inti-solのブログ

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2009.08.17
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大雪山のトムラウシでツアー登山の8人がなくなった遭難事故については、このブログで何回か取り上げましたが、今日の各紙報道によると、あのとき山頂付近でのビバークに使われたテントは、ガイドが持参したものではなかったのだそうです。




偶然見つけたテント、命つないだ トムラウシ山遭難

北海道大雪山系トムラウシ山(2141メートル)で登山ツアーの8人が凍死した遭難事故で、山頂付近で発見されたガイド1人を含む5人(うち2人が死亡)が野営に使ったテントは、登山道整備業者が従業員の宿泊に備えて山中に保管していたものだったことが、道警などへの取材でわかった。ガイドが救助要請などのために山頂付近を歩き回った際、偶然見つけたテントを運んだという。
道警は、このテントがなければ死者はさらに増えていた可能性があるとみている。遭難した日は、下山してトムラウシ温泉に泊まる日程だったことから、ガイドは客を十分に収容できるテントを持っていなかったとみて、装備が十分だったかどうか調べている。16日で事故から1カ月。
ツアーは、大雪山系の尾根づたいの四十数キロを2泊3日で縦走するコース。事故があった7月16日は、ヒサゴ沼の避難小屋から約15キロ歩いて下山する予定だったが、客15人(55~69歳)と男性ガイド3人(32~61歳)のうち客7人とガイド1人が凍死した。
道警によると、遭難翌日の捜索の際、5人が野営に使ったテントを回収した。ガイドの携行品とみられていたが、ガイドは道警に「南沼付近でテントを見つけ、北沼に持ち帰った」と説明。携帯コンロで暖をとったという。その後の調べで、北沼から下山方向に約30分歩いた南沼キャンプ指定地に業者が保管していたものと判明した。業者によると、テントはブルーシートに包まれ、毛布、携帯ガスコンロなどと一緒にあった。全部で3張りあったという。
テントの保管場所の前後では、男性客1人と女性客3人が死亡した。業者は「偶然にもテントが人の命を救うことに役立って良かった。全部使って、全員助かってほしかった」と話している。

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と、いうことは、あのツアーのガイドは、テントはもっていなかった、ということです。同じツアーの別の何人かがツェルト(携帯簡易テント)にくるまって生還しているのですが、そのツェルトも客が持っていたものでガイドが持っていたものではなかったらしい。
あの行程を歩くのに、いくら避難小屋利用が前提だったとしてもテントをもたないというのは理解しがたいです。避難小屋満員とか、遅れた避難小屋までたどり着けないという事態を想定しなかったのだろうか。
客からお金を取って行うツアーとして、あまりにお粗末過ぎたということに尽きるのではないかという気がします。よく今まで同じような事故を起こさなかったものです。

それはともかくとして、あんな場面で山のど真ん中に、テントが転がっていた、というのは逆に言えば奇跡にも近いものがあります。それでも5人のうち2人は亡くなったのですが、生き残った3人だって、もしテントがなかったら・・・・・・・・・。

エゾツツジ
エゾツツジ、富良野岳で撮影。

エゾハクサンイチゲ
エゾハクサンイチゲ、これも富良野岳で撮影。


ヨツバシオガマ?
おそらくヨツバシオガマ、富良野岳で撮影

チングルマ
チングルマの群落、これは知床・羅臼岳で撮影

キバナシャクナゲ
キバナシャクナゲ、羅臼岳で撮影





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最終更新日  2009.08.17 22:18:45
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