inti-solのブログ

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2010.01.30
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テーマ: ニュース(96531)
カテゴリ: 政治
http://www.asahi.com/national/update/0130/TKY201001290525.html

新銀行東京、旧経営陣を提訴 「都庁にも責任」と疑問も
東京都が1400億円を出資し、経営再建中の新銀行東京は29日、経営を悪化させたとして旧経営陣2人に約5億円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。同行は「経営失敗の責任を明確にする必要がある」と説明したが、都庁内部からは「都にも責任があるのではないか」との指摘も出ている。
同行が賠償を求めるのは、2005年の開業時の代表執行役の仁司泰正氏と元代表補佐の丹治幹雄氏。両氏がずさんな審査に基づく融資を続けたため、巨額の焦げ付きが発生し、140億円以上の損害を受けたとしている。
旧経営陣約10人のうち両氏を訴えた理由として、(1)経営責任者だった仁司氏と融資の審査担当だった丹治氏に主な責任があるのは明確(2)両氏の在職中の決裁書類など裁判に提出できる十分な証拠がある、などの点を挙げた。
もともと同行は、貸し渋りに悩む中小零細企業への融資を目的に石原慎太郎知事が2期目の公約に掲げ、都の主導で設立された。巨額の赤字を受けた同行の外部調査では、ずさんな審査による融資が問題視された一方、金融庁の検査では過大な融資目標を設けた都の経営への関与も経営悪化の一因と指摘されている。
石原知事はこれまで、「背任や詐欺に近いような事例がある」などと旧経営陣を批判してきた。29日の記者会見でも「(提訴は)結構なこと」と述べた。
しかし、都幹部の一人は「結局は知事の立場を守るための提訴。都にも多額の都税を投じた責任があるはずだ」と話す。丹治氏は「新銀行と都は我々の責任にして事を収めたいのだろう。法廷で反論したい」としている。
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確かに新銀行東京の元経営陣には問題があったことは事実でしょうが、それ以前に、銀行設立を選挙公約に掲げ、トップダウンで「石原の石原による石原のための銀行」を設立した石原慎太郎には、責任がないのでしょうか。
仁司泰正を代表執行役に据えたのは、他でもない石原慎太郎自身です。そして、それまでの仁司泰正の経歴を見ると、
豊田工機専務取締役
トーメン取締役副社長
豊田通商常勤監査役
・・・・・・・・・銀行家の経験がない。企業の財務の専門家だそうですが、この場合の財務というのは、銀行からお金を借りる立場での財務の専門家という意味でしょう。お金を借りる立場での財務のプロなら、お金を貸す立場のプロにもなれるのか?
そんなはずはない、ということは誰にでもわかる話だと思うのですが。銀行経営の経験がない人物に経営を任せれば、迷走するのは当たり前の話で、そのような人物に経営を任せてしまった者も、責任を免れないでしょう。
どうやら、銀行関係者をトップに据えようとしたら、みんな断られてしまったため、経団連の奥田碩に頼み込んで、トヨタ出身の仁司を推薦してもらったようです。銀行関係者に軒並み逃げられた、という時点で、この銀行の将来性に重大な疑問があったことは明らかです。それでも銀行設立に突っ走った石原が、この問題の最大の責任者でしょう。

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ところで、話はぜんぜん違うのですが、わが相棒は、関西の某銀行に10年以上勤めていたのですが、退職した1ヵ月後にその銀行は破綻、元頭取が逮捕されたそうです。すばやい逃げ足で、沈没船からの脱出成功、というわけです^^
ところが、その相棒は銀行員の時代に外貨取り扱いの担当をしていたのですが、自分自身は外貨預金を持っているのです。1ドル130円くらいの時の外貨預金だから、今はかなりの損。この面では「逃げ遅れ」です。人間、なかなか先を読んでの行動というのは難しいようですね。(しかも、外貨預金は預金保険機構の対象外だから、銀行が破綻したら・・・・・・)





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最終更新日  2010.01.30 10:43:32
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