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『ムーミン展』にいってきました。東京駅の大丸の中の『大丸ミュージーアム』で、開催されていて、今年のゴールデンウィークは、遠出をする気にもなれず、(だって渋滞がすごそうなんだもの)、さしていきたいところもなく、どうしようかと思っていたら、新聞広告で見つけまして、いってまいりました。トーベヤンソンて、私は、男だとばっかり思っていたのですが、女性だったのですね。ムーミン展ということで、子供連れでいってしまう方がいるかもしれませんが、この展示会は、大人むけのもので、子供が楽しめるようなものは、ありません。会場でも、小さな子があきて、座り込んでいましたが、純粋にヤンソンという画家の作品展です。大丸さんも、広告にそのあたりのことをきちんと、明示したほうがいいのではと、思いました。会場内は、全てムーミンのペンによる原画です。ひとつひとつは、とても小さなもので、子供たちが見てもおもしろくありませんが、絵の好きな大人が見るぶんには、なかなかだとおもいます。会場が広すぎないので、一つ一つを丁寧に見ていっても、それほどたいへんだはありませんでした。そして、会場の中のところどころに、日本の人の作ったムーミンの立体的な作品があり、なかなかおもしろい展示会でした。この連休がどうにも退屈という場合には、ちょっと出かけるにはちょうどいいイベントだったと、思います。作品を見ていくと、初期のムーミンは、小さくて、鼻も細いし、今現在私たちがなじんでいるムーミンとはちがうものです。それが時代をおってみていくと、だんだん変化してきて、今のふっくらしたムーミンになってきます。ちいさなペン画ですが、やはりだんだん作品的にも、洗練されて無駄のないバランスのとれたものになってゆきます。そのあたりの変化をずっとみていけるので、ゆっくり見るには良いと思います。上野のような大々的な宣伝もしていないので、会場内はすいていて、過ごしやすかったです。最後に、ムーミンのお土産グッズがものすごくいっぱい売っていまして、私いろいろ買ってしまいました。キーホルダーやストラップ、タイル、ファイル、などなどです。
2009年05月02日
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友あり。遠方より来る。また、たのしからずや。 夕べの北京五輪開会式。みましたでしょうか。すごかったです。面白かったです。今回はぜったい見逃さないで、ぜったい見たいと思っていたので、きっちり、一時間見ることが出来て、よかったです。 中国四千年の歴史をひしひしと、感じましたね。俺たちの国は、これほどの歴史があるのだぞ。あとからでてきて、ごちゃごちゃ五月蝿いこと、えらそうにいうんじゃないよと、言わんばかりの、中国の歴史のすごさ。私、ひしひと感じました。考えてみると、世界で一番歴史の長い国なんですよね。四千年前からあって、しかも、未だに現役の大国なのは、ほんとにこの国ぐらいですからねえ。日本なんて、せいぜい、二千年ちょっとくらいだし。ヨーロッパや、アメリカは、こういうのみせられて、中国への認識、少しは、変わったのでしょうか。アジアをなめるんじゃないぞー。 今の中国に対して、世界各国がいろいろと、クレームつけて、もめたりしてるけど、その世界にむけて、わが友よ、よくわが国にきたねと。そう言っちゃってる太っ腹さは、すごいですねえ。(でも、毒入り餃子はやめて欲しいが。) 巨大な足跡が、五輪のメインスタジアムまで、歩いてくるような、花火のショーなど、大自然を受け入れるアジアの感性そのもの。日本で言うと、ディダラボッチでしょうか。大自然を巨人として表現してみせるあたりも、すばらしかったです。自然と対決する西洋とは対照的に、自然と共生しているアジアの感性が、世界に伝わっていると、いいなあと、思います。 それにしても、あれだけのもの。さぞやお金がかかってるでしょうねえ。準備も企画も、大変だろうことは、想像仕切れないです。今風の洗練された、ハイテクと、中国のお家芸のような、大集団の一糸乱れぬ踊り。あれほど大勢の人間を使ってのショーなんて、ものすごーい贅沢ですね。テレビ越しとはいえ、これだけのもの、ただで、見せていただけちゃって、わたくし、感動ものでした。 でも、きのうは、五時おきだっので、そのあとは、眠くて眠くて、寝ちゃいましたが。 ああ、たのしかった。ありがとー♪
2008年08月09日
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カメラもって行くのわすれちゃったよ。もう閉幕まで後三日というきのう。やっといってきました。東西線木場駅から歩いて15分くらい。美術館に着くとすでに長蛇の列。40分まちでした。どひゃー。実際にはもう少しはやかったですが。 あのジブリアニメの背景を書いた人です。でも、実際には日本アニメの有名な数々の名作にもかかわっていたのですね。「あしたのジョー」とか、「幻魔大戦」とか、「ユニコ」、「ガンバの冒険」なんかも。 都会のすさんだ町並みや、壊れたビル郡、などから、のどかな自然の山並みまで何でも描けるんですねえ。背景ですから、実際のアニメでは、登場人物に目が行ってしまうし、瞬時に画面がかわっていくので、チラッとしか見ないのだけど、それにもかかわらず、一木一草まで非常に細かく書かれていて、すごいよー。私なんか飽きっぽいから、とってもできないもの。 そういうアニメの背景画が、こうして展示されると一つの芸術作品として、十分鑑賞に堪えうるほどのものをもっているのですねえ。最近はディズニーアニメのセル画なんかも一枚ずつが結構な値段で売られるようになってきたし、世界的にも、アニメの評価が高まっているので、ジブリアニメの背景として、かなりな価値がつきそうです。そのうち、男鹿和雄作品として、世に出回って高額で取引されそうな気配を感じました。ただ、あくまで背景画であって、個人作品ではないので、書いた人のサインとかもないし、どうやって、男鹿作品として。保障されるのか、どこあたりから、価値をつけて、線切りするかは、微妙です。 それと、普通の画家の作品とちがうのは、個人の芸術作品ではなくて、多くの人の手もはいっていること。また、絵をかくコンセプトとして、どういった場面のどんな絵という指示が周りのほかの人間によって要求された上で書かれている絵なんですね。画家個人の作品は最初から最期まで画家本人の意識と思想と要求で描かれる訳だけど、アニメの背景なわけだから、スタッフからどんな場面でどんな風に使うから、こんな雰囲気でこんな色調でと、指定されてかかれていたりすめるわけで。しかも、アニメのためだから、普通の画家に比べてものすごい多作。 でも、それらの状況をのりこえてなお、その精密で緻密で、そして、背景画というだけではない、見事さ。原画ですから、印刷した画集やポスターではわからない発色のよさやナマの絵がもつ迫力なんかも、原画展ならではのものとして、味わうことができます。会場ではほかに、アニメの作り方や背景とセルが重ねられた様子や、ハイレベルの撮影方法の紹介などもありました。最後にアニメーションと、ととろの折り紙がありました。子供向けの企画だったとおもうのですが、会場は平日のこともあり大人の方が多くて、でもってそのだいの大人がみんな必死にととろの折り紙を折ってるんですねー。青、緑、オレンジの三色あったんだけど、一人一枚までなので、私はオレンジのをもらってきました。 これが裏。ほらね。ほんもの。 男鹿和雄氏自身はすでにジブリをやめて独立して、今個人で仕事をされているようです。いくつかのもっと素朴なアニメや絵本などを出版されているようです。 その中で「ねずてん」という絵本が面白そうだったので、しかも、会場の売店で売られていたので、買ってきてしまいました。 そのほかにまっくろくろすけが売っていたので買ってきましたー。 「おーい」 すでに、美術展は日曜までですが、あまりの人気のせいか、夜8時までの会場だそうです。平日でもあの混みようですから、土日は入れないかもね。
2007年09月29日
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『レオナルド・ダ・ヴィンチ-----天才の実像』 実は今日で終りなのです。この美術展。終わりのその日に記事をアップってなに考えてるんでしょうね。いやあ、行こう行こうと思いつつ気がついたら、もう閉幕寸前。気づいたのが金曜日。土日は絶対こみこみで見れっこないので、無理やり金曜日の朝一で、ダッシュでいきました。だって早く行かないと混んじゃうもの~。で、今回の見ものは、かの有名な『受胎告知』です。 処女妊娠でキリストを宿したことを聖母マリアに伝えにきた大天使ガブリエル。やっぱり行列。でも、15分待ちだから、いいほうですね。いやー。混んでた混んでた。だってさあ。国立博物館の一回中央のおっきな部屋にこの作品一点だけが展示してあって、そのまえを右に進み左にすすんでやっと、そこまで。絵の前には、立ち止まってみるなーといわれ、実質5分もいられない。しかも、室内はかなり暗いし、人の熱気でむしむしするし。かつて、かの有名な『モナリザ』が日本に来たとき、子供だったけど、親に連れられて観にいった記憶があります。やっぱりこんな風に展示してあって、ほんのちょっとしかみられなかった。あれと同じ扱いなわけですが。これってほんとにそこまですごい扱いをされるほどの名画なの?よくわからなかった。だって、パリのルーブル美術館に行くと、『モナリザ』って他の画と同じように普通に展示してあって、一時間見てよーが、二時間観てよーがかまわないんだけどね。でも、パリまで行く旅費と手間を考えれば、日本でみられるだけいいんだろうけどね。でもでも、5分じゃ見た気しない。いや三分かも。今日も混んでるだろうなあ。 東京国立博物館です。上野公園の北側にある。このあたり浮浪者が多くてね。今回は浮浪者サンたちのブルーテントがかたされていて、上野公園全体もだいぶきれいになってたけど。上の公園て緑多いけど、意外と下の草の部分がきったないのよね。でもって、修学旅行生が必ずいるんだよね。場合によっては、ディズニーのでっかい袋を持ってたりする。 これを見た後は、第二会場で、ダ・ヴィンチの作品を総合的に研究したものを、展示してあります。でもこれは、ダ・ヴィンチの作品の本物があるわけじゃなくて、学術的な研究が展示されているので、はっきりいって素人には、退屈。よくわかんないし。このてのものは、家でゆっくり本で読んだ方がいいんだけど。ただ、実際にダ・ヴィンチの研究したものを作って展示してあるので、そういうものを立体的に視覚的に見られるのは、悪くないと思う。人力飛行機の実物大模型とか、ブロンズの馬の模型とかいろいろとありましたから。でも、みなさん、熱心に見てはいたけど、とりあえず見たともいえる。このあと、疲れたので、クーラーの利いた休憩室で食べたあんみつがチョーうまかったよん。て、そっちの方が記憶に残ってます。
2007年06月17日
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最近ちょっとブログをさぼりぎみ。なかなか余裕がなくてね。ゲームのせいもあるし。今読んでる漫画は、ブログにするほどでもないし。柿は結構いつまでも硬くて日持ちするので油絵の対象には向いてます。色も明るくて鮮やかでたのしいし。バックをおもいきって、青にしちゃった。補色だからね。あーあ。才能ほしいなあ。昔あこがれた美術学校。でも、やっぱりやめたけど。娘ができて、娘に勧めたけど、やっぱりいぢさなると、二の足をふんでしまう。特殊な学校だからね。こういうのは。普通の学校の美術部にはいったら、上手な子がいた。そのあたりでもうどうでも良くなった。うーん。世の中いくらでも、上にはうえがいるし。でも、こないだ。友達の子が美大に受かったって聞いてうれしかった。ヒトゴトだけど、なんかうれしかった。あったことないんだけど、がんばれよお。
2007年06月16日
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東京ミッドタウンには、美術館が二つあります。サントリー美術館とそして、今回行ったここ。『21-21 DESIGN SIGHT』です。今回みたのはこれ。第一回企画展 深沢直人ディレクション『チョコレート』です。チョコレートでいろんなものを作ってある。入り口です。でもって、中に入ると。横断歩道までチョコレート。この先は撮影禁止なので、すばらしくて、おいしそうな作品をお見せできません。残念。せめて、パンフレットなど。しゃれてます。パンフレットからして。チョコレートでつくった、ライトスタンド。電気つけたら、溶けちゃうじゃん。かなーりみにくいです。が、プレスして作った板チョコの端がエッフェル塔だったりする。ほかにも、チョコレートで作ったさびた釘。ココアがかけてあるのでいかにもうまそう。だった。アーモンドチョコの芽が出ちゃったりして。でも、本物はローストしてあるからね。ありえないけど。板チョコ食べるとき剥がすのめんどーだから、銀紙の変わりに金箔だったりして。剥がさずそのまま食べれます。チョコで出来たつぼ。周りの模様を剥がすとチョコ。とか、いろいろ。んー。いったのがゴールデンウィークだったので、細かいところは忘れたかも。チョコレート色の上履き。チョコレート色のティーシャツ。見終わると、普通の人の茶色のサンダルまで、チョコレートに見えてきたりする。まだまだ会期中なので、行けば見られます。7月29日まで。夏休みに子供といってもいいね。さてこれが美術館の建物の前景ですが。建物の後ろにある十数本のきれいに並んだこの針葉樹は、実は、隣にある区立赤坂小学校の校庭の木なのです。どう見ても、美術館のために植えたように見えるのに、これが見事に借景なのです。隣の敷地にある木をこんなにうまく利用して、近代的な建物をとてもうまく引き立ててある。ミッドタウン全体とその半分を占める公園。その中にある美術館とその後ろの木。いやあ。お見事。写真だとわかんないよね。現場に行って初めてわかる事実です。にくいなあ。 サボテンダーがチョコレートになってる。すげー!!!
2007年05月16日
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モネ展にいきました。国立新美術館です。六本木にあたらしくできた美術館なのです。すごくきれいなんだよ~。隣には政策研究院まである。ここは昔東大の研究所があったところ。すごい近代的なビル。なんかSFの中にいるようです。美術館の方も前面ガラスばりできれいです。しかも広い。同時に三つくらいの展覧会ができる。かなり広いので、見終わるとくたくたです。 モネは「睡蓮」の絵で有名ですが、今回はこれだーって言うのは少なかったかも。でも、彼の初期の作品から始まって、だんだん絵が洗練されて、無駄な書き込みや線や塗りが減っていくのがわかります。日本の浮世絵を見た彼はそれまでの徹底的に書き込んでいく西洋絵画とは違った世界を見つけたのだそうです。晩年は睡蓮の絵ばかりです。筆のあとが残っているのがわかるほど、大雑把な書きぶりなのに、睡蓮の花は、はっきりと立体的に見えるのです。 中期の作品では、彼は、それまでの暗い西洋画とは違う、現実にある光を、絵の中に描こうとしたようです。だから、風景画のほとんどが早朝か夕方の太陽光線が斜めにさしている風景です。建物や山肌がほんのり赤っぽく輝いている。そして、日陰はうす青くて暗い。そんな世界です。油絵って、あんまり絵の具を混ぜると、すぐ暗くて汚い色になりやすい。それなのに、モネの絵は、白絵の具を多用したパステルカラーのやさしい色を基本にした、ふんわりとやさしい色で書かれています。見ていてやさしい気持ちになるような絵です。いかにも日本人受けする感じですね~。美術館の前庭。春なので、花だらけ~♪展覧会は撮影禁止なので、モネの芸術がお見せできないのが残念です~。
2007年04月18日
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画家になりたかったけど、今はもうそういう時代じゃないね。コンピュータグラフィックとか、漫画家とか、ゲーム製作とか、そういうご時勢でしょ。油絵なんか描いててももう売れないよねえ。でも趣味として描くぶんには楽しいです。今でも高校の美術の時間は油絵だもんね。これは昔私が描いた絵だけど、デジカメの写真の取り方が下手です。今はもうめんどくさくてできない。
2007年03月29日
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旧岩崎邸といえばあの三菱財閥の人たちが住んでいたというおうち。すごいぜ。 明治初期に立てられた洋館。上野の不忍池のすぐそばです。前々から一度は見たいと思っていたのです。このてのお屋敷を見るのは好き。庭園美術館も二回いきました。これはかつての宮さまのおうち。 それで、旧岩崎邸ですが、ひろいですよ。敷地が。門から入ってかなり幅の広い坂道をしばらくのぼります。そして入館料を払ってからです。玄関の前にはロータリーもあり。このおやかたができた当時は車なんてないから馬車でここまできたのかな。お屋敷も広いしね。だって玄関に暖炉があって、廊下に暖炉があってもちろん各部屋にも暖炉があって、全部で十五もあるんだそうです。私は真冬に行ったから、寒いだろうなこんな広いお館っておもったんだけど。だって天井たかいでしょ。天井高いと熱はみんな上の方に行っちゃうから寒いんだよね。カリフォルニアならいざしらず。なかなかあったかくならないんだよね。しかも途中から暖炉はマキをやめてガス管通してガスバーナーによる暖房に切り替えたらしいのです。さむいよ。これって。いくら大きなおやしきでもね。寒いんじゃ住み心地悪いと思うよ。夏に見に行ったらぴんとこないけどね。それで岩崎一族はもうこういうところには住むのやめたのかしら。でも、広いから玄関も廊下も暖房入れなきゃいけないんです。光熱費馬鹿にならない。20畳はあるようなひろーい客室。室内全てにひかれたじゅうたん。レースのカーテン。豪華な壁紙。そうそうサンルームがありました。なるほどやっぱり寒いんだ。でも、ここでのーんびり読書したら気持ちよさそうです。そして豪華な中央階段。うーん。こんなすごいおうち。一生住む機会ないな。でも、大変だから住みたくないけど。だってここに住んでたとうの岩崎さんたちもこの館は接客用で実際には隣につなげて作った日本住宅に住んでいたらしい。っていってもこっちの和風住宅もすごかったけど。奥の座敷は十八畳はあったかな。そして床の間だけで四畳はあったもの。それでも、洋館よりは天井が低いし、やっぱり日本人は畳の生活の方がいいみたい。さらに地下室があってそこから離れのビリヤード専用のスイス風の別棟にいけたらしい。いやゴージャスゴージャス。でも、ほんと。私はこんなでかい家すみたくないな。だって掃除大変だし。人を雇うとめんどくさいし。だいいちちょっくらコンビニなんて気楽にいけない。門までが遠いので外出もめんどくさくなりそう。そうすると何日も家の外に出ないなんて、まるでヒッキー。でも、こんな強大なおうちに住んでたら、いくらおこもりしてても、ヒッキーなんて言われなさそう。環境は静かだし、読書進むかもしれませんね。 明治は遠くなりにけり。 そしてこの旧岩崎邸の横の坂がかの有名な「無縁坂」でした。ほー。こんなところに。 そこから車を止めた所まで戻ると、そこがなんと東大のまん前。東京に住んで何十年だけど、東大の敷地に入り込んだのは初めて。建物はりっぱだし、広いし、中まで都バスが入っていくし、都バスの停留所が東大の中にあるらしい。すごい。普通はせいぜい校門の前でしょう。うーん。東大ってすごい。私も東大生になりたーい。こーんなりっぱな大学、一度見たら確かに入りたくなるかも。それにしても確かに立派。いかに税金つぎ込んであるかわかろうというもの。他の大学もみたーい。上野から本郷まで歩いてちょっと。わずか五分くらい。このあたりほんとーに一等地なんだな。
2006年03月04日
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昨日は念願の北斎展へいった。死ぬほど疲れた。おかげで昨日は頭痛にくるしめられて死ぬんじゃないかと思った。頭痛持ちはつらい。 なにしろものすごく混んでいた。私はなるべく早めに行った。10時過ぎに着。でも昼過ぎに会場を出たら入場規制が始まっていて 長蛇の列だった。おおーっ。早く来てよかった。 何しろ全部で500点あるんだよ。いつもなら美術展は30分 長くて一時間で見終わるのに今回は二時間かかった。それでもかなりハイペースで見た。にもかかわらず二時間。まじめに見たらもしかして5時間かかるよ。もうラスト100点はうわのそら。 でも見ましたよー。『富ごく三十六景』です。すばらしかったー。実物はB4程度の大きさ。よくものすごく拡大したポスターあるけど。実物はそんなに大きくない。でもうまい。 北斎はすごい才能をもっている。 ピカソ、ダ・ヴィンチと並ぶ世界三代芸術家の一人だと私は思っている。 彼は多作だ。 19歳から画業の道に入ったらしい。その初期の作品でもすごくうまい。展示会は彼の初期から晩年までの流れで展示されている。最初からチョーうまい。でも年代を追っていくと壮年期あたりからおもわずうなるほどうまくなってくる。よけいな線が極限まで省かれて無駄のない洗練された絵になってくる。「うまい」と思わずうなりたくなってきた。 私が大好きな龍の絵は二作しかなかった。自分のものにしたーい。自分ちに飾りターイ。すばらしーい。 鯉の絵には表情があった。すごい。 有名な『北斎漫画』も見ました。日本が世界に誇ってもいいと思う漫画文化の創始者なんだ。とにかくうまくないといい漫画は描けない。 たしか90才過ぎまで生きていたはず。やっばり画家は長寿だね。 長野県の小布施町にあるお寺 『岩松院』の天井にたくさんの宝石を絵の具代わりにして(たしかこの材料費だけで二億とか、三億とからしい)北斎がかいた鳳凰の絵がある。私は二回 見にいった。すごいよ。 昔 北斎の生涯を描いた映画を見たこともある。絵を描くのはたのしい。あふれるような才能があったらどんなに貧乏でもかまわないと思った。三畳のボロアパート住まいでもかまわないと思っていたことがある。そのあふれてもあふれても尽きることのない才能を 全生涯をかけて北斎は具現化し続けたのだから。 日本が世界に誇る芸術家 北斎すばらしいです。
2005年11月30日
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昨日のつづき。わたしは平日に行ったのですごくすいていて快適だったけど、やはり土日は混むらしい。混んでたらちょっとつらいよな。でも会場内の休憩用の椅子はベンチじゃなくて布製のデッキチェア(正しくはなんて言うんだろう)で、そこに座ってお茶を飲みながら横浜港の海と空を眺めるのはすごく優雅な時間だった。ベンチじゃなくてこんな優雅な椅子を会場内にあんなにいっぱい配置してるなんてすごい。入り口からはアート展示の紅白のたくさんの旗の下を、風の音を聞きながら、横浜の海を眺めながら、歩く。二つの倉庫と中庭をあわせた会場の広さはちょうど良かったと思うし、カフェやドリンクの自動販売機は適当にうまく会場の雰囲気を壊さないところに配置してあった。見終わって疲れたところでちょうど帰りのバスに乗れる場所になっていたし、バスを待つためのシートが作ってあってナイス。でした。帰りのバスで埠頭倉庫内を走る。めったにないチャンスだし。子連れならいい社会見学にもなりそう。会場内の気配りがいいなーと思った。企画した人たちのセンスはすごいね。横浜の町を車で走ったら、道路標識や駐車場その他の案内のボードがすごく見やすくて分かりやすかった。こんなところに行政のよしあしがかいまみえる。千葉県に行く時は県境を越えたとたん、道路の走りにくさにイライラさせられることが多い。つくづく千葉県は行政が悪い。役所に出す書類に「○○市長殿」と書くべきところを「○○市長様」と書いてくるよういってくる、あの「知性も教養もありません」といわんばかりの役所の対応に、絶対千葉には住みたくないと(千葉の人ごめんなさい)思わざるをえない。神奈川のお金持ちは子供を慶應の付属にいれることが多い。だから横国や神大が東大や千葉大に比べていまいちなのかなと昨日車の中で考えてしまった。遊びに来た時までこんなこと考えてるんだからな。まったく。慶應を出た人たちが神奈川の役所に就職してこんなふうに行政に影響するのだろうか。湘南ナンバーはいまだに人気あるしね。↑ちなみにこれはクリスチャン・ラッセンのイルカの絵ですね。トリエンナーレには関係ないけど、クリスチャン・ラッセンは好き。でも、なぜラッセンがこんなにお高くなったんだろう。
2005年11月09日
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今日はだんな様が会社お休みアーンド絶好のいいお天気だったので、横浜のトリエンナーレに行ってきました。「トリエンナーレ」ってなんだ。横浜の山下埠頭の倉庫で行われているアートイベントです。わたしはここ楽天ブログでどなたかのブログで知り、ずっと行きたい!と思っていたのですが、今日は天気もよくおかげですごく楽しめました。で、わたしはこれにモダーンアートというより、「アクティブアート」と名づけてみた。個人的に。勝手に。美術作品といえば普通は「さわらないでください」と必ず書いてあるけど、「トリエンナーレ」は、参加型アートだ。作品の階段をのぼった。光るブランコにものった。卓球台もアートになっていた。子供たちが卓球していた。コミック迷路も遊んだ。鮫の中にも入った。お砂場芸術劇場も見たよ。天使が通る瞬間も覗いた。巨大サッカーゲームもやった。他にもいろいろ。なんか文化祭見たいで、たのしいよー。よく芸術作品をみるとわからないとか作者の意図が読めないとか言うけど、そんなのどうでもいいんだよ。自分がその作品を見て楽しかったり、いい気持になれたり、ずーっとその作品をとっときたいなんて気持になれれば。わたしはあの会場の中にあったブルーのコーンがすごくきにいったの。あれ、欲しい!イベントが終わったら、売ってくれないのかなあ。天気が良かったんで、横浜港の青がすごいきれいだった。たぶん、きっとあれもアートの一部。最後には会場すべてがアートに見えてきちゃった。帰りは会場入り口までのバスに乗った。横浜埠頭倉庫の中を通っていくんだけど、倉庫や建物の色が全てうすいモスグーンの色に統一されててきれいだった。普通ああいうところはけばけばしい色や、ばらばらな色で雑然としているものなんだけど、モスグリーンで統一された倉庫場内はアートのようにすばらしかった。改めて横浜の知性とセンスを感じてしまいました。神奈川県はさすがだ。帰りは当然横浜中華街へ。ここも「トリエンナーレ」に参加している。中華街もアート。だよん。
2005年11月08日
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