写真は少なそうに見えるけれど、結構食べ応えありました。ほかにも、ジェノベーゼや、桜海老のにんにく風味など、三種類から選べるようでしたが、私もダンナもコレを選んでしまいました。やっぱり、トマト味が一番好きです。お台場のレッドロブスターよりぜんぜんおいしい。フィレ肉ってヘルシー。国産牛もえらべたそうですが、私は豪州産のもののほうが好きです。国産は脂臭くて。お肉って焼きすぎると硬いし、焼きが足らないと、なまっぽいし、難しいのよね。やっぱりその点、プロはうまいなぁ。このデザートの下の粒粒は、バジルシードの蜜付けでした。たしか。こんなデザート初めて。アイスもケーキもなくて、なんともヘルシー。すきっ腹で飲んだので、スパークリングワインがとってもきいて、そのあとは、お部屋であっというまに寝てしまいました。ホテルの夜を楽しむドコロではありませんでしたが、普段はいろいろあって、食事の後スグに休めないので、ご飯、お酒、バタンキューの睡眠は、とっても気持ちよかったです。ああ。久しぶりの贅沢。すてき。ちなみに、ここの食事は、クリームやバターを使ったケーキや、揚げ物は一切なくて、翌朝のビュッフェも、デザートは、フルーツ、ヨーグルト、シリアルなど、飲み物は野菜ジュース、などで、全体にかなりヘルシーな食事になっていて、健康的でした。
2009年06月19日
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土日で、一泊の旅に行ってきました。行ったところは、伊豆の修善寺です。何でかっていうと、だんなのすきな車のイベントが修善寺の近くのサイクリングセンターで行われるからです。それで、会社の保険関係で安く泊まれるホテルが修善寺にあり、じゃあ久しぶりに旅行に行こうということになりました。本当に遠出するのは、久しぶりです。たまにはやはり、都会を脱出して森林浴がしたいです。修善寺は以前にも二回ほど行ったことがあったはず。でも、かなり久しぶりです。そして、今回も子供たちはお留守番。しかも、この日は高校の保護者会も、あったのに、欠席して、旅行を優先したいけない保護者です。それにしても、伊豆に行こうとすると、いつもひっかかるのが、沼津の渋滞です。ここは、混んでいて混んでいて、いつ行っても混んでいて、わずか10キロほどの距離に最低一時間はかかります。静岡市は沼津をもっと改善するか、東名インターを他にも増設すべきだと思います。伊豆の観光協会は、もっと、沼津の混雑改善に対策をうつべきだと、思います。なんとかならないかなぁ。旅といえば、おそばを食べるのが習慣になりました。ネットでしらべて、修善寺温泉街の中のお蕎麦屋さんにいきました。ここは、「なな番」という、『禅寺そば』が一番お勧めのお店です。伊豆の場合は、そばというより、わさびが売りなので、わさびをつけるのが最近の流行のようです。見た目がパパッと豪華になります。山菜、わさび、ゴマ、わさびの茎の漬物と、ざるそば、とろろそばのセットです。ただ、私はとろろが苦手なので、普通のざるそばを頼みましだ、おそば自体の味は普通だったと思います。特に可もなく、不可もなく、というところでしょうか。修善寺にはよくきたけれど、その名前の語源である『修善寺』に訪れたことはありませんでした。というわけで、修善寺に始めてきました。何のことはない普通のお寺です。でも、ここをはるか1000年以上前に訪れた一人のお坊さんのちょっとした行動がそののち、何千年にもわたって、この土地に住む人たちの生きる糧をとなるきっかけ作りをしたのだと思うと、すごいなぁと、ちょっと感動してしまいます。弘法大師様というのは、未だに有名で誰でも知っている名前。ものすごいパワーをもった人物だったのだと思うと、感慨もひとしおです。ちなみに、弘法大師様がこの地を訪れた時に、持っていた独鈷を一突きしたら、そこから温泉が湧き出したというのが、修善寺温泉の由来なのだそうですが、どこまで本当なのだろう。修善寺はシーズン的に、菖蒲の季節ということで、町の中のいたるところに菖蒲がありました。この竹林きれいだけど、実際は、修善寺の敷地内のごくごく一部です。この後は、一路、ホテルラフォーレ修善寺へ、GO!
2009年06月18日
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旅行から帰ってきて、五日目。今日は涼しいし、やっと、旅の疲れがとれてきたかなと、いう感じです。三日目に行ったのは、五色沼とあぶくま洞でした。五色沼は、いつも行くたんびに、雨に降られたりして、よく見られなくて、今回はそのリベンジです。前回もボートに乗った途端に、大降りの雨が降り出して、そうそうに切り上げざるを得なかったのです。今回は、幸い、雨もなく、いいお天気で、ゆっくりたっぷり、30分間の手漕ぎボートでの、優雅な時間を満喫することが出来ました。こういうボートに乗ると、なんとなく、映画の「昼下がりの情事」をおもいだしちやうんですよね。ああ、優雅だわ。でも、できれば、このあたりを散策もしたかったのですが、あまりの暑さと最終日ゆえの疲れでパス。 出発前に宿の廊下からとった写真。こんなところなのでした。 普通、渓流まで、降りていかないと見られない景色を、宿の廊下から楽々と、見られるのはなかなか素敵です。のんびり~。 五色沼到着~。混んでたけど、ボートは、並ばずに普通に乗れました。よかった。遠くに見える山並み。沼の水辺を渡ってくる風。いいですねえ。 しかも、結構みんな、ボートに乗ってます。ボートに乗ってみると、以外にこの沼が広いことが分かります。あ、こっちのさきにもまだまだ、沼が続いてる。 五色沼は、たぶん、このあたりの土地の土のせいだと、思うのですが、色が少し違うのです。水のブルーに少し白が混ざって、セルリアンブルーのような、ちっょと変わった色。でも、この日の水はすごく澄んでいて、透明で、沼のそこが見えるのでした。 そして、なぜか、鯉も飼っているみたい。この鯉は自然の鯉ではないので、意図的に入れてあるものだと思います。鯉を入れることで、水質チェックでもしているのかな。 その後は、帰り道で、途中にあった、ロッジのようなレストランで、ステーキを。たべたのは、だんなだけです。わたしは、暑いのと、連日の食べまくりに少々胃がお疲れ気味なので、ご当地産トマトのスパゲティをいただきました。おいしかったです。ただね。作ってくださったのが40代前後の女の人。地方に行くとたまにあるのですが、もともとは、東京にいて、脱サラかなんかで、家族で地方に来て、ペンションや、レストラン、喫茶店をしているというお店。他にも、以前泊まった旅館でも。40代前後くらいの、つまり私と同じ世代の女性の作った料理というのは、なんとなーく、自分の作った料理と同じ味がするんですよね。もちろん、商売だし、料理の腕は、私よりはぜんぜん上なのだけど、その底辺にある、同世代ゆえの共通性を、料理の味に感じるんですよね。そうすると、わたしとしては、なんか、ありがたくないというか、わざわざお金だして、自分が作ったような料理を食べるのって、釈然としないというか。もちろん普段、お友達の家にあそびに行って、お友達が作ってくれた料理をいただく時は、うれしいし、ありがたいのですが。それとは違って、お金を払って、自分と同じ味を食べるのって、納得いかないというか、もったいないというか、つまらないというか。私より、一世代か、二世代上のおばあさんの作った料理なんかを、たとえば、民宿なんかで食べる時は、すごくうれしいのです。ぜったい私には作れない料理や、知らない料理。ようするに、「お袋の味」という奴ですねきっと。でも、旅先で自分世代の料理は、面白くない。だから、プロの料理人が作ったものか、男性の作ったものが食べたい。そして、たぶん、この40代前後の女性の料理は、一世代下の若い人たちにとっては、もしかすると、彼らにとっての「お袋の味」なのかもしれません。五色沼に行く途中の道には、シーズン真っ盛りの桃が売ってました。山形、福島方面に旅行に来ると、桃が食べ盛りなのがうれしいです。とうぜん、今回のお土産は、桃 でした。 そのあとは、磐越道を通って、あぶくま洞へ。洞内撮影禁止だっので、リンク↑しときます。かなり遠くから見える、この白い壁。なんだろうと、思っていたら、あぶくま洞だったのです。そして、洞内は、一年中15度です。この炎天下の日々にはいると、とにかく、涼しい。「寒いかな」と、思ったのですが、連日の猛暑であったまりきっている体には、ぜーんぜんこたえませんでした。しっかり、冷えて、気持ちよかったです。もう、夏がこう暑いとなると、こういう涼しいところしか、観光したくないです。中で、かなり、歩いて、階段も登り降りして、いい運動になりました。でもでも、外に出たとたんに、もわーっと、暑い!!!せっかく、涼んだのにー。この後は、磐越から、常磐道という、普段とは、違うルートで帰宅しました。常磐方面て、いつもおもうけど、なんとなーく、殺伐としているのですよね。それは、未だにかわらず。ま、日本の田舎って本来こんななのでしょう。ただいまー。なのでした。来年は、「開田高原」に行きたいです。(予定)
2008年08月17日
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二日目は、会津武家屋敷と、大内宿にいきました。武家屋敷は、お宿からすぐのところ。会津藩の家老のお屋敷と、陣屋、それから、博物館などがあります。 ここで、大河ドラマ「新撰組!」の撮影が行われたそうです。娘が一緒だったら、騒いだでしょうねー。容保様と広沢富次郎会見の場。 解説とサイン色紙がここは、結構見ごたえありました。全部見るのは、大変なので、後半の博物館はパス。でも、当時の家老のお屋敷まるまる観たのは、初めてです。家来の部屋とか、主人の部屋、奥方や、子供部屋、女中部屋などもあるんですよねー。嫡男は、一部屋で、次男、三男以降は、全員一緒に一部屋。この扱いの違いが~。そういう時代だったんですねー。井伊直弼も最初は、子供部屋でこんな部屋住み扱いだったんですねえ。きっと。主人の部屋は、北側。奥様の部屋は西側。女中部屋が南なのが、以外。でした。 ここの博物館で、容保様が題字を書いた松平家の「家訓」の写しが売っていました。娘のお土産にナイス こんなにベリーグッドなものはないですぅ。お土産やさんえらーい。ただ、よっぽど気をつけてみていないと、発見できないのが、苦しいところですね。 大内宿に行く途中の沼です。標高も高く、涼しく、風も気持ちよく、波も穏やか。まわりに、ペンションや、お店を作って、カヌーや、ヨットや、ジェットスキーなど、いろいろな夏の水遊びの場所としては、いいところです。きっと。観光化しないのかなあ。でも、ここまでのスカイラインが整備されたばかりなので、これからなのでしょう。いいところです。そのあとは、大内宿へ行きました。なにやら、文化的な価値の高い建造物群として、指定を受けているらしいです。 大内沼からみた景色。まわりは、畑と田んぼのなかに、ぽつんと、ここだけ、村落。これが大内宿です。そして、有名観光地なのです。ここ以外は、何にもないのですね。 ずーっと、かやぶき屋根の昔ながらの家屋が続きます。でも、実際には、このあたり、会津のほとんどの民家は、現在トタン屋根になっています。トタンの方が火事の心配がないから。それを大内宿は、あえて、トタンをはがして、もう一度かやぶきに戻したのだそうです。かやぶき屋根を作るのにも、それなりの技術と、ハウツーがあるわけで、もう、失われつつある技術だと、思うのですが。でも、かやぶき屋根のおうちって、夏に中にはいると、すごーく涼しいのですよお。まさに、クールビズ。東京もかやぶきなら、涼しいのにねー。でも、材料のかやを確保するのは、逆に今の時代には、むずかしいでしょうね。 このおうちは、ちょっと他の家と、デザインが違っていた。 ここは、一番はしっこのお店。食堂になっていました。もとは、村長さんの家だったのかも。大内宿は、ようするに、建物を見にくる所なんだけど、そのおうちのほとんどがお土産やさんになっていて、見事に観光化してました。そういう意味では「町おこし」に成功しているとも言えるのでしょうか。それから、お蕎麦屋さんもたくさんありました。そのうちの一軒で、手打ちそばをいただきました。おいしかったー で、ここの場合は、「ねぎ一本そば」といって、はしの変わりに一本のねぎを使って、おそばを食べるという、ちょっと変わったおそばが名物。ねぎは、そばを食べながら、薬味としてかじりながら、食べちゃうのです。裏の畑からとってきたばかりの新鮮なねぎなのでしょうか。それならおいしいよねー。私は、食べなかったけど、だんなが食べてましたー。写真が…ない。撮る前にたべちっゃたので。 でも、とにかく暑い。しかも、帰りには、ずーっと、これから駐車場に入るためのながーい車列がずーっとずーっと、続いていました。なんにもない田舎なのに、ここだけが、都会のよう。あの人たちは、あのあと、見学できたのかなー。この数年、避暑もかねての夏の旅行なのに、観光地がどこもすごく暑くて、観光するのがしんどいです。めんどくさくもなってきます。以前は、東京を脱出すれば、地方は、ほどほどに涼しかったのに、最近は暑くて暑くて、観光もしんどいです。東京だけのことなら、ヒートアイランドなんだと、思うけど、何処にいっても、こんなに暑いと、地球温暖化をひしひしと、感じざるを得ません。もう、夏は、標高の高い高原に行くしかないです。そこで、散歩するか、昼寝するか。そんな旅行しかできなくなりそう。 いろいろお土産を買ったけど、今回の一押しは、これ!ずんだじゃがりこ。枝豆いりのじゃがりこ。東北地方限定なのだー。が、楽天でも、買える。娘がばりばりと、みーんな食べてしまった。
2008年08月15日
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今年の夏の旅行はどこにしようかと迷いましたが、新撰組ファンの娘の希望で、京都守護職を務めて、新撰組を雇ってくれた会津藩主松平容保公に会いに行きたいということで、会津にしました。ところが、宿を決めた後で、娘の合宿の日程と我が家の旅行の日程がぴったり重なることが分かり、娘はしかたなく、合宿優先で、今回の旅行は断念せざるを得ませんでした。学校のばかーーーーーーー。すでに、大学生の長男はもう、親に連れ回される旅行は拒否。留守番組です。ということで、この年ですでに、子供なしのフルムーン旅行なのでした。こどものいない旅行はさびしいよーと、思ったのですが、実際にいってみると、ものすごく楽で、旅をのんびりと、存分に楽しめることに気がついてしまいました。なにしろ、子供たちと一緒だと、移動のたんびに、子供たちを起こしたり、せかしたり、催促したり、いなくなってしまって、捜したり。それが、小さい子供ならいざ知らず、中学生、高校生になっても、手がかかる。観光の途中でいなくなって、探したり、朝起きて、朝食なのに、寝ていて起きなくて、起こして着替えを催促したり、荷物の準備も四人分となると、ものすごい量なるし。とにかく、大きくなっているにもかかわらず、手がかかり、気疲れし。子供と一緒の旅行って随分気をつかっていたのだなーと、きずきました。ようするに、私のしつけがなってないってことですよね。反省しました。でも、いまさらもう、たぶん、遅いだろうなあ。そして、今回、初めて夫婦二人で、旅してみると、全ての移動や行動の決定が、すごくスムースで、とても楽なのです。そのおかげで、それほどいろいろあちこち見たわけでもないのに、今回とても、旅行を堪能できて、楽しめた。というのが、今回の総評なのです。かえって、赤ちゃんづれの方が、楽です。赤ちゃんは所詮荷物だし。子供が大きくなると、かえって、こちらの思うように動いてくれないので、大変なんですよう。というわけで、たっぷりとたのしんだ、会津の旅なのでした。 まずは、猪苗代湖の遊覧船に乗りました。猪苗代湖は以前にも来たけれと、船に乗ることは考えなかった。今回は特にこれといったものもなかったので、船でも乗ってみようと。 水平線の見える湖ってやはり珍しい。さすがにやっぱり、猪苗代湖はでかい。湖面を渡ってくる風がきもちいかった♪ 猪苗代湖遊覧のあとは、そのまますぐ近くの天鏡閣を見に行きました。ぜんぜん知らなかったのだけれど、地図に載っていたので、ここってナンなのだろうと、思って。有栖川宮の別荘だったお屋敷なのだそうです。でも、管理が悪くて古くなっていて、カーテンはボロボロだし、今回は修復中でした。シャンデリアを付け替えたり、家具を置いたりして、いろいろ手をかけているようでした。東京にある岩崎邸や、庭園美術館などにくらべると、すごくお粗末ですが、邸内は、意外と広いので、もっと、メンテナンスして、きれいにして、もっと広告をかけると、それなりになかなかの観光名所になるだろうと思います。なにしろ、もう、野口英世記念館はあまりに俗化されていて、見る気がしない。福島県の観光課頑張れ。 内部は、テーブルや椅子などそれらしいものを配置してましたしね。 あ、階段の下にドアが。こんなところに、ハリーポッターの部屋がありますよ。いえいえ、じつはこれ。お風呂場に入るおつきの人専用のドアなのです。 そのあとは、一路会津若松市へ。やはりなんといっても、鶴ヶ城を見ませんと。このお城は、戊辰戦争で落ちてしまって、近年再建されたもの。中は、博物館になっています。 今回は、今話題の松平容保公特集でした。 最上階の天守閣からは、会津若松市内が一望できます。このあたりは、盆地だけど、あんまり高い山がないようです。それにしても、こんなところから、わざわざ京都までお仕事しにいったのだから、大変だなあと、思いました。いったい、京都まで、何日かかったのでしょう。 城を降りると、「南走り」も見られるようになっていました。長い回廊に沿って、武器の所蔵庫があったらしく、ここで、武器をとって、城攻めに応戦したらしいです。既に建物が無くなっいたところの、残った礎石から、かつての建物を再現したのだそうです。石しかないのに、何がどんな風に建っていたかわかるなんて、すごい。 今回泊まったのは、東山温泉「庄助の宿 瀧の湯」でした。最近は仲居さんとか、っていろいろと嫌がられるので、特別なお部屋係は置かないというのが、最近の旅行業界の新しいシステムになりつつあるようで、ここもお部屋係はなし。こころづけをわたすというような、うっとおしさもなくて、快適。また、館内にちょっと日本酒が飲めるように置いてあって、ちょっといっぱいがおいしかった♪全館「フォール ビュー」でした。そして、料理はすごく量が多くて、もう、お腹いっぱいで、頑張って食べたのですが、全部は食べきれませんでした。でも、福島、山形方面に来ると、宿の料理にかならず牛肉が出てくるので、うれしいです。今回は、ステーキと、すき焼きでした。同じ宿に二泊すると、どこでも必ず、二泊目には、すき焼きなのですよお。お風呂で日本酒飲んで、湯上りにサービスのピール飲んで、食事中にグラスワイン飲んで、酔っ払った私は、あっというまに、寝てしまいました~。ああ、滝の音が、子守唄。
2008年08月14日
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今年の旅行は今日から二泊三日で会津若松です。それでは、行ってまいります。
2008年08月10日
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さて、京都旅行記も6作目。これでおしまいだと思います。最後の三日目は、清水寺と霊山歴史館に行きました。この歴史館が今回の旅行でも行きたいところのベストワンだったかもしれませんが、いろいろな関係でなんと最後の訪問地になってしまいました。幕末のいろいろな資料が展示されていて、今年の大河ドラマ『篤姫』の特別展をやっていました。清水寺は昔、修学旅行でもきたし、娘も去年の修学旅行できたのに、やっぱりまた来てしまいました。そのくらい有名で、魅力のあるお寺なのですね。 坂をずーっと上っていくと、清水寺の門。極彩色なのですね。朱色の鮮やかな色がなんともきれいです。インパクトありますね。もう清水の舞台の景色以外はすっかり忘れ果てていたので、新鮮でした。途中の坂の両側もおみやげやさんがたくさんあっていろとりどりにきれいで楽しかったです。ニッキがシューの生地にねりこんである八橋シュークリームとかのお店もできていて、トレンド。やっぱり昔とは違うなあ。 それから五重塔があって、社殿や本殿があって。みんな色鮮やかにぬり直されていてきれいですね。お寺の極彩色というのは、要するに、極楽浄土、天国を現していて、仏教を信じて、お寺に来て一生懸命お祈りするといいことがあるよ。仏教の教えを信じてよいことをすれば、死んだ後こんなきれいな天国に行けて幸せな死後が待ってるよということをあらわしているのではないかなと私は思うのです。人間て、元はわがままで自分勝手で、ほっとくと悪いことばっかりするので、そういうことを戒めて、人間が悪事をしないように、道徳や、倫理観、を教えるのが宗教なのですよね。だから、宗教の場である寺とか、教会が道徳を教えつつ、やがて人を育てる場、から、学校へと変身していった。それは、日本でも、外国でも同じことで、だから、私立の学校の多くが、宗教をバックにもっていたり、するのですよね。にもかかわらず、公立学校はすべての生徒を公平に引き受けて教育しなければならないという理由で、逆に宗教を学校で教えることが出来ない。宗教なしで道徳教育をしなければならないという、呪縛。それが、結局は公立学校の荒廃の原因であって、公立であること自体が荒れる場の原因だという、皮肉。公立なのだから、キリスト信者もイスラム信者も仏教徒もどんな生徒もいれられる環境でなければならない。だから、宗教教育が出来ない。宗教なしで道徳や倫理を生徒に教えなければならない。公立学校で道徳教育、人間教育をするむずかしさはまさにここにあるのでしようねえ。ホントウはどんな宗教の信者でも、他の宗教の教えを聞いてもいいんじゃないかと思うのですが。国の宗教が一つにまとまっていれば、公立学校であっても、それを教えることはできそうなのですが、実際にはここまで国際化されていて、外国の生徒も通っていたりするのが今の公立学校であることを思うとむずかしいのでしょうか。極彩色だったお寺はそのあと塗料がはげて、元の木の地肌の色になって、そして、世間では、茶道や、松尾芭蕉によって、「わび」や「さぴ」という価値観が浸透して、日本人はいつの間にかすっかり地味好みになってしまって、お寺も地味な色彩のものという思い込みがすっかり浸透してしまっていたのでしょうか。でも、最近になって、もともとのお寺は鮮やかな色のものだったということがわかってきて、昔のお寺が最近はまたきれいで鮮やかな色に補修されるようになってきたとか。今回いったお寺はどこもきれいに直されていて、とってもきれいでした。うーん。金閣寺行きたいよう。 清水の舞台ってそれほど高くないじゃんと昔思ったのだけれど、よくみるとやっぱり高いかも。っていうか、舞台からは京都市中がよく見渡せるんですよね。これがあるなら、京都タワーは要らないのではと、思いました。新緑が美しいです。ちなみにこの日は曇り一時雨でした。前日までの暑さから開放されてほっとしました。 坂も石段も美しいです。この下で清水寺の由来になったお水を飲みたかったのですが、さすがに連休。東京のような長い列が出来ていて、挫折。あきらめました。そして、ここから、二年坂の道を通っていくと、今回お目当ての霊山歴史館です。 清水のあたりはお土産やさんがいっぱいですね。お昼を食べたお店もすごくしゃれていて、おいしかったし。歩いてる人たちも若い人が多いんですよね。若い人がこんなところに来るようになったのですね。こういうのって、旅行雑誌『るるぶ』のおかげなのでしょうか。お土産やさんのデザインもみんなすごくおしゃれなんですよね。娘がいきたがった、「よーじや」さんも、すべてのデザインがおしゃれだなーと思います。リップクリーム一つとっても、かわいくておしゃれ。香水がすごくはいってて、彼女がつけてると部屋中匂うのですう。で、材料をみると「みつろう」なんかも入っていたり。京都は一番「るるぶ」の影響大の場所のような気がします。原宿なんかがおしゃれなのは当たり前なんだけど、そういうおしゃれで、見る食べる遊ぶ買うというのがひとつのファッションになっていて、で、それを提供するがわもすごくそこに着目しておしゃれな観光地を目指しているんだなあと。私の頃はまだ「るるぶ」なんてなかったし。私が若い頃は『京都』は遠くてわざわざ来るところという認識はなかったのです。若い頃は、国内よりまず外国に行きたかったから。清水の参道から、二年坂までずーっとそういうるるぶ文化のお土産やさんストリートだったのでした。 で、その道の途中裏の方の道を通っていたら、見つけちゃったのが、山村美紗の家でした。彼女自身は、もうなくなっていたのですね。あんまり推理小説ファンじゃないのでよく知らなかったのです。玄関がガラス戸になっていて、中が見えるのです。で、玄関の中には大きな山村さんの写真とお花と生前彼女の着ていたドレスなどが飾られていました。きっと時折ファンがたずねてくるのでしょうね。 そして、その隣には、なんと西村京太郎さんの家もありました。ほんとになかよしだったのですね。同業者同士で。 その山村さんの家にいく手前。二年坂のところでおいしそうなコーヒー店を発見。イノダコーヒー。きっと有名なお店なんだと思うのですが、すごく素敵なつくりでした。当然ここでお茶休憩。グットタイミングウーーーーーー♪なのでした。京都のこんなところのコーヒー店までるるぶ文化が。ケーキもパイも厳選されています。まずいとあっという間につぶれちやうのかなと、思いました。激戦区ですねー。 なにせ、ケーキもおいしそうでねえ。腹痛による食事制限中なのに、食べてしまいました。コーヒーも飲みたかったけど、紅茶でがまんなのでした。レモンパイと、チーズケーキと、ナポレオンパイ。問題!私が食べたのはどれでしょう? そして、そのあと、しばし歩いて、『霊山歴史館』につきました。幕末維新ミュージーアムがサブタイトルみたいです。建物自体はいまひとついい写真が取れませんでした。隣には京都霊山護国神社があり、幕末の志士たちのお墓がいっぱいあるらしいです。でも、そこまでいく余裕はなかったのでした。で、これが『池田屋』の模型。内部は、「池田屋襲撃事件」の再現なのです。新選組の人形も配置してありました。壁が赤い。 で、沖田総司がうたったという俳句なんかもあったりする。ホントウかなあ。 この日。娘が宿にめがねを忘れてしまい、帰りがけに、もう一度宿まで戻ったのでした。おかげで二時間も前には、京都駅に行く羽目になってしまいました。二時間も駅で待っているのはつらかったよお。京都で、駅弁を買って、グリーン車に乗って、ほっとしました。グリーン車専用の車内雑誌があって、まるで飛行機のよう。席もゆったりしていて、ペーパーオシボリまで配られるというサービスぶり。そんなのいいから安くして欲しいのが本音だが。そして、無事帰宅しました。京都のおべとうで夕飯です。おいしかったあ。写真撮るの忘れました。つかれてたので。家に帰ると息子が友達を家に呼んで、親のいぬ間にここぞとばかり遊んでいました。普段は私が怒ると思って遠慮してたらしい。だってうちって子供部屋がないから、お客さん来ると、家族の休める場所がなくなっちゃうんだもの。あまりの過労にお客様にはなーんも接待しないで、さっさとお風呂入って寝てしまいました。彼らは朝の五時まで遊んでおしゃべりして、始発に乗って帰ってしまったらしく、朝起きたらいませんでした。本当になーんにもしなくてごめんね。お友達のS君。とにかく無事帰宅。やはり今の京都は昔の京都とは違う。学生の頃は飲み食いできなかったけど、それだけじゃなくて、見て食べて歩いてが楽しくできるような街に変わっているのだと思います。それも、京都らしさを失わず、京都らしさを残したまま、というより、京都のよさをうきたたせ、いかせる形で。また、京都行けたら、行きたいなーと思いつつ、今回の京都旅行記はこれでおしまいです。ずーっと読んでくれてありがとうございました。
2008年05月12日
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二日目後半は嵐山です。映画村からタクシーで乗り付けちゃいました。なんせ、おなか痛くて。自分だけで、タクシーで宿に戻っちゃおうかなとも思ったのですが、無理していってしまいました。でも、無理していってよかったです。嵐山に行ったのは初めてだったのですが、今回の旅行の中で一番いいところでした。いかにも京都らしい風情。人出もすごく多くておしゃれなお土産やさんやレストランがたくさんあって、まるで、原宿か清里のようでした。でもやっぱり京都独特の風情。お昼は映画村でたべちっゃたので、食べられなかったけど、嵐山がこんなにいいところだと知ってたら、こっちでお昼にしたのに。悔しい。でも、おなか壊してたので、どっちにしても食べられなかったですね。今回はお腹壊して極力食べずにすごしたので、せっかくの京都なのに、食べ歩きとか、おいしいものいろいろ食べるとかできなかったのです。でも、おかげで太らずにすみましたけどねー。 「渡月橋が見たい。」という娘の希望で来ました。渡月橋。うわあ。日記リンクしてる毎日ミナコさんのブログでいつも写真でしか見たことのない渡月橋だ。嵐山だ。なんていいところなのでしょう。橋のすぐ横のところの木陰になっている川岸のところで、座ってしばし休憩しました。なにしろ暑い日だったので、川から吹いてくる風の気持ちのいい事。感動でした。嵐山って初めてだったけど、こんなにいいところだったんですね。ミナコさんが毎年花見に来るのが納得です。ただ、体力的にもう橋を渡って対岸までいく元気がなかったので、このあとは、岸を少し歩いて、川岸にあるホテルでお茶しました。クーラーがきいてて、静かで気持ちよかった。だって、メインストリートにもカフェはあったんだけど、入るまで並びそうで、ざわざわして落ちつかなそうだったので。 橋の反対側の景色です。写真だと川を渡る風はわかんないよね。今回はぜーんぶ娘の決めたところばかり。いつもは、行くところはほとんど私が決めてたので、他人の決めたところに行くのは意外性があって楽しかったです。だんだん、人任せですむようになっていくのって楽チンでいいなあ。 ミナコさんがブログで乗ってた船だあ。私も乗りたかったけど、ちっょと無理だった。事情もよくわかんなかったし。いつかまたもう一度これることあるかなあ。 炎天下に人力車って車夫の人大変そうだった。でも、若いからね。若くて力があって、元気もりもりでいいなあ。でも、これに乗るのにも並ばなくてはなりません。やっぱり、オンシーズンの観光地は混んでるね。 今話題の『吉兆』の京都店を発見。問題を起こしてるのは、『船場吉兆』なので、関係ないともいえるし、関係あるともいえるし。でも、高そうですね。ぜったい一生この門を通ることはないだろうなあ。 しばし川岸を歩くと、豪華そうな料亭やら、ホテルやら。うちのダンナがコーヒー大好きなので、どこかに出かけるとかならずお茶する習慣になってしまいました。高級ホテルで、その雰囲気を味わいつつ、お茶です。優雅でいいわあ。でも、私たちのような庶民をしょっちゅう入れると品が下がっちゃうよねえ。 中は今までの喧騒がうそのように静かで、落ち着いてて、クーラーがきいて涼しくて快適。4000円くらいのお弁当なんかもあって、ここでお昼食べればよかったー。私は紅茶。おなかにあったかかった。 そのあと、天竜寺にあるという天井画が見たくて歩きました。すぐだけどね。ここもすごい素敵なお寺で、ほんとにびっくりでした。建物がなんとなく、スイスアルプスのロッジににている気がします。今までのお寺とはデザインがまるで違っていて、とにかくきれい。人気があるのがわかります。下から見ると、天に向かおうとするかのような高い角度のきつい屋根。白い壁。きれい。 で、これが見たくてきたんですよね。ガイドブックに書いてあったから。どんなかなと思ってきてみたのです。 この天井画のためにお堂が一つ専用なの。大きなお堂の天井一面に書いてあるのです。いろいろと天井画は見に行きましたが、ここのは大きいです。しかも、現代の日本画壇を代表する日本画家、「加山又造」の作品なのでした。そういえば、「東山魁夷」も、唐招提寺の襖絵とか描いてたっけ。ここに来るまでそれは知らなかったのでびっくりでした。だから、本当にごくごく最近のものなのですよ。天竜寺なので、龍の天井画を作ったのでしょうか。堂内は撮影禁止なので、この写真はパンフレットのものです。でも、本ものはもっともっときれいで大きくて迫力あるんだよ。長野の小布施のお寺にある北斎の天井画は、下がたたみになってるのでねっころがって見られるんだけど、ここは、普通の床なので、そういうことが出来なくて残念でした。いっそ、レジャーシート持参で行ったりして…。周りの人の視線を無視することが出来れば、じっくり寝ながら見られるでしょう。 帰りに舞妓さん発見。舞妓さんを見たのも始めてーーー。きれいですね。やっぱり。ただ、舞妓さんて、着物のすそ持ち上げて歩いてるでしょう。お座敷だと、引きずれるんだけど、外は持ち上げるしかないのでしょう。でも、すごくすそを上げてもってるから、下の赤い襦袢が見えてるとおもうのですが。あれは、襦袢なわけではないのでしょうか。襦袢って下着だと思ってたのに、あんなにみせちっゃていいのか。それともあれは襦袢ではないのでしょうか。今流行のパンツ見せファッションと同じなのか?でも、舞妓さんて、派手できれいでかわいい着物と髪飾りできれいに見せてるんですよね。顔はまっしろにぬられてて、口紅してる。パターンのお化粧だから、お面のようで、どの人も同じ。ようは装飾できれいに見えるようになっているので、よくみると土台の顔自体は十人並みでも、美人に見えるようにみせてる。一つの様式美なんですね。 そして、ここからは駅がすぐに乗れるところにあったので、ワンマン電車に乗って四条大宮まで一気に帰れました。しかも、全線200円共通。こんなに安いとは知りませんでした。今回は市中の電車に乗ったのはこの時だけ。途中で、路面電車になったりして、楽しかったです。四条大宮で、おなかの薬も買うことが出来て、そのほかに、栄養ドリンクとコントレックスと、夕食用のお弁当とお団子を買って、ほっとしました。前日の地獄のような頭痛もなんとかおさまって、嵐山の風に癒されて、一日寝てたよりも、回復した感じです。この日は元気が出て、銭湯にも行けて、夕飯を抜いておなかをいたわりつつ、の夜なのでした。頭が痛いと、ほんとに一歩歩くのも辛くて、ホントに何にも出来ないし、頭をもぎ取りたくなります。このまま一生この苦痛が続くような気がします。痛さのために気持ち悪くなってきて、ものを食べるのもいや。こんなに痛いなら死んじゃう方が楽だなといつも何度も思う。でも、そこで死ぬ勇気はないし、治った時は、なんでもなくなることも知ってるから、ただただじっと耐えていつか直る時間が来るのをじっと待つしかない。でも、痛い時にはそれは、はてしなく遠い夢の世界のような気さえする。それは、誰にもわからない。周りにいる家族にもわからない。こんな時変にやさしくされたり、やさしい言葉をかけられてもうっとおしくていっそう辛いだけ。わがままな言葉がでても自分ではどうしようもない。直ったあとだと、どうしてあんなに痛かったのだろうと思うんだけど。人間からだがあるから、いつもどこかしら痛かったり、壊れてたり。厄介な生き物だなあ健康でどこも痛くない時は、そのラッキーに感謝!!!!!旅に頭痛はつきもので毎度のことなんだけど、今回のはきつかったあ。 最近おなかの不調が多くて、いろいろ試した結果、これが今のところ一番いいとおもっている「ザ・ガード整腸剤」です。これをチャンと持参してれば苦労なかったのにねえ。
2008年05月10日
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やっと2日めでーす。たかだか二泊三日の旅行をこれだけえんえんとブログネタにする私もなかなかだな。っと。でもいろいろとった写真を記録に残したいじゃないですか。最近は楽天ブログも下書き機能とかできたので、写真アップしながらのコメント書きもしやすくなりました。はい。実は今回の旅行では、京都市中の移動はほとんどタクシーです。もう、電車乗ったり、ちょっとだから、頑張って歩くとか、いつ来るかわからないバスを炎天下にながなが待つなんてそんな余裕はありません。高い新幹線代かけてるのだから、そこから旅行中の一時間あたりの単価を考えると時間の効率を上げるにはいっそタクシーのほうが早い。それにそれほどいろいろ移動するわけじゃないので、かえって安上がりです。レンタカー借りても、目的地で、駐車場を探す手間とか考えるとタクシーが一番いいということになりました。乗り捨て出来るし、目的地のまん前で下りられるし。それに三人だと、ちょっとの距離はバスと値段変わらないんですものね。若い頃はひたすら体力勝負の旅行をしてたけど、もはやそんなことは無理なのでした。二日目に行ったのは、太秦の映画村と、嵐山。最初嵐山に行く予定はなかったのですが、娘が二条城はいいから渡月橋が見たいと言い出したのです。で、まずは、映画村。彼女は去年修学旅行で京都に来たのに、なぜか映画村には来なかったのだそうです。班員の意見があわなかったらしい。映画村って京都の観光地の中でも結構有名だと思うのですけどね。自分が時代劇ファンであることが、人とは違うことに少し遠慮があるみたい。私は高校の時来て以来十数年ぶり。ぜーんぜん覚えてないものですね。でも、当時とはずいぶんかわっているのでしようねえ。きっと。なにしろ入り口の建物の二階三階はレンジャーショーをやるための特設専用に作られてますからね。ゴールデンウィークにこれのためだけに来てる親子も多そうです。今年のレンジャーものは、『ゴーオンジャー』だって。うちの子も小さい時は、この手のショーに行ったものです。なつかしい。さて、入村だーい。 ここはどこ。ヨーロッパ。いえいえ映画村の入り口です。これは、映画の女神様? 江戸の町のセット。本物はすごーく汚くて、ボロボロでほこりだらけなのに、写真にするとなぜこんなにきれいになるのでしよおねえ。こんなきったないのもう作り直せばいいのに、これでよく入場料とってるよなーと思ったのだけど、なにせ、映画村。ようは、撮影できれいに見えればいいってことですよね。 そしてまさに新撰組ブームをひしひしと感じました。かなり新撰組の人気は高まっていると思います。なにせ、新撰組グッズを専門に売るお店もあるし、池田屋もあるし、屯所もあるし。新撰組の隊服を着た役者さんはいるし。新撰組ブームでいろいろ作ったのじゃないかと思われます。屯所の門なんて昔はきっと、南町奉行所だったのだと思いますよ。それがブームで屯所になっちっゃたみたい。ほかにも「誌えい館」の門だけとかもあったし。池田屋も昔はただの旅館だっのでは。 ここで遊女の人たちが商品よろしく買ってねーって並んでたわけだ。でもってまたまた花街。『吉原』。ここは京都なんだけど、映画村は江戸の町のセットなので、これは、『島原』じゃなくてやっぱり、『吉原』なんですよね。吉原になると本当に街の中がほぼ赤い装飾なのですね。赤い壁とか、着物とか、昨日も書いた。けど、そういえば、ブランドのバックなんかも、もともとは高級品なんだけど、日本の女の人たちがこのてのブランドバックみんな必ず持ってるのよね。でもってそれをスーパーの買い物とかに、日常的に使っていて。こうなるともう高級品て感じはしないんだなー。ただの、ミーハーにしか見えない。高級なものをつけても、それを身に着けてる自分自身を高めないと、結局身に付けるものが持ち主の品性で引きずられて下卑ていってしまうのかもとか、考えてしまいます。高級なものを身に着けるだけでは、高貴にはなりえないのですね。 そして、『おいらん道中』です。ディズニーランドのパレードよろしく、中村座から、吉原まで、おいらんの道中を役者さんたちがみせてくれるイベントです。私が日光の映画村で見た時は芝居小屋の中だっけど、これは外なのですね。ゴールデンウィークで混んでたけれど、ディズニーランドほどじゃなかった。これだと普段はほんとにすいてるんだろうね。女の子二人を前に歩かせて、男二人のうち一人が大きな傘をおいらんに指しかけてずーっとゆっくりゆっくり歩いていくのですよね。おいらん役の女優さんはやっぱり土台がいいですね。美人。それから司会、案内役の男性が一人。実際にはこれとどのくらい同じなんだろう。昔、実際においらんだった人は自分のあと、数百年後に自分たちのしてたことを娯楽として演技されて、こんな風にお遊びのネタとして披露されるなんて夢にも思わなかったでしょうね。彼女たちが現代に来てこれを見たらどんな気分になるんだろう。とにかく暑かったです。でもって、ここでカキ氷を食べてからおなかを壊してしまい、よれよれでした。あまりにも体調が悪いのでこのあとの嵐山観光はやめて自分だけタクシーで宿に戻ろうかなあと考えたのだけど、でも、高い新幹線代だして、やっと京都にきたのに、宿で寝てるなんてもったいなさすぎるー悔しいと思って無理やりいってしまいました。でも、嵐山はものすごくいいところだっので、無理して行ってよかったです。だから、明日の記事は嵐山でース。続きます。
2008年05月09日
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昨日の地震はすごかったですね。おかげで寝不足です。すんごーく怖かったです。あんなすごい地震はかなりひさしぶりでした。どきどき。島原も吉原も遊郭。それから、祇園の舞妓さんとか、芸者さんとかって結局何する人たちなんだろうと思っていました。娼婦に近い感じ。吉原は明らかに娼婦街なのですが、それとイメージが似ているので、島原もほぼ同じと思われがちなのですが、島原は、歌や踊りをしこんでそれをお客さんに見せるところ。祇園の舞妓さんも同じようです。わたしとしては、銀座のホステスさんのイメージだったんだけど、ホステスさんたちは、歌とか踊りとかはやらないですよね。昔は今と違って娯楽なんてほとんどない時代。きれいな着飾った踊り子さんの舞をみながら料理とお酒っていうのはかなりの贅沢な娯楽だったのでしょうか。だから、ようするに、今で言うと、アイドル歌手に当たるのかなと思います。テレビで見る歌番組のイメージ。あれに近いのかなと思います。今なら当たり前に簡単に気楽に見てるけど、あれをこの時代に味わうにはとてもお金がかかったのでしょうか。花街とか、遊郭とか、おいらん、太夫、舞妓さんに、芸者さん。時代物の映画なんか見てるとよくでてくるけど、微妙にいろいろちがってて、いろいろ調べるといろんなことが分かります。女の人の人生も今とはずいぶん違ったのかも。昨日書いた角屋さんの赤い壁。高級なもので高級感を出すために使っているうちにいつかそれが下品なイメージに摩り替わっていくっていうのは、なんだか、皮肉だとも思います。これと同じのが、今の時代の着物でしょうか。いまどきは普通の女の人はめったに着物をきないので、きれいにお化粧して着物を着ている人をみると、銀座のホステスさんかなと思ってしまいます。高級感を出すためのイメージ戦略としての着物が逆に水商売独特のものになってしまったんですね。もちろん、お茶お花、日本舞踊なんかをしている普通の人たちだって着物は着てるんですよね。でも、着こなしが微妙に違うんですよね。なんか考えちゃいます。写真が多すぎて一日分すら、記事一つに入らない。昨日の続き行きます。 ここは新撰組発祥の地として、遺跡扱いの壬生村、八木家の前です。新撰組って結局ナンなのと思います。京都の治安を守るために江戸の浪士を雇って京都につれてきた集団らしいです。今で言うと、渋谷のガーディアンエンジェルスなのかしらとか。そのつもりではるばる江戸からきたのに、現地についてみればなんだか話が違う。ってことで困った人たちはとりあえず、この八木家のお屋敷に間借りするわけです。 近藤、土方などの8人と、芹沢鴨ひきいる5人の武士だけが残ってここに寝泊りしていたそうです。本当に普通の民家です。でも、一応八木家は武士の家柄。なんでこんな人たちに部屋を貸すはめになっちっゃたのでしょうね。 八木邸の外観。ホントに普通のおうち。 芹沢鴨が殺されたという八木家の室内です。ほんとにふつうのお部屋。こちら側には奥さんとか、子供が寝ていたのだそうです。で、この隣の部屋で寝ていた芹沢を襲って殺したのが、沖田総司らしいですね。この場所が血だらけになったのかなー。ひとりは逃げ出して、のこりの三人と一緒にいた遊女さんたちも殺されちっゃたのですって。ここも、京都のガイドさんがその時のお話をとても詳しく話してくれました。そして、しかも、たくさんの人たちがすごく熱心に聞き入っていました。新撰組のファンってこんなにいたんですね。娘は学校とかだと、周りに新撰組ファンなんていないので、さびしいし、自分の趣味ってへん、オタクだー、とか、思ってるんだけど、実はこんなにたくさん新撰組ファンているんですよね。NHKのドラマ以来ファンが増えて見に来る人たちがふえて、急遽新撰組関係の名所に気合が入ってる感じです。新撰組の刀傷だーとかいって、うれしそうに写真撮る女の子とか、他にも若い女の子も結構いたのです。娘のお仲間がここにはいっぱい。 新撰組のメンバーの名前の書かれた紙。えっとー。詳しくは、ナンだったかな。 八木邸のすぐとなりが「前川邸」です。ここでも、新撰組が間借りしていたところらしいです。でもここは内部はただのお土産やさんになってました。すでに夕方なので、お店の人が店じまいし始めてます。 山波さんと、遊女明里が最後の別れをした窓とそっくりにつくってある窓。正確にはここじゃないけど、イメージ伝わります。壬生村って京都の真ん中よりやや下の左端辺り。この屯所と島原ってすぐ近くなんです。あるいて少しくらい。新撰組がせっせと通ったのが納得。 でもって壬生寺。こののち新撰組は、自らつくった法度によって自縄自縛となり、時代の激しい変化の中にその道をみさだねかねてしまうのでしょうか。新撰組がらみの名所をいろいろと観光してご機嫌な我が家のお嬢様なのでした。 京都
2008年05月08日
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新幹線チケットトラブルを乗り越えてやってきました。京都。高校の修学旅行以来です。中学も高校も修学旅行は京都だったのに、その当時はぜんぜんうれしくなかった。京都のよさが当時はまるで分かっていませんでした。子供だったのですね。京都駅。さあいよいよ観光です。わくわく。なんかたたずまいがやっぱり違う。しかし、今回京都は真夏のような暑さでした。歩いての行くのもつらかった。途中で見かけた、フランス料理店。建物が素敵だった。とちゅうで見かけたフランス菓子店。すでに閉店してるのでしょうか。普通のお店屋さんにしか見えないのに。一日目にいったのは、西本願寺と、島原、壬生駐屯所あとでした。 新撰組ファンの娘の希望での旅行なので、今回観光したのはほとんど、新撰組がらみのところでした。ファンにはたまらないけど、知らない人にはなにここはーっ?ていう場所ばかりです。新撰組が一時、間借りした西本願寺。新撰組がいたのは、どこだっのでしょうか。もうすでに改修されちゃってるみたい。そういうことなので、今回泊まった民宿も壬生村近辺。歩いて島原までいけるというところなのです。もっとも、計画しwそうなったのではなくて、たまたま偶然なのでしたが。というか、彼女の見たいところを回るのに一番よさそうなところを選んだら、結局そうなったというか。駅から歩いて西本願寺まで。そのあと、歩いて民宿まで。今回朝食だけついて、6300円のところ。何回かのったタクシーの運転手さんにこの宿はどうやって見つけるのかと聞かれました。近辺にはホテルは一軒だけ。結構意外な場所だったようです。なにしろ新幹線代がものすごいので、今回は観光以外は、いっさい贅沢は削り取りました。でも、民宿からすぐのところに銭湯があって、無料券をもらって入りに行きました。銭湯なんて十数年ぶり。子供のころは家にお風呂がなくてよく行きました。懐かしい。今の銭湯は、サウナや、薬草湯、ジャグジーと豪華ですよねー。娘は銭湯なんてはじめてだったのかも。いい経験になったかもしれない。豪華で便利なホテルや旅館ばかりではやはり経験できないものがいっぱいあります。さらに歩いて島原まで。門だけが残っていました。有名な島原。門だけが残っているのでした。すでに残っているのはここの二軒だけ。これが『わちがいや』さん。遊女を斡旋してる置屋さんです。そしてこっちが『角屋』さん。料亭だったそうですが、現在内部は、美術館となっています。置屋さんから遊女さんを呼んで、宴会をするところ。島原は吉原とよく誤解されるけれど、島原では祇園のように歌舞音曲を習わせてお客さんの前でうたったり、踊ったりほさせていたところ。じゃあ、吉原のように女郎のようなことはあったのかなかったのか。京都観光ガイドの方たちがいていろいろと説明してくれましたが、島原って結局女郎さんとしての夜のお相手はあったのかなかったのか、あったとしたら、その場所ってどこなのか。なんだかそのあたりがよくわからない。『風光る』を読んでると、たしかに、時間制限つきで商売していたようなのですが。ガイドさんたちは、そのあたりを否定するような話かた。京都はもっと品のあるところで吉原とは違うということがいいたかったような感じがしました。 壁が赤いのがいかにも花街風なのですが、この花街の赤も実は昔は高貴な家ほど赤い壁で、赤の塗料は高いものだったそうです。その高級感をだすために、料亭などでも、赤い壁だったのが、いつのまにか、花町の赤になっていったのでしょうか。ちょっと以外でした。 今回はカメラをほとんど娘に使われてしまって、私としては、あまりいい写真は取れませんでした。残念。すみやの松の間からみえる庭の景色。この景色をみながら芹沢鴨は、お酒を飲んでよっぱらってこのあと八木邸で殺されたのでした。新撰組記念館。なんだかしまってたので、中は見ませんでした。さらに明日に続きます。
2008年05月07日
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ただいまです。帰ってきました。東京に。 古都とはいえ、京都って都会。当たり前だけど。でも、やっぱり東京とは違う。林立するビル郡のに中にしっかり町屋も残っている。東京だと、都心のビル郡の中に一軒でも一階建ての町屋があると、「いい加減どいたら? 身の程をしれば? ココはもう都心なんだから、空気読めば?じゃまなんだけど。」っていう雰囲気があるんだけど、京都はビルとふつうの町屋の家屋がまざっていても違和感ないような、独特の雰囲気。ビルの続く景色でも、やっぱり東京とは違うなーと思いました。 娘はますます京都のファンになりました。京都に住みたいそうです。京都に住むなら京都の人と結婚すればーと、思いました。だれか、京都の人、娘をお嫁にもらってください。 それにしても今回の旅ほど、トラブルだらけなのは初めてです。いやーもう疲れました。 今回は新幹線なので、JRの「えきねっと」でチケット予約をしたんです。でも、あのサイトってすごく分かりにくいし、不親切。なんとかなんないのですかね。分からないことが多くて、FAQを読んでも、ちっとも書いてないのでした。 そして、当日。出かける直前に、事前に自販機で買っておいた指定席券をみて、気がついたのです。帰りのチケットの発車駅が『東京』であることに…。 え? これはやばい。かなりやばい。京都、東京間の帰りの新幹線を買ったのはいいけど、出発点が東京では帰ってこれない。こんな、こんなひどいボケはものすごーく久しぶりというか、初めてです。 あわてて、パソコンを立ち上げて、えきねっとにつないだけど、もはや買えるかどうか分からない。それでもなんとか、グリーン車の喫煙席なら、まだ取れました。我が家は全員たばこなんてすわないけれど、帰りの三時間弱自由席でずっと立って帰るなんて体力的にもぜったい持たない。背に腹はかえられません。タバコなんていやだけど、グリーン車なんて高いけど、しかたないので、買いました。それでもとにかく席を確保できてよかった。グリーン車なんて始めて。帰りのグリーン車は思ったほどみんなタバコなんてすってなくて、私が見たのは一人だけ。そして、やっぱりなんとなーくゆったりシート。優雅な室内。ぜいたくって素敵だ。 東京駅で、乗れないチケットを払い戻してもらって、新しく予約したチケットとの乗り換え扱いにしてもらえました。よかった。 喫煙車なんて一輌しかないし、それもそこしかないからやむなく乗っている人の方が多いような気がします。でもいい加減全席禁煙にしてもいいんじゃないの?と、思いました。喫煙車両なんて一時間に一本くらいあればいいんじゃないのかとも思いました。タバコなんてこの世からなくなってしまえ。 でも、喫煙車のおかげで空いていたのかも。 新幹線のったのは、20年以上ぶり。久々の贅沢でした。でも、往復で三人で、8万以上。高いですー。我が家にとっては。また行きたいけど、厳しい。他にも二日目にお腹をこわしたり、腰痛が悪化して、腰の右側の激痛に悩んだり、初日は前日の緊張での不眠のせいでひどい頭痛になったり、と、今回体調最悪の中での強行軍のような旅でした。ココまで体調の悪い中での旅は始めて。それでも、頑張って観光しつづけたのでした。 京都旅行記マダマダ続きます。 今回買ったガイドブックはこれでした↑
2008年05月06日
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明日から、二泊三日で京都に行って来ます。漫画『風光る』と、NHKの大河ドラマ『新撰組』で、すっかり、沖田総司と新撰組と時代劇と京都のファンになった娘のたっての願いで、初めての家族での電車旅行でーす。でも、今回大学生になった長男ははじめてのお留守番です。さすがにもう家族旅行はいやなんだって。それに彼は彼でこの連休中いろいろと友達との約束なんかの予定が入り込んだようです。もういい加減親離れ子離れの時期なんでしょうね。ただ、留守中の我が家が心配です。彼がチャンと戸締りしてくれますように。出かける時は、鍵をチャンと閉めていってくれますように。夜はチャンと雨戸を閉めて戸締りして寝てくれますように。火事などにならずにチャンと料理が作れますように。体を壊さずきちんとご飯を食べて健康に過ごしてくれますように。そして、私自身も腰痛の完治していないこの体で、なんとか無事に京都観光を出来ますように。心配がいっぱいだけど、行くしかない。では、行って来ます。
2008年05月02日
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今回の旅行記もこれでさいごです。今回は観光は極力削ったので、観光したのは『星の王子さまミュージーアム』と、『大涌谷』とそして、最後によった『富士屋ホテル』だけです。箱根にはずいぶん何回も行ったけど、ここに行ったのは初めて。いままで別世界だと思ってたし、小さい子連れて入るとこじゃないし。でも、今回は観光なしだし、帰りがけによって、ランチを食べてみようと思ったのでした。行ってみると、メインダイニングは既に予約でいっぱいで、無理だし、だいいち、高いしね。で、ちょっとお茶も30分くらいの順番待ち。なんと、観光客がロビーにうじゃうじゃ。最近は、みんな、観光で来るんですねえ。こういうところ。 とまったグリーンプラザホテルの前庭。花がいっぱいで美しいです。 グリーンホテル正面。ばいばーい。 そして、いよいよあの『富士屋ホテル』なのだ。わくわく。 うちの息子がこれを見てまず、「湯屋じゃん。これ。」と、いいました。ほんとにほんとに。「千と千尋」の湯屋そっくり。これをモデルに書かれたのでしょうか。とにかく『富士屋ホテル』で、一番格式高く美しい『花御殿』なのです。こんなところにとまりたーい。で、うちの娘は「あたし、ココに泊まりたい。ココに将来就職したい!」と、言いました。高いんだよー。素泊まりで、一泊二人で25000円くらいみたいです。つまり食事は別。まさに西洋スタイルをまもってますね。日本のホテルは結局食事つきだし、館内浴衣オーケーがほとんどだもんね。 いやー。それにしても、美しい。すばらしい。ほれぼれ。このすばらしい建物を死守してるんですねえ。 看板です。花御殿の説明が書いてあるらしい。読んでません。面ドーで。 ホテルの正面に駐車。で、下車。あとで、ホテルの人が裏の駐車上に移動したみたい。車の鍵も、おあずかりなのです。しかも、駐車代もとられなかったし、中で食事したかとかの確認もまるでなし。なんか、すごいなーと思った。 前庭もすごい。 横の階段上って前庭を見て、ここから中にはいっちっゃたのです。 フロントもなんか、重厚な和風っぽいような洋風なような。格式高そうですね。でも、この前にあるロビーは、観光客がうじゃうじゃいたんですよ。滞在客がのんびりお茶って雰囲気じゃないですね。 で、メインダイニングはいっぱいだし、カフェもいっぱいだし、こっちなら、軽食ができるということで、地下のレストランにいきました。 軽食とはいえ、どうしてどうして。美しい内装。都内のフレンチレストランと負けてないし、お値段も結構しました。 私が食べたのは、冷製パスタ。カペリーニだったかなあ。これに、サラダとコーヒーがついて3000円。たかいっしょー。子供のたべたチキンカレーだって、二千円前後なんだもの。でも、観光しない分いいかなと思って。だってろくでもない観光用の美術館や博物館でも、入館料場馬鹿にならないお値段だからねえ。最近は。 ベビーリーフとプチトマトのサラダ。 でもってこれが富士屋ホテルのコーヒー。 ホテルのロゴ入りなのだ。 さらに贅沢して、デザートなんかもたべちゃったのだ。木苺のシャーベットでーす。 子供たちはプリン。正統派カスタードプリン。味は普通にカスタードプリンなのだ。クーラーも暑すぎず、寒すぎず。すごく快適でした。あの絶妙の温度管理はどうやるんだろう。こういうところはたいてい寒すぎたりするのにね。で、あとはかえるだけなので、あせる必要もなし。少し時間かかりますよといわれたけど、かまわないので、のんびりいただきました。おいしかった♪ ホテル内の階段。からして、これでもんね。寺社建築というんだそうです。 食後はホテルの裏庭をお散歩。でも、暑かった。お決まりの池と鯉があって。 そのほかには、温室とプール。25mの普通のプールが庭の奥のほうにありまして。しっかり見学してきちゃった。 ちょっと早いけど帰宅です。暑い中観光しても疲れるし。おいしいものもたべたし。帰りに見た東京タワーなのだ。ああ、東京だ、東京だ。あーあ。帰ってきちっゃたよ。がっかり。来年は何処に行こうかなあ。 スナフキン大好き。
2007年08月19日
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写真とったんだから、載せないと。ホテルの隣がロープウェイの姥子駅。歩いて、3分です。とりあえずチェックインして、お部屋でお茶飲んでちょっと休んでから、行きました。姥子駅から一駅で大涌谷駅。 たまたまうまく太陽光線が取れたのです。ロープウェイは今年リニューアルオープン。おっきくてきれいになった。昔はもう数人しか乗れなくて、結構スリリングだったからねえ。上から下までガラスばり。景色がよく見えるし、安定してて、安心して楽しく乗ることができました。 ついたよ。大涌谷に来たのはすんごいひさしぶり。小学生くらいの時に両親に連れてきてもらって以来かな。なつかしー。ダンナもすごいひさしぶりだそうだ。箱根は結婚してからも、何回も来たけど、大涌谷はなぜかこなかった。こんかい、ホテルからちょっとくるのに、ちょうど良かったので、ロープウェイ乗りがてら、来て見たの~。 大涌谷駅です。駅も建て直したみたい。きれいになってた。 駅からちょっくら歩きます。それも、山道。たいしたキョリじゃないんだけど、運動不足の私には結構つらいものが…。この程度でいきあがっちゃうなさけなさ。しくしく。大涌谷駅を眼下にみおろして。わーい。ここまで頑張って登ったのだ。 でもってこれが大涌谷なのだが。昔に比べると勢いがなくなったような気がする。那須塩原もそうだけど。昔ほど、イオウのにおいとかもすごくないし。煙も減ったような気がするし。観光地でいられるのもあと少しか? そうはいっても、大涌谷名物黒玉子は健在なのでした。六個いり一袋で500円也。化学的な説明はよくわからないのだ。 この四角いコンクリートのお風呂で一時間つかってると、黒玉子ができるそうです。しかし、こんな熱い所にどうやって、こんなの作ったんだろう。謎だ。 かんせーい。隣の黒玉子茶屋で売っているのだ。一個食べると寿命が7年のびるんだって。 黒玉子温泉なのだ。熱くては入れん。またまた、ロープウェイにのってホテルまで帰るのだ。快適。
2007年08月17日
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今回泊まったのが、ココ。なんと今回初めて楽天トラベルで予約しちゃったのだ。ネットだけで予約できて便利便利。グリーンプラザホテルでした。ちょっと写真が斜めで失敗してます。しくしく。ロビーの花とシャンデリアです。姥子温泉のあたりです。なんと、ロープウェイの姥子駅がすぐとなり。このあたり一帯、別荘地域なんですね。だから、すごい優雅ですごしやすいところ。高原なので、風が涼しくて気持ちいい。軽井沢のよう。別荘地になっているところってどこも、高地で、夏すずしくて、植生がヨーロッパのようで、エレガントでいいんだよね。そういうところをねらって高級ホテルなんかもあるんだけど。一度泊まってみたかったのです。高原のホテル。たかいところだから、涼しいし。もう下界に降りたくなくなります。向こうには富士山も見渡せて、露天風呂から富士が見られるのが、このホテルの売りらしいです。ホテルから見た富士山です。左の空中部分にうっすらと富士山が見えると思います。まるで空中にういているような幻想的な景色。こんな富士山も珍しい。ちょっとお高かったけれど、今夏は観光は削って、ホテル滞在をメインに、チェックインできる3時から、チェックアウトの11時までぎりぎりいて、ホテル滞在を楽しみました。観光目的だと、朝早くにおきて早々に出て行くお客さんもいるけど、今回は私たちだけでなく、三時前からホテルに来て、11時ぎりぎりまでいたお客さんが結構いて、みんんなのんびりのようでした。うちだけじゃないんだなーと。お夕飯は和食会席で、おいしかった♪ああ。でも、おなか減ってたのかばくばく食べてしまって、写真撮るの忘れちゃったよ。で、露天風呂には、お酒もあって、富士見酒です。おいしかった。食後は、ロビーでコンサートなんかもあって、音楽好きのダンナは二回あったコンサート両方聴いてました。ピアノとバイオリンと、歌。クラシックで、きちんと音楽学校で勉強した人たちみたいでした。三人とも女性で、白いドレス、赤いドレス、黒いドレスでの、演奏。素敵!曲目は、『千の風になって』とか、『夏の思い出』とか、いろいろとみんながよく知ってるポピュラーな曲。バイオリンのナマ演奏聴いたのは初めてかもしれない。バイオリンて、なんで、あれでチャンと曲になるように弾けるのかすごい不思議なんだけど。音楽苦手なんで。とても、いいホテルで、超高級じゃなかったけど、ゆったり楽しくすごせました。ただ、夜、「涼しいところでぐっすり寝たい」という目的とは裏腹に、暴走族が一晩中大きな音をたてて、箱根の山の中の道路を走っていて、その音が、がーきゅきゅきゅきゅきゅって、聞こえるんですね。おかげでぜんぜんゆっくり寝られなかった!もう、箱根には二度と泊まりたくないです。土曜日だったからなのか、お盆休みだったからなのか、本当に明け方の5時くらいまで、ずーっとなんだもの。ろくすっぽ寝られなかった。地元の人たちや、警察や観光協会のひとたちは何してるのかなー。ま、箱根の道路は車好きには格好のレーシングコースみたいだし。でも、あれが夜中箱根中に響いてるって知ってるのかな。なんで、取り締まらないのでしょうね。それとも、取り締まっても取り締まっても、だめなのか。何とかしてほしい。箱根は観光で食べてる所なのに。このままだとお客さんどんどんこなくなるんじゃないのかな。とにかく今後二度と箱根に泊まるのはやめようと思った夜なのでした。あのあと、帰ってきた自宅でぐっすりと寝て、ああ、東京は静かでいいなーと思ったのでした。何のための旅行??????なのでした。
2007年08月16日
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きのうの冗談はさておいて、箱根にいってきました。これはまず東名高速からみえた富士山でーす。御殿場の近くで撮りました。上まですべてまるっとみえてる。すごい。富士山が上まで見えるのって珍しいんだよ。この日はものすごくいい天気で、雲がぜんぜんなかったんです。 でもって、今回いったのが、『星の王子さまミュージーアム』でした。作者のサン・テグジュペリのふるさと、南フランスの町並みを再現してあるのです。すごく素敵でした。もちろん本場にはかなわないけど、日本にいてちょっとフランスを味わえるのもわるくないです。特に南フランスがモチーフになっているのは珍しいんじゃないかな。てことで、つまりきのうの写真はその星の王子さまミュージーアムの中の景色のひとつなのでした。 わお。入り口からして素敵。中はどんなだろう。わくわく♪ でもって、有名な王子さまのいるちっちゃな星の絵を立体で作ってあるのですね。これ。でも、撮る角度を失敗してますね。しくしく。 入り口を入ると早速。こんな風。 どこかの写真クラブがモデルさんをやとって撮影会してました。 何処の大邸宅でろ~~~~?門が星のマークだわ~~。こってるね。 いっぱいとっちゃったので、どんどん行きます。 これも有名なものらしい。街頭に灯りをつけてるところ。 この中はサン・テグジュペリ博物館です。写真とか、いろいろ展示してありました。すずしかったし。 この右にカフェがあって、ちょっとお茶を一杯。休憩できます。 サン・テグジュペリのお部屋。です。 なかにあるレストラン。かなり本格的なようです。お値段もそこそこなかなか。私はここでは食べなかったですけどね。だってここで豪華に食べたら、ホテルの夕食がはいらなくなっちゃうもの~~~。 教会も。かわいい。 中も素敵。ステンドグラス。壁にも星の模様。以上『星の王子さまミュージーアム』でした
2007年08月14日
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ちょっと南フランスまで行ってきました。 プロヴァンスの町並みです。いいですよねー。しかし、どこにいっても日本人がいる…。
2007年08月13日
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二日目に泊まったのが、この葛温泉仙人閣というところです。 私は大体旅行に行くとき地図を見て考えて決めます。最近のガイドブックってあてにならない。ガイドブックに載っているところに行ってみると、まずかったり、想像したほどよくなかったり、結構はずれが多い。どーもあてにならない。 でも、地図を見てて、山の奥のほうの僻地に温泉なんかがあったりすると、地図を見ながらここはいったいどんなところだろうと思い始めるわけです。それでもって、その地図に旅館名まで書いてあったりするとますます気になってくる。地図を作った人がわざわざ旅館の名前まで入れるってことはこれは只者じゃないんじゃないのかなと思うのです。それで、そういうところに行ってみると、これが結構知る人ぞ知る秘湯だったりする。 今回泊まった仙人閣もそうです。二日目は黒部の近くに泊まろうかなと思ってそのあたりの地図を見てたら、高瀬川沿いのなにやら奥まったところに温泉がある。ネットやブログを検索してみると悪くなさそう。 というわけで、行って見ました。なかなかよかっです。なんか、ほんとに温泉ですね。岩風呂なんですよね。ホンモノの。 名前が岩風呂とか言ってるわりに、いざ入ってみると、普通のお風呂に石がいくつか置いてあるだけなんてのじゃなくて、ここのお風呂場は渓谷の岩を持ってきて、そのまま使ったみたいで、すごくでっかい岩がずらずら並んでて、露天風呂ももちろん、岩で出来ています。しかも、男湯と、女湯の仕切りがはじッこの方までないので、うかうかしてると覗かれそうです。あぶないったら、ありゃしない。 そして、さらーに、お料理もよかった。 上品な味ってわけじゃないけど、ただのおばさんの家庭料理でもない。それなりにプロの料理人さんなのかな。すごく手の込んだ手間のかかるお料理がどんどん出てくるのです。それで、最後に蕎麦の実の入ったお蕎麦が温かい状態で出てきます。更に最後のしめが炊き込みご飯でした。だから、そこまではお料理を一品づつありがたく味わう。鮎の塩焼きとか、お刺身とか定番のものも有りましたけどね。それ以外にも馬刺しとか、山菜の天麩羅なんかおいしかった。他にもあったかい状態で出てきた、サトイモの芋饅頭とか、山芋ときのこの蒸し物とか。うーん。上手く表現できませんけどね。まず全部食べ切れません。だってすごい量なんだもの。近年は安めの民宿ばかり泊まっていたので、久々に普通の旅館だったからかな。 でも、ここ、外観はトタン張りの危なそうで汚そうな旅館なのでしたけどね。でも、ほぼ満室みたい立ったから、その世界では有名なのかもしれません。 とにかくご飯がおいしかった。 お勧めです。ただね。建物はトタンばりで余り美しくありません。なんとか維持しているという感じかな。最初ついた時にはダイジョブかなと思ったのです。でも、秘湯を守るために無理に改装したり、新築したりして、豪華旅館なんかにする気はないようです。地道に秘湯を守って行こうということで、だから、その分、とても、お料理に気合が入ったいたし、お風呂も広くて、すばらしいものでした。がんばれ。 日本秘湯を守る会。温泉
2006年08月21日
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久しぶりに今回の旅行では黒部ダムに行きました。長男が一才の時に行ったきりなので、実に十数年ぶり。混むだろうという事で、ロープウェイ、ケーブルカーの類に乗るのは止めました。朝、早めに宿を出まして、それでも既に扇沢の駐車場はいっぱいで、扇沢ロッジに行く途中の横道にとめる事になりました。お盆の時期って、混んでますね。しかも、黒部はすごく寒かった。長いズボンで行くべきでした。 黒部に行くのはこれで三度目。やはり三度も行く価値があるくらい面白いところです。十数年前に行った時は、既に九月で台風も来てて、雨も降ってて、扇沢に向かう渓谷の風景は霧が立ち込めていて、シーンとしていて、厳かで、まさに深山幽谷って雰囲気で、私はほーっと見入ったものでしたが、真夏に来ると、普通にただの夏山なんですね。なあんだ。 それでも、シーズンに行ったおかげで、ダムの放水を見ることが出来ました。シーズンオフだと、まず見られないからね。あーあんなに水流しちゃってもったいない。でも今年は雨よく降ったから、水不足の心配はないのでしょうね。というわけで、ダム湖を遊覧する観光船に乗ろうということで歩いていった。船着場はダムの反対側ですから、ダムをずーってわたっていきます。もっとも、ケーブルに乗るのにも同じですが。 でもね、遊覧船にのっていたら、途中から土砂降り。なぜか、観光で船に乗ってるといつも雨に降られる。既にジンクスになりつつあります。乗船のための整理券をもらうのはぎりぎりで間に合いました。でも、座る事は出来ませんでした。船から見た景色はだだただ山が続くばかり。そんなに面白いかなあ。やっぱり私はロープウェイの方がいいな。 ところで、若い青年二人が、船の座席ですやすや寝てました。せっかく大枚はたいて、観光船に乗って、座席も確保したというのに、この人たちは、疲れてるのか、夜更かしのし過ぎなのか、ほんとにすやすや寝てました。おい、寝るくらいなら、乗るなよ。座席開けろよと、思いましたが、もちろん口には出しません。船の外は土砂降りだったので、こんなくだらない事にむかついてました。せっかく旅にでてのんびりした時間をすごそうとしてるのにね。私の根性なんてこんなものです。 そのあと、黒部ダムの資料館の中で黒部ダムが出来るまでの話をまとめた「くろよん」という短い映画を見ましたら、長男が感動して泣いていたらしい。ふふふ。最近こういうのに弱いんですよ。あとで、プロジェクトXの「黒部ダム」編をビデオやさんで借りてきて見たいものです。それでも、観光でいろんなダムを見たけど、みんな大変な思いでダム作ってたんですよね。感動しちゃうでしょ。私なんか黒部ダムの寒さだけでまいっちっゃたのに、あーんな寒い中で、しかも真冬にトンネル堀の仕事してたのかと思うとほんとすごいなーっと思うわけです。だって、もう水浸しですからね。トンネルって掘ってるはたから水が湧き出て染み出てきますからね。電気はアリガターク使わせていただきたいものです。 よくよく考えれば水力発電て、結構クリーンなエネルギーなんだな。いろいろと、自然破壊がどうとかって批難浴びてるけど、原子力や、ガソリンより、よっぽどまし。こんなに山とか渓谷とか多くて、土地が狭いんだから、日本に一番あった方法だと思います。最近はみんな東京に行っちゃって山は過疎化の一方ですし。ダムって自然破壊かもしれなくて、最近は否定されてるけど、こんな風にかつてたくさんの人たちが大変な思いをして、命まで犠牲にして、つくり続けてきたものなんだ。それなのに、最近はただ、反対ばかりされてて、なんだか、かつて、命がけでダムを作ってきた人たちの思いは功績はどうなるんでしょうね。 今はもう、黒四にしか残っていないトロリーバスはかつては東京にもいっぱい走っていた電気自動車なわけでして、今はもうなくなってしまったけど、今の技術ならもう一度もっと効率のいい使いやすいトロリーバスとか、電気自動車って作れるはずなんじゃないのかなとおもうんだわね。ガソリンと、石油がいろいろと問題を含んでいて、地球温暖化にも影響してるし、もう一度水力発電も考え直したっていいんじゃないのかな。今度は無計画にどんどん作るんじゃなくて、自然環境との兼ね合いをよく考えた上できちんと計画的にやっていくべきではありますが。 中国もね、石油なんかより、あの広大な土地を生かして風力発電とか、考えた方がいいのでは。そんでもってオール電化計画ですね。中国の事は日本に影響するんだから、日本の政府ももっと中国が風力発電とか、ソーラーパワーに注意が行くように仕向けるべきなんじゃないかと思うんだけどね。そんで以って技術協力技術提供ですね。地球全体のことから見てもすごく大事なことですぜ。 なんてことをつれづれ考えてしまったのでした。今回の旅行で泊まった旅館『葛温泉仙人閣』 国内旅行
2006年08月20日
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